JPH0423038Y2 - - Google Patents

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JPH0423038Y2
JPH0423038Y2 JP1983004664U JP466483U JPH0423038Y2 JP H0423038 Y2 JPH0423038 Y2 JP H0423038Y2 JP 1983004664 U JP1983004664 U JP 1983004664U JP 466483 U JP466483 U JP 466483U JP H0423038 Y2 JPH0423038 Y2 JP H0423038Y2
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は製図ヘツドに組付けられている定規取
付け板を一定角度間隔を置いて間欠的に回転又は
自由回転し得るようにした製図機のインデツクス
装置に関し、特にインデツクス操作部材の操作部
の改良に関する。
〔背景技術とその問題点〕
一般に広く知られているように製図機のインデ
ツクス装置は製図ヘツドに取付けられた分度盤に
固定されているインデツクス歯車と、定規取付板
に基端部を支点として回転自在に取付けられてい
るインデツクス爪と、このインデツクス爪を上記
インデツクス歯車に嵌脱させるためのインデツク
ス爪作動板と、操作部が上記ヘツドのグリツプ部
側方から外部に突出するインデツクス操作レバー
と、下端が上記インデツクス爪作動板に連結され
るとともに上端が上記インデツクス操作レバーに
連結された揺動ピンとを有してなる。
そして、上記操作レバーの操作部を押圧するこ
とにより上記インデツクス爪作動板を上記揺動ピ
ンを介して上記レバーの操作部の押圧方向と逆方
向に移動操作し、上記インデツクス爪とインデツ
クス歯車との嵌合状態を解除するとともに、上記
グリツプ部を回動操作しながら上記操作レバーの
操作部の押圧操作を解除すると、上記インデツク
ス爪は上記インデツクス歯車の隣接する歯部に嵌
合し上記製図ヘツドの分度盤と定規取付け板とが
固定状態になる。すなわち、上述した操作を繰返
し行なうことにより上記定規取付け板(定規)を
例えば15°間隔を置いて間欠的に回転させること
ができる。
ところで、上記構成からなるインデツクス装置
にあつては、インデツクス操作レバーの操作部を
グリツプ部の中心方向に押圧するだけでインデツ
クス操作を行なうことができるものの、定規取付
け板を自由回転させるために上記インデツクス爪
とインデツクス歯車とを常時離間状態に置くには
上記操作部を一旦グリツプ部の中心方向に押圧し
た後に該操作部をグリツプ部の周囲方向に回転さ
せなければならず操作が煩雑となつているのが実
情である。
〔考案の目的〕
そこで、本考案はこのような従来の実情に鑑み
て提案されたものであり、定規取付け板の間欠回
転操作(インデツクス操作)は従来と何ら変りな
く簡単に行ない得るとともに定規取付け板の自由
回転操作(インデツクス解除操作)を簡単に行な
い得るようにすることを目的とする。
〔考案の概要〕
上記目的を達成するために、本考案は製図ヘツ
ドのグリツプ部の外周から突出するインデツクス
操作部材の操作部を押し込み操作することにより
定規取付け板を一定角度置きに間欠的に回転又は
自由回転可能とするものにおいて、インデツクス
操作用押圧面とインデツクス解除用押圧面とを有
する操作部とこの操作部いずれか一方の押圧面と
対向する側から突設されたインデツクスレバーと
が一体に形成されてなり上記ヘツドの周囲方向に
連設されてなるインデツクス操作部材と、上記製
図ヘツド内に立設され上端が上記インデツクス操
作部材に連結されるとともに軸方向中途部に揺動
支点を有する揺動ピンと、このピン下端に連結さ
れたインデツクス差動部材とを有し、 上記イン
デツクス操作部材の操作部に設けられる上記イン
デツクス操作用押圧面とインデツクス解除用押圧
面を選択的に上記ヘツドの中心方向に押圧するこ
とにより上記揺動ピンを異なつた方向に移動せし
め、上記定規を回転又は自由回転し得るようにし
たものである。
〔実施例〕
以下、本考案の一実施例を図面を参照しながら
具体的に説明する。
第1図は本考案を適用したトラツクタイプ製図
機の製図ヘツドの部分を示す平面図、第2図は上
記ヘツド内に組込まれているインデツクス装置の
分解斜視図である。この製図機1の製図ヘツド2
内にはグリツプ部2Aと一体な中空状の回動軸3
が立設されている。この回動軸3の外周にはヒン
ジ部4を介して図示しない縦キヤリツジに連結さ
れた副軸(図示せず)が回転自在に嵌装されてい
る。上記回動軸3と副軸とは上記グリツプ部2A
の外周から突出する図示しない角度固定レバーの
締付け操作によつて制動可能となつている。ま
た、上記回動軸3の下端にはネジ5によつて定規
取付け板6が位置決め固定されている。また、上
記製図ヘツド2内には上記定規取付け板6を上記
グリツプ部2Aの回動操作によつて例えば15°間
隔の一定角度をもつて間欠的に上記回動軸3にね
じ止めされている分度盤7に対して回動操作する
ためのインデツクス装置8が配されている。
このインデツクス装置8は上記分度盤7に固定
されているインデツクス歯車10と、このインデ
ツクス歯車10の嵌脱するインデツクス爪11
と、このインデツクス爪11を回動操作するイン
デツクス作動部材となるインデツクス爪摺動板1
2と、上記グリツプ部2A内に配装されているイ
