JP2001076099A - カード強制排出方法および排出機構 - Google Patents

カード強制排出方法および排出機構

Info

Publication number
JP2001076099A
JP2001076099A JP24526099A JP24526099A JP2001076099A JP 2001076099 A JP2001076099 A JP 2001076099A JP 24526099 A JP24526099 A JP 24526099A JP 24526099 A JP24526099 A JP 24526099A JP 2001076099 A JP2001076099 A JP 2001076099A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
card
insertion slot
reader
moving body
engaging
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Withdrawn
Application number
JP24526099A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2001076099A5 (ja
Inventor
Kenji Hirasawa
賢司 平沢
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nidec Sankyo Corp
Original Assignee
Nidec Sankyo Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Nidec Sankyo Corp filed Critical Nidec Sankyo Corp
Priority to JP24526099A priority Critical patent/JP2001076099A/ja
Priority to US09/542,866 priority patent/US6824062B2/en
Priority to EP00107412A priority patent/EP1054341B1/en
Priority to DE60044446T priority patent/DE60044446D1/de
Publication of JP2001076099A publication Critical patent/JP2001076099A/ja
Publication of JP2001076099A5 publication Critical patent/JP2001076099A5/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

Links

Abstract

(57)【要約】 【課題】 新たな機構や部品が不要ながら、カード強制
排出を可能にし、低廉なコストで、サイズが小さなカー
ド強制排出方法および強制排出機構を得る。 【解決手段】 カード搬送手段によりカード挿入口から
カード50をカードリーダ内部に取り込むようにカード
とともに移動する移動体10,21に、カードに当接可
能なカード係合部材22、100を設け、カード挿入口
にカードが滞留したとき、移動体10,21を奥側に移
動させてカード係合部材22,100をカード50に当
接可能な位置に移動させた後移動体10,21をカード
挿入口側に移動させ、カードリーダ内部の奥側よりカー
ド係合部材22,100をカードの奥側端面に係合させ
てカードを排出する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、磁気ストライプを
有するカード、ICカード、その他情報を記録すること
ができる各種カードを使用するカードリーダにおいて、
カード挿入口でカードが搬送路に滞ってしまった場合の
カード強制排出方法およびカード強制排出機構関にする
ものである。
【0002】
【従来の技術】カードリーダに挿入されるカードが、変
形や汚れのない正常なカードであればカードリーダ内で
のカードの搬送は何ら問題なく行われるが、変形したカ
ードや汚れのひどいカードがカードリーダに挿入される
と、カード搬送路内にカードが滞留する、いわゆるジャ
ムを起こすことがあり、カードの処理ができなくなるこ
とがある。
【0003】そこで、従来一般のカードリーダ内には、
カードがジャムを起こした場合を想定して、カード強制
排出機構を設けている。図12は、従来のカードリーダ
におけるカード強制排出機構の例を示す。図12におい
