JP6965072B2 - 自転車及びステム組立体 - Google Patents

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Description

本発明は自転車が有しているハンドルステムに関する。
自転車には、速度や走行距離を表示する表示装置を搭載したものがある。電動アシスト自転車もそのような表示装置を搭載している。電動アシスト自転車においては、表示装置は、速度等に加えて、アシストモードや、バッテリの残量などを表示する。このような表示装置は、一般的には、ハンドルバーに取り付けられる。表示装置の他にも、前照灯や、ナビゲーション装置など種々の装置をハンドルバーに取り付けることが必要とされることがある。ところが、そういった装置を取り付けるための十分なスペースを確保するのが難しい場合がある。特許文献1は、ハンドルバーではなく、ハンドルバーが取り付けられているステムに表示装置を取り付けることを開示している。この構造によれば、より多くの装置をハンドルバーの周りに配置することが可能となる。
中国実用新案第204548374号明細書
ところが、特許文献1では、ステムの下側にハンドルバーが配置され、ステムの上側に表示装置が取り付けられている。そのため、表示装置の位置が高くなり、表示装置とライダーの目との距離が、ライダーが適当と感じる距離よりも短くなるなる可能性がある。
本開示の目的は、表示装置の高さを適切化し、表示装置の視認性を向上できる自転車及び自転車用のステム組立体を提供することにある。
(1)本開示で提案する自転車は、ハンドルバーと、前記ハンドルバーが配置されているハンドルステムと、前記ハンドルステムに取り付けられ、前記ハンドルバーを前記ハンドルステムに固定しているクランプ部材と、前記ハンドルステムから前方に伸びており、前記ハンドルバーより前方に位置している第1取付部を有している部品支持部材と、前記第1取付部に取り付けられている表示装置と、を備えている。この自転車によれば、表示装置の高さを適切化し、表示装置の視認性を向上できる。
(2)(1)の自転車において、前記部品支持部材は、前記表示装置とは異なる部品又は装置を搭載するために利用される部分を有してもよい。これによれば、ハンドルバーの周りに配置される部品や装置のレイアウトを簡素化できる。ここで、前記表示装置とは異なる部品又は装置とは、例えば、ライダーが操作するボタンやレバーなどを有する操作装置や、前照灯、光を反射する反射板、ケーブル、ライダーが所有する携帯端末装置などである。
(3)(2)の自転車において、前記表示装置とは異なる前記装置は前照灯であり、前記部品支持部材は、自転車への搭載に利用される前記部分として、前記前照灯が取り付けられる第2取付部を有してもよい。
(4)(2)の自転車において、前記表示装置とは異なる前記装置は、ライダーが操作する操作装置であり、前記部品支持部材は、自転車への搭載に利用される前記部分として、前記操作装置が取り付けられる第2取付部を有してもよい。
(5)(2)の自転車において、前記部品支持部は、ケーブルが通されるケーブル通路を規定するガイド部を有してもよい。これによれば、ハンドルバーの周囲に配置されるケーブルのレイアウトを簡素化できる。
(6)(5)の自転車において、前記部品支持部材は、前記ハンドルステムとは別個に形成され、前記ハンドルステムに取り付けられている部品であり、前記ケーブル通路は前記ガイド部と前記ハンドルステムとによって規定されてもよい。これによると、1つの部材でケーブル通路を形成する場合に比して、ケーブル通路を規定する壁部(ケーブルの外周を囲む壁部)を形成することが容易となる。
(7)(5)の自転車において、前記ケーブル通路は前記ハンドルステムの下方に位置してもよい。これによれば、ケーブルをハンドルステムで覆うことができ、それらのケーブルが目立つことをハンドルステムによって抑えることができる。
(8)(2)の自転車において、前記ハンドルバーは左右方向に伸びている部分を有し、前記部品支持部材は、自転車への搭載に利用される前記部分として、前記表示装置とは異なる前記部品又は前記装置が取り付けられる少なくとも1つの第2取付部を有してもよい。そして、前記第2取付部は左右方向に伸びてもよい。これによれば、ハンドルバーに取り付けることができるように構成された装置を、第2取付部に取り付けることができる。その結果、ハンドルバーの周りに搭載する部品又は装置の数を増すことができる。
(9)(8)の自転車において、前記部品支持部材は、前記少なくとも1つの第2取付部として、平面視において前記ハンドルステムの右方向に位置する右第2取付部と、平面視において前記ハンドルステムの左方向に位置する左第2取付部とを有してもよい。
(10)(8)の自転車において、前記少なくとも1つの第2取付部は、前記ハンドルバーの中心線よりも後方に位置してもよい。これによれば、第2取付部に取り付けられる操作装置を、例えば親指で操作することができるようになる。
(11)(10)の自転車において、前記少なくとも1つの第2取付部は、側面視において、前記ハンドルバーの中心線よりも下方に位置してもよい。これによれば、第2取付部に取り付けられる操作装置を親指で操作することが容易となる。
(12)(1)の自転車において、前記部品支持部材は、前記ハンドルステムとは別個に形成され、前記ハンドルステムに取り付けられている部品であってもよい。これによれば、部品支持部材の形状について自由度を増すことができる。
(13)(12)の自転車において、前記部品支持部材は、前記ハンドルステムの下方に配置され前記ハンドルステムに取り付けられている連結部を含んでもよい。これによれば、部品支持部が目立つことを抑えることができる。
(14)(1)の自転車において、前記ハンドルステムの前面は、後方且つ上方に向かって斜めに伸びており、前記ハンドルバーが配置される受け部が形成されている斜面を含み、前記表示装置は前記受け部の前方に位置してもよい。これによれば、ハンドルバーと表示装置との前後方向でのクリアランスを低減できる。
(15)(14)の自転車において、前記表示装置は、その後面に、コネクタを有してもよい。
