JP4229400B2 - 自動車用前照灯 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、ランプボディ内に収容された光源ユニットがエイミング機構によって上下左右方向に傾動可能に支持された自動車用前照灯に係わり、特に、ランプボディの外部に光源ユニット傾動調整用エイミングスクリューの回動操作部が設けられた構造の自動車用前照灯に関する。
【0002】
【従来の技術】
この種の前照灯としては、図48,49に示されるような自動車用ヘッドランプがある。このランプは、光源であるバルブ206を挿着したリフレクター202が、ランプボディ201を貫通して前後に延びる2本のエイミングスクリュー203,204と、1個の玉継ぎ手205の3点によって、支持されている。なお、図48はリフレクターを正面視しており、エイミングスクリュー203,204はそれぞれ紙面に垂直な方向に延びている。
【0003】
エイミングスクリュー203,204はランプボディ201の貫通部においてそれぞれ回動可能に支承されており、エイミングスクリュー203,204によるリフレクター202の支持点は、リフレクター202に嵌着され、かつエイミングスクリュー203,204に螺合するナット部材207,208によって構成され、ナット部材207,208と揺動支点である玉継ぎ手205をそれぞれ結ぶ直線は、ランプを前面から見て直交配置されている。
【0004】
そしてエイミングスクリュー203,204の回動操作によってナット部材207,208がスクリュー203,204に沿って前後に進退し、リフレクター202が水平軸Lx,垂直軸Ly回りにそれぞれ傾動して、ランプの照射角が上下左右に調整されるようになっている。なお、エイミングスクリュー203,204の後端部には、ドライバーDや六角レンチといった回動操作用工具を係合させてスクリュー203,204を回動操作させるための回動操作部203a,204a(図示せず)が形成されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、前記した従来のヘッドランプでは、ランプボディ201の背面側にエイミングスクリュー203,204の回動操作部203a,204aがそれぞれ露出していることから、リフレクターを上下左右方向に傾動調整できることが要求される欧州向けや日本向けのヘッドランプとしては、有効である。しかし、リフレクターが上下方向には傾動調整できるが左右方向には傾動調整できないことが要求される米国向けのヘッドランプとしては、上下方向傾動調整用の回動操作部203aおよび左右方向傾動調整用の回動操作部204aが露出しているため、適切ではない。
【0006】
従って米国向けのヘッドランプとするには、リフレクター202をエイミングスクリュー203で支持するのではなく、エイミングスクリュー203にかえて玉継ぎ手で支持するように仕様を変える必要がある。このため、同一の配光を形成するランプであっても、米国向け仕様と欧州向けや日本向け仕様の2種類のランプボディを用意しなければならず、非常に面倒で、コストもかさむという問題があった。
【0007】
本発明は前記した問題点に鑑みなされたもので、その目的は、異なるエイミング仕様に対応できるランプボディを備えた自動車用前照灯を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】
前記目的を達成するために、請求項1に係わる自動車用前照灯においては、容器状ランプボディ内に設けられた光源ユニットがエイミング機構によって上下左右方向に傾動可能に構成されるとともに、エイミング機構構成部材である上下エイミングスクリューおよび左右エイミングスクリューのそれぞれの回動操作部がランプボディの外側に設けられ、これらの回動操作部を回動操作して光源ユニットを上下左右方向に傾動調整可能な自動車用前照灯において、左右エイミングが不要な仕様形態では、前記左右エイミングスクリューの回動操作部にキャップを被着して回動操作部を覆い隠すように構成された自動車用前照灯であって、
前記エイミングスクリューの回動操作部を、前記ランプボディ側にその歯部を向けエイミングスクリューに互いに中心軸が一致するように一体化して、エイミングスクリューと略直交するように配したプラスドライバーの歯部と噛み合う冠状歯車によって構成し、
前記キャップを、前記冠状歯車の端面を覆う天板部と、前記天板部から略垂直に延出し、その内側に前記冠状歯車側の段差部と係合する抜止用の突起部が設けられて前記冠状歯車の歯部を含む外側面を包囲する筒状部と、を備えるように構成したものである。
左右エイミングが必要な仕様形態では、ランプボディの外側に露呈している左右エイミングスクリューの冠状歯車に、回動操作用工具(ドライバー)を係合させ、回動操作用工具(ドライバー)を使って冠状歯車を回動操作し、これによって光源ユニットを左右方向に傾動調整できる。
一方、左右エイミングが不要な仕様形態では、キャップを左右エイミングスクリューの冠状歯車に被着することで、冠状歯車はキャップで覆い隠され、回動操作用工具(ドライバー)を冠状歯車に係合させることができず、左右エイミングスクリューの冠状歯車の回動が困難となる。
また、キャップとしては、請求項2に示すように、合成樹脂の一体成形体で構成し、キャップの筒状部の側壁を縦スリットによって複数の舌片に分割するとともに、舌片の先端側の内側に爪を突設して、冠状歯車側の段差部と係合して抜け止めされる複数の舌片状の弾性フックを構成する場合がある。
そして、冠状歯車の端面側からキャップを被せるように押しつけると、弾性フックが冠状歯車外側面に押されて外側に弾性変形し、かつ冠状歯車外側面に沿って滑動し、冠状歯車側の段差部に係合して抜け止めされることで、キャップが冠状歯車に被着された状態に保持される。
また、キャップを製造するには、キャップ頭頂部側を成形する第1の金型と、キャップ開口部側を成形する第2の金型とからなる一対の対向金型によって成形し、前記天板部から筒状部にかけての弾性フック対応位置に、前記第1の金型の成形面に突設した弾性フック表側成形用の金型突起に対応する開口部を形成するように構成すれば、スライド金型を用いた金型構造とすることなく、キャップを合成樹脂で一体成形できる。この結果、金型構造が簡潔となって、キャップの低コスト化を実現できる。
【0009】
【発明の実施の形態】
次に、本発明の実施の態様を実施例に基づいて説明する。
【0010】
