JP2017094817A - 自動二輪車用電子機器取付構造 - Google Patents
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Abstract
【課題】簡単に着脱可能であり、視認性の向上を図ると共に走行時の振動から電子機器を保護する。【解決手段】自動二輪車の車体フレームの前方に配設されるヘッドパイプの上方に電子機器を取り付けるための自動二輪車用電子機器取付構造であって、前記ヘッドパイプに回動自在に嵌合するステアリングシャフト33の軸方向上端に固定される接続部材41を備え、接続部材41は、電子機器の取付ブラケット50が着脱可能なブラケット着脱部47を備えることを特徴とする。【選択図】図5
Description
本発明は、自動二輪車の車体フレームの前方に配設されるヘッドパイプの上方に電子機器を取り付けるための自動二輪車用電子機器取付構造に関する。
従来、自動二輪車は、ハンドル周辺の運転者から視認し易い位置にスマートフォンやナビゲーション装置等の電子機器を取り付けるための電子機器取付構造を備えていることがある。
従来のこの種の取付構造としては、例えば、特許文献1に記載されているように、ハンドルの回転中心に配置されるステアリングパイプに固定部を取り付け、この固定部にナビゲーション装置を保持するブラケットを取り付け、このブラケットを固定部に対して車両前後方向に移動可能とすると共に、この前後位置によってブラケットの傾斜角度を調節可能とする発明が知られている。
また、特許文献2に記載されているように、ハンドルパイプを固定するハンドルホルダの上方において、このハンドルホルダを固定するボルトによって携帯情報端末を保持する携帯端末ホルダを共締めすることで固定する発明が知られている。
しかしながら、上記した特許文献1に記載の発明では、比較的大型の固定部やブラケットがそれぞれ複数のネジやボルトで固定されている。そのため、スマートフォンやナビゲーション装置等の電子機器をブラケットに保持させない時でも、固定部やブラケットを簡単に取り外すことが難しいため、運転の際にブラケットが邪魔になるという問題がある。
また、固定部に対してブラケットが前後方向に移動可能な構造となっているため、ハンドルを操作する際、ブラケットに保持されている電子機器の移動量が大きくなり、電子機器に対する運転者の視認性を高めることが難しいという問題がある。さらに、自動二輪車が走行中、ブラケットに作用するステアリングシャフトの軸方向の振動を吸収可能な構造となっていないため、この振動によって電子機器がブラケットから脱落したり、損傷したりする虞がある。
一方、上記した特許文献2に記載の発明では、ハンドルホルダを固定する複数のボルトによって携帯端末ホルダを共締めする構造となっている。そのため、携帯情報端末を携帯端末ホルダに取り付けない時でも、携帯端末ホルダを簡単に取り外すことが難しいため、運転の際に携帯端末ホルダが邪魔になるという問題がある。また、自動二輪車が走行中、携帯端末ホルダに作用する操舵軸方向の振動を吸収可能な構造となっていないため、この振動によって電子機器がブラケットから脱落したり、損傷したりする虞がある。
本発明は上記した課題を解決すべくなされたものであり、電子機器を取り付けない場合には簡単に取り外すことができ、視認性の向上を図ることができると共に、走行時の振動から電子機器を保護することのできる自動二輪車用電子機器取付構造を提供することを目的とする。
上記した目的を達成するため、本発明は、自動二輪車の車体フレームの前方に配設されるヘッドパイプの上方に電子機器を取り付けるための自動二輪車用電子機器取付構造であって、前記ヘッドパイプに回動自在に嵌合するステアリングシャフトの軸方向上端に固定される接続部材を備え、該接続部材は、前記電子機器の取付ブラケットが着脱可能なブラケット着脱部を備えることを特徴とする。
この特徴を備えることにより、取付ブラケットを、他の部品に関係なく、接続部材に対して直接且つ簡単に着脱することができ、該着脱作業の簡素化を図ることができる。また、電子機器を使用しない場合には取付ブラケットを簡単に取り外すことができるため、運転時に取付ブラケットが邪魔になる虞がない。また、ステアリングシャフトの軸方向上端に電子機器の取付ブラケットを着脱可能なブラケット着脱部が設けられているため、ハンドル操作時における電子機器の移動量を抑制することができ、視認性を高めることができる。
また、本発明に係る自動二輪車用電子機器取付構造において、前記接続部材は、アッパーブラケットを前記ステアリングシャフトの上端に固定するためのナットであることを特徴とする。