(16)本開示で提案するステム組立体は、ハンドルバーが配置されるハンドルステムと、前記ハンドルステムに取り付けられ、前記ハンドルバーを前記ハンドルステムに固定しているクランプ部材と、前記ハンドルステムから前方に伸びている部品支持部材とを備え、前記部品支持部材は、前記ハンドルバーより前方に位置している、表示装置を取り付けるための取付部を有している。このステム組立体によれば、表示装置の高さを適切化し、表示装置の視認性を向上できる。
本開示で提案する自転車の一例を示す側面図である。 図1に示す自転車が有しているハンドルステム及びハンドルステムに取り付けられている部品を含むステム組立体を示す側面図である。この図では、表示装置はカバーによって覆われている。 ステム組立体の分解斜視図である。 ステム組立体の側面図である。この図においては、携帯端末装置が描かれている。 ステム組立体を示す側面図である。この図においては、操作装置が描かれている。 ステム組立体の平面図である。この図において、前照灯は取り外されている。 ステム組立体の正面図である。この図においても、前照灯は取り外されている。 ステム組立体の底面図である。 ハンドルステムと部品支持部材の分解斜視図である。 図5に示すX−X線での断面図である。
以下において、本開示で提案する自転車及びステム組立体の例を説明する。本明細書では、自転車の一例として、乗員がペダルをこぐ動作を電動モータで補助する電動アシスト自転車を説明する。本発明は、電動モータを備えていない自転車に適用されてもよい。また、自転車の種類(例えば、オンロードタイプやオフロードタイプなど)は、特に限定されない。
また、図1乃至図9において、Y1及びY2が示す方向をそれぞれ前方及び後方と称し、Z1及びZ2が示す方向をそれぞれ上方及び下方と称する。X1及びX2が示す方向をそれぞれ右方及び左方と称する。
[自転車の全体構成]
図1に示すように、自転車1は前輪2と後輪3とを有している。また、自転車1はクランク4と、クランク4の両端に取り付けられているペダル4aと、変速装置7を含んでいる。変速装置7は、クランク4と同軸に配置される複数のギアを含む前変速機構7fと、。後輪3と同軸に配置される複数のギアを含む後変速機構7bとを含んでいる。前変速機構7fと後変速機構7bはチェーン8を介して接続されている。さらに、自転車1は、乗員がペダル4aをこぐ動作を補助する電動モータ9を有している。乗員がペダル4aに加えた踏力と電動モータ9のアシスト力の双方が合成されて、後輪3に伝えられる。自転車1のフレーム10には電動モータ9に供給する電力を蓄えるバッテリ11が取り付けられている。
自転車1の構成は、ここで示す例に限られない。例えば、自転車1は電動モータ9やバッテリ11を有していなくてもよい。また、自転車1は2つのディレイラー7f、7rのうち一方を有していなくてもよいし、双方を有していなくてもよい。また、自転車1はチェーン8に代えて、ベルトやシャフトを有してもよい。
前輪2は、フロントフォーク6と、フロントフォーク6の上部に接続しているステアリングコラム6a(図2参照)と、ハンドルステム21とを介してハンドルバー20と連結されている。ハンドルバー20には、ブレーキレバー20aや、変速装置7を操作するための変速レバー(不図示)などが取り付けられている。
[ハンドルバー及びハンドルステム]
ハンドルステム21はステアリングコラム6aの上端から前方に伸びている。より詳細には、ハンドルステム21は前方且つ上方に斜めに伸びている。図3に示すように、ハンドルステム21の基部にはステアリングコラム6aが挿入される穴21aが形成されている。ハンドルステム21は、金属によって一体的に形成された部材である。
図3に示すように、ハンドルステム21には、ハンドルバー20が配置される受け部21bが形成されている。受け部21bは、ハンドルバー20の外周面に合わせて半筒状に湾曲した内面を有する凹部である。受け部21bはハンドルステム21の前面21cに形成されている。自転車1の例では、前面21cはハンドルステム21の延伸方向(図4において、D2の示す方向)に対して傾斜している。詳細には、前面21cは後方且つ上方に伸びるように傾斜している。後において詳説するように、前面21cのこの傾斜によって、ハンドルステム21や表示装置41などを含むステム組立体Hの前後方向での長さを低減できている。
図3に示すように、ステム組立体Hは、ハンドルバー20をハンドルステム21に固定するクランプ部材22を有している。クランプ部材22はハンドルステム21とは別個に形成された部材であり、螺子やボルトなどの固定具を利用して、ハンドルステム21に取り付けられている。ハンドルバー20がクランプ部材22と受け部21bとの間に挟まれた状態で、クランプ部材22は前面21cに取り付けられている。自転車1の例では、クランプ部材22は、側面視において、ハンドルバー20の外周面に合わせて円弧状に湾曲した部品である(図4参照)。ハンドルバー20は、左右方向において並ぶ2つのクランプ部材22によってハンドルステム21に固定されている(図3参照)。この2つのクランプ部材22は、互いに繋がっている1つの部材であってもよい。
ハンドルバー20のハンドルステム21への取付構造は、自転車1の例に限られない。例えば、ハンドルステム21の前面21cは傾斜していなくてもよい。すなわち、ハンドルバー20が配置される受け部21bは、ハンドルステム21の上面21d(ハンドルステム21の延伸方向と実質的に平行な面)に形成されたり、ハンドルステム21の延伸方向に対して実質的に直交する前面に形成されてもよい。
[部品支持部材]
図4に示すように、ステム組立体Hは、ハンドルステム21から前方に伸びている部品支持部材30を有している。部品支持部材30には、自転車1の部品が取り付けられる取付部が形成されている。具体的には、自転車1は、その部品として、表示装置41を有しており、部品支持部材30は、表示装置41が取り付けられている取付部31を有している(以下では、取付部31を「表示装置取付部」と称する。)。表示装置取付部31は表示装置41の下面に沿って配置されている。自転車1は表示装置41を覆うカバー61、62を有している(図2参照)。
