JP3053390B2 - ランフラットタイヤ - Google Patents
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Description
イヤ内の空気が抜けた場合でも比較的長距離を走行しう
るランフラットタイヤに関する。
来、パンク等によりタイヤ内の空気が抜けた場合でもリ
ム外れせず、かつある程度の速度の制約を受けながらも
比較的長距離を走行しうるランフラットタイヤが種々提
案されている。
に補強ゴム層などを設け、パンク時のサイドウォール部
の撓みを抑えるもの(特開昭53−18104号公報、
特開昭64−30809号公報、特開平2−28128
9号公報など)や、特殊なリムを用いてパンク時のリム
外れを防止したもの(例えば特開昭52−64701号
公報、特開平2−31905号公報など)、さらにはタ
イヤとリムとが囲むタイヤ内腔にパンク時のタイヤの縦
たわみを抑制する中子ないしプロテクタを配したもの
(特開昭55−132313号公報、特開昭60−21
3508号公報、特開昭61−235207号公報)、
またチューブレスタイヤとリムとが囲むタイヤ内腔に、
パンク時にのみタイヤの荷重を支持するチューブを配し
たもの(特開平2−34402号公報、特開昭58−1
70604号公報)などが提案されている。
ム層を設けただけでは、通常、タイヤ重量が極端に重く
なり、また転がり抵抗を大きくして燃費性を悪化させる
などのネガティブ特性が強く現れる。また、近年の研究
ではこのようなサイドウォール部に補強ゴム層を設けた
タイヤでは、パンク時の縦撓みは減じうるものの、ベル
ト層のルースが生じ易いことが判ってきた。
外れを防止するものにあっては、特殊形状のリムを製造
しなければならずコストを上昇させる他、業界の規格承
認などが必要となり現在のところ市場に普及されてはい
ない。
縦たわみを抑制する中子などを設けたものでは、該中子
が邪魔となってタイヤのリム組み作業性を著しく悪化さ
せる他、中子をリムにセットするのに特殊な技術が必要
となり、また車輪重量が増加するなどの問題がある。
タイヤ内腔に、パンク時にのみタイヤの荷重を支持する
チューブを配したものでは、タイヤのリム組み作業性を
著しく損ない、かつ車輪重量の増加や、内部チューブま
で達する貫通傷の場合には役に立たないなどの問題があ
る。
なされたもので、第1の発明ではタイヤ外面のプロファ
イルを曲率半径が連続的に減じるインボリュート状曲線
で近似することを基本として、標準のリムを使用できる
こと、またリム組み性をも維持しうるとともにタイヤ重
量の大幅な増加や乗り心地の著しい悪化を伴わずして耐
久性を高め、パンク時でも比較的長距離を走行しうるラ
ンフラットタイヤを提供することを目的としている。
イヤにあっては、パンク時の継続走行を距離を増大しう
るが、その破壊時の損傷には、ベルト層の両端縁でベル
トコードが周囲のゴムから剥離するベルトエッジルース
が多く含まれていることが判った。
なプロファイルを具えるタイヤにおいて、ベルトエッジ
ルースなどを長期に亘って抑制し、耐久性を高め、パン
ク時の継続走行をさらに増大しうるランフラットタイヤ
の提供を目的としている。
安としては、タイヤのパンクに基づく走行不能状態を一
時的に回避できるよう、パンクした場所からガソリンス
タンド等などタイヤ補修を安全になしうる場所まで走行
することが必要であり、例えば米国では速度80km/
hで約80km走行しうることが望まれている。
載の発明は、トレッド部からサイドウォール部を経てビ
ード部のビードコアに至るカーカスと、タイヤ内腔面側
に位置して前記サイドウォール部に配されたサイドウォ
ール部補強層とを具えたランフラットタイヤであって、
タイヤを正規リムにリム組みし正規内圧を充填した無負
荷の標準状態において、タイヤ子午線断面におけるタイ
ヤ表面の断面輪郭線は、タイヤ赤道と交わるタイヤ赤道
