JP4754162B2 - タイヤプロファイルの決定方法 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、タイヤプロファイルの決定のための方法、システム及びコンピュータプログラムに関する。
【0002】
【従来の技術】
タイヤのプロファイル(トレッドに溝が形成されていないと仮定されたときのタイヤ表面の輪郭)は、操縦安定性、乗り心地等のタイヤの基本性能を左右する。タイヤの用途、サイズ等に応じ、適正なプロファイルが決定される必要がある。特開2002−301916公報には、インボリュート関数が用いられたトレッド輪郭の決定方法が開示されている。この決定方法では、幅方向中心(赤道点)とトレッド端とを通過するインボリュート曲線が得られる。
【0003】
【特許文献1】
特開2002−301916公報
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
特開2002−301916公報に開示された方法では、トレッド輪郭が決定されるにすぎない。タイヤは、トレッドと共にこのトレッドと連続するサイドウォールを備えている。トレッドの輪郭とサイドウォールの輪郭とは、円滑に連続する必要がある。上記公報に開示された方法では、サイドウォールの輪郭と円滑に連続するトレッド輪郭が得られるまで、試行錯誤が繰り返される。この決定方法は、非効率的である。
【0005】
本発明の目的は、トレッドからサイドウォールにわたるプロファイルが容易に得られる方法の提供にある。
【0006】
【課題を解決するための手段】
本発明に係るプロファイル決定方法は、
タイヤサイズデータが入力されるステップ、
関数の種別が決定されるステップ、
タイヤの最大幅位置及び幅方向中心位置を通過する関数曲線が画かれうるように、タイヤサイズデータに基づいて関数の定数が決定されるステップ
及び
この定数を備えた関数に基づき、幅方向中心位置から最大幅位置に至るプロファイル曲線が決定されるステップ
を含む。
【0007】
この決定方法では、幅方向中心位置から最大幅位置に至るプロファイル曲線が得られるので、トレッドからサイドウォールにわたるプロファイルがこのプロファイル曲線に基づいて容易に決定されうる。
【0008】
好ましい関数は、インボリュート関数である。このインボリュート関数は、その第一軸の一端がタイヤ赤道面上にあり第一軸方向がタイヤの軸方向と一致する楕円に基づく。関数の決定に際し、楕円の第一軸半径aに対する第二軸半径bの比(b/a)が決定される。この方法では、比(b/a)に応じたプロファイル曲線が得られるので、種々のプロファイルが容易に決定されうる。本明細書において第一軸とは短軸及び長軸のうちの一方を意味し、第二軸とは短軸及び長軸のうちの他方を意味する。
【0009】
プロファイル曲線が決定されるステップにおいて用いられるインボリュート関数は、下記数式(I)及び(II)で示される。
【数3】
【数4】
この数式(I)及び(II)において、aは楕円の第一軸半径を表し、bは楕円の第二軸半径を表し、Sは楕円に巻き付く糸の長さを表す。θは、π/2以上π以下である。
【0010】
好ましくは、プロファイル決定方法は、
プロファイル曲線が複数のセグメントに分割されるステップ
及び
これらセグメントが、隣接するもの同士が互いに接する円弧に近似されるステップ
をさらに含む。この方法によって得られたプロファイルを備えたタイヤのモールドは、簡便な加工によって得られうる。
【0011】
好ましくは、プロファイル決定方法は、
最大幅位置から1番目の円弧が最大幅位置においてこの最大幅位置よりもタイヤ半径方向内側の輪郭線と接するように、1番目の円弧と2番目の円弧との境界点が2番目の円弧を画定する円周に沿って移動され、かつ1番目の円弧の曲率半径が修正されるステップ
をさらに含む。この方法により、全体の輪郭が円滑に連続するタイヤが得られうる。
【0012】
他の発明に係るタイヤプロファイル決定システムは、
その第一軸の一端がタイヤ赤道面上にあり第一軸方向がタイヤの軸方向と一致する楕円における第一軸半径aに対する第二軸半径bの比(b/a)と、タイヤサイズデータとが入力されるための入力手段と、
この比(b/a)を備えた楕円に基づくインボリュート曲線がタイヤの最大幅位置及び幅方向中心位置を通過するようにタイヤサイズデータに基づいてインボリュート関数の定数を決定し、かつこの定数を備えたインボリュート関数に基づいて幅方向中心位置から最大幅位置に至るプロファイル曲線を決定する演算手段と
