JPH0512839Y2 - - Google Patents
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- JPH0512839Y2 JPH0512839Y2 JP1986184492U JP18449286U JPH0512839Y2 JP H0512839 Y2 JPH0512839 Y2 JP H0512839Y2 JP 1986184492 U JP1986184492 U JP 1986184492U JP 18449286 U JP18449286 U JP 18449286U JP H0512839 Y2 JPH0512839 Y2 JP H0512839Y2
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- 230000037431 insertion Effects 0.000 claims description 38
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- 238000004891 communication Methods 0.000 description 8
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- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 1
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Description
【考案の詳細な説明】
[産業上の利用分野]
本考案は、例えばICカード等の読み込みある
いは書き込みに用いられるカード用リーダライタ
の改良に関する。
いは書き込みに用いられるカード用リーダライタ
の改良に関する。
[従来の技術]
最近、例えばクレジツトカード等に用いられる
ICカードは、端末機の普及に伴い各家庭等に端
末機を設置し、公衆電話回線等を用いたオンライ
ンのキヤツシユレス買い物の拡大などに大きな期
待が持たれ、このため、このような端末機に併設
されるICカード用リーダライタとしては、小型
化、高性能化あるいは取扱い易さ等が要求されて
いる。
ICカードは、端末機の普及に伴い各家庭等に端
末機を設置し、公衆電話回線等を用いたオンライ
ンのキヤツシユレス買い物の拡大などに大きな期
待が持たれ、このため、このような端末機に併設
されるICカード用リーダライタとしては、小型
化、高性能化あるいは取扱い易さ等が要求されて
いる。
しかしかがら、従来のこの種のICカード用リ
ーダライタにおいては、特にICカードの取り込
み中の次ぎのICカードの挿入を遮断する2枚差
し防止手段が設けられていないのが現状である。
ーダライタにおいては、特にICカードの取り込
み中の次ぎのICカードの挿入を遮断する2枚差
し防止手段が設けられていないのが現状である。
[考案が解決しようとする問題点]
このため、従来のICカード用リーダライタに
あつては、ICカードと端末機との交信中に誤つ
て次ぎのICカードを2枚差しすることがあり、
通信を妨げて誤動作の要因となつたり、交信中に
ゴミ等が侵入し易い。
あつては、ICカードと端末機との交信中に誤つ
て次ぎのICカードを2枚差しすることがあり、
通信を妨げて誤動作の要因となつたり、交信中に
ゴミ等が侵入し易い。
また、このような不具合を解消する手段とし
て、カード搬送路のカード挿脱口側にシヤツタを
設けてICカードの2枚差しを防止することが考
えられるが、ICカードの取り込み、排出を行な
うカード搬送機構とシヤツタ機構とを独立させて
設けると、全体が厚くなつてり小型化できないと
いつた問題がある。
て、カード搬送路のカード挿脱口側にシヤツタを
設けてICカードの2枚差しを防止することが考
えられるが、ICカードの取り込み、排出を行な
うカード搬送機構とシヤツタ機構とを独立させて
設けると、全体が厚くなつてり小型化できないと
いつた問題がある。
本考案は、上記の事情にもとになされたもの
で、その目的とするところは、薄型化による小型
化が図れ、しかも高性能で、取扱いが簡単なカー
ド用リーダライタを提供することにある。
