JP6042194B2 - タイヤのリム組み付け状態解析装置、その方法及びプログラム - Google Patents

タイヤのリム組み付け状態解析装置、その方法及びプログラム Download PDF

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Description

本発明は、有限要素法によってタイヤのリム組み付け状態を解析する解析装置、その方法及びプログラムに関するものである。
タイヤの特性をシミュレーションにより解析する方法として、有限要素法(FEM)が用いられている。この方法では、評価しようとするタイヤを有限個の要素に分割したタイヤ有限要素モデル(タイヤモデル)で近似するとともに、各要素に密度や弾性率などの物性を与え、タイヤモデルに内圧や荷重などの境界条件を与えて、各要素の変形状態を計算してタイヤの変形や運動状態をシミュレーションする。
このようなシミュレーションを行う場合、リムに組み付けた状態のタイヤモデルを取得する必要がある。すなわち、タイヤモデルを作成する際のタイヤ断面形状は、タイヤ設計図から再現されるものであり、その断面形状は、リムに嵌合させた状態での形状とは異なる。タイヤ特性を精度よくシミュレーションするためには、使用状態、すなわちリムに組み付けた状態での断面形状を持つタイヤモデルが必要である。
特許文献1及び2には、タイヤとホイールの組み付け状態を解析するために、タイヤモデルとホイールモデルを数値解析法を用いて嵌合シミュレーションさせることが開示されている。その嵌合シミュレーションでは、タイヤモデルのビード部のビード幅を、リム幅よりも小さくなるように変形させてホイールモデルに装着し、その後、タイヤモデルの変位を解除してリムに密着させた後、内圧を充填させることで両者を嵌合させる。しかしながら、この方法では、嵌合のためにタイヤを大きく変形させるため、多大な計算時間が必要になる。
特許文献3及び4には、リムに嵌合させたタイヤの性能を予測するにあたり、タイヤモデルのビード部の幅よりも大きく広げたリムモデルのリム幅を狭めることにより、ビード部をリムモデルへ嵌合させることが開示されている。しかしながら、リムモデルをタイヤ軸方向内方に変位させる点を考慮しただけであり、タイヤ径方向への変位については言及されていない。
特開2002−350294号公報 特開2007−131206号公報 特開2005−082076号公報 特開2006−072893号公報
本発明は、以上の点に鑑み、使用状態におけるタイヤ断面形状を得ることができるタイヤのリム組み付け状態解析装置、その方法及びプログラムを提供することを目的とする。
本発明に係るタイヤのリム組み付け状態解析装置は、タイヤをリムに組み付けた状態をシミュレーションにより解析する解析装置であって; タイヤ断面形状を再現したタイヤモデルを作成するタイヤモデル作成部と; リムにおけるタイヤと接触する部分の断面形状を再現したリムモデルを作成するリムモデル作成部と; 前記タイヤモデルがビードトウのみで前記リムモデルに接触し、かつ前記ビードトウが所定以下の微小な重なりをもって前記リムモデルに接触するように、前記リムモデルを、正規のリム位置に対して、タイヤ径方向及びタイヤ軸方向にずれた初期位置に配置させるリムモデル配置部と; 前記タイヤモデルと前記リムモデルの接触解析により、前記リムモデルを前記初期位置から前記正規のリム位置まで変位させながら、前記タイヤモデルの変形計算を行う第1接触解析部と; 前記タイヤモデルと前記リムモデルの接触解析により、前記正規のリム位置に変位させた前記タイヤモデルに内圧充填しながら、前記タイヤモデルの変形計算を行う第2接触解析部と、を有するものである。
本発明によれば、タイヤモデルとリムモデルを接触解析する際の初期条件を上記のように設定したことにより、タイヤのビード部をリムに適切に接触させることができ、使用状態におけるタイヤ断面形状を容易に得ることができる。
実施形態に係る解析装置のブロック図である。 実施形態に係る解析装置のフローチャートである。 リムパラメータファイルの一例を示す図である。 5°深底リムの輪郭を示す図である。 15°深底リムの輪郭を示す図である。 一実施形態に係るリム形状と座標点を示す図である。 他の実施形態に係るリム形状と座標点を示す図である。 リムモデルの図である。 タイヤモデルの半断面図である。 タイヤモデルとリムモデルの接触解析における初期位置を示す図である。 左右非対称のタイヤについて接触解析のためのモデルを作成する工程を示す図である。 接触解析前と解析後のタイヤモデルとリムモデルの関係を示す図である。
