JP2637193B2 - 媒体処理装置 - Google Patents

媒体処理装置

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JP2637193B2
JP2637193B2 JP63271683A JP27168388A JP2637193B2 JP 2637193 B2 JP2637193 B2 JP 2637193B2 JP 63271683 A JP63271683 A JP 63271683A JP 27168388 A JP27168388 A JP 27168388A JP 2637193 B2 JP2637193 B2 JP 2637193B2
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Description

【発明の詳細な説明】 [発明の目的] (産業上の利用分野) 本発明は、媒体処理装置に関し、さらに詳しくは、テ
レフォンカードやJR線利用時に用いるオレンジカード等
の如きカード状の媒体(プリペイドカード、以下「カー
ド」という)を処理する媒体処理装置に関する。
(従来の技術) この種の媒体処理装置においては、通常カードを装置
内に取込むためのカード挿入口や、カードを装置内から
利用者に返却するカード排出口の如きカード取扱口が設
けられている。このようなカード挿入口の従来例を第8
図に示す。
同図に示すカード挿入口50は、媒体処理装置の装置本
体51における垂直壁面部52を開口厚t1=1.0mm,開口幅数
十mm程度に切欠することにより構成されている。
装置本体51の内部には同図に点線で示すカード搬送路
53と交叉する光路を有する発光素子54,受光素子55から
なる入口センサ56と、この入口センサ56に隣接する配置
のシャッタソレノイド57及びこのシャッタソレノイド57
により駆動されるシャッタ58が設けられている。
前記カード挿入口50の開口厚は、カードCの枚数を1
枚に制限すると共に、規定厚さ(例えば0.6乃至0.8mm)
以上のカードCの挿入を阻止するために1mm程度に設定
するものである。
しかし、このようなカード挿入口50は、開口部分の寸
法精度に厳密性を要求されるため、この部分の製造コス
トが高騰するという問題がある。
さらに、このカード挿入口50の場合、常にこの装置の
外部から内部へ空気が流通する状態となっているため、
空気中に含まれる塵埃が装置内に侵入したり、装置外部
からの光が装置内に入射したりして、前記入口センサ56
の機能を阻害し、この結果、この装置に誤動作を生じさ
せるという問題もある。
次に、カード排出口の従来例を第9図を参照して説明
する。
同図に示すカード排出口60は、例えば、装置本体51の
後部側の水平パネル61に取付けた排出口部材62に対し前
記カード挿入口50と同様な開口寸法をもって形成されて
いる。そして、このカード排出口60と前記カード挿入口
50との間にはカード搬送路53が形成されるようになって
いる。
前記カード排出口60の近傍には、発光素子63と受光素
子64とからなる出口センサ65が設けられている。
また、出口センサ65の前段にはローラ66A,66Bからな
る排出ローラ部67が設けられ、この排出ローラ部67の一
方のローラ66Aの軸体66Cには必要に応じて同図において
矢印γ方向へのみ回転規制を行うワンウェイクラッチ68
が取付けられるようになっている。
そして、カードCの排出動作時には、図示しないカー
ド搬出手段によりカード搬出路53上を搬送させるカード
Cを排出ローラ部67により挟持しつつ出口センサ65の光
路を通過させ、さらに、カード排出口60へ排出するよう
になっている。
このとき、ワンウェイクラッチ68の作用で、ローラ66
Aは矢印γ方向へ空転するので、カードCをカード排出
口60から抵抗なく抜き取ることができる。
尚、前記ワンウェイクラッチ68を付加しない構成の場
合には、カードCはローラ66A,66Bの回転モーメントに
よりカード排出口60から外部へ飛び出す可能性もある。
