JPH084382Y2 - ハンドル装置 - Google Patents

ハンドル装置

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JPH084382Y2
JPH084382Y2 JP11475690U JP11475690U JPH084382Y2 JP H084382 Y2 JPH084382 Y2 JP H084382Y2 JP 11475690 U JP11475690 U JP 11475690U JP 11475690 U JP11475690 U JP 11475690U JP H084382 Y2 JPH084382 Y2 JP H084382Y2
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JP
Japan
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handle
stopper
rotation transmission
rotation
neutral axis
Prior art date
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Application number
JP11475690U
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English (en)
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JPH0471374U (ja
Inventor
龍彦 木場
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Yaskawa Electric Corp
Original Assignee
Yaskawa Electric Corp
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Publication date
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、電動カートのハンドル装置やジョイステッ
ク装置等のハンドル装置として好適な中立位置自動復帰
型のハンドル装置に関するものである。
〔従来の技術〕
従来、中立位置自動復帰型のハンドル装置として知ら
れるものに多回転式の自動車ハンドル装置と、特公昭54
-579号公報に開示されるような揺動式のものとがある。
例えば、ゴルフカートなどの直接ハンドルに触れ操作
するハンドルにおいては、前者のような多回転式のもの
は非常に操作が困難で、機構的にも複雑である。
また、前者のハンドル装置は、ハンドルをきった後の
中立位置自動復帰については、タイヤの摩擦力による復
帰が主であるため、ゴルフカートのようなものでは、中
立位置に自動復帰させるにはタイヤの摩擦力だけでは困
難な場合が生じる。
又、ジョイスティックなどは操作範囲が狭く、人間が
歩きながら操作する場合は非常に操作しずらい。
一方前記後者の構造や、その簡易型とも言える第6図
に示すようなハンドル機構は、その回転角度が1回転以
内であるが、バネ1を2個又は4個用いているので、ハ
ンドルから受ける反力を長期間完全に同じにすることは
著しく困難である。また、製造時一台毎にバネ圧を微調
整する必要があり、製造上無駄な手間がかかる。
また、第7図に示すような1個のコイルバネ3を用い
たものは、ハンドル2から手を話した状態では、ハンド
ル2が完全に中立位置に戻ることが非常に困難であり、
また左回転時と右回転時とではハンドル2から受ける反
力を同じにすることは困難である。
電動カートやジョイスティックのハンドル機構では、
操作性の向上という観点から、 (1)ハンドルの回転角度が1回転以内。
(2)ハンドル操作が左右完全に一致すること。
(3)手を離すと中立位置に自動的に復帰すること。
また製造上の問題点から、 (4)組立て時に無調整 等の条件が同時に満たされる必要がある。
ところが、前述のような従来の技術では、前記(1)
〜(4)の条件を同時に満足することは不可能である。
〔考案が解決しようとする課題〕
そこでこの考案は、上記(1)〜(4)の条件を同時
に満足するハンドル装置を提供することを課題とするも
のである。
〔課題を解決するための手段〕
本考案は上記の課題を解決するためになされたもの
で、第1の考案は軸受端部の中立軸線Nの両側にそれぞ
れあ第1ストッパと第2ストッパを設け、この第1スト
ッパと第2ストッパ間を揺動する2本のハンソドル回動
伝達レバーをハ字状に回動角検出装置を備えたハンドル
軸に枢着し、この2本のハンドル回動伝達レバーの両端
にバネを懸架し、且つ各ハンドル回動伝達レバーの中立
軸線N側で前記各ハンドル回動伝達レバーとそれぞれ係
合する2本の作動ピンをハンドルに設けたことを特徴と
するハンドル装置である。
また第2の考案は、第1の考案において用いられてい
る2本のハンドル回動伝達レバーとその両端に懸架した
バネを1本のα巻バネに代えて、同じ機能を発揮するす
るようにしたものである。
〔作用〕
本考案の本質は、単に1個のバネ要素を用いるように
しただけでなく、自由に回動できるハンドル回動伝達レ
バーを用い、軸受端とハンドル側に設けたストッパと作
動ピンを介して力を伝達するという工夫を施したことに
ある。これにより、従来の技術の課題を全て解決するこ
とが初めて可能になった。
すなわち、 (1)第1と第2のストッパにより、ハンドルの回転角
度を1回転以内に制限でき、又任意に回転角度を決定で
きる。
(2)作動ピンにより、ハンドルを左右に回転でき、ハ
ンドル回動伝達レバーとバ。ネ(又はα巻バネ)及び第
1、愛2のストッパ並びに作動ピンにより、左回転時と
右回転時のハンドルから受ける反力を長期間完全に同じ
にすることができる。
(3)第1のストッパとハンドル回動伝達レバーとバネ
および作動ピンにより、手を離すと中立位置に自動的に
復帰することができ、バネの与圧によって長期間保証す
る。
(4)第1、第2のストッパを軸受側に取付け、作動ピ
ンをハンドル側に取付け、ハンドル回動伝達レバーとバ
ネを結合し、これをストッパと作動ピンに係合させるこ
とにより、組立て時に微調整とすることが可能となっ
た。
〔実施例〕
以下本考案をゴルフカートに適用した場合の実施例い
ついて図面に基づき説明する。
実施例1 第1図は本考案を適用した実施例1のゴルフカートの
斜視図を示すもので、ハンドル2を中立位置に保持する
と、直進し、ハンドル2を左右どちらかに動かすと、そ
の回動角に応じた信号が後述の回動角検出装置から送出
され、その信号に応じて左輪用モータ4と右輪用モータ
5が駆動されて、左折又は右折する。
第2図は要部の縦断面図、第3図は要部機構を示す平
面図で、6はハンドル軸2aの軸受、7はカップリング8
を介してハンドル軸2aに連結されたハンドルの回動角検
出装置、9a,9bは軸受6の端面の中立軸線のNの両側に
植設した第1ストッパ、10a,10bは同じく軸受6の端面
の中立軸線Nの両側に植設した第2ストッパ、11,12は
ハンドル軸2aに回動自在に設けたハンドル回動伝達レバ
ー、13は前記ハンドル回動伝達レバー11,12の両端に懸
架したバネ14,15はそれぞれ前記ハンドル回動レバー11,
12の内側即ち、中立軸線N側と接触する作動ピンで、各
作動ピンはハンドル2に取付けられている。
以上の構成であるので、例えばハンドル2を時計方向
に回動すると、ハンドル回動レバー12は第1ストップ9b
に当るが、更にハンドル2をバネ13に抗して時計方向に
回動すると、第3図で想像線で示す位置まで回動でき、
その操作角度に応じた信号が回動角検出装置7から送出
される。
ハンドル2から手を放せば、ハンドル2はバネ13によ
って中立位置、即ち第3図の実線で示す位置に戻る。反
時計方向に回動した場合も同様である。
この装置において、バネ13の強さを調整することによ
りハンドル操作力が調整でき、中立位置復帰については
前記バネ13の復元力から容易に作用させることができ、
ハンドル回転角度θは第2ストッパ10a,10bの位置を調
整することにより容易に変更可能である。又はバネが1
つの為ハンドル2の操作力が左右同じである。
実施例2 第4図は実施例2の要部の縦断面図を示し、第5図は
要部の構成を示す平面図で、この実施例では、実施例1
におけるハンドル回転伝達レバー11,12とバネ13に代え
て、α巻バネから成るハンドル回動伝達レバー16を用
い、その両腕の端部の中立軸線N側に作動ピン14,15を
係合せしめたもので、その作用は実施例1と同様なの
で、その説明は省略する。
〔考案の効果〕
以上説明したように、本考案によれば前述した従来技
術の課題、即ち(1)ハンドルの回転角度が1回転以
内、(2)ハンドル操作が左右完全に一致す、(3)手
を離すと中立位置に自動的に復帰すること、(4)組立
て時に無調整などをすべて解決できるだけでなく、次の
ような効果もある。
(1)ヒンジ部に取り付けられたバネを調整することに
よりハンドル操作力が容易に変更可能である。
(2)操作角度θは第2ストッパ10a,10b位置を変更す
ることにより容易に変更可能である。
(3)中立装置復帰はバネの復元力により容易に復帰さ
せることができる。
(4)バネ要素が1個しか持たないので、左右の回転力
は完全に同じである。
(5)ハンドル回動位置レバーとバネを1体化すること
により部品点数が減少できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案を適用したゴルフカートの斜視図、第2
図は実施例1の要部の縦断面図、第3図は実施例1の要
部構成を示す平面図、第4図は実施例2の要部の縦断面
図、第5図は実施例2の要部構成を示す平面図、第6図
は従来のハンドル装置の平面図、第7図は従来のハンド
ル装置の斜視図である。 1……バネ 2……ハンドル 3……コイルバネ 4……左輪用モータ 5……右輪用モータ 6……軸受 7……回動角検出装置 8……カップリング 9a,9b……第1ストッパ 10a,10……第2ストッパ 11,12……ハンドル回動伝達レバー 13……バネ 14,15……作動ピン 16……ハンドル回動伝達レバー