以下、本発明の実施形態について図面に基づいて説明する。
一実施形態に係るリム組み付け状態解析装置10は、図1に示すように、入力部12、リムパラメータ記憶部14、リムモデル作成部16、タイヤモデル作成部24、接触解析モデル作成部26、接触解析部32、及び出力部38を有する。また、リムモデル作成部16は、座標点変換部18、リム形状再現部20、及びリム要素生成部22を有し、接触解析モデル作成部26は、リムモデル配置部28、及び解析条件設定部30を有し、接触解析部32は、第1接触解析部34、及び第2接触解析部36を有する。
この解析装置10は、例えば、マウスとキーボードを有する汎用のコンピュータを基本ハードウェアとして用いることでも実現することが可能である。すなわち、入力部12、リムパラメータ記憶部14、リムモデル作成部16(詳細には、座標点変換部18、リム形状再現部20、及びリム要素生成部22)、タイヤモデル作成部24、接触解析モデル作成部26(詳細には、リムモデル配置部28及び解析条件設定部30)、接触解析部32(詳細には、第1接触解析部34及び第2接触解析部36)、及び出力部38は、上記のコンピュータに搭載されたプロセッサにプログラムを実行させることにより実現することができる。このとき、解析装置10は、上記のプログラムをコンピュータに予めインストールすることで実現してもよいし、CD−ROM等の記憶媒体に記憶して、又はネットワークを介して上記のプログラムを配布して、このプログラムをコンピュータに適宜インストールすることで実現してもよい。
以下、上記各部の構成と機能について順番に説明する。
[1]入力部12
入力部12は、解析対象となる空気入りタイヤ及びリムについてのデータを取得する。タイヤについてのデータとしては、タイヤ断面形状を含めたタイヤについての種々のデータ(タイヤ設計情報)が挙げられ、具体的には、タイヤの外形形状や内部構造等の各寸法諸元、タイヤを構成するトレッドゴム、サイドウォールゴム、ベルト、カーカスプライ、ビードコア、チェーハーなどの各タイヤ部材についての形状、配置、材料物性値などが入力される。また、リムについてのデータとしては、タイヤに接触する部分の断面形状を再現するのに必要なリムパラメータ値、及び解析対象となるリムの呼び、リム径の呼びなどが挙げられる。これらの情報の入力は、キーボードを用いて行われてもよく、あるいはまた、CD−ROM等の記録媒体やネットワーク等を通じて行われてもよい。
リムパラメータ値としては、JATMA(日本自動車タイヤ協会)や、米国のTRA、欧州のETRTOなどの規格から選択して入力される。具体的には、リム径D、リム幅A、ビードシート部の幅P、リムフランジ部の幅B、リムフランジ部の高さG、リムフランジ部の第1曲率半径(タイヤ軸方向外側の円弧部)R1、リムフランジ部の第2曲率半径(タイヤ軸方向内側の円弧部)R2、ビードシート部とリムフランジ部の境界部の曲率半径R3、リムフランジ部の頂点から第2曲率半径R2の中心までの高さC、ビードシート部の水平線に対する傾斜角度(テーパー角)θ、及び、リムフランジ部が末端にストレートの傾斜部を有する場合に当該傾斜部の水平線に対する傾斜角度δが入力される(図4及び図5参照)。
[2]リムパラメータ記憶部14
リムパラメータ記憶部14は、入力部12で入力されたリムパラメータ値、すなわち、 タイヤと接触する部分のリム形状を再現するのに必要なパラメータ値を記憶する。詳細には、入力されたリムパラメータ値からリムパラメータファイルを作成し、ハードディスクなどの記憶装置に記憶する。本実施形態では、タイヤに接触する部分のリム形状が肝要であり、ホイール全体をモデル化する必要はない。そのため、上記のように規格値から、タイヤに接触する部分のリム形状が再現できる必要最低限のパラメータを入力部12から入力し、該パラメータからリムパラメータファイルを作成することが好ましい。
リムパラメータファイルの一例を図3に示す。この例では、リムパラメータファイルは、第1パラメータ表と第2パラメータ表とからなる。第1パラメータ表として、リムの呼びに対応させて、上記のA、P、B、C、G、R1、R2、R3、θ、及びδの値が記憶される。第2パラメータ表として、リム径の呼びに対応させて、上記のDの値が記憶される。両者を組み合わせることにより、各種リムの対応するリムパラメータ値を特定することができる。
[3]リムモデル作成部16
リムモデル作成部16は、リムにおけるタイヤと接触する部分の断面形状を再現したリムモデルを作成する。上記のようにリムモデル作成部16は、座標点変換部18と、リム形状再現部20と、リム要素生成部22とを有するので、以下順番に説明する。
