JP2767240B2 - 小型車両のハンドルカバー - Google Patents

小型車両のハンドルカバー

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JP2767240B2 JP62017271A JP1727187A JP2767240B2 JP 2767240 B2 JP2767240 B2 JP 2767240B2 JP 62017271 A JP62017271 A JP 62017271A JP 1727187 A JP1727187 A JP 1727187A JP 2767240 B2 JP2767240 B2 JP 2767240B2
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Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明はスクータや自動三輪車などの小型車両のハン
ドルカバーに関するものである。 (従来の技術) スクータや自動三輪車など前輪を操向するためのバー
ハンドルを備えた小型車両においては、バーハンドルを
樹脂製のハンドルカバーで覆い、このハンドルカバーの
前部に前照灯および方向指示灯を収容するように配設す
るのが一般的である。この種の小型車両としては、実開
昭59−45165号公報に開示されたものがある。この公報
に示された小型車両は、バーハンドルを下部カバーとこ
の下部カバーに被冠される上部カバーとからなるハンド
ルカバーで覆っており、前記ハンドルカバーの前面に前
記上部カバーと下部カバーとで形成される開口部を形成
し、この開口部に前照灯およびその両側の方向指示灯か
らなる灯火器を配設して上部カバーおよび下部カバーに
よって固定するように構成されている。 (発明が解決しようとする問題点) しかし、このような構造では、ハンドルカバーの組付
けが困難になる不具合があった。すなわち、前照灯およ
び方向指示灯の下部を下部カバーで支持し、上部を上部
カバーで支持する構造であるために、下部カバーと上部
カバーとを合わせて組付けながら、これら部材間に前照
灯および方向指示灯を同時に組付けなければならないか
らである。また、上部カバーを取外すと、前照灯や方向
指示灯の固定が不確実になり、前照灯や方向指示灯がぐ
らついたり、外れやすくなるばかりでなく、それに伴っ
て配線も動いてしまうために、ハンドルカバー内に収容
された部品を交換したりする整備作業が困難になる不都
合もあった。なお、上述した不具合を解消するために、
前照灯および方向指示灯を例えば下部カバーのみに固定
することが考えられるが、単にこのようにすると、灯火
器と上、下両カバーとを共に精度よく組合わせることが
できなくなるとともに、灯火器を支持するための構造が
大型化するという問題が生じる。 (問題点を解決するための手段) 本発明はこのような事情に鑑みなされたもので、組付
性や整備性の向上が図れるともに灯火器と上、下両カバ
ーとを精度よく組合わせることができ、しかも小型な小
型車両のハンドルカバーを提供するものである。 本発明に係る小型車両のハンドルカバーは、バーハン
ドルを下部カバーとこの下部カバーに被冠される上部カ
バーとからなる樹脂製ハンドルカバーで覆い、前記ハン
ドルカバーの前面に設けられ前記上部カバーと下部カバ
ーとで形成された開口部に、前照灯およびその両側の方
向指示灯からなる灯火器を配設した小型車両において、
前記上部カバーをその前部が車幅方向に略平坦な板状で
かつ後上がりに傾斜し、後部が後下がりに傾斜するよう
に折曲形成するとともに、前記下部カバーの前部を略水
平な平板状に形成し、前記灯火器をハンドルカバーの下
部寄りに配設して前記下部カバーのみに固定し、この下
部カバーに前記上部カバーを固定するとともにこの下部
カバーを前記バーハンドルに固定し、前記ハンドルカバ
ー内に速度計を上部カバーの後部の前記後下がり傾斜面
に沿って配設し、この速度計の前部と前記前照灯の後部
とを上下に重ねたものである。 (作用) 本発明においては、前照灯および方向指示灯からなる
灯火器は、上部カバーが組付けられない状態であって
も、下部カバーにしっかりと固定された状態に保たれ
る。また、前後方向の途中が折れ曲がった上部カバーと
