JPH09245217A - 紙幣鑑別装置 - Google Patents

紙幣鑑別装置

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JPH09245217A
JPH09245217A JP8051182A JP5118296A JPH09245217A JP H09245217 A JPH09245217 A JP H09245217A JP 8051182 A JP8051182 A JP 8051182A JP 5118296 A JP5118296 A JP 5118296A JP H09245217 A JPH09245217 A JP H09245217A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
money
sensor
bill
paper money
entire width
Prior art date
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Withdrawn
Application number
JP8051182A
Other languages
English (en)
Inventor
Tomonori Takai
智則 高井
Isao Miyaie
勲 宮家
Hisahiro Yamada
尚浩 山田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Oki Electric Industry Co Ltd
Original Assignee
Oki Electric Industry Co Ltd
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Publication date
Application filed by Oki Electric Industry Co Ltd filed Critical Oki Electric Industry Co Ltd
Priority to JP8051182A priority Critical patent/JPH09245217A/ja
Publication of JPH09245217A publication Critical patent/JPH09245217A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 紙幣の幅全体に渡って反射光や透過光を検出
することができるので、鑑別の信頼性が向上する。 【解決手段】 上部ユニット28に取り付けられ、搬送
路24を搬送される紙幣25の真偽を幅全体に渡って判
定するラインセンサ27を設けた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、銀行や郵便局など
の金融機関で使用される自動取引装置内に実装される紙
幣鑑別装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、銀行や郵便局などの金融機関で使
用される自動取引装置内に実装される紙幣鑑別装置に
は、上部ユニットと下部ユニットとの中間に搬送路を有
し、紙幣を搬送しながら真偽を判定するものがある。紙
幣の真偽を判定する手段としては、紙幣の反射光や透過
光の強度を検出する反射センサ、紙幣の印刷に使用され
た磁性を帯びたインクによる磁気特性を検出する磁気セ
ンサなどが使用されている。これらの検出手段は、上部
ユニット側と下部ユニット側とに、搬送される紙幣に対
向して設けられている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来の紙幣鑑別装置に
あっては、反射センサが紙幣の全体幅のうちの一部分に
しか対向していないので、反射センサが対向していない
部分の反射光や透過光を検出することができず、鑑別の
信頼性が良くないという問題点があった。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に本発明の紙幣鑑別装置においては、上部ユニットに取
り付けられ、搬送路を搬送される紙幣の真偽を幅全体に
渡って判定するラインセンサを設けた。
【0005】上記のように構成された紙幣鑑別装置の搬
送路を紙幣が搬送されると、ラインセンサが紙幣の幅全
体に渡って反射光や透過光を検出する。
【0006】
【発明の実施の形態】本発明の第一の実施の形態につい
て図面を参照しながら説明する。なお、各図面に共通な
要素には同一の符号を付す。図3は本発明の自動取引装
置を示す斜視図、図4は本発明の入出金機を示す説明図
である。図3において、自動取引装置1の筐体2内に
は、カードリーダプリンタ、紙幣入出金機、硬貨入出金
機、紙幣鑑別装置などの各機構部が収納配置されてい
る。筐体2の正面上部に設けられたディスプレイ3は、
表示画面に直接指先で触れてデータを入力する入力手段
としてのタッチセンサと、入力されたデータを表示する
表示手段とを兼ねている。また、ディスプレイ3に隣接
して入出金口4、カード挿入返却口5、通帳挿入返却口
6が設けられている。
【0007】図4において、入出金口4の下方に位置す
る回転可能な接客部7は、顧客による紙幣投入、顧客に
対する紙幣返却、出金を行う。接客部7のさらに下方に
は、紙幣の真偽、金種、正損、表裏の鑑別と、二重走行
や斜行などの異常走行の有無とを検出する紙幣鑑別装置
8が配置されている。一括カセット9は、筐体2の後面
側に配置され、図示しない監査キーによって図示せぬそ
の紙幣入出用扉が開く構造となっている。
【0008】一括カセット9の直下に位置するリジェク
トカセット10は、顧客の取り忘れ紙幣や損券紙幣、金
種不明の紙幣などを取り込んで集積する。千円券カセッ