[4]座標点変換部18
座標点変換部18は、解析対象となる空気入りタイヤに装着されるリムの呼び(詳細には、リムの呼びとリム径の呼び)に対応するリムパラメータ値を、リム形状(断面形状)を再現するための特徴点である座標点(RXY座標値)に変換する。
座標点は、タイヤに接触する部分の断面形状における外形ラインの変曲点に設定されており、これにより、断面形状を表現することができる。その際、座標点は、1つの変換ロジックで様々なリム形状に対応できるように、共通の座標点群を定義することが好ましい。例えば、座標点としては、以下の7つの座標点1〜7を定義することが好ましい(図6,7参照)。
・座標点1:ビードシート部におけるタイヤ軸方向内端の点
・座標点2:ビードシート部のテーパー面と曲率半径R3の円弧部との接点
・座標点3:リムフランジ部の縦壁と曲率半径R3の円弧部との接点
・座標点4:リムフランジ部の縦壁と曲率半径R2の円弧部との接点
・座標点5:リムフランジ部の2つの円弧部(曲率半径R1とR2)の接点(リムフランジ部が1つの円弧部で形成された場合(R1=R2)、リムフランジ部の頂点)
・座標点6:リムフランジ部の曲率半径R1の円弧部と末端のストレート状の傾斜部との接点(ストレート状の傾斜部がない場合はリムフランジ部のタイヤ軸方向外端の点)
・座標点7:リムフランジ部のタイヤ軸方向外端の点。
座標点1〜7の算出プロセスについて、詳細に説明する。本実施形態では、主として乗用車用である図4に示す「5°深底リム」の場合(θ=5°)と、主としてトラックやバスなどの重荷重用である図5に示す「15°深底リム」の場合(θ=15°)とで、算出プロセスが異なるので、それぞれについて説明する。なお、これらいずれの算出プロセスで算出するかについては、θの値に基づいて決定することができ、例えば、θが所定の値(例えば10°)未満では、下記(1)の算出プロセスを用い、所定の値以上であれば、下記(2)の算出プロセスを用いるように設定しておけばよい。
(1)5°深底リムの場合:
図6に示すように、リム径Dにより水平線L1を決める。また、リム幅Aにより垂直線L2を決める。L1とL2の交点M1を通るテーパーライン(傾斜角度θ=5°)L3を引く。リム幅Aからビードシート部幅Pを差し引いたところに位置する垂直線L4とテーパーラインL3との交点を座標点1とする。テーパーラインL3とリム幅Aの垂直線L2に半径R3で接する円弧R3を作り、該円弧R3の両側の接点を、それぞれ座標点2及び座標点3とする。リム径Dにリムフランジ部高さGを加えた水平線L5と、該水平線L5からCを差し引いた高さを通る水平線L6を引く。この水平線L6とリム幅Aの垂直線L2との交点を座標点4とする。また、該水平線L6上で、リム幅Aに半径R2を加えた位置の点が、第2曲率半径R2を持つ円弧部の中心となる。この円弧R2と上記水平線L5に半径R1で接する円弧R1を作り、円弧R1と円弧R2の接点を座標点5とする。この例では、C=R2=R1であるため、座標点5は水平線L5上に乗り、リムフランジ部の円弧部は単一の円弧により正円状に形成される。また、この例では、リムフランジ部の末端にストレート状の傾斜部がないため、リム幅Aにリムフランジ部幅Bを加えたところに位置する垂直線L7と、上記円弧R1との交点を座標点6とし、座標点6=座標点7とする。これにより、座標点1〜7が得られる。
(2)15°深底リムの場合:
図7に示すように、リム径Dにより水平線L11を決める。また、リム幅Aにより垂直線L12を決める。L11とL12の交点M11を通るテーパーライン(傾斜角度θ=15°)L13を引く。リム幅Aからビードシート部幅Pを差し引いたところに位置する垂直線L14とテーパーラインL13との交点を座標点1とする。次に、この例では、G=Cであるため、座標点3と座標点4との間に直線部分がない(即ち、リムフランジ部には垂直な縦壁が存在しない)。そのため、先に円弧R2を考える。すなわち、リム径Dにリムフランジ部高さGを加え、寸法Cを差し引いた位置を通る水平線L15を引く。そのとき、G=Cであるため、水平線L15は水平線L11と同じ水平線になる。この水平線L15上で、リム幅Aに半径R2を加えた位置の点が、第2曲率半径R2を持つ円弧部の中心となる。この円弧R2と上記テーパーラインL13に半径R3で接する円弧R3を作り、円弧R3の両側の接点を、それぞれ座標点2及び座標点3とする。この例では、座標値3と座標値4との間に直線部分がないので、座標点3=座標点4とする。リム径Dにリムフランジ部高さGを加えた水平線L16を引く。上記円弧R2と水平線L16に半径R1で接する円弧R1を作り、円弧R1と円弧R2の接点を座標点5とする。この例では、C=R2=R1であるため、座標点5は水平線L16上に乗る。すなわち、円弧R2と水平線L16との接点を座標点5とする。円弧R1に接する、水平線に対してδ=45°の直線L17を引き、その接点を座標点6とする。この直線L17と、リム幅Aにリムフランジ部幅Bを加えたところに位置する垂直線L18との交点を座標点7とする。これにより、座標点1〜7が得られる。
