JPH01269637A - 自動車用アウトサイドミラー - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 （産業上の利用分野） 本考案は、自動車用アウトサイドミラー、特に大型用ト
レーラ−に用いられる両端支持のステーに取り付けられ
る自動車用アウトサイドミラーに関する。

（従来の技術） 第４図に示すように、大型トレーラ−においては、運転
台ａの助手席側の側部に電動式格納型の自動車用アウト
サイドミラーｂが取り付けられる事がある。この電動式
格納型の自動車用アウトサイドミラーｂは口字状のステ
ーＣに取り付けられている。そして、ステー〇の端部に
設けられた駆動機構ｄによって駆動され、ステーＣと共
に車体側に格納される。この自動車用アウトサドミラー
ｂの視界調整は、ハウジングｅの内部に設けられた駆動
機構（図示しない）によって達成されている。

（発明が解決しようとする課題） このような電動式格納型の自動車用アウトサイドミラー
にあっては、ミラーの視界調整を行う駆動機構と該駆動
機構によって回動されるミラーがハウジング内部に収納
されているため、視界調整範囲が小さいという問題点が
あった。このためミラーをハウジングに固定し、該ハウ
ジングをステーで片持支持し、全体を回転させることに
より視界調整をする構成が開発されているが、この構成
はＷＲｖＪに弱いという問題点があった。

本発明は、視界調整の範囲が比較的大きく、しかも、振
動に対しても強い電動式格納型の自動車用アウトサイド
ミラーを提供することを目的とする。

（課題を解決するための手段） 上記の問題点を解決するために、本発明は、ミラーを把
持したミラーハウジングと該ミラーハウジングを調整可
能に駆動する駆動ユニットよりなる自動車用アウトサイ
ドミラーであって、駆動ユニットは、ハウジング八とス
テーホルダーによって固定されたステーを中心にミラー
ハウジングを左右方向に回動させる左右駆動機構を収納
した前記ハウジングＡと、上下駆動用シャフトに固定さ
れた上下駆動用ラックに対応するピニオンと該ピニオン
を駆動させる上下駆動４１構とを収納したハウジングＢ
とを備え、前記左右駆動機構は、モータと、該モータの
出力軸にかみ合った減速歯車と前記ハウジングＡの内周
壁に取り付けられて前記減速歯車とかみ合った円弧状の
ラックと、減速機構中に配設されたクラッチ機構とより
なり、前記上下駆動機構は、ハウジングＢに挿入された
上下駆動用シャフトと、該シャフトに固定された上下駆
動用ラックと、該上下駆動用ラックに対応するピニオン
と、該ピニオンを駆動させる減速機構と、該減速機構を
回転させるモータと、前記減速機構中に配設されたクラ
ッチ機構とよりなることを特徴とする。

（作用）・ ミラーの左右方向の視界は、左右駆動機構のモータの回
転が減速歯車に伝達され、該減速歯車がラック上を移動
し、ステーを中心として調整され、上下方向の視界は、
上下駆動機構のモータの回転が減速歯車に伝達され、該
減速歯車の回転により、上下駆動用シャフトに固定され
た上下駆動用ラック上を減速歯車が移動し、ハウジング
Ｂ全体を上下駆動用シャフトを中心として回転させるこ
とにより達成される。

（実施例） 以下、本発明の一実施例を添付の図面に基づいて説明す
る。

第１図は、自動車用アウトサイドミラーの要部の一部を
破断した正面図、第２図は、同ミラーの要部の一部を破
断した側面図、第３図は、同ミラーの要部の一部を破断
した上面図である。

図示するように、本発明の自ａＩＩ用アウトサドミラ−
１は、ミラー２を固着したミラーハウジング３と該ミラ
ーハウジング３を回動可能に取り付けたケース４と該ケ
ース４に対してミラーハウジング３を回動せしめる左右
駆動機構５と上下駆動機構６とより成る駆動機構７を備
えている。

上記ミラーハウジング３は、ブラケット４０を介して、
上下駆動機構６を収納したケース４のハウジングＢに取
り付けられている。

ケース４は、左右駆動１ｆｉＪｌ１５を収納したハウジ
ング八と上下駆動機構６を収納したハウジング８と前記
ハウジング△のカバーケースＣとを備えている。このハ
ウジングＡとハウジングＢとは、スクリューＳにより結
合されている。