この特徴を備えることにより、部品点数の削減を図ることができると共に、取付ブラケットを取り外した場合でもハンドル周辺のデザイン性を損なうことがない。
また、本発明に係る自動二輪車用電子機器取付構造において、前記取付ブラケットは、前記ステアリングシャフトの軸方向上方に延出するように前記ブラケット着脱部に取り付けられる軸部と、該軸部の軸方向上方において前記電子機器を保持する電子機器保持部と、該電子機器保持部と前記軸部との間において該軸部の軸方向に伸縮可能に設けられる振動吸収部と、を備えることを特徴とする。
この特徴を備えることにより、自動二輪車の走行時の振動やエンジンの振動が取付ブラケットに保持された電子機器に伝達するのを抑制することができるため、これらの振動によって電子機器が取付ブラケットから脱落したり、損傷したりするのを防止することができると共に、電子機器の視認性を向上させることができる。
また、本発明に係る自動二輪車用電子機器取付構造において、前記取付ブラケットは、前記電子機器保持部の前記軸部周りの回転を規制する回転規制部を備えることを特徴とする。
この特徴を備えることにより、取付ブラケットの回転を規制することができるため、電子機器の視認性を向上させることができる。
本発明によれば、電子機器を取り付けない場合には簡単に取り外すことができ、視認性の向上を図ることができると共に、走行時の振動から電子機器を保護することができる等、種々の優れた効果を発揮することができる。
以下、図面を参照しつつ、本発明の実施の形態に係る自動二輪車用電子機器取付構造について説明する。
まず、主に図1及び図2を参照しつつ、本発明の実施の形態に係る電子機器取付構造を備えた自動二輪車について説明する。ここで、図1は自動二輪車を示す右側面図、図2は自動二輪車の前方部分を示す斜視図である。なお、以下の説明において、左右の向きは、便宜上、自動二輪車の進行方向および自動二輪車に搭乗した運転者を基準とする。
自動二輪車1には、骨組を構成する車体フレーム2が設けられ、車体フレーム2の前方から下方にかけて設けられたカウリング3により、車両前部が覆われている。車体フレーム2は、例えばツインチューブ型であり、車体フレーム2の前部上端に配置されたヘッドパイプ4(図4参照)と、ヘッドパイプ4から後下方に向かって延びる左右一対のメインフレーム(図示せず)と、該メインフレームの後部から後上方に向かって延びる左右一対のシートレール6と、を主体として構成されている。
ヘッドパイプ4には、左右一対のフロントフォーク7a,7bが支持されている。フロントフォーク7a,7bの下端には前輪8が軸支され、前輪8の上方を覆うようにフロントフェンダ9が設けられている。フロントフォーク7a,7bの上端にはハンドルバー10が固定され、ハンドルバー10の左右両端部にはハンドルグリップ11が設けられている。ハンドルバー10の中央部前方には、速度、走行距離、燃料残量等を表示する計器22が配置されている。また、フロントフォーク7a,7bの上部前方には、ヘッドランプが収納されたヘッドランプハウジング12が取り付けられている。
前記左右一対のメインフレームの間には燃料タンク13が設けられ、燃料タンク13の下方にはエンジン15が搭載されている。左右一対のメインフレームの後下部にはピボット軸16が架設され、ピボット軸16にはスイングアーム17の前端部が上下方向揺動可能に支持されている。スイングアーム17の後端部には後輪18が軸支され、後輪18の上方を覆うようにリヤフェンダ19が設けられている。また、燃料タンク13の後方には運転者シート20が設けられ、運転者シート20の後上方にタンデムシート21が設けられている。
次に、主に図3及び図4を参照しつつ、本発明の実施の形態に係る電子機器取付構造について説明する。ここで、図3は自動二輪車1のヘッドパイプ周辺の部品を示す分解斜視図、図4は自動二輪車1のヘッドパイプ周辺の部品を示す断面図である。
本発明の実施の形態に係る電子機器取付構造は、ヘッドパイプ4の周辺の部品によって構成され、上下に配設されるアッパーブラケット31及びアンダーブラケット32と、アッパーブラケット31とアンダーブラケット32を連結する円筒形状のステアリングシャフト33と、を備えている。
アッパーブラケット31の左右両端部には上孔部31a,31bがそれぞれ形成され、アンダーブラケット32の左右両端部には上孔部31a,31bに対応する位置に下孔部32a,32bがそれぞれ形成されている。左右のフロントフォーク7a,7b(図2参照)は、それぞれ、上孔部31aと下孔部32a及び上孔部31bと下孔部32bとに挿通されて締付け保持され、アッパーブラケット31及びアンダーブラケット32によって支持される。これにより、ハンドルバー10の操作によるステアリングシャフト33の軸周りの回転(操舵力)が左右のフロントフォーク7a,7bを介して前輪8(図1参照)に伝達されるようになっている。なお、ステアリングシャフト33の軸は、左右のフロントフォーク7a,7bの伸縮方向と平行に配置されている。