で、その目的とするところは、薄型化による小型
化が図れ、しかも高性能で、取扱いが簡単なカー
ド用リーダライタを提供することにある。
[問題点を解決するための手段]
上記した問題点を解決するために、本考案は、
カードが挿脱されるカード挿脱口を有するリーダ
ライタ本体と、このリーダライタ本体内に設けら
れた前記カード挿脱口に連通するカード搬送路
と、このカード搬送路内に設置されかつ前記カー
ド挿脱口から挿入されたカードを取り込みあるい
は取り込まれたカードの前記カード挿脱口側への
排出を自動的に行なうカード搬送手段と、このカ
ード搬送手段によるカードの取り込みと共に移動
しかつそのコネクタ端子を移動過程でカードの端
子に近接させて定位置で接触させるコネクタ装置
と、前記カード搬送手段によるリーダライタ本体
内へのカードの挿入、定位置への到達及び排出を
検出するカード検出手段と、このカード検出手段
からの検出信号を受けて前記カード搬送手段の作
動を制御する制御手段とを具備するとともに、前
記カード搬送路のカード挿脱口側に、カードの取
り込み中の次ぎのカードの挿入を遮断するシヤツ
タ手段を、前記カード搬送手段によるカードの取
り込みと共に移動するコネクタ装置と連動させて
開閉自在に設けてなる構成としたものである。
カードが挿脱されるカード挿脱口を有するリーダ
ライタ本体と、このリーダライタ本体内に設けら
れた前記カード挿脱口に連通するカード搬送路
と、このカード搬送路内に設置されかつ前記カー
ド挿脱口から挿入されたカードを取り込みあるい
は取り込まれたカードの前記カード挿脱口側への
排出を自動的に行なうカード搬送手段と、このカ
ード搬送手段によるカードの取り込みと共に移動
しかつそのコネクタ端子を移動過程でカードの端
子に近接させて定位置で接触させるコネクタ装置
と、前記カード搬送手段によるリーダライタ本体
内へのカードの挿入、定位置への到達及び排出を
検出するカード検出手段と、このカード検出手段
からの検出信号を受けて前記カード搬送手段の作
動を制御する制御手段とを具備するとともに、前
記カード搬送路のカード挿脱口側に、カードの取
り込み中の次ぎのカードの挿入を遮断するシヤツ
タ手段を、前記カード搬送手段によるカードの取
り込みと共に移動するコネクタ装置と連動させて
開閉自在に設けてなる構成としたものである。
[作用]
すなわち、本考案は、上記の構成とすることに
よつて、カードの取り込み中の次ぎのカードの挿
入を遮断するシヤツタ手段を、カード搬送手段に
よるカードの取り込みと共に移動するコネクタ装
置と連動させて設けるようにしたことから、高性
能化を妨げることなく機構を薄型化できるため、
全体の小型化を図ることができるとともに、カー
ドの取り込み及び自動排出を円滑に行なうことが
でき、取扱いが簡単になり、しかも、これによつ
てカードの2枚差しを確実に防止することができ
ることから、カードと端末機との交信中における
外部からの通信の妨げとなる要因を排除すること
ができ、また、ゴミ等の侵入を防止することが可
能になる。
よつて、カードの取り込み中の次ぎのカードの挿
入を遮断するシヤツタ手段を、カード搬送手段に
よるカードの取り込みと共に移動するコネクタ装
置と連動させて設けるようにしたことから、高性
能化を妨げることなく機構を薄型化できるため、
全体の小型化を図ることができるとともに、カー
ドの取り込み及び自動排出を円滑に行なうことが
でき、取扱いが簡単になり、しかも、これによつ
てカードの2枚差しを確実に防止することができ
ることから、カードと端末機との交信中における
外部からの通信の妨げとなる要因を排除すること
ができ、また、ゴミ等の侵入を防止することが可
能になる。
[実施例]
以下、本考案を図示の一実施例を参照しながら
詳細に説明する。
詳細に説明する。
第1図は、本考案に係るICカード用リーダラ
イタの全体構成を概略的に示すもので、図中1は
リーダライタ本体で、前面にICカードCが挿脱
されるカード挿脱口2を有する。このリーダライ
タ本体1内には、第2図及び第3図に示すよう
に、前記カード挿脱口2に連通するカード搬送路
3が設けられ、このカード搬送路3内には、カー
ド搬送手段4が設置されている。このカード搬送
