JPS5846949Y2 - ステアリングの角度調整装置 - Google Patents
ステアリングの角度調整装置Info
- Publication number
- JPS5846949Y2 JPS5846949Y2 JP10956279U JP10956279U JPS5846949Y2 JP S5846949 Y2 JPS5846949 Y2 JP S5846949Y2 JP 10956279 U JP10956279 U JP 10956279U JP 10956279 U JP10956279 U JP 10956279U JP S5846949 Y2 JPS5846949 Y2 JP S5846949Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- shaft
- bracket
- planetary gear
- upper bracket
- bundle
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Steering Controls (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案はステアリングの角度調整装置に関するもので、
ステアリングホイールの角度調整を無段にて行なえるよ
うにすると共に、摩擦式・シュー等のラッチ式のように
噛合いか解除されるとストッパ位置まで動くのを防止で
きるようにすることを目的とするものである。
ステアリングホイールの角度調整を無段にて行なえるよ
うにすると共に、摩擦式・シュー等のラッチ式のように
噛合いか解除されるとストッパ位置まで動くのを防止で
きるようにすることを目的とするものである。
以下図面の実施例について本考案を説明すると、１はブ
レークアウェイブラケットで図示しないインストルメン
トパネルに固定されており、該ブラケット１にはアッパ
ーブラケット２が、バンドルシャフト３及びピボットピ
ン４を介して回動可能に枢支されている。
レークアウェイブラケットで図示しないインストルメン
トパネルに固定されており、該ブラケット１にはアッパ
ーブラケット２が、バンドルシャフト３及びピボットピ
ン４を介して回動可能に枢支されている。
アッパーブラケット２にはベアリングケース５が固着さ
れており、該ベアリングケース５内のベアリング６には
アッパーシャフト７が回転自在に支持されている。
れており、該ベアリングケース５内のベアリング６には
アッパーシャフト７が回転自在に支持されている。
アッパーシャフト７の外方部分には図示しないステアリ
ングホイールが固定されるようになっており、またアッ
パーシャフト７の内方部にはユニバーサルジヨイント８
を介してロアーシャフト９が連結されている。
ングホイールが固定されるようになっており、またアッ
パーシャフト７の内方部にはユニバーサルジヨイント８
を介してロアーシャフト９が連結されている。
前記バンドルシャフト３のブレークアウェイブラケット
１とアッパーブラケット２との間に位置する部分には、
遊星歯車１０が固定されており、この遊星歯車１０（歯
数Ｚ３）はブレークアウェイブラケット１に固定された
第１内歯歯車１１（歯数Ｚ１）と、アッパーブラケット
２に固定され、前記第１内歯歯車１１より１枚歯数の多
い第２内歯歯車１２（歯数Ｚ２）に同時に噛合っている
。
１とアッパーブラケット２との間に位置する部分には、
遊星歯車１０が固定されており、この遊星歯車１０（歯
数Ｚ３）はブレークアウェイブラケット１に固定された
第１内歯歯車１１（歯数Ｚ１）と、アッパーブラケット
２に固定され、前記第１内歯歯車１１より１枚歯数の多
い第２内歯歯車１２（歯数Ｚ２）に同時に噛合っている
。
またバンドルシャフト３の外方突出部には操作バンドル
１３が取付けられており、該シャフト３の遊星歯車１０
装着部の軸心３ａは、ブレークアウェイブラケット１及
びアッパーブラケット２に支持された枢着部の軸心３ｂ
に対し微小偏心している。
１３が取付けられており、該シャフト３の遊星歯車１０
装着部の軸心３ａは、ブレークアウェイブラケット１及
びアッパーブラケット２に支持された枢着部の軸心３ｂ
に対し微小偏心している。
さて第３図に取出して示す第２図に於ける遊星歯車機構
に於いて、入力側回転数をｎｉ、出力側回転数をｎ。
に於いて、入力側回転数をｎｉ、出力側回転数をｎ。
とし、内歯歯車ｌＬ１２の歯数を夫々Ｚ１．Ｚ２とする
と、 の関係式が得られる。
と、 の関係式が得られる。
次に作用を説明する。
アッパーブラケット２を介してステアリングホイールを
チルトさせるには、先ず操作バンドル１３を持ってハン
ドルシャフト３を回転させると、遊星歯車１０は第１内
歯歯車１１上を転動じながら第２内歯歯車１２を回転さ
せる。
チルトさせるには、先ず操作バンドル１３を持ってハン
ドルシャフト３を回転させると、遊星歯車１０は第１内
歯歯車１１上を転動じながら第２内歯歯車１２を回転さ
せる。
従ってアッパーブラケット２はハンドルシャフト３及び
ピボットピン４を支点にして回動じ、アッパーシャフト
７も同方向に回転するため、図示しないステアリングホ
イールを無段にチルトすることができる。
ピボットピン４を支点にして回動じ、アッパーシャフト
７も同方向に回転するため、図示しないステアリングホ
イールを無段にチルトすることができる。
また操作ハンドル１３を逆方向に回動させると、アッパ
ーブラケットは逆方向に回動する。
ーブラケットは逆方向に回動する。
しかし遊星歯車機構の原理により、ステアリングホイー
ルを押し下げることにより、アッパーブラケツｌ−２、
第２内歯歯車１２を介して遊星歯車１０を回転させよう
としても回転させることは出来ない。
