JP2602141Y2 - 切符取出し兼投入口 - Google Patents

切符取出し兼投入口

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JP2602141Y2
JP2602141Y2 JP1992081016U JP8101692U JP2602141Y2 JP 2602141 Y2 JP2602141 Y2 JP 2602141Y2 JP 1992081016 U JP1992081016 U JP 1992081016U JP 8101692 U JP8101692 U JP 8101692U JP 2602141 Y2 JP2602141 Y2 JP 2602141Y2
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Japan
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ticket
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Inventor
修 小立
圭一 平岡
Original Assignee
神鋼電機株式会社
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この考案は一般に交通機関の駅な
どに設置する切符販売機、切符精算機などに関し、詳し
くは切符販売機、切符精算機に使用される切符取出し兼
投入口の改良に関する。
【0002】
【従来の技術】図5は、切符販売機又は精算機の従来の
切符取出し兼投入口を示す側面図であり、接客パネル1
の角穴1aと1bの上、下に、それぞれ出口ガイド2
a、2bが設けられ、切符3はその長さの約半分が接客
パネル1から前方(図で右方)へ進んだ状態でタッチロ
ーラ4に保持される。出口ガイド2a、2bの間隔dは
回数券の場合を考慮し、切符3の11枚分が楽に通過で
きるように通常4〜6mmになっていて、回数券(又は
複数枚売り)の場合は発券装置内で切符を一時保持し
て、所定の枚数が揃ってから一括して出口部穴5まで発
出して保持する。前述した間隔d=4〜6mmは、切符
11枚分までは楽に通過するが、子供の指が入らない程
度に調整された寸法である。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】乗客が間違って購入し
た切符を戻す場合には、出口部穴5から1枚ずつ機内に
挿入する事になっているが、この際購入者などが誤って
複数枚の切符を同時に挿入すると、機械内部の損傷を招
くだけでなく、情報の読取り不良を起す恐れがあり、ま
た構造上切符を真直ぐに挿入し難いこともあり、更に切
符以外の異物が挿入されると発出ベルト6に傷が付くな
どの問題がある。従って、切符を発出する時、回数券の
場合には11枚までまとめて発券することが可能である
が、旅客側から誤購入券を戻すために発券と逆方向に、
装置の外から装置内に挿入する時には、切符が1枚を越
えて入らないように、出口部の切符通路を接客パネルに
直角にし、切符1枚分の厚さを越えた場合や、異物の挿
入が防止される機構の開発が要望されていた。
【0004】
【課題を解決するための手段】本考案による切符取出し
兼投入口は、切符の移動方向に直角な(つまり接客パネ
ルの前面に平行な)軸の周りに回動する出口ストッパ
と、この軸を保持する一対の突き出たフランジ部を設け
たアッパースロットルと、中央部に前記アッパースロッ
トルおよび前記出口ストッパの下方に設けられ、切符の
巾よりやや大きい巾の切符通路を中央部に設けたロアー
スロットルとから構成される。そして、発券装置の内側
から切符を発出する場合には、前記出口ストッパが発券
装置の内側から押されて回動され、前記出口ストッパの
先端部と前記切符通路の底面との隙間が増大するように
し、発券装置の外側から切符を挿入する場合には、前記
出口ストッパが回動せず、前記出口ストッパの先端部と
前記切符通路の底面との隙間が増大しないようにして、
上記の課題を解決した。
【0005】
【作用】出口ストッパは、発券装置の内側から押される
と戻しばねの力に抗して軸の周りに回動して出口ストッ
パの先端部とロアースロットルの切符通路の底面との隙
間は増大し、最大の場合は出口ストッパがほぼ水平にな
ったときの切符通路の底面との間隔となり、回数券の場
合のように切符11枚分が通過できる寸法になってい
る。一方、外側から押されても出口ストッパは調整ねじ
により上記とは反対方向には回動しないようになってお
り、その場合の出口ストッパ先端部と切符通路の底面と
の隙間は切符1枚だけしか入らない寸法に設定される。