しかし、上記構成のカード排出口60においては、仮に
ワンウェイクラッチ68を設けない場合、カードCの逆方
向への搬送を阻止する手段がないので、カード排出口60
からカードCを逆挿入される事態が生じるという問題が
ある。
また、ワンウェイクラッチ68を設ける場合には、この
装置自体の製造コストの高騰を招くという問題もある。
さらに、既述したカード挿入口50の場合と同様、カー
ド排出口60の内外が空気の流通が可能なように連通して
いるので、空気中の塵埃の侵入や外光の入射による排出
センサ65の誤動作を生じさせるという問題もある。
(発明が解決しようとする課題) 本発明は上記事情に鑑みてなされたものであり、カー
ド取扱口の近傍部分の構造を改良することによって、こ
の装置の製造コスト低減を図ることができ、また、塵埃
や外光による装置の誤動作を無くすことができると共
に、媒体の通過方向の規制をも行うことができる媒体処
理装置を提供することを目的とするものである。
[発明の構成] (課題を解決するための手段) 請求項1記載の発明は、開口部を有し、カード状媒体
が挿入される挿入口と、この挿入口について装置内部に
設けられ、前記挿入口に挿入された前記カード状媒体を
受け取り、搬送する搬送手段と、この搬送手段による搬
送経路に沿い、かつ、搬送方向に対して前記挿入口の後
段に設けられ、前記搬送手段により搬送される前記カー
ド状媒体を案内する受部と、前記搬送手段の搬送経路に
沿い搬送方向に対して前記挿入口の後段、かつ、前記カ
ード状媒体の搬送経路について前記受部に対向する位置
に設けられ、前記受部との間で前記カード状媒体の通過
を可能にするために、前記受部に対して接離可能に支持
される円柱状の開閉部材と、前記搬送手段の搬送経路に
沿い搬送方向に対して前記挿入口の後段、かつ、前記カ
ード状媒体の搬送経路について前記受部に対向する位置
に設けられ、前記円柱状の開閉部材を支持するととも
に、前記受部と前記円柱状の開閉部材との間へのカード
状媒体の2枚同時挿入を防止するために、前記受部の前
記開閉部材に対向する面に対して、前記円柱状開閉部材
の前記受部側の面の距離hを、 to<h<2to (ここで、toは前記カード状媒体の厚さを示す) に規制する規制部材と、前記搬送手段上に設けられ、前
記受部、前記開閉部材及び前記規制部材を通過したカー
ド状媒体から情報を読取る読取ヘッドとを備えたことを
特徴とするものである。
請求項2記載の発明は、開口部を有し、カード状媒体
が挿入される挿入口と、この挿入口について装置内部に
設けられ、前記挿入口に挿入された前記カード状媒体を
受け取り、搬送する搬送手段と、この搬送手段による搬
送経路に沿い、かつ、搬送方向に対して前記挿入口の後
段に設けられ、前記搬送手段により搬送される前記カー
ド状媒体を案内する受部と、前記搬送手段の搬送経路に
沿い搬送方向に対して前記挿入口の後段、かつ、前記カ
ード状媒体の搬送経路について前記受部に対向する位置
に設けられ、前記受部との間で前記カード状媒体の通過
を可能にするために、前記受部に対して接離可能に支持
される円柱状の開閉部材と、前記搬送手段の搬送経路に
沿い搬送方向に対して前記挿入口の後段、かつ、前記カ
ード状媒体の搬送経路について前記受部に対向する位置
に設けられ、前記円柱状の開閉部材を支持するととも
に、前記受部と前記円柱状の開閉部材との間へのカード
状媒体の2枚同時挿入を防止するために、前記受部の前
記開閉部材に対向する面に対して、前記円柱状開閉部材
の前記受部側の面の距離hを、 to<h<2to (ここで、toは前記カード状媒体の厚さを示す) に規制する規制部材と、この規制部材に対して前記円柱
状の開閉部材を前記受部側に付勢する付勢手段と、前記
搬送手段上に設けられ、前記受部、前記開閉部材及び前
記規制部材を通過したカード状媒体から情報を読取る読
取ヘッドと、開口部を有し、前記搬送手段により搬送さ
れたカード状媒体が装置外に排出される排出口と、前記
搬送手段の搬送経路に沿い、かつ、前記搬送方向に対し
て前記排出口の前段に設けられ、前記搬送手段により搬