部品支持部材30は、表示装置41とは異なる部品又は装置を自転車1に搭載するのに利用される部分を、さらに含んでいる。より具体的には、部品支持部材30は、複数の取付部32、33A、33B(図3参照)と、ケーブル43、44が配置される通路を規定するケーブルガイド部35(図7参照)とを有している。取付部32、33A、33Bには、例えば、前照灯45(図4参照)や、操作装置51(図6参照)、ライダーが所有する装置(例えば、携帯端末装置52(図6参照、例えば、スマートフォンや、GPS受信機))が取り付けられる。これによると、ハンドルバー20の周囲に配置される部品や装置の位置を部品支持部材30に集約できるので、部品や装置のレイアウトが簡素化される。取付部32、33A、33Bとケーブルガイド部35とについては、後において詳説する。
[表示装置及びその取付部]
表示装置41は、例えば、車速や、走行距離、バッテリ11の残量、電動モータ9によるアシストが可能な残りの距離などを表示する。表示装置41は、自転車1が備えているセンサから入力される情報に基づいて、表示装置41に表示する情報を計算するマイクロプロセッサを内蔵してもよい。また、表示装置41は、例えば表示装置41に表示する情報を切り替えるためのボタン41b、41cを有してもよい。ボタン41b、41cは、表示装置41の上面41dの後部に位置している(図6参照)。
表示装置取付部31は、ハンドルバー20よりも前方に位置している。より詳細には、ハンドルバー20はハンドルステム21の受け部21bの内側に配置された部分を有し、表示装置取付部31は、その部分よりも前方に位置している(以下では、ハンドルバー20においてハンドルステム21の受け部21bの内側に配置された部分をハンドルバー中心部20bと称する。)。その結果、表示装置41はハンドルバー中心部20bよりも前方に位置している。部品支持部材30のこの構造によると、表示装置41の高さを適切化できる。例えばハンドルステムの上側に表示装置が配置される従来の構造に比して、表示装置41の位置を低くできる。その結果、表示装置41とライダーの目との距離を、ライダーが適当と感じる距離に設定できる。また、表示装置41がハンドルバー20よりも前方に位置するので、ライダーが表示装置41を見るときに、視線を動かす角度が小さくなり、表示装置41の視認性を向上できる。
図4及び図6に示すように、表示装置41は、ハンドルステム21に対してその延伸方向(図4において、D2の方向)に位置している。表示装置41のこの配置によると、表示装置41のボタン41b、41cとハンドルバー20との距離を小さくできる。その結果、ハンドルバー20を握りながらボタン41b、41cを操作することがライダーにとって容易となる。
図4に示すように、自転車1の例では、表示装置41の上面41dの位置は、ハンドルステム21の延伸方向に対して直交する方向(図4においてD1の方向)において、ハンドルステム21の上面21dよりも低い。また、表示装置41の上面41dの位置は、D1の方向において、ハンドルバー20の上端を通る直線L1よりも高い。その結果、ハンドルバー20を握りながらボタン41b、41cを操作することが、ライダーにとってさらに容易となる。
表示装置41の位置は、自転車1の例に限られない。例えば、表示装置41の一部又は全部の位置は、ハンドルステム21の上面21dよりも高くてもよい。他の例では、表示装置41の一部又は全部は、ハンドルバー20の上端を通る直線L1よりも低くてもよい。さらに他の例では、表示装置41の位置は、ハンドルステム21に対して左右方向においてずれていてもよい。
図8に示すように、表示装置取付部31は、左右方向における表示装置41の中心C1に対して右方向又は左方向にずれて配置されている。この配置によると、表示装置41の下方に得られるスペースに他の部品を配置することが容易となる。自転車1の例では、表示装置41の下方に、表示装置41に接続されるケーブル43、44が配置されている。ケーブル43、44は表示装置41の下面に接続されている。
図3に示すように、自転車1の例では、表示装置41は、その4つの角のそれぞれに、取付穴41aを有している。表示装置41は4つの取付穴41aのうちの一部だけを利用して、表示装置取付部31に取り付けられている。より詳細には、表示装置41は、左側の2つの取付穴41aだけを利用して、表示装置取付部31に取り付けられている。表示装置取付部31の前端と後端とには、取付穴31aが形成されている。表示装置41は、取付穴41a、31aに差し込まれる螺子で表示装置取付部31に取り付けられている。表示装置取付部31は、その下側に、表示装置取付部31を補強するためのリブ31bを有している。
表示装置41の表示装置取付部31への取付構造は、自転車1の例に限られない。例えば、表示装置41は表示装置取付部31に対して脱着可能であってもよい。例えば、部品支持部材30は表示装置41に引っかかる係合部を有してもよい。そして、この係合部と表示装置41との係合を解消することによって、部品支持部材30は表示装置41から取り外し可能であってもよい。表示装置41と部品支持部材30とのうち一方には、部品支持部材30の係合部と表示装置41との係合を解消するためにユーザが操作する操作部を有してもよい。
[部品支持部材とハンドルステムとの連結構造]
図3に示すように、部品支持部材30はハンドルステム21とは別個に形成された部品である。部品支持部材30は例えば金属で一体的に形成され、ハンドルステム21は、部品支持部材30とは別個に、金属で形成されている。部品支持部材30は、螺子やボルトなどの固定具を利用してハンドルステム21に取り付けられている。こうすることで、部品支持部材30の形状について自由度を増すことができる。例えば、上述したケーブルガイド部35などの部位を部品支持部材30に形成することが容易となる。部品支持部材30は、それぞれが一体的に形成された複数の部品で構成されてもよい。自転車1の例では、部品支持部材30は補助取付部(第2取付部)33A、33Bを有している。補助取付部33A、33Bは、表示装置取付部31とは別個に形成された部分である(図9参照)。自転車1の例とは異なり、補助取付部33A、33Bは部品支持部材30の他の部分と一体的に形成されてもよい。部品支持部材30は、補助取付部33A、33Bとは異なる機能部分で分割されていてもよい。例えば連結部34と後延伸部36が一体的に形成され、表示装置取付部31と前照灯取付部32とは別個に形成されてもよい。この場合、表示装置取付部31と前照灯取付部32は一体的に形成されてもよいし、別個に形成されてもよい。つまり、部品支持部材30は、機能部分毎に、別個に形成されてもよい。すなわち、部品支持部材30は3の部分に分割可能であってもよい。3つの部分のそれぞれが機能部品として使われてもよいし、3つの部分が互いに締結されてもよい。
