JP3406190B2 - 媒体カセットと媒体処理装置 - Google Patents

媒体カセットと媒体処理装置

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JP3406190B2
JP3406190B2 JP18224297A JP18224297A JP3406190B2 JP 3406190 B2 JP3406190 B2 JP 3406190B2 JP 18224297 A JP18224297 A JP 18224297A JP 18224297 A JP18224297 A JP 18224297A JP 3406190 B2 JP3406190 B2 JP 3406190B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は金融機関等で用いら
れる媒体カセット及び媒体処理装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、金融機関等で用いられる媒体処理
装置、例えば通帳記帳装置には、立位状態で収納した媒
体(通帳)を押圧部材により押圧する媒体カセットを装
置本体にセットすると、媒体は吸引や摩擦等を利用した
装置本体の媒体繰出し機構により媒体繰り出し口を通じ
て装置本体に繰り出されるようになっている。媒体カセ
ットは媒体の種類毎に異なるので、複数の媒体カセット
が装置本体にセットされている。
【0003】装置本体は、媒体処理中、媒体カセットの
媒体量が残り少ないこと(ニアエンド)、あるいは、媒
体カセットに媒体が無くなったこと(エンド)を検知す
ると、その旨を表示部に表示してオペレ−タに通知す
る。
【0004】媒体のニアエンドあるいはエンドは、装置
本体が各カセットのニアエンドセンサ及びエンドセンサ
を通じて検出している。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】従来の媒体処理装置に
あっては、各媒体カセットにニアエンドセンサ及びエン
ドセンサを設けているので、媒体カセットに回路を設け
なければならず、媒体カセット及び装置本体の構造を複
雑にするという問題点があった。
【0006】本発明は媒体カセットから媒体量を検知す
るセンサ及び回路を除去し、複数の媒体カセットに収納
された媒体量のニアエンド、エンドを検出するセンサを
装置本体にそれぞれ1個ずつ設け、簡素化された構造を
有する媒体カセット及び媒体処理装置を提供することを
目的としている。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明の媒体カセットにおいては、媒体カセットの外
部から入光される光を外部に導く光通路と、その光通路
への光の入光を遮断するシャッタを有するシャッタ開閉
機構を設け、媒体が所定量に達したときにシャッタ開閉
機構を動作させ、外部へ照射される光量を制御するよう
にしたものである。
【0008】また、本発明の媒体処理装置においては、
媒体カセットに上述の媒体カセットを用い、光通路に向
かって発光し、その光通路を通過して照射される光を受
ける光検出手段を備える。
【0009】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態について図面
を参照しながら説明する。尚、各図面に共通な要素には
同一符号を付す。図1は実施の形態による媒体処理装置
の側面図、図2は図1に示した媒体処理装置の正面図で
ある。媒体処理装置、例えば、金融機関等で用いられる
通帳記帳装置の前面側上面には表示部2が設けられ、使
用時には矢印方向に引き起こし、表示されるガイダンス
誘導に従って表示面に配設された図示せぬキ−により各
種の取引内容を入力する。
【0010】筐体1の内部に設けられた処理部4には、
媒体(以後通帳と記す)を挟持して搬送するロ−ラ等か
らなる搬送路5が装置前面側の挿入排出口3から装置後
面側方向に延在するように設けられ、搬送路5に沿って
磁気記録読取部6、光学読取部7、印字部8、改頁部9
が順に配置されてある。