送される前記カード状媒体を案内する第2の受部と、前
記搬送手段の搬送経路に沿い搬送方向に対して前記排出
口の前段、かつ、前記カード状媒体の搬送経路について
前記第2の受部に対向する位置に設けられ、前記第2の
受部との間で前記カード状媒体の通過を可能にするため
に、前記第2の受部に対して接離可能に支持される第2
の円柱状の開閉部材と、前記排出口への前記カード状媒
体の逆挿入を防止するために、搬送方向についてカード
の逆挿入方向と同方向となるように前記円柱状の開閉部
材を前記第2の受部側に付勢する第2の付勢手段とを備
えたことを特徴とするものである。
(作 用) 以下に上記構成の各装置の作用を説明する。
請求項1記載の装置によれば、この装置内の媒体挿入
口後段にこの媒体挿入口を開閉する開閉部材が配置さ
れ、この開閉部材は閉方向に配置されているので、全体
の構成が簡略化するとともに、媒体挿入時以外はこの装
置の内外が開閉部材により遮られ、しかも媒体の通過時
における通過方向の規制も可能となる。そして、カード
状媒体の挿入口を開閉する開閉部材の移動可能距離h
を、to<h<2to(toはカード厚)に設定したので、カ
ード状媒体挿入口の開口厚の寸法精度を緩やかな精度と
した状態で、カードの2枚同時挿入を防止することがで
きるので、装置内部でのカード詰まりを未然に防止する
ことができる。
請求項2記載の装置によれば、前記請求項1の作用に
加え、媒体排出口にこの媒体排出口を開閉可能な開閉部
材を備え、この開閉部材に対し付勢手段により、媒体排
出時に閉方向の付勢力を作用させるとともに、媒体逆挿
入時には開閉部材を大きな付勢力で付勢するようにした
ものであるから、媒体の逆挿入を防止でき、しかも、塵
埃等の侵入をも防止できる。
(実施例) 以下に本発明の実施例を図面を参照して説明する。
第1図は本実施例装置1の外観を示すものである。こ
のカード処理装置1は、例えば、バスの降車口や鉄道の
駅の改札口等に配置されるものであり、直方体状の装置
本体2を有し、この装置本体2の前面パネル部2cには、
カード取扱口としてのカード挿入口3が、また、上面パ
ネル2aには子供の料金処理等を選択する選択スイッチ
4、発光ダイオード群5a及び7セグメント6桁の液晶デ
ィスプレイ5bを用いた表示手段5、カード排出口6がそ
れぞれ設けられている。
第2図は、カード処理装置1の内部構成を示すもので
あり、この装置1の内部にはカード挿入口3の近傍から
カード排出口6の近傍に至る領域にカード搬送路53を構
成する搬送手段としてのカード搬送コンベア7が設けら
れている。このカード搬送コンベア7はカード用モータ
8により駆動されるようになっている。
また、前記カード挿入口3とカード搬送コンベア7の
入口部分との間には、カード挿入センサ9と、シャッタ
ソレノイド10によりカード搬送路53を開閉するように駆
動されるシャッタ11とが設けられている。前記カード搬
送コンベア7の出口部分にはカード排出センサ12が設け
られている。
前記カード搬送コンベア7の中間部分には、ヘッド面
を上方に向けた読み書き手段として8トラックを有する
磁気ヘッド13と、この磁気ヘッド13の第2図において左
側に位置した先端センサ14と、磁気ヘッド13の第2図に
おいて右側に位置した後端センサ15とが設けられてい
る。
更に、後端センサ15の更に右側には、印字手段として
のサーマルプリンタ16が設けられている。
前記カード挿入口3の内部には、第1の媒体搬送規制
手段20が、また、カード排出口6の内部には、第2の媒
体搬送規制手段21が設けらている。
第1の媒体搬送規制手段20は、第3図に拡大して示す
ように、カード挿入口3に引続くカード搬送路53に沿っ
て配置した受部としての受板22と、この受板22に対しカ
ード搬送路53を挟む状態に対向配置され、後述する開閉
部材26用の収容孔23及び付勢手段としての付勢ばね27用
の受孔24を設けた規制部材25と、この規制部材25の収容
孔23に収容された円柱状の開閉部材26と、この開閉部材