点Pからサイドウォール部でのタイヤ軸方向に最外側と
なる最大幅点Dまでを、該タイヤ赤道点からサイドウォ
ール部側に向かって曲率半径が連続的に減じかつタイヤ
半径方向に長径を有する基礎楕円に巻きつけられる形状
のインボリュート状曲線で実質的に形成し、かつ前記最
大幅点Dがタイヤ赤道点Pからタイヤ半径方向内側にタ
イヤ断面高さHの0.34倍よりも大かつ0.50倍よ
りも小の半径方向距離hを隔てるとともに、正規リムに
リム組して内圧をゼロとしかつ正規荷重を負荷したパン
ク状態において、リム巾位置を通るタイヤ半径方向線T
がタイヤ内腔面と交わるタイヤ半径方向内、外の内腔交
点C1、C2間の距離Lと、前記タイヤ半径方向線Tか
らタイヤ軸方向外側に最も離間するタイヤ内腔面の最大
離間点Qとの間のタイヤ軸方向距離Nとの比(L/N)
を0.95よりも大かつ3.0よりも小としたことを特
徴としている。
は、タイヤ子午線断面における前記断面輪郭線のタイヤ
赤道点Pを通るタイヤ半径方向線をy軸、前記断面輪郭
線のタイヤ赤道点Pにおける曲率半径Bの中心点を通る
タイヤ軸方向線をx軸としたx−y座標系において、下
記式の楕円曲線で表されるとともに、前記インボリュー
ト状曲線は、一端を前記座標系の原点Oに固定して前記
基礎楕円に巻き付ける糸の他端が描く軌跡を通ることを
特徴とする請求項1記載のランフラットタイヤである。
(x−a)2 /a2 +y2 /b2 =1 (ただし、|a|<|b|でともに0以外の定数)
らサイドウォール部を経てビード部のビードコアに至る
カーカスと、このカーカスのタイヤ半径方向外側かつト
レッド部の内部に配されたベルト層と、タイヤ内腔面側
に位置して前記サイドウォール部に配されたサイドウォ
ール部補強層とを具えたランフラットタイヤであって、
タイヤを正規リムにリム組みし正規内圧を充填した無負
荷の標準状態において、タイヤ子午線断面におけるタイ
ヤ表面の断面輪郭線は、タイヤ赤道と交わるタイヤ赤道
点Pからサイドウォール部でのタイヤ軸方向に最外側と
なる最大幅点Dまでを、該タイヤ赤道点からサイドウォ
ール部側に向かって曲率半径が連続的に減じかつタイヤ
半径方向に長径を有する基礎楕円に巻きつけられる形状
のインボリュート状曲線で実質的に形成し、かつ前記最
大幅点Dがタイヤ赤道点Pからタイヤ半径方向内側にタ
イヤ断面高さHの0.34倍よりも大かつ0.50倍よ
りも小の半径方向距離hを隔てるとともに、前記ベルト
層は、ベルトコードをタイヤ赤道に対して小角度で傾け
て配列され、かつタイヤ半径方向内側の第1のベルトプ
ライと、その外側に巾中心線を実質的に揃えて配されか
つ前記第1のベルトプライよりもタイヤ軸方向の巾が大
の第2のベルトプライとから形成され、しかも該ベルト
層のタイヤ半径方向外側に、有機繊維コードをタイヤ周
方向に対して実質的に平行に配列したバンド層を配置
し、かつこのバンド層のタイヤ軸方向の巾を前記第2の
ベルトプライよりも大としたことを特徴としている。
は、ビードコア間をトロイド状に跨る本体部と、この本
体部の両端に連なりかつ前記ビードコアの周りをタイヤ
軸方向内側から外側に折り返された折返し部とを一体に
有する1枚のカーカスプライからなり、かつ前記折返し
部の外端がタイヤ半径方向外側にのび前記ベルト層の端
縁をタイヤ軸方向内側に超えて終端するとともに、前記
バンド層は、1本又は平行に引き揃えられた複数本のア
ラミドコードをトッピングゴム中に埋設した帯状プライ
を螺旋状に巻回することにより形成されることを特徴と
する請求項3記載のランフラットタイヤである。
と前記バンド層との間に、厚さが1.5mm以下かつタイ
ヤ軸方向の幅が20mm以上のゴムストリップを、少なく
ともベルト層の端縁を含んで該端縁を覆うように配置し
たことを特徴とする請求項3記載のランフラットタイヤ
である。
ある。先ず「正規リム」とは、タイヤが基づいている規