手段4は、駆動モータ5により歯車6,7を介し
て回転駆動する回転軸8に設けたカード送りロー
ラ9の正逆回転で、前記カード挿脱口2から挿入
されたICカードCを所定の定位置まで搬送し停
止させるように取り込んだり、あるいは取り込ま
れたICカードCを読み取りまたは書き込み後、
前記カード挿脱口2側へ排出搬送するのを自動的
に行なうようになつている。そして、前記カード
搬送路3内の途上には、コネクタ装置10が設け
られ、このコネクタ装置10は、コイルスプリン
グ11の付勢力に抗して、前記カード搬送手段4
によるICカードCの取り込み動作と共にICカー
ドCと一体となつて後方に移動し得るようになつ
ているとともに、その移動過程でコネクタ端子1
0aをICカードCの端子C1に徐々に近接させて
定位置で接触させることにより、図示しない端末
機と交信を行なつて読み取り・書き込みが行なわ
れるようになつている。
イタの全体構成を概略的に示すもので、図中1は
リーダライタ本体で、前面にICカードCが挿脱
されるカード挿脱口2を有する。このリーダライ
タ本体1内には、第2図及び第3図に示すよう
に、前記カード挿脱口2に連通するカード搬送路
3が設けられ、このカード搬送路3内には、カー
ド搬送手段4が設置されている。このカード搬送
手段4は、駆動モータ5により歯車6,7を介し
て回転駆動する回転軸8に設けたカード送りロー
ラ9の正逆回転で、前記カード挿脱口2から挿入
されたICカードCを所定の定位置まで搬送し停
止させるように取り込んだり、あるいは取り込ま
れたICカードCを読み取りまたは書き込み後、
前記カード挿脱口2側へ排出搬送するのを自動的
に行なうようになつている。そして、前記カード
搬送路3内の途上には、コネクタ装置10が設け
られ、このコネクタ装置10は、コイルスプリン
グ11の付勢力に抗して、前記カード搬送手段4
によるICカードCの取り込み動作と共にICカー
ドCと一体となつて後方に移動し得るようになつ
ているとともに、その移動過程でコネクタ端子1
0aをICカードCの端子C1に徐々に近接させて
定位置で接触させることにより、図示しない端末
機と交信を行なつて読み取り・書き込みが行なわ
れるようになつている。
また、図中12及び13はカード検出手段とし
てのセンサーで、前記リーダライタ本体1内にお
けるカード搬送路3のカード挿脱口2側前部近く
に設置した第1のセンサー12は、前記リーダラ
イタ本体1内へのICカードCの挿入及びカード
搬送手段4による排出を検出し、一方、前記カー
ド搬送路3の後端部側に設置した第2のセンサー
13は、ICカードCの交信可能な定位置への到
達を検出し、このようなカード検出手段からの検
出信号により、前記カード搬送手段4の作動を制
御し得るようになつている。
てのセンサーで、前記リーダライタ本体1内にお
けるカード搬送路3のカード挿脱口2側前部近く
に設置した第1のセンサー12は、前記リーダラ
イタ本体1内へのICカードCの挿入及びカード
搬送手段4による排出を検出し、一方、前記カー
ド搬送路3の後端部側に設置した第2のセンサー
13は、ICカードCの交信可能な定位置への到
達を検出し、このようなカード検出手段からの検
出信号により、前記カード搬送手段4の作動を制
御し得るようになつている。
さらに、図中14は前記カード搬送路3のカー
ド挿脱口2側に設けたICカードCの取り込み中
に次ぎのICカードCの挿入を遮断するシヤツタ
手段である。このシヤツタ手段14は、第4図に
示すように、前記カード搬送路3のカード挿脱口
2側に上下動自在に設けたシヤツタ板15と、こ
のシヤツタ板15を支持するスプリング16と、
このスプリング16の付勢力に抗して下方に押圧
して閉状態に下動させる揺動リンク17と、この
揺動リンク17を回動させる前後方向に可動自在
に案内摺動する第1及び第2の作動杆18,19
と、これら第1及び第2の作動杆18,19を互
いに連結するスプリング20とで構成され、前記
第2の作動杆19の後端部19aは、カード搬送
手段4によるICカードCの取り込み動作と共に
ICカードCと一体になつて後方に移動するコネ
クタ装置10の後端側に対向位置し、このコネク
タ装置10のICカードCの取り込み動作による
後方への移動で、前記第2の作動杆19を後方へ