左右駆動機構５は、第１図と第２図に示すように、ステ
ー８を挿入しハウジングＡとカバーケースＣとで固定す
ると共に、その内部に収納されたハウジングＡの上蓋Ａ
１と下ｆｉＡ２とによって画成された空間Ａ３内に配設
されており、三木の回転軸５１，５２．５３に固着され
た三組の減速歯車５４．５５．５６とそのうちの一つの
減速歯車５４の間に配設されたクラッチ機構５７とより
なる減速機構５０と前述の減速歯１ｉ５６に歯合した出
力軸５８１を有するモータ５８と減速歯車５４がかみ合
い、前述のハウジングＡの周壁Ａ３の内周に形成されて
いるラック５９とより構成されている。

上下駆動機構６は、第２図、第３図に示すように、ハウ
ジングＢの内部に挿入された上下駆動用シャフト９に固
定された上下駆動用ラック６１とハウジングＢの上下の
壁Ｂ１．８２に軸支された三本の軸６２，６３．６４に
取り付けられた三組の減速歯車６５，６６．６７とその
うちひとつの減速歯車６７に歯合した出力軸６９１を有
するモータ６９とを備えている。そして、前記減速歯車
６５は、前述の上下駆動用ラック６１とかみ合い、モー
タ６９の駆動により、回転し上下駆動用ラック６１を円
弧状に移動させる。この移動に伴って、上下駆動用シャ
フト９を回転させ、ミラーハウジング３を上下方向に調
整させる。

また、上下駆動用シャフト９の端部には、ミラーハウジ
ング３の固定ブラケット４０がスクリュー４０１で固着
されている。

従って、ミラー２を左右に回動し、視界調整する場合は
、モータ５８を回転させると、その回転は、減速機構５
０を介してラック５９に伝達され、ラック５９が回動し
、ミラー２が左右に回動する。

また、ミラー２を上下に回動し、視界調整する場合は、
モータ６９を回転させると、その回転は、減速機構６０
を介して上下駆動用ラック６１に伝達され、上下駆動用
ラック６１を減速歯ｌｌ６４が回動移動し、その移動に
伴ってハウジングＢが上下に回動し、ミラー２を上下に
回動させる。

（発明の効果） 本発明は、上述した構成を有する事によって、ミラーの
回動をステーを中心として行うことにより、比較的大き
な回動角を取ることができ、視界調整、格納が容易に行
える。しがも、円筒状のケースでハウジングを支持して
いるため、振動に対しても強い自動車用アウトサイドミ
ラーを提供することが可能である。

【図面の簡単な説明】

第１図は、本発明の一実施例を示す要部の一部を破断し
た正面図、第２図は、同要部の一部を破断した側面図、
第３図は、同要部の一部を破断した上面図、第４図は、
従来のアウトサイドミラーの取り付は状態を示した説明
図ある。 １・・・自動車用アウトサイドミラー、２・・・ミラー
、３・・・ミラーハウジング、４・・・ケース、５・・
・左右駆動機構、６・・・上下駆！７１機構、Ａ・・・
左右駆動機構の収納ハウジング、Ｂ・・・上下駆動機構
の収納ハウジング。 代理人　　弁理士　藏合正博　（他１名）第３図

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. ミラーを把持したミラーハウジングと該ミラーハウジン
   グを調整可能に駆動する駆動ユニットよりなる自動車用
   アウトサイドミラーであって、前記駆動ユニットは、ハ
   ウジングＡとステーホルダーによって固定されたステー
   を中心に前記ミラーハウジングを左右方向に回動させる
   左右駆動機構を収納した前記ハウジングＡと、上下駆動
   用シャフトに固定された上下駆動用ラックに対応するピ
   ニオンと該ピニオンを駆動させる上下駆動機構とを収納
   したハウジングＢとを備え、前記左右駆動機構は、モー
   タと、該モータの出力軸にかみ合つた減速歯車と、前記
   ハウジングＡの内周壁に取り付けられて前記減速歯車と
   かみ合つた円弧状のラックと、減速機構中に配設された
   クラッチ機構とよりなり、前記上下駆動機構は、ハウジ
   ングＢに挿入された上下駆動用シャフトと、該シャフト
   に固定された上下駆動用ラックと、該上下駆動用ラック
   に対応するピニオンと、該ピニオンを駆動させる減速機
   構と、該減速機構を回転させるモータと、前記減速機構
   中に配設されたクラッチ機構とよりなることを特徴とす
   る自動車用アウトサイドミラー。