格を含む規格体系において、当該規格がタイヤサイズ毎
に定めるリムであり、例えばJATMAであれば標準リ
ム、TRAであれば "DesignRim" 、或いはETRTO
であれば "Measuring Rim"となる。
ている規格を含む規格体系において、各規格がタイヤサ
イズ毎に定めている空気圧であり、JATMAであれば
最高空気圧、TRAであれば表 "TIRE LOAD LIMITS AT
VARIOUS COLD INFLATION PRESSURES" に記載の最大値、
ETRTOであれば "INFLATION PRESSURE" であるが、
タイヤが乗用車用である場合には180kPaとする。
ている規格を含む規格体系において、各規格がタイヤサ
イズ毎に定めている荷重であり、JATMAであれば最
大負荷能力、TRAであれば表 "TIRE LOAD LIMITS AT
VARIOUS COLD INFLATION PRESSURES" に記載の最大値、
ETRTOであれば "LOAD CAPACITY"である。
の断面輪郭線には、サイドウォール部の模様、マーク、
さらにはビード部に設けられるリム外れ防止用のリブな
どは含めないものとする。さらに、「タイヤ断面高さ」
はタイヤを正規リムにリム組みし、かつ正規内圧を充填
した無負荷の状態で測定する。
項1)及び第2の発明(請求項3)をともに適用した一
つの実施形態をチューブレスかつ乗用車用のランフラッ
トタイヤを例示した図面に基づき説明する。
内圧を充填しかつ無負荷とした標準状態のタイヤ子午線
断面を示している。図において、本実施形態のランフラ
ットタイヤは、トレッド部2からサイドウォール部3を
経てビード部4のビードコア5に至るカーカス6と、こ
のカーカス6のタイヤ半径方向外側かつトレッド部2の
内部に配置されたベルト層7と、このベルト層7のタイ
ヤ半径方向外側に配されたバンド層9と、タイヤ内腔面
側に位置して前記サイドウォール部3に配されたサイド
ウォール部補強層10とを具えているものを例示してい
る。
ドウォール部3を経てビード部4のビードコア5に至る
トロイド状をなす。本例のカーカス6は、ビードコア
5、5間をトロイド状に跨る本体部6aと、この本体部
6aの両端に連なりかつ前記ビードコア5の周りをタイ
ヤ軸方向内側から外側に折り返された折返し部6bとを
一体に有する1枚のカーカスプライ6Aから形成された
ものを示している。
エステル、レーヨン、芳香族ポリアミドなどの有機繊維
からなるカーカスコードの配列体をトッピングゴムにて
被覆して形成され、本例では前記カーカスコードがタイ
ヤ赤道Cに対して70〜90度の角度で傾けて配列され
たラジアル構造を例示している。
外端6eは、本実施形態では、タイヤ半径方向外側にの
び前記ベルト層7の端縁7eをタイヤ軸方向内側に超え
て終端する、いわゆる超ハイターンナップ構造をなすも
のを示している。これにより、最小のカーカスプライ枚
数にてサイドウォール部3の効果的な補強をなしうる。
また、これにより前記サイドウォール部補強層10など
の薄肉化なども可能となる。
ンク走行時に大きく撓むサイドウォール部3に現れない
ため、該外端6eを起点とするルース、セパレーション
などを好適に抑制することもできる。なおこの折返し部
6bと前記ベルト層7とのタイヤ軸方向の重なり長さE
Wは、例えば5mm以上、好ましくは10mm以上、より好
ましくは15〜25mmとするのが好ましい。
5からタイヤ半径方向外側に硬質ゴムからなるビードエ
ーペックスゴム8が配置されビード部4の曲げ剛性を適
宜高めうる。
コードをタイヤ赤道に対して小角度(例えば10〜35
゜)で傾けて配列した2枚のベルトプライ、すなわちタ
イヤ半径方向内側の第1のベルトプライ7Aと、その外
側に巾中心線を実質的に揃えて配された第2のベルトプ
ライ7Bとから形成されたものを例示している。
A、7Bは、ベルトコードがプライ間で相互に交差する