図1〜図7は、本発明の第1の実施例を示すもので、図1は第1の実施例である自動車用ヘッドランプの正面図、図2は同ヘッドランプの水平断面図(図1に示す線II-II に沿う断面図)、図3は同ヘッドランプの縦断面図(図1に示す線III-III に沿う断面図)、図4はエイミングスクリューの回動操作部に被着するキャップの斜視図、図5はキャップを被着した左右エイミングスクリューの回動操作部周辺の縦断面図、図6は回動操作部に被着したキャップの断面図(図5に示す線VI-VI に沿う断面図)、図7はキャップを成形する金型の断面図、図8はキャップを被着する際の弾性フックの作用を示す断面図である。
【0011】
これらの図において、符号2は合成樹脂製の容器状ランプボディで、ランプボディ2内には、光源ユニットU(光源であるバルブ3を挿着した放物面形状のリフレクター4)が配置され、ランプボディ2の前面開口部に前面レンズ5が組み付けられてヘッドランプとして一体化されている。
【0012】
光源ユニットU(リフレクター4)は、ランプボディ2の背面壁に形成されたスクリュー挿通孔2aを貫通して前後方向水平に延出する一対のエイミングスクリュー20,30と、リフレクター4の背面に突設されたブラケット4a,4bに嵌着され、エイミングスクリュー20,30にそれぞれ螺合するナット部材6,7と、リフレクター4とランプボディ2間に介装された玉継ぎ手10と、から構成されたエイミング機構によって、上下左右方向に傾動可能に支持されている。
【0013】
玉継ぎ手10は、ランプボディ2側に突設された玉部10aと、リフレクター4の裏面に突設されたブラケット4cに嵌着され、玉部10aを支承する玉受部10bとから構成されている。一方、エイミングスクリュー20,30は、ランプボディ2の前方にスクリューねじ20a,30aを、後方にスクリュー軸部20b,30bをそれぞれ延出させた形態で、スクリュー挿通孔2aにおいてそれぞれ回動可能に支承されている。符号16は、エイミングスクリュー側の段差部20c,30cとスクリュー挿通孔2aの周縁部間に介装された板ばねであるプッシュオンフィックスで、エイミングスクリュー20,30は、このプッシュオンフィックス16のばね付勢力によって、スクリュー軸部のフランジ20d,30dがスクリュー挿通孔2aの周縁部に圧接された状態に保持されている。符号17はOリング、符号18はOリング17とフランジ20d,30d間に介装されたワッシャーである。
【0014】
エイミングスクリュー20,30の前方に延出するスクリューネジ部20a,30aには、ナット部材6,7が螺合し、ランプボディ2の後方に突出するスクリュー軸部20b,30bには、ドライバーDの歯部やスパナやレンチが係合できる回動操作部21,31が形成されている。
【0015】
回動操作部21,31は、スパナやレンチ等の回動操作用の工具が係合できる、スクリュー軸部よりも径の大きい六角ボルト頭部によって構成され、六角ボルト頭部状の回動操作部21,31の端面には、ドライバーDの歯部が係合できる十字溝21a,31a が形成されている。
【0016】
なお、本実施例における回動操作部21,31は、給電用コード等の他部材がエイミングスクリュー後端部に当たって、エイミングスクリュー20,30が勝手に回動しないように、エイミングスクリュー後端部の保護カバーである立壁12によって取り囲まれているため、回動操作部21,31をスパナやレンチを使って回動させることは困難で、ドライバーDによってのみ回動操作が可能である。
【0017】
そして、ドライバーDを使って回動操作部21,31(エイミングスクリュー20,30)を回動させると、ナット部材6,7がスクリューネジ部20a,30aに沿って進退し、これによって光源ユニットU(リフレクター4)が上下左右方向に傾動する。即ち、エイミングスクリュー20は、ナット部材7と玉継ぎ手10とを結ぶ水平軸Lx回りに光源ユニットUを傾動(上下方向に傾動)させる上下エイミングスクリューを構成し、エイミングスクリュー30は、ナット部材6と玉継ぎ手10とを結ぶ垂直軸Ly回りに光源ユニットUを傾動(左右方向に傾動)させる左右エイミングスクリューを構成している。
【0018】
符号40Aは、エイミングスクリュー30の回動操作部31に被着することのできる合成樹脂製のキャップで、図4に拡大して示されるように、回動操作部31の端面(六角ボルト頭部の頭頂部)を覆うことのできる円盤状の天板部41と、天板部41の周方向等分3ヵ所から略垂直に延出し、回動操作部31の側面(六角ボルト頭部の外側面)を把持するとともに、回動操作部側の段差部と係合して抜け止めされる弾性フック43を備えた構造となっている。
【0019】
符号44は、弾性フック43の先端に形成された爪部で、弾性フック43が回動操作部31の外側面に圧接されるとともに、この爪部44が回動操作部31側の段差部(回動操作部31とスクリュー軸部間の段差部)31bに係合して抜け止めされることで、キャップ40Aは回動操作部31に抱きついた状態に保持されて、ガタつくこともない。
【0020】
また、弾性フック43の先端部内側には、回動操作部導入用の傾斜面44aが形成されており、キャップ40Aを回動操作部31に被着する際に、回動操作部31の頭頂部は傾斜面44aにガイドされて弾性フック43の内側にスムーズに侵入できるようになっている。
【0021】
また、回動操作部31の端面が当接する天板部41の中央領域42は、天板部外周縁領域よりも厚く形成されて、弾性フック43の長さが大きくされており、これによって、弾性フック43の可撓性が高められた構造となっている。
【0022】
また、このキャップ40Aは、合成樹脂の一体成形体で構成されており、天板部41の弾性フック43(爪部44)に対応する位置には、キャップ成形の際のアンダーカット部となるおそれのある弾性フック43の裏側を成形する金型突起53(図7参照)に対応した開口部45が形成されている。即ち、キャップ40Aは、図7に示すように、主に天板部41を成形する第1の金型51と、主に弾性フック43を成形する第2の金型52とからなる一対の対向金型によって成形されたもので、第1の金型51の成形面51aには、弾性フック43の裏側を成形するための金型突起53が突設されている。
【0023】
なお、この天板部41に形成された開口部45は、天板部41と弾性フック43の連接部における剛性を低下させて、弾性フック43の可撓性を高め、キャップ40Aの回動操作部31への装着を容易にするという作用もある。
【0024】
