JP2711836B2 - 双方向使用可能な磁気カードリーダ - Google Patents

双方向使用可能な磁気カードリーダ

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JP2711836B2
JP2711836B2 JP60241883A JP24188385A JP2711836B2 JP 2711836 B2 JP2711836 B2 JP 2711836B2 JP 60241883 A JP60241883 A JP 60241883A JP 24188385 A JP24188385 A JP 24188385A JP 2711836 B2 JP2711836 B2 JP 2711836B2
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啓也 栗本
一雄 布施
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東洋エレクトロニクス 株式会社
株式会社 三陽電機製作所
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Description

【発明の詳細な説明】 《産業上の利用分野》 本発明は、左右、前後、上下といった二方向の何れか
らでも磁気カードを挿入でき、かつ何れの場合にも当該
磁気カードのリーダそして必要に応じライタとしての機
能を果すことができる双方向使用可能な磁気カードリー
ダ(磁気カードリーダ/ライタ)に関する。 《従来の技術》 これまで市場に供給されている磁気カードのリードあ
るいはリーダ/ライタは、 (イ)挿入口と排出口が共通になって1つのもの (ロ)挿入口と排出口がそれぞれ別々に固定されている
もの のいずれかであった。 通常の使用方法では、上記(イ)(ロ)のいずれであ
っても差し支えないのであるが、交通機関において、こ
れ迄の乗車券や回数券の代りに磁気カードを使用しよう
とする場合、なかんずくバス等に搭載して使用すること
を考えた場合に不便を生ずる。 すなわち、バスの例で考察すると、まず乗車の際に、
「どこから乗ったか」を記録しておくために、リーダ/
ライタに磁気カードを挿入する。 また下車の際にも乗車料金の精算のためにリーダ/ラ
イタに磁気カードを挿入することゝなる。 そして、この際の乗客の流れは、乗車のときは外から
中へ、下車のときは中から外へ、と反転することになる
から、先ず上記の挿入口と排出口が1つにまとめられて
いる(イ)のリーダ/ライタでは、乗車と下車の両方に
便利なように設置することが難しく、さらに、磁気カー
ドを挿入してからリーダ/ライタの中で必要な処理が行
なわれ、再び挿入したと同じ口から磁気カードが排出さ
れるまで待って取り出さねばならないから、この待ち時
間が乗降の流れを大幅に阻害することになる。 また、挿入口と排出口が別になっている(ロ)のリー
ダ/ライタでは、上記の(イ)の排出待ちの欠点は無く
なるが、乗車あるいは下車いずれか一方の流れを完全に
阻害してしまう。 そして、乗車と下車の各場合によって、磁気カードに
対する処理の内容(記録、書き込み等)が異なる場合が
多いので乗車用と降車用の2台を設置したり、スイッチ
等により切替操作をしなければならないことになる。 そこで、上記のように挿入口から挿入した磁気カード
が、排出口から排出されて使用することができるだけで
なく、当該排出口から磁気カードを挿入しても、挿入口
から当該磁気カードが排出されて所定の機能を果し得る
ようにしたものが、既に、実開昭57−201657号、特開昭
59−195380号として提案されている。 しかし、上記の技術内容は、挿入口にだけ磁気カード
の入来を検ずる検知手段を臨設するのではなく、排出口
にも同様の検知手段を臨設しておき、磁気カードが挿入
口から挿入されても、排出口から挿入されても、これを
検知して磁気カードが通過するカード通道に、一個だけ
設けられている磁気センサを稼動させることで、どちら
かの挿入でも同じように使用できるようにしたものであ
る。 従って、上記のものによるときは、第4図(a)に示
す如く、一側寄りに磁気ストライプaが形成されている
磁気カードbを、磁気カードリーダcの挿入口dから入
れれば、この磁気ストライプaの位置に対応して臨設さ
れた1つの磁気センサeが、カードリーダ等としての機
能を果すこととなるが、この磁気カードbを排出口fか