て、カード搬送路を挟んで3対の搬送ローラ対82,8
4,86が、カード挿入口88側から奥側に向かって上
記の順に、かつ、適宜の間隔をおいて配置されている。
従って、カード挿入口88から挿入されたカードは、上
記搬送ローラ対82,84,86によって順次奥側に搬
送され、所定の処理、すなわち記録情報の読み取り、書
き込みが行われる。
【0004】上記カード搬送路の下側には、カードリー
ダの前後に配置されたスプロケット92,94にチェー
ン90が掛けられている。チェーン90はカード強制排
出用のチェーンであって、その一部には強制排出用の爪
91が一体に設けられている。チェーン90の上側は、
カード搬送路の近くに、カード搬送路と平行に位置して
いる。通常は、チェーン90は駆動されず、上記爪91
はカード搬送路外に退避している。カードがジャムを起
こしたことを検出すると、スプロケット92,94の少
なくとも一方が図9において時計方向に回転駆動されて
チェーン90が駆動され、爪91がカード搬送路内に立
ち上がって、ジャムを起こしているカードを強制的にカ
ード挿入口88に向かって押し出すようになっている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上記のように、従来の
カードリーダにおいては、カードがジャムを起こした場
合にこれを強制的に排出することができる。しかしなが
ら、カードがよほど大きく変形していたり、ひどく汚れ
ていたりしない限り、ジャムを起こすことはめったにな
い。にもかかわらず、万が一ジャムを生じた場合に備え
て独立した強制排出機構を設けているのが実情である。
従って、従来のカードリーダは、ほとんど使用すること
のない上記の独立した強制排出機構を組み込んでいるこ
とになり、カードリーダのコストの高騰、サイズの拡
大、といった問題につながっている。カード強制排出機
構は、上記のチェーン方式に限らず、各種の方式がある
が、いずれにせよ、カードを強制的に排出するためのモ
ータやソレノイドといった駆動源を新たに設ける必要が
あり、上記の問題点を解消することができない。
【0006】本発明は以上のような従来技術の問題点を
解消するためになされたもので、カードリーダに必須の
カード搬送機構にわずかな工夫を加えるだけで、特別に
新たな機構や部品を付加することなく、カードを強制排
出することを可能にすることにより、低廉なコストで、
サイズを小さくすることができるカード強制排出方法お
よび強制排出機構を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明は、
カード挿入口から挿入されたカードをカード搬送手段に
よりカードリーダ内部に取り込むようにしたカードリー
ダのカード強制排出方法において、上記カード搬送手段
により上記カード挿入口からカードをカードリーダ内部
に取り込むようにカードとともに移動する移動体に、カ
ードに当接可能なカード係合部材を設けておき、カード
挿入口にカードが滞留したときに、上記移動体を奥側に
移動させて上記カード係合部材をカードに当接可能な位
置に移動させた後上記移動体をカード挿入口側に移動さ
せ、カードリーダ内部の奥側より上記カード係合部材を
カードの奥側端面に係合させてカードを排出するように
したことを特徴とする。
【0008】請求項2記載の発明は、カード挿入口から
挿入されたカードをカード搬送手段によりカードリーダ
内部に取り込むようにしたカードリーダのカード強制排
出機構において、上記カード搬送手段により上記カード
挿入口からカードをカードリーダ内部に取り込むように
カードとともに移動する移動体と、この移動体に連動し
て移動するとともにカードに当接し、カードの奥側端面
にも当接可能なカード係合部材と、カード挿入口にカー
ドが滞留していることを検出する検出手段とを備え、上
記検出手段がカードが滞留したことを検出したとき、上
記移動体を移動させカードリーダ内部の奥側より上記カ
ード係合部材をカードの奥側端面に係合させてカードを
排出するようにしたことを特徴とする。
【0009】請求項3記載の発明は、請求項2記載の発
明において、カード係合部材は、カードをカード走行基
準面に押圧するためのカード寄せ部材、またはカードを
搬送するためのカード係合爪部材の何れかであることを
特徴とする。
【0010】請求項4記載の発明は、請求項3記載の発
明において、カード搬送手段は、カード挿入口から挿入
されたカードをカードリーダ内部に取り込む第1のカー
ド搬送手段と、この第1のカード搬送手段により取り込
まれたカードを受けてカードリーダ内部でのカード搬送
を行う第2のカード搬送手段とを備え、第2のカード搬
送手段は移動体を移動させることによりカードを搬送さ