そして、キャップ40Aを回動操作部31に被着するには、弾性フック43の可撓性を利用してキャップ40Aをワンタッチで回動操作部31に被着することができる。即ち、図8矢印に示すように、立壁12内の回動操作部31に、弾性フック43を前方に向けてキャップ40Aを押し込むと、弾性フック43が回動操作部31の頭頂部によって押し拡げられ、爪部44が頭頂部外側面に沿って滑動し、図5に示すように、爪部44が段差部31bに係合してキャップ40Aが抜け止めされる。
【0025】
図5,6は、キャップ40Aを回動操作部31に被着した形態を示しており、この形態では、回動操作部31に形成されている十字溝31aがキャップ40Aで覆い隠された状態となるため、十字溝31aにドライバーDの歯部を係合させることが困難となる。
【0026】
また、ランプボディ2の左右エイミングスクリュー30配設位置および上下エイミングスクリュー20配設位置には、スクリューの後端部を取り囲む保護カバーである円筒形状の立壁12が後方に延出形成されているが、この立壁12の内径は、キャップ40Aがちょうど係合できる大きさに形成されている。このため、回動操作部31に被着されたキャップ40Aは、図5に示すように、立壁12内にすっぽりと収まって、スパナやレンチは勿論、ドライバーDの歯部も回動操作部31に係合させることが困難となる。また、回動操作部31に被着されたキャップ40Aの頭頂部は、立壁12の開口縁部と面一となっており、キャップ40Aを簡単に取り外すことも困難となる。
【0027】
したがって、欧州向けや日本向けのヘッドランプのように、上下エイミングスクリューおよび左右エイミングスクリューの回動ができる仕様とする必要があれば、キャップ40Aを上下エイミング用の回動操作部21および左右エイミング用の回動操作部31のいずれにも被着しない形態とすることで、欧州向けや日本向け仕様となる。即ち、ドライバーDを使って回動操作部21,31を回動操作できるので、ヘッドランプの光軸を上下左右方向に傾動調整できる。
【0028】
一方、米国向けのヘッドランプのように、左右エイミングスクリューの回動ができない仕様とする必要があれば、上下エイミング用の回動操作部21には、キャップ40Aを被着しないが、図5に示すように、左右エイミング用の回動操作部31にキャップ40Aを被着することで、米国向け仕様となる。即ち、ドライバーDを使って回動操作部21を回動操作できるものの、回動操作部31を回動操作することができないので、ヘッドランプの光軸を上下方向にのみ傾動調整できる。
【0029】
なお、前記した実施例において、回動操作部31を取り囲むように延出形成されている立壁12は、キャップ40Aが係合できる大きさに形成されているが、立壁12の内径をキャップ40Aの外径より幾分大きめに形成して、キャップの被着作業性を考慮してもよい。また、特に、回動操作部31に被着したキャップ40Aの天板部41と立壁12との間に隙間が形成される場合には、立壁12に水抜き孔や水抜き用のスリットを形成しておくことが望ましい。
【0030】
図9〜11は、本発明の第2の実施例の要部を示すもので、図9は第2の実施例の要部であるキャップの斜視図、図10はキャップを被着した左右エイミングスクリューの回動操作部周辺の縦断面図、図11は回動操作部に被着したキャップの断面図(図10に示す線XI-XI に沿う断面図)である。
【0031】
この第2の実施例では、前記した第1の実施例において設けられていた円筒形状の立壁12が設けられておらず、エイミングスクリューの回動操作部21,31が立壁12に隠されることなく、ランプボディ2の後方に露出している。このため、ドライバーDを使って回動操作部21,31を回動操作することができることは勿論、スパナやレンチを使っても回動操作部21,31を回動操作することができるようになっている。
【0032】
また、回動操作部21,31が立壁12に隠されることなくランプボディ2の後方に露出しているため、作業者がヘッドランプの上方から回動操作部21,31を視認でき、ドライバーD等の回動操作用工具を回動操作部21,31に係合させて回動操作部を回動調整するエイミング作業が容易である。
【0033】
また、回動操作部31を取り囲む立壁12がないことから、回動操作部31にキャップ40Bを被着する作業が容易となる。
【0034】
また、キャップ40Bの隣り合う弾性フック43,43間には、回動操作部31の外側面に当接する平板状の当接部47が垂設されている。このため、キャップ40Bを回動操作部31に被着すると、図10,11に示されるように、弾性フック43と当接部47がそれぞれ回動操作部31の外側面に圧接状態となって、キャップ40Bは、第1の実施例におけるキャップ40Aよりもさらに回動操作部31に対してがたつくことなく被着された状態に保持される。
【0035】
その他は、前記した第1の実施例と同一であるため、同一の符号を付すことによってその重複した説明は省略する。
【0036】
図12〜図14は、本発明の第3の実施例の要部を示すもので、図12は第3の実施例の要部であるキャップの斜視図、図13はキャップを被着した左右エイミングスクリューの回動操作部周辺の形態の縦断面図、図14は回動操作部に被着したキャップの断面図(図13に示す線XIV-XIV に沿う断面図)である。
【0037】
この第3の実施例では、回動操作部31に被着されるキャップ40Cが、円盤状の天板部41の外周縁に円筒部が形成された合成樹脂製の有底円筒体で、円筒部外周壁の周方向等分6個所に縦方向に延びるスリットSが形成されて、爪部44Aをもつ弾性フック43Aと爪部のない当接部47Aとが円筒部周方向等間隔に形成された構造で、図14に示すように、回動操作部31外側面の6個の角部が各スリットSに係合して、キャップ40Cと回動操作部31が周方向に位置決めされるようになっている。
【0038】
この第3の実施例では、前記第2の実施例と同様、エイミングスクリューの後端部が立壁12に取り囲まれることなくランプボディ2の後方に露出していることから、キャップ40Cの回動操作部31への被着作業が容易である。
【0039】
その他は、前記した第1の実施例と同一であるため、同一の符号を付すことによってその重複した説明は省略する。
【0040】
図15〜図19は、本発明の第4の実施例の要部を示すもので、図15は本願発明の第4の実施例の要部であるキャップの斜視図、図16は同キャップの正面図、図17はキャップを被着した回動操作部周辺の縦断面図、図18は回動操作部に被着したキャップの断面図(図17に示す線XVIII-XVIII に沿う断面図)、図19は回動操作部に被着したキャップの断面図(図17に示す線XIX-XIX に沿う断面図)である。
