JPH11328319A - 紙幣処理装置 - Google Patents
紙幣処理装置Info
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- JPH11328319A JPH11328319A JP10137262A JP13726298A JPH11328319A JP H11328319 A JPH11328319 A JP H11328319A JP 10137262 A JP10137262 A JP 10137262A JP 13726298 A JP13726298 A JP 13726298A JP H11328319 A JPH11328319 A JP H11328319A
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Abstract
紙幣処理装置を提供することを目的とする。 【解決手段】装置本体3の正面に紙幣挿入口23が形成
されたフロントマスク20を装着した紙幣処理装置1に
おいて、前記装置本体3に、前記フロントマスク20を
覆うフロントマスクカバー41を着脱自在に装着すると
ともに、該フロントマスクカバー41にICカードのI
C記憶領域に対して情報の記録再生処理を行うカードリ
ーダライタ手段を配設するようにしている。
Description
替機、サービス機器等に使用され、投入紙幣の真偽を判
別するとともに、真券を収容するようにした紙幣処理装
置に関する。
う自動販売機、両替機、サービス機器等内には、投入紙
幣の真偽を判別するとともに、真券をスタッカ内に積載
収容するようにした紙幣処理装置が装着されている。
く、金銭情報等の各種情報がIC記憶領域内に記録され
たカード、いわゆるICカードを使用して自動販売機か
ら物品を購入する場合がある。
入する場合は、当該ICカードのIC記憶領域にアクセ
スして、金銭情報等の各種情報を記録再生するカードリ
ーダライタを自動販売機等のサービス機器等内に装着す
ることが必要である。
のICカードに対するアクセス形式としてはIC記憶領
域に対し、アンテナ等の通信手段を介し非接触でアクセ
スするもの、あるいはIC記録領域に対しコンタクトを
介し直接接触してアクセスするもの、あるいは、このよ
うな接触型、非接触型双方のアクセス機能を有するもの
等が提供されている。
ライタの各種アクセス形式に対応して、カード内にアン
テナ機能を有し非接触でIC記憶領域から情報を伝達す
る形式のもの、あるいはカードリーダライタのコンタク
トに直接接触して情報を伝達する形式のもの、また接触
型、非接触型双方の機能を兼ねそなえた形式のもの等が
提供されている。
幣処理装置、あるいはカードリーダライタを、それらが
装着される自動販売機等のサービス機器側からみると、
上述したカードリーダライタのみを単独で自動販売機等
内に装着する場合は特にその設置スペース等について問
題は生じないが、従来のごとく紙幣処理装置、硬貨処理
装置等が配設された自動販売機内に、さらに加えて新た
にカードリーダライタを装着する場合は、このカードリ
ーダライタを装着するためのスペースを自動販売機内に
確保する必要があり、このため狭い自動販売機等のサー
ビス機器内の商品収容スペースがカードリーダライタを
装着することにより一層狭くなり、このため自動販売機
等内に十分に商品を収容するスペースを確保することが
できなくなる虞があった。
ドのカードリーダライタ機能を有する紙幣処理装置を提
供することを目的とする。
ため、この発明では、装置本体の正面に紙幣挿入口が形
成されたフロントマスクを装着した紙幣処理装置におい
て、前記装置本体に、前記フロントマスクを覆うフロン
トマスクカバーを着脱自在に装着するとともに、該フロ
ントマスクカバーにICカードのIC記憶領域に対して
情報の記録再生処理を行うカードリーダライタ手段を配
設するようにしている。
装置の一実施例を詳述する。
の概念斜視図である。
せぬ紙幣挿入口が形成されたフロントマスク20を有す
る装置本体3と、このフロントマスク20を覆って装置
本体3に装着されたフロントマスクカバー41とから構
成されている。
処理装置の概念断面図を示す図2のように、正面に紙幣
を挿入する紙幣挿入口23が形成され、内部には挿入さ