移動させるように連動させることにより、その移
動を前記スプリング20及び第1の作動杆18を
介して揺動リンク17に伝達し、この揺動リンク
17を反時計方向に回動させることにより、前記
シヤツタ板15をスプリング16の付勢力に抗し
て下方に押圧して閉状態に下動させてなる構成を
有するものである。
ド挿脱口2側に設けたICカードCの取り込み中
に次ぎのICカードCの挿入を遮断するシヤツタ
手段である。このシヤツタ手段14は、第4図に
示すように、前記カード搬送路3のカード挿脱口
2側に上下動自在に設けたシヤツタ板15と、こ
のシヤツタ板15を支持するスプリング16と、
このスプリング16の付勢力に抗して下方に押圧
して閉状態に下動させる揺動リンク17と、この
揺動リンク17を回動させる前後方向に可動自在
に案内摺動する第1及び第2の作動杆18,19
と、これら第1及び第2の作動杆18,19を互
いに連結するスプリング20とで構成され、前記
第2の作動杆19の後端部19aは、カード搬送
手段4によるICカードCの取り込み動作と共に
ICカードCと一体になつて後方に移動するコネ
クタ装置10の後端側に対向位置し、このコネク
タ装置10のICカードCの取り込み動作による
後方への移動で、前記第2の作動杆19を後方へ
移動させるように連動させることにより、その移
動を前記スプリング20及び第1の作動杆18を
介して揺動リンク17に伝達し、この揺動リンク
17を反時計方向に回動させることにより、前記
シヤツタ板15をスプリング16の付勢力に抗し
て下方に押圧して閉状態に下動させてなる構成を
有するものである。
しかして、上記した本考案に係るICカード用
リーダライタによれば、第5図に示すように、ま
ず、カード挿脱口2からICカードCの先端部が
挿入されると、このカード挿入状態は、カード検
出手段である第1のセンサー12で検出され、こ
のセンサー12からの検出信号を受けてカード搬
送手段4の駆動モータ5が正回転してカード送り
ローラ9を反時計方向に回転させることにより、
ICカードCを所定の定位置まで自動的に搬送し
取り込む。次いで、このICカードCが所定の定
位置に到達すると、その到達状態はカード検出手
段である第2のセンサー13で検出され、このセ
ンサー13からの検出信号を受けてカード搬送手
段4の駆動モータ5が停止し、これにより、IC
カードCを所定の定位置に停止させる。このと
き、ICカードCの取り込み搬送過程において、
カード搬送路3の途上に設置したコネクタ装置1
0がコイルスプリング11の付勢力に抗してIC
カードCと共に一体に後方に移動し、このコネク
タ装置10の後方への移動で、第6図に示すよう
に、シヤツタ手段14の第2の作動杆19が後方
へ移動し、この移動状態をスプリング20及び第
1の作動杆18を介して揺動リンク17に伝達し
て、この揺動リンク17を反時計方向に回動させ
ることにより、シヤツタ板15をスプリング16
の付勢力に抗して下方に押圧して下動させ、カー
ド挿脱口2を閉状態にして次ぎのICカードCの
挿入を遮断し、ICカードCの2枚差しを確実に
防止することを可能にしているものである。
リーダライタによれば、第5図に示すように、ま
ず、カード挿脱口2からICカードCの先端部が
挿入されると、このカード挿入状態は、カード検
出手段である第1のセンサー12で検出され、こ
のセンサー12からの検出信号を受けてカード搬
送手段4の駆動モータ5が正回転してカード送り
ローラ9を反時計方向に回転させることにより、
ICカードCを所定の定位置まで自動的に搬送し
取り込む。次いで、このICカードCが所定の定
位置に到達すると、その到達状態はカード検出手
段である第2のセンサー13で検出され、このセ
ンサー13からの検出信号を受けてカード搬送手
段4の駆動モータ5が停止し、これにより、IC
カードCを所定の定位置に停止させる。このと
き、ICカードCの取り込み搬送過程において、
カード搬送路3の途上に設置したコネクタ装置1
0がコイルスプリング11の付勢力に抗してIC
カードCと共に一体に後方に移動し、このコネク
タ装置10の後方への移動で、第6図に示すよう
に、シヤツタ手段14の第2の作動杆19が後方
へ移動し、この移動状態をスプリング20及び第
