JPS5924189Y2 - 非回転体の取付装置 - Google Patents
非回転体の取付装置Info
- Publication number
- JPS5924189Y2 JPS5924189Y2 JP12310379U JP12310379U JPS5924189Y2 JP S5924189 Y2 JPS5924189 Y2 JP S5924189Y2 JP 12310379 U JP12310379 U JP 12310379U JP 12310379 U JP12310379 U JP 12310379U JP S5924189 Y2 JPS5924189 Y2 JP S5924189Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- rotating body
- case
- notch
- tuning
- protrusion
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Mechanical Control Devices (AREA)
- Structure Of Receivers (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は、ファインチューニングツマミユニット等に使
用される非回転体即ち、ケースに対して回転せさ゛るべ
く配設される非回転体のケースへの取付装置に関する。
用される非回転体即ち、ケースに対して回転せさ゛るべ
く配設される非回転体のケースへの取付装置に関する。
第1図及び第2図は本出願人が先に出願した粗調及び同
調を行なう同調装置の部品展開図及び側断面図であり、
これを用いて本考案の対象とする技術について説明する
。
調を行なう同調装置の部品展開図及び側断面図であり、
これを用いて本考案の対象とする技術について説明する
。
図において粗調ツマミ1は、シャシ8に設けられた軸受
部8aに回転自在に枢支されたチューニングシャフト6
に係合され、該ツマミ1を回すことによりチューニング
シャフト6に巻付けられたダイアルコード7を駆動し、
同調バリコン(図示省略)を連動させる。
部8aに回転自在に枢支されたチューニングシャフト6
に係合され、該ツマミ1を回すことによりチューニング
シャフト6に巻付けられたダイアルコード7を駆動し、
同調バリコン(図示省略)を連動させる。
一方微調ツマミ2は頚部先端にギヤ部2を備え、前記粗
調ツマミ1のシャフト部1aに回動自在に嵌入されてい
る。
調ツマミ1のシャフト部1aに回動自在に嵌入されてい
る。
又粗調ツマミ1と一体的に設けられた遊星シャフト部1
bには、遊星歯車3が回転自在に嵌入され、前記微調ツ
マミ2のギヤ部2aと噛合っている。
bには、遊星歯車3が回転自在に嵌入され、前記微調ツ
マミ2のギヤ部2aと噛合っている。
内歯太陽歯車4は前記遊星歯車3と噛合い、かつ粗調ツ
マミ10頚部ICに回動自在に嵌入されている。
マミ10頚部ICに回動自在に嵌入されている。
ストッパ1dは該内歯太陽歯車4の抜けを防止する。
又内歯太陽歯車4の軸部4aには突起4bが設けられて
おり、この突起4bはケース5の切欠部5bに係合され
、従って内歯太陽歯車4は回転しない。
おり、この突起4bはケース5の切欠部5bに係合され
、従って内歯太陽歯車4は回転しない。
ここで前記粗調ツマミ1、遊星歯車3、微調ツマミ2及
び内歯太陽歯車4はユニット化されており、1つの部品
としてチュニングシャフト6に取付けられる。
び内歯太陽歯車4はユニット化されており、1つの部品
としてチュニングシャフト6に取付けられる。
次にこのように構成された同調装置の動作を説明する。
粗調は粗調ツマミ1を回すことによりシャフト6を直接
に駆動して行なわれる。
に駆動して行なわれる。
次に微調は、微調ツマミ2を回すとギヤ一部2aにより
遊星歯車3はそれ自体は逆回転するが、固定された内歯
太陽歯車4の内歯に沿って微調ツマミ2と同回転方向に
円運動を行う為に、遊星歯車3が取付けられている粗調
ツマミ1を減速駆動することになる。
遊星歯車3はそれ自体は逆回転するが、固定された内歯
太陽歯車4の内歯に沿って微調ツマミ2と同回転方向に
円運動を行う為に、遊星歯車3が取付けられている粗調
ツマミ1を減速駆動することになる。
この場合、微調ツマミ2のギヤ部2aの歯数をZA、内
歯太陽歯車4の歯数をZBとすると、減速化は となり、両歯数を適当に選ふ゛ことにより任意の減速化
が得られるものである。
歯太陽歯車4の歯数をZBとすると、減速化は となり、両歯数を適当に選ふ゛ことにより任意の減速化
が得られるものである。
このような同調装置において微同調を可能とするために
は、内歯太陽歯車4の回転が抑止されなければならない
。
は、内歯太陽歯車4の回転が抑止されなければならない
。
ここでチューニングシャフト6とシャシ8のケース5へ
の取付構造上、チューニングシャツ1〜6とケース5の
ツマミ取付穴5aとの偏心が生じる場合があり、極端に
偏心した場合には、前記ユニット化された同調装置をシ
ャフト6に取付ける際、内歯太陽歯車4の突起4bがケ
ース5の切欠部5bに入り切れず取付けが出来ないとい
う不都合が生じる欠点があった。
の取付構造上、チューニングシャツ1〜6とケース5の
ツマミ取付穴5aとの偏心が生じる場合があり、極端に
偏心した場合には、前記ユニット化された同調装置をシ
ャフト6に取付ける際、内歯太陽歯車4の突起4bがケ
ース5の切欠部5bに入り切れず取付けが出来ないとい
う不都合が生じる欠点があった。
本考案はこのような不都合をなくすべく考案されたもの
で、偏心が生じても非回転体即ち内歯太陽歯車をケース
に取付は得るようになした取付装置を提供することを目
的とする。
で、偏心が生じても非回転体即ち内歯太陽歯車をケース
に取付は得るようになした取付装置を提供することを目
的とする。
本考案ではケース5の取付穴5aの切欠部5bに改良を
加えたものである。
加えたものである。
即ちまずケース5の取付穴5aの径を内歯太陽歯車4の
軸部4aの径より、偏心を許容する如く大きくすると共
に切欠部5bの幅を内歯太陽歯車4の突起4bの幅より
大きくなし、次に切欠部5bの入口に例えば半円状の突