ンデツクス操作部材となるインデツクスレバー1
3と、下端14aが上記摺動板12に連結される
とともに上端14bが上記インデツクスレバー1
3に連結される揺動ピン14とを有してなる。上
記インデツクス爪11は略L字状の板状体からな
り、基端部が支軸ピン15を介して定規取付板6
に取付けられており、該インデツクス爪11は上
記支軸ピン15を支点として定規取付板6の上面
に沿つて回動自在である。一方、上記インデツク
ス爪11の先端部にはインデツクス歯車10の歯
みぞに嵌合する爪部17が形成されている。ま
た、上記インデツクス爪11にはインデツクス爪
揺動板12の先端部に設けられている係合ピン1
8を定規取付板6に開設されている穴部19を介
して挿入係合する長孔20が形成されており、上
記係合ピン18の往復動作(第2図中矢印A,B
方向の動作)によつて上記インデツクス爪11を
回動操作し、インデツクス歯車10とインデツク
ス爪11との嵌脱操作を行なう。
上記インデツクス爪摺動板12の基端部と定規
取付板6に設けられている掛ピン21との間には
引張バネ22が配設されており、上記摺動板12
は上記引張バネ22の張力によつて常時第2図中
矢印B方向に引張られている。また、上記摺動板
12には該摺動板12を定規取付板6に取付ける
ための締付ネジ23,23を挿通する長孔からな
るネジ挿通孔24,24が形成されており、該摺
動板12は上記引張バネ22の張力に抗して上記
挿通孔24,24の長手方向の幅内で摺動自在で
ある。また、上記摺動板12には回動軸3の軸方
向に開設されている挿通孔25に貫挿されている
上記揺動ピン14の下端14aと係合する係合孔
26が開設されている。
上記揺動ピン14の中途部には上記挿通孔25
の内径と略同一径又は稍々小径の膨出部27が突
設されており、該膨出部27と上記挿通孔25の
嵌合関連により、揺動ピン14の揺動支点を構成
するようになつている。そして、上記揺動ピン1
4の上端14bはインデツクスレバー13の基端
に開設されている係合孔28に嵌合されている。
なお、上記インデツクスレバー13は該インデツ
クスレバー13の操作部29が前記グリツプ部2
Aの外周における第1図中上部の位置から外部に
突出する状態に置かれている。
上記操作部29は肉厚な円弧状の板状体からな
り、上記レバー13の結合部分における操作部2
9の外側面の位置にはインデツクス操作用押圧面
30が形成されるとともに、上記操作部29の外
側面において上記押圧面30と隣接する位置には
インデツクス解除用押圧面31が形成されてい
る。
また、上記レバー13の長手方向中途部にはL
字状のピン係合孔32が開設されている。この係
合孔32は上記レバー13の長手方向に延在する
第1の孔部33とこの孔部33の一端に上記操作
部29における上記インデツクス解除用押圧部の
突出方向と逆方向に平行に連設された第2の孔部
34とからなる。上記係合孔32には前記回動軸
3と一体なピン35が嵌挿されている。なお、作
動前の状態においては、上記ピン35は第3図に
示すように上記ピンの係合孔32の第1の孔部3
3の一端33aに当接する状態に置かれている。
次に上記構成からなるインデツクス装置8の作
用について説明する。
グリツプ部2Aを左手で握るとともに左手の中
指でインデツクス操作用押圧面31をグリツプ部
2Aの中心方向に押圧すると、上記レバー13は
第2図中矢印C方向に移動し、上記ピン35は第
4図に示すように第1の孔部33の一端33aか
ら他端33bに移動する。上記レバー13の移動
によつて、揺動ピン14は膨出部27を支点とし
て回動軸3内で揺動し、該ピン14の下端14a
は上記上端14bとは逆方向に移動する。上記ピ
ン14の揺動により、インデツクス爪摺動板12
は引張バネ22の張力に抗して第2図中矢印A方
向に摺動させられ、インデツクス爪11は係合ピ
ン18によつて第2図中矢印E方向に回動操作さ
れ、該インデツクス爪11はインデツクス歯車1
0から離脱する状態となる。すなわち、定規取付
板6は分度盤7に対してフリーの状態となる。そ
して、グリツプ部2Aを回動操作するとともにイ
ンデツクスレバー13の操作部29の押込み操作
を解除すると、揺動ピン14は引張バネ22の張
力によつて元の位置に復帰し、インデツクス爪摺
動板12は上記引張バネ22の張力によつて第2
図中矢印B方向に摺動する。上記摺動板12が復
帰すると、インデツクス爪11は係合ピン18に
よつて第2図中矢印D方向に回動させられ、爪部
17はインデツクス歯車10の歯みぞに嵌合す
る。すなわち、上述したインデツクス操作用押圧
面30の押圧操作とグリツプ部2Aを回動操作を
繰返し行なうことにより、上記定規取付け板6を
分度盤7に対して例えば15°の一定角度間隔を置
いて間欠的に回動させることができる。
一方、上記定規取付け板6を分度盤7に対して
フリーに回動操作する場合には、上記グリツプ部
2Aを左手で握るとともに上記レバー13の操作
部29のインデツクス解除用押圧面31を左手の
人指指でグリツプ部2Aの中心方向に押圧する。
すると、第5図に示すように上記レバー13のピ
ン係合孔32における第1の孔部33の他端33
bが上記ピン35に当接した後上記レバー13は
移動し、第2孔部34の一端34aが上記ピン3
5に当接し、上記レバー13は上記ピン35の位
置を支点として第5図中時計回り方向に回転させ
られ、その位置でロツクされる。すなわち、上記
インデツクス爪11はインデツクス歯車10の歯
