JP2000030116A - 紙幣処理装置 - Google Patents

紙幣処理装置

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JP2000030116A
JP2000030116A JP10198875A JP19887598A JP2000030116A JP 2000030116 A JP2000030116 A JP 2000030116A JP 10198875 A JP10198875 A JP 10198875A JP 19887598 A JP19887598 A JP 19887598A JP 2000030116 A JP2000030116 A JP 2000030116A
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JP
Japan
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card
bill
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JP10198875A
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English (en)
Inventor
Mitsugi Mikami
貢 三上
Junji Yamaguchi
準二 山口
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Nippon Conlux Co Ltd
Original Assignee
Nippon Conlux Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】大きなスペースを確保することなくICカード
のカードリーダライタ機能を付加した紙幣処理装置を提
供する。 【解決手段】フロントカバー4に、ICカード11が挿
入されるICカード挿入口8を有するICカード挿入穴
13を形成し、このICカード挿入穴13内にカードリ
ーダライタ手段のコンタクト10を配設した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、自動販売機、両
替機、サービス機器等に使用され、投入紙幣の真偽を判
別するとともに、真券を収容するようにした紙幣処理装
置に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、商品の購入等に関し紙幣を取り
扱う自動販売機、両替機、サービス機器等内には、投入
紙幣の真偽を判別するとともに、真券をスタッカ内に積
載収容するようにした紙幣処理装置が搭載されている。
【0003】一方、近年では、通貨を使用することな
く、金銭情報等の各種情報がIC記憶領域内に記録され
たカード、いわゆるICカードを使用して物品を購入す
る場合があり、またICカードとしては特に物品購入金
額に応じて加算されるポイントを記憶するための手段、
いわゆるポイントカードとして使用される場合もある。
ところで、自動販売機等のサービス機器においては、紙
幣あるいは硬貨に加えICカードを使用して物品を販売
することが考えられるが、このようなICカードを使用
する場合は、ICカードのIC記憶領域にアクセスし
て、金銭情報等の各種情報を記録再生するためのカード
リーダライタをサービス機器等内に装着することが必要
な条件となる。
【0004】なお、ICカードに対するアクセス形式と
しては、カードリーダライタのコンタクトをICカード
に形成されたIC記録領域のコンタクトに直接接触させ
る形式のものが一般的である。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上述した紙
幣処理装置、あるいはカードリーダライタを装着する自
動販売機等のサービス機器側からみると、上述したカー
ドリーダライタのみを単独に自動販売機等内に装着する
場合は特にその設置スペース等について問題を生ずるこ
とはない。
【0006】しかし、従来のごとく紙幣処理装置、硬貨
処理装置等が配設された自動販売機内に、さらに加えて
新たにカードリーダライタを装着する場合は、このカー
ドリーダライタを装着するためのスペースを自動販売機
内に確保する必要があり、そうすると、自動販売機等の
サービス機器内のスペース(例えば商品収容スペース)
がカードリーダライタを装着することにより一層狭くな
る問題点があった。
【0007】この発明は上述した事情に鑑み、大きなス
ペースを確保することなくICカードのカードリーダラ
イタ機能を付加した紙幣処理装置を提供することを目的
とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】上述した課題を解決する
ため、この発明では、装置本体に紙幣挿入口を形成した