れた紙幣の引き抜き等を防止するために図中の矢印A方
向に駆動するシャッタ24が配設されている。また、フ
ロントマスク20は装置本体3の正面に着脱自在に装着
されている。
を搬送するための搬送路31と搬送ローラ32と、挿入
された紙幣の真偽および金種を判別するための磁気セン
サ33と光センサ34と、搬送ローラ32を駆動する駆
動モータ35と、真券と判定された紙幣を収容するスタ
ッカ36と、スタッカを駆動するスタッカモータ37
と、紙幣処理装置1全体を制御する制御部38等が配設
されている。
するフロントマスクカバー着脱用の図示せぬ嵌合孔が形
成されている。
う前記フロントマスクカバー41は、その概念断面図で
示す図3のように、フロント非接触形の図示せぬICカ
ードと通信を行うためのアンテナ21と、該アンテナと
対向する位置に形成され図示せぬICカードを支持し収
容するカードホルダ50から構成されている。
はそれぞれ装置本体3(図2)に対して所定の角度の傾
斜をつけるように形成されている。なお、このアンテナ
21とカードホルダ50は、ICカードのIC記憶領域
に対して情報の記録再生処理を行うカードリーダライタ
手段を構成する。
クカバー41内部であってカードホルダ50と対向する
位置に配設され、また、カードホルダ50は、上部に形
成されたカード挿入口48と、該カード挿入口48に連
通するカード収容スリット48a内にその先端が突出
し、カード挿入口48から挿入されたICカードをその
長手方向に沿って支承する一対のストッパ22と、該ス
トッパ22のやや上方に形成された窓42と、カード挿
入口48を覆うカード挿入口カバー43と、紙幣挿入口
23(図2)に連通する部分60を開閉自在に覆う紙幣
挿入口カバー44と、前記カード収容スリット48aの
下端が前記紙幣挿入口23(図2)に連通する部分60
に連通することにより形成される粉塵蓄積防止用の孔4
5と、上下端の舌片部49に形成された一対の嵌合孔4
6から構成されている。
容スリット48a内に挿入されたICカードを支持する
とともに、ICカードの挿入を検知するセンサとしても
機能する(この実施例ではストッパ22がセンサとして
動作するが、別にセンサを設けてもよい)。
するために形成されており、その周縁には粉塵等が侵入
しないよう、透明なガラスや樹脂等がはめ込まれてい
る。
動販売機が専ら屋内に設置される場合には、窓42は貫
通していてもよく、またカードホルダカバー43や紙幣
挿入口カバー44も不要である。
矢印B方向に回動自在であって、カードホルダ41内へ
の埃等の侵入を防止している。
マスク20の紙幣挿入口23(図2)を覆うように配設
され、図中の矢印C方向に回動自在のカバーであって、
紙幣挿入口23内への埃等の侵入を防止している。
ホルダ50内部に粉塵等が蓄積しないようにしている。
は、カードホルダ50に、ICカードを挿入する際に
は、カードホルダカバー43を開き、ICカードをカー
ド収容スリット48a内に挿入する。
パ22はICカードを支持するとともにICカードの挿
入を検知するセンサとしても動作する。
検知されると、制御部38(図2)が動作し、アンテナ
21を介して制御部38がICカードに対する金銭情報
等の記録再生を行う。取引(商品購入)が終了し、IC
カードに対する金銭情報等の記録再生が終了すると、制
御部38がストッパ22を動作させてICカードをカー
ドホルダ50から排出する。この動作のために、ストッ
パ22にはアクチュエータを使用するが、より簡単な構
成とするために、ばね等の弾性体を用いて同様の動作を
可能とするストッパ22を構成してもよい。
2の構成を示した概念図である。
場合には、同図(a)に示すように、ストッパ22をば
ね221で支持する。ユーザがICカード6をカードホ
ルダ50に挿入すると、ユーザの力によりストッパ22
はICカード6とともに、図中矢印Eの方向に移動す
る。
まで移動すると、ばね221は圧縮され、ストッパ22
は同図(b)に示すようにフック222と係合して固定
される。この状態で、ICカード6に対する記録再生が
終了すると、制御部38がコイル223に通電する。こ
れにより、鉄等の磁性体で作成されたフック222がコ
イル223に吸引され、ストッパ22とフック222と
の係合が解除される。ストッパ22とフック222との