【0041】
前記した第3の実施例におけるキャップ40Cでは、その円筒部が回動操作部31だけをちょうど包囲できる大きさに形成されていたが、この第4の実施例におけるキャップ40Dでは、その円筒部(爪部44Bを設けた弾性フック43Bと当接部47B)が第3の実施例におけるキャップ円筒部よりも軸方向に長く形成されて、回動操作部31は勿論のこと、スクリュー軸部30bまでも包囲できる大きさに形成されている。
【0042】
このため、本実施例では、エイミングスクリュー30のランプボディ2の後方に露出している部分全体(回動操作部31およびスクリュー軸部30b)がキャップ40Dで覆い隠されるため、ユーザーはエイミングスクリュー30に触れることが困難となる。
【0043】
また、弾性フック43Bの先端に設けられた爪部44Bは、キャップ40Dが回動操作部31に被着された状態では、回動操作部側の段差部31bに係合して、キャップ40Dを抜け止めするべく作用するとともに、スクリュー軸部30bに圧接されて、キャップ40Dを回動操作部31に対しがたつかないように保持するという作用もある。
【0044】
また、円筒部を構成する弾性フック43Bの薄肉の付け根部43B1 および当接部47Bの内径Dは、回動操作部31の最大外径dより大きく形成されているため、キャップ40Dを回したときに、回動操作部31に対しキャップ40Dだけが空回りするようになっている。
【0045】
また、符号42Aは、開口部45を避けるように天板部41の裏面に形成された放射状に延びるリブで、このリブ42Aを回動操作部31の頭頂部に当接させるようにすれば、弾性フック44Bにおける薄肉の付け根部43B1 の長さを長くすることができ、これによって、弾性フック43Bの可撓性を高めて、キャップ40Dを回動操作部31にスムーズに被着することができる。
【0046】
また、この第4の実施例では、エイミングスクリューの支承部にワッシャーが使われていない。即ち、図17に示すように、スクリュー挿通孔2aの周縁部に介装されたOリング17にスクリュー軸部のフランジ30dが直接当接し、前記した第1〜第3の実施例のスクリュー支承部に用いられていたワッシャー18を省いた構造となっている。
【0047】
その他は、前記した第3の実施例と同一であるため、同一の符号を付すことによってその重複した説明は省略する。
【0048】
図20〜図24は、本発明の第5の実施例の要部を示すもので、図20(a)は本発明の第5の実施例の要部であるキャップの斜視図、図20(b)は同キャップを頭頂部側から見た斜視図、図21はキャップを被着した回動操作部周辺の縦断面図、図22は回動操作部に被着したキャップの断面図(図20に示す線XXII-XXII に沿う断面図)、図23はキャップを成形する金型の断面図、図24はキャップを被着する際の弾性フックの作用を示す断面図である。
【0049】
この第5の実施例では、回動操作部31に被着されるキャップ40Eが、回動操作部31の頭頂部を覆う円盤状の天板部41と、天板部41の外周縁から垂直に延出し、回動操作部31の外側面を包囲する円筒部48とを備えた合成樹脂製の有底円筒体で、円筒部48の周方向等分2ヵ所には、回動操作部31側の段差部31bに係合して抜け止めされる一対の舌片状の弾性フック49が設けられている。
【0050】
即ち、円筒部48の内側には、円筒部48を構成する側壁の一部がキャップ頭頂部側から開口部側に切り起こされて内側に延出する一対の舌片状の弾性フック49が対向して形成されている。弾性フック49と側壁との間には、スリットSが設けられて、舌片状弾性フック49の可撓性が高められており、弾性フック49の先端部が回動操作部側の段差部31bと係合することで、キャップ40Eは回動操作部31に被着された状態に保持される。また、キャップ40Eが回動操作部31に被着された状態では、回動操作部31が弾性フック49と天板部41間に挟持されるため、キャップ40Eがガタつくこともない。
【0051】
また、弾性フック49は、円筒部48と面一で軸方向に真直ぐ延びる基端部側領域49aが途中から屈曲し斜め内側に延出して先端側領域49bとなる「くの字型」に形成されて、キャップの装着性と抜け止め効果の両方が高められている。即ち、弾性フック49が「くの字型」に形成されることで、フック先端から付け根までの長さ(フックの全長)が、フックが真っ直ぐな場合に比べて大きくなり、フックの可撓性が高められて、キャップ40Eの回動操作部31へのスムーズな被着が可能となっている。また、フックが「くの字型」であるため、キャップ40Eが回動操作部31から抜き出す方向(図21右方向)に引っ張られると、弾性フック49は回動操作部側の段差部31bに沿って半径方向内側に弾性変形し、抜け止め作用がさらに高められる。
【0052】
また、キャップ40E(円筒部48)の内径は、回動操作部31の最大外径以上の大きさに形成されており、キャップ40Eを回したときに、回動操作部31に対しキャップ40Eだけが空回りするようになっている。
【0053】
また、円筒部48は、キャップ40Eが回動操作部31に被着された状態では、開口側端部がランプボディ2に接近した位置となる長さに形成されており、したがって、回動操作部31は勿論のこと、スクリュー軸部までも円筒部48(キャップ40E)によって確実に包囲された形態となる。このため、本実施例では、回動操作部31に回動操作用の治具を係合させることができないことは勿論、回動操作部31が存在することすら認識できない構造となっている。
【0054】
また、符号45Aは、天板部41から筒状部48にかけての弾性フック49に対応する位置に形成された開口部で、キャップ成形の際のアンダーカット部となるおそれのある弾性フック49の表側を成形する金型突起63(図23参照)に対応した開口部である。
【0055】
即ち、キャップ40Eは、図23に示すように、キャップの外側を成形する第1の金型61と、キャップの内側を成形する第2の金型62とからなる一対の対向金型によって成形されたもので、第1の金型61の成形面61aには、弾性フック49の表側を成形するための金型突起63が突設されている。
【0056】
そして、キャップ40Eを回動操作部31に被着するには、弾性フック49の可撓性を利用して、キャップ40Eをワンタッチで回動操作部31に被着することができる。即ち、図24矢印に示すように、回動操作部31にキャップ40Eの開口側を押し込むと、弾性フック49が回動操作部31の頭頂部によって押し拡げられ、頭頂部外側面に沿って滑動し、図21に示すように、弾性フック49が段差部31bに係合して抜け止めされる。