ように向きを違えて配され、前記カーカス6をタガ締め
しトレッド部2の剛性を高めうる。また、ベルトコード
には、本例ではスチールが採用されるが、アラミド、レ
ーヨン等の高弾性の有機繊維コードも必要に応じて用い
ることができる。
破壊原因の一つに、ベルトプライの端縁部においてベル
トコードが周囲のゴムと剥離するベルトエッジルースが
含まれていることは前述の通りである。このような損傷
を抑制することはランフラット性能を向上する上で非常
に重要である。
は、図8(A)、(B)に示すように、タイヤ内圧充填
時と荷重負荷時とでは大きく異なっている。このため、
第1、第2のベルトプライ7A、7Bの層間にはせん断
変形が生じ、とりわけ拘束力が低くなるベルトプライの
端縁部においてベルトエッジルースが引き起こされると
考えられている。また、このようなせん断変形は、無負
荷時から荷重負荷時へのトレッド部の断面形状の変化が
大きいほど顕著となる。
ト層では、半径方向外側タイヤのベルトプライの巾を、
タイヤ半径方向内側のベルトプライよりも小巾となって
いる。このようなベルト層では、各ベルトプライの端部
の拘束力がともに低くなってしまい、より一層ベルトエ
ッジルースを引き起こしやすくなる。
イ7Aのタイヤ軸方向の巾BW1よりも、第2のベルト
プライ7Bのタイヤ軸方向の巾BW2を大とすることに
より、第1のベルトプライ7Aの端縁を第2のベルトプ
ライ7Bで覆うことができ、該端縁の拘束力を高め、こ
の部分においてベルトエッジルースを抑制でき、ランフ
ラット継続走行距離の増大に寄与する。なお第1、第2
のベルトプライ7A、7Bの巾の差の半長さであるステ
ップ量S1は5mm以上とするのが望ましい。
7のタイヤ半径方向外側に、有機繊維コードをタイヤ周
方向に対して実質的に平行に配列したバンド層9を設け
るとともに、このバンド層9のタイヤ軸方向の巾BW3
を前記第2のベルトプライ7Bの巾BW2よりも大とし
たものを例示している。これにより、第2のベルトプラ
イ7Bの端縁もバンド層9によって覆うことができるた
め、該端縁でのルースをも好適に抑制でき、ランフラッ
ト継続走行の増大をさらに図りうる。
平行に引き揃えられた複数本のアラミドコードをトッピ
ングゴム中に埋設した帯状プライを、前記アラミドコー
ドが実質的にタイヤ周方向に沿うよう螺旋状に巻回する
ことにより形成された継ぎ目のないいわゆるジョイント
レスバンドを採用している。これにより、より一層耐久
性が向上する。
は、前記第2のベルトプライ7Bの巾BW2よりも大で
あるが、その差の半長さであるステップ量S2は10mm
以上とするのが望ましい。またバンド層9は、2層とし
ても良いが、軽量化の観点から1層構造が特に望まし
い。さらに、バンドコードには、アラミドコード以外に
も、ナイロン、ポリエステル、レーヨンなどの各種の有
機繊維コードや、また必要に応じてスチールコードなど
も採用しうる。
向外側の領域であるショルダ部に、ゴムストリップ13
を配したものを例示している。このゴムストリップ13
は、例えば、1.5mm以下の小厚さをなし、前記ベルト
層7とバンド層9との間に配置される。またゴムストリ
ップ13は、少なくともベルト層7の端縁7eを含んで
該端縁を覆うように配置したものを例示している。
力が大となるショルダ域(図8(B)参照)において、
ベルト層7とバンド層9とのせん断変形を効果的に緩和
し、より一層ベルトエッジルースなどの損傷を防止しう
る。なおゴムストリップ13は、そのタイヤ軸方向の巾
GWが、20mm以上、好ましくは30mm以上、本例では
50mmとしたものを例示している。またゴムストリップ
13のタイヤ軸方向の巾GWは、タイヤ断面巾SWの8
%以上かつ30%以下程度が好ましい。
では厚肉の中央部分からタイヤ半径方向内外に厚さを除
々に減じてのびる断面略三日月状のゴムからなるものを
例示しており、サイドウォール部3において前記カーカ
