JP4647454B2 - カードリーダ - Google Patents
カードリーダ Download PDFInfo
- Publication number
- JP4647454B2 JP4647454B2 JP2005294232A JP2005294232A JP4647454B2 JP 4647454 B2 JP4647454 B2 JP 4647454B2 JP 2005294232 A JP2005294232 A JP 2005294232A JP 2005294232 A JP2005294232 A JP 2005294232A JP 4647454 B2 JP4647454 B2 JP 4647454B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- card
- roller
- timing
- transport
- card reader
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Images
Description
さらに、搬送路80の図示下側には、カードリーダの前後に配置されたスプロケット92、94にチェーン90が掛けられている。チェーン90はカード強制排出用のチェーンであり、その一部には強制排出用の爪91が一体に設けられている。さらに、チェーン90の上側は、搬送路80の近くに、搬送路80と平行に位置している。
さらに、本発明における強制排出機構は、上記搬送ローラを駆動する駆動源の駆動力が伝達されているので、搬送中にカードが上記搬送ローラから外れた場合、外れたカードはタイミングベルト上に載って回転方向に移動する。このため、滞留を低減することができる。
また、一対のタイミングプーリは挿入口側と奥側とに配置され、奥側のタイミングプーリには、押圧ローラを設けたので、搬送されるカードをタイミングベルトと押圧ローラとの間で挟持ことができ、上記カードリーダの奥側に搬送することができる。
また、上記強制排出機構は、カード搬送には影響しない位置に配置することができる。
これにより、上記搬送ローラと上記強制排出機構を構成するタイミングベルトでのカード搬送速度差を低減できるため、安定したカード搬送と磁気情報の読取りが行なうことができ、同時に強制排出機構が動作していても、カード搬送には影響しない。
また、上記搬送ローラと上記タイミングプーリとを連結する連結部材が不要となるので、部品点数の削減を図ることができる。
さらに、本発明における強制排出機構は、上記搬送ローラを駆動する駆動源の駆動力が伝達されているので、搬送中にカードが上記搬送ローラから外れた場合、外れたカードはタイミングベルト上に載って回転方向に移動する。このため、滞留を低減することができる。
また、一対のタイミングプーリは挿入口側と奥側とに配置され、奥側のタイミングプーリには、押圧ローラを設けたので、搬送されるカードをタイミングベルトと押圧ローラとの間で挟持ことができ、上記カードリーダの奥側に搬送することができる。
さらに、搬送路5内には、カード4上に記録されている磁気情報を読み取る磁気ヘッド8と、IC接点18を備えたIC接点ブロック16と、搬送ローラ9に駆動する駆動源としてのモータ30と、モータ30からの回転が伝達されて、滞留するカードを強制排出する強制排出機構10と、挿入したカード4を搬送する搬送ローラ9と押圧ローラ14とが配置されている。
この強制排出機構10は、モータ30の駆動力が伝達されて、カード4が搬送路5内に滞留したときに、カード4を強制排出するものであり、挿入口1a側に配置されたタイミングプーリ11、奥側に配置されタイミングプーリ12、及びタイミングベルト13とからなっている。
これらタイミングプーリ11、12及びタイミングベルト13は、搬送路5の幅方向において搬送ローラ9を挟んで磁気ヘッド8とは反対側に配置されている。
タイミングプーリ12は、タイミングプーリ11と同様の形状及び大きさを有している。また、タイミングプーリ12は、搬送ローラ9の軸心と略平行な軸心を有しており、カードリーダ1の奥側(搬送路5の下流部)である排出口1b近傍において下部ユニット2に回動自在に軸支されている。
換言すれば、タイミングプーリ11に張架され、搬送路5に突出するタイミングベルト13の背面の位置は、搬送ローラ9の外形の突出量とほぼ同等かそれ以下の位置になるようにしている。
以上のように、タイミングベルト13は、カードリーダ1の挿入口1a側と奥側(搬送路5の上流部と下流部)とを掛け渡し、搬送ローラ9からタイミングプーリ11を介して伝達される回転力が、タイミングベルト13によりカードリーダ1の奥側に配置されたタイミングプーリ12に確実に伝達されるようになっている。
この押圧ローラ15は、その軸心が搬送ローラ9の軸心と略平行で、且つ、ローラ本体15aの外周面がタイミングベルト13を介してタイミングプーリ12の外周面に対向するように配置されており、側板6に回動自在に軸支されている。