[5]リム形状再現部20
リム形状再現部20は、上記座標点変換部18で変換した座標点からリム形状を再現する。詳細には、上記で得られた座標点1〜7間を、それぞれ対応する直線又は円弧で結ぶことにより、図6及び図7に示すように、タイヤに接触する部分のリム形状(断面形状における外形線)を作成することができる。
[6]リム要素生成部22
リム要素生成部22は、リム形状再現部20で再現したリム形状からリム要素を生成して、有限個の要素からなるリムモデルを作成する。すなわち、上記座標点が作るラインを、タイヤに接触する面としてリム要素を生成する。
図8は、図6に示すリム形状を元にして作成したリムモデル50であり、複数の四角要素で構成されている。各要素は、タイヤに接触する面のローカル節点番号が「節点1−節点2」となるように生成される。これにより接触面の定義が容易となる。すなわち、ローカル節点番号は、一般に反時計回りに設定されるが、要素生成時に、タイヤに接触する面のローカル節点番号が各要素で対応するようにしておくと、接触面の定義が容易である。なお、図8において、「1」が節点1、「2」が節点2、「3」が節点3、「4」が節点4を、それぞれ意味する。図では、一部の要素のみ節点番号を示したが、他の要素も同様に、タイヤに接触する面に「節点1−節点2」が設定される。
リム要素の大きさは、予め決めてあるパラメータに従う。例えば、リムフランジ部54がほぼ滑らかに再現できる程度の大きさに設定しておくことができ、具体的には、「節点1−節点2」の間が1〜2mm、リム厚み方向が1〜5mm程度に設定することができる。図8の例では、「節点1−節点2」間=1mm、リム厚み方向=3mmである。
リムモデル50は、図8に示すように、タイヤのビードシートを受ける部分であるビードシート部52と、ビードシート部52の幅方向外側で立ち上がる形状部分であるリムフランジ部54とを備えている。この例では、ビードシート部52が、タイヤ軸方向内方側にそのまま直線状に延長された延長部56を有する。後述するように、本実施形態の接触解析では、リムモデルの初期位置を正規のリム位置よりもタイヤ軸方向外方に位置させるので、タイヤモデルのビートトウが、リムモデル50の座標点1に相当するビードシート部52の内端を越えて、その軸方向内側に位置する可能性がある。その場合、ビードトウをリムモデル50に接触させることができなくなるので、これを回避するため、ビードシート部52が延長されている。かかる延長部56は、計算工数を低減するために、図8に示すように、1要素(即ち、1つの要素)で表現されることが好ましい。
[7]タイヤモデル作成部24
タイヤモデル作成部24は、入力部12で入力されたタイヤ断面形状に関する情報に基づき、タイヤ断面形状を再現したタイヤモデルを作成する。すなわち、図9に示すように、タイヤ断面形状を有限要素に分割した有限要素モデルであるタイヤモデル70を作成する。タイヤモデル70の作成方法としては、特に限定されず、公知の方法を採用することができる。
[8]接触解析モデル作成部26
接触解析モデル作成部26は、リムモデル50とタイヤモデル70を組み合わせて接触解析モデルを作成し、接触解析における条件を設定する。すなわち、接触解析モデル作成部26は、リムモデル配置部28と解析条件設定部30とを有するので、以下それぞれについて説明する。
[9]リムモデル配置部28
リムモデル配置部28は、タイヤモデル作成部24で得られたタイヤモデル70に対し、リムモデル作成部16で得られたリムモデル50を、所定の初期位置に配置させる。すなわち、タイヤモデル70とリムモデル50が接触解析における初期位置となるように、両者の位置関係を設定する。その際、図10に示すように、タイヤモデル70がビードトウ72のみでリムモデル50に接触し、かつビードトウ72が所定以下の微小な重なりをもってリムモデル50に接触するように、リムモデル50を、正規のリム位置(リムパラメータファイルに記載された規格値に相当する位置)に対して、タイヤ径方向K及びタイヤ軸方向Jにずれた初期位置に配置させる。