【0011】従って、挿入排出口3から通帳が開かれた
状態で挿入されると、磁気記録読取部6により通帳に貼
付してある磁気ストライプの内容が読み取られ、光学読
取部7により通帳の頁や印字済行等の内容が読み取ら
れ、印字部8により通帳に取引内容が印字される。
【0012】改頁部9は必要に応じて通帳の表紙や中紙
を捲る。改頁された通帳は光学読取部7に戻され、印字
頁情報等が読み取られた後、印字部8で残りの取引内容
が印字され、磁気記録読取部6で磁気ストライプに最終
印字頁や行情報等の内容が書き込まれ、挿入排出口3か
ら排出される。
【0013】また、処理部4には改頁部9の後方に搬送
路5から分岐する形で取り込み部10と一時保留部11
とが設けられ、更に、搬送路5の後端には反転部12、
引取部13が設けてある。
【0014】取り込み部10は顧客が取り忘れた通帳を
取り込んで保管する部位であり、一時保留部11は通帳
に未印字欄がなくなった場合にその通帳を一時的に保留
する部位である。即ち、新しい通帳の発行処理を行い、
その新しい通帳を挿入排出口3から排出した後、一時保
留部11に保留してある通帳を磁気記録読取部6に送
り、所定の内容を磁気記録して挿入排出口3から排出さ
れる。
【0015】反転部12は通帳が複数の磁気ストライプ
を貼付した多科目の通帳の場合、必要に応じて通帳の前
後を反転するもので、これによりいずれの方向の磁気ス
トライプであっても、読み取り及び書き込みを可能とす
るとともに、印字の方向も揃えることができる。
【0016】引取部13はキャリア17から通帳を引き
取って反転部12に搬送する経路である。
【0017】また、印字部8から改頁部9を経た通帳の
取り込み部10、一時保留部11、及び反転部12に対
する搬送方向の切り替えは、搬送路5と取り込み部10
及び一時保留部11との分岐部に設けられている図示し
ないブレ−ドの回動により行われ、引取部13から反転
部12への通帳の搬送と、反転部12から改頁部9への
通帳の搬送方向の切り替えも図示しないブレ−ドの回動
により行われる。
【0018】ホッパ部14は、図2に示すように、未印
字の通帳を収納した複数の通帳カセット15(以後カセ
ット15と記す)を左右2列に分けて6段に整列配置し
たカセットユニット16と、カセット15から通帳を繰
り出して処理部4に搬送するキャリア17と、キャリア
17をX軸方向及びY軸方向に移動させるキャリア移動
機構18とにより構成されている。
【0019】ここで、カセットユニット16は筐体1の
前面側に配置され、筐体1の前面下部に設けた図示しな
い扉を特定の操作者が鍵やIDカ−ド等により解錠して
開き、図示しないユニットストッパを外すことで、カセ
ットユニット16を図示しない出入ガイドに沿って筐体
1から引き出したり、押し込んだりすることができるよ
うになっており、各カセット15も同様にカセットユニ
ット16から引き出したり、押し込んだりすることがで
きるようになっている。
【0020】筐体1内の後面側下部には制御部19が配
置されており、図示しないインタフエ−スを介して図示
しない上位装置に接続されている。
【0021】制御部19は中央処理装置やメモリ等を備
え、オペレ−タや顧客により入力される情報あるいは上
位装置から入力される情報に基づいて処理部4の各部及
びキャリア17やキャリア移動機構18を制御してい
る。
【0022】図3はキャリアの構成を示す側面図、図4
はキャリアの構成を示す正面図である。図3には図示せ
ぬカセットに収納された通帳Pの一部が示されている。
キャリア17は、後壁及び両側壁からなる支持体20を
有し、両側壁間の上部に、一対の受渡しガイド21a,
21b(図4には図示していない)が一定の間隙をもっ
て対向配置され、受渡しガイド21a,21bに沿って
複数対の受渡しロ−ラ22a,22b,23a,23b
が通帳Pを挟持して搬送できるように配置されている。
【0023】受渡しロ−ラ22a,22b,23a,2
3bの回転軸24a,24b,25a,25bはそれぞ
れ支持体20の両側壁間に軸支され、回転軸24a,2
4b及び回転軸25a,25b間にはそれぞれ図示せぬ