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】軸受端の中立軸線Nの両側にそれぞれ第1
    ストッパと第2ストッパを設け、この第1ストッパと第
    2ストッパ間を揺動する2本のハンドル回転伝達レバー
    をハ字状に回動角検出装置を備えたハンドル軸に枢着
    し、この2本のハンドル回動伝達レバーの両端にバネを
    懸架し、且つ各ハンドル回動伝達レバーの中立軸線N側
    で前記各ハンドル回動伝達レバーとそれぞれ係合する2
    本の作動ピンをハンドルに設けたことを特徴とするハン
    ドル装置。
  2. 【請求項2】軸受端の中立軸線Nの両側にそれぞれ第1
    ストッパと第2ストッパを設け、この第1ストッパと第
    2ストッパ間をハ字状に突出した各腕が揺動するα巻バ
    ネから成るハンドル回動伝達レバーを回動角検出装置を
    備えたハンドル軸に装着し、このハンドル回動伝達レバ
    ーの2本の腕の中立軸線N側でそれぞれ係合する2本の
    作動ピンをハンドルに設けたことを特徴とするハンドル
    装置。
JP11475690U 1990-11-02 1990-11-02 ハンドル装置 Expired - Lifetime JPH084382Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11475690U JPH084382Y2 (ja) 1990-11-02 1990-11-02 ハンドル装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11475690U JPH084382Y2 (ja) 1990-11-02 1990-11-02 ハンドル装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0471374U JPH0471374U (ja) 1992-06-24
JPH084382Y2 true JPH084382Y2 (ja) 1996-02-07

Family

ID=31862469

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP11475690U Expired - Lifetime JPH084382Y2 (ja) 1990-11-02 1990-11-02 ハンドル装置

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