詳細には、ビードトウ72が、ビートシート部52(より詳細には、上記座標点1と座標点2との間のテーパー部分)に対して、タイヤ径方向Kにおいて若干量(好ましくは、0mm超0.1mm以下)重なるように配置させる。これにより、後述する第1接触解析において、タイヤ内部に微小内圧を付与してリムモデル50を変位させる際に、内圧が漏れないようにすることができ、接触解析の精度を高めることができる。なお、上記微小な重なりはあくまで初期位置であって、その後の位置関係は接触解析に従って変化し、通常は食い込んだ重なりは解消される。
また、リムモデル50は、そのリム幅Aに相当する部分(リムフランジ部54の縦壁)と、タイヤモデル70との間が、タイヤ軸方向Jにおいて、3mm以上、好ましくはX=3〜5mm離れる位置に配置される。なお、このように配置した場合において、タイヤモデル70がリムモデル50に対してビードトウ72以外の部位で重なるときには、当該重なる部位がタイヤ軸方向Jにおいて1〜2mm程度離れるように、リムモデル50の位置を調整する。要するに、リムモデル50とタイヤモデル70は、ビードトウ72のみで接触するが、リムモデル50の初期位置と正規位置(正規のリム位置)との差が大きすぎないようにする。
このような条件で配置することにより、一般的には、リムモデル50は、正規のリム位置に対して、タイヤ径方向内方K1かつタイヤ軸方向外方J1に位置する初期位置に配置される。但し、タイヤの設計上のビード幅やリム形状によっては、上記条件で配置させたときに、初期位置が正規のリム位置に対してタイヤ径方向内方K1かつタイヤ軸方向外方J1の位置とはならない場合もあるので、そのような初期位置であっても構わない。すなわち、例えば、リムモデル50は、正規のリム位置に対して、タイヤ径方向外方K2かつタイヤ軸方向外方J1に位置する初期位置に配置されてもよく、あるいはまた、正規のリム位置に対して、タイヤ径方向内方K1かつタイヤ軸方向内方J2に位置する初期位置に配置されてもよい。
上記のようにリムモデル50を配置させる場合、タイヤモデル70の左右一対のビード部にそれぞれリムモデル50を配置するため、図9に示す半断面のタイヤモデル70に、図8で示すリムモデル50を、図10に示すように配置させた後、タイヤ赤道線CLを対称軸として線対称に反転させることにより、全幅のモデルを作成してもよい。なお、計算工数を低減するために、半断面のまま後述する接地解析をおこなってもよい。
また、左右非対称のタイヤについて接触解析モデルを作成する場合、次のように作成してもよい。例えば、図11に示すように、左側半断面と右側半断面を別々に作成しておく。その際、図11(a)に示すように、左側半断面については、右側として反転した形状に、タイヤ半断面モデル70Aとリムモデル50Aを作成し、図11(b)に示すように、右側半断面については、そのまま右側として、タイヤ半断面モデル70Bとリムモデル50Bを作成する。そして、図11(c)に示すように、左側半断面のモデルをタイヤ赤道線CLを対称軸として反転させたものを、右側半断面のモデルと合成する。これにより、左右非対称の接触解析モデルが得られる。
なお、このような全幅モデルの作成は、解析条件設定部30による接触解析条件の設定前に行ってもよいが、接触解析条件の設定後に行ってもよい。また、半断面モデルを上記のように反転させる際、形状(座標値)と境界条件(強制変位の方向、内圧の方向)はそのまま反転させればよいが、要素コネクティビティ(節点を定義する順番)については反時計まわりの法則に従って再定義する。
[10]解析条件設定部30
解析条件設定部30は、タイヤモデル70とリムモデル50との接触解析に必要な条件を設定する。接触解析条件として、リムモデル50の上記要素を接触面グループとし、「節点1−節点2」で表されるリム要素辺を、タイヤモデル70のビード部の変形を拘束する壁面(接触面)と定義する。
また、図10に示すように、リムモデル50におけるビードトウ72が接触した位置からリムフランジ端(円弧部の外端である座標点6)までの長さを、タイヤモデル70においてビードトウ72の位置からタイヤ外面側に向かってタイヤ輪郭線上でとり、その範囲内にあるタイヤ要素節点を、接触候補点74と定義する。接触候補点74を定義することにより、タイヤモデル70がリムモデル50の接触面に食い込まないように、境界条件を定めることができる。