付勢部材が介在し、受渡しロ−ラ22a,23aに受渡
しロ−ラ22b,23bを圧接している。回転軸24
a、25aは、図4に示すように、歯車列27aを介し
てロ−ラ駆動モ−タ26の動力を受けることにより、受
渡しロ−ラ22a,22b,23a,23bが回転す
る。
【0024】また、支持体20の下部には、コの字状の
ロ−ラブラケット29が回転軸28に固定されて揺動自
在に設けられてある。回転軸28は一端部を支持体20
の側壁20aに軸支され、他端部を支持体20の後壁に
立設した図示せぬブラケットに軸支されてある。繰り出
しロ−ラ30はロ−ラブラケット29に回転自在に軸支
されており、受渡しロ−ラ22aの回転軸24aから歯
車列27bを介して伝達される動力により回転する。
【0025】回転軸28にはブラケット駆動モ−タ31
の動力がギア32a,32bを介して伝達され、ロ−ラ
ブラケット29を揺動する。
【0026】また、回転軸28にはリンクブラケット3
3が固定されており、ロ−ラブラケット29と共に揺動
する。リンクブラケット33にはピン34が設けられお
り、ピン34がリンク部材35の上部に設けられた長穴
36に係合している。
【0027】リンク部材35の下部は、支持体20の側
壁20aに設けた支軸37に回動自在に取り付けられて
ある。リンク部材35には支軸37の上方に長穴38が
設けてあり、ロックシャフト39の一端に設けられたピ
ン40と係合してある。ロックシャフト39の他端は支
持体20の側壁20aに設けられた案内板41の穴に遊
嵌している。
【0028】支持体20には、カセット15の通帳が減
少してニアエンド状態になったことを検出するニアエン
ド検出センサ42と、エンド状態になったことを検出す
るエンド検出センサ43とが図示せぬブラケットを介し
て設けてある。ニアエンド検出センサ42、エンド検出
センサ43は、それぞれ発光素子と受光素子とを有す
る。
【0029】支持体20の後壁上部には、図3に示すよ
うに、キャリア移動機構18と連結する連結片44aが
設けられ、両側壁にはキャリア移動機構18のX軸ガイ
ドシャフトに嵌合する穴43a,43bが設けられてあ
る。
【0030】尚、図3に示した分離ゲ−ト45はカセッ
ト15の通帳繰り出し口に設けられ、キャリア17の繰
り出しロ−ラ30によってカセット15から繰り出され
る通帳Pを1冊だけ通過させるものである。
【0031】また、ストッパブラケット44bはカセッ
トユニット16に設けられ、ストッパブラケット44b
に設けられた穴にキャリア17のロックシャフト39が
嵌合することにより、繰り出しロ−ラ30がカセット1
5から通帳Pを繰り出す際の反力を受けるキャリア17
をカセットユニット16に対して固定する。
【0032】図5はキャリア移動機構の構成を示す斜視
図である。キャリア移動機構18は、後壁及び両側壁か
ら成るキャリアベース46を有しており、両側壁間に2
本のX軸ガイドシャフト47a,47bが平行に渡さ
れ、X軸ガイドシャフト47a,47bがキャリア17
の支持体20に設けられたX軸ガイドシャフト用の穴4
3a,43bを貫通することにより、キャリア17はX
軸方向に移動自在に支持されている。
【0033】また、キャリアベ−ス46の後壁外側には
X軸モ−タ48が固定され、X軸モ−タ48により駆動
される歯付きベルト49がX軸ガイドシャフト47aの
ほぼ全長に渡るように歯付きプ−リ間に張設されてい
る。歯付きベルト49にはキャリア17の支持体20に
設けられた連結片44aが固着されており、X軸モ−タ
48により歯付きベルト49が駆動されると、キャリア
17はX軸ガイドシャフト47a,47bに沿ってX軸
方向に移動する。
【0034】キャリアベ−ス46の後方にはY軸ガイド
シャフト50a,50bが垂直に立てられ、Y軸ガイド
シャフト50a,50bにキャリアベ−ス46がY軸方
向に移動自在に支持されている。
【0035】そして、筐体1の底面等に固定されたY軸
モ−タ51によって駆動される歯付きベルト52a,5
2bがY軸ガイドシャフト50a,50bのほぼ全長に
渡るように歯付きプ−リ間に張設されている。歯付きベ
ルト52a,52bにはキャリアベ−ス46が固着され