なお、部品支持部材30を利用することなく、自転車1の部品や装置が取り付けられる取付部を例えばクランプ部材22に形成した場合、部品の調整・修理のためにクランプ部材22を外すと、ハンドルバー20の角度が変化してしまう。ところが、自転車1の例においては、ハンドルステム21に部品支持部材30が取り付けられているので、ハンドルバー20の角度変化を生じさせることなく、部品支持部材30をハンドルステム21から外すことができる。
なお、部品支持部材30とハンドルステム21との取り付けには、螺子やボルトではなく、溶接が利用されてもよい。さらに他の例として、部品支持部材30はハンドルステム21と一体的に形成されてもよい。すなわち、部品支持部材30とハンドルステム21は1つの型で形成されてもよい。
自転車1の例では、図3及び図5に示すように、部品支持部材30は、その基部に、ハンドルステム21に取り付けられている連結部34を有している。連結部34はハンドルステム21の下方に位置し、ハンドルステム21に取り付けられている。連結部34のこの配置によると、連結部34がハンドルステム21によって隠れるので、連結部34がライダーの操作にとって邪魔になることを、防ぐことができる。部品支持部材30(具体的には、表示装置取付部31)は、連結部34からハンドルバー20の位置を超えて前方に伸びている。表示装置取付部31の位置は、連結部34よりも高い。
図9に示すように、ハンドルステム21は、その下部に、部品支持部材30の連結部34が取り付けられる連結部21eを有している。連結部34と連結部21eは左右方向において並び(図8参照)、互いに固定されている。連結部34と連結部21eは互いに接している。この固定構造によると、左右方向における表示装置41の位置を、連結部34と連結部21eとによって(より詳細には、互いに接するそれらの側面によって)規定できる。その結果、左右方向における表示装置41の位置の精度を向上できる。
図3に示すように、自転車1の例では、ハンドルステム21の連結部21eは、ハンドルステム21の下面から下方に突出し且つ前後方向において伸びている壁状である。部品支持部材30の連結部34は連結部21eの側面に沿って配置されている。連結部34と連結部21eは、それらに形成された取付穴に差し込まれる螺子23(図3及び図5参照)によって、互いに固定されている。
連結部34と連結部21eとの固定構造は、自転車1の例に限られない。例えば、連結部34と連結部21eは上下方向において互いに重なるように配置されてもよい。そして、連結部34と連結部21eは、それらの下側から差し込まれる螺子によって、互いに固定されてもよい。さらに他の例では、連結部34と連結部21eは、前後方向において並ぶように配置されてもよい。そして、連結部34と連結部21eは、それらの前側又は後側から差し込まれる螺子によって、互いに固定されてもよい。
[前照灯及びその取付部]
図3に示すように、部品支持部材30は前照灯45が取り付けられる前照灯取付部32を有している。前照灯45は自転車1の前方に光を照射する前照灯である。図5に示すように、前照灯取付部32は、側面視において、表示装置取付部31より下方に位置している。また、前照灯取付部32は、側面視において、表示装置取付部31の前端よりも後方に位置している。そして、前照灯45は表示装置41の下方に位置している。
前照灯45のこの配置によれば、例えば、前照灯45が表示装置41よりも前方に配置される構造に比して、ステム組立体Hの前後方向での長さを低減できる。また、例えば前照灯45が表示装置41よりも前方に配置される構造に比して、ライダーの足に近い位置を前照灯45で照らすことができる。
自転車1の例では、前照灯45と表示装置41の双方はハンドルバー20の左右方向における中心C1に位置しており、前照灯45は表示装置41の直下に配置されている。前照灯45の前端45bは表示装置41の前端よりも後方に位置している。前照灯45と前照灯取付部32は、それらに左右方向における外側から差し込まれるボルト46によって互いに固定されている。
[補助取付部]
ハンドルバー20は、ハンドルバー中心部20bから右方向に伸びている部分と、ハンドルバー中心部20bから左方向に伸びている部分とを有している。図6に示すように、部品支持部材30は補助取付部33A、33Bを有している。補助取付部33A、33Bは右方向又は左方向に伸びており、自転車1が有している装置やライダーが所有する装置のための所謂止まり木(perch)状の形態を構成している。この構造によると、ハンドルバー20に取り付けることができるように構成された装置を、補助取付部33A、33Bに取り付けることができる。その結果、ハンドルバー20の周囲に搭載する装置を増やすことができる。ここで、「装置」とは、自転車1の部品(例えば、操作装置51)であってもよいし、自転車1の部品ではない装置(例えば、ライダーが所有する携帯端末装置52)でもよい。自転車1の例では、部品支持部材30は2つの補助取付部33A、33Bを有している。補助取付部33A、33Bの数は2つに限られない。すなわち、部品支持部材30は補助取付部33A、33Bのうち一方だけを有してもよいし、3つ以上の補助取付部を有してもよい。
補助取付部33A、33Bの断面形状は、好ましくは、ハンドルバー20の断面形状と同じである。より具体的には、それらの断面形状は円形である。補助取付部33A、33Bは円柱状である。補助取付部33A、33Bの直径はハンドルバー中心部20bの直径と同じでもよいし、ハンドルバー20の直径とは異なっていてもよい。自転車1の例では、図5及び図4に示されるように、補助取付部33A、33Bの直径R1はハンドルバー中心部20bの直径よりも小さい。
図4及び図5に示すように、補助取付部33A、33Bは連結部34より後方に位置している。したがって、部品支持部材30は、上述した表示装置取付部31と補助取付部33A、33Bとの間の部分(連結部34)でハンドルステム21に固定されている。これによると、部品支持部材30に作用する荷重を、連結部34の前側と後側との間でバランスさせることができる。
