JPH0448565Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0448565Y2 JPH0448565Y2 JP8551086U JP8551086U JPH0448565Y2 JP H0448565 Y2 JPH0448565 Y2 JP H0448565Y2 JP 8551086 U JP8551086 U JP 8551086U JP 8551086 U JP8551086 U JP 8551086U JP H0448565 Y2 JPH0448565 Y2 JP H0448565Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- aiming
- shaft
- reflector
- angle
- headlamp
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
Description
【考案の詳細な説明】
[産業上の利用分野]
この考案は、リフレクタの左右及び上下の角度
調整が可能なヘツドランプに関する。
調整が可能なヘツドランプに関する。
[従来の技術]
従来のこの種のヘツドランプとしては、例えば
第3図及び第4図に示すようなものがある(例え
ば、実開昭58−128501号公報、実開昭58−128502
号公報、実開昭58−44702号公報、及び実開昭58
−147104号公報参照)。即ち、第3図は従来の角
度調整機構を備えるヘツドランプの正面図、第4
図は同ヘツドランプの斜視図であつて、当該ヘツ
ドランプのリフレクタ105は一点P1がピボツ
ト102を介してハウジング101に左右及び上
下方向に角度調整可能に支持され、他の点P2,
P3がエイミングスクリユ109,113に連結
されている。これらエイミングスクリユ109,
113はヘツドランプのハウジング101に回転
自在に支持され、つまみ109a,113aがエ
ンジンルーム内に突出している。従つて、エンジ
ンルーム内でつまみ109a,113aを回転操
作することによつて、リフレクタ105の角度調
整を行なうことができる。
第3図及び第4図に示すようなものがある(例え
ば、実開昭58−128501号公報、実開昭58−128502
号公報、実開昭58−44702号公報、及び実開昭58
−147104号公報参照)。即ち、第3図は従来の角
度調整機構を備えるヘツドランプの正面図、第4
図は同ヘツドランプの斜視図であつて、当該ヘツ
ドランプのリフレクタ105は一点P1がピボツ
ト102を介してハウジング101に左右及び上
下方向に角度調整可能に支持され、他の点P2,
P3がエイミングスクリユ109,113に連結
されている。これらエイミングスクリユ109,
113はヘツドランプのハウジング101に回転
自在に支持され、つまみ109a,113aがエ
ンジンルーム内に突出している。従つて、エンジ
ンルーム内でつまみ109a,113aを回転操
作することによつて、リフレクタ105の角度調
整を行なうことができる。
[考案が解決しようとする問題点]
ところで、上記従来のヘツドランプにあつて
は、2本のエイミングスクリユ109,113が
図示の如く別々の箇所でエンジンルーム内に突出
したものとなつている。従つて、各々のエイミン
グスクリユ109,113を操作するための空間
をハウジング101の後部に形成しなければなら
ず、しかもこの空間はエイミングスクリユ10
9,113の操作性を考慮するとできるだけ広く
とるのが望ましい。
は、2本のエイミングスクリユ109,113が
図示の如く別々の箇所でエンジンルーム内に突出
したものとなつている。従つて、各々のエイミン
グスクリユ109,113を操作するための空間
をハウジング101の後部に形成しなければなら
ず、しかもこの空間はエイミングスクリユ10
9,113の操作性を考慮するとできるだけ広く
とるのが望ましい。
しかしハウジング101の後部エンジンルーム
内にはバツテリ等種々の他部品が存在するため、
前記ハウジング101後部の空間はそれ程確保す
ることはできず、エイミングスクリユ119,1
13の操作性向上には限界があつた。また、前記
双方の空間を確保する必要から、他部品の配置自
由度を制限するものとなつていた。
内にはバツテリ等種々の他部品が存在するため、
前記ハウジング101後部の空間はそれ程確保す