ら、当該カードbに示された挿入矢印gに添って挿入す
るときは、図示の如く挿入矢印gを合せ、磁気ストライ
プaが磁気センサeの設けられた側に面するよう、磁気
カードbを排出口fへ挿入しても、この際、磁気ストラ
イプaが磁気センサeの位置と整合しなくなってしま
い、使用不能となる。 そこで、これを使用可能とするには、第4図(b)に
示す如く新規に磁気ストライプaが、中央位置に設けら
れた磁気カードbを製作すると共に、これに対し磁気カ
ードリーダcにおける磁気センサeの設定位置も、変位
させねばならない。 また、他の手段としては、第4図(c)に示す如く、
磁気カードbの一面に磁気ストライプa、挿入矢印gを
設けるのではなく、裏面にも対応位置に磁気ストライプ
a′、挿入矢印g′を設定しておかねばならないことと
なる。 ここで、さらに磁気カードbにつき、これを転動した
り表裏に反転するなどせず、その儘の体勢で磁気カード
リーダcの挿入口dからでも、排出口fからでも磁気カ
ードbの挿入を行い、これにより、所期の目的を達成し
ようとすると、磁気センサeに対する進入の順序が逆と
なって不具合を生ずることとなり、そこで、磁気データ
を、例えばリードデータの磁気ストライプと、ライトデ
ータの磁気ストライプとに分担させるなど、複数の磁気
ストライプによって処理しようとすると、当該データ処
理が可成り複雑なものとなってしまう。 《発明が解決しようとする問題点》 本発明による磁気リーダ(リーダ/ライタ)は、上記
の問題点に鑑み検討の結果、磁気カードが通過する一つ
だけのカード通道にあって、その両端に出口であり、か
つ入口ともなる出入口を開口し、夫々に磁気カードの挿
入と排出とを検知できる位置センサを臨設すると共に、
夫々の位置センサに対応した系の夫々各別の磁気センサ
をも同道通に臨設し、さらに一方の出入口から磁気カー
ドが挿入されたとき、他の出入口における位置センサを
挿入検知でなく排出検知のセンサとして稼動させる切替
論理回路を具有させることによって、何れの出入口から
同カードを挿入してもリーダとしての機能を果し得るよ
うにして、上記不具合点の解消を図り、特に当該リーダ
の使用者の流れが双方向に予測される場合にその流れを
阻害することなく1つだけの設置で、スムースな利用を
可能にしようとしている。さらに、磁気カードの正方向
送り時と逆方向への送り時に、夫々稼働する各別の磁気
センサを具備させることで、例えば、バスに乗るとき、
降りるときで、夫々別個独立の機能を果し得るように
し、かつ磁気カードの不使用状態で、何れの構成部材も
電力を消費しないようにするのが、その目的である。 《問題点を解決するための手段》 本発明は上記の目的を達成するため、磁気カードの挿
入と排出とを検出する第1挿排検知センサ、第2挿排検
知センサが、夫々臨設されている当該磁気カードの第1
出入口、第2出入口間に、同磁気カードが手動または自
動によって通過可能なカード通道を形成し、上記第1、
第2挿排検知センサが、夫々磁気カードの第1、第2出
入口への挿入を検知したことで、当該磁気カードの前記
第1出入口から第2出入口方向への通過で稼動する第1
磁気センサと、逆に第2出入口から第1出入口方向への
通過で稼動する第2磁気センサとを、当該カード道通に
各別にて臨設すると共に、第1、第2挿排検知センサか
ら上記磁気カードの挿入検知信号を受けて、夫々第2、
第1挿排検知センサを、当該カードが通過することによ
り第1、第2磁気センサの稼動状態を解いて待機状態と
する切替論理回路が具備されていることを特徴とする双
方向使用可能な磁気カードリーダを提供しようとするも
のである。 《実 施 例》 本発明を図示の実施例によって詳記すれば、第1図に
示す通り一対の案内体1,1′を併記することで、その間
にカード通道2を離間形成し、その両端には外側へ向け
拡開状態とした第1出入口3と第2出入口3′とを設
け、この案内体1,1′には図示しない磁気カードがカー
ド通道2を通過したとき、その挿入と排出との双方に対
し、これを検出することのできる第1挿排検知センサS
1、第2挿排検知センサS2が、夫々上記第1、第2出入
口3,3′の近傍に臨設されており、上記両検知センサS
1、S2としては機械的手段や光学的手段による位置セン
サを用いればよい。 さらに図示の場合案内体1,1′にあって夫々第1、第
2挿排検知センサS1、S2の検知出力信号に対応して始動
する第1磁気センサ4、第2磁気センサ4′がカード通