フロントカバーを装着した紙幣処理装置において、前記
フロントカバーに、ICカードが挿入されるICカード
挿入口を有するICカード挿入穴を形成するとともに、
該ICカード挿入穴内に、前記ICカードのIC記憶領
域に対し情報の記録再生処理を行うカードリーダライタ
手段のコンタクトを配設し、前記ICカードを前記IC
カード挿入口を介し前記ICカード挿入穴内に挿入した
際に、前記IC記憶領域のコンタクトに前記カードリー
ダライタ手段のコンタクトを摺接させ、前記ICカード
に対し情報の記録再生処理を行わせるようにしている。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、この発明に係わる紙幣処理
装置の一実施例を詳述する。
【0010】図1はこの発明に係わる紙幣処理装置1を
示す概念斜視図で、従来のものと比較してその形状およ
び大きさはほとんど変わらない。
【0011】この紙幣処理装置1は、装置本体2とその
背面に配設され、当該装置本体2に対して開閉自在に配
設された紙幣収容用のスタッカ3とから構成されてい
る。
【0012】一方、この装置本体2の正面2aには、当
該正面2aの上部を覆ってフロントカバー4が着脱自在
に装着され、その正面4aの一部は、埃等の侵入を防ぐ
ため軸5を中心に開閉自在な扉6により覆われている。
【0013】このフロントカバー4には、扉6を解放し
た図2に示すように、従来と同様に紙幣を嵌挿する紙幣
挿入口7が形成され、またその下方にはICカード挿入
口8が形成されている。
【0014】なお、この図2で示すようにICカード挿
入口8内に挿入されるICカード11にはその表面にI
C記憶領域に接続した平面状のコンタクト12が形成さ
れている。
【0015】なお、このフロントカバー4の正面4a
は、図1および図2で示すように図示せぬ自動販売機等
に装置した際に、当該自動販売機の扉9から露出するよ
うに形成されている。
【0016】一方、上述したICカード挿入口8の内
部、即ち図1の概念断面図で示す図3のように、ICカ
ード挿入口8を有するICカード挿入穴13内には自動
販売機内に配設された図示せぬカードリーダライタ手段
のコンタクト10が配設されている。なお、このコンタ
クト10は具体的には弾発性を有する複数本のピン(コ
ンタクトピン)により構成されている。
【0017】なお、図3で符号20は、フロントカバー
4内に配設され、紙幣挿入口7に連通して配設された紙
幣案内シュート21を開閉する上下動自在なシャッター
手段、符号23は、紙幣案内シュート21内を通過する
紙幣に搬送力を与える紙幣搬送ローラ、24、25は投
入紙幣の真偽を判別する磁気センサー、フォトセンサー
等からなる紙幣識別手段、26は各紙幣搬送ローラ23
を駆動する紙幣搬送モータ、27はスタッカ3内に積載
収容された紙幣、28はスタッカ駆動用モータ、29は
各種制御回路が形成された基板を収容した制御基板収容
部である。
【0018】次に、上述した紙幣処理装置1の作用を簡
単に説明する。
【0019】まず、図示せぬ投入紙幣が図1の紙幣挿入
口7内に投入されると、それを検知する図示せぬセンサ
ーの検出信号に基づき図3に示すシャッター手段20が
上動し、かつ各紙幣搬送ローラ23が回転して、投入紙
幣を紙幣識別手段24、25へ搬送する。
【0020】この紙幣識別手段24、25へ搬送された
紙幣が真券である場合は、さらに紙幣案内シュート21
の下流へ搬送され、スタッカ3内に積載収容される。
【0021】なお、紙幣識別手段24、25へ搬送され
た紙幣が偽券と判断された場合は、紙幣搬送ローラ23
が逆転して投入紙幣を紙幣挿入口7から返却する。
【0022】次に、ICカード11を使用する場合につ
いて説明する。
【0023】なお、ここで使用されるICカード11
は、いわゆるポイントカードとして使用されるICカー
ドである。
【0024】このICカード11を使用する場合は、オ
ペレータは図2の矢印Aで示すように、紙幣の挿入方向
と同一方向へ向け当該ICカード11をカード挿入口8
内に挿入する。
【0025】このようにICカード11をカード挿入口
8内に挿入すると、そのカード11は図4およびその概
念断面図で示す図5のようにカード挿入穴13の底13
aに突き当たりその位置に位置決めされる。
【0026】このように、ICカード11がカード挿入
穴13内に位置決めされると、ICカード11のコンタ
クト12とカードリーダライタ手段のコンタクト10と
が摺接し、これにより図示せぬカードリーダライタ手段
によるICカード11への情報の記録再生処理が行われ
る。
【0027】なお、ICカード11への情報の記録再生
処理の具体例としては、このICカード11はポイント
数を記憶する、いわゆるポイントカードであるから、自
動販売機内の商品を現金で購入する場合は、ICカード
11のIC記憶領域に対し商品購入金額に応じたポイン
ト数が加算記憶され、その合計ポイント数がカードリー
ダライタ手段の制御装置、あるいは自動販売機の制御装