ト11、万円券カセット12、13は、筐体2の底部に
配置されている。複数の搬送ローラ14で構成される搬
送路15は、接客部7、紙幣鑑別装置8、一括カセット
9、リジェクトカセット10、千円券カセット11、万
円券カセット12、13間をつないでいる。
【0009】上述したような構成による自動取引装置1
の入出金口4から挿入された紙幣は、一枚ずつ搬送路に
繰り出され、搬送15を搬送されて紙幣鑑別装置8に送
り込まれる。紙幣鑑別装置8では、送り込まれてきた紙
幣について順次真偽、金種、正損、表裏の鑑別を行うと
ともに、二重走行や斜行などの以上走行の有無を、内部
に設けられた数種類の検出手段により検出する。ここで
千円券と判断された紙幣は千円券カセット11へ、万円
券と判断された紙幣は万円券カセット12、または13
へ、金種不明と判断された紙幣はリジェクトカセット1
0へ、それぞれ搬送されて集積される。
【0010】次に、本発明の紙幣鑑別装置8について説
明する。図1は本発明の紙幣鑑別装置を示す側面図、図
2は図1の矢印A方向から見た上面図、図5はラインセ
ンサの出力波形を示す説明図、図6はラインセンサの出
力変化を示す説明図である。図1において、紙幣鑑別装
置8は、上部ユニット28と下部ユニット29とで構成
され、上部ユニット28は、下部ユニット29に対して
支点28aを中心にして矢印C−C´方向に回動可能
に、自動取引装置1の図示せぬ筐体に取り付けられてい
る。一対の搬送ローラ16、17、18、19は、それ
ぞれシャフト16a、17a、18a、19aが上部ユ
ニット28、下部ユニット29の側面に回転自在に取り
付けられている。これらのローラにより、紙幣鑑別装置
8の搬送路24が構成される。
【0011】厚み検出ローラ20のシャフト20aは、
上部ユニット28の側面に対して回転自在とともに矢印
B−B´方向に移動可能に取り付けられている。このシ
ャフト20aには、ブラケット21の一端が取り付けら
れ、ブラケット21の他端は厚み検出センサ22に取り
付けられている。厚み検出ローラ20は、紙幣25が通
過する度に矢印B方向に僅かに上昇するので、厚み検出
センサ22は、この上昇に伴うブラケット21の回動量
から二重走行を検出する。
【0012】紙幣鑑別装置8の搬送路24中には、磁気
センサ30、反射透過センサ26、ラインセンサ27が
設けられている。磁気センサ30は、紙幣25の印刷に
使用される磁性を帯びたインクによる、紙幣25の磁気
特性を検出する。反射透過センサ26は、紙幣25から
の反射光や紙幣25を透過した透過光の強度により紙幣
25の状態と形状とを検出する。
【0013】ラインセンサ27は、図2に示すように搬
送路24の幅方向に渡って設けられており、反射透過セ
ンサ26と同様に、紙幣25からの反射光や紙幣25を
透過した透過光の強度により紙幣25の幅全体に渡って
その状態と形状とを検出する。ここでラインセンサ27
は、上部ユニット28側に設けられており、これによっ
てラインセンサ27に紙幣25の紙粉や埃が付着するこ
とが防止される。
【0014】このようなラインセンサ27の下側を、紙
幣25が矢印D方向に通過すると、図5に示すような出
力波形が得られ、この出力波形に基づいて、紙幣25の
真偽が鑑別される。紙幣25は、紙幣鑑別装置8の搬送
路24を搬送されながら、厚み検出ローラ20、反射透
過センサ26、ラインセンサ27、磁気センサ30を順
に通過し、それぞれの検出結果により図示せぬ制御部で
随時真偽、金種、正損、表裏の鑑別が行われる。
【0015】図6において、ラインセンサ27は、紙幣
が紙幣鑑別装置8内を搬送されていないときも、ある一
定の波形を制御部に対して出力している。ここで、紙幣
鑑別装置8内で紙幣25の二重走行やジャムが発生し、
紙幣の搬送が停止した場合は、操作者が手で紙幣鑑別装
置8から異常走行の紙幣を取り出す。図6中のt1で操
作者が上部ユニット28を矢印C方向に回動して開く
と、ラインセンサ27の出力はハイレベルとなる。制御
部は、この出力変化により、上部ユニット28が開状態
であると判定する。
【0016】また、t2で操作者が上部ユニット28を
矢印C´方向に回動して閉めると、ラインセンサ27の
出力はローレベル、つまり上部ユニット28を開く前の
レベルに戻る。制御部は、この出力変化により、上部ユ
ニット28が閉状態であると判定する。また、上述した
反射透過センサ26、磁気センサ30についても、紙幣
が紙幣鑑別装置8内を搬送されていないときにある一定
の波形を制御部に対して出力しているので、ラインセン
サ27と同様に、上部ユニット28の開閉を検出する手
段として使用することができる。
【0017】
【発明の効果】本発明は、以上説明したように構成され
ているので、以下に記載されるような効果を奏する。
【0018】すなわち、上部ユニットに取り付けられ、
搬送路を搬送される紙幣の真偽を判定するラインセンサ
を設けたことにより、紙幣の幅全体に渡って反射光や透
過光を検出することができるので、鑑別の信頼性が向上
する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の紙幣鑑別装置を示す側面図である。
【図2】図1の矢印A方向から見た上面図である。
【図3】本発明の自動取引装置を示す斜視図である。
【図4】本発明の入出金機を示す説明図である。
【図5】ラインセンサの出力波形を示す説明図である。
【図6】ラインセンサの出力変化を示す説明図である。
【符号の説明】
8 紙幣鑑別装置 24 搬送路 25 紙幣 27 ラインセンサ 28 上部ユニット 29 下部ユニット
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 山田 尚浩 東京都港区虎ノ門1丁目7番12号 沖電気 工業株式会社内