係合が解除されるとバネ221が解放され、ストッパ2
2が図中矢印Fの方向に移動してICカード6をカード
ホルダ50から排出する。
は、カードホルダ41のカード挿入口48に図4中の矢
印Dに示す方向でカードを出入するが、カードホルダ5
0とアンテナ21は装置本体3に対して所定の角度の傾
斜をつけて配設されているから、矢印Dの方向が鉛直方
向の場合と比較して、カードの出入を容易にすることが
できる。なお、カードホルダ50とアンテナ21の角度
は、厳密に一致しなくとも非接触形のICカードの記録
再生には何等影響はない。
述した構造のフロントマスクカバー41と、従来の紙幣
処理装置を用意する。そして、図4で示すように、装置
本体3に固着されたフロントマスク20をフロントマス
クカバー41で覆うとともに、装置本体3に形成された
図示せぬフロントマスクカバー着脱用嵌合孔とフロント
マスクカバー41の嵌合孔46とを位置決めする。その
後、この嵌合孔46内にビス47を嵌合して装置本体3
に螺着するとフロントマスク20を覆うようにフロント
マスクカバー41を装置本体3に装着することができ
る。
装置1を、従来の紙幣処理装置に戻すには、ビス47取
り外してフロントマスクカバー41を装置本体3から取
り外せばよい。
装置1を自動販売機に装着するには、図4及びその概念
斜視図示す図5のように、フロントマスクカバー41を
自動販売機の正面扉5に形成された装着孔5a内から露
出させればよく、従来の紙幣処理装置の装着とまったく
同一である。
マスクカバー41を介し図2で示す紙幣挿入口23内に
紙幣が挿入されると、該紙幣は搬送ローラ32により搬
送路31内を搬送される。このとき、磁気センサ33と
光センサ34の検出出力により、当該紙幣の真偽および
金種が判定され、この判定結果により当該紙幣が真券
で、かつ、適合金種(受入れ金種に制限がある場合)で
あれば、当該紙幣はスタッカ36に収容される。
Cカードに対して、金種情報等の記録再生を行う場合に
は、図4に示すカードホルダ50の一対のストッパ22
により支持されたICカードとアンテナ21を介して通
信が行われることとなる。
は、従来の自動販売機にフロントマスクカバー4を装着
するのみで、ICカードのカードリーダライタ機能を有
する紙幣処理装置に変更することが可能となり、また、
この発明の紙幣処理装置1から、フロントマスクカバー
41を離脱すれば、ICカードのカードリーダライタ機
能を有しない従来の紙幣処理装置が得られることとな
る。
タ機能付き紙幣処理装置1を自動販売機に装着する際
は、当該自動販売機側の改造は全く不要である。
3にフロントマスク20を覆うフロントマスクカバー4
1を着脱自在に装着するとともに、該フロントマスクカ
バー41にICカードのIC記憶領域に対して情報の記
録再生処理を行うカードリーダライタ手段を配設するよ
うにしたから、紙幣処理装置等が配設された自動販売機
等のサービス機器内に、さらにカードリーダライタを装
着するスペースを確保する必要がなく、このためサービ
ス機器の内部スペースに制限を加えることなくカードリ
ーダライタを装着することができることとなる。
にICカードが挿入されてから排出されるまでの制御部
38の動作を図7を参照して説明する。
ローチャートである。
すると(ステップ301)、カードホルダ41内のカー
ドの有無を検知するセンサとしても動作するストッパ2
2がカードを検知するまで待機し(ステップ302でN
O)、ストッパ22によりカードが検知されると(ステ
ップ302でYES)、アンテナ21を介してカードホ
ルダ41内のICカードと取引(通信)を開始する(ス
テップ303)。ここで、取引が終了すると(ステップ
304でYES)、コイル223に通電してカードをカ
ードホルダ50から排出し(ステップ305)、処理を
終了する(ステップ306)。
向が鉛直方向であったが、水平方向とすることもでき
る。
た場合のフロントマスクカバー41斜視図であり、図5
に対応するものである。
5に固着されたフロントマスクカバー41には、図中矢
印Gの方向からICカードを出入するためのカード挿入
口545が具備されている。このカード挿入口545に
はカバーを付けていないが、窓542と紙幣挿入口カバ
ー544は、上述の実施例と同様に具備されている。こ