図4及び図5に示すように、部品支持部材30は、連結部34よりも後方に伸びている後延伸部36を有している。補助取付部33A,33Bは後延伸部36から左方向と右方向とにそれぞれ突出し、図6に示すように、平面視においてハンドルステム21の側面よりも左右方向での外側に位置している。すなわち、左の補助取付部33Aはハンドルステム21の左側面21gよりも左方向に位置し、右の補助取付部33Bはハンドルステム21の右側面21hよりも右方向に位置している。補助取付部33A、33Bのこの配置によると、装置を簡単に補助取付部33A、33Bに取り付けることができる。補助取付部33A、33Bは、側面視において、ハンドルステム21の下方に位置している。後述するように、自転車1の例では、補助取付部33A、33Bは後延伸部36に対して脱着可能となっている。
図5に示すように、補助取付部33Aは、ハンドルバー中心部20bの中心線C2よりも後方に位置している。(ここでハンドルバー中心部20bの中心線C2は、中心部20bと平行で且つ中心部20bの中心を通る直線である。)また、補助取付部33Aは、ハンドルバー中心部20bの中心線C2よりも下方に位置している。ライダーが指で操作するための上述した操作装置51は補助取付部33Aに取り付けられている。補助取付部33A及び操作装置51のこの配置によると、ライダーは自転車1の運転中に操作装置51をスムーズに操作できる。ライダーは、例えばハンドルバー20に手を載せた状態で、操作装置51を親指で操作できる。
自転車1の例では、補助取付部33Aは、ハンドルバー中心部20bの全体よりも後方且つ下方に位置している。言い換えれば、補助取付部33Aは、ハンドルステム21に形成された受け部21bよりも後方且つ下方に位置している。ハンドルバー20はハンドルステム21の斜面(前面21c)に配置されている。補助取付部33Aは、この斜面の下方に位置している。また、補助取付部33Aは、前照灯32の後方に位置している。
操作装置51は、例えば電動モータ9を制御しているコントローラ(不図示)に制御モードの切り替え指示を入力するためのスイッチ装置である。ライダーは操作装置51を操作することによって、アシスト力を3段階(強アシストモード、中アシストモード、弱アシストモード)で切り替えることができる。操作装置51の機能は、これに限られない。図5及び図6に示すように、操作装置51は、その下部に、環状部51cを有している。環状部51cが補助取付部33Aに嵌められることによって、操作装置51は補助取付部33Aに取り付けられている。
操作装置51は、その上面に、ボタン51a、51bを有している。図5に示すように、ボタン51a、51bはハンドルバー中心部20bの中心線C2よりも後方に位置している。また、ボタン51a、51bは、ハンドルバー中心部20bの中心線C2よりも下方に位置している。ボタン51a、51bのこの配置によると、ライダーは自転車1の運転中に操作装置51をスムーズに操作できる。例えば、ライダーはハンドルバー20に手を載せた状態で、操作装置51のボタン51a、51bを親指で操作できる。自転車1の例では、ボタン51a、51bは、ハンドルバー中心部20bの全体よりも後方に位置し、且つハンドルバー中心部20bの全体よりも下方に位置している。また、図6に示すように、操作装置51の前端は、平面視において、ハンドルバー20と重なっている。
操作装置51の配置は、自転車1の例に限られない。例えば、ボタン51a、51bは、ハンドルバー中心部20bの中心線C2よりも上方に位置してもよい。また、操作装置51は環状部51cを有していなくてもよい。この場合、操作装置51は、操作装置51とは別個に形成され且つ環状部51cを有する連結部材を介して、補助取付部33Aに取り付けられてもよい。
図6に示すように、補助取付部33Bは、部品支持部材30から補助取付部33Aとは反対方向に突出している。より詳細には、補助取付部33Bは後延伸部36から右方向に突出している。補助取付部33Aの中心線と補助取付部33Bの中心線は同じ直線上に位置している。したがって、補助取付部33Bは、補助取付部33Aと同様に、ハンドルバー中心部20bよりも後方且つ下方に位置している。
図4及び図6に示されるように、補助取付部33Bには、例えば携帯端末装置52が取り付けられる。より詳細には、携帯端末装置52は、連結部材53を介して補助取付部33Bに取り付けられてもよい。図4の例では、連結部材53は、その基部に、環状部53aを有し、この環状部53aに補助取付部33Bが嵌められている。このような補助取付部33Bを利用すれば、ライダーは手をハンドルバー20に置いた状態で、携帯端末装置52を指で操作できる。
図9に示すように、左右の補助取付部33A、33Bが後延伸部36に対して脱着可能となるように、部品支持部材30は構成されてもよい。このような部品支持部材30によれば、補助取付部33A、33Bに取り付けられる装置のサイズや機能、位置に合わせて、補助取付部33A、33Bを交換できる。すなわち、補助取付部33A、33Bの形状や、長さ、太さを変えることができる。自転車1の例では、後延伸部36の後部には螺子穴36aが形成されており、この螺子穴36aに、補助取付部33A、33Bに形成された螺子部33aが嵌められている。
補助取付部33A、33Bの位置や形状は、自転車1の例に限られない。例えば、補助取付部33Aの位置と補助取付部33Bの位置は、前後方向及び/又は上下方向において、互いにずれていてもよい。他の例では、補助取付部33A、33Bは、ハンドルバー中心部20bよりも前方に位置してもよい。さらに他の例では、補助取付部33Aの長さと太さのうち一方は、補助取付部33Bとは異なっていてもよい。
[ケーブル通路]
図3に示すように、表示装置41にはケーブル43、44が接続されている。ケーブル43、44は、例えば上述した操作装置51と電動モータ9のコントローラ(不図示)とに、表示装置41を接続する。図7に示すように、部品支持部材30はケーブルガイド部35を有している。ケーブルガイド部35は、ケーブル43、44が通されるケーブル通路S1を規定している。この構造によると、ハンドルバー20の周囲に配置されるケーブルのレイアウトを簡素化できる。自転車1の例では、ケーブル43、44は、前側からケーブル通路S1に入って、ケーブル通路S1の後方に伸びている。図3に示すように、前照灯45にはケーブル45aが接続されている。このケーブル45aもケーブル通路S1に通されている。