26を前記受板22側へカード搬送路53と直交する方向をも
って付勢するコイル巻きされた付勢ばね27とを具備して
いる。
前記受板22,規制部材25,付勢ばね27により第1の付勢
機構部28を構成している。
ここで、カード挿入口3の寸法と前記開閉部材26の変
位寸法との関係について言及する。
カード挿入口内3の開口厚t1は、例えば2.0mm程度に
設定され、また、カードCの厚さt0は0.8mm程度に設定
されている。
一方、第3図に示す開閉部材26が付勢ばね27により受
板22側に押圧されている状態において、この開閉部材26
の上端部と前記収容孔23の上端部との間隔(変位寸法)
をhとすると、カードCが開閉部材26の下側を通過可能
なのはt0>hのときであり、また、カードCの2枚同時
挿入を防ぐためには2t0>hの関係が必要であることか
ら、前記間隔hは下記(1)式の関係を有するように予
め設定している。
t0<h<2t0 …(1) この条件に合致するように間隔hを設定することによ
って、第5図(a)に示すようなカードCの2枚同時挿
入や第5図(b)に示すような厚みのカードC′の挿入
を防止できる。
前記第2の媒体搬送規制手段21は、第6図に示すよう
に、カード排出口6を形成した出口規制部材31を有して
いる。この出口規制部材31には、受部としての垂直片部
32aと、この垂直片部32aに対向した垂直方向に対し斜め
下方に向けて、且つ、垂直片部32a側が開口している斜
め収容口33を有する収容片部32bとが形成されている。
そして、前記斜め収容孔33には、垂直片部32a側に位置
して排出口用の開閉部材34が、また、斜め収容孔33の内
部に位置して排出口の付勢手段としての付勢ばね35が配
置されている。
前記出口規制部材31,斜め収容孔33,付勢ばね35によ
り、第2の付勢機構部36を構成している。
次に、上記構成の装置の作用を、第1,第2の媒体搬送
規制手段20,21の作用を主にして、且つ、第4図
(a),(b)をも参照して説明する。
先ず、第1の媒体搬送規制手段20の作用を説明する。
この装置のカード挿入口3にカードC(厚さt0)が第
4図(a)に示す状態から第4図(b)に示す状態にな
るように挿入されるとき、開閉部材26はカードCの先端
に押され、且つ、付勢ばね27の付勢力に抗して第4図
(b)に示す矢印β方向に回転しつつ持ち上げられカー
ド搬送路53から退避する。
これにより、カードCはカード挿入口3から開閉部材
26の下側を経てカード挿入センサ9,シャッタ11に至り、
さらに詳細は省略するが磁気ヘッド13による磁気情報の
処理を経てカード排出口6側へ搬送される。
カードCが通過した段階で、前記開閉部材26は付勢ば
ね27により受板22側に付勢され、カード挿入口3の内側
のカード搬送路53を塞ぐ。これにより、カード挿入口3
から空気中の塵埃がこの装置内に侵入することが無くな
り、また、外光も開閉部材26に遮ぎられてカード挿入セ
ンサ9へ入射することは無くなり、このカード挿入セン
サ9の誤動作を防止できる。
一方、カード排出口6の前段まで至ったカードCは、
その存在がカード排出センサ12により検知された後、斜
め収容孔33に収容されている開閉部材34に当接し、これ
により開閉部材34は付勢ばね35の付勢力に抗して斜め上
方(矢印方向)へ持ち上げられて、カード搬送路53から
退避する。この結果、カードCの先端部はカード排出口
6に突出する状態になるが、このとき開閉部材34には付
勢ばね35の付勢力が作用しているので、カードCは垂直
片部32a側に押圧された状態で停止する。
この後、このカードCは利用者又はオペレータにより
抜き取られる。この後、開閉部材34は付勢ばね35により
元の位置に戻り、カード排出口6の内部のカード搬送路
53を閉じる。
次に、カード排出口6からカードCを挿入する逆挿入
の状態について言及すると、カードCの挿入先端部はま
ず開閉部材34に当接するが、このとき、開閉部材34は収
容片部32bの壁面に押し付けられ、付勢ばね35側に働く
力は僅少となるので、カード搬送路53を閉じたままの状