ス6のタイヤ軸方向内側面に沿って配されているものを
示す。このようなサイドウォール部補強層10は、サイ
ドウォール部3の曲げ剛性を高めパンク状態におけるタ
イヤの縦撓みを減じる働きをする。
は、例えば図1に示す如く、タイヤ半径方向外端10A
が、前記ベルト層7の端部近傍に位置し、かつ内端10
Bが前記ビードエーペックスゴムとタイヤ軸方向内外で
オーバラップして終端するものを例示している。なお好
ましくは、サイドウォール部補強層10は、パンク状態
で最も屈曲しやすいタイヤの最大幅点D近傍で最大厚さ
となり、かつタイヤ半径方向内、外端に先細状でのびる
ように配するのが望ましい。
記標準状態において、タイヤ子午線断面におけるタイヤ
表面の断面輪郭線2eは、図3、図4に示す如く、タイ
ヤ赤道Cと交わるタイヤ赤道点Pからサイドウォール部
3でのタイヤ軸方向に最外側となる最大幅点Dまでを、
該タイヤ赤道点Pからサイドウォール部側に向かって曲
率半径R(x)が連続的に減じかつタイヤ半径方向に長
径(2×b)を有する基礎楕円Vに巻きつけられるイン
ボリュート状曲線Gで実質的に形成している。
道Cを中心として左右対称に形成している。また図1に
は示していないが、トレッド部2には排水用などのトレ
ッド溝を設けても良く、このとき前記断面輪郭線2eを
特定する際にはタイヤ子午線断面において溝縁間を滑ら
かに継いだ仮想延長線を補うこととする。
けたランフラットタイヤは、図3に点線で示すように、
このような断面輪郭線2e’がタイヤ赤道点Pからトレ
ッド縁までほぼ平坦に形成されているため、タイヤのサ
イドウォール領域が長くなっている。このため、ランフ
ラット性能を発揮させるためには、サイドウォール部補
強層を構成するゴム補強材を配する領域も長くなり、タ
イヤが重くなりやすく、かつ縦バネも高くなり乗り心地
が損なわれがちとなる。
タイヤでは、上述のようにインボリュート状曲線Gでタ
イヤ表面の断面輪郭線2eを実質的に形成することによ
って、トレッド部2の形状が非常に丸くなり、縦バネが
小さくなって乗り心地が向上する。またこの断面輪郭線
2eに沿ったタイヤ赤道点Pから最大幅点Dまでの絶対
距離も従来のタイヤに比べ短く、特にサイドウォール部
領域が短くなるため、例えばサイドウォール部補強層1
0のゴム使用量なども少なくてすみタイヤを軽く構成す
るのに役立つ。なおタイヤ赤道点Pからトレッド縁側に
向けて曲率半径が滑らかに減少していくため、接地圧の
均一化をより促進することもできる。
大幅点Dが、タイヤ赤道点Pからタイヤ半径方向内側に
タイヤ断面高さHの0.34倍よりも大かつ0.50倍
よりも小の半径方向距離hを隔てることが必要である。
前記最大幅点Dの位置が、タイヤ赤道点Pからタイヤ半
径方向内側にタイヤ断面高さHの0.34倍以下である
とき、断面輪郭線2eが従来タイヤの如く平坦に近づ
き、乗り心地やタイヤ重量の点で不利となる。逆に、最
大幅点Dの位置が、タイヤ赤道点Pからタイヤ半径方向
内側にタイヤ断面高さHの0.50倍以上であるとき、
断面輪郭線2eが丸くなりすぎ、軽量化には望ましい
が、キャンバースラストが大きくなってワンダリング性
能が悪化するという問題がある。
記インボリュート状曲線Gの基礎楕円Vは、タイヤ子午
線断面における前記断面輪郭線2eのタイヤ赤道点Pを
通るタイヤ半径方向線をy、Y軸、前記断面輪郭線2e
のタイヤ赤道点Pにおける曲率半径Bの中心点を通るタ
イヤ軸方向線をx、X軸としたx−y座標系、X−Y座
標系において、下記式(1)の楕円曲線で表されるもの
を例示しており、このようなインボリュート状曲線G
は、一端を前記座標系の原点Oに固定して前記基礎楕円
Vに巻き付ける糸の他端が描く軌跡を通ることとなる。 (x−a)2 /a2 +y2 /b2 =1 … (1) (ただし、|a|<|b|でともに0以外の定数)
(X,Y)の値は、インボリュートの性質から下記数