のマスク部504を使用する場合には、図示しない紙幣
処理装置が具備するストッパは、図中矢印Gの方向に対
応したものとする必要があるが、その他の構成は同様と
することができる。
してカードの排出を行うようにしたが、カードの挿入口
を人間の指が入る程度の大きさにするか、窓を貫通させ
た構成とする場合には、ストッパを固定して(紙幣処理
装置側とカードホルダ側のどちらが具備してもよい)、
カードの排出はユーザ自らが行うようにすることもでき
る。
その制御部38はフロントマスクカバー41のカードリ
ーダライタ機能を含め紙幣処理装置1全体を制御するこ
ととしたが、これに限定せず、フロントマスクカバー4
1のカードリーダライタ機能を制御部38とは別の制御
部により制御するようにしても良い。
理装置では、装置本体の正面に紙幣挿入口が形成された
フロントマスクを装着した紙幣処理装置において、前記
装置本体に、前記フロントマスクを覆うフロントマスク
カバーを着脱自在に装着するとともに、該フロントマス
クカバーにICカードのIC記憶領域に対して情報の記
録再生処理を行うカードリーダライタ手段を配設するよ
うにしたから、紙幣処理装置等が配設された自動販売機
等のサービス機器内に、さらにカードリーダライタを装
着するスペースを確保する必要がなく、このためサービ
ス機器の内部スペースに制限を加えることなくカードリ
ーダライタを装着することができる。
覆うフロントマスクカバーを着脱自在に装着するととも
に、該フロントマスクカバーにICカードのIC記憶領
域に対して情報の記録再生処理を行うカードリーダライ
タ手段を配設するようにしたから、従来の紙幣処理装置
にフロントマスクカバーを着脱自在に取り付けることが
できる。したがって、従来の自動販売機にフロントマス
クカバーを装着するのみで、ICカードのカードリーダ
ライタ機能を有する紙幣処理装置に変更することが可能
となり、また、この発明の紙幣処理装置から、フロント
マスクカバーを離脱すれば、ICカードのカードリーダ
ライタ機能を有しない従来の紙幣処理装置を提供するこ
とができる。なお、その装置の変更する際、自動販売機
側に改造等の変更を加えることもない。
加えることなく安価にカードリーダライタ機能を有する
紙幣処理装置を提供することができる。また、フロント
マスクにカードリーダライタ手段を有するフロントマス
クカバーを装着するようにしたから、カードリーダライ
タ手段と紙幣処理装置の紙幣識別部との間の有害な信号
干渉を可及的に排除することもできる。
斜視図。
を構成する従来の紙幣処理装置の概念断面図。
た状態を示す概念断面図。
た状態を示す概念斜視図
構成を示した概念図。
チャート。
合の斜視図。
替機、サービス機器等に使用され、投入紙幣の真偽を判
別するとともに、真券を収容するようにした紙幣処理装
置に関する。
う自動販売機、両替機、サービス機器等内には、投入紙
幣の真偽を判別するとともに、真券をスタッカ内に積載
収容するようにした紙幣処理装置が装着されている。
く、金銭情報等の各種情報がIC記憶領域内に記録され
たカード、いわゆるICカードを使用して自動販売機か
ら物品を購入する場合がある。
入する場合は、当該ICカードのIC記憶領域にアクセ
スして、金銭情報等の各種情報を記録再生するカードリ
ーダライタを自動販売機等のサービス機器等内に装着す
ることが必要である。
のICカードに対するアクセス形式としてはIC記憶領
域に対し、アンテナ等の通信手段を介し非接触でアクセ
スするもの、あるいはIC記録領域に対しコンタクトを
介し直接接触してアクセスするもの、あるいは、このよ
うな接触型、非接触型双方のアクセス機能を有するもの
等が提供されている。
ライタの各種アクセス形式に対応して、カード内にアン
テナ機能を有し非接触でIC記憶領域から情報を伝達す
る形式のもの、あるいはカードリーダライタのコンタク
トに直接接触して情報を伝達する形式のもの、また接触
型、非接触型双方の機能を兼ねそなえた形式のもの等が
提供されている。
幣処理装置、あるいはカードリーダライタを、それらが
装着される自動販売機等のサービス機器側からみると、
上述したカードリーダライタのみを単独で自動販売機等
内に装着する場合は特にその設置スペース等について問