ることはできず、エイミングスクリユ119,1
13の操作性向上には限界があつた。また、前記
双方の空間を確保する必要から、他部品の配置自
由度を制限するものとなつていた。
この考案は上記問題に鑑みなされたもので、そ
の目的とする処は、操作性向上を図ることができ
ると共に、他部品の配置自由度を広げることも可
能なヘツドランプを提供するにある。
の目的とする処は、操作性向上を図ることができ
ると共に、他部品の配置自由度を広げることも可
能なヘツドランプを提供するにある。
[問題を解決するための手段]
角度調整可能に支持されたリフレクタと、この
リフレクタの角度調整を行なう2本のエイミング
スクリユとを備えたヘツドランプにおいて、前記
一方のエイミングスクリユに中空状のエイミング
シヤフトを相対回転自在に嵌合し、このエイミン
グシヤフトと前記他方のエイミングスクリユとを
交差軸歯車機構を介して連動構成した。
リフレクタの角度調整を行なう2本のエイミング
スクリユとを備えたヘツドランプにおいて、前記
一方のエイミングスクリユに中空状のエイミング
シヤフトを相対回転自在に嵌合し、このエイミン
グシヤフトと前記他方のエイミングスクリユとを
交差軸歯車機構を介して連動構成した。
[作用]
而して、同軸上に配されるエイミングスクリユ
とエイミングシヤフトとを回転操作することによ
つて交差軸歯車機構を介しリフレクタの角度調整
を行なうことができる。
とエイミングシヤフトとを回転操作することによ
つて交差軸歯車機構を介しリフレクタの角度調整
を行なうことができる。
[実施例]
以下にこの考案の一実施例を添付図面に基ずい
て説明する。
て説明する。
第1図はこの考案の一実施例に係るヘツドラン
プの斜視図、第2図は角度調整機構の操作部の断
面図である。
プの斜視図、第2図は角度調整機構の操作部の断
面図である。
第1図おいてハウジング1の前面開口にはヘツ
ドランプレンズ3が取付けられている。そして、
このハウジング1内にはリフレクタ5が収納さ
れ、このリフレクタ5の一側上部はピボツト7に
てハウジング1に対し角度調整可能に支持されて
いる。又このピボツト7による支持点の下方位置
にはユニバーサルナツト9がリフレクタ5から突
出したブラケツト10に取付けられ(第2図参
照)、このユニバーサルナツト9にヘツドランプ
前後方向に配設された上下調整用のエイミングス
クリユ11の端部が螺合している。このエイミン
グスクリユ11はハウジング1底面に設けられた
図示しない軸受によつて回転自在に支持されてい
る。また、前記リフレクタ5の他側上部にもユニ
バーサルナツト13が第2図のようにリフレクタ
5から突出したブラケツト17に取付けられ、ハ
ウジング1を貫通して前後方向に配設された左右
調整用のエイミングスクリユ15の端部が螺合し
ている。さらに、左右調整用のエイミングスクリ
ユ15のハウジング1外へ延出する端部には調整
ノブ19が固定されている。
ドランプレンズ3が取付けられている。そして、
このハウジング1内にはリフレクタ5が収納さ
れ、このリフレクタ5の一側上部はピボツト7に
てハウジング1に対し角度調整可能に支持されて
いる。又このピボツト7による支持点の下方位置
にはユニバーサルナツト9がリフレクタ5から突
出したブラケツト10に取付けられ(第2図参
照)、このユニバーサルナツト9にヘツドランプ
前後方向に配設された上下調整用のエイミングス
クリユ11の端部が螺合している。このエイミン
グスクリユ11はハウジング1底面に設けられた
図示しない軸受によつて回転自在に支持されてい
る。また、前記リフレクタ5の他側上部にもユニ
バーサルナツト13が第2図のようにリフレクタ
5から突出したブラケツト17に取付けられ、ハ
ウジング1を貫通して前後方向に配設された左右
調整用のエイミングスクリユ15の端部が螺合し
ている。さらに、左右調整用のエイミングスクリ
ユ15のハウジング1外へ延出する端部には調整
ノブ19が固定されている。
一方、この一方のエイミングスクリユ15には
中空状のエイミングシヤフト21が相対回転自在
に嵌合し、このエイミングシヤフト21のハウジ
ング1内に臨む中間部外周には傘歯車23が固定
されており、同エイミングシヤフト21のハウジ
ング1外へ延出する端部には調整ノブ25が取付
けられている。尚、第2図において27,29は
Oリング、31,33はCワツシヤー、35は止