また、リムモデル50が上記初期位置から正規のリム位置まで変位する際の、両者のタイヤ径方向K及びタイヤ軸方向Jの差異を、強制変位値として定義する。そして、第1接触解析部34が行う前半の接触解析において、強制変位値が0%から100%となるように条件を設定する。その際、タイヤモデル70がリムモデル50に適切に接触できるようにするため、タイヤモデル70に微小内圧を設定する。微小内圧は、例えば、タイヤ使用時の内圧の10%以下で50kPaを超えない値に設定することができる。上記のようにビードトウ72を初期位置においてリムモデル50に対して若干重ねているため、内圧が漏れることを防止することができる。また、タイヤモデル70がリムモデル50に適切に接触するように、両者の摩擦係数は基本的にμ=0〜0.5の範囲内で設定されることが好ましい。
また、第2接触解析部36が行う後半の接触解析では、タイヤモデル70の内圧を、上記微小内圧の状態からタイヤ使用時の内圧100%となるように条件を設定する。タイヤ使用時の内圧をかけることによって、嵌合状態であるタイヤモデル70のビード部が滑る場合は、摩擦係数を高めに変更する。
更に、第1接触解析部34による解析前半の計算ステップと、第2接触解析部36による解析後半の計算ステップの回数を設定する。例えば、100ステップで解析実行する場合、前半:後半を50:50としてもよく、また、40:60としてもよく、80:20としてもよく、自由に設定することができる。トラックやバスなどに用いる重荷重用タイヤの場合、高内圧であるため、内圧を与える後半の解析ステップを多く設定すると、解が収束しやすいので、好ましい。
[11]接触解析部32
接触解析部32は、タイヤモデル70とリムモデル50との2D接触解析を行う。本実施形態では、接触解析の前半では、タイヤモデル70とリムモデル50を接触させて簡易的に嵌合状態を得る解析を行い、この前半の解析を第1接触解析部34が行うこととする。また、接触解析の後半では、使用時の内圧を与えて使用状態のタイヤ断面形状を得る解析を行い、この後半の解析を第2接触解析部36が行うこととする。以下順番に説明する。
[12]第1接触解析部34
第1接触解析部34は、上記接触解析条件の下で、タイヤモデル70とリムモデル50の接触解析により、リムモデル50を上記初期位置から正規のリム位置まで変位させながら、タイヤモデル70の変形計算を行う。
詳細には、初期位置と正規のリム位置との差異である上記強制変位値を、解析前半に割り当てられた計算ステップ数で割り、リムモデル50を、初期位置から、タイヤ径方向外方K2かつタイヤ軸方向内方J2に向けて、段階的に変位させながら、タイヤモデル70の変形計算を行う。このような接触解析におけるタイヤモデル70の変形計算自体は、例えば、ABAQUS Inc.社製の「ABAQUS」、エムエスシーソフトウェア株式会社製の「MARC」などの市販のFEM解析ソフトウェアを用いて行うことができ、また、汎用プログラム言語(フォートランなど)を用いて、独自のプログラムを作成し、実行することも可能である。
なお、強制変位の方向は、リムモデル50の初期位置と正規のリム位置との関係で決まるので、タイヤ径方向外方K2かつタイヤ軸方向内方J2に強制変位させる場合だけでなく、例えば、タイヤ径方向外方K2かつタイヤ軸方向外方J1に強制変位させてもよく、また、タイヤ径方向内方K1かつタイヤ軸方向内方J2に強制変位させてもよい。
[13]第2接触解析部36
第2接触解析部36は、タイヤモデル70とリムモデル50の接触解析により、正規のリム位置に変位させたタイヤモデル70に内圧充填しながら、タイヤモデル70の変形計算を行う。
詳細には、上記微小内圧の状態とタイヤ使用時の内圧100%との差を、解析後半に割り当てられた計算ステップ数で割り、正規のリム位置に変位したタイヤモデル70に対して、内圧を段階的に上昇させながら、タイヤモデル70の変形計算を行う。これにより、使用時の内圧が充填された段階でのタイヤモデル70が得られるので(図12参照)、これを使用状態でのタイヤ断面形状とする。
[14]出力部38
出力部38は、上記により得られた使用状態における二次元タイヤモデル70を出力する。タイヤモデルの出力は、ディスプレイによって表示したり、プリンタによって印刷したりすることにより行うことができる。ハードディスクなどの記憶装置に保存して、様々なタイヤの挙動シミュレーションのための三次元モデルを生成するために用いることもできる。
次に、本実施形態に係る解析装置10の動作状態について、図2のフローチャートに基づいて説明する。
ステップS1において、入力部12が、リムパラメータ値を取得する。次いで、ステップS2において、リムパラメータ記憶部14が、取得したリムパラメータ値から、図3に示すようなリムパラメータファイルを作成し、ハードディスクなどの記憶手段に記憶する。なお、通常は、かかるリムパラメータファイルを、種々のリムについて予め作成し、記憶しておく。そして、設計タイヤの使用状態におけるタイヤモデルを取得するための解析については、下記のステップS3以降を実行することによりなされる。