ており、Y軸モ−タ−51により歯付きベルト52a,
52bが駆動されると、キャリア17はキャリアベ−ス
46と共にY軸ガイドシャフト50a,50bに沿って
Y軸方向に移動する。
【0036】図2に示したようにカセット15がA1 〜
A6 、B1 〜B6 のように2列に並んでいる状態で、キ
ャリア17がカセットA1 から通帳Pを繰り出す位置に
あるとき、キャリア17の受渡しガイド21a,21b
の上端が図1に示した処理部4の引取部13の下端に対
向して、キャリア17から処理部4に通帳Pの受渡しが
できるように位置を設定し、この位置を受渡し位置とし
ている。
【0037】また、キャリア17がカセットA2 の位置
にあって、このときキャリア17の上端がカセットA2
の上端と同じ高さにある位置をキャリア17のホ−ムポ
ジションとし、ホ−ムポジションに待機しているとき、
キャリア17のロ−ラブラケット29とリンクブラケッ
ト33とは図3に示したように重なりあっている。
【0038】図6は媒体カセットの外観斜視図、図7は
媒体カセットのA−A断面矢視図、図8は媒体カセット
のB−B断面矢視図である。カセット15は、図6に示
すように、通帳Pを立位状態で収納する媒体収納箱60
と、スプリング61a,61b(61bは図示せず)の
付勢力により矢印C方向に移動し、通帳Pを媒体突き当
て部材62に向かって押圧する押圧部材63と、媒体突
き当て部材62に設けられた第1の光通路としての第1
のプリズム64と、図7に示すように、押圧部材63に
設けられた第2の光通路としての第2のプリズム65
と、第1のプリズム64を通る光通路を遮断するシャッ
タ66を一端部に設けたシャッタ回動機構67と、図3
に示した分離ゲ−ト45とを有する。媒体収納箱60、
押圧部材63はカセットの軽さ、安全性を考慮して共に
樹脂材で成形されている。
【0039】カセット15は図示せぬ施錠手段により、
通帳Pの取り出しを不可能にする上扉が設けられてい
る。よって、通帳Pのセット時には鍵により上扉を開い
てから装填することになる。更に分離ゲ−ト部45に
は、図示せぬ手段により開閉可能な通帳取り出し防止用
シャッタ部材が設けられており、カセット15単体から
通帳Pの抜き取りを不可能にしてある。
【0040】媒体収納箱60には、図6に示すように、
押圧部材63を矢印C−D方向に摺動自在に案内するガ
イドシャフト68a、68bが設けてある。ガイドシャ
フト68a、68bは両端部をそれぞれ媒体突き当て部
材62と媒体収納箱60の側壁60bとに軸支され、図
7に示すように、一端部に有する段付け面を媒体突き当
て部材62の内面に突き当て、媒体突き当て部材62の
外面側に止め輪69を設けて抜けないようにしている。
また、媒体収納箱60の側壁60c、60dには、図6
に示すように、回転自在に支持されたプ−リ70a、7
0b(70bは図示せず)が内面側に設けてある。プ−
リ70a、70bの外周面は凹面になっており、コイル
スプリング61a、61bの外径を凹面に沿って案内で
きるようになっている。
【0041】押圧部材63はガイドシャフト68a、6
8bに嵌合する嵌合穴を設けた支持部71〜74(74
は図示せず)を側壁63a、63b(63bは図示せ
ず)に有し、支持部71、72にはそれぞれスプリング
掛け73a、74a(74aは図示せず)が設けてあ
る。コイルスプリング61a、61bは、それぞれ、プ
−リ70a、70bの外周面の凹面を介して張設され、
一端の耳部を押圧部材63のスプリング掛け73a、7
4aに引掛け、他端の耳部を媒体収納箱60の側壁60
c、60dの内面側に設けたスプリング掛け73b、7
4b(74bは図示せず)に引掛けてある。
【0042】また、図7に示すように、押圧部材63の
通帳Pを押下する側壁63cには、第2のプリズム65
が設けてあり、キャリア17のエンド検出センサ43か
ら発光された光が、図8に示すように、媒体収納箱60
の側壁60aに設けた光通路孔75aを通じて第2のプ
リズム65の一方の面に入力され、プリズム中を通った
のち他方の面から出力され、光通路孔75bを通じてエ