を備える。このシステムにより、トレッドからサイドウォールにわたるプロファイルが容易に決定されうる。
【0013】
さらに他の発明に係るタイヤプロファイル決定のためのコンピュータプログラムは、
タイヤサイズデータが入力されるステップと、
その第一軸の一端がタイヤ赤道面上にあり第一軸方向がタイヤの軸方向と一致する楕円における、第一軸半径aに対する第二軸半径bの比(b/a)が決定されるステップと、
この比(b/a)を備えた楕円に基づくインボリュート曲線がタイヤの最大幅位置及び幅方向中心位置を通過するように、タイヤサイズデータに基づいてインボリュート関数の定数が決定されるステップと、
この定数を備えたインボリュート関数に基づき、幅方向中心位置から最大幅位置に至るプロファイル曲線が決定されるステップと
をコンピュータに実行させるように構成される。このコンピュータプログラムにより、トレッドからサイドウォールにわたるプロファイルが容易に決定されうる。
【0014】
【発明の実施の形態】
以下、適宜図面が参照されつつ、好ましい実施形態に基づいて本発明が詳細に説明される。
【0015】
図1は、本発明の一実施形態に係るタイヤプロファイルの決定方法に用いられるシステム2が示された概念図である。このシステム2は、演算部4、記憶部6、表示部8及び入力部10を備えている。典型的な演算部4は、CPUを備える。典型的な記憶部6は、ハードディスクである。典型的な表示部8は、モニタである。典型的な入力部10は、キーボード及びマウスである。このシステム2では、記憶部6に記憶されたコンピュータプログラムにより、各ステップが実行される。
【0016】
図2は、図1のシステム2でプロファイルが決定されたタイヤ11の一部が示された断面図である。この図2には、タイヤ11の軸を含む平面に沿った断面が示されている。このタイヤ11は、トレッド12、サイドウォール14及びビード16を備えている。この図2において左右方向は幅方向(軸方向)であり、上下方向は径方向である。この図2において符号Pcで示されているのはトレッド12の幅方向中心位置(赤道点)であり、符号Peで示されているのはトレッド端であり、符号Pmで示されているのは最大幅位置である。トレッド12とサイドウォール14とは、トレッド端Peを境界として隣接している。点Pcと点Pmとの水平方向距離は、最大幅MWの1/2である。点Pcと点Pmとの鉛直方向距離は、((MD−BD)/2−BH)である。ここでMDはタイヤ11の直径を表し、BDはビード内径(ビード16の下端によって形成される円の直径)を表し、BHはビード16の下端と最大幅位置Pmとの鉛直方向距離を表す。
【0017】
図3は、図2のタイヤ11のためのプロファイル曲線がX−Y平面上に画かれる過程が示された模式図である。この図3には、楕円18が示されている。この楕円18の短軸半径はaであり、長軸半径はbであり、周長は(4・L)である。短軸の方向はX方向(タイヤ11の軸方向)と一致しており、長軸の方向はY軸方向(タイヤ11の径方向)と一致している。この図3には、糸20も示されている。糸20は当初はY軸上にあり、その下端Bは短軸の一端に固定されている。糸20の下端Bの座標は(0,0)である。糸20の上端T0が上方に引っ張られることで、糸20には一定の張力がかかっている。図中両矢印Sで示されているのは、糸20の長さである。糸20の上端T0に右方向の力が加わると、上端T0はT1、T2、T3、T4、T5及びTeへと徐々に移動する。この間、糸20及び楕円18の接点Rと中心Oとを結ぶ直線がX軸に対してなす角度θは、徐々に減少する。上端が移動した軌跡は、インボリュート曲線と称される。このインボリュート曲線の上の点の座標(x、y)は、上記数式(I)及び(II)によって算出されうる。θがπから(π/2)まで変化する間のインボリュート曲線が、プロファイル曲線である。プロファイル曲線は、楕円18のサイズ及び形状に依存する。換言すれば、プロファイル曲線は、短軸半径a、長軸半径b及び比(b/a)に依存する。
【0018】
図4は、図1のシステム2が用いられたプロファイル決定方法の一例が示されたフローチャートである。この方法では、まずシステム2においてプログラムが起動される(STEP1)。起動により、表示部8に入力メニューが表示され、データ入力が促される。設計者は、入力部10(キーボード)を用いて、プロファイルが決定されるべきタイヤ11のサイズに関するデータを入力する(STEP2)。このデータには、タイヤ11の最大幅位置Pmの座標及びトレッド面の幅方向中心位置Pcの算出に必要な数値が含まれる。サイズに関するデータとしては、タイヤ11の直径MD、ビード内径BD、ビード16の下端と最大幅位置Pmとの距離BH、最大幅MW等が挙げられる。これらのデータは、他のデータ(例えば扁平率)等から算出されてもよい。