みぞから離脱した状態で保持されることになる。
したがつて、上記定規取付け板6を分度盤7に対
してフリーに回動操作し得る状態になる。
このように、上記構成からなる実施例によれ
ば、インデツクスレバー13の操作部29がグリ
ツプ部2Aの外周における第1図中上部側であつ
て、特にはグリツプ部2Aを握つた状態で上記操
作部29のインデツクス解除用押圧面31とイン
デツクス操作用押圧面30が各々人差し指、中指
ないしは薬指の位置に配置されており、且つその
操作においては各押圧面30,31ともグリツプ
部2Aの中心方向に単にストレートに押し込むだ
けでよく、従来の押し込み操作と同時に押し込み
方向を変化させる必要がない簡単な操作とするこ
とができる。
また、インデツクス操作あるいはインデツクス
解除を行なう上記操作部29の各押圧面30,3
1を選択してグリツプ部2Aの中心方向に単にス
トレートに押し込む操作だけでよく上記各操作が
簡単なものとなる。
〔考案の効果〕
このように、本考案によればインデツクス操作
(定規取付け板の間欠回転操作)を行なう場合に
は従来のものと何ら変りなく簡単に行ない得ると
ともに、インデツクス解除操作(定規取付け板の
自由回転操作)を行なう場合にあつても単にイン
デツクス操作部材の操作面をグリツプ部の中心方
向に押圧する操作のみでよく操作を簡単に行なう
ことができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例を示す平面図、第2
図は要部分解拡大斜視図、第3図はインデツクス
レバーの作動前の状態を示す平面図、第4図はイ
ンデツクスレバーの作動状態を示す平面図、第5
図は上記レバーの他の状態を示す平面図である。 1……トラツクタイプ製図機、2……製図ヘツ
ド、2A……グリツプ部、6……定規取付け板、
10……インデツクス歯車、11……インデツク
ス爪、12……インデツクス爪摺動板、13……
インデツクスレバー、14……揺動ピン、14a
……下端、14b……上端、29……操作部、3
0……インデツクス操作用押圧面、31……イン
デツクス解除用押圧面。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 製図ヘツドのグリツプ部の外周から突出するイ
    ンデツクス操作部材の操作部を押し込み操作する
    ことにより定規取付け板を一定角度置きに間欠的
    に回転又は自由回転可能とするものにおいて、 インデツクス操作用押圧面とインデツクス解除
    用押圧面とを有する操作部と、この操作部いずれ
    か一方の押圧面と対向する側から突設されたイン
    デツクスレバーとが一体に形成されてなり、上記
    ヘツドの周囲方向に連設されてなるインデツクス
    操作部材と、 上記製図ヘツド内に立設され上端が上記インデ
    ツクス操作部材に連結されるとともに軸方向中途
    部に揺動支点を有する揺動ピンと、 このピン下端に連結されたインデツクス差動部
    材とを有し、 上記インデツクス操作部材の操作部に設けられ
    る上記インデツクス操作用押圧面とインデツクス
    解除用押圧面を選択的に上記ヘツドの中心方向に
    押圧することにより上記揺動ピンを異なつた方向
    に移動せしめ、上記定規を回転又は自由回転し得
    るようにしたことを特徴とする製図機のインデツ
    クス装置。
JP466483U 1983-01-19 1983-01-19 製図機のインデツクス装置 Granted JPS59110690U (ja)

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JP466483U JPS59110690U (ja) 1983-01-19 1983-01-19 製図機のインデツクス装置

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JP466483U JPS59110690U (ja) 1983-01-19 1983-01-19 製図機のインデツクス装置

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JPS59110690U JPS59110690U (ja) 1984-07-26
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JP466483U Granted JPS59110690U (ja) 1983-01-19 1983-01-19 製図機のインデツクス装置

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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5631426U (ja) * 1979-08-17 1981-03-27

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5631426U (ja) * 1979-08-17 1981-03-27

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JPS59110690U (ja) 1984-07-26

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