ステップS3では、入力部12が、解析対象となる空気入りタイヤの断面形状を含めたタイヤ設計情報と、該タイヤが装着されるリムの呼びを取得する。
次いで、ステップS4において、リムモデル作成部16がリムにおけるタイヤと接触する部分の断面形状を再現したリムモデル50を作成するために、まず、座標点変換部18が、リムの呼びに対応するリムパラメータ値を、リム形状を再現するための座標点1〜7に変換する(図6及び図7参照)。そして、ステップS5に進む。
ステップS5において、リム形状再現部20は、変換した座標点1〜7からリム形状を再現する。そして、ステップS6に進む。
ステップS6において、リム要素生成部22は、リム形状再現部20で再現したリム形状から有限個の要素を持つリムモデル50を作成する(図8参照)。そして、ステップS7に進む。
ステップS7において、タイヤモデル作成部24は、入力部12で入力されたタイヤ断面形状に関する情報に基づき、タイヤ断面形状を再現したタイヤモデル70を作成する(図9参照)。そして、ステップS8に進む。
ステップS8において、接触解析モデル作成部26のリムモデル配置部28は、上記で得られたタイヤモデル70が、そのビードトウ72のみでリムモデル50に接触し、かつビードトウ72が所定以下の微小な重なりをもってリムモデル50に接触するように、リムモデル50を、正規のリム位置に対して、タイヤ径方向K及びタイヤ軸方向Jにずれた初期位置に配置させる(図10参照)。そして、ステップS9に進む。
ステップS9において、解析条件設定部30が、接触解析に必要な条件を設定する。そして、ステップS10に進む。
ステップS10において、接触解析部32の第1接触解析部34が、タイヤモデル70とリムモデル50の接触解析により、リムモデル50を初期位置から正規のリム位置まで変位させながら、タイヤモデル70の変形計算を行う。
次いで、ステップS11において、接触解析部32の第2接触解析部36が、タイヤモデル70とリムモデル50の接触解析により、上記正規のリム位置に変位させたタイヤモデル70に内圧充填しながら、タイヤモデル70の変形計算を行うことにより、その解析結果として、使用状態におけるタイヤ断面形状であるタイヤモデルを取得する(図11参照)。そして、ステップS12に進む。
次いで、ステップS12において、出力部38が、上記により得られた使用状態における二次元タイヤモデルを出力する。このようにして得られた二次元タイヤモデルは、空気入りタイヤの様々な挙動のシミュレーションのための三次元モデルを作成するために用いることができる。すなわち、例えば、二次元タイヤモデルを、タイヤ周方向に展開し、当該周方向に所定間隔毎に要素分割することで、三次元のタイヤモデルを作成することができる。
以上よりなる本実施形態によれば、タイヤモデル70とリムモデル50を接触解析する際の初期位置を上記のように設定し、該初期位置から正規のリム位置に向かって、タイヤ軸方向Jだけでなくタイヤ径方向Kにも変位させながら接触解析を行うようにしたので、タイヤモデル70のビード部をリムモデル50に適切に接触させることができる。そのため、解析精度を向上させることができ、使用状態におけるタイヤ断面形状を容易に得ることができる。
また、リム形状の規格値をリムパラメータ値としてリムパラメータファイルで管理し、リムパラメータ値を作図可能な座標点に変更することにより、様々なリム形状を、解析対象要素群として容易に再現することが可能である。すなわち、リムの呼びを指定するだけで、リムモデル50を容易に作成することができ、リムモデル作成にかかる時間を削減することができ、リムの変更も容易である。
上記では本発明の一実施形態を説明したが、この実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。これら新規な実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の主旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。これら実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれるとともに、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれる。
10…リム組み付け状態解析装置 14…リムパラメータ記憶部
16…リムモデル作成部 18…座標点変換部 20…リム形状再現部
22…リム要素生成部 24…タイヤモデル作成部 26…接触解析モデル作成部