題は生じないが、従来のごとく紙幣処理装置、硬貨処理
装置等が配設された自動販売機内に、さらに加えて新た
にカードリーダライタを装着する場合は、このカードリ
ーダライタを装着するためのスペースを自動販売機内に
確保する必要があり、このため狭い自動販売機等のサー
ビス機器内の商品収容スペースがカードリーダライタを
装着することにより一層狭くなり、このため自動販売機
等内に十分に商品を収容するスペースを確保することが
できなくなる虞があった。
ドのカードリーダライタ機能を有する紙幣処理装置を提
供することを目的とする。
ため、この発明では、装置本体の正面に紙幣挿入口が形
成されたフロントマスクを装着した紙幣処理装置におい
て、前記装置本体に、前記フロントマスクを覆うフロン
トマスクカバーを着脱自在に装着するとともに、該フロ
ントマスクカバーにICカードのIC記憶領域に対して
情報の記録再生処理を行うカードリーダライタ手段を配
設するようにしている。
装置の一実施例を詳述する。
の概念斜視図である。
せぬ紙幣挿入口が形成されたフロントマスク20を有す
る装置本体3と、このフロントマスク20を覆って装置
本体3に装着されたフロントマスクカバー41とから構
成されている。
処理装置の概念断面図を示す図2のように、正面に紙幣
を挿入する紙幣挿入口23が形成され、内部には挿入さ
れた紙幣の引き抜き等を防止するために図中の矢印A方
向に駆動するシャッタ24が配設されている。また、フ
ロントマスク20は装置本体3の正面に着脱自在に装着
されている。
を搬送するための搬送路31と搬送ローラ32と、挿入
された紙幣の真偽および金種を判別するための磁気セン
サ33と光センサ34と、搬送ローラ32を駆動する駆
動モータ35と、真券と判定された紙幣を収容するスタ
ッカ36と、スタッカを駆動するスタッカモータ37
と、紙幣処理装置1全体を制御する制御部38等が配設
されている。
するフロントマスクカバー着脱用の図示せぬ嵌合孔が形
成されている。
う前記フロントマスクカバー41は、その概念断面図で
示す図3のように、フロント非接触形の図示せぬICカ
ードと通信を行うためのアンテナ21と、該アンテナと
対向する位置に形成され図示せぬICカードを支持し収
容するカードホルダ50から構成されている。
はそれぞれ装置本体3(図2)に対して所定の角度の傾
斜をつけるように形成されている。なお、このアンテナ
21とカードホルダ50は、ICカードのIC記憶領域
に対して情報の記録再生処理を行うカードリーダライタ
手段を構成する。
クカバー41内部であってカードホルダ50と対向する
位置に配設され、また、カードホルダ50は、上部に形
成されたカード挿入口48と、該カード挿入口48に連
通するカード収容スリット48a内にその先端が突出
し、カード挿入口48から挿入されたICカードをその
長手方向に沿って支承する一対のストッパ22と、該ス
トッパ22のやや上方に形成された窓42と、カード挿
入口48を覆うカード挿入口カバー43と、紙幣挿入口
23(図2)に連通する部分60を開閉自在に覆う紙幣
挿入口カバー44と、前記カード収容スリット48aの
下端が前記紙幣挿入口23(図2)に連通する部分60
に連通することにより形成される粉塵蓄積防止用の孔4
5と、上下端の舌片部49に形成された一対の嵌合孔4
6から構成されている。
容スリット48a内に挿入されたICカードを支持する
とともに、ICカードの挿入を検知するセンサとしても
機能する(この実施例ではストッパ22がセンサとして
動作するが、別にセンサを設けてもよい)。
するために形成されており、その周縁には粉塵等が侵入
しないよう、透明なガラスや樹脂等がはめ込まれてい
る。
動販売機が専ら屋内に設置される場合には、窓42は貫
通していてもよく、またカード挿入口カバー43や紙幣
挿入口カバー44も不要である。
矢印B方向に回動自在であって、カードホルダ50内へ
の埃等の侵入を防止している。
マスク20の紙幣挿入口23(図2)を覆うように配設
され、図中の矢印C方向に回動自在のカバーであって、
紙幣挿入口23内への埃等の侵入を防止している。
ホルダ50内部に粉塵等が蓄積しないようにしている。
は、カードホルダ50に、ICカードを挿入する際に
は、カード挿入口カバー43を開き、ICカードをカー