【0057】
なお、前記した第1〜第5の実施例では、エイミングスクリュー20,30の後端部に設けられた回動操作部21,31が、端面にプラスドライバー係合用の十字溝21a,31aの形成された六角ボルト頭部によって構成されていたが、例えば図25〜図28に示すような他の構造であってもよい。
【0058】
即ち、図25および図26は、本発明の第6の実施例の要部を示すもので、図25は第6の実施例の要部である回動操作部とキャップの斜視図、図26は左右エイミングスクリューの回動操作部に被着したキャップの縦断面図である。
【0059】
この第6の実施例における回動操作部31は、スクリュー軸部より径の大きい円柱頭部の頭頂部に十字溝31aの形成された構造で、カップ型のゴム製キャップ40Fをゴムの弾性(伸縮性)を利用して、この回動操作部31に密着した状態に被着できるようになっている。
【0060】
符号40aは、キャップ40Fの開口部周縁の内側に周設されたリブで、このリブ40aが回動操作部側の段差部31bに係合してキャップ40Fが抜け止めされる。
【0061】
符号40bは、キャップ40Fの側面に設けられた空気抜き用の孔で、キャップ40Fを回動操作部31に被せる際に、キャップ内側の空気をこの孔40bから排出させることで、キャップ40Fの被着作業をスムーズにする作用がある。図27および図28は、本発明の第7の実施例の要部を示すもので、図27は第7の実施例の要部である回動操作部とキャップの斜視図、図28はキャップを被着した左右エイミングスクリューの回動操作部の縦断面図である。
【0062】
この第7の実施例における回動操作部31は、スクリュー軸部30bの端面にマイナスドライバー係合用のマイナス溝31a1 が形成された構造で、この回動操作部31にカップ型のゴム製キャップ40Gを被着できるようになっている。 符号31cは、スクリュー軸部外周面に周設された回動操作部側の段差部である溝で、キャップ40Gの開口部周縁の内側に周設されたリブ40aがこの溝31cに係合してキャップ40Gが抜け止めされる。
その他は、前記した第6の実施例と同一であるため、同一の符号を付すことによってその重複した説明は省略する。
【0063】
図29〜図34は、本発明の第8の実施例の要部を示すもので、図29は第8の実施例の要部であるキャップの斜視図、図30は同キャップの縦断面図(図31に示す線XXX-XXXに沿う断面図)、図31は同キャップの平面図、図32はキャップを挿着する際の弾性フックの作用を説明する断面図(図31に示す線XXXII-XXXIIに沿う断面図)、図33はキャップを被着した回動操作部周辺の縦断面図、図34は同キャップの横断面図(図33に示す線XXXIV-XXXIVに沿う断面図)である。
【0064】
この第8の実施例におけるキャップ40Hは、図20〜図24に示す第5の実施例におけるキャップ40Eの改良で、キャップの回動操作部へのスムーズな装着と、装着されたキャップの確実な抜け止めと、装着されたキャップのガタツキの防止について優れた構造となっており、この点について詳しく説明する。
【0065】
キャップ40Hは、回動操作部31の頭頂部を覆う天板部41と、天板部41の外周縁から垂直に延出し、回動操作部31の外側面を包囲する円筒部48とを備えた有底円筒体で、円筒部48の内側には、回動操作部31側の段差部31bに係合して抜け止めされる3個の舌片状の弾性フック59が設けられている。
【0066】
キャップ円筒部48の内側には、円筒部48の下端に連成され、円筒部48に沿って上方に延出する段付円筒形状の内筒部50が形成されている。内筒部50は、径が徐々に小さくなる傾斜テーパ基部51から、均一径のストレート部52を経て、径が徐々に小さくなる傾斜テーパ先端部53が形成された構造で、内筒部50には、周方向等分3箇所に縦スリットSが設けられて、内筒部50の延出端側が縦断面「くの字型」の3個の舌片状の弾性フック59に分割されている。
【0067】
キャップ40Hの天板部41には、キャップ40H成形の際のアンダーカット部となる弾性フック59の外側(円筒部48に対面する側)を成形するための金型突起に対応した開口部45Bが形成され、この開口部は、前記第5の実施例におけるキャップ40Eの開口部45Aに対応する部位である。そして、天板部41の縦スリットSに対応した位置には、開口部45Bを画成する放射状に延びる横リブ41aが形成されている。符号41dは、天板部41におけるヒケの発生を阻止するために設けられた凹部である。
【0068】
縦スリットSは、傾斜テーパ先端部53から傾斜テーパ部基部51にかけて形成されて、弾性フック53に十分な可撓性が得られるとともに、各スリットSの両側の傾斜テーパ基部51からストレート部52の中程にかけての領域が、縦壁54により円筒部48に連設されて、弾性フック59の剛性も確保されている。
【0069】
そして、この弾性フック59も、前記した第5の実施例におけるキャップ40Eの弾性フック49と同様、回動操作部31の段差部31bと弾性係合することで抜け止めされるが、弾性フック59の巾は弾性フック49の巾よりも大きく、しかも弾性フック59は周方向等分3箇所に設けられているため、第5の実施例のキャップ49Eの場合よりも抜け止め効果に優れている。
【0070】
また、弾性フック59のストレート部52の内径は、回動操作部31の外径に整合する大きさに形成されて、ストレート部52はキャップ40Hを回動操作部31に被着する際のガイドとして作用する。即ち、キャップ40Hを回動操作部31に被着する際には、図32に示すように、回動操作部31にストレート部52が係合した状態となり、この状態からキャップ40Hを押し込めば、弾性フック59が図32矢印に示すように外側に弾性変形して、弾性フック59の先端部59aが回動操作部31の段差部31bに係合したキャップ被着状態となる(図33参照)。
【0071】
このように、回動操作部31にストレート部52を係合させることで、キャップ40Hと回動操作部31とは、自動的に軸心が一致した形態に位置決めされるので、以後は、キャップ40Hを押し込むだけでよく、簡単かつ確実にキャップ40Hを回動操作部31に被着することができる。
【0072】