灯火器とをそれぞれ下部カバーに固定する構造であるた
め、上部カバーに高い剛性が確保され、しかも、製造誤
差が加算されるのを防ぐことができ、これらを精度よく
組合わせることができる。さらに、速度計と前照灯を収
納する空間はこれらを前後に並べる場合に較べて前後方
向に狭くなる。 (実施例) 以下、本発明の一実施例を図により詳細に説明する。
第1図は本発明に係る小型車両のハンドルカバーを示す
正面図、第2図は同じく上部カバーを外した状態を示す
平面図、第3図はハンドルカバーが備えられたスクータ
の全体を示す側面図、第4図は第1図のIV−IV線断面
図、第5図は第1図のV−V線断面図、第6図は第1図
のVI−VI線断面図、第7図は第1図のVII−VII線断面
図、第8図は第1図のVIII−VIII線断面図で、第3図に
おいて符号1で示すものは、小型車両としてのスクータ
を示し、バーハンドル2とシート3との間に低床な略板
状の足載せ台4が備えられている。5は前輪6を懸架す
るフロントフォークで、図示しない操向軸管によって回
転自在に支持されている。前記ハンドル2は操向軸管に
回転自在に支持された支柱部2faと、この支柱部2aの上
端部に溶着され車体の両側方へ向かって延びるハンドル
部2bとから正面視T字状に形成されており、ハンドル部
2bの両端部にはハンドルグリップ2c,2cが被冠されてい
る。 11は前記操向軸管を収容し足載せスペースの前方を覆
う樹脂製のレッグシールド、12はレッグシールド11の上
方に配設され前記バーハンドル2を覆う樹脂製のハンド
ルカバーである。このハンドルカバー12は、正面視T字
状を呈しバーハンドル2を下方から覆う下部カバー13
と、この下部カバー13に被冠されバーハンドル2を上方
から覆う上部カバー14とに分割して形成されている。下
部カバー13は、第1図および第4図〜第8図に示すよう
に、前部13aが略水平な平板状に形成され、この下部カ
バー13の両側部は、前記前部13aの後端部から後上がり
に延びる後部13bとから上方および前方に開放された形
状に形成されている。また、中央部の後部には支柱部2a
を覆い支柱部2aが挿通される開口15を有する筒部13cが
一体に形成されている。上部カバー14は、バーハンドル
2に沿って車幅方向に延在し後下がりに傾斜した後部14
aと、車幅方向に略平坦な板状で前記後部14aの前端部か
ら前下がりに延びる前部14bとから下方へ開放された浅
い溝形に折曲形成されている。また、前記後部14aは、
相対的に緩やかに後下がりに傾斜する上面部と、この上
面部の後端から上面部に較べて水平に対する角度が大き
くなるように後下がりに延びる後面部とから構成してい
る。このように上部カバー14を上方に凸になるように折
曲形成することによって剛性が高くなる。そして、これ
ら下部カバー13および上部カバー14は、下部カバー13に
設けた突出部を貫通した接続ねじ16を上部カバー14に設
けた接続用筒部17に螺合させて下部カバー13に上部カバ
ー14を固定することにより、後述する前照灯などを臨ま
せるために前方へ向かって開放された開口部18を有する
形状に一体化されている。 21はバーハンドル2のハンドル部2bに溶着された左右
一対の鉄板からなるステー、22はこのステー21の先端部
に対応して下部カバー13に一体に突設された固定用筒部
である。23は下部カバー13をステー21に固定するための
固定ねじであり、ステー21の先端部を上方から貫通し、
前記固定用筒部22のねじ孔に螺合している。24は下部カ
バー13の筒部13cを支柱部2aに固定すする固定ねじであ
る。 25はハンドルカバー12の前部中央に配設された前照
灯、26,26はこの前照灯25の両側に間隔をおいて配設さ
れた左右一対の方向指示灯で、これら前照灯25および方
向指示灯26,26は、上述したように下部カバー13の前部
を略水平な平板状に形成するとともに上部カバー14を上
方に凸になるように形成することによって、ハンドルカ
バー12の下部寄りに配設され、後述するように下部カバ
ー13のみに固定している。前照灯25は電球25aと、この
電球25aを保持し内面に反射鏡を有するコーン形状の本
体25bと、この本体25bの前方を覆い正面視四角形状を呈
する前面レンズ25cとから構成されており、前面レンズ2
5cの表面を前記開口部18から外部に露呈させた状態に下