ステアリングシャフト33は、その下端部がアンダーブラケット32の中央部に固定され、インナーレース34とアウターレース35とから成るステアリング軸受36を介してヘッドパイプ4に回転自在に嵌合している。インナーレース34はステアリングシャフト33に圧入によって嵌着し、アウターレース35はヘッドパイプ4に固定されている。アウターレース35とインナーレース34との間には、円錐ころ37が組み込まれ、ステアリングシャフト33はヘッドパイプ4に対して円滑に回転できるように支承されている。なお、図3にはステアリング軸受36が1セットしか図示していないが、実際にはヘッドパイプ4の上端と下端にそれぞれステアリング軸受36が配置され、ステアリングシャフト33を回動自在にヘッドパイプ4に軸支している。詳細には、ヘッドパイプ4に下方から挿入したステアリングシャフト33の上端部に下側ナット39を螺着させ、ステアリングシャフト33をステアリング軸受36を介してヘッドパイプ4に取付ける。
アッパーブラケット31の左右方向の中央部には挿通孔38が形成されている。挿通孔38は、前後方向で上孔部31a,31bよりも後側に配置されている。この挿通孔38にはステアリングシャフト33の上端部が挿通可能となっており、ステアリングシャフト33の上端部に形成されたネジ部に接続部材である上側ナット41が締め付け固定さ設けられる。上側ナット41は、扁平な六角筒状部46と、六角筒状部46の上端開口を閉塞するように形成されるブラケット着脱部47と、により構成されている。六角筒状部46の内面は螺刻され、ステアリングシャフト33の上端部に螺着可能に形成されている。ブラケット着脱部47の中心にはネジ孔48が形成され、ネジ孔48の内径はステアリングシャフト33の内径より小さく形成されている。詳細には、六角筒状部46の内面に螺刻されたネジ穴とブラケット着脱部47のネジ孔48は、その中心軸が同軸に形成されている。つまり、ネジ孔48は、ステアリングシャフト33と同軸に配置されている。
これにより、アッパーブラケット31の挿通孔38にヘッドパイプ4に取付けられたステアリングシャフト33の上端部を挿通させ、アッパーブラケット31の下面を下側ナット39に当接させると共に、アッパーブラケット31の上方からワッシャー40を介してステアリングシャフト33に上側ナット41を螺着させることにより、アッパーブラケット31とステアリングシャフト33とが締結されるようになっている。なお、下側ナット39の下部の周りには、ステアリング軸受36を上方から覆うようにダストカバー42やシール部材(図示せず)が固定されている。
また、アッパーブラケット31には挿通孔38の左右両側にハンドルホルダ取付部43a,43bがそれぞれ突設されている。左右のハンドルホルダ取付部43a,43bにハンドルバー10(図2参照)を掛け渡し、各ハンドルホルダ取付部43a,43bに対して上方からハンドルホルダ44a,44b(図2参照)を合致させ、ボルト45で締め付けることによってハンドルバー10はアッパーブラケット31に固定される。ハンドルホルダ取付部43a,43bは、ハンドルバー10が上側ナット41よりも前側に位置する様に挿通孔38よりも前側に配置されており、ハンドルバー10が後述する電子機器の取付ブラケット50と干渉しないようになっている。
次に、図5を参照しつつ、本発明の実施の形態に係る電子機器取付構造の接続部材(上側ナット41)に固定される電子機器の取付ブラケット50について説明する。ここで、図5は接続部材(上側ナット41)に電子機器の取付ブラケット50を固定した状態を示す断面図である。
電子機器の取付ブラケット50は、ステアリングシャフト33の軸方向上方に延出するように上側ナット41のネジ孔48に取り付けられる軸部51と、軸部51の軸方向に沿って伸縮可能に設けられる振動吸収部52と、軸部51の軸方向上方において電子機器を保持可能に形成される電子機器保持部53、を備えて構成されている。
軸部51の下端部には、ネジ孔48に螺入可能なネジ部54が形成されており、これにより、取付ブラケット50は上側ナット41に対して着脱可能となっている。上側ナット41に取付けられた軸部51はステアリングシャフト33と同軸に配置されるので、ハンドルバー10を操作した時の移動量を最少とすることができる。また、軸部51の下端部のネジ部54の外径はステアリングシャフト33の内径より小さく形成されているので、軸部51の下端部はステアリングシャフト33の内部に入り込み、高さを調整することが可能となっている。