ンド検出センサ43に受光されるようになっている。
【0043】媒体収納箱60と押圧部材63との間に
は、図7に示すように、コイルスプリング61a、61
bの付勢力に抗して、押圧部材63が媒体突き当て部材
62に衝突しないようにダンパ−76、77(77は図
示せず)が設けてある。即ち、押圧部材63の側壁63
a、63bには、回転自在なオイルダンパ−ギヤ78が
ねじ79にて固定されて設けられており、媒体収納箱6
0には、図6に示すように、オイルダンパ−ギヤ78に
噛み合うラック80a、80bがガイドシャフト68
a、68bに並行して設けられてある。
【0044】シャッタ回動機構67は、図6に示すよう
に、一端部にシャッタ66を設けて他端部を媒体収納箱
60の側壁60cに設けた支軸81に回動自在に支持さ
れたレバ−82と、図8に示すように第1のプリズム6
4を通る光通路を遮断する位置にシャッタ66を位置付
けるストッパとして媒体突き当て部材62に設けた切り
込み83の底部83aと、レバ−82を溝83の底部8
3aに当接させるように付勢するバイアススプリング8
4と、押圧部材63の側壁63bに設けられ、レバ−8
2に当接して押圧部材63の移動によりレバ−82を矢
印E−F方向に回動させるピン85とを有する。
【0045】バイアススプリング84は、図6示すよう
に、一端部をレバ−82に引掛けてあり、他端部を媒体
収納箱60の側壁60cに設けたスプリング掛け86に
引掛け、レバ−82を媒体突き当て部材62に設けた切
り込み83の底部83aに当接してある。レバ−82は
傾斜面82aを有し、ピン85が傾斜面82a当接する
と、バイアススプリング84の付勢力に抗して支軸81
を中心に回動する。
【0046】通帳Pが所定量(例えばニアエンド)まで
減少すると、押圧部材63によりレバ−82が矢印E方
向に回動し、第1のプリズム64の光通路を遮断してい
たシャッタ66が上昇し、上述した第2のプリズム65
と同様に、キャリア17のニアエンド検出センサ42の
光が、媒体収納箱60の側壁60aに設けた光通路孔7
5c,75dを通じて第1のプリズム64の光通路を通
過できるようになっている。
【0047】また、媒体突き当て部材62には、図4に
示した繰り出しロ−ラ30が通帳Pに接触できるように
切り欠き部62aが設けられてある。
【0048】尚、媒体収納箱60の前面には、カセット
15を装置本体のカセットユニット16に着脱すると、
カセットユニット16に設けられた係合部材により通帳
取り出し防止用シャッタ部材が開閉するように構成され
てある。
【0049】従ってカセット15はカセットユニット1
6から取り外されると、その操作に伴って通帳取り出し
防止用シャッタが閉じて、図7に示した通帳取り出し口
87及び図8に示した切り欠き部62aを塞いでいる。
【0050】次に動作ついて説明する。通帳Pをカセッ
ト15にセットするために、鍵により上扉を開いてから
押圧部材63をコイルスプリング61a、61bの付勢
力に抗して矢印D方向に引き寄せ、通帳Pを立位状態で
収納し、押圧部材63を放すと、押圧部材63はコイル
スプリング61a、61bの付勢力により矢印C方向に
引張られ、ダンパ−76、77による抵抗でゆっくりガ
イドシャフト68a、68bに沿って移動し、通帳Pを
媒体突き当て部材62に押圧する。
【0051】尚、ここでは主として通帳Pの発行動作に
ついて述べる。通帳セット後、カセット15を本体側の
カセットユニット16にセットする。このとき、カセッ
ト15の通帳取り出し口87を閉じていた図示せぬ通帳
取り出し防止用シャッタ部材が開く。
【0052】まず、挿入排出口3から挿入された通帳P
の処理において未印字欄がなくなった場合、または上位
装置からの指示、あるいは顧客やオペレ−タからの入力
情報に基づいて通帳Pを発行する場合、制御部19は通
帳Pの種類を判断して、X軸モ−タ48とY軸モ−タ5
1の一方または両方を駆動し、キャリア17を目的のカ
セット15の通帳操り出し位置に移動させる。
【0053】例えば、キャリア17をホ−ムポジション
からB6 のカセット15の通帳繰り出し位置に移動する