態になり、この結果、カードCの逆挿入は阻止される。
上述したように、第2の媒体搬送規制手段21は既述し
た場合と同様に塵埃の侵入阻止及び外光の遮断作用を発
揮すると共に、カードCの逆挿入をも阻止する作用を発
揮する。
第7図(a),(b),(c)は、第2の媒体搬送規
制手段の変形例を示すものである。
この第2の媒体搬送規制手段40は、装置本体2の垂直
パネル2bに設ける場合のものである。すなわち、垂直パ
ネル2bに設けたカード排出口6aに臨ませてカード搬送路
53の一部を形成すると共に、付勢機構部41を構成する規
制部材42が配置されている。
この規制部材42は、水平のカード搬送路53を形成する
下側受板43と、この下側受板43と平行配置の上側板44
と、この上側板44の一部を開口し、且つ、同図において
斜め右上方へ向う斜め収容孔45を有する斜め収容部46と
を具備している。
そして、斜め収容孔45には、下側受板43側に位置して
円柱状の開閉部材47が、また、斜め収容孔45の上方に位
置して付勢機構部41を構成する付勢ばね48が配置されて
いる。
この第2の媒体搬送規制手段40の場合、カードCの排
出時には、第7図(b)に示すようにカードCの先端が
付勢部材47を付勢ばね48の付勢力に抗して右斜め情報に
押し上げカード搬送路53を開くと共に、カードCがカー
ド排出口6aに突出する状態のときには、開閉部材47がカ
ードCを押圧し、さらに、カードCの抜き取り後は開閉
部材47がカード搬送路53を塞ぐので、第6図に示すもの
と同様な作用を発揮する。
また、カードCの逆挿入時には、第7図(c)に示す
ように、この第2の媒体搬送規制手段40は第6図に示す
ものと同様な逆挿入阻止作用を発揮する。
本発明は上述した実施例に限定されるものではなく、
その要旨の範囲内で種々の変形が可能である。
[発明の効果] 以上詳述した本発明によれば、以下の効果を奏する。
請求項1記載の装置によれば、この装置内の媒体挿入
口後段にこの媒体挿入口を開閉する開閉部材が配置さ
れ、この開閉部材は閉方向に配置されているので、全体
の構成が簡略化するとともに、媒体挿入時以外はこの装
置の内外が開閉部材により遮られ、しかも媒体の通過時
における通過方向の規制も可能となる。そして、カード
状媒体挿入口の開口厚の寸法精度を緩やかな精度とした
状態でカードの2枚同時挿入を防止することができるの
で装置内部でのカード詰まりを未然に防止できる。
請求項2記載の装置によれば、媒体排出口にこの媒体
排出口を開閉可能な開閉部材を備え、この開閉部材に対
し付勢手段により、媒体排出時に閉方向の付勢力を作用
させるとともに、媒体逆挿入時には開閉部材を大きな付
勢力で付勢するようにしたものであるから、媒体の逆挿
入を防止でき、しかも、塵埃等の侵入をも防止できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の実施例装置の外観斜視図、第2図は同
装置の内部構成を示す拡大断面図、第3図は同装置の第
1の媒体搬送規制手段を示す拡大部分断面図、第4図
(a),(b)はそれぞれ同上の動作説明図、第5図
(a)は同上の2枚のカード挿入状態を示す説明図、第
5図(b)は同上の厚さの大きいカードの挿入状態を示
す説明図、第6図は同装置の第2の媒体搬送規制手段を
示す拡大部分断面図、第7図(a)は第2の媒体搬送規
制手段の応用例を示す断面図、第7図(b),(c)は
それぞれ同上の動作説明図、第8図は従来のカード挿入
口部分の拡大断面図、第9図は従来のカード排出口部分
の断面図である。 1……媒体処理装置、 20……第1の媒体搬送規制手段、 21……第2の媒体搬送規制手段、 26,34……開閉手段、 28……第1の付勢機構部。 36……第2の付勢機構部。

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】開口部を有し、カード状媒体が挿入される
    挿入口と、 この挿入口について装置内部に設けられ、前記挿入口に
    挿入された前記カード状媒体を受け取り、搬送する搬送