1の作動杆18を介して揺動リンク17に伝達し
て、この揺動リンク17を反時計方向に回動させ
ることにより、シヤツタ板15をスプリング16
の付勢力に抗して下方に押圧して下動させ、カー
ド挿脱口2を閉状態にして次ぎのICカードCの
挿入を遮断し、ICカードCの2枚差しを確実に
防止することを可能にしているものである。
このようにして、ICカードCが定位置にセツ
トされると、ICカード交信可能信号を図示しな
い端末機に送信し、ICカードと端末機との間で
データ処理転送が行なわれるもので、このデータ
処理転送の終了によるカード排出信号を受ける
と、前記カード搬送手段4の駆動モータ5が再び
駆動して逆回転し、カード送りローラ9を時計方
向に回転させることにより、ICカードCをカー
ド挿脱口2側に自動的に排出搬送させ、このIC
カードC先端部がカード検出手段である第1のセ
ンサー12を通過後、または通過後一定時間の経
過後に駆動モータ5が停止し、待機状態となる。
このとき、ICカードCが定位置からカード挿脱
口2側に移動しようとすると、前記コネクタ装置
10がコイルスプリング11の付勢力によりIC
カードCと共に一体に前方に移動し、このコネク
タ装置10の前方への移動で、シヤツタ手段14
の第2の作動杆19が開放され、シヤツタ板15
をスプリング16の付勢力に抗して下方に押圧し
ていた揺動リンク17が、スプリング16の付勢
力により回動復帰して上方へ回動し、この揺動リ
ンク17の回動復帰で、第1の作動杆18及びス
プリング20を介して前記第2の作動杆19が前
方に移動復帰して、シヤツタ板15を上動させ、
カード挿脱口2を開状態にし、次ぎのICカード
Cの挿入を可能にしてなるものである。
トされると、ICカード交信可能信号を図示しな
い端末機に送信し、ICカードと端末機との間で
データ処理転送が行なわれるもので、このデータ
処理転送の終了によるカード排出信号を受ける
と、前記カード搬送手段4の駆動モータ5が再び
駆動して逆回転し、カード送りローラ9を時計方
向に回転させることにより、ICカードCをカー
ド挿脱口2側に自動的に排出搬送させ、このIC
カードC先端部がカード検出手段である第1のセ
ンサー12を通過後、または通過後一定時間の経
過後に駆動モータ5が停止し、待機状態となる。
このとき、ICカードCが定位置からカード挿脱
口2側に移動しようとすると、前記コネクタ装置
10がコイルスプリング11の付勢力によりIC
カードCと共に一体に前方に移動し、このコネク
タ装置10の前方への移動で、シヤツタ手段14
の第2の作動杆19が開放され、シヤツタ板15
をスプリング16の付勢力に抗して下方に押圧し
ていた揺動リンク17が、スプリング16の付勢
力により回動復帰して上方へ回動し、この揺動リ
ンク17の回動復帰で、第1の作動杆18及びス
プリング20を介して前記第2の作動杆19が前
方に移動復帰して、シヤツタ板15を上動させ、
カード挿脱口2を開状態にし、次ぎのICカード
Cの挿入を可能にしてなるものである。
ところで、上記したシヤツタ手段14、特に、
第1及び第2の作動杆18,19を互いに連結す
るスプリング20は、コネクタ装置10の移動に
伴う第1及び第2の作動杆18,19の追従性を
円滑にするとともに、クツシヨン効果による駆動
モータ5への負荷を軽減化することを可能にして
なるものである。
第1及び第2の作動杆18,19を互いに連結す
るスプリング20は、コネクタ装置10の移動に
伴う第1及び第2の作動杆18,19の追従性を
円滑にするとともに、クツシヨン効果による駆動
モータ5への負荷を軽減化することを可能にして
なるものである。
なお、本考案は、上記の実施例には何等限定さ
れないものであり、本考案の要旨を変えない範囲
で種々変更実施可能なことは勿論である。
れないものであり、本考案の要旨を変えない範囲
で種々変更実施可能なことは勿論である。
[考案の効果]
以上の説明から明らかなように、本考案によれ
ば、カードが挿脱されるカード挿脱口を有するリ
ーダライタ本体と、このリーダライタ本体内に設
けられた前記カード挿脱口に連通するカード搬送
路と、このカード搬送路内に設置されかつ前記カ
ード挿脱口から挿入されたカードの取り込みある