振動吸収部52は、軸部51の軸方向に伸縮しステアリングシャフト33と同軸に配置された軸部51の軸方向の振動を主に吸収する装置であって、軸部51の上端に中央部が固定される円板形状の摺動部材55と、摺動部材55を囲繞するように設けられる円筒箱形状のケーシング部材56と、ケーシング部材56の内部に設けられる弾性部材57と、を備えている。
摺動部材55は、ケーシング部材56の内面に沿って上下に摺動可能に形成され、その外周面に上下方向に溝58が形成されている。摺動部材55には、上下に空気が流通可能なように通孔59が形成されている。通孔59の大きさを適宜選択することで、ダンパ効果を調整することができる。
ケーシング部材56は、有天円筒形状の本体部60と、軸部51が貫通し本体部60の下端開口部を閉塞可能に形成される蓋部61と、を備え、蓋部61は本体部60に螺着可能となっている。本体部60の外周内面には、摺動部材55の溝58に対応する位置に摺動方向に沿って延びる突起62が形成され、この突起62は溝58内に配置されて突起62と溝58は係合している。これにより、摺動部材55の上下摺動動作がガイドされると共に、ケーシング部材56が軸部51周りに回転するのを規制する回転規制部として機能するようになっている。また、本体部60の上面60aから上方に突出するように支持部63が設けられている。
弾性部材57は、摺動部材55と本体部60の上面60aとの間に介装される上側スプリング64と、摺動部材55と蓋部61との間に介装される下側スプリング65と、を備えて構成されている。弾性部材57は、摺動部材55に対してケーシング部材56を支持すると共に、軸部51から入力されてケーシング部材56に伝わる振動を吸収する。
電子機器保持部53は、支持部63の上部に枢着され、前後方向の傾斜角度を調節可能に設けられている。電子機器保持部53は、スマートフォンやナビゲーション装置等の電子機器(図示省略)が載置される平板状の載置部64と、載置部64の外周部において上方に突設される複数の係止突起部65と、を備えている。支持部63は、電子機器が載置された載置部64の重心位置付近に枢着される様に設定されている。
上記した構成を備えた本発明の実施の形態に係る電子機器取付構造において、自動二輪車1に取付ブラケット50を取り付けるには、軸部51のネジ部54を接続部材(上側ナット41)のブラケット着脱部47のネジ孔48に螺入して取付ブラケット50の前後左右の向きを調整した上で、固定用ナット66を締め付けて取付ブラケット50を接続部材(上側ナット41)に固定する。その後、電子機器保持部53の載置部64に電子機器を載置し、係止突起部65によって該電子機器を保持させる。
一方、自動二輪車1から取付ブラケット50を取り外す際には、上記した取り付け手順と逆の手順で行うことができる。
このように上記した本発明の実施の形態に係る自動二輪車用電子機器取付構造によれば、取付ブラケット50を、他の部品に関係なく、接続部材(上側ナット41)に対して直接且つ簡単に着脱することができ、該着脱作業の簡素化を図ることができる。また、電子機器を使用しない場合には取付ブラケット50を簡単に取り外すことができるため、運転時に取付ブラケットが邪魔になる虞がない。
また、アッパーブラケット31をステアリングシャフト33に固定するために使用される上側ナット41を取付ブラケット50の接続部材として利用しているため、部品点数の削減を図ることができると共に、取付ブラケット50を取り外した場合でもハンドル周辺のデザイン性を損なうことがない。
また、ステアリングシャフト33の回転中心軸上に設けられる接続部材(上側ナット41)を介して電子機器の取付ブラケット50を取り付けるように構成しているため、ハンドル操作時における電子機器の移動量を抑制することができ、視認性を高めることができる。
また、自動二輪車1の走行時の振動やエンジン15の振動が取付ブラケット50に保持された電子機器に伝達するのを振動吸収部52によって抑制することができる。そのため、これらの振動によって電子機器が取付ブラケット50から脱落したり、損傷したりするのを防止することができると共に、電子機器の視認性を向上させることができる。さらに、振動吸収部52の主な振動吸収方向をフロントフォーク7a,7bの伸縮方向と平行としているので、車両に入力される振動を効果的に吸収し、電子機器の振動を抑制することができる。