JIS X6302によれば、カードの端部から5mmまでリード保証(磁気ヘッドの読み出しが保証)が必要であると定義されている。(図4参照。)これにより、本実施の形態では、磁気ヘッドの読み出し中に搬送ローラへの乗り継ぎ衝撃を防止するために、カード乗り継ぎ間隔(搬送ローラ9、12との間隔H)は磁気ヘッドの読み出し規格長以上に設定されている。
さらに、上記カード乗り継ぎ間で落下してカードが滞留することを防止するために、カード乗り継ぎ間隔はカード規格長以下に設定されている。
さらに、モータ30の駆動軸には、複数のギア20を介して連結されており、搬送ローラ9はモータ30の駆動力を受けて回動するようにしている。
度当り部17aは、その先端が搬送路5に突出しており、カード4の先端と当接可能となっている。カード4と当接した後は、カード4の奥側への搬送とともに、IC接点ブラック16が搬送路5に接近するように設けられている。(図2において点線部分参照。)
また、カード4を排出口1bから排出する際、このIC接点ブロック16は、図示していないが、度当り部17aの先端が、カード4の搬送の邪魔にならない程度、搬送路5から離反するようになっている。
なお、IC接点ブロック16の構成及び動作は周知であるので、ここでの説明は省略する。
先ず、カード4が挿入口1aから挿入され、挿入口1a近傍のフォトセンサによってカード4が検知されると、カード4をカードリーダ1内に搬送する方向(図1においてA方向)に、モータ30及び搬送ローラ9が回転を開始する。
挿入口1aから挿入されたカード4の先端がローラ本体9aの外周面とローラ本体14aの外周面との間に差し込まれると、カード4は搬送ローラ9の回転力を受けて搬送路5内に取り込まれる。
カード4が搬送ローラ9のA方向の回転力によってさらに搬送路5の奥側に搬送されると、やがてカード4の先端がIC接点ブロック16の度当り部17aを押圧する。
カード4の先端が度当り部17aをさらに奥側押圧すると、IC接点ブロック16はリンク機構により図中反時計周り方向に回転し、IC接点18がカード4のICチップの入出力部に当接する。
これによりIC接点ブロック16によってICチップに格納されている情報が読み取られる。または、情報が更新される。
なお、上述した動作は周知のものであるので、ここでの詳細な説明は省略する。
この場合には、カード4は、挿入口1aから排出されず、カードリーダ1の奥側に設けられた排出口1bから排出される。
そこで、カード4が使用済みカードであると識別されると、モータ30及び搬送ローラ9はA方向に回転する。
このとき、搬送ローラ9のローラ本体9aが支持されている軸9bには、強制排出機構10を構成するタイミングプーリ11が固定されているので、同じ方向に回転する。そのため、タイミングプーリ11に係合しているタイミングベルト13を介して、その回転は奥側に配置されているタイミングプーリ12に回転が伝達される。
搬送ローラ9の回転がさらに進むと、カード4は、その後端は搬送ローラ9と押圧ローラ14との挟持から離れるが、カード4の先端がタイミングプーリ12と押圧ローラ15との間に挟持されるようになり、さらにカードリーダ1の奥側に搬送される。
その後、搬送ローラ9の回転がさらに進むと、やがてカード4は排出口1bからキャプチャーボックスに排出される。
なお、カード4を排出口1bから排出する際、IC接点ブロック16はその度当り部17aの先端がカード4の搬送を邪魔しないように搬送路5からさらに離反する。
一方、図4に示すように、搬送されるカードが変形したカードや汚れのひどいカード、規格サイズから外れたカードである場合、そのカードがカードリーダ1に挿入されると、搬送路5内にカードが滞留する、いわゆるカードジャムを起こす場合が生じる。
すなわち、挿入口1aから挿入された上記カードが搬送ローラ9と押圧ローラ14との挟持から離れた後、カードの先端がタイミングプーリ12と押圧ローラ15との間に挟持されない場合が生じて、上記カードが搬送路5内に滞留することになる。しかし、強制排出機構10にはモータ30の駆動力(回転)が伝達されているので、タイミングベルト13の上に落ち、タイミングベルト13とともに回転方向に移動する。その後、カードの先端が、回転方向側であるタイミングプーリ12と押圧ローラ15との間に挟持され、排出口1bから排出される。
なお、モータ30の回転方向を挿入口1a側に反転してもよく、滞留したカードを搬送ローラ9と押圧ローラ14との間に挟持させて、挿入口1aから排出するようにしてもよい。
本実施の形態では、カードリーダ1は、カード4が搬送路5内に滞留したときに、カード4を強制排出する強制排出機構10をカード4の搬送方向に沿って設け、強制排出機構10は、モータ30の駆動力が伝達される一対のタイミングプーリ11、12と、これらのタイミングプーリ11、12に張架されているタイミングベルト13とからなっているので、新たに強制排出機構10を駆動するための駆動源を必要とせず、強制排出機構10を動作させることができ、カードリーダ1の小型化や低廉化を図ることができる。