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 上部ユニットと下部ユニットとの中間に
    搬送路を有し、紙幣を搬送しながら真偽を判定する紙幣
    鑑別装置において、 上部ユニットに取り付けられ、搬送路を搬送される紙幣
    の真偽を幅全体に渡って判定するラインセンサを設けた
    ことを特徴とする紙幣鑑別装置。
  2. 【請求項2】 上部ユニットと下部ユニット間の開閉
    を、上記ラインセンサの出力変化により検出する制御部
    を設けた請求項1記載の紙幣鑑別装置。
JP8051182A 1996-03-08 1996-03-08 紙幣鑑別装置 Withdrawn JPH09245217A (ja)

Priority Applications (1)

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JP8051182A JPH09245217A (ja) 1996-03-08 1996-03-08 紙幣鑑別装置

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JP8051182A JPH09245217A (ja) 1996-03-08 1996-03-08 紙幣鑑別装置

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JPH09245217A true JPH09245217A (ja) 1997-09-19

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JP8051182A Withdrawn JPH09245217A (ja) 1996-03-08 1996-03-08 紙幣鑑別装置

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JP (1) JPH09245217A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
ES2169707A1 (es) * 2000-12-29 2002-07-01 Investronica Sa Sistema reconocedor/validador de billetes bancarios
EP1688892A1 (en) 2005-02-08 2006-08-09 Hitachi-Omron Terminal Solutions, Corp. Bill discrimination apparatus
JP2008021179A (ja) * 2006-07-13 2008-01-31 Aruze Corp 紙幣処理装置

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WO2002054358A1 (es) * 2000-12-29 2002-07-11 Investronica, S.A. Sistema reconocedor y validador de billetes bancarios
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