なお、接続部材は、上記した上側ナット41の形状や構造に限定されるものではなく、例えば、図6に示すように、上側ナット41を分割して、内面が螺刻されてステアリングシャフト33の上端部に螺着可能に形成され扁平な六角筒状部材71と、六角筒状部材71の上端開口を閉塞するように六角筒状部材71に螺着されるブラケット着脱部材72と、の2部品により構成されていてもよい。こうすることで、ネジ穴を貫通形成することが可能となって、生産性を向上させることができる。また、摺動部材55の外周とケーシング部材56の内面との間に、弾性部材を配置してもよい。この弾性部材によって摺動の抵抗が付与できるとともに、軸部51の軸に対して垂直方向の振動も効果的に吸収することができる。
また、上記した実施の形態の説明では、本発明に係る自動二輪車用電子機器取付構造における好適な実施形態について説明しているため、技術的に好ましい種々の限定を付している場合もあるが、本発明の技術範囲は、特に本発明を限定する記載がない限り、これらの態様に限定されるものではない。
1 自動二輪車
2 車体フレーム
4 ヘッドパイプ
31 アッパーブラケット
33 ステアリングシャフト
41 上側ナット(接続部材)
44a,44b ハンドルホルダ
47 ブラケット着脱部
50 取付ブラケット
51 軸部
52 振動吸収部
53 電子機器保持部
58 溝(回転規制部)
62 突起(回転規制部)
2 車体フレーム
4 ヘッドパイプ
31 アッパーブラケット
33 ステアリングシャフト
41 上側ナット(接続部材)
44a,44b ハンドルホルダ
47 ブラケット着脱部
50 取付ブラケット
51 軸部
52 振動吸収部
53 電子機器保持部
58 溝(回転規制部)
62 突起(回転規制部)
Claims (4)
- 自動二輪車の車体フレームの前方に配設されるヘッドパイプの上方に電子機器を取り付けるための自動二輪車用電子機器取付構造であって、
前記ヘッドパイプに回動自在に嵌合するステアリングシャフトの軸方向上端に固定される接続部材を備え、該接続部材は、前記電子機器の取付ブラケットが着脱可能なブラケット着脱部を備えることを特徴とする自動二輪車用電子機器取付構造。 - 前記接続部材は、アッパーブラケットを前記ステアリングシャフトの上端に固定するためのナットであることを特徴とする請求項1に記載の自動二輪車用電子機器取付構造。
- 前記取付ブラケットは、前記ステアリングシャフトの軸方向上方に延出するように前記ブラケット着脱部に取り付けられる軸部と、該軸部の軸方向上方において前記電子機器を保持する電子機器保持部と、該電子機器保持部と前記軸部との間において該軸部の軸方向に伸縮可能に設けられる振動吸収部と、を備えることを特徴とする請求項1又は2に記載の自動二輪車用電子機器取付構造。
- 前記取付ブラケットは、前記電子機器保持部の前記軸部周りの回転を規制する回転規制部を備えることを特徴とする請求項3に記載の自動二輪車用電子機器取付構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2015227298A JP2017094817A (ja) | 2015-11-20 | 2015-11-20 | 自動二輪車用電子機器取付構造 |
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JP2015227298A JP2017094817A (ja) | 2015-11-20 | 2015-11-20 | 自動二輪車用電子機器取付構造 |
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ID=58803136
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Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN107628161A (zh) * | 2017-09-12 | 2018-01-26 | 牛翠芹 | 一种基于物联网的具有导航功能的共享单车 |
JP7065543B1 (ja) * | 2021-10-14 | 2022-05-12 | 株式会社サイン・ハウス | 可搬型端末保持具用のダンパー |
JP7444917B2 (ja) | 2022-03-30 | 2024-03-06 | 本田技研工業株式会社 | 自動二輪車の防水構造 |
-
2015
- 2015-11-20 JP JP2015227298A patent/JP2017094817A/ja active Pending
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