置等によって表示器(例えば従来からある投入金額表示
装置等)に表示される。
【0028】また、ICカード11のIC記憶領域内に
記憶された合計ポイント数に応じて商品を購入する場合
は、記憶されたポイント数を自動販売機の表示器(例え
ば従来からある投入金額に表示装置)に表示し、その
後、その合計ポイント数に応じた商品を自動販売機から
購入すれば、その商品の購入に使用したポイント数がI
C記憶領域内に記憶されたポイント数から減算され、そ
の減算後のポイント数が上述した表示器に表示されるこ
ととなる。
【0029】このように商品を購入した後、オペレータ
がICカード11をカード挿入口8から引き出すと当該
ICカード11に対する情報の記録再生処理が終了す
る。
【0030】なお、上記実施例では、いわゆるポイント
カードとしてのICカード11の使用について詳述した
が、この発明は上記実施例に限定されることなく、金銭
情報等の各種情報がIC記憶領域内に記録されたICカ
ードに適用してもよいことは勿論である。
【0031】
【発明の効果】以上説明したように、この発明の紙幣処
理装置では、紙幣挿入口が形成されたフロントカバーに
ICカード挿入口を有するICカード挿入穴を形成し、
このICカード挿入穴内にカードリーダライタ手段のコ
ンタクトを配設するようにしたから、紙幣処理装置等が
配設された自動販売機等のサービス機器内に、さらに独
立してカードリーダライタのコンタクトを配設するスペ
ースを確保する必要がなく、このため自動販売機等のサ
ービス機器内部に大きなスペースを確保することなくカ
ードリーダライタを装着することができる。また、紙幣
挿入口が形成されたフロントカバー内にカードリーダラ
イタ手段のコンタクトを配設するようにしたから、従来
の紙幣挿入口のみが形成されたフロントカバーをカード
リーダライタ手段のコンタクトが配設されたフロントカ
バーに交換することにより、従来の紙幣処理装置に大幅
な改造を加えることなく安価にカードリーダライタのコ
ンタクト機能を有する紙幣処理装置を提供することがで
きる。また、フロントカバー内にカードリーダライタの
コンタクトを装着するようにしたから、カードリーダラ
イタ手段と紙幣処理装置の紙幣識別部との間の有害な信
号干渉も可及的に排除することもできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1はこの発明に係わる紙幣処理装置の概念斜
視図。
【図2】図2は扉を解放した状態を示す概念断面図。
【図3】図3は図1の概念断面図。
【図4】図4はICカードを挿入した状態を示す概念斜
視図。
【図5】図5は図4の概念断面図である。
【符号の説明】
1…紙幣処理装置 2…装置本体 4…フロントカバー 7…紙幣挿入口 8…ICカード挿入口 10、12…コンタクト 11…ICカード 13…ICカード挿入穴

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】装置本体に紙幣挿入口を形成したフロント
    カバーを装着した紙幣処理装置において、 前記フロントカバーに、ICカードが挿入されるICカ
    ード挿入口を有するICカード挿入穴を形成するととも
    に、 該ICカード挿入穴内に、前記ICカードのIC記憶領
    域に対し情報の記録再生処理を行うカードリーダライタ
    手段のコンタクトを配設し、 前記ICカードを前記ICカード挿入口を介し前記IC
    カード挿入穴内に挿入した際に、前記IC記憶領域のコ
    ンタクトに前記カードリーダライタ手段のコンタクトを
    摺接させ、前記ICカードに対し情報の記録再生処理を
    行わせるようにしたことを特徴とする紙幣処理装置。
  2. 【請求項2】前記ICカード挿入口は前記紙幣挿入口に
    隣接し、かつ該紙幣挿入口と同一方向へ向けて開口して
    いることを特徴とする請求項(1)記載の紙幣処理装置。
JP10198875A 1998-07-14 1998-07-14 紙幣処理装置 Pending JP2000030116A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6869012B2 (en) 2001-11-16 2005-03-22 Kabushiki Kaisha Nippon Conlux Bill processing apparatus with credit card reader
JP2006202128A (ja) * 2005-01-21 2006-08-03 Takafumi Kawasaki 現金およびポイント併用型の有料自動機システム
JP2008310494A (ja) * 2007-06-13 2008-12-25 Sanden Corp 自動販売機

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