【0019】
次に、表示部8に複数の関数種別が表示され、選択が促される。設計者は、入力部10(マウス)により、曲線の決定に用いられる関数を選択する(STEP3)。曲線の具体例としては、インボリュート曲線、放物線、サイクロイド曲線、正弦曲線、双曲線及び楕円曲線が挙げられる。以下の記述では、インボリュート関数が選択された場合が一例とされる。
【0020】
次に、表示部8に入力メニューが表示され、(b/a)の入力が促される。設計者は、意図するプロファイルが得られるであろう(b/a)の値を予測し、この値を入力部10によって入力する(STEP4)。関数の選択(STEP3)から(b/a)の入力(STEP4)までのステップは、本明細書では「関数の種別の決定」と称される。
【0021】
図3から明らかなように、糸20の長さS、短軸半径a及び長軸半径bの間には、下記の数式(III)及び(IV)で示される関係が成立する。
S=b+(MD−BD)/2−BH
MW/2=(a+(S−L))
タイヤ11の直径MD、ビード内径BD、ビード16の下端と最大幅位置Pmとの距離BH及び最大幅MWの値は既に入力されており、また、(b/a)の値も既に入力されているので、上記数式(III)及び(IV)により、インボリュート関数の定数S、a及びbが算出される(STEP5)。算出は、演算部4によってなされる。
【0022】
これら定数を備えたインボリュート関数に基づき、幅方向中心位置Pcから最大幅位置Pmまでのプロファイル曲線22が、X−Y平面上において決定される(STEP6)。この決定も、演算部4によってなされる。得られたプロファイル曲線22は、最大幅位置Pmで終端している。換言すれば、この決定方法では、プロファイル曲線22を最大幅位置Pmで終端させる目的で試行錯誤が繰り返される必要がない。得られたプロファイル曲線22は、トレッド端Peを通過する。このプロファイル曲線22では、トレッド端Peにおいてトレッド12とサイドウォール14とが円滑に連続する。換言すれば、この決定方法では、トレッド12とサイドウォール14とを円滑に連続させる目的で試行錯誤が繰り返される必要がない。
【0023】
次に、図5に示されるように、プロファイル曲線22が多数のセグメントに分割される(STEP7)。分割数は、3以上20以下である。図5の例では、点P1から点P9によってプロファイル曲線22がs1からs10に分割されている。この例では、分割数は10である。
【0024】
次に、図6に示されるように、各セグメントが円弧に近似される(STEP8)。図6には、符号a1からa10により、10個の円弧が示されている。近似において、まず1番目のセグメントs1が曲率半径r1の円弧a1に置き換えられる。タイヤ11は左右対称であり、円弧a1はタイヤ11の中心線CLよりも左側の円弧(図示されず)と接する必要があるので、曲率半径r1の中心は中心線CLの上に位置する必要がある。点Pc及び点P1を通過しかつその中心が中心線CLの上に位置するように、円弧a1の曲率半径r1が決定される。
【0025】
2番目の円弧a2では、点P1及び点P2を通過しかつ1番目の円弧a1と接するように、その曲率半径r2が決定される。3番目の円弧a3では、点P2及び点P3を通過しかつ2番目の円弧a2と接するように、その曲率半径r3が決定される。以下同様に、4番目の円弧a4から10番目の円弧a10までの曲率半径(r4からr10)が決定される。10番目の円弧a10は最大幅位置Pmから1番目であり、9番目の円弧a9は最大幅位置Pmから2番目である。
【0026】
全てのセグメント(s1からs10)が、隣接するもの同士が互いに接する円弧(a1からa10)に近似されることにより、タイヤ用モールドのNCマシンによる加工が精度よくなされうる。
【0027】
最大幅位置Pmから1番目の円弧a10は、最大幅位置Pmにおいて、この最大幅位置Pmよりも半径方向内側部の輪郭線と隣接する。1番目の円弧a1から10番目の円弧a10まで順次曲率半径が決定されることに起因して、円弧a10と内側部の輪郭線とが接しない場合がある。円弧a10と内側部の輪郭線とが接しない場合は、最大幅位置Pmにおいてエッジが生じる。エッジには応力が集中するので、エッジはタイヤ11の性能を低下させる。エッジの発生回避の目的で、最大幅位置Pmから1番目の円弧a10及び2番目の円弧a9に修正が施される(STEP9)。
【0028】