いは取り込まれたカードの前記カード挿脱口側へ
の排出を自動的に行なうカード搬送手段と、この
カード搬送手段によるカードの取り込みと共に移
動しかつそのコネクタ端子を移動過程でカードの
端子に近接させて定位置で接触させるコネクタ装
置と、前記カード搬送手段によるリーダライタ本
体内へのカードの挿入、定位置への到達及び排出
を検出するカード検出手段と、このカード検出手
段からの検出信号を受けて前記カード搬送手段の
作動を制御する制御手段とを具備したカード用リ
ーダライタにおいて、カードの取り込み中の次ぎ
のカードの挿入を遮断するシヤツタ手段を、カー
ド搬送手段によるカードの取り込みと共に移動す
るコネクタ装置と連動させて設けるようにしたこ
とから、高性能化を妨げることなく機構を薄型化
できるため、全体の小型化を図ることができると
ともに、カードの取り込み及び自動排出を円滑に
行なうことができ、取扱いが簡単になり、しか
も、これによつてカードの2枚差しを確実に防止
することができることから、カードと端末機との
交信中における外部からの通信の妨げとなる要因
を排除することができ、また、ゴミ等の侵入を防
止することができるというすぐれた効果を有する
ものである。
ば、カードが挿脱されるカード挿脱口を有するリ
ーダライタ本体と、このリーダライタ本体内に設
けられた前記カード挿脱口に連通するカード搬送
路と、このカード搬送路内に設置されかつ前記カ
ード挿脱口から挿入されたカードの取り込みある
いは取り込まれたカードの前記カード挿脱口側へ
の排出を自動的に行なうカード搬送手段と、この
カード搬送手段によるカードの取り込みと共に移
動しかつそのコネクタ端子を移動過程でカードの
端子に近接させて定位置で接触させるコネクタ装
置と、前記カード搬送手段によるリーダライタ本
体内へのカードの挿入、定位置への到達及び排出
を検出するカード検出手段と、このカード検出手
段からの検出信号を受けて前記カード搬送手段の
作動を制御する制御手段とを具備したカード用リ
ーダライタにおいて、カードの取り込み中の次ぎ
のカードの挿入を遮断するシヤツタ手段を、カー
ド搬送手段によるカードの取り込みと共に移動す
るコネクタ装置と連動させて設けるようにしたこ
とから、高性能化を妨げることなく機構を薄型化
できるため、全体の小型化を図ることができると
ともに、カードの取り込み及び自動排出を円滑に
行なうことができ、取扱いが簡単になり、しか
も、これによつてカードの2枚差しを確実に防止
することができることから、カードと端末機との
交信中における外部からの通信の妨げとなる要因
を排除することができ、また、ゴミ等の侵入を防
止することができるというすぐれた効果を有する
ものである。
第1図は本考案に係るカード用リーダライタの
一実施例を一部切欠して示す概略的斜視図、第2
図は同じく内部構造を一部切欠断面にして示す平
面図、第3図は第2図−線における縦断側面
図、第4図は同じくシヤツタ手段を概略的に示す
要部拡大説明図、第5図及び第6図は同じくシヤ
ツタ手段の動作状態を概略的に示す説明図であ
る。 1……リーダライタ本体、2……カード挿脱
口、3……カード搬送路、4……カード搬送手
段、10……コネクタ装置、10a……コネクタ
端子、12,13……カード検出手段、14……
シヤツタ手段、15……シヤツタ板、C……カー
ド、C1……端子。
一実施例を一部切欠して示す概略的斜視図、第2
図は同じく内部構造を一部切欠断面にして示す平
面図、第3図は第2図−線における縦断側面
図、第4図は同じくシヤツタ手段を概略的に示す
要部拡大説明図、第5図及び第6図は同じくシヤ
ツタ手段の動作状態を概略的に示す説明図であ
る。 1……リーダライタ本体、2……カード挿脱
口、3……カード搬送路、4……カード搬送手
段、10……コネクタ装置、10a……コネクタ
端子、12,13……カード検出手段、14……
シヤツタ手段、15……シヤツタ板、C……カー
ド、C1……端子。
Claims (1)
- カードが挿脱されるカード挿脱口を有するリー
ダライタ本体と、このリーダライタ本体内に設け
られた前記カード挿脱口に連通するカード搬送路
と、このカード搬送路内に設置されかつ前記カー
ド挿脱口から挿入されたカードの取り込みあるい