道2にあって、第1図に明示の如く夫々各別に臨設され
ており、当該センサ4,4′として単なるリーダであれ
ば、夫々リード、すなわち読みとり用の磁気センサR1、
R2だけでもよいが、図示例ではリーダ/ライタとして、
夫々第1、第2挿排検知センサS1、S2寄りから上記セン
サR1、R2そしてライトすなわち書き込みを行うための磁
気センサW1、W2さらにはヴェリファイ(照合)用の磁気
センサVR1、VR2をも具備させてあり、これらのセンサに
は磁気ヘッドや半導体センサを用いることができる。 こゝで図示の場合は、第1出入口3から第2出入口
3′に向け(これを正方向Aと称す)て磁気カードを手
動により通過させたり、逆に第2出入口3′から挿入し
て第1出入口3より手動で排出(これを逆方向Bと称
す)できるものを示しているが、この場合もちろん手動
ではなく、図示しない既知の電動ベルトなどによる搬送
機構をカード通道2にそって臨設しておき、第1、第2
挿排検知センサS1、S2が磁気カードの挿入を検知するこ
とで、当該搬送機構を始動、排出の検知で停止させるよ
うにしてもよい。 こゝで第1図にあって5は、後に詳記する切替論理回
路で、これを介して上記構成部材は、次の通り、作動す
ることゝなる。 すなわち、磁気カードが第1出入口3に挿入されたこ
とを第1挿排検知センサS1が検知すると、切替論理回路
5を介して第1磁気センサ4のR1、W1、VR1がONとな
り、搬送機構は磁気カードを正方向Aに搬送し始める。 このとき、第2磁気センサ4′のR2、W2、VR2はOFFの
ままでおかれ、後述のように第2挿排検知センサS2は、
磁気カードの排出を検知するパーツとして動作するよう
に準備される。 そして、搬送機構(または入手)によって正方向Aに
搬送される磁気カードは、磁気センサR1によって先ず内
容をリードされ(読み取られ)、ライトヘッドW1により
必要に応じて、必要事項をライトされ(書き込まれ)、
磁気センサVR1によって書き込みの正誤をヴェリファイ
(照合)されて、いまは上記の如く排出の検知センサと
して待ち受ける第2挿排検知センサS2を通り抜け、この
とき、同センサS2の排出検知信号によって待機状態に戻
る。 次に、上記と逆に最初に磁気カードが、第2出入口
3′に挿入された場合は、挿入を第2挿排検知センサS2
が検知し、第2磁気センサ4′のR2、W2、VR2がONとな
り、搬送機構は磁気カードを逆方向Bに搬送し始める。 この際磁気センサR1、W1、VR1はOFFのままでおかれ、
前同様にして、第1挿排検知センサS1は排出検知用セン
サとして動作するように準備される。 搬送機構(または入手)によって逆方向Bに搬送され
る磁気カードは、磁気センサR2によって先ず内容をリー
ドされ(読み取られ)、ライトヘッドW2により必要に応
じて、必要事項をライトされ(書き込まれ)、磁気セン
サVR2によって書き込みの正誤をヴェリファイ(照合)
されて、いまは排出センサとして待ち受ける第1挿排検
知センサS1を通り抜け、同センサS1の排出検知信号によ
って待機状態に戻る。 こゝで上記の如く、第1または第2挿排検知センサS
1、S2が磁気カードの挿入を検知した後、他の第2、第
1挿排検知センサS2、S1が、磁気カードの排出を検知で
きるよう準備する回路切り換えのための切替論理回路5
につき、その実施回路例を示せば、第2図に示す通り、
第1、第2フリップフロップ回路FF1、FF2と第1、第2
ナンド回路N1、N2を結線した場合は、以下の通りであ
る。 第2図において、待機状態では第1、第2フリップフ
ロップFF1、FF2は共にリセットされていて、正方向系の
第1磁気センサ4(R1、W1、VR1)への動作命令信号P1
および逆方向系の第2磁気センサ4′(R2、W2、VR2)
への動作命令信号P2の何れも出力されていない。 ここで、前記の如く第1出入口3から磁気カードが挿
入されると、第1挿排検知センサS1が動作し、その動作
信号の立ち上がり(これを以後S1・Hという)がゲート
ナンド回路N1に印加される。 このときナンド回路N1には、FF2のリセット出力信号
Hが印加されているのでS1・Hは、同回路N1を通り抜け
FF1をセットする。 FF1がセットされると、前記正方向系の磁気センサ(R
1、W1、VR1)への動作命令信号P1が出力され、第1出入
口3が挿入口、第2出入口3′が排出口であるリーダ/
ライタとして動作するように全体が準備される。 同時に、これまた前記の通り磁気カードを正方向に搬