めリングである。
中空状のエイミングシヤフト21が相対回転自在
に嵌合し、このエイミングシヤフト21のハウジ
ング1内に臨む中間部外周には傘歯車23が固定
されており、同エイミングシヤフト21のハウジ
ング1外へ延出する端部には調整ノブ25が取付
けられている。尚、第2図において27,29は
Oリング、31,33はCワツシヤー、35は止
めリングである。
さらに、第1図に示す如くハウジング1内には
上下方向にシヤフト37が配され、このシヤフト
37は図示しない軸受でハウジング1の側壁に回
転自在に支持されている。このシヤフト37の上
端には前記傘歯車23が噛合する傘歯車39が固
定され、同下端には傘歯車41が固定されてい
る。そして、この傘歯車41には、ハウジング1
内の左右方向に配されたシヤフト43の一端に固
定された傘歯車45が噛合しており、シヤフト4
3の他端に固定された傘歯車47は前記上下用エ
イミングスクリユ11の後端部に固定された傘歯
車49に噛合している。シヤフト43はハウジン
グ1の底面に設けられた図示しない軸受けによつ
て回転自在に支持されている。そして、これらの
構成によつてエイミングシヤフト21は前記他方
のエイミングスクリユ11に交差軸歯車を介して
連動構成された構成となつている。なお交差軸歯
車としては、ウオーム及びウオームホイール等を
用いることもできる。
上下方向にシヤフト37が配され、このシヤフト
37は図示しない軸受でハウジング1の側壁に回
転自在に支持されている。このシヤフト37の上
端には前記傘歯車23が噛合する傘歯車39が固
定され、同下端には傘歯車41が固定されてい
る。そして、この傘歯車41には、ハウジング1
内の左右方向に配されたシヤフト43の一端に固
定された傘歯車45が噛合しており、シヤフト4
3の他端に固定された傘歯車47は前記上下用エ
イミングスクリユ11の後端部に固定された傘歯
車49に噛合している。シヤフト43はハウジン
グ1の底面に設けられた図示しない軸受けによつ
て回転自在に支持されている。そして、これらの
構成によつてエイミングシヤフト21は前記他方
のエイミングスクリユ11に交差軸歯車を介して
連動構成された構成となつている。なお交差軸歯
車としては、ウオーム及びウオームホイール等を
用いることもできる。
又、傘歯車39の後段となるシヤフト37よ
り、傘歯車41の後段となるシヤフト11までを
フレキシブルシヤフトで結合してもよい。
り、傘歯車41の後段となるシヤフト11までを
フレキシブルシヤフトで結合してもよい。
次に作用を説明する。
先ず、上下方向の角度調整ノブ25を回すこと
によつてなされる。即ち、調整ノブ25を回せば
上下調整用のエイミングシヤフト21が回転し、
この回転は順次傘歯車23,39、シヤフト3
7、傘歯車41,45、シヤフト43、傘歯車4
7,49を経てエイミングスクリユ11に伝達さ
れる。そして、このエイミングスクリユ11が回
転すればこれに螺合するユニバーサルナツト9が
前後動するため、リフレクタ5はピボツト7を中
心として回動し、ここに上下方向の角度調整がな
される。
によつてなされる。即ち、調整ノブ25を回せば
上下調整用のエイミングシヤフト21が回転し、
この回転は順次傘歯車23,39、シヤフト3
7、傘歯車41,45、シヤフト43、傘歯車4
7,49を経てエイミングスクリユ11に伝達さ
れる。そして、このエイミングスクリユ11が回
転すればこれに螺合するユニバーサルナツト9が
前後動するため、リフレクタ5はピボツト7を中
心として回動し、ここに上下方向の角度調整がな
される。
又、左右方向のエイミングは調整ノブ19を回
すことによつてなされる。即ち、調整ノブ19を
回せば左右調整用のエイミングスクリユ15が回
転し、これに螺合するユニバーサルナツト13が
前後動し、これによつてリフレクタ5はピボツト
7を中心として左右方向に回動し、ここに左右方
向の角度調整がなされる。
すことによつてなされる。即ち、調整ノブ19を
回せば左右調整用のエイミングスクリユ15が回
転し、これに螺合するユニバーサルナツト13が
前後動し、これによつてリフレクタ5はピボツト
7を中心として左右方向に回動し、ここに左右方
向の角度調整がなされる。
以上において、左右、上下方向の角度調整は同
軸上に配されたエイミングスクリユ15、エイミ
ングシヤフト21をそれぞれ回転させることによ