せるものであることを特徴とする。
【0011】請求項5記載の発明は、請求項4記載の発
明において、第2のカード搬送手段は、移動体の前側と
後ろ側に設けられたカード係合爪部材を有してなり、こ
れら前後のカード係合爪部材は、互いに背反的に起立し
倒伏し、起立状態でカードの前側端面または奥側端面に
係合しカードを搬送することを特徴とする。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照しながら本発明
にかかるカード強制排出方法および排出機構の実施の形
態について説明する。図1ないし図4において、カード
リーダのカード搬送路は、左右に所定の間隔をおいて平
行に配置されたフレーム1,2と、このフレーム1,2
間に上下に平行に固定された上ガイド3および下ガイド
4とによって、これらフレーム1,2、上下ガイド3,
4間に形成されている。カード搬送路の一方側(カード
挿入口30から見て左側)には、前後のタイミングプー
リ6,7によってタイミングベルト5が支持されてい
る。タイミングベルト5は、アイドルローラ46,47
によって移動通路が変えられ、タイミングプーリ6,7
に掛けられた部分の一部のみ(カード挿入口および後方
排出口)がカード搬送路に面している。
【0013】カード搬送路の他方側(カード挿入口30
から見て右側)には、カード搬送路の前後位置において
パッドローラ8,28が配置されている。パッドローラ
8,28はそれぞれレバー26,27の先端部に水平面
内において回転自在に支持されている。各レバー26,
27は、コイルばねにより、パッドローラ8,28がカ
ード搬送路に進出する向きに回転付勢されている。カー
ド挿入口30にカード50が挿入されたことをセンサが
検出すると、タイミングプーリ6,7が図2において反
時計方向に回転駆動され、これとともにタイミングベル
ト5が駆動される。カードが挿入されると、挿入された
カード50の奥側の端部はタイミングプーリ6に掛けら
れたタイミングベルト5とパッドローラ8との間に至っ
ているため、カード50はパッドローラ8によってタイ
ミングベルト5に押し付けられ、タイミングベルト5の
駆動によってカードリーダの奥側に搬送されるようにな
っている。
【0014】カードリーダの奥側のタイミングプーリ7
に掛けられたタイミングベルト5とパッドローラ28と
の間にカード50が至ると、この場合も上記の場合と同
様に、カード50はパッドローラ28によってタイミン
グベルト5に押し付けられ、タイミングベルト5の駆動
によってカードリーダの奥側に搬送されるようになって
いる。タイミングベルト5の駆動方向が逆転すれば、カ
ード50は排出される向きに搬送される。タイミングベ
ルト5とパッドローラ8,28によるカード50の搬送
手段を第1の搬送手段とすると、この第1の搬送手段に
よる搬送は、カードリーダの前側と奥側のみにおいて行
われ、それらの中間部分は次に説明する第2のカード搬
送手段によって行われる。
【0015】第2のカード搬送手段は、キャリッジ1
0、ワイヤ12、スライドレバー21、爪11,31、
寄せ部材22などを主として有している。図3に示すよ
うに、カード搬送路の下側には、カードリーダの前寄り
の位置と後ろ寄りの位置に、垂直面内において回転可能
なプーリ13,14が配置されており、このプーリ1
3,14にワイヤ12が掛けられている。このワイヤ1
2の張設方向と平行に、従ってカード搬送方向と平行に
ガイド軸9が固定されている。このガイド軸9に沿って
移動可能にキャリッジ10が設置されている。キャリッ
ジ10の側面からは軸19が水平方向に突出し、この軸
19にはローラ20が回転自在に支持されている。ロー
ラ20は、カードリーダ本体に固定されたレール状のガ
イド18の上に載っている。従って、キャリッジ10は
ガイド軸9とガイド18に案内されてカード搬送方向に
移動することができる。
【0016】図5ないし図8に示すように、キャリッジ
10の前後端部にはカード係合爪部材(以下「爪部材」
という)100,300が、それぞれ軸104,304を
中心に垂直面内において回転可能に支持されている。爪
部材100,300は互いに対称形で、長い腕と短い腕
からなる二股レバー状の部材であって、それぞれの長い
腕の先端部は、互いに向き合う爪11,31となってい
る。各爪部材100,300の長い腕の長さ方向中間に
は軸102,302が、各短い腕の先端部には軸103,
303が取り付けられている。爪部材100,300の
各軸102,103は、スライドレバー21の前後端部
にその長手方向に形成された長孔216,217に嵌っ
ている。
【0017】スライドレバー21はカード搬送方向に長