部カバー13のみに固定されている。方向指示灯26,26は
右側のものと左側のものとが左右対称形に形成されてお
り、それぞれ電球26aと、この電球26aを保持し内面に反
射鏡を有するコーン形状の本体26bと、この本体26bの前
方を覆い正面視略三角形状を呈する前面レンズ26cとか
ら構成されている。そして、前面レンズ26cの表面を開
口部18から外部に露呈させた状態に下部カバー13のみに
固定されている。27,27は前照灯25と左右の方向指示26,
26との間に配設された左右一対の蓋体である。これら蓋
体27,27は、上部に設けた挾持片27aを、上部カバー14の
前端縁に設けた挾持溝31に挾持させることによって上部
カバー14と一体化されている。そして、下部は下部カバ
ー13に設けた凹孔32に螺合する取付ねじ33で下部カバー
13に取付けられている。 ここで、前記前照灯25の固定について詳述すれば、35
は下部カバー13の前部13aの内底面に上方へ一体に突設
された左右一対の板状の支持部である。この支持部35,3
5は前照灯25を車体の中心線上に配置するために、車体
の中心線に対して左右対称に配置されており、その上端
部には上方へ開放された円弧面を有する軸受部36が設け
られている。一方、本体25bの両側面にはこの軸受部36
に軸承される軸部37が突設されている。すなわち、前照
灯25は軸受部36に軸部37の軸線を中心として摺動自在に
枢支されている。41は下部カバー13の前部13aの前部中
央に設けられた円弧部で、その曲率半径の中心を軸部37
の軸線とした円弧面を有しており、第9図に示すように
前後方向に延在する溝42が突設されている。43は前照灯
25の下面に突設され先端面が前記円弧面に摺接する突起
である。44は溝42に下方から挿通された固定ボルトで、
前記突起43に突設されたねじ孔に螺合し突起43を円弧部
41に固定している。すなわち、前照灯25は、固定ボルト
44を前記突起43に締め付けることによって、下部カバー
13のみに複数箇所(固定ボルト44が存在する円弧部41お
よび前記支持部35)にて固定される。 また、前記方向指示灯26,26の固定について詳述すれ
ば、45は本体26bの前端縁の下側に設けられ後方へ開口
された係合溝、46は本体26bの後部に後方へ延設された
係止突起である。一方、下部カバー13には前記係合溝45
に係合する係合突起47が突設され、その後方には前記係
止突起46に対向する立壁48が立設されている。49はこの
立壁48を後方から貫通して係止突起46に螺合する固定ね
じである。この固定ねじ49は係止突起46を立壁48に固定
すると共に、本体26bを後方へ引込んで係合溝45と係合
突起47とが外れるのを防止することによって、方向指示
灯26を下部カバー13に複数箇所にて固定している。 51はハンドルカバー12の上部に配設された速度計で取
付ねじ52で上部カバー14に取付けられている。この速度
計51は、ハンドルカバー12内に上部カバー14の後部14a
の緩やかに後下がりに傾斜した上面部に沿って配設さ
れ、この速度計51の前部の前照灯25の後部とが上下に重
なるようにしている。53は下部カバー13の筒部13cに配
設れ方向指示灯26が点滅しているときに信号音を発生す
るオーディオパイロットである。54はこのオーディオパ
イロット53を保持する保持筒である。この保持筒54は下
部カバー13の筒部13cの底面に一体に突設されており、
スリットを設けることによって、オーディオパイロット
53の上端部に設けられたつば部53aを下側から支承する
支承片55、およびつば部53aに係合して抜け出るのを防
止する係止片56が形成されている。このように構成され
た小型車両のハンドルカバーにおいては、前照灯25の本
体25bを支持部35,35間に横架し、固定ボルト44を締付け
ると、支持部35,35および固定ボルト44によって、本体2
5bが上下方向や前後方向、あるいは左右方向へ移動した
り、軸部37を中心として揺動するのを規制することがで
きる。また、固定ボルト44を緩めると、前照灯25を軸部
37を中心として揺動させることができるので、光軸を所
望な角度に調整することができる。 また、方向指示灯26は、本体26bの前部下端縁を係合
突起47に引っ掛け、後部に固定ねじ49を螺合させること