自転車1の例とは異なり、ケーブル43、44、45aのうち一部のケーブルだけがケーブル通路S1に通されてもよい。他の例では、これらのケーブル43、44、45aに代えて、或いはケーブル43、44、45aとともに、ブレーキレバー20aに接続されているケーブルや、変速レバーに接続されているケーブルなども、ケーブル通路S1に通されてもよい。
図7に示すように、ケーブル通路S1は、ハンドルステム21の外面に沿って規定されている。より具体的には、ケーブル通路S1はハンドルステム21の下面21fに沿って規定されている。すなわち、ケーブル通路S1はハンドルステム21の下方に位置している。これによると、ケーブル43、44、45aをハンドルステム21で覆うことができ、それらのケーブルが目立つことをハンドルステム21によって抑えることができる。ここで「ケーブル通路S1はハンドルステム21の下方に位置している」とは、ハンドルステム21を平面視したときに、ケーブル通路S1に通されているケーブルの少なくとも一部がハンドルステム21によって隠れることを意味する。したがって、ケーブル通路S1を規定する壁部の一部(例えば、後述するケーブルガイド21k)は、ハンドルステム21と平面視において重なっていなくてもよい。
上述したように、部品支持部材30はハンドルステム21とは別個に形成された部品であり、ハンドルステム21に取り付けられている。ケーブル通路S1は、ケーブルガイド部35と、ハンドルステム21の下面21fとによって規定されている。このように別個に形成された2つの部材でケーブル通路S1を規定することによって、ケーブル43、44、45aの外周を囲む壁部が形成し易くなる。
図7に示すように、自転車1の例では、ケーブル通路S1は正面視において矩形であり、ケーブルガイド部35は、ケーブル通路S1の底壁として機能している。上述した部品支持部材30の連結部34とハンドルステム21の連結部21eは、ケーブル通路S1の側壁として機能している。さらに、ハンドルステム21は、連結部34、21eとは反対側に位置する壁として機能するケーブルガイド部21kを有している。ハンドルステム21がケーブル通路S1の上壁として機能している。
ケーブル通路S1の構造は、自転車1の例に限られない。例えば、ケーブル通路S1は、例えばハンドルステム21の側面21g、21hに沿って規定されてもよい。すなわち、部品支持部材30のケーブルガイド部35は、ハンドルステム21の側面21g、21hに沿ったケーブル通路S1を構成するように、形成されてもよい。連結部34、21eとは反対側に位置する壁(上の例では、ケーブルガイド部21k)は、部品支持部材30に形成されてもよい。
なお、表示装置41から車体後方に伸びるケーブル(自転車1の例では、ケーブル44)は、ケーブル通路S1を通過した後、フレーム10に沿って配置される。このようなケーブルはフレーム10の内部に配置されてもよい。
[ハンドルステムの傾斜面]
上述したように、ハンドルステム21は、ハンドルステム21の延伸方向に対して傾斜している前面21cを有している。図5に示すように、前面21cは、後方且つ上方に向かって斜めに伸びている。ハンドルステム21のこの構造によると、ハンドルバー中心部20bと、表示装置41との前後方向でのクリアランスFを低減でき、その結果、ステム組立体Hの前後方向での長さを低減できる。例えばハンドルステム21の前面21cを鉛直面とし、この鉛直面にハンドルバー20の受け部21bを形成した場合、表示装置41が邪魔となるために、クランプ部材22をハンドルステム21に固定するための螺子をハンドルステム21に取り付ける作業が行いにくくなる。言い換えれば、そのような取り付け作業が行えるように、十分なクリアランスを表示装置41とハンドルステム21の前面21cとの間に確保する必要がある。自転車1の例では、ハンドルステム21の前面21cが傾斜しているので、クリアランスFを低減し且つ螺子をハンドルステム21に取り付ける作業をスムーズに行うことができる。また、このようにクリアランスFを低減することによって、ハンドルバー20に手を置いた状態での表示装置41のボタン41b、41cの操作を、さらにスムーズに行うことができる。また、ハンドルステム21の前面21cを鉛直面とし、この鉛直面にハンドルバー20の受け部21bを形成した場合、ハンドルステム21だけでなく、クランプ部材22にもハンドルバー20から大きな荷重が作用する。これに対して、自転車1の例では、ハンドルバー20に作用する荷重の大部分をハンドルステム21で受けることができる。
図5に示すように、自転車1の例では、ハンドルステム21の前面21cは、その全域に亘って傾斜している。ハンドルバー中心部20bの全体が、前面21cの上端21iの位置よりも低く、且つ前面21cの上端21iよりも前方に位置している。また、ハンドルバー中心部20bの全体が、前面21cの下端21jの位置よりも高く、且つ前面21cの下端21jよりも後方に位置している。表示装置41の後端は、ハンドルステム21の前面21cの下端21jよりも前方に位置している。
ハンドルステム21の形状は、自転車1の例に限られない。例えば、前面21cの一部だけが傾斜してもよい。そして、その傾斜した部分にハンドルバー20の受け部21bが形成されてもよい。他の例では、表示装置41の後端は、ハンドルステム21の前面21cの下端21jよりも後方に位置してもよい。
図6に示すように、表示装置41はコネクタ41eを有している。表示装置41は、コネクタ41eに接続されているケーブルを通して、例えば上述した携帯端末装置52に接続することができる。自転車1は、電動モータ9を駆動するためのバッテリ11(図1参照)を有している。バッテリ11の電力が表示装置41を介して携帯端末装置52に供給されてもよい。これによれば、バッテリ11の電力で携帯端末装置52を充電できる。
図5及び図6に示すように、コネクタ41eは表示装置41の後面に設けられており、コネクタ41eに接続されるケーブル(不図示)は表示装置41から後方に伸びる。上述したように、前面21cは傾斜しているので、表示装置41の後面と、ハンドルバー中心部20bとの間にクリアランスFが確保されている。このクリアランスFを利用して、ケーブルをコネクタ41eに接続できる。このケーブルも上述したケーブル通路S1を通されてもよい。