は取り込まれたカードの前記カード挿脱口側への
排出を自動的に行なうカード搬送手段と、このカ
ード搬送手段によるカードの取り込みと共に移動
しかつそのコネクタ端子を移動過程でカードの端
子に近接させて定位置で接触させるコネクタ装置
と、前記カード搬送手段によるリーダライタ本体
内へのカードの挿入、定位置への到達及び排出を
検出するカード検出手段と、このカード検出手段
からの検出信号を受けて前記カード搬送手段の作
動を制御する制御手段とを具備するとともに、前
記カード搬送路のカード挿脱口側に、カードの取
り込み中の次ぎのカードの挿入を遮断するシヤツ
タ手段を、前記カード搬送手段によるカードの取
り込みと共に移動するコネクタ装置と連動させて
開閉自在に設けたことを特徴とするカード用リー
ダライタ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1986184492U JPH0512839Y2 (ja) | 1986-11-29 | 1986-11-29 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1986184492U JPH0512839Y2 (ja) | 1986-11-29 | 1986-11-29 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6389172U JPS6389172U (ja) | 1988-06-10 |
JPH0512839Y2 true JPH0512839Y2 (ja) | 1993-04-05 |
Family
ID=31132219
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1986184492U Expired - Lifetime JPH0512839Y2 (ja) | 1986-11-29 | 1986-11-29 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0512839Y2 (ja) |
Families Citing this family (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH082875Y2 (ja) * | 1988-06-28 | 1996-01-29 | アンリツ株式会社 | カード受入れ機構 |
JPH0652542B2 (ja) * | 1989-07-27 | 1994-07-06 | 株式会社田村電機製作所 | カードリーダのシヤツタ機構 |
JP2879332B2 (ja) * | 1997-02-06 | 1999-04-05 | アンリツ株式会社 | カード受入れ機構 |
JP5115362B2 (ja) * | 2008-06-30 | 2013-01-09 | 株式会社Jvcケンウッド | 電子機器 |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6121727U (ja) * | 1984-07-16 | 1986-02-07 | 楢崎造船株式会社 | 段積型材料の積替移送装置 |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS60135963U (ja) * | 1984-02-14 | 1985-09-10 | オムロン株式会社 | Icカ−ド入力装置のカ−ド端子接続機構 |
-
1986
- 1986-11-29 JP JP1986184492U patent/JPH0512839Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6121727U (ja) * | 1984-07-16 | 1986-02-07 | 楢崎造船株式会社 | 段積型材料の積替移送装置 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS6389172U (ja) | 1988-06-10 |
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