1、数2により求めることができる。
(x)、は数3〜5で表される。
ら基礎楕円上の点F(x,y)までの長さであり、曲線
の長さとして数6で求めうる。
的に用いた断面輪郭線2eは、タイヤ赤道点Pでの曲率
半径B、最大幅点D、D間のタイヤ軸方向距離であるタ
イヤ断面幅SW、タイヤ断面高さHおよび最大幅点Dの
タイヤ赤道点からのタイヤ半径方向の距離hを定めると
ともに、インボリュート状曲線がタイヤ赤道点Pと最大
幅点Dとを結ぶよう前記基礎楕円Vの短径(2×a)が
適宜定められる。
半長さ(短軸半径)|a|は、例えば前記タイヤ断面幅
SWの半巾のほぼ0.53〜0.89倍に設定されると
ともに、前記楕円の長径の半長さ|b|は、前記座標系
の原点Oから最大幅点DまでのY方向長さに等しいもの
を例示しているが、これに限定されるものではなく、種
々変更しうる。
リュート状曲線で「実質的」に形成するとは、タイヤの
加硫金型を製作する際の金型加工精度を考慮に入れたも
ので、例えば前記断面輪郭線2eがインボリュート状曲
線Gからの誤差が±1/10(mm)以内になるよう例え
ば複数の円弧の連結体で近似的に形成するようなものも
本発明の範囲に包含しうる。これは、前記断面輪郭線2
eがインボリュート状曲線Gと物理的に完全同一でなく
とも、これと実質的に同一の作用、効果を期待できる輪
郭線を得るための近似手法として効果がある。
実施形態のランフラットタイヤは、正規リムJにリム組
して例えばバルブコアを取り外して内圧をゼロとし、か
つ正規荷重を負荷したパンク状態において、特定の寸法
形状をなすことが必要である。本発明では、図5に示す
如く、前記パンク状態において、リム巾位置を通るタイ
ヤ半径方向線Tがタイヤ内腔面と交わるタイヤ半径方向
内、外の内腔交点C1、C2間の距離Lと、前記タイヤ
半径方向線Tからタイヤ軸方向外側に最も離間するタイ
ヤ内腔面の最大離間点Qとの間のタイヤ軸方向距離Nと
の比である変形比(L/N)を0.95よりも大かつ
3.0よりも小としている。
イヤ内腔面同士が互いに擦れ合うことによる発熱を防止
する必要があることは言うまでもないが、発明者らの繰
り返しの実験の結果、とりわけ前記変形比(L/N)が
0.95以下の場合にはサイドウォール部の内腔側に大
きな歪が働いて損傷しやすくなること、さらには前記変
形比(L/N)が3.0以上になると、縦撓みに対する
過剰なサイドウォール部3の補強による結果としてタイ
ヤ重量の著しい増加を招く傾向がある。
N)は、0.95よりも大かつ3.0よりも小、好まし
くは、1.0〜2.0とするのが望ましい。
面かつ該ビード部4が正規リムJのリムフランジJfか
ら離間するフランジ離間点よりも半径方向外側に、軸方
向外側に突出するリム外れ防止用のリブ12を形成した
ものを例示している。このようなリム外れ防止リブ12
は、ランフラット走行時にリムフランジJfに広範囲に
密着でき、大きな摩擦力を発生してリム外れ防止するの
に役立つ。なおこのようなリブは前記最大幅点Dよりタ
イヤ半径方向内側に設けられている。
施形態に基づいて詳述したが、第1の発明にあっては、
ベルト層、バンド層の構造は本実施形態に係わらず種々
変形でき、他方、第2の発明にあっては、前記比(L/
N)の値は任意に定めうるのは言うまでもない。また、
前記基礎楕円なども種々設定しうる他、サイドウォール
部補強層10は、ゴム補強に代えてまたはゴム補強とと
もにコードプライにて構成することもでき、本発明は種
々の態様に変更しうる。
を変えて複数種試作するとともに(実施例1〜5、比較
例1〜6)、ランフラット性能、タイヤ重量、乗り心
地、操縦安定性、ベルトエッジルース耐久性などを測定
した。また、タイヤ赤道点Pでの曲率半径Bは375m
m、タイヤ断面高さHは101.75mmとし、インボリ
ュート状曲線の基礎楕円などは表1に示すものとした。
テスト方法は次の通りである。
ムにリム組みして国産乗用車(FF車)の4輪に装着
