JP5237529B2 - ランフラットタイヤ - Google Patents
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Description
0.1< Y75 /SH ≦0.2
0.2< Y90 /SH ≦0.4
0.4< Y100 /SH ≦0.7
の関係を満足させた特殊プロファイルのタイヤを提案している(特許文献2参照)。この特殊プロファイルのタイヤでは、トレッドが非常に丸くなるため、フットプリントが、接地巾が小かつ接地長さを大とした縦長楕円形状となり、騒音性能とハイドロプレーニング性能とを向上しうるという効果が発揮できる。
正規リムに装着されかつ正規内圧を充填した正規内圧状態におけるタイヤ子午断面において、
タイヤ赤道面Cからタイヤ最大断面巾SWの45%の距離SPを隔てるタイヤ外面上の点をPとするとき、
タイヤ外面の曲率半径RCが、タイヤ赤道点CPから前記点Pに至るまでの間で徐々に減少するとともに、
前記タイヤ赤道面Cから前記タイヤ最大断面巾SWの半巾(SW/2)の60%、75%、90%及び100%の距離X60、X75、X90及びX100 を夫々隔てるタイヤ外面上の各点と、タイヤ赤道点CPとの間の各半径方向距離をそれぞれY60、Y75、Y90及びY100 とし、かつタイヤ断面高さをSHとするとき、
0.05< Y60 /SH≦0.1
0.1< Y75 /SH ≦0.2
0.2< Y90 /SH ≦0.4
0.4< Y100 /SH ≦0.7
の関係を満足する一方、
前記ベルト層は、半径方向の内外に配される2枚のベルトプライからなり、かつ該内外のベルトプライの間にクッションゴム層を配し、
前記クッションゴム層の厚さは、タイヤ赤道からタイヤ軸方向の両端にかけて一定であり、
かつ前記クッションゴム層は、複素弾性率(E*)が3〜15MPaであることを特徴としている。
又請求項3の発明では、前記ベルト層は、最も幅広のベルトプライのタイヤ軸方向のプライ巾BWが、前記タイヤ最大断面巾SWの0.70〜0.95倍であることを特徴としている。
図1において、本実施形態のランフラットタイヤ1は、トレッド部2からサイドウォール部3をへてビード部4のビードコア5に至るカーカス6と、トレッド部2の内方かつ前記カーカス6の半径方向外側に配されるベルト層7と、サイドウォール部3かつ前記カーカス6の内側に配されるサイド補強ゴム層10とを具える。
0.05< Y60 /SH ≦0.1
0.1< Y75 /SH ≦0.2
0.2< Y90 /SH ≦0.4
0.4< Y100 /SH ≦0.7
ここで、RY60=Y60/SH
RY75=Y75/SH
RY90=Y90/SH
RY100 =Y100 /SH
として前記関係を満足する範囲RYiを図5に例示する。図4、5のように前記関係を満足するプロファイルは、トレッドが非常に丸くなるため、フットプリントが、接地巾が小かつ接地長さを大とした縦長楕円形状となり、騒音性能とハイドロプレーニング性能とを向上しうることが、前記特許第2994989号公報で報告されている。なお前記RY60、RY75、RY90及びRY100 の値が、各下限値を下回ると、トレッド部2を中心としてタイヤ外面2Aが平坦化するため、従来タイヤとのプロファイルの差が少なくなる。逆に各上限値を上回ると、トレッド部2を中心としてタイヤ外面2Aが著しく凸状をなすため、接地巾が過小となり、通常走行において必要な走行性能を確保することができなくなる。
タイヤ1本当たりの重量を測定し、その逆数を比較例4を100とする指数で表示した。数値が大きいほど軽量であることを示す。
各供試タイヤを、リム(18×8.5JJ)、内圧(230kPa)にて車両(排気量4300ccの国産FR車)の4輪に装着するとともに、ドライバー1名乗車にてドライアスファルト路面のテストコースを走行し、ドライバーの官能評価により比較例4を100とする指数で表示している。指数の大きい方が良好である。
各供試タイヤをバルブコアを取り去ったリム(18×8.5JJ)にリム組し、デフレート状態でドラム試験機上を速度(80km/h)、縦荷重(正規荷重の65%)、室温(38±2℃)の条件にて、タイヤが破壊するまでの走行距離を測定した。結果は比較例4を100とする指数により表示しており、数値が大きいほど良好である。
3 サイドウォール部
4 ビード部