[カバー]
図3に示すように、自転車1は、表示装置41の上面を覆う上カバー61を有している。上カバー61には、表示装置41の表示エリアを露出させるための開口61aや、ボタン41b、41cを露出させるための開口61bが形成されている。上カバー61は、例えば、ハンドルステム21の上面21dと面一となるように形成される(図2参照)。さらに、自転車1は、表示装置41の下面を覆う下カバー62を有している。下カバー62には、ケーブル43、44が通るための開口が形成されている。下カバー62は、例えば、ハンドルステム21の下面21fと面一となるように形成される(図2参照)。
カバー61、62は、種々の方法によりステム組立体Hに取り付けることができる。例えば、部品支持部材30にカバー61、62を取り付ける部分が形成されてもよい。この構造によれば、部品支持部材30に表示装置41や前照灯45等を取り付け、さらに部品支持部材30にカバー61、62を取り付けた後に、それらをハンドルステム21に取り付けるという作業工程が可能となる。カバー61、62の取り付け方法は、これに限られない。例えば、カバー61、62はハンドルステム21に取り付けられてもよいし、クランプ部材22に取り付けられてもよい。
(1)上述したように自転車1は、ハンドルバー20と、ハンドルバー20が配置されているハンドルステム21と、ハンドルステム21に取り付けられ、ハンドルバー20をハンドルステム21に固定しているクランプ部材22と、ハンドルステム21から前方に伸びており、ハンドルバー20(より詳細には、ハンドルバー中心部20b)より前方に位置している表示装置取付部31を有している部品支持部材30と、表示装置取付部31に取り付けられている表示装置41と、を備えている。部品支持部材30のこの構造によると、表示装置41の高さを適切化できる。例えばハンドルステムの上側に表示装置41が配置される従来の構造に比して、表示装置41の位置を低くできる。その結果、表示装置41とライダーの目との距離を、ライダーが適当と感じる距離に設定できる。また、表示装置41がハンドルバー20よりも前方に位置するので、ライダーが表示装置41を見るときに、視線を動かす角度が小さくなり、表示装置41の視認性を向上できる。
(2)部品支持部材30は、表示装置41とは異なる部品又は装置の、自転車1への搭載に利用される部分を有している。これによれば、ハンドルバー20の周りに配置される部品や装置のレイアウトを簡素化できる。
(3)表示装置41とは異なる前記装置は前照灯45であり、部品支持部材30は、自転車1への搭載に利用される前記部分として、前照灯45が取り付けられる前照灯取付部32を有している。
(4)表示装置41とは異なる前記装置は、ライダーが操作する操作装置51であり、部品支持部材30は、自転車への搭載に利用される前記部分として、操作装置51が取り付けられる補助取付部(第2取付部)33Aを有している。
(5)部品支持部材30はケーブル43、44、45aが通されるケーブル通路S1を規定するガイド部35を有している。これによれば、ハンドルバー20の周囲に配置されるケーブルのレイアウトを簡素化できる。
(6)部品支持部材30は、ハンドルステム21とは別個に形成され、ハンドルステム21に取り付けられている部品であり、ケーブル通路S1はケーブルガイド部35とハンドルステム21とによって規定されている。これによると、1つの部材でケーブル通路S1を形成する場合に比して、ケーブル通路S1を規定する壁部(ケーブル43、44、45aの外周を囲む壁部)を形成することが容易となる。
(7)ケーブル通路S1はハンドルステム21の下方に位置している。これによれば、ケーブル43、44、45aをハンドルステム21で覆うことができ、それらのケーブル43、44、45aが目立つことをハンドルステム21によって抑えることができる。
(8)ハンドルバーは左右方向に伸びている部分を有し、部品支持部材30は、自転車への搭載に利用される前記部分として、表示装置41とは異なる前記部品又は前記装置が取り付けられる補助取付部(第2取付部)33A、33Bを有している。そして、補助取付部33A、33Bは左右方向において伸びてもよい。これによれば、ハンドルバー20に取り付けることができるように構成された装置を、補助取付部33A、33Bに取り付けることができる。その結果、ハンドルバー20の周りに搭載する部品又は装置の数を増すことができる。
(9)部品支持部材30は、平面視においてハンドルステム21の右方向に位置する補助取付部33Bと、平面視においてハンドルステム21の左方向に位置する補助取付部33Aとを有している。
(10)補助取付部33Aは、ハンドルバー20の中心線C2よりも後方に位置している。これによれば、補助取付部33Aに取り付けられる操作装置51を、例えば親指で操作することができるようになる。
(11)補助取付部33Aは、側面視において、ハンドルバー20の中心線C2よりも下方に位置している。これによれば、補助取付部33Aに取り付けられる操作装置51を親指で操作することが容易となる。
(12)部品支持部材30は、ハンドルステム21とは別個に形成され、ハンドルステム21に取り付けられている部品である。これによれば、部品支持部材30の形状について自由度を増すことができる。
(13)部品支持部材30は、ハンドルステム21の下方に配置されハンドルステム21に取り付けられている連結部34を含んでいる。これによれば、部品支持部材30が目立つことを抑えることができる。
(14)ハンドルステム21の前面21cは、後方且つ上方に向かって斜めに伸びており且つハンドルバー20が配置される受け部21bが形成されている斜面を含み、表示装置41はこの斜面の前方に位置している。これによれば、ハンドルバー20と表示装置41との前後方向でのクリアランスFを低減できる。
(15)表示装置41は、その後面に、コネクタ41eを有している。これによれば、クリアランスFを利用して、コネクタ41eにケーブルを接続できる。
