JPS601012Y2 - 車両用チルトハンドル装置 - Google Patents
車両用チルトハンドル装置Info
- Publication number
- JPS601012Y2 JPS601012Y2 JP7821080U JP7821080U JPS601012Y2 JP S601012 Y2 JPS601012 Y2 JP S601012Y2 JP 7821080 U JP7821080 U JP 7821080U JP 7821080 U JP7821080 U JP 7821080U JP S601012 Y2 JPS601012 Y2 JP S601012Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- gear
- fixed
- bracket
- fulcrum shaft
- gears
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Steering Controls (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は車両用チルトハンドル装置に関するものである
。
。
自動車等の車両において、運転者の体格や好みに応じて
ステアリング装置の角度を調整しステアリングホイール
を適正ドライビング位置とすることができるチルドハン
ドル装置は既に種々開発されている（例えは特開昭５２
−７９４４８号公報参照）。
ステアリング装置の角度を調整しステアリングホイール
を適正ドライビング位置とすることができるチルドハン
ドル装置は既に種々開発されている（例えは特開昭５２
−７９４４８号公報参照）。
上記のようなチルドハンドル装置は運転者が調整操作を
行なうものであるから調整操作が極めて簡単であり且つ
調整後簡単確実に固定される構造であることが必要なこ
とは当然であり、更にできるだけ微小角調整を行ない得
ることが望ましい。
行なうものであるから調整操作が極めて簡単であり且つ
調整後簡単確実に固定される構造であることが必要なこ
とは当然であり、更にできるだけ微小角調整を行ない得
ることが望ましい。
本考案は上記のような諸要望をすべて満足し得るチルド
ハンドル装置を提供することを目的とするもので、以下
附図実施例につき説明する。
ハンドル装置を提供することを目的とするもので、以下
附図実施例につき説明する。
第１図において、１はステアリングシャフトＡを支持す
る回動ブラケットで、該回動ブラケット１は車体部材Ｃ
に固定された固定ブラケット２に対し支点軸３を中心と
して上下に回動しステアリングシャフトＡを鎖線示の如
く回動調整できるよう構成されている。
る回動ブラケットで、該回動ブラケット１は車体部材Ｃ
に固定された固定ブラケット２に対し支点軸３を中心と
して上下に回動しステアリングシャフトＡを鎖線示の如
く回動調整できるよう構成されている。
Ｂはステアリングホイールである。
支点軸３には操作レバー４が回転可能に取付けられ、該
操作レバー４の回動操作によって回動ブラケット１の固
定ブラケット２に対する固定及び固定解除を行い得るよ
うになっている。
操作レバー４の回動操作によって回動ブラケット１の固
定ブラケット２に対する固定及び固定解除を行い得るよ
うになっている。
回動ブラケット１には第２図及び第３図に示すように歯
車ａが固着（溶着等）され、該歯車ａの中心を上記支点
軸３が貫通している。
車ａが固着（溶着等）され、該歯車ａの中心を上記支点
軸３が貫通している。
又固定ブラケット２と該固定ブラケット２に固着された
補強板２１よりなる固定側には上記歯車ａに噛合う歯車
すが回転可能に取付けられている。
補強板２１よりなる固定側には上記歯車ａに噛合う歯車
すが回転可能に取付けられている。
更に又支点軸３にはリンク５，５′の一端が回転可能に
取付けられ、該リンク５，５′の他端部には前記歯車ａ
に噛み合う歯車Ｃ及びローラ６がそれぞれ同軸上に回転
可能なるよう支持されており、該歯車Ｃはリンク５，５
′の支点軸３まわりの回転により歯車ａ上を互に噛合っ
た状態で回転し得るようになっている。
取付けられ、該リンク５，５′の他端部には前記歯車ａ
に噛み合う歯車Ｃ及びローラ６がそれぞれ同軸上に回転
可能なるよう支持されており、該歯車Ｃはリンク５，５
′の支点軸３まわりの回転により歯車ａ上を互に噛合っ
た状態で回転し得るようになっている。
操作レバー４は前記歯車Ｃと同軸に取付けられたローラ
６に当接するカム部４１及びストッパ部４２を有し、且
つピン等よりなる突出部４３が設けられている。
６に当接するカム部４１及びストッパ部４２を有し、且
つピン等よりなる突出部４３が設けられている。
そして該操作レバー４はばね７によりカム部４１力釦−
ラ６に当接する方向に附勢されており、該ばね７により
歯車Ｃは固定側に取付けられた歯車すに押しつけられ第
２図に示すような歯車ａ。