く伸びていて、その長さ方向の中央部に突出させて形成
されたワイヤ連結部215において、プレート101の
介在のもとに前記ワイヤ12が連結されている。スライ
ドレバー21の前後端部はこれを幅方向に二分する形で
開放溝が形成され、この開放溝に爪部材100,300
の一部が嵌り、この開放溝にガイドされるようにして爪
部材100,300が回転するようになっている。
【0018】図6に示すように、スライドレバー21
は、上記長孔216,217を有するほか、前後端部下
縁に下方にわずかに突出したカム状の規制部211,2
12と、これら規制部211,212に続いてスライド
レバー21の長手方向内側に形成された逃げ部213,
214を有する。上記軸103,303は爪部材100,
300の側面からわずかに突出していて、この爪部材1
00,300は上記規制部211,212に当接するよう
になっているが、上記逃げ部213,214は上記軸1
03,303の突出量よりも幅広に形成されていて、逃
げ部213,214に上記軸103,303が進入するこ
とができるようになっている。
【0019】図7に示す状態は、前記ワイヤ12によっ
てスライドレバー21が右方、すなわち前記カード挿入
口30側に向かって引っ張られている状態ないしは引っ
張られたあと停止している状態を示す。ワイヤ12でス
ライドレバー21が右方に引っ張られると、まずスライ
ドレバー21のみが長孔216,217の範囲内で右方
にスライドする。このスライドレバー21の上記スライ
ドにより、それまで起立していた爪部材100の軸10
3から規制部211が右方に逃げる。スライドレバー2
1がさらにスライドすることにより、長孔216,21
7の端縁で軸102,302が右方に押される。そし
て、軸102が上記のように押されることによって爪部
材100は時計方向に回転して倒伏する。一方、スライ
ドレバー21の上記スライドで軸302が右方に押され
ることにより、それまで倒伏していた爪部材300が時
計方向に回転して起立する。なお、爪部材300の時計
方向の回転規制は、軸303とキャリッジ10の規制部
110によって行われる。このとき、軸303がスライ
ドレバー21の規制部212の下に移動するため、爪部
材300にこれを反時計方向に回転させようとする外力
が加わっても、軸303が上記規制部212に当接する
ことによって、爪部材300の回転が規制される。
【0020】逆に、ワイヤ12でスライドレバー21が
左方に引っ張られると、まずスライドレバー21のみが
左方にスライドし、続いて爪部材100が反時計方向に
回転し、軸103がキャリッジ10の規制部120に当
接する位置まで起立する。同時に、爪部材300が倒伏
し、軸103がスライドレバー21の規制部211の下
に移動するため、爪部材100にこれを反時計方向に回
転させようとする外力が加わっても、軸103が上記規
制部211に当接することによって、爪部材100の回
転が規制される。このように、前後のカード係合爪部材
100,300は、スライドレバー21の駆動方向に応
じて、互いに背反的に起立し倒伏する。係合爪部材10
0,300が起立した状態では、その先端部の爪11,
31がカード搬送路に進出し、その状態で爪部材10
0,300が移動することにより、カードの前側端面ま
たは奥側端面に爪11または爪31が係合しカードをカ
ード挿入口側またはカードリーダの奥側に向かって搬送
するようになっている。一方、係合爪部材100,30
0が倒伏した状態では、その爪11,31がカード搬送
路から逃げるようになっている。爪部材100,300
が背反的に起立し倒伏したあともなおスライドレバー2
1を移動させることにより、爪部材100,300の介
在のもとにキャリッジ10が引っ張られスライドレバー
21とともにキャリッジ10も前記ガイド軸9とガイド
18に沿って移動するようになっている。
【0021】キャリッジ10には、キャリッジ10の側
面に取り付けられた軸201によってカード寄せ部材2
2が回転可能に取り付けられている。上記軸201はキ
ャリッジ10の側面にカード搬送方向に水平に支持され
ていて、上記寄せ部材22は軸201を中心に垂直面内
において回転可能に支持されている。寄せ部材22はカ
ード搬送方向にある程度の長さをもって形成されてい
て、その上端縁は、カード搬送路を搬送されるカード5
0(図1参照)の側面に対向している。寄せ部材22の
上端縁前後端部はカード搬送路から見て外側に向かう折
り曲げ部221,222となっている。上記軸の両端部
にはコイルばね202、202がはめられ、これらのコ
イルばね202、202によって寄せ部材22は図1に
おいて時計方向に、従って、寄せ部材22の上端縁部