従って、発券装置の内側からは切符11枚の回数券を一
括して送り出すことができるが、装置の外側から装置内
に切符を戻すための投入口としては、切符1枚だけしか
挿入されないようになっており、又切符通路は巾が切符
の巾より少し大きいだけで接客パネルに直角になってい
るので、切符は真直ぐに挿入される。
【0006】
【実施例】図1は、本考案による切符取出し兼投入口1
0の一実施例を接客パネルの内側から見た正面図であ
り、図1のA−A断面を図2に示し、図3と図4は、そ
れぞれ、図1と図2に示されたアッパースロットル13
とロアースロットル15の斜視図である。アッパースロ
ットル13は、出口ストッパ11を支持して、回動の中
心軸となる軸12を保持する左、右一対の突出したフラ
ンジ13aの中間に出口ストッパ11と、戻しばね14
の両先端部を収容する凹部13bが形成され、図示しな
いボルトなどによりロアースロットル15と結合されて
いる。ロアースロットル15の中央部には切符の巾より
も少し大きい巾bを有する切符通路15aが設けられ
(図1,図4参照)、通路15aの底面15bと、出口
ストッパ11の先端部11aとの隙間c(図1,図2参
照)が通過する切符の枚数を規制する。通路15aの底
面15bは、図2と図4に示されるように、切符の通過
を容易にするように、図で右端側の部分が右下がりの斜
面にされている。また、図2から分るように、出口スト
ッパ11は戻しばね14により図で反時計回り方向に回
動するように付勢されるが、出張り部11bに取り付け
られた調整ねじ16の先端がアッパースロットル13の
面13cに突き当って時計回り方向ヘの回動を制限して
いる。次に、本考案の作用について説明する。図2を参
照して2枚以上の切符が発券装置の内側(図で右側)か
ら切符通路15aに入って、出口ストッパ11を押す
と、出口ストッパ11は、戻しばね14の力に抗して時
計回り方向に回動して、最大11枚(回数券)までを通
過させることができる。一方隙間cは調整ねじ16によ
り切符1枚だけ通過する寸法に調整してあり、出口スト
ッパ11は装置の外(左)方から内(右)方へ押されて
も回動しないので、発券装置の外側(図で左側)からは
切符1枚しか挿入できない。またアッパースロットル1
3とロアースロットル15とは、切符を挿入し易いよう
に入り口が上下に開いた形状になっており、切符通路1
5aは図示しない接客パネルに直角で巾は切符の巾より
少し大きいので切符は真直ぐに挿入できる。
【0007】
【考案の効果】上記のように11枚の回数券までは一括
して発出されるが、旅客側から切符を戻す場合には1枚
ずつしか挿入できないので、機械の内部に厚さ検知など
のための枚数検知装置が不要となり、また、2枚以上挿
入されて装置を損傷したり、情報の読取り不良などを生
ずることがなくなり、切符は切符通路の中で規制されて
真直ぐな状態で挿入される為に切符の破損、斜め進入な
どの事故がなくなり、読取りが安定する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案による切符取出し兼投入口の一実施例と
しての発券装置を内側から見た正面図である。
【図2】図1のA−A断面図である。
【図3】図1のアッパースロットルの斜視図である。
【図4】図1のロアースロットルの斜視図である。
【図5】従来の切符取出し兼投入口の側面図である。
【符号の説明】 11 出口ストッパ 12 軸 13 アッパースロットル 13a フランジ部 15 ロアースロットル 15a 切符通路 15b 通路底面 C 隙間

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 切符移動方向直角である軸の周り
    回動する出口ストッパと、前記軸を保持する一対の突き
    出たフランジ部を設けたアッパースロットルと、前記ア
    ッパースロットルおよび前記出口ストッパの下方に設け
    られ、かつ切符の巾よりやや大きい巾の切符通路を中央
    部に有するロアースロットルとから構成されている切符
    取出し兼投入口であって、発券装置の内側から切符を発
    出する場合には、前記出口ストッパ発券装置の内側か
    ら押されて回動され、前記出口ストッパの先端部と前記
    切符通路の底面との隙間が増大するようにし、発券装置
    外側から切符を挿入する場合には、前記出口ストッパ
    回動せず、前記出口ストッパと前記切符通路の底面と
    の隙間が増大しないことによって、外側から挿入される
    切符の枚数を制限するようにすることを特徴とする切符
    取出し兼投入口。
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