カード4は、図4に示すように、カード長Lより短いカードC2(例えば、パッキ−カード)、または、厚みの薄いカードC3(例えば、プリペイドカード)であってもよい。
この場合、搬送ローラ9の回転力を互いに歯数の異なる複数のギアを介してタイミングプーリ11に伝達すれば良い。
この場合、カード長Lよりも短い区間ごとにタイミングベルト13の露呈面13aに対向するように押圧ローラを設ければ良い。
さらに、タイミングベルト13の内周面にローラをあてがってタイミングベルト13の張力を高めることが好ましい。
さらに、排出口1b側にカード発行装置を設け、新しいカードを排出口1bからカードリーダ1内に挿入するようにしてもよい。
1a 挿入口
4 カード
5 搬送路
8 磁気ヘッド
9 搬送ローラ
10 強制排出機構
11、12 タイミングプーリ
13 タイミングベルト
14、15 押圧ローラ
30 駆動源(モータ)
Claims (3)
- 駆動源の駆動力を受けて回転し、挿入口から挿入されたカードを搬送する搬送ローラを備えたカードリーダにおいて、前記搬送ローラと前記カードの磁気情報を読み取る磁気ヘッドを前記カードが搬送される搬送路の前記挿入口側に前記搬送路の幅方向に並べて配置するとともに、前記カードが前記搬送路内に滞留したときに、前記カードを強制排出する強制排出機構を前記カードの搬送方向に沿って設け、前記強制排出機構は、前記駆動源の駆動力が伝達される一対のタイミングプーリと、これらのタイミングプーリに張架されているタイミングベルトとからなるとともに、前記一対のタイミングプーリは前記挿入口側と前記奥側とに配置され、前記奥側に対応している前記タイミングプーリには、搬送中の前記カードを前記タイミングベルトに向けて押圧する押圧ローラが設けられ、前記強制排出機構は、前記搬送路の幅方向において前記搬送ローラを挟んで前記磁気ヘッドとは反対側に配置されていることを特徴とするカードリーダ。
- 前記搬送ローラは、前記磁気ヘッドの近傍で、且つ、前記搬送路の幅方向における略中央に配置されていることを特徴とする請求項1記載のカードリーダ。
- 前記挿入口側に配置したタイミングプーリは前記搬送ローラと同軸上に配置されていることを特徴とする請求項2記載のカードリーダ。
Priority Applications (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2005294232A JP4647454B2 (ja) | 2005-10-07 | 2005-10-07 | カードリーダ |
PCT/JP2006/315309 WO2007018094A1 (ja) | 2005-08-05 | 2006-08-02 | カードリーダ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2005294232A JP4647454B2 (ja) | 2005-10-07 | 2005-10-07 | カードリーダ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2007102648A JP2007102648A (ja) | 2007-04-19 |
JP4647454B2 true JP4647454B2 (ja) | 2011-03-09 |
Family
ID=38029508
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2005294232A Expired - Fee Related JP4647454B2 (ja) | 2005-08-05 | 2005-10-07 | カードリーダ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP4647454B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP5508028B2 (ja) | 2010-01-04 | 2014-05-28 | 日本電産サンキョー株式会社 | カード状媒体処理装置およびカード状媒体処理装置の制御方法 |
Citations (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS63140447A (ja) * | 1986-12-03 | 1988-06-13 | Csk Corp | カ−ドリ−ダ−の搬送路 |
JPH01241690A (ja) * | 1988-03-23 | 1989-09-26 | Nec Corp | 紙葉類の提示装置 |
JPH096926A (ja) * | 1995-06-23 | 1997-01-10 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 磁気カードリーダライタ |
JPH09161015A (ja) * | 1995-12-01 | 1997-06-20 | Mitsubishi Electric Corp | 磁気記録装置 |