が、カード搬送路内のカード50の側面を押す向きに回
転付勢されている。この寄せ部材22の回転付勢力で押
されたカード50は、その他方の側面が、前記フレーム
2の側面からなる基準面60に押し付けられるようにな
っている。
【0022】上記寄せ部材22は、図4に示すように、
下ガイド4に形成されたスリット状の窓孔32を貫いて
立ち上がっている。上記窓孔32はカード搬送方向に長
く形成されていて、一側縁は直線状に、他方の側縁は段
付のカム面になっている。このカム面について詳細に説
明すると、窓孔32の前端側には、浅いカム面33と、
これよりも深いカム面34と、これよりもさらに深いカ
ム面35が、カード挿入口30側からこの順に形成され
ている。窓孔32の奥端側にも、浅いカム面37と、こ
れよりも深いカム面36と、これよりもさらに深いカム
面35が、奥端からカード挿入口30に向かってこの順
に形成されている。従って、窓孔32の前端側のカム形
状と奥端側のカム形状は対称形になっている。各カム面
は傾斜面によってつながれている。
【0023】上記カード寄せ部材22は、コイルばね2
02,202による回転付勢力で上記カム面の一つに当
接することにより、または、カード搬送路内のカード5
0の一側面に当接することによって、回転が規制されて
いる。寄せ部材22の一部がカム面33またはカム面3
7に当接している状態では、寄せ部材22は付勢力に抗
し押し戻され、図1に2点鎖線22Bで示すように、カ
ード搬送路内のカード50から離間するようになってい
る。この状態では、カード50は前記タイミングベルト
5と、パッドローラ8またはパッドローら28からなる
第1のカード搬送手段によってカード50が搬送され
る。
【0024】寄せ部材22の一部がカム面34またはカ
ム面36に対向している状態では、寄せ部材22は図1
に実線で示す回転位置にあり、寄せ部材22の上端縁部
がカード50の一側面に当接することが可能な位置であ
り、最も深いカム面35の位置では、カードに当接するこ
とにより実線で示す位置となり、カード50を基準面6
0に押し付けるようになっている。寄せ部材22の一部
がカム面35に対向している状態で、かつ、カード搬送
路内にカード50が存在していない状態では、寄せ部材
22は図1に1点鎖線22Aで示す回転位置まで進出す
ることができる。すなわち、カードがないとき、寄せ部
材22は付勢力で大きく回転して、その上端縁部がカー
ド搬送路内に進出するようになっている。
【0025】なお、上記中間の深さのカム面34,36
は省略し、浅いカム面33,37と深いカム面35だけ
を形成しても差し支えない。キャリッジ10に軸19を
介して取り付けられたローラ20は、寄せ部材22に形
成された窓孔52(図7参照)を、空間的余裕をもって
貫いている。図4に示すように、カード挿入口30付近
には、カード挿入口30に挿入されたカードの磁気デー
タを検出する磁気ヘッド40が取り付けられている。カ
ード搬送路にも、カードが搬送されてきたことを検出す
るセンサが適宜数設置されている。
【0026】図3に示すように、カード搬送路のカード
搬送方向中央部には、カードの記録トラックに情報信号
を記録し、また、カードの記録情報信号を読み取るヘッ
ド16と、このヘッド16にカード50を押し付けるた
めのパッドローラ17が配置されている。
【0027】前記タイミングベルト5、ワイヤ12は、
一つのモータ15を駆動源にして駆動される。モータ1
5の出力軸は減速輪列23につながっており、減速輪列
23はクラッチ機構24につながっている。クラッチ機
構24は、タイミングベルト5を駆動するタイミングプ
ーリ7、またはワイヤ12を駆動するプーリ14への動
力の伝達をオン、オフする。モータ15は、カード50
を取り込む場合と排出する場合とで回転の向きが切り替
えられる。
【0028】次に、上記実施の形態の動作を説明する。
カードが挿入されない初期状態では、キャリッジ10が
その移動範囲の前端位置にあり、図7に示すように、爪
部材100は倒伏してカードを受け入れ可能な状態にあ
り、爪部材300は起立している。また、キャリッジ1
0に支持されたカード寄せ部材22は、その一部が図4
に示すカム面33に当接して付勢力に抗し押し戻され、
図1に2点鎖線22Bで示すようにカード搬送路から逃
げている。
【0029】上記の初期状態においてカード挿入口30
からカード50を挿入すると、これを磁気ヘッド40が
検出し、モータ15が起動され、クラッチ機構24を介
してタイミングプーリ7が図2において反時計方向に回
転駆動され、これに伴ってタイミングベルト5が駆動さ
れる。このタイミングベルト5の駆動により、タイミン
グプーリ6とパッドローラ8との間に侵入したカード5