ド収容スリット48a内に挿入する。
パ22はICカードを支持するとともにICカードの挿
入を検知するセンサとしても動作する。
検知されると、制御部38(図2)が動作し、アンテナ
21を介して制御部38がICカードに対する金銭情報
等の記録再生を行う。取引(商品購入)が終了し、IC
カードに対する金銭情報等の記録再生が終了すると、制
御部38がストッパ22を動作させてICカードをカー
ドホルダ50から排出する。この動作のために、ストッ
パ22にはアクチュエータを使用するが、より簡単な構
成とするために、ばね等の弾性体を用いて同様の動作を
可能とするストッパ22を構成してもよい。
2の構成を示した概念図である。
場合には、同図(a)に示すように、ストッパ22をば
ね221で支持する。ユーザがICカード6をカードホ
ルダ50に挿入すると、ユーザの力によりストッパ22
はICカード6とともに、図中矢印Eの方向に移動す
る。
まで移動すると、ばね221は圧縮され、ストッパ22
は同図(b)に示すようにフック222と係合して固定
される。この状態で、ICカード6に対する記録再生が
終了すると、制御部38がコイル223に通電する。こ
れにより、鉄等の磁性体で作成されたフック222がコ
イル223に吸引され、ストッパ22とフック222と
の係合が解除される。ストッパ22とフック222との
係合が解除されるとバネ221が解放され、ストッパ2
2が図中矢印Fの方向に移動してICカード6をカード
ホルダ50から排出する。
は、カードホルダ50のカード挿入口48に図4中の矢
印Dに示す方向でカードを出入するが、カードホルダ5
0とアンテナ21は装置本体3に対して所定の角度の傾
斜をつけて配設されているから、矢印Dの方向が鉛直方
向の場合と比較して、カードの出入を容易にすることが
できる。なお、カードホルダ50とアンテナ21の角度
は、厳密に一致しなくとも非接触形のICカードの記録
再生には何等影響はない。
述した構造のフロントマスクカバー41と、従来の紙幣
処理装置を用意する。そして、図4で示すように、装置
本体3に固着されたフロントマスク20をフロントマス
クカバー41で覆うとともに、装置本体3に形成された
図示せぬフロントマスクカバー着脱用嵌合孔とフロント
マスクカバー41の嵌合孔46とを位置決めする。その
後、この嵌合孔46内にビス47を嵌合して装置本体3
に螺着するとフロントマスク20を覆うようにフロント
マスクカバー41を装置本体3に装着することができ
る。
装置1を、従来の紙幣処理装置に戻すには、ビス47取
り外してフロントマスクカバー41を装置本体3から離
脱すればよい。
装置1を自動販売機に装着するには、図4及びその概念
斜視図示す図5のように、フロントマスクカバー41を
自動販売機の正面扉5に形成された装着孔5a内から露
出させればよく、従来の紙幣処理装置の装着とまったく
同一である。
マスクカバー41を介し図2で示す紙幣挿入口23内に
紙幣が挿入されると、該紙幣は搬送ローラ32により搬
送路31内を搬送される。このとき、磁気センサ33と
光センサ34の検出出力により、当該紙幣の真偽および
金種が判定され、この判定結果により当該紙幣が真券
で、かつ、適合金種(受入れ金種に制限がある場合)で
あれば、当該紙幣はスタッカ36に収容される。
Cカードに対して、金種情報等の記録再生を行う場合に
は、図4に示すカードホルダ50の一対のストッパ22
により支持されたICカードとアンテナ21を介して通
信が行われることとなる。
は、従来の自動販売機にフロントマスクカバー4を装着
するのみで、ICカードのカードリーダライタ機能を有
する紙幣処理装置に変更することが可能となり、また、
この発明の紙幣処理装置1から、フロントマスクカバー
41を離脱すれば、ICカードのカードリーダライタ機
能を有しない従来の紙幣処理装置が得られることとな
る。
タ機能付き紙幣処理装置1を自動販売機に装着する際
は、当該自動販売機側の改造は全く不要である。
3にフロントマスク20を覆うフロントマスクカバー4
1を着脱自在に装着するとともに、該フロントマスクカ
バー41にICカードのIC記憶領域に対して情報の記
録再生処理を行うカードリーダライタ手段を配設するよ
うにしたから、紙幣処理装置等が配設された自動販売機