JP2001076099A (ja) * | 1999-08-31 | 2001-03-23 | Sankyo Seiki Mfg Co Ltd | カード強制排出方法および排出機構 |
-
2005
- 2005-10-07 JP JP2005294232A patent/JP4647454B2/ja not_active Expired - Fee Related
Patent Citations (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS63140447A (ja) * | 1986-12-03 | 1988-06-13 | Csk Corp | カ−ドリ−ダ−の搬送路 |
JPH01241690A (ja) * | 1988-03-23 | 1989-09-26 | Nec Corp | 紙葉類の提示装置 |
JPH096926A (ja) * | 1995-06-23 | 1997-01-10 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 磁気カードリーダライタ |
JPH09161015A (ja) * | 1995-12-01 | 1997-06-20 | Mitsubishi Electric Corp | 磁気記録装置 |
JP2001076099A (ja) * | 1999-08-31 | 2001-03-23 | Sankyo Seiki Mfg Co Ltd | カード強制排出方法および排出機構 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2007102648A (ja) | 2007-04-19 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US7328897B2 (en) | Card printer and method of printing on cards | |
JP2007272630A (ja) | 情報書き込み装置及び媒体発行装置 | |
JP4647454B2 (ja) | カードリーダ | |
JPH11143994A (ja) | カードリーダ | |
JP2004355407A (ja) | 記録媒体取扱装置 | |
JP4834368B2 (ja) | カード処理装置 | |
JP4648795B2 (ja) | カードリーダ | |
JP2637193B2 (ja) | 媒体処理装置 | |
WO2007018094A1 (ja) | カードリーダ | |
JP4813948B2 (ja) | 使用済み媒体廃棄装置及び媒体発行装置 | |
JP2975809B2 (ja) | 自動改札装置 | |
JP4239246B2 (ja) | カード搬送機構 | |
JPH042059Y2 (ja) | ||
JP4635823B2 (ja) | 媒体の重ね合わせ装置 | |
JP2826048B2 (ja) | カード排出装置 | |
JP3991844B2 (ja) | 印字機能付カード処理装置 | |
JP3700414B2 (ja) | カード搬送装置 | |
JP3895204B2 (ja) | カード処理装置 | |
KR940007482B1 (ko) | 마그네틱 잉크 문자인식 및 분리장치 | |
JP4970339B2 (ja) | プリンタの排紙機構 | |
JP2012148499A (ja) | ページ捲りユニット、および記帳装置 | |
JP2004152240A (ja) | カード処理装置 | |
JP2003296664A (ja) | カード処理装置 | |
JP2002293447A (ja) | 冊子搬送装置 | |
JP2001331816A (ja) | 媒体処理装置及び自動改札装置 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20071228 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20100727 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20100924 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20101129 |
|
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20101208 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20131217 Year of fee payment: 3 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |