JPS63200291A

JPS63200291A - 媒体処理装置

Info

Publication number: JPS63200291A
Application number: JP62031417A
Authority: JP
Inventors: Yuichi Kozuchi; 小槌　雄一
Original assignee: Toshiba Corp
Current assignee: Toshiba Corp
Priority date: 1987-02-16
Filing date: 1987-02-16
Publication date: 1988-08-18

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】〔発明の目的〕（産業上の利用分野）本発明は、例えば有Ｆ１道路の料金所内に設置され、カ
ード等の媒体を投入して処理する媒体処理装置に関する
。

（従来の技術）例えば有料道路の料金所内には、入口側に通行券発行機
、出口側に通行券確認機からなる料金収受装置が設置さ
れ、有Ｉ′１通路を利用する車輌に対して通行券の発行
、及び利用料金の収受を行なうようになっている。上記
装置は媒体として通行券（厚さ０．２ｍ）を受け入れて
、これを処理するものである。媒体は挿入口から挿入さ
れるが、この挿入口は板状の部材を折曲げ加工して形成
している。そして、媒体の幅寸法のみを規制し厚み寸法
に対しては、その受け入れを規制していないのが一般的
である。

そのため、本来処理ずべき媒体よりも厚い媒体が挿入口
に投入された場合には挿入口に詰りを生じたり、又は装
置内に取込まれることによって装置を破壊してしまうな
どの虞れがある。又、挿入口から入る外乱光により装置
が誤動作したり、あるいは侵入した塵埃等によって動作
不能になるという問題があった。

（発明が解決しようとする問題点）本発明は、上述したように本来処理すべき媒体よりも厚
い媒体が投入された場合、挿入口に詰りを生じたり、装
置を破壊してしまうという欠点、及び挿入口から入る外
乱光により装置が誤動作したり、あるいは塵埃等によっ
て動作不能になるという問題点を解決するためになされ
たもので、比較的簡単な構成で、所定厚さ以上の媒体が
投入されるのを防止し、かつ外部からの光および塵埃等
が装置内に入るのを阻止し得るようにした媒体処理装置
を提供することを目的とする。

（発明の構成〕（問題点を解決するための手段）本発明は上記問題点を解決するために、媒体を受け入れ
る挿入口から前記媒体の処理部へ前記媒体を案内する案
内面を有する案内路と、この案内路の途中で前記案内面
とこの案内面と対向する面との間を自由に回転移動し、
前記案内面に沿って導かれる媒体の進行を規制する阻止
部材と、この阻止部材の媒体の進行方向に沿った移動を
阻止する規制手段とを備えて構成されるものでおる。

（作　用）すなわち、本発明は上記構成とすることにより、挿入口
に所定厚さ以上の媒体が投入された場合、案内路の途中
に設【プられた阻止部材および規制手段に規制されて装
置内に取込まれるのを阻止し１ｑるとともに外部からの
光や塵埃等が挿入口から装置内に入るのを防止すること
ができる。

（実施例）以下、本発明を第１図及至第３図に示す一実施例にもと
づいて説明する。この装置は高速道路等の有料道路料金
収受システムに用いられる有料道路通行券確認機でおり
、各インターチェンジの入口ゲートで進入車輌にインタ
ーチェンジ番号、日付、時刻、車種番号等の情報が記録
された通行券を確認するものである。この装置の構成に
ついて説明すると、第３図に示すように筐体（３１）の
前面には操作部（３２）及び表示部（３３）が設けられ
、筐体前面の一側下部には通行券挿入口（３４）が設け
られている。又、筐体上面で通行券挿入口の上方には通
行券装入ホッパ（３５）及び係員勤務カード挿入口（３
６）が設けられている。

ここで、係員勤務カードとは係員が勤務中に処理した処
理データを記憶するための磁気カード等である。

筐体内部には通行券及び係員勤務カードを通行券挿入口
まで搬送する搬送機構が設けられており、この搬送機構
の搬送路の途中には、搬送中の通行券又は係員勤務カー
ドに必要情報を記録する磁気記録装置及び印刷装置が設
置プられている。又、これらの磁気記録装置及び印刷装
置により記録すべきデータを記憶しておく制（ｉｉｌｌ
装置が設けられている。そして、操作部（３２）にはバ
ッジプレート挿入部が設けられていて係員専用のバッジ
プレート（図示しない）が挿入されるようになっている
。