ラ６に当接する方向に附勢されており、該ばね７により
歯車Ｃは固定側に取付けられた歯車すに押しつけられ第
２図に示すような歯車ａ。
ｂ、 ｃの相互噛合いによる回動ブラケット１の固定
状態を保持し得るようになっている。
状態を保持し得るようになっている。
回動ブラケット１にはストッパピン１ａが設けられ、固
定ブラケット２には該ストッパピン１ａが嵌る溝孔２ａ
が形成され、該ストッパピン１ａと溝孔２ａの嵌合によ
り回動ブラケット１の回動角範囲を規制している。
定ブラケット２には該ストッパピン１ａが嵌る溝孔２ａ
が形成され、該ストッパピン１ａと溝孔２ａの嵌合によ
り回動ブラケット１の回動角範囲を規制している。
３′は前記支点軸３と同一軸線上において回動ブラケッ
ト１を固定ブラケット２に取付ける支点軸である。
ト１を固定ブラケット２に取付ける支点軸である。
以上の構成において、通常状態では前記したようにばね
７により操作レバー４のカム部４１がローラ６を押し、
該ローラ６と同軸の歯車εは歯車すに噛合うよう押圧さ
れ、３個の歯車ａ、 ｂ、 ｃが互に噛み合い回動ブ
ラケット１は回動杏拘止された固定状態となっている。
７により操作レバー４のカム部４１がローラ６を押し、
該ローラ６と同軸の歯車εは歯車すに噛合うよう押圧さ
れ、３個の歯車ａ、 ｂ、 ｃが互に噛み合い回動ブ
ラケット１は回動杏拘止された固定状態となっている。
ステアリングシャフトＡの角度調整に際しては先ず操作
レバー４を第２図において反時計方向に回動操作する。
レバー４を第２図において反時計方向に回動操作する。
するとカム部４１はローラ６より離れる１□と共に該操
作レバー４のβ度回動時突出部４３がリンク５に設けた
突起５１に当り、該リンク５を反時計方向に回動させ、
歯車Ｃは歯車ａ上を転動１て歯車すとの噛合いははずれ
第４図の如き状態となる。
作レバー４のβ度回動時突出部４３がリンク５に設けた
突起５１に当り、該リンク５を反時計方向に回動させ、
歯車Ｃは歯車ａ上を転動１て歯車すとの噛合いははずれ
第４図の如き状態となる。
操作レバー４はα度回動させたところでストッパ部４２
が歯車す軸に当接しそれ以上の回動は拘止される。
が歯車す軸に当接しそれ以上の回動は拘止される。
□この第４図の状態では、歯車ａは固定側に取付け
れた歯車ｂｉ：こ対し支点軸３を中心として自由に回転
てきるのでミステアリングホイールＢをもって自由に上
下に回動調整できる。
れた歯車ｂｉ：こ対し支点軸３を中心として自由に回転
てきるのでミステアリングホイールＢをもって自由に上
下に回動調整できる。
角度調整完了後壕作レバー４より手をは□なすと、該レ
バー４はばね７により元に戻り、・カム部４１がローラ
６を押し、歯車Ｃは歯車ａ上を□１転動して固定側の歯
車すに押しつけられて噛合い、回動ブラケツ上１・は固
定され操作は完了する。
バー４はばね７により元に戻り、・カム部４１がローラ
６を押し、歯車Ｃは歯車ａ上を□１転動して固定側の歯
車すに押しつけられて噛合い、回動ブラケツ上１・は固
定され操作は完了する。
歯車ａ、 ｂ、 ｃ相互の歯数の制限はないが、全歯車
す、 ｃめ歯数を同じとし、歯車ａとの１噛合いを第５
図に示すように歯車ａ、 ｂの中心を結ぶ０ａ−Ｏｂ
線上に歯車ａの歯の山（即ち歯車すの歯の谷）がくると
すれば、歯車す、 ｃの噛合いは０ｂ−Ｏｃ縁線上は互
に１／２ピツチだけずれ歯車すの歯の山が来るようにな
っていなければならない。
す、 ｃめ歯数を同じとし、歯車ａとの１噛合いを第５
図に示すように歯車ａ、 ｂの中心を結ぶ０ａ−Ｏｂ
線上に歯車ａの歯の山（即ち歯車すの歯の谷）がくると
すれば、歯車す、 ｃの噛合いは０ｂ−Ｏｃ縁線上は互
に１／２ピツチだけずれ歯車すの歯の山が来るようにな
っていなければならない。
このような関係になるよう歯車ａ、ｂ、ｃの歯数を選定
すれば、歯車Ｃを歯車ａ上で矢印Ｐ方向に公転させ、歯
車すとの噛合いを解除腰、この状態のままで歯車ａを任
意の方向と任意の角度だけ回転させると、歯車す、 ｃ
はそれぞれ単独で同時に回転し、歯車Ｃを元に戻せば歯
車Ｃとｂは確実に噛合い、すべての歯車めロックを行な
うことができる。
すれば、歯車Ｃを歯車ａ上で矢印Ｐ方向に公転させ、歯
車すとの噛合いを解除腰、この状態のままで歯車ａを任
意の方向と任意の角度だけ回転させると、歯車す、 ｃ
はそれぞれ単独で同時に回転し、歯車Ｃを元に戻せば歯
車Ｃとｂは確実に噛合い、すべての歯車めロックを行な
うことができる。
上記のように本考案によれば操作レバーを操作しステア
リングシャフトの角度調整を行なった上で該操作レバー
より手を離すだけでその調整位置での固定を確実に行な
うことができ、操作の簡易化をはかり得ると共に、調整
位置での固定は３個の歯車の相互噛合により行なわれる
ので、固定は極めて強固であり、運転中ステアリング装
置が移動するような不具合は全く生じることがない。
リングシャフトの角度調整を行なった上で該操作レバー