28…リムモデル配置部 30…解析条件設定部 32…接触解析部
34…第1接触解析部 36…第2接触解析部
50…リムモデル 52…ビードシート部 54…リムフランジ部
56…延長部 70…タイヤモデル 72…ビードトウ
K…タイヤ径方向 J…タイヤ軸方向

Claims (5)

  1. タイヤをリムに組み付けた状態をシミュレーションにより解析する解析装置であって、
    タイヤ断面形状を再現したタイヤモデルを作成するタイヤモデル作成部と、
    リムにおけるタイヤと接触する部分の断面形状を再現したリムモデルを作成するリムモデル作成部と、
    前記タイヤモデルがビードトウのみで前記リムモデルに接触し、かつ前記ビードトウが所定以下の微小な重なりをもって前記リムモデルに接触するように、前記リムモデルを、正規のリム位置に対して、タイヤ径方向及びタイヤ軸方向にずれた初期位置に配置させるリムモデル配置部と、
    前記タイヤモデルと前記リムモデルの接触解析により、前記リムモデルを前記初期位置から前記正規のリム位置まで変位させながら、前記タイヤモデルの変形計算を行う第1接触解析部と、
    前記タイヤモデルと前記リムモデルの接触解析により、前記正規のリム位置に変位させた前記タイヤモデルに内圧充填しながら、前記タイヤモデルの変形計算を行う第2接触解析部と、
    を有することを特徴とするタイヤのリム組み付け状態解析装置。
  2. 前記リムモデルは、ビードシート部とリムフランジ部を備え、前記ビードシート部がタイヤ軸方向内方側に延長された延長部を持つ
    ことを特徴とする請求項1記載の解析装置。
  3. タイヤと接触する部分のリム形状を再現するのに必要なリムパラメータ値を記憶するリムパラメータ記憶部を有し、
    前記リムモデル作成部は、
    リムの呼びに対応するリムパラメータ値を、前記リム形状を再現するための特徴点である座標点に変換する座標点変換部と、
    変換した前記座標点からリム形状を再現するリム形状再現部と、
    再現した前記リム形状から有限個の要素を持つ前記リムモデルを作成するリム要素生成部と、を有する
    ことを特徴とする請求項1又は2記載の解析装置。
  4. タイヤをリムに組み付けた状態をシミュレーションにより解析する解析方法であって、
    タイヤ断面形状を再現したタイヤモデルを作成するタイヤモデル作成ステップと、
    リムにおけるタイヤと接触する部分の断面形状を再現したリムモデルを作成するリムモデル作成ステップと、
    前記タイヤモデルがビードトウのみで前記リムモデルに接触し、かつ前記ビードトウが所定以下の微小な重なりをもって前記リムモデルに接触するように、前記リムモデルを、正規のリム位置に対して、タイヤ径方向及びタイヤ軸方向にずれた初期位置に配置させるリムモデル配置ステップと、
    前記タイヤモデルと前記リムモデルの接触解析により、前記リムモデルを前記初期位置から前記正規のリム位置まで変位させながら、前記タイヤモデルの変形計算を行う第1接触解析ステップと、
    前記タイヤモデルと前記リムモデルの接触解析により、前記正規のリム位置に変位させた前記タイヤモデルに内圧充填しながら、前記タイヤモデルの変形計算を行う第2接触解析ステップと、
    を有することを特徴とするタイヤのリム組み付け状態解析方法。
  5. タイヤをリムに組み付けた状態をシミュレーションにより解析するプログラムであって、
    コンピュータに、
    タイヤ断面形状を再現したタイヤモデルを作成するタイヤモデル作成機能と、
    リムにおけるタイヤと接触する部分の断面形状を再現したリムモデルを作成するリムモデル作成機能と、
    前記タイヤモデルがビードトウのみで前記リムモデルに接触し、かつ前記ビードトウが所定以下の微小な重なりをもって前記リムモデルに接触するように、前記リムモデルを、正規のリム位置に対して、タイヤ径方向及びタイヤ軸方向にずれた初期位置に配置させるリムモデル配置機能と、
    前記タイヤモデルと前記リムモデルの接触解析により、前記リムモデルを前記初期位置から前記正規のリム位置まで変位させながら、前記タイヤモデルの変形計算を行う第1接触解析機能と、
    前記タイヤモデルと前記リムモデルの接触解析により、前記正規のリム位置に変位させた前記タイヤモデルに内圧充填しながら、前記タイヤモデルの変形計算を行う第2接触解析機能と、
    を実現させるためのタイヤのリム組み付け状態解析プログラム。
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