図7には、この修正の方法が示されている。この例では、内側部の輪郭線Uの曲率半径ruの中心は、最大幅位置Pmを通過する水平線24の上に存在する。修正では、最大幅位置Pmから1番目の円弧a10と2番目の円弧a9との境界点P9が、2番目の円弧a9を画定する円周に沿って移動させられる。図6には、移動後の点が符号P9’で示されている。点P9’において円弧a9に接する円弧が点Pmにおいて輪郭線Uと接するように、点P9’の位置が決定される。この例では、点P9’と曲率半径の中心O9とを結ぶ直線と水平線24との交点O10’を中心とする円弧a10’が点Pmを通過するように、点P9’の位置が決定される。これにより、幅方向中心位置Pcからトレッド端Pe及び最大幅位置Pmを通過して輪郭線Uに至る、円滑に連続する曲線が得られる。こうして、タイヤ11のプロファイルが決定される。プロファイルは、表示部8に表示される。分割(STEP7)から修正(STEP9)までの各ステップは、演算部4によって遂行される。
【0029】
得られたプロファイルに基づき、シミュレーションによって、タイヤ11の接地形状が算出される(STEP10)。この算出方法は、特開2000−296706公報に開示されている。設計者は、得られた接地形状の良否を判定する(STEP11)。接地形状が良好で無い場合は、(b/a)の値の入力(STEP4)から接地形状の算出(STEP10)までの各ステップが、再度実行される。接地形状が良好な場合は、決定されたプロファイルが、記憶部6に記憶される(STEP12)。
【0030】
長軸の方向がX方向と一致し、短軸の方向がY軸方向と一致する楕円が用いられてもよい。
【0031】
【発明の効果】
以上説明されたように、本発明に係る決定方法により、良好なプロファイルが容易に得られる。この決定方法は、タイヤの開発の効率化に寄与する。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は、本発明の一実施形態に係るタイヤプロファイルの決定方法に用いられるシステムが示された概念図である。
【図2】図2は、図1のシステムでプロファイルが決定されたタイヤの一部が示された断面図である。
【図3】図3は、図2のタイヤのためのプロファイル曲線がX−Y平面上に画かれる過程が示された模式図である。
【図4】図4は、図1のシステムが用いられたプロファイル決定方法の一例が示されたフローチャートである。
【図5】図5は、図4の決定方法によって得られたプロファイル曲線が分割されて得られたセグメントが示された模式図である。
【図6】図6は、図5のセグメントが近似された円弧が示された模式図である。
【図7】図7は、図6の円弧の修正の様子が示された拡大図である。
【符号の説明】
2・・・システム
4・・・演算部
6・・・記憶部
8・・・表示部
10・・・入力部
11・・・タイヤ
12・・・トレッド
14・・・サイドウォール
16・・・ビード
18・・・楕円
20・・・糸
22・・・プロファイル曲線
a・・・短軸半径
b・・・長軸半径
Pc・・・幅方向中心位置
Pe・・・トレッド端
Pm・・・最大幅位置
s1〜s10・・・セグメント
a1〜a10、a10’・・・円弧
Claims (2)
- システムの表示部が、タイヤサイズデータの入力を促すステップと、
上記表示部が、その第一軸の一端がタイヤ赤道面上にあり第一軸方向がタイヤの軸方向と一致する楕円における、第一軸半径aに対する第二軸半径bの比(b/a)の入力を促すステップと、
上記システムの入力部から入力された比(b/a)を備えた楕円に基づくインボリュート曲線がタイヤの最大幅位置及び幅方向中心位置を通過するように、上記システムの入力部から入力されたタイヤサイズデータに基づいて、上記システムの演算部がインボリュート関数の定数を決定するステップと、
この定数を備えたインボリュート関数に基づき、幅方向中心位置から最大幅位置に至るプロファイル曲線を、上記演算部が決定するステップと、
このプロファイル曲線を、上記演算部が、複数のセグメントに分割するステップと、
上記演算部が、これらセグメントを、隣接するもの同士が互いに接する円弧に近似するステップと、
最大幅位置から1番目の円弧が最大幅位置においてこの最大幅位置よりもタイヤ半径方向内側の輪郭線と接するように、上記演算部が、1番目の円弧と2番目の円弧との境界点を2番目の円弧を画定する円周に沿って移動させ、かつ1番目の円弧の曲率半径を修正するステップと
を含むタイヤプロファイルの決定方法。
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