より手を離すだけでその調整位置での固定を確実に行な
うことができ、操作の簡易化をはかり得ると共に、調整
位置での固定は３個の歯車の相互噛合により行なわれる
ので、固定は極めて強固であり、運転中ステアリング装
置が移動するような不具合は全く生じることがない。
又本考案では３個の歯車の相互噛合いによりステアリン
グシャフトをロックＣ１又その中の１個の歯車の移動に
てロックを解除した後他の２個の歯車の回転によってス
テアリングシャフトの角度調整を行なう構造となってい
るので、ステアリングシャフトは歯車の歯のｌ／２ピツ
チの調整即ち微小角度調整が可能となり、ステアリング
ホイールを適正ドライビング位置に調整し得るもので、
実用上多大の効果をもたらし得るものである。
グシャフトをロックＣ１又その中の１個の歯車の移動に
てロックを解除した後他の２個の歯車の回転によってス
テアリングシャフトの角度調整を行なう構造となってい
るので、ステアリングシャフトは歯車の歯のｌ／２ピツ
チの調整即ち微小角度調整が可能となり、ステアリング
ホイールを適正ドライビング位置に調整し得るもので、
実用上多大の効果をもたらし得るものである。
附図は本考案の実施例を示すもので、第１図はステアリ
ング装置の要部側面図〈第２図は第１図のステアリング
シャフト角度調整部の拡大詳細図、第３図は第２図の断
面図、第４図は第２図のもめめロック解除状態を示す歯
車の関係説明図、第５図は各歯車め歯の噛合い状愈を説
明する図である。 Ａ・・・・・・ステアリングシャフト、Ｂ・・・・・・
ステアリングホイール、ａ、 ｂ、 ｃ・・・・・・
歯車、１・・・・・・回動ブラケット、２・・・・・・
固定ブラケット、３，３′・・・・・・支点軸、４・・
・・・・操作レバー、５・・・・・・リンク、６・・・
・・・ローラ、７・・・・・・ばね。
ング装置の要部側面図〈第２図は第１図のステアリング
シャフト角度調整部の拡大詳細図、第３図は第２図の断
面図、第４図は第２図のもめめロック解除状態を示す歯
車の関係説明図、第５図は各歯車め歯の噛合い状愈を説
明する図である。 Ａ・・・・・・ステアリングシャフト、Ｂ・・・・・・
ステアリングホイール、ａ、 ｂ、 ｃ・・・・・・
歯車、１・・・・・・回動ブラケット、２・・・・・・
固定ブラケット、３，３′・・・・・・支点軸、４・・
・・・・操作レバー、５・・・・・・リンク、６・・・
・・・ローラ、７・・・・・・ばね。
Claims (1)
- ステアリングシャフトを支持する回転ブラケットを固定
ブラケットに支点軸を中として回動し得るよう取付け、
固定ブラケットに回動可能に取付けた固定側歯車に噛み
合い前記支点軸を中心として回動する歯車を回動ブラケ
ットに固着し、上記支点軸に回動可能に取付けられたリ
ンクに前記回動ブラケットの歯車及び固定側歯車に噛合
う歯車を回転可能に取付け、且つ上記支点軸に上記リン
クに取付けられた歯車を固定側歯車に噛合う方向に押圧
するカム部及び該リンクに取付けられた歯車を固定側歯
車より離れる方向に移動操作する部分をもった操作レバ
ーを回転可能に取付けたことを特徴とする車両用チルト
ハンドル装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7821080U JPS601012Y2 (ja) | 1980-06-05 | 1980-06-05 | 車両用チルトハンドル装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7821080U JPS601012Y2 (ja) | 1980-06-05 | 1980-06-05 | 車両用チルトハンドル装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS571762U JPS571762U (ja) | 1982-01-06 |
| JPS601012Y2 true JPS601012Y2 (ja) | 1985-01-12 |
Family
ID=29440745
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP7821080U Expired JPS601012Y2 (ja) | 1980-06-05 | 1980-06-05 | 車両用チルトハンドル装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS601012Y2 (ja) |
-
1980
- 1980-06-05 JP JP7821080U patent/JPS601012Y2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS571762U (ja) | 1982-01-06 |
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