し、バルブコアを抜いた内圧0の状態でテストコースを
周回走行し、走行不能な状態に至るまでの走行距離を測
定し指数化した。数値が大きいほど良好である。なおテ
ストコースでは、直線を速度80km/h、コーナを6
0km/hで走行している。なお評価輪1輪に作用する
ランフラット荷重は300kgf である。
測定し、比較例5(サイドウォール部補強なし)を10
0とする指数で表示した。数値が小さいほど良好であ
る。
規リムにリム組みして国産乗用車(FF車)の4輪に装
着し、正規内圧の状態でテストコースを各種評価路面走
行し、ドライバーのフィーリングにて比較例5を100
とする指数で評価を行った。数値が大きいほど良好であ
る。
を正規リムにリム組みしかつ正規内圧を充填して、径が
1.7mのドラム上を速度80km/H、正規荷重の
1.4倍の縦荷重の下で走行させ、ベルトエッジルース
が発生するまでの走行時間を調べた。評価は、完走を1
00とする指数で表示している。数値が大きいほど良好
である。テストの結果などを表1に示す。
リムを使用しつつしかもタイヤ重量の大幅な増加を伴わ
ずしてランフラット性能、ベルトエッジルースなどを向
上していることが確認できた。なお、図6には、比較例
5のタイヤの標準状態(同図(A))、パンク状態(同
図(B))をそれぞれ示している。
H)と、前記変形比(L/N)との関係を図7に示して
いる。軽量化は前記比(h/H)が大きいほど良く、逆
に操縦安定性は前記比(h/H)が小さいほど良い。ま
た乗り心地は前記変形比(L/N)が小さいほど良く、
逆にランフラット性能は変形比(L/N)が大きい程良
くなる。本発明の範囲は、一点鎖線で囲まれる領域であ
り、各比が最適なバランスで設定されていることが分か
る。
トタイヤは、乗り心地やタイヤ重量の著しい悪化を伴わ
ずにパンク時の継続走行距離を増大しうる。
ジルースを好適に抑制しうる結果、より耐久性が向上
し、さらにパンク時の継続走行距離を増大しうる。
ライの折返し部の外端がパンク時の屈曲が激しいサイド
ウォール部に現れないため、該折返し部の外端を起点と
するセパレーションなども抑制でき、より一層パンク時
の継続走行距離を増大しうる。
においてベルト張力が大となるショルダ域において、ベ
ルト層とバンド層とのせん断変形を効果的に緩和し、よ
り一層効果的にベルトエッジルースなどの損傷を防止し
うる。
ヤの断面図である。
説明する線図である。
る。
のパンク状態を示す線図である。
すグラフである。
り、(A)は無負荷内圧充填時、(B)はその荷重負荷
時である。
Claims (5)
- 【請求項1】トレッド部からサイドウォール部を経てビ
ード部のビードコアに至るカーカスと、タイヤ内腔面側
に位置して前記サイドウォール部に配されたサイドウォ
ール部補強層とを具えたランフラットタイヤであって、 タイヤを正規リムにリム組みし正規内圧を充填した無負
荷の標準状態において、 タイヤ子午線断面におけるタイヤ表面の断面輪郭線は、
タイヤ赤道と交わるタイヤ赤道点Pからサイドウォール
部でのタイヤ軸方向に最外側となる最大幅点Dまでを、
該タイヤ赤道点からサイドウォール部側に向かって曲率
半径が連続的に減じかつタイヤ半径方向に長径を有する
基礎楕円に巻きつけられる形状のインボリュート状曲線
で実質的に形成し、 かつ前記最大幅点Dがタイヤ赤道点Pからタイヤ半径方
向内側にタイヤ断面高さHの0.34倍よりも大かつ
0.50倍よりも小の半径方向距離hを隔てるととも
に、 正規リムにリム組して内圧をゼロとしかつ正規荷重を負
荷したパンク状態において、リム巾位置を通るタイヤ半
径方向線Tがタイヤ内腔面と交わるタイヤ半径方向内、
外の内腔交点C1、C2間の距離Lと、 前記タイヤ半径方向線Tからタイヤ軸方向外側に最も離
間するタイヤ内腔面の最大離間点Qとの間のタイヤ軸方
向距離Nとの比(L/N)を0.95よりも大かつ3.