5 ビードコア
6 カーカス
6A カーカスプライ
7 ベルト層
7A、7B ベルトプライ
10 サイド補強ゴム層
12 クッションゴム層
Claims (4)
- トレッド部からサイドウォール部をへてビード部のビードコアに至るカーカスプライからなるカーカスと、トレッド部の内方かつ前記カーカスの半径方向外側に配されるベルト層と、サイドウォール部かつ前記カーカスの内側に配され最大厚さを有する中央部分から半径方向内外に厚さを減じてのびる断面三日月状のサイド補強ゴム層とを具えるランフラットタイヤであって、
正規リムに装着されかつ正規内圧を充填した正規内圧状態におけるタイヤ子午断面において、
タイヤ赤道面Cからタイヤ最大断面巾SWの45%の距離SPを隔てるタイヤ外面上の点をPとするとき、
タイヤ外面の曲率半径RCが、タイヤ赤道点CPから前記点Pに至るまでの間で徐々に減少するとともに、
前記タイヤ赤道面Cから前記タイヤ最大断面巾SWの半巾(SW/2)の60%、75%、90%及び100%の距離X60、X75、X90及びX100 を夫々隔てるタイヤ外面上の各点と、タイヤ赤道点CPとの間の各半径方向距離をそれぞれY60、Y75、Y90及びY100 とし、かつタイヤ断面高さをSHとするとき、
0.05< Y60 /SH≦0.1
0.1< Y75 /SH ≦0.2
0.2< Y90 /SH ≦0.4
0.4< Y100 /SH ≦0.7
の関係を満足する一方、
前記ベルト層は、半径方向の内外に配される2枚のベルトプライからなり、かつ該内外のベルトプライの間にクッションゴム層を配し、
前記クッションゴム層の厚さは、タイヤ赤道からタイヤ軸方向の両端にかけて一定であり、
かつ前記クッションゴム層は、複素弾性率(E*)が3〜15MPaであることを特徴とするランフラットタイヤ。
- 前記クッションゴム層は、損失正接(tan δ)を0.08〜0.20、かつゴム硬度を45〜75°とするとともに、該クッションゴム層の厚さを1〜4mmとしたことを特徴とする請求項1記載のランフラットタイヤ。
- 前記ベルト層は、最も幅広のベルトプライのタイヤ軸方向のプライ巾BWが、前記タイヤ最大断面巾SWの0.70〜0.95倍であることを特徴とする請求項1又は2記載のランフラットタイヤ。
- 前記正規内圧状態のタイヤに正規荷重の80%の荷重を負荷した状態において、前記タイヤ外面が接地するタイヤ軸方向最外端間のタイヤ軸方向距離である接地巾CWは、前記タイヤ最大断面巾SWの50%〜65%であることを特徴とする請求項1〜3の何れかに記載のランフラットタイヤ。
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JP2005229772 | 2005-08-08 | ||
JP2005229772 | 2005-08-08 | ||
JP2005379518A JP5237529B2 (ja) | 2005-08-08 | 2005-12-28 | ランフラットタイヤ |
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---|---|
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KR101107762B1 (ko) * | 2009-11-27 | 2012-01-20 | 한국타이어 주식회사 | 중하중용 타이어의 벨트층 구조 |
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JP2994989B2 (ja) * | 1995-06-13 | 1999-12-27 | 住友ゴム工業株式会社 | 空気入りタイヤ |
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JP2002012004A (ja) * | 2000-06-28 | 2002-01-15 | Sumitomo Rubber Ind Ltd | 空気入りタイヤ |
-
2005
- 2005-12-28 JP JP2005379518A patent/JP5237529B2/ja not_active Expired - Fee Related
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