    手段と、 この搬送手段による搬送経路に沿い、かつ、搬送方向に
    対して前記挿入口の後段に設けられ、前記搬送手段によ
    り搬送される前記カード状媒体を案内する受部と、 前記搬送手段の搬送経路に沿い搬送方向に対して前記挿
    入口の後段、かつ、前記カード状媒体の搬送経路につい
    て前記受部に対向する位置に設けられ、前記受部との間
    で前記カード状媒体の通過を可能にするために、前記受
    部に対して接離可能に支持される円柱状の開閉部材と、 前記搬送手段の搬送経路に沿い搬送方向に対して前記挿
    入口の後段、かつ、前記カード状媒体の搬送経路につい
    て前記受部に対向する位置に設けられ、前記円柱状の開
    閉部材を支持するとともに、前記受部と前記円柱状の開
    閉部材との間へのカード状媒体の2枚同時挿入を防止す
    るために、前記受部の前記開閉部材に対向する面に対し
    て、前記円柱状開閉部材の前記受部側の面の距離hを、 to<h<2to (ここで、toは前記カード状媒体の厚さを示す) に規制する規制部材と、 前記搬送手段上に設けられ、前記受部、前記開閉部材及
    び前記規制部材を通過したカード状媒体から情報を読取
    る読取ヘッドと を備えたことを特徴とする媒体処理装置。
  2. 【請求項2】開口部を有し、カード状媒体が挿入される
    挿入口と、 この挿入口について装置内部に設けられ、前記挿入口に
    挿入された前記カード状媒体を受け取り、搬送する搬送
    手段と、 この搬送手段による搬送経路に沿い、かつ、搬送方向に
    対して前記挿入口の後段に設けられ、前記搬送手段によ
    り搬送される前記カード状媒体を案内する受部と、 前記搬送手段の搬送経路に沿い搬送方向に対して前記挿
    入口の後段、かつ、前記カード状媒体の搬送経路につい
    て前記受部に対向する位置に設けられ、前記受部との間
    で前記カード状媒体の通過を可能にするために、前記受
    部に対して接離可能に支持される円柱状の開閉部材と、 前記搬送手段の搬送経路に沿い搬送方向に対して前記挿
    入口の後段、かつ、前記カード状媒体の搬送経路につい
    て前記受部に対向する位置に設けられ、前記円柱状の開
    閉部材とを支持するとともに、前記受部と前記円柱状の
    開閉部材との間へのカード状媒体の2枚同時挿入を防止
    するために、前記受部の前記開閉部材に対向する面に対
    して、前記円柱状開閉部材の前記受部側の面の距離h
    を、 to<h<2to (ここで、toは前記カード状媒体の厚さを示す) に規制する規制部材と、 この規制部材に対して前記円柱状の開閉部材を前記受部
    側に付勢する付勢手段と、 前記搬送手段上に設けられ、前記受部、前記開閉部材及
    び前記規制部材を通過したカード状媒体から情報を読取
    る読取ヘッドと、 開口部を有し、前記搬送手段により搬送されたカード状
    媒体が装置外に排出される排出口と、 前記搬送手段の搬送経路に沿い、かつ、前記搬送方向に
    対して前記排出口の前段に設けられ、前記搬送手段によ
    り搬送される前記カード状媒体を案内する第2の受部
    と、 前記搬送手段の搬送経路に沿い搬送方向に対して前記搬
    送排出口の前段、かつ、前記カード状媒体の搬送経路に
    ついて前記第2の受部に対向する位置に設けられ、前記
    第2の受部との間で前記カード状媒体の通過を可能にす
    るために、前記第2の受部に対して接離可能に支持され
    る第2の円柱状の開閉部材と、 前記排出口への前記カード状媒体の逆挿入を防止するた
    めに、搬送方向についてカードの逆挿入方向と同方向と
    なるように前記円柱状の開閉部材を前記第2の受部側に
    付勢する第2の付勢手段と、 を備えたことを特徴とする媒体処理装置。
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