このバッジプレートは、合成樹脂板に特定の配列で永久
磁石を多数個膜Ｃプでおり、この配列により係Ｕのコー
ド番号が認識されるようになっている。

第１図において、■は例えば上記通行券確認機の挿入口
で、この挿入口■には媒体としての通行券を案内する案
内面を有する案内路■が設けられている。そして、この
案内路■の片側には後部に位置して切欠部■が設けられ
るとともに、この切欠部■内は切欠部■の両面壁を転接
する棒状のローラｅ１）が回転自在に設けられている。

そこで、上記切欠部（■の高さをＨ、ローラ（１）の外
径をＤ、処理すべき媒体の最大厚さをＴ１、この厚ざＴ
１より厚い異種の媒体の厚さをＴ２とした場合、Ｈ＝　Ｄ　十Ｔ　１＋α　　　Ｔ２＞ＴＩ＋αに設定さ
れている。

ここで、ＴＩ　＜Ｔ２としたのはＴ１よりＴ２が薄い場
合、媒体が装置内に取込まれても装置を破壊する虞れが
ないという理由にもとづくものである。

また、上記ローラ（４）は切欠部■内を円滑に回転でき
るように両端が球面状に形成されており、かつ挿入口Ｕ
）から入る外乱光が反射しないように黒色の合成樹脂部
材で構成されている。

なお、■は上記ローラ（６）が切欠部■からの脱落を防
止するために螺着される規制手段としての板体である。

つぎに、上記構成にもとづく本発明の動作について説明
する。第２図において、ローラ（イ）は切欠部（３）の
下面に接しているため、挿入口ωから入る外乱光や塵埃
等はローラ（へ）に鴻きられて装置内に入るのを防止し
ている。いま、挿入口■から所定厚さくＴ１＋α）以下
の媒体が案内路■を矢印で示す方向に投入されると、ロ
ーラ（４）は媒体により持上げられて媒体の投入を可能
とし装置内に取込まれる。このとき、所定厚さくＴ１＋
α）以上の厚さくＴ２）をもった媒体が挿入口（ト）に
投入された場合、上記ローラ＠）は切欠部■の上面に突
当ってストッパ的役割を果すため、上記媒体はローラ（
１）の位置で投入が阻止され、装置内に取込まれるのを
防止することがηきる。

〔発明の効果〕

以上説明したように本発明によれば、挿入口から外乱光
や塵埃等が装置内に入るのを防止し１ｑるとともに本来
装置が処理すべき所定厚さ以上の媒体に対して装置内に
取込まれるのを阻止することができるものである。又、
外乱光や塵埃等が装置内に入るのを防止するためシャッ
タを取（＝Ｊす、このシャッタを駆動する駆動系は全く
必要とせず、ローラを配置できるスペースさえあればに
り、したがってコンバク１〜にまとめることができると
いう効果を奏するものである。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例を示す挿入口の平面図、第２
図は第１図をＸ−Ｘ線で切断した断面図、第３図は媒体
処理装置としての一例を示す通行券確認機の外観図であ
る。１・・・挿入口、２・・・案内路、訃・・切欠部、４・
・・ローラ（阻止部材）５・・・板体（規制手段）（３
２５７）　　代理人　弁理士　井　上　−男ｒ’−’− −一第　　Ｌ［！１第２図

Claims

【特許請求の範囲】

（１）媒体を受け入れる挿入口から前記媒体の処理部へ
前記媒体を案内する案内面を有する案内路と、この案内路の途中で前記案内面とこの案内面と対向する
面との間を自由に回転移動し、前記案内面に沿って導か
れる媒体の進行を規制する阻止部材と、この阻止部材の媒体の進行方向に沿つた移動を防止する
規制手段とを備えたことを特徴とする媒体処理装置。
（２）阻止部材が前記媒体の厚さと阻止部材の外径より
も僅かに大きく設定された前記案内面とこの案内面と対
向する面との間を自由に回転移動することを特徴とする
特許請求の範囲第１項記載の媒体処理装置。
（３）阻止部材が黒色であることを特徴とする特許請求
の範囲第１項又は第２項記載の媒体処理装置。
（４）阻止部材が両端を球面状に形成された棒状ローラ
であることを特徴とする特許請求の範囲第２項または第
３項記載の媒体処理装置。