場合、X軸モ−タ48とY軸モ−タ51を同時に駆動す
ると、キャリア17は、図2において斜めに右下方に移
動し、最短時間でB6 のカセット15の通帳繰り出し位
置に位置付けることができる。
【0054】この移動中、キャリア17のローラブラケ
ット29とリンクブラケット33は図3に示したように
重なりあった状態に保たれており、このときロックシャ
フト39はローラブラケット29側に引き込まれた状態
にあるので、キャリア17の移動は支障なく行われる。
【0055】キャリア17が目的のカセット15の通帳
操り出し位置に位置付けられると、制御部19により、
まず、ブラケット駆動モ−タ31が駆動され、これによ
りロ−ラブラケット29が回転軸28を中心にカセット
15側に回動して、ロ−ラブラケット29に軸支されて
いる繰り出しロ−ラ30がカセット15の媒体突き当て
部材62に設けた切り欠き部62aを通じて通帳Pに当
接する。
【0056】また、制御部19はニアエンド検出センサ
42及びエンド検出センサ43により、通帳Pのニアエ
ンド及びエンドを検出している。
【0057】また、ローラブラケット29の回動と同時
に、リンクブラケット33も一体に回動する。リンクブ
ラケット33の回動により、ピン34を介してリンク
35が押されるので、リンク部材35は下部の支
7を中心にカセット側に回動し、リンク部材35の回動
によりピン40を介してロックブラケット39がカセッ
トユニット側に押されて、ロックシャフト39の先端部
はストッパブラケット44bの穴に嵌合する。
【0058】これによりカセット15に対してキャリア
17の位置が固定されると、制御部19によりロ−ラ駆
動モ−タ26が駆動され、ロ−ラ駆動モ−タ26の回転
は歯車列27aを介して回転軸24,25にそれぞれ伝
達され、回転軸24,25と一体に受渡しロ−ラ22
a,23aが回転する。
【0059】また、同時に回転軸24の回転が歯車列2
7bを介して繰り出しロ−ラ30の軸に伝達されて、繰
り出しロ−ラ30が回転し、これによりカセット15か
ら通帳Pが繰り出される。
【0060】図9はキャリアの媒体繰り出し動作を示す
側面図で、同図(A)に示したように、繰り出しロ−ラ
30の回転によってカセット15から繰り出された通帳
Pの先端は受渡しガイド21a,21b間に送られ、受
渡しガイド21a,21bにより受渡しロ−ラ22a,
22b間に案内される。
【0061】そして、通帳Pの後端が繰り出しロ−ラ3
0に達し、図9(B)に示したように通帳Pの先端が受
渡しロ−ラ22a,22b間に挟持されると、制御部1
9はロ−ラ駆動モ−タ26の駆動を一旦停止して、受渡
しロ−ラ22a,23a及び繰り出しロ−ラ30の回転
を停めると共に、ブラケット駆動モ−タ31を上述と逆
の方向に駆動して、ロ−ラブラケット29とリンクブラ
ケット33を元の位置に戻す。
【0062】このとき、ロックシャフト39の先端部は
ストッパブラケット44bの穴から抜けて、キャリア1
7の固定が解除される。
【0063】その後、制御部19はロ−ラ駆動モ−タ2
6を再度駆動する。
【0064】これにより通帳Pは受渡しローラ22aの
回転によりもう一対の受渡しローラ23a,23b間に
向かって搬送され、そして通帳Pの先端が受渡しローラ
23a,23bに挟持されて、通帳P全体が受渡しガイ
ド21a,21b間に入ると、制御部19はローラ駆動
モータ26の駆動を停止し、X軸モータ48とY軸モー
タ51の一方または両方を駆動し、キャリア17をB6
のカセット15から処理部4への通帳Pの受渡し位置に
移動させる。
【0065】この間、通帳Pは受渡しロ−ラ22a,2
2b及び23a,23bによって保持され、そしてキャ
リア17が処理部4への通帳Pの受渡し位置に位置決め
されると、制御部19はロ−ラ駆動モ−タ26を駆動す
る。
【0066】これにより受渡しロ−ラ22a,23aが
回転して、通帳Pは処理部4の引取部13に送られ、引
取部13に引き取られる。
【0067】通帳Pが引取部13に引き取られると、制
御部19はロ−ラ駆動モ−タ26の駆動を停止し、そし
て、キャリア17をホ−ムポジションに移動させるが、