0よりも小としたことを特徴とするランフラットタイ
ヤ。 - 【請求項2】前記基礎楕円は、タイヤ子午線断面におけ
る前記断面輪郭線のタイヤ赤道点Pを通るタイヤ半径方
向線をy軸、前記断面輪郭線のタイヤ赤道点Pにおける
曲率半径Bの中心点を通るタイヤ軸方向線をx軸とした
x−y座標系において、下記式の楕円曲線で表されると
ともに、 前記インボリュート状曲線は、一端を前記座標系の原点
Oに固定して前記基礎楕円に巻き付ける糸の他端が描く
軌跡を通ることを特徴とする請求項1記載のランフラッ
トタイヤ。 (x−a)2 /a2 +y2 /b2 =1 (ただし、|a|<|b|でともに0以外の定数) - 【請求項3】トレッド部からサイドウォール部を経てビ
ード部のビードコアに至るカーカスと、このカーカスの
タイヤ半径方向外側かつトレッド部の内部に配されたベ
ルト層と、タイヤ内腔面側に位置して前記サイドウォー
ル部に配されたサイドウォール部補強層とを具えたラン
フラットタイヤであって、 タイヤを正規リムにリム組みし正規内圧を充填した無負
荷の標準状態において、 タイヤ子午線断面におけるタイヤ表面の断面輪郭線は、
タイヤ赤道と交わるタイヤ赤道点Pからサイドウォール
部でのタイヤ軸方向に最外側となる最大幅点Dまでを、
該タイヤ赤道点からサイドウォール部側に向かって曲率
半径が連続的に減じかつタイヤ半径方向に長径を有する
基礎楕円に巻きつけられる形状のインボリュート状曲線
で実質的に形成し、 かつ前記最大幅点Dがタイヤ赤道点Pからタイヤ半径方
向内側にタイヤ断面高さHの0.34倍よりも大かつ
0.50倍よりも小の半径方向距離hを隔てるととも
に、 前記ベルト層は、ベルトコードをタイヤ赤道に対して小
角度で傾けて配列され、かつタイヤ半径方向内側の第1
のベルトプライと、 その外側に巾中心線を実質的に揃えて配されかつ前記第
1のベルトプライよりもタイヤ軸方向の巾が大の第2の
ベルトプライとから形成され、 しかも該ベルト層のタイヤ半径方向外側に、有機繊維コ
ードをタイヤ周方向に対して実質的に平行に配列したバ
ンド層を配置し、かつこのバンド層のタイヤ軸方向の巾
を前記第2のベルトプライよりも大としたことを特徴と
するランフラットタイヤ。 - 【請求項4】前記カーカスは、ビードコア間をトロイド
状に跨る本体部と、この本体部の両端に連なりかつ前記
ビードコアの周りをタイヤ軸方向内側から外側に折り返
された折返し部とを一体に有する1枚のカーカスプライ
からなり、 かつ前記折返し部の外端がタイヤ半径方向外側にのび前
記ベルト層の端縁をタイヤ軸方向内側に超えて終端する
とともに、 前記バンド層は、1本又は平行に引き揃えられた複数本
のアラミドコードをトッピングゴム中に埋設した帯状プ
ライを螺旋状に巻回することにより形成されることを特
徴とする請求項3記載のランフラットタイヤ。 - 【請求項5】前記ベルト層と前記バンド層との間に、厚
さが1.5mm以下かつタイヤ軸方向の幅が20mm以上の
ゴムストリップを、少なくともベルト層の端縁を含んで
該端縁を覆うように配置したことを特徴とする請求項3
記載のランフラットタイヤ。
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