本開示で提案するステム組立体Hは、左右方向に伸びているハンドルバー20が配置されるハンドルステム21と、ハンドルステム21に取り付けられ、ハンドルバー20を前記ハンドルステムに固定しているクランプ部材22と、ハンドルステム21に接続している部品支持部材30とを備えている。部品支持部材30は、左右方向に伸びており且つ側面視においてハンドルバー20(より詳細には、ハンドルバー中心部20b)の中心線C2よりも後方に位置している補助取付部33A、33Bを有している。これによれば、ハンドルバー20の周りに搭載する部品又は装置の数を増やすことができる。また、補助取付部33A、33Bに取り付けられた操作装置の操作を、ライダーがスムーズに行えるようになる。このステム組立体Hにおいて、補助取付部33A、33Bは、側面視において、ハンドルバー20(より詳細には、ハンドルバー中心部20b)の中心線C2よりも下方に位置してもよい。これによれば、補助取付部33A、33Bに取り付けられた操作装置の操作をライダーが、さらにスムーズに行えるようになる。
[その他の変形例]
なお、本発明は、以上説明した自転車1の例に限られず、種々の変更がなされてよい。
例えば、部品支持部材30は、表示装置取付部31、前照灯取付部32、及び、補助取付部33A、33Bの一部を有していなくてもよい。
また、自転車1は、表示装置41を覆うカバー61、62を有していなくてもよい。
1 自転車、2 前輪、3 後輪、4 クランク、4a ペダル、6 フロントフォーク、6a ステアリングコラム、7 変速装置、7f 前変速機構、7r 後変速機構、8 チェーン、9 電動モータ、10 フレーム、11 バッテリ、20 ハンドルバー、20a ブレーキレバー、20b ハンドルバー中心部、21 ハンドルステム、21a 穴、21b 受け部、21c 前面、21k ケーブルガイド部、21d 上面、21e 連結部、21f 下面、21g 左側面、21h 右側面、21i 前面の上端、21j 前面の下端、22 クランプ部材、23 螺子、30 部品支持部材、31 表示装置取付部、31a 取付穴、31b リブ、32 前照灯取付部、33A,33B 補助取付部、33a 螺子部、34 連結部、35 ケーブルガイド部、36 後延伸部、36a 螺子穴、41 表示装置、41a 取付穴、41b,41c ボタン、41d 上面、41e コネクタ、43,44 ケーブル、45 前照灯、45a ケーブル、45b 前端、46 ボルト、51 操作装置、51a,51b ボタン、51c 環状部、52 携帯端末装置、53 連結部材、53a 環状部、61,62 カバー、C2 ハンドルバーの中心線、S1 ケーブル通路、F クリアランス、H ステム組立体。

Claims (13)

  1. ハンドルバーと、
    前記ハンドルバーが配置されているハンドルステムと、
    前記ハンドルステムに取り付けられ、前記ハンドルバーを前記ハンドルステムに固定しているクランプ部材と、
    前記ハンドルステムから前方に伸びており、前記ハンドルバーより前方に位置している第1取付部を有している部品支持部材と、
    前記第1取付部に取り付けられている表示装置とを備え、
    前記部品支持部材は、前記表示装置とは異なる部品又は装置を取り付けるための少なくとも1つの第2取付部を有し、
    前記少なくとも1つの第2取付部は左右方向において伸び、前記ハンドルバーの中心線よりも後方に位置している
    自転車。
  2. 記部品支持部材は、前照灯が取り付けられる第取付部を有している
    ことを特徴とする請求項に記載の自転車。
  3. 前記表示装置とは異なる前記装置は、ライダーが操作する操作装置である
    ことを特徴とする請求項に記載の自転車。
  4. 前記部品支持部は、ケーブルが通されるケーブル通路を規定するガイド部を有していることを特徴とする請求項1乃至のいずれかに記載の自転車。
  5. 前記部品支持部材は、前記ハンドルステムとは別個に形成され、前記ハンドルステムに取り付けられている部品であり、
    前記ケーブル通路は前記ガイド部と前記ハンドルステムとによって規定されている
    ことを特徴とする請求項に記載の自転車。
  6. 前記ケーブル通路は前記ハンドルステムの下方に位置している
    ことを特徴とする請求項に記載の自転車。
  7. 前記部品支持部材は、前記少なくとも1つの第2取付部として、平面視において前記ハンドルステムの右方向に位置する右第2取付部と、平面視において前記ハンドルステムの左方向に位置する左第2取付部と、を有している
    ことを特徴とする請求項1乃至6のいずれかに記載の自転車。
  8. 前記少なくとも1つの第2取付部は、側面視において、前記ハンドルバーの中心線よりも下方に位置している
    ことを特徴とする請求項1乃至7のいずれかに記載の自転車。
  9. 前記部品支持部材は、前記ハンドルステムとは別個に形成され、前記ハンドルステムに取り付けられている部品である
    ことを特徴とする請求項1乃至のいずれかに記載の自転車。
  10. 前記部品支持部材は、前記ハンドルステムの下方に配置され前記ハンドルステムに取り付けられている連結部を含んでいる
    ことを特徴とする請求項に記載の自転車。
  11. 前記ハンドルステムの前面は、後方且つ上方に向かって斜めに伸びており、前記ハンドルバーが配置される受け部が形成されている斜面を含み、
    前記表示装置は前記受け部の前方に位置している
    ことを特徴とする請求項1乃至10のいずれかに記載の自転車。
  12. 前記表示装置は、その後面に、コネクタを有している
    ことを特徴とする請求項11に記載の自転車。
  13. 自転車に搭載されるステム組立体であって、
    前記自転車のハンドルバーが配置されるハンドルステムと、
    前記ハンドルステムに取り付けられ、前記ハンドルバーを前記ハンドルステムに固定するクランプ部材と、
    前記ハンドルステムから前方に伸びている部品支持部材と、を備え
    前記部品支持部材は、前記ハンドルバーより前方に位置する、表示装置を取り付けるための第1取付部と、前記表示装置とは異なる部品又は装置を取り付けるための少なくとも1つの第2取付部を有し、
    前記少なくとも1つの第2取付部は左右方向において伸び、前記ハンドルバーの中心線よりも後方に位置する
    ことを特徴とするステム組立体。
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