送し始め、またP1は、正方向動作におけるあらかじめ定
めたリード、ライト、ヴェリファイの処理命令信号でも
ある。 磁気カードが第1挿排検知センサS1(この場合は挿入
検知のセンサとして動作している)を通り過ぎると立ち
上がり動作信号S1・Hが無くなり、センサとして動作し
ている状態から動作していない状態へ移ることで立ち下
がり動作信号S1・Lを発し、これがFF2のリセット信号
であるから、FF2は待機時の状態を維持し、FF1は第1挿
排検知センサS1の動作があったこと、すなわちS1・Hの
印加があったことを記憶し続け、セット状態を保持して
いる。 磁気カードが正方向系の磁気センサ(R1、W1、VR1)
による処理を受け、その先端が第2挿排検知センサS2に
かかると、同センサS2が動作して、立ち上がり信号S2・
Hが出力されるが、ゲート第2ナンド回路N2はFF1のセ
ット出力信号Lによって閉ざされているので同回路N2通
り抜けられず、FF2をセットすることはできない。 更に搬送されて、磁気カードが排出されるときに第2
挿排検知センサS2の動作が終り、このときの立ち下がり
信号S2・LはFF1のリセット信号として働き、FF1がリセ
ットされて最初の待機状態に戻る。 次に、逆方向Bの動作も、全く上記の場合と同様であ
り、第2出入口3′から磁気カードが挿入されると、第
2挿排検知センサS2が動作し、立ち上がり動作信号S2・
Hがゲート第2ナンド回路N2に印加され、このとき同回
路N2には、FF1のリセット出力信号Hが印加されている
のでS2・Hは、同N2を通り抜けFF2をセットする。 FF2がセットされると、逆方向系の磁気センサ(R2、W
2、VR2)への動作命令信号P2が出力され、第2出入口
3′が挿入口、第1出入口3が排出口であるリーダ/ラ
イタとして動作するように全体が準備されると同時に、
配送機構が磁気カードを逆方向に搬送し始め、P2は、逆
方向動作におけるあらかじめ定めたリード、ライト、ヴ
ェリファイの処理命令信号ともなる。 磁気カードが第2挿排検知センサS2を通り過ぎると動
作信号S2・Hが無くなるが、立ち下がり信号S2・LはFF
1のリセット信号となり、FF1は待機時間の状態を維持
し、FF2はS2の動作があったこと、すなわち、S2・Hの
印加があったことを記憶し続け、セット状態を保持して
いる。 磁気カードが逆方向系の磁気センサ(R2、W2、VR2)
による処理を受け、その先端が第1挿排検知センサS1に
かかると、同センサS1が動作し立ち上がり信号S1・Hが
出力されるが、N1はFF2のセット出力信号Lによって閉
ざされているのでN1を通り抜けられず、FF1をセットす
ることはできない。 更に搬送されて、磁気カードが排出されるときに同セ
ンサS1の動作が終り、このときS1・LはFF2のリセット
信号として働き、FF2がリセットされて最初の待機状態
に戻る。 次に第3図に示した切替論理回路5の実施例につき正
方向の動作によって、これを説示する。この場合には第
1出入口3から磁気カードが挿入されると、第1挿排検
知センサS1が動作し、その動作信号の立ち上がりS1・H
がゲート第1ナンド回路ND1に印加される。 このときND1には、第2フリップフロップFFC2のリセ
ット出力信号Hが印加されているのでS1・Hは、ND1を
通り抜け第1フリップフロップFFC1をセットする。 FF1がセットされると、正方向系の磁気センサ(R1、W
1、VR1)への動作命令信号P1が出力され、第1出入口3
が挿入口、第2出入口3′が排出口であるリーダ/ライ
タとして動作するように全体が準備される。 同時に搬送機構が磁気カードを正方向に搬送し始め、
P1は、正方向動作におけるあらかじめ定めたリード、ラ
イト、ヴェリファイの処理命令信号でもある。 磁気カードが第1挿排検知センサS1を通り過ぎると動
作信号S1・Hが無くなり、立ち下がり信号S1・LはFFC2
のリセット信号であるから、FFC2は待機時の状態を維持
し、FFC1は同センサS1の動作があったこと、すなわち、
S1・Hの印加があったことを記憶し続け、セット状態を
保持している。 PIはノア回路NRを通り抜け第3フリップフロップFFC3
がセットされ、これにより、第2ナンド回路ND2の入力
がLとなり、S2・Lが出力されてもFFC1はリセットされ
ない。 FFC3のリセット入力にはQ(リード、ライト、ヴェリ
ファイ終了信号)が接続されていて、リード、ライト、
ヴェリファイ処理が終了するとQ・Lとなり、FFC3はリ