続けて通帳Pの発行を行う場合は、上述の通帳Pの受渡
し位置から目的のカセット15に移動させ、上述と同様
の動作で次の通帳Pの繰り出し、保持、キャリア17の
通帳Pの受渡し位置への移動を繰り返す。
【0068】尚、通帳Pの受渡し位置やホ−ムポジショ
ンヘの位置に対するキャリア17の位置決めに際して
は、センサを設けて行うようにすると、位置決め制度を
向上させることができる。
【0069】他方、引取部13に引き取られた通帳Pは
反転部12に一旦送られた後、光学読取部7に送られ、
更に、印字部8に送られ表紙の印字が行われる。
【0070】その後、必要に応じて改頁部9での改頁や
反転部12での反転、印字部8での取引内容の印字等が
行われ、最後に磁気記録読取部6で磁気ストライプに磁
気記録を行った後、挿入排出ロ3から排出されてオペレ
−タや顧客に発行される。
【0071】ところで、通帳Pの発行処理において、通
帳Pが減少すると、図6に示した押圧部材63はコイル
スプリング61a,61bの付勢力により、矢印C方向
に移動する。ニアエンド近傍まで減少すると、レバー8
2が矢印E方向に回動を始め、第1のプリズム64の光
通路を遮断していたシャッタ66が上昇を始める。
【0072】通帳Pがニアエンド近傍まで減少すると、
キャリア17のニアエンド検出センサ42から発光され
た光が、図8に示したように、光通路孔75c,75d
を通じて第1のプリズム64を通り、エンド検出センサ
42に受光される。制御部19はニアエンド検出センサ
42を通じて通帳Pがニアエンドに達したことを検知
し、表示部2にその旨を表示して知らせたり、上位装置
に報知する。
【0073】また、通帳Pが無くなると、キャリア17
のエンド検出センサ43から発光された光が、図8に示
したように、光通路孔75a,75bを通じて第2のプ
リズム65を通り、エンド検出センサ43に受光され
る。制御部19はエンド検出センサ43を通じて通帳P
がエンド(通帳無し)に達したことを検知し、表示部2
にその旨を表示して知らせたり、上位装置に報知する。
【0074】尚、上述した実施の形態では、シャッタ回
動機構は媒体量がニアエンドに達したとき光が第1のプ
リズムを通過できるようにしたが、媒体量を複数段階
(媒体量のエンドも含む)に設定し、段階数に応じたプ
リズムを媒体収納箱に設け、それらのプリズムの光通路
を遮断しているシャッタを段階に応じて順に開いて行く
ようにしてもよい。このようにすれば、媒体カセットが
複数ある場合に、オペレ−タは前もって媒体を用意して
おくことができる。
【0075】また、カセットを2列6段に配置した例を
図示して説明したが、カセットの列数、段数は任意の数
でよい。
【0076】
【発明の効果】本発明は、以上説明したように構成され
ているので以下に記載される効果を奏する。媒体を押圧
部材により媒体繰出し側に押圧して収納し、その媒体の
繰出しに応じて押圧部材が追従移動する媒体カセットに
おいて、該媒体カセットの外部から入光される光を前記
外部へ導く第1の光通路と、前記押圧部材の追従移動に
伴って制御され、前記媒体が所定量に達するまで前記第
1の光通路への前記光を遮断するシャッタを有するシャ
ッタ開閉機構を備え、前記シャッタを制御し、前記外部
へ照射される光量を制御するようにしたことにより、装
置本体に媒体量を検出する光センサを設ければ、媒体カ
セットには媒体量検出センサ及び回路が不要になり、
媒体カセットの構造を簡素化できる。
【0077】また、媒体量を検出する光センサは、媒体
カセット内の媒体の所定量に応じた光センサをそれぞれ
1個ずつ装置本体に設ければよいことから、媒体処理装
置の回路等を簡素化できるとともに、複数の媒体カセッ
トをセットするのであれば、光センサの個数を大幅に削
減できるので、価格の安い媒体処理装置を提供できる。
また、本願同様、媒体カセットにセンサを設けずにソ
フトウェアを用い、予め、媒体カセットに収納する媒体
量を入力し、媒体が繰り出される毎に減算して行く方法
に比べ、媒体収納量を入力する必要がないので、入力ミ
スから生ずる処理エラ−を防止できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施の形態による媒体処理装置の側面図であ