また、弾性フック59の先端部59aの内側は縦断面直角に形成されており、キャップ40Hが回動操作部31に被着された際に、スクリュー軸部30bと段差部31b間の直角分岐部に圧接されるとともに、天板部41の裏面41bが回動操作部31の頭頂部に圧接される。また、弾性フック59の先端部59aは、回動操作部31の段差部31aとの接触面積が大きくとれるように、先端側程その板厚が大きくされて、それだけキャップ40Hと回動操作部31間にガタが生じにくい構造となっている。
【0073】
また、キャップ円筒部48内周面における天板部41と弾性フック59間領域には、横リブ41aに連なる縦リブ55が設けられて、キャップ40Hと回動操作部31間のガタをなくすようになっている。即ち、縦リブ55は、天板部41において放射状に延びる3本の横リブ55に連設され、その内周面は、回動操作部31の最大外径に整合する円筒面形状に形成されて、キャップ40Hが回動操作部31回りに空回りできるとともに、特に、回動操作部31の六角の角部が縦リブ55に正対する位置となったときは、回動操作部31が外周3箇所において縦リブ55によって支持されるので、それだけ、キャップ40Hが回動操作部31に対しガタつかない。
【0074】
さらに、キャップ40Hを回動操作部31に被着した状態では、図33に示すように、キャップ40Hの円筒部48の前端部(キャップ内筒部50の傾斜テーパ基部51)の内側が、スクリュー軸部30bのフランジ部30dに非常に接近した形態となっており、キャップ40Hが傾動すると、この傾斜テーパ基部51がフランジ部30dに当接して傾動が阻止されるため、キャップ40Hが回動操作部31に対しガタつかない構造となっている。
【0075】
なお、図32,33において、エイミングスクリュー30には、円環状の溝30eが形成され、この溝30eとスクリュー挿通孔2a周縁部間にプッシュオンフィックス16が介装されて、エイミングスクリュー30が抜け止めされている。
【0076】
図35〜図40は、本発明の第9の実施例の要部を示すもので、図35は第9の実施例の要部であるエイミングスクリュー回動操作部周辺の縦断面図、図36は左右エイミングスクリューの回動操作部周辺の斜視図、図37はキャップの斜視図、図38は同キャップの平面図、図39はキャップを装着した左右エイミングスクリューの回動操作部周辺の縦断面図、図40はキャップを装着した左右エイミングスクリューの回動操作部周辺の斜視図である。
【0077】
前記した第1〜第8の実施例では、エイミングスクリューの後端部に設けられた回動操作部が、六角ボルト頭部又は/および十字溝によって構成されていたが、この第9の実施例では、傘歯車60によって構成された回動操作部がエイミングスクリュー(上下エイミングスクリュー20および左右エイミングスクリュー30)の後端部に設けられており、左右エイミングスクリュー30後端部の回動操作部である傘歯車60にキャップ40Iを被着することで、上下エイミングスクリュー20の回動はできるが、左右エイミングスクリュー30の回動ができない米国仕様にすることができるというものである。
【0078】
図35に示されるように、スクリュー軸部30bに回動操作部である傘歯車60が一体化された左右エイミングスクリュー30は、ランプボディ2のスクリュー挿着孔2aに沿って後方に突出形成されている円筒形状の軸受2bに挿通され、プッシュオンフィックス16によって抜け止めされることで、回転可能に支承されている。
【0079】
傘歯車60の歯部62は、ランプボディ2側に向き、軸受2bの真上には、ランプボディ2に一体に形成された二股形状のドライバーガイド66が設けられている。そして、ランプボディ2に沿って上方から差し入れたプラスドライバーDは、ドライバーガイド66にガイドされてその先端D1 が軸受け2bに当接すると、ドライバーDの歯D2 が傘歯車60の歯部62に自ずと噛み合うようになっている。そこで、ドライバーガイド66にガイドされた形態のドライバーDを回すことで、傘歯車60を介し左右エイミングスクリュー30を回動させることができる。即ち、左右方向のエイミング調整ができる。
【0080】
符号2cは、軸受け2b外周面のドライバーガイド66に正対する位置に設けられた軸方向に延びる凹溝で、ドライバーDの先端D1 がこの凹溝2cに係合することで、ドライバーの先端D1 が軸受け2bの周方向に滑動することなく位置決めされる。
【0081】
また、傘歯車60の端面中央には、十字溝31a付六角ボルト頭部から構成された回動操作部31が一体に形成されており、スパナやレンチを使っても、あるいは十字溝31aにドライバーDを係合させることによってもエイミングスクリュー30の回動操作ができる構造となっている。
【0082】
なお、上下エイミングスクリュー20の構造は、前記した左右エイミングスクリュー30の構造と同一であり、さらに、その他のヘッドランプの構造も前記した第1の実施例のヘッドランプの構造と同一であるため、これらの説明は省略する。
【0083】
キャップ40Iは、傘歯車60の端面を覆う天板部41と、天板部41の外周縁から垂直に延出し、傘歯車60の外側面を包囲する円筒部48とを備えた有底円筒体によって構成されている。円筒部48は、8本の縦スリットSによって、周方向等分4個の巾の大きい舌片状の弾性フック72と、周方向等分4個の巾の小さい舌片状の弾性フック74とに分割されており、弾性フック72と弾性フック74は周方向交互に連続している。
【0084】
弾性フック72,74の内側には、傘歯車60の歯部62前縁部に当接係合できる爪75がそれぞれ突設されて、弾性フック72,74が傘歯車60の外側面を把持できるようになっている。
【0085】
また、天板部41の裏面には、回動操作部31を収容できる大きさの凹部41cが形成されており、巾の小さい舌片状の弾性フック74は、その巾がドライバーガイド66の内巾に整合する大きさに形成され、スリットSは、ドライバーガイド66の縦壁66aの板厚に整合する巾に形成されている。
【0086】
従って、巾狭の弾性フック74の1つをドライバーガイド66に係合するようにして、キャップ40Iを傘歯車60の端面側から押し込むと、弾性フック72,74が傘歯車60の外側面によって外側に押し拡げられ、爪75が傘歯車60の外側面を滑動して歯部62前縁部に当接係合して抜け止めされることで、キャップ40Iが傘歯車60に被着された状態となる。
【0087】
また、キャップ40Iが傘歯車60に被着された状態では、弾性フック74がドライバーガイド66と係合して、キャップ40Iの回動が阻止されるようになっている。
【0088】