セットされる。 磁気カードが正方向系のリード、ライト、ヴェリファ
イの処理を受け、その先端が第2挿排検知センサS2にか
かると、同センサが動作しS2・Hが出力されるが、ゲー
ト第3ナンド回路ND3は、FFC1のセット出力信号Lによ
って閉ざされているのでND3が通り抜けられず、FFC2を
セットすることはできない。 更に搬送されて、磁気カードが排出されるときに同セ
ンサS2の動作が終わり、このときS2・LはFFC3がリー
ド、ライト、ヴェリファイの終了により、リセットされ
ている為ND3を通り抜けることができ、FFC1のリセット
信号として働き、FFC1がリセットされて最初の待機状態
に戻る。 《発明の効果》 本発明は上記のようにして構成されているから、バス
に乗るときなど、第1図の実施例では、図面手前側に立
った乗客が、磁気カードを第1出入口から、その挿入矢
印を直視しながら挿入してやれば、第1磁気センサの稼
動によりリーダ/ライタ等として正しく動作でき、同図
の反対側からバスの乗客が降りるときは逆に第2出入口
から磁気カードを挿入するが、このときにも当該乗客は
磁気カードの挿入矢印を見ながら誤挿入なしに、前記第
1出入口挿入時と同じ要領で操作することができる。こ
れにより、今度は第1磁気センサとは別個に用意された
第2磁気センサの稼動によりリーダ/ライタ等として正
しく動作することができ、双方向からの使用が、磁気カ
ードの改変などを要することなく、円滑に行い得ること
となり、使用者の流れを阻害することなく、交通機関の
乗車用料金磁気カード処理に格段の処理能力を発揮でき
ると共に、第1、第2磁気センサの配備により、バスに
乗る場合と、降りる場合等の夫々に適合した内容のリー
ダ/ライタ等として別異の動作を行わせることができ
る。 さらに、本発明では切替論理回路の接続によって、磁
気カードの不使用時は第1、第2挿排検知センサはもと
より、第1、第2磁気センサも待機状態となって電力を
消費することなく、また、第1出入口から磁気カードを
挿入したときは、第1挿排検知センサ、第2挿排検知セ
ンサそして第1磁気センサを稼動とするだけで、磁気カ
ードの通過時間だけである少ない電力消費にて、当該稼
動を停止させることができる。 そして、逆に第2出入口から磁気カードを挿入した場
合には、第2挿排検知センサ、第1挿排検知センサそし
て第2磁気センサを稼動し、第1磁気センサは休止させ
て、その消費電力を小さくすることが可能となる。
【図面の簡単な説明】 第1図は本発明に係る双方向使用可能な磁気カードリー
ダの要部を示す正面説明図、第2図と第3図は夫々同リ
ーダに用いる切替論理回路の異種例を示す回路図、第4
図(a)(b)(c)は従来の双方使用可能な磁気カー
ドリーダと磁気カードとの関係位置を示した各種事例の
平面説明図である。 2……カード通道 3……第1出入口 3′……第2出入口 4……第1磁気センサ 4′……第2磁気センサ 5……切替論理回路 S1……第1挿排検知センサ S2……第2挿排検知センサ
フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭59−195380(JP,A) 実開 昭57−201657(JP,U)

Claims (1)

  1. (57)【特許請求の範囲】 1.磁気カードの挿入と排出とを検出する第1挿排検知
    センサ、第2挿排検知センサが、夫々臨設されている当
    該磁気カードの第1出入口、第2出入口間に、同磁気カ
    ードが手動または自動によって通過可能なカード通道を
    形成し、上記第1、第2挿排検知センサが、夫々磁気カ
    ードの第1、第2出入口への挿入を検知したことで、当
    該磁気カードの前記第1出入口から第2出入口方向への
    通過で稼動する第1磁気センサと、逆に第2出入口から
    第1出入口方向への通過で稼動する第2磁気センサと
    を、当該カード道通に各別にて臨設すると共に、第1、
    第2挿排検知センサから上記磁気カードの挿入検知信号
    を受けて、夫々第2、第1挿排検知センサを、当該カー
    ドが通過することにより第1、第2磁気センサの稼動状
    態を解いて待機状態とする切替論理回路が具備されてい
    ることを特徴とする双方向使用可能な磁気カードリー
    ダ。
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