等のサービス機器内に、さらにカードリーダライタを装
着するスペースを確保する必要がなく、このためサービ
ス機器の内部スペースに制限を加えることなくカードリ
ーダライタを装着することができることとなる。
にICカードが挿入されてから排出されるまでの制御部
38の動作を図7を参照して説明する。
ローチャートである。
すると(ステップ301)、カードホルダ50内のカー
ドの有無を検知するセンサとしても動作するストッパ2
2がカードを検知するまで待機し(ステップ302でN
O)、ストッパ22によりカードが検知されると(ステ
ップ302でYES)、アンテナ21を介してカードホ
ルダ50内のICカードと取引(通信)を開始する(ス
テップ303)。ここで、取引が終了すると(ステップ
304でYES)、コイル223に通電してカードをカ
ードホルダ50から排出し(ステップ305)、処理を
終了する(ステップ306)。
向が鉛直方向であったが、水平方向とすることもでき
る。
た場合のフロントマスクカバー41斜視図であり、図5
に対応するものである。
5に固着されたフロントマスクカバー41には、図中矢
印Gの方向からICカードを出入するためのカード挿入
口545が具備されている。このカード挿入口545に
はカード挿入口カバーを付けていないが、窓542と紙
幣挿入口カバー544は、上述の実施例と同様に具備さ
れている。このような構成では、図示しない紙幣処理装
置が具備するストッパは、図中矢印Gの方向に対応した
ものとする必要があるが、その他の構成は同様とするこ
とができる。
してカードの排出を行うようにしたが、カードの挿入口
を人間の指が入る程度の大きさにするか、窓を貫通させ
た構成とする場合には、ストッパを固定して(紙幣処理
装置側とカードホルダ側のどちらが具備してもよい)、
カードの排出はユーザ自らが行うようにすることもでき
る。
その制御部38はフロントマスクカバー41のカードリ
ーダライタ機能を含め紙幣処理装置1全体を制御するこ
ととしたが、これに限定せず、フロントマスクカバー4
1のカードリーダライタ機能を制御部38とは別の制御
部により制御するようにしても良い。
理装置では、装置本体の正面に紙幣挿入口が形成された
フロントマスクを装着した紙幣処理装置において、前記
装置本体に、前記フロントマスクを覆うフロントマスク
カバーを着脱自在に装着するとともに、該フロントマス
クカバーにICカードのIC記憶領域に対して情報の記
録再生処理を行うカードリーダライタ手段を配設するよ
うにしたから、紙幣処理装置等が配設された自動販売機
等のサービス機器内に、さらにカードリーダライタを装
着するスペースを確保する必要がなく、このためサービ
ス機器の内部スペースに制限を加えることなくカードリ
ーダライタを装着することができる。
覆うフロントマスクカバーを着脱自在に装着するととも
に、該フロントマスクカバーにICカードのIC記憶領
域に対して情報の記録再生処理を行うカードリーダライ
タ手段を配設するようにしたから、従来の紙幣処理装置
にフロントマスクカバーを着脱自在に取り付けることが
できる。したがって、従来の自動販売機にフロントマス
クカバーを装着するのみで、ICカードのカードリーダ
ライタ機能を有する紙幣処理装置に変更することが可能
となり、また、この発明の紙幣処理装置から、フロント
マスクカバーを離脱すれば、ICカードのカードリーダ
ライタ機能を有しない従来の紙幣処理装置を提供するこ
とができる。なお、その装置の変更する際、自動販売機
側に改造等の変更を加えることもない。
加えることなく安価にカードリーダライタ機能を有する
紙幣処理装置を提供することができる。また、フロント
マスクにカードリーダライタ手段を有するフロントマス
クカバーを装着するようにしたから、カードリーダライ
タ手段と紙幣処理装置の紙幣識別部との間の有害な信号
干渉を可及的に排除することもできる。
斜視図。
を構成する従来の紙幣処理装置の概念断面図。
た状態を示す概念断面図。
た状態を示す概念斜視図
構成を示した概念図。
チャート。
合の斜視図。
Claims (7)
- 【請求項1】装置本体の正面に紙幣挿入口が形成された
フロントマスクを装着した紙幣処理装置において、 前記装置本体に、前記フロントマスクを覆うフロントマ