ルを押し下げることにより、アッパーブラケツｌ−２、
第２内歯歯車１２を介して遊星歯車１０を回転させよう
としても回転させることは出来ない。
第４図は第２図と異なる実施例を示し、ハンドルシャフ
ト３の外方部に位置する部分に、第２図の操作ハンドル
を取付けることなくウオームギヤ１４を形成し、該ギヤ
１４にモータ１５の軸に直結したウオームホイール１６
を噛合せ、モータ１５の駆動によりハンドルシャフト３
を回転させてチルトするようにしたものである。
ト３の外方部に位置する部分に、第２図の操作ハンドル
を取付けることなくウオームギヤ１４を形成し、該ギヤ
１４にモータ１５の軸に直結したウオームホイール１６
を噛合せ、モータ１５の駆動によりハンドルシャフト３
を回転させてチルトするようにしたものである。
以上詳細に説明した如く本考案は構成されているので、
ハンドルシャフトを回転させると、遊星歯車機構を介し
減速された回転数でアッパーブラケットは上下に回動し
、ステアリングホイールを無段に調整してチルトするこ
とができる。
ハンドルシャフトを回転させると、遊星歯車機構を介し
減速された回転数でアッパーブラケットは上下に回動し
、ステアリングホイールを無段に調整してチルトするこ
とができる。
なお、ステアリングホイールを押し下げ、第２内歯歯車
を介し遊星歯車を回動させようとしても、遊星歯車機構
のため逆回動はせず、ハンドルシャフト側からのみチル
トできるため、別個の固定機構を設けるような必要はな
い。
を介し遊星歯車を回動させようとしても、遊星歯車機構
のため逆回動はせず、ハンドルシャフト側からのみチル
トできるため、別個の固定機構を設けるような必要はな
い。
第１図は本考案の実施例を示すステアリングの角度調整
装置の１部所面側面図、第２図は第１図のＡ−Ａ断面図
、第３図は第２図の遊星歯車機構のみの断面図、第４図
は第２図と異なる実施例を示す断面図である。 図の主要部分の説明、１・・・・・・ブレークアウェイ
ブラケット、２・・・・・・アッパーブラケット、３・
・・・・・ハンドルシャフト、６・・・・・・ベアリン
グ、７・・・・・・アッパーシャフト、１０・・・・・
・遊星歯車、１１・・・・・・第１内歯歯車、１２・・
・・・・第２内歯歯車、３ａ 、 ３ｂ・・・・・・軸
心。
装置の１部所面側面図、第２図は第１図のＡ−Ａ断面図
、第３図は第２図の遊星歯車機構のみの断面図、第４図
は第２図と異なる実施例を示す断面図である。 図の主要部分の説明、１・・・・・・ブレークアウェイ
ブラケット、２・・・・・・アッパーブラケット、３・
・・・・・ハンドルシャフト、６・・・・・・ベアリン
グ、７・・・・・・アッパーシャフト、１０・・・・・
・遊星歯車、１１・・・・・・第１内歯歯車、１２・・
・・・・第２内歯歯車、３ａ 、 ３ｂ・・・・・・軸
心。
Claims (1)
- 固定されているブレークアウェイブラケットにバンドル
シャフトを支点にして上下に回動できるように枢支され
たアッパーブラケット、該アッパーブラケットに回転自
在に支持されると共に、ステアリングホイールを取付け
たアッパーシャフト、前記バンドルシャフトに固定され
た遊星歯車、該遊星歯車に同時に噛合う前記ブレークア
ウェイブラケットとアッパーブラケットの夫々に別個に
固着された第１、第２内歯歯車を備え、前記アッパーブ
ラケットの第２内歯歯車の歯数はブレークアウェイブラ
ケットの第１内歯歯車の歯数より多く、かつ遊星歯車装
着部のバンドルシャフトの軸心は、前記バンドルシャフ
トのブレークアウェイブラケット及びアッパーブラケッ
ト枢着部の軸心と微小偏心していることを特徴とするス
テアリングの角度調整装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10956279U JPS5846949Y2 (ja) | 1979-08-10 | 1979-08-10 | ステアリングの角度調整装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10956279U JPS5846949Y2 (ja) | 1979-08-10 | 1979-08-10 | ステアリングの角度調整装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5627176U JPS5627176U (ja) | 1981-03-13 |
| JPS5846949Y2 true JPS5846949Y2 (ja) | 1983-10-26 |
Family
ID=29342141
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP10956279U Expired JPS5846949Y2 (ja) | 1979-08-10 | 1979-08-10 | ステアリングの角度調整装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS5846949Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH0669792B2 (ja) * | 1985-10-14 | 1994-09-07 | 富士機工株式会社 | 電動チルトステアリング装置 |
-
1979
- 1979-08-10 JP JP10956279U patent/JPS5846949Y2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5627176U (ja) | 1981-03-13 |
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