起を設け、この突起で内歯太陽歯車4の突起4bを押え
るようになしている。
軸部4aの径より、偏心を許容する如く大きくすると共
に切欠部5bの幅を内歯太陽歯車4の突起4bの幅より
大きくなし、次に切欠部5bの入口に例えば半円状の突
起を設け、この突起で内歯太陽歯車4の突起4bを押え
るようになしている。
これによりチューニングシャフト6とケース5の取付穴
5aとの偏心を許容し、かつ内歯太陽歯車4の回転を抑
止するものである。
5aとの偏心を許容し、かつ内歯太陽歯車4の回転を抑
止するものである。
以下第3図乃至第5図に示した一実施例によって本考案
を詳細に説明する。
を詳細に説明する。
第3図乃至第5図に示すように、ケース5の切欠部5b
の幅は内部太陽歯車4の突起4bの幅より大きく設定さ
れ、またその上下方向の長さlは予め長目に設定されて
いる。
の幅は内部太陽歯車4の突起4bの幅より大きく設定さ
れ、またその上下方向の長さlは予め長目に設定されて
いる。
そして切欠部5bの入口には半円状の突起5c、5cが
対向して設けられ、この突起5 c 、5 c間の長さ
は前記突起4bの幅よりやや長目に設定されている。
対向して設けられ、この突起5 c 、5 c間の長さ
は前記突起4bの幅よりやや長目に設定されている。
本考案ではこのように改良が加えられており、前記チュ
ーニングシャフト6とケース5の取付穴5aとの偏心が
無い場合には、第4図に示すように内歯太陽歯車4の突
起4bはケース5の突起5c、5cに当接して確実に固
定される。
ーニングシャフト6とケース5の取付穴5aとの偏心が
無い場合には、第4図に示すように内歯太陽歯車4の突
起4bはケース5の突起5c、5cに当接して確実に固
定される。
ここでもし第5図に示すようシャフト6と取付穴5aと
の間に偏心がある場合には、内歯太陽歯車4の突起4b
は切欠部5b内にあって多少上下又は傾いて挿入される
も、その偏位は切欠部5b内の広さに許容されかつ突起
5c、5cに当接して確実に固定されるものである。
の間に偏心がある場合には、内歯太陽歯車4の突起4b
は切欠部5b内にあって多少上下又は傾いて挿入される
も、その偏位は切欠部5b内の広さに許容されかつ突起
5c、5cに当接して確実に固定されるものである。
さらにこのとき内歯太陽歯車4及びファインチューニン
グツマミユニット自体には余計な側圧が加わらないため
、遊星歯車機構が円滑に働き良好なファインチューニン
グ効果が得られるものである。
グツマミユニット自体には余計な側圧が加わらないため
、遊星歯車機構が円滑に働き良好なファインチューニン
グ効果が得られるものである。
以上詳しく説明したように本考案のによれば、ケースの
取付穴形状に改良を加えることにより非回転体の軸心と
その取付穴との偏心を許容し、非回転体の回転のみを抑
止することができ、さらに、ツマミユニット自体には余
分な側圧がかからず、微調ツマミ及び粗調ツマミが円滑
に回転し十分なファインチューニング効果が得られるも
のである。
取付穴形状に改良を加えることにより非回転体の軸心と
その取付穴との偏心を許容し、非回転体の回転のみを抑
止することができ、さらに、ツマミユニット自体には余
分な側圧がかからず、微調ツマミ及び粗調ツマミが円滑
に回転し十分なファインチューニング効果が得られるも
のである。
第1図は本考案の一対象となる同調装置の展開斜視図、
第2図は第1図の同調装置を組立てた時の側断面図、第
3図は本考案装置の斜視図、第4図及び第5図は本考案
装置の取付の2つの態様を示す要部正面図である。 4:非回転体(内歯太陽歯車)、4 b :突起、5:
ケース、5a:取付穴、5b:切欠部、5C:突起。
第2図は第1図の同調装置を組立てた時の側断面図、第
3図は本考案装置の斜視図、第4図及び第5図は本考案
装置の取付の2つの態様を示す要部正面図である。 4:非回転体(内歯太陽歯車)、4 b :突起、5:
ケース、5a:取付穴、5b:切欠部、5C:突起。
Claims (1)
- 回転体と非回転体とより成る回転部材のケースへの取付
穴に非回転体に設けた突起部をケースの切欠部内に挿入
することにより、非回転体の回転を抑止するようになし
た装置であって、取付穴の径を貫通する軸部の径より偏
心を許容する如く大きくシ、ケースの切欠部の幅を上記
非回転体の突起部の幅より大きくなすとともに、ケース
の切欠部の入口に非回転体の突起部に当接する当接部を
設けてなり、この当接部により非回転体の回転を抑止す
ることを特徴とする非回転体の取付装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP12310379U JPS5924189Y2 (ja) | 1979-09-07 | 1979-09-07 | 非回転体の取付装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP12310379U JPS5924189Y2 (ja) | 1979-09-07 | 1979-09-07 | 非回転体の取付装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5642027U JPS5642027U (ja) | 1981-04-17 |
JPS5924189Y2 true JPS5924189Y2 (ja) | 1984-07-18 |
Family
ID=29355108
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP12310379U Expired JPS5924189Y2 (ja) | 1979-09-07 | 1979-09-07 | 非回転体の取付装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5924189Y2 (ja) |
-
1979
- 1979-09-07 JP JP12310379U patent/JPS5924189Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5642027U (ja) | 1981-04-17 |
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