によって、下部カバー13に固定することができる。 したがって、前照灯25および方向指示灯26を下部カバ
ー13のみに固定しているので、前照灯25および方向指示
灯26は上部カバー14が組付けられない状態であっても、
下部カバー13にしっかりと固定された状態に保たれる。
このため、ハンドルカバー12を組付ける場合は、前照灯
25および方向指示灯26を個別に下部カバー13に組付けた
後に、上部カバー14を組付ければよいから、前照灯25お
よび方向指示灯26を下部カバー13と上部カバー14に同時
に組付ける構造に比較して組付性がよくなる。 また、ハンドルカバー12内に収容された部品を交換し
たりする整備作業を行う場合に、上部カバー14を取外し
ても、前照灯25および方向指示灯26や配線が動くことが
ないので、整備性もよくなる。このため、電球が切れた
前照灯25あるいは方向指示灯26のみを取外して電球を交
換することができるから、電球交換が容易になる。 さらに、このハンドルカバー12は、前照灯25および方
向指示灯26を下部カバー13のみに固定し、上部カバー14
も下部カバー13に固定したから、前照灯25、方向指示灯
26および上部カバー14をそれぞれ下部カバー13を基準と
して固定することができるので、前照灯25および方向指
示灯26がハンドルカバー12に対して組付状態で相対的に
ずれるのを抑えることができる。これは、前照灯25、方
向指示灯26および上部カバー14をそれぞれ下部カバー13
に固定することによって、製造上の誤差が加算されるの
を防止することができるからである。さらに、上部カバ
ー14を前後方向の途中が上方に向けて凸になるように折
曲形成して、この上部カバー14に高い剛性を与えること
で、直接固定されない前照灯25および方向指示灯26と上
部カバー14との合わせ精度を向上することができる。こ
の結果、下部カバー13および上部カバー14と前照灯25お
よび方向指示灯26との間隙にばらつきが生じるのを抑え
て前照灯25および方向指示灯26とハンドルカバー12との
組合わせ精度を向上させることができる。 さらにまた、下部カバー13の前部を略水平な平板状に
形成し、上部カバー14を上方に凸になるように折曲形成
することで、前照灯25および方向指示灯26をハンドルカ
バー12の下部寄りに配設し、しかもこれらを下部カバー
13に固定するようにしたので、前照灯25を支持する支持
部35や方向指示灯26を固定するための係合突起47を短く
小さなものにすることができる。 この結果、例えば、前照灯25を固定するステーを離れ
た位置にあるバーハンドル2から前方へ突設する場合に
比較して前照灯25を固定するために使用するスペースを
小さくすることができるばかりか、前照灯25および方向
指示灯26を支持する構造をより一層小型化して支持剛性
を充分に確保できるとともに、カバー内における実装ス
ペースを広くすることができる。 加えて、前照灯25および方向指示灯26がハンドルカバ
ー12の下部寄りに配設されるため、上部カバー14の形状
の自由度を向上させることができ、速度計を取付ける上
部カバー14を速度計が見易いように形成することが容易
になる。しかも、この速度計51の前部を前記前照灯25の
後部と上部に重ねることで、ハンドルカバー12を前後方
向に小型化することができる。 実施例においては、方向指示灯26を係合突起47および
固定ねじ49で前後方向に引張ることによって固定してい
るので、方向指示灯26において幅方向へ突出する部分を
少なくすることができる。そのため、方向指示灯26を樹
脂成形する型において、スライド型を不要することがで
きるから、型の構造を簡素化できる利点もある。さら
に、オーディオパイロット53を下部カバー13に設けた保
持筒54に直接保持しているので、ゴム材を介してクラン
プする構造に比較して製造コストが低減できる。 なお、前照灯25としては、上述した本体25bと前面レ
ンズ25cとを別体に形成して組付けたもののほか、半密
閉型やシールドビーム形のものを使用することができ
る。 (発明の効果) 以上説明したように本発明に係る小型車両のハンドル
カバーは、前照灯およびその両側の方向指示灯からなる
灯火器を下部カバーのみに固定したから、前記灯火器は
上部カバーが組付けられない状態であっても、下部カバ