また、弾性フック74の先端部74aは、ドライバーガイド66付け根部66bの内周面の円弧形状に倣った円弧形状に形成されており、キャップ40Iが傘歯車60に被着された状態では、弾性フック74の先端部74aがドライバーガイド66の付根部66bにまで延在するため、ドライバーDを傘歯車60の歯部62と噛み合わせることが困難となるとともに、ドライバーガイド66内を含めた傘歯車60全周囲がキャップ40Iで覆われるため、ゴミや水がエイミングスクリュー30の支承部に侵入することもない。
【0089】
なお、符号45Cは、キャップ40Iの天板部41の爪75に対応する位置に設けられた開口部で、キャップ40I成形の際のアンダーカット部となる爪75成形用の金型突起に対応した開口部で、第5の実施例におけるキャップ40Eの開口部45Aに対応する部位である。
【0090】
図41〜図47は、本発明の第10の実施例の要部を示すもので、図41は第10の実施例の要部であるキャップの斜視図、図42は同キャップの縦断面図(図43に示す線XXXXII-XXXXIIに沿う断面図)、図43は同キャップの平面図、図44は同キャップを装着した左右エイミングスクリューの回動操作部周辺の縦断面図、図45は同キャップの横断面図(図44に示す線XXXXV-XXXXVに沿う断面図)、図46は回動操作部に装着された同キャップの斜視図、図47は同キャップを成形する金型の断面図である。
【0091】
この第10の実施例におけるキャップ40Jは、図29〜図34に示す第8の実施例におけるキャップ40Hの改良で、キャップの天板部41に内方突起41eが形成されて、開口部45B1が第8の実施例におけるキャップ40Hの開口部45Bよりも狭められて、開口部45B1からラジオペンチPを挿入してボルト頭部31を回動させることが困難な構造となっている点が相違し、その他は前記第8の実施例におけるキャップ40Hと同一である。従って、キャップ40Jの構成については、キャップ40Hと相違する点を主として説明し、キャップ40Hと同一の構成については、同一の符号を付すことによりその説明を省略する。
【0092】
即ち、第8の実施例におけるキャップ40Hでは、開口部45Bが比較的大きいために、この開口部45BからラジオペンチPを挿入してキャップ40H内のボルト頭部31をペンチで挟んで回動(エイミングスクリュー30を回動)させてしまうおそれがあった。そこで、本実施例では、開口部45B1に対応した円筒部48の内周面に円弧状の内方突起41eを形成し、開口部45B1を半径方向に狭めて(例えば、天板部41の外周縁と内方突起41eの内周縁間の半径方向の隙間が例えば3mm程度とされて)、ラジオペンチPを開口部45B1に挿入させにくい構造となっている。
【0093】
また、内方突起41eは、キャップ40J内のボルト頭部31の外側面に臨む位置まで延びて、図44,45に示されるように、ボルト頭部31と内方突起41e間の隙間S1が狭くなって、ラジオペンチPの先端P1をこの隙間S1に挿入させにくい(ボルト頭部31をペンチPで挟持しにくい)構造となっている。
【0094】
また、開口部45B1に挿入したペンチ先端P1を開こうとすると、図44に示されるように、ペンチ先端P1が内方突起41eに当たって、ペンチ先端P1をボルト頭部31の外径以上に広げることができず、従って、ペンチPでボルト頭部31をつかむこと自体が困難な構造となっている。
【0095】
このように、本実施例では、キャップ40Jが回動操作部31に装着された状態では、エイミングスクリュー30の回動操作を行うことが全く不可能となっている。
【0096】
また、キャップ円筒部48の内側に形成されている内筒部50Aの外周領域がアンダーカット部とならないようにするために、弾性フック59の付根部の前面側を開口させている。符号59aは開口部を示す。即ち、キャップ40Jの天板部41に内方突起41bを形成したことで、内筒部50Aが第8の実施例に示すキャップ40Hにおける内筒部50と同一の構造(弾性フック59の付根側が閉塞された構造)であると、円筒部48内側の弾性フック59と内方突起41e間の領域が、金型を用いた射出成形の際にアンダーカット部となって、キャップの成形が困難となる。
【0097】
そこで、弾性フック59の付根側を前方に向けて開口させ、即ち、弾性フック59と円筒部48間の連接部を横断面コ字型に形成し、図47に示すような左右一対の金型71,72を用いることで、アンダーカット部が形成されることなくキャップ40Jを成形することができる。
【0098】
なお、前記した種々の実施例では、自動車用ヘッドランプを例にあげて本発明を説明したが、本発明はヘッドランプに限定されるものではなく、フォグランプその他の自動車用前照灯にも適用できる。
【0099】
【発明の効果】
以上の説明から明らかなように、請求項1に係る自動車用前照灯によれば、エイミングスクリューの冠状歯車にキャップを被着するか否かという非常に簡潔な構成によって、異なるエイミング仕様の前照灯を構成できるので、単一のランプボディを異なるエイミング仕様の前照灯に共用でき、単一の製造ラインで仕様の異なる前照灯を組み立てることができ、コスト的にも安価となるという優れた効果がある。
請求項2によれば、キャップが合成樹脂の一体成形体で構成されているため、コストがかからない。また、弾性フックの可撓性を利用してキャップを簡単に冠状歯車に被着することができるので、キャップの被着作業も容易である。
また、キャップが環状歯車に被着された形態では、弾性フックが冠状歯車側の段差部に係合して、天板部が冠状歯車の端面に圧接された状態に保持されるので、被着されたキャップが冠状歯車に対しガタつくことはない。
特に、弾性フックが冠状歯車の外側面を把持する場合には、被着されたキャップが騒音の発生源となるおそれが全くない。
また、冠状歯車全体がキャップによって覆い隠されて、冠状歯車を認識できない形態となるので、キャップを取り囲む立壁をランプボディに形成しなくとも、左右エイミングスクリューの回動の全くできない仕様形態を実現できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例である自動車用ヘッドランプの正面図
【図2】同ヘッドランプの水平断面図(図1に示す線II-IIに沿う断面図)
【図3】同ヘッドランプの縦断面図(図1に示す線III-IIIに沿う断面図)
【図4】エイミングスクリューの回動操作部に被着するキャップの斜視図
【図5】キャップを被着した左右エイミングスクリューの回動操作部周辺の縦断面図
【図6】回動操作部に被着したキャップの断面図(図5に示す線VI-VIに沿う断面図)