る。
【図2】媒体処理装置の正面図である。
【図3】キャリアの構成を示す側面図である。
【図4】キャリアの構成を示す正面図である。
【図5】キャリア移動機構の構成を示す斜視図である。
【図6】実施の形態による媒体カセットの外観斜視図で
ある。
【図7】図6に示す媒体カセットのA−A断面矢視図で
ある。
【図8】図6に示す媒体カセットのB−B断面矢視図で
ある。
【図9】キャリアの通帳繰り出し動作を示す側面図であ
る。
【符号の説明】
4 処理部 14 ホッパ部 15 カセット(媒体カセット) 16 カセットユニット 17 キャリア 18 キャリア移動機構 42 ニアエンド検出センサ 43 エンド検出センサ 64 第1のプリズム(第1の光通路) 65 第2のプリズム(第2の光通路) 66 シャッタ 67 シャッタ開閉機構
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 青木 正人 東京都港区虎ノ門1丁目7番12号 沖電 気工業株式会社内 (72)発明者 武田 茂 東京都港区虎ノ門1丁目7番12号 沖電 気工業株式会社内 (56)参考文献 特開 昭57−170338(JP,A) 特開 昭62−8945(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B65H 7/04 B65H 43/06

Claims (6)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 媒体を押圧部材により媒体繰出し側に押
    圧して収納し、その媒体の繰出しに応じて前記押圧部材
    が追従移動する媒体カセットにおいて、 媒体カセットの外部から入光される光を前記外部へ導
    第1の光通路と、前記押圧部材の追従移動に伴って制御され、前記媒体が
    所定量に達するまで前記第1の光通路への前記光を遮断
    するシャッタを有するシャッタ開閉機構を備え、 前記 シャッタを制御し、前記外部へ照射される光量を制
    御することを特徴とする媒体カセット。
  2. 【請求項2】 前記シャッタ開閉機構は、 一端部に前記シャッタを設けて他端部が回動自在に軸支
    され、前記押圧部材の追従移動に伴って回動されるレバ
    ーと、 前記光通路への前記光の入光を遮断する位置に前記シャ
    ッタを位置づけるように前記レバーを停止させるストッ
    パと、前記レバーを前記 ストッパに当接させる付勢部材とから
    なる請求項1記載の媒体カセット。
  3. 【請求項3】 前記媒体カセットの外部から入光される
    光を前記外部へ導く第2の光通路を前記媒体押圧面に設
    け、前記媒体が媒体カセット内に無くなったときに前記
    第2の光通路への前記光の入光を可能にした請求項1記
    載の媒体カセット。
  4. 【請求項4】 媒体を収納した媒体カセットを装置本体
    に搭載し、その媒体カセットから前記媒体を繰出して
    理する媒体処理装置において、 前記媒体カセットに請求項3記載の媒体カセットを用
    い、 前記第1の光通路に向かって発光し、前記第1の光通路
    を通過して照射される光を受ける第1の光検出手段と、 前記第2の光通路に向かって発光し、前記第2の光通路
    を通過して照射される光を受ける第2の光検出手段とを
    備えたことを特徴とする媒体処理装置。
  5. 【請求項5】 前記第1の光検出手段は前記媒体カセッ
    ト内に収納した媒体の二アエンド検出用であり、前記第
    2の光検出手段は媒体のエンド検出用である 請求項4記
    載の媒体処理装置。
  6. 【請求項6】 前記媒体カセットより前記媒体を繰出
    し可能なキャリアを配し、該キャリアより前記第1の光
    通路および第2の光通路に向かって発光および照射され
    る光を受光する請求項4記載の媒体処理装置。
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