ーにしっかりと固定された状態に保たれる。 したがって、ハンドルカバーを組付ける場合は、灯火
器がすでに固定された状態の下部カバーに上部カバーを
組付けるだけでよく、複数個の部材を同時に組付ける必
要がないから、組付性が向上する。また、ハンドルカバ
ー内の整備作業を行う場合に、上部カバーを取外しても
灯火器は下部カバーにしっかりと固定されているために
灯火器や配線が動くことがないから、整備性の向上もは
かれる。 また、このハンドルカバーは、灯火器を下部カバーの
みに固定し、上部カバーも下部カバーに固定したから、
灯火器および上部カバーをそれぞれ下部カバーを基準と
して固定することができるので、灯火器がハンドルカバ
ーに対して組付状態で相対的にずれるのを抑えることが
できる。これは、灯火器および上部カバーをそれぞれ下
部カバーに固定するとによって、製造上の誤差が加算さ
れるのを防止することができるからである。さらに、上
部カバーを前後方向の途中が上方に向けて凸になるよう
に折曲形成して、この上部カバーに高い剛性を与えるこ
とで、直接固定されない灯火器と上部カバーとの合わせ
精度を向上することができる。この結果、下部カバーお
よび上部カバーと灯火器との間隙にばらるきが生じるの
を抑えて灯火器とハンドルカバーとの組合わせ精度を向
上させることができる。 さらに、下部カバーの前部を略水平な平板状に形成
し、上部カバーを上方に凸になるように折曲形成するこ
とで、灯火器をハンドルカバーの下部寄りに配設し、し
かもこれらを下部カバーに固定するようにしたので、灯
火器を支持する支持部を小さく形成することができる。 この結果、灯火器の支持剛性を充分に確保することが
できるとともに、ハンドルカバー内のスペース効率を高
くすることができる。 加えて、灯火器がハンドルカバーの下部寄りに配設さ
れるため、上部カバーの形状の自由度を向上させること
ができ、速度計を取付ける上部カバーを速度計が見易い
ように形成することが容易になる。しかも、この速度計
の前部を前照灯の後部と上下に重ねることで、ハンドル
カバーを前後方向に小型化することができる。
【図面の簡単な説明】 第1図は本発明に係る小型車両のハンドルカバーを示す
正面図、第2図は同じく上部カバーを外した状態を示す
平面図、第3図はハンドルカバーが備えられたスクータ
の全体を示す側面図、第4図は第1図のIV−IV線断面
図、第5図は第1図のV−V線断面図、第6図は第1図
のVI−VI線断面図、第7図は第1図のVII−VII線断面
図、第8図は第1図のVIII−VIII線断面図、第9図は下
部カバーの円弧部を示す下面図である。 2……バーハンドル、13……下部カバー、 14……上部カバー、21……ステー、25……前照灯、 26……方向指示灯、35……支持部、37……軸部、 44……固定ボルト、45……係合溝、48固定ねじ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 FI B62J 6/02 B62J 6/02 J B60Q 1/04 A

Claims (1)

  1. (57)【特許請求の範囲】 1.バーハンドルを下部カバーとこの下部カバーに被冠
    される上部カバーとからなる樹脂製ハンドルカバーで覆
    い、前記ハンドルカバーの前面に設けられ前記上部カバ
    ーと下部カバーとで形成された開口部に、前照灯および
    その両側の方向指示灯からなる灯火器を配設した小型車
    両において、前記上部カバーをその前部が車幅方向に略
    平坦な板状でかつ後上がりに傾斜し、後部が後下がりに
    傾斜するように折曲形成するとともに、前記下部カバー
    の前部を略水平な平板状に形成し、前記灯火器をハンド
    ルカバーの下部寄りに配設して前記下部カバーのみに固
    定し、この下部カバーに前記上部カバーを固定するとと
    もにこの下部カバーを前記バーハンドルに固定し、前記
    ハンドルカバー内に速度計を上部カバーの後部の前記後
    下がり傾斜面に沿って配設し、この速度計の前部と前記
    前照灯の後部とを上下に重ねたことを特徴とする小型車
    両のハンドルカバー。
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