【図7】キャップを成形する金型の断面図
【図8】キャップを被着する際の弾性フックの作用を示す断面図
【図9】本発明の第2の実施例の要部であるキャップの斜視図
【図10】キャップを被着した左右エイミングスクリューの回動操作部周辺の縦断面図
【図11】回動操作部に被着したキャップの断面図(図10に示す線XI-XIに沿う断面図)
【図12】本発明の第3の実施例の要部であるキャップの斜視図
【図13】キャップを被着した左右エイミングスクリューの回動操作部周辺の縦断面図
【図14】回動操作部に被着したキャップの断面図(図13に示す線XIV-XIVに沿う断面図)
【図15】本願発明の第4の実施例の要部であるキャップの斜視図
【図16】同キャップの正面図
【図17】キャップを被着した回動操作部周辺の縦断面図
【図18】回動操作部に被着したキャップの断面図(図17に示す線XVIII-XVIIIに沿う断面図)
【図19】回動操作部に被着したキャップの断面図(図17に示す線XIX-XIXに沿う断面図)
【図20】(a)本発明の第5の実施例の要部であるキャップの斜視図
(b)同キャップを頭頂部側から見た斜視図
【図21】キャップを被着した回動操作部周辺の縦断面図
【図22】回動操作部に被着したキャップの断面図(図20に示す線XXI-XXIに沿う断面図)
【図23】キャップを成形する金型の断面図
【図24】キャップを被着する際の弾性フックの作用を示す断面図
【図25】本発明の第6の実施例の要部である回動操作部とキャップの斜視図
【図26】キャップを被着した回動操作部周辺の縦断面図
【図27】本発明の第7の実施例の要部である回動操作部とキャップの斜視図
【図28】キャップを被着した回動操作部周辺の縦断面図
【図29】本発明の第8の実施例の要部であるキャップの斜視図
【図30】同キャップの縦断面図(図31に示す線XXX-XXXに沿う断面図)
【図31】同キャップの平面図
【図32】キャップを挿着する際の弾性フックの作用を説明する断面図(図31に示す線XXXII-XXXIIに沿う断面図)
【図33】キャップを被着した回動操作部周辺の縦断面図
【図34】同キャップの横断面図(図33に示す線XXXIV-XXXIVに沿う断面図)
【図35】本発明の第9の実施例の要部であるエイミングスクリュー回動操作部周辺の縦断面図
【図36】左右エイミングスクリューの回動操作部周辺の斜視図
【図37】キャップの斜視図
【図38】同キャップの平面図
【図39】キャップを装着した左右エイミングスクリューの回動操作部周辺の縦断面図
【図40】キャップを装着した左右エイミングスクリューの回動操作部周辺の斜視図
【図41】本発明の第10の実施例の要部であるキャップの斜視図
【図42】同キャップの縦断面図(図43に示す線XXXXII-XXXXIIに沿う断面図)
【図43】同キャップの平面図
【図44】同キャップを装着した左右エイミングスクリューの回動操作部周辺の縦断面図
【図45】同キャップの横断面図(図44に示す線XXXXV-XXXXVに沿う断面図)
【図46】回動操作部に装着された同キャップの斜視図
【図47】同キャップを成形する金型の断面図
【図48】従来の自動車用ヘッドランプの正面図
【図49】同ヘッドランプの水平断面図
【符号の説明】
2 ランプボディ
2a スクリュー挿通孔
3 光源であるバルブ
4 リフレクター
5 前面レンズ
6,7 ナット部材
10 リフレクターの揺動支点である玉継手
12 立壁
20 上下エイミングスクリュー
20a スクリューネジ部
20b スクリュー軸部
21 上下エイミングスクリューの回動操作部
30 左右エイミングスクリュー
30a スクリューネジ部
30b スクリュー軸部
31 上下エイミングスクリューの回動操作部
31a 十字溝
31b 回動操作部側の段差部
31c 回動操作部側の段差部である溝
40A,40B,40C,40D,40E,40F,40G,40H,40I,40J キャップ
40a 抜け止め用のリブ
41 キャップ天板部
43,43A,43B 弾性フック
45,45A,45B,45B1,45C アンダーカット部成形用の金型突起に対応する開口部
48 キャップ円筒部
49 舌片状の弾性フック
59,72,74 弾性フック
60 回動操作部である環状歯車(傘歯車)
U 光源ユニット
L 光源ユニットの光軸
Lx 水平軸
Ly 鉛直軸
D 回動操作用工具であるドライバー

Claims (4)

  1. 容器状ランプボディ内に設けられた光源ユニットがエイミング機構によって上下左右方向に傾動可能に構成されるとともに、エイミング機構構成部材である上下エイミングスクリューおよび左右エイミングスクリューのそれぞれの回動操作部がランプボディの外側に設けられ、これらの回動操作部を回動操作して光源ユニットを上下左右方向に傾動調整可能な自動車用前照灯において、左右エイミングが不要な仕様形態では、前記左右エイミングスクリューの回動操作部にキャップを被着して回動操作部を覆い隠すように構成された自動車用前照灯であって、
    前記エイミングスクリューの回動操作部は、前記ランプボディ側にその歯部を向けエイミングスクリューに互いに中心軸が一致するように一体化されて、エイミングスクリューと略直交するように配したプラスドライバーの歯部と噛み合う冠状歯車によって構成され、
    前記キャップは、前記冠状歯車の端面を覆う天板部と、前記天板部から略垂直に延出し、その内側に前記冠状歯車側の段差部と係合する抜止用の突起部が設けられて前記冠状歯車の歯部を含む外側面を包囲する筒状部と、を備えたことを特徴とする自動車用前照灯。
  2. 前記キャップは、合成樹脂の一体成形体によって構成され、前記キャップの筒状部の側壁が縦スリットによって複数の舌片に分割されるとともに、舌片の先端側の内側に爪が突設されて、前記冠状歯車側の段差部と係合して抜け止めされる複数の舌片状の弾性フックを構成することを特徴とする請求項1に記載の自動車用前照灯。
  3. 前記ランプボディの近傍には、差し入れたドライバーをガイドする二股状のドライバーガイドが一体に形成されるとともに、前記冠状歯車に前記キャップを被着した状態では、前記弾性フックが前記ドライバーガイドに係合することを特徴とする請求項2に記載の自動車用前照灯
  4. 前記二股状のドライバーガイドに係合する弾性フックは、ドライバーガイドの付け根部まで延在することを特徴とする請求項3に記載の自動車用前照灯。
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