スクカバーを着脱自在に装着するとともに、 該フロントマスクカバーにICカードのIC記憶領域に
対して情報の記録再生処理を行うカードリーダライタ手
段を配設したことを特徴とする紙幣処理装置。 - 【請求項2】前記カードリーダライタ手段は、 前記フロントマスクカバーの所定位置に配設される前記
ICカードと通信を行うアンテナと、 前記アンテナと対向する位置に形成され前記ICカード
を収容するカードホルダとから構成されていることを特
徴とする請求項(1)記載の紙幣処理装置。 - 【請求項3】前記カードホルダは、前記ICカードを支
持するとともに、前記ICカードとの通信の終了に伴っ
て前記ICカードを排出するカード排出支持手段をさら
に具備することを特徴とする請求項(2)記載の紙幣処
理装置。 - 【請求項4】前記カードホルダは、前記ICカードの収
容の有無を検知するカード検知手段をさらに具備し、該
カード検知手段による前記ICカードの収容を検知した
場合に、前記ICカードとの通信を開始することを特徴
とする請求項(2)記載の紙幣処理装置。 - 【請求項5】前記カードホルダには、該カードホルダ内
のICカードの有無を確認するための確認窓が形成され
ていることを特徴とする請求項(2)記載の紙幣処理装
置。 - 【請求項6】前記カードホルダには、粉塵の蓄積防止用
の孔が形成されていることを特徴とする請求項(2)記
載の紙幣処理装置。 - 【請求項7】前記カードホルダは、前記ICカードを受
け入れるカード挿入口を有し、該カード挿入口には該カ
ード挿入口を開閉するカード挿入口カバーが配設されて
いることを特徴とする請求項(2)記載の紙幣処理装
置。
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Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP13726298A JP3914333B2 (ja) | 1998-05-19 | 1998-05-19 | 紙幣処理装置 |
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Family
ID=15194564
Family Applications (1)
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Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3914333B2 (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6869012B2 (en) | 2001-11-16 | 2005-03-22 | Kabushiki Kaisha Nippon Conlux | Bill processing apparatus with credit card reader |
JP2013214202A (ja) * | 2012-04-02 | 2013-10-17 | Toyo Networks & System Integration Co Ltd | Icカード用リーダライタ |
JP2016118961A (ja) * | 2014-12-22 | 2016-06-30 | 株式会社日本コンラックス | 紙幣処理装置 |
-
1998
- 1998-05-19 JP JP13726298A patent/JP3914333B2/ja not_active Expired - Fee Related
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WO2016103927A1 (ja) * | 2014-12-22 | 2016-06-30 | 株式会社日本コンラックス | 紙幣処理装置 |
CN107111911A (zh) * | 2014-12-22 | 2017-08-29 | 日本功勒克斯股份有限公司 | 纸币处理装置 |
CN107111911B (zh) * | 2014-12-22 | 2019-12-13 | 日本功勒克斯股份有限公司 | 纸币处理装置 |
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