つてなされるため、双方の調整を同箇所で行なう
ことができ、調整作業が容易化する。又、エイミ
ングスクリユ15とエイミングシヤフト21とを
同軸に配設したので、手を入れるための空間は調
整ノブ19周囲の一箇所にのみ設ければよく、あ
る程度の空間を確保して操作性を向上させながら
他部品の配置自由度を広げることができる。
軸上に配されたエイミングスクリユ15、エイミ
ングシヤフト21をそれぞれ回転させることによ
つてなされるため、双方の調整を同箇所で行なう
ことができ、調整作業が容易化する。又、エイミ
ングスクリユ15とエイミングシヤフト21とを
同軸に配設したので、手を入れるための空間は調
整ノブ19周囲の一箇所にのみ設ければよく、あ
る程度の空間を確保して操作性を向上させながら
他部品の配置自由度を広げることができる。
[考案の効果]
以上の説明で明らかな如く、この考案によれ
ば、同軸上に位置したエイミングスクリユとエイ
ミングシヤフトとを回すことによつてリフレクタ
の角度調整ができ、操作性向上を図りながらエン
ジンルーム内での他部品の配置自由度を広げるこ
とができる。
ば、同軸上に位置したエイミングスクリユとエイ
ミングシヤフトとを回すことによつてリフレクタ
の角度調整ができ、操作性向上を図りながらエン
ジンルーム内での他部品の配置自由度を広げるこ
とができる。
第1図はこの考案の一実施例に係るヘツドラン
プの斜視図、第2図は操作部の断面図、第3図は
従来のヘツドランプの正面図、第4図は同ヘツド
ランプの斜視図である。 5……リフレクタ、7……ピボツト、11,1
5……エイミングスクリユ、21……エイミング
シヤフト、23,39,41,45,47,49
……傘歯車(交差軸歯車機構)。
プの斜視図、第2図は操作部の断面図、第3図は
従来のヘツドランプの正面図、第4図は同ヘツド
ランプの斜視図である。 5……リフレクタ、7……ピボツト、11,1
5……エイミングスクリユ、21……エイミング
シヤフト、23,39,41,45,47,49
……傘歯車(交差軸歯車機構)。
Claims (1)
- 角度調整可能に支持されたリフレクタと、この
リフレクタの角度調整を行なう2本のエイミング
スクリユとを備えたヘツドランプにおいて、前記
一方のエイミングスクリユに中空状のエイミング
シヤフトを相対回転自在に嵌合し、このエイミン
グシヤフトと前記他方のエイミングスクリユとを
交差軸歯車機構を介して連動構成したことを特徴
とするヘツドランプ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8551086U JPH0448565Y2 (ja) | 1986-06-06 | 1986-06-06 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8551086U JPH0448565Y2 (ja) | 1986-06-06 | 1986-06-06 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS62197202U JPS62197202U (ja) | 1987-12-15 |
JPH0448565Y2 true JPH0448565Y2 (ja) | 1992-11-16 |
Family
ID=30940980
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP8551086U Expired JPH0448565Y2 (ja) | 1986-06-06 | 1986-06-06 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0448565Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH048027Y2 (ja) * | 1987-12-25 | 1992-03-02 |
-
1986
- 1986-06-06 JP JP8551086U patent/JPH0448565Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS62197202U (ja) | 1987-12-15 |
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