0がカードリーダの奥側に向かって搬送される。
【0030】カード50がある程度搬送されると、図示
されないセンサがカードを検出し、クラッチ機構24が
タイミングベルト5に代わってワイヤ12を駆動する。
このワイヤ12の駆動によってスライドレバー21が図
3、図5において左方に引っ張られる。これによってス
ライドレバー21は、図8に2点鎖線21A、1点鎖線
21B、破線21Dで示す態様を経て実線で示す態様に
至る。このスライドレバー21の動作初期の段階では、
長孔216,217の範囲内でスライドレバー21のみ
が移動する。この移動によって規制部212が爪部材3
00の軸303から逃げる。スライドレバー21がさら
にスライドすることにより、長孔216,217の右端
縁で軸102,302が左方に引っ張られ、爪部材10
0,300が軸104,304を中心に図7、図8におい
て反時計方向に回転させられ、爪部材100が起立し、
爪部材300が倒伏する。このとき、爪部材300の軸
303はスライドレバー21の逃げ部214に逃げる。
【0031】爪部材100の起立により、その爪11
が、カード搬送路内のカード50の前側端面に係合でき
る位置に進出する。スライドレバー21がさらにスライ
ドすると、上記長孔216,217の右端縁と軸102,
302との当接と、爪部材100に固植された軸103
とキャリッジ10の規制部120の当接部により、キャ
リッジ10が引っ張られることになり、キャリッジ1
0、このキャリッジに取り付けられているカード寄せ部
材22および爪部材100,300がカードリーダの奥
方に向かって移動させられる。カード寄せ部材22が移
動し始めると間もなく、その一部と前記カム面33(図
4参照)との当接が終わって次のカム面34と対向し、
カード寄せ部材22は付勢力によって回転し、それまで
カード搬送路から逃げていた上記寄せ部材22の上端縁
部が、カード搬送路内のカード50の一側面を押し、カ
ード50の他方の側面を基準面60に押し付ける。
【0032】スライドレバー21がさらにスライドする
のに伴って、キャリッジ10、寄せ部材22も奥方に移
動し、寄せ部材22の一部は図4に示すカム面35に対
向する。しかし、カード搬送路にカード50が存在して
いる間は、寄せ部材22はそれ以上付勢力で回転するこ
とはない。スライドレバー21とともに爪部材100も
起立したまま移動するため、爪11がカード50の前側
端面を押し、カード50を奥側に向かって搬送する。こ
のとき、爪部材100はカード50を押すことによっ
て、爪部材100を図7、図8において時計方向に回転
させようとする外力が働くが、軸103がスライドレバ
ー21の規制部211に当接することによって回転が規
制され、爪部材100の起立姿勢が保たれる。爪11に
よるカード搬送中は、カード50の搬送とともに寄せ部
材22もカード50を基準面60に押し付けたまま移動
し、その間にヘッド16によってカードの記録トラック
に対し情報信号の読み取り、書き込みが行われる。
【0033】寄せ部材22によるカード50の基準面6
0への押し付けは、図4に示すカム面35、36を経て
カム面37に当接し、寄せ部材22が付勢力に抗し回転
させられることによって解除される。この押し付けの解
除とともにワイヤ12によるスライドレバー21のスラ
イドが停止させられ、代わりに、再びタイミングベルト
5が駆動され、パッドローラ28とタイミングプーリ7
との間に至っているカード50が、上記タイミングベル
ト5の駆動によってさらに奥方に搬送され、所定の処理
がなされる。このとき、奥側の爪部材300は前述のよ
うに倒伏姿勢をとっているため、タイミングベルト5の
駆動によるカード50の搬送に支障をきたすことはな
い。
【0034】処理済のカード50を排出するときは、上
記の動作と逆の動作となる。すなわち、まず、パッドロ
ーラ28の協働のもとに、タイミングベルト5の駆動に
よってカード50がカード挿入口30に向かって搬送さ
れ、タイミングベルト5による搬送領域の限界位置に至
ったあとは、ワイヤ12によってスライドレバー21が
カード挿入口30に向かってスライドさせられる。スラ
イドレバー21のスライドの初期段階ではスライドレバ
ー21がスライドするのみである。その後、爪部材10
0が倒伏し、爪部材300が起立し、スライドレバー2
1がさらにスライドさせられることによってキャリッジ
10、寄せ部材22および爪部材100,300もカー
ド挿入口30に向かって移動させられる。
【0035】爪部材300が起立したまま移動すること
によってその爪31がカード50の奥側端面と係合し、
カード50をカード挿入口30に向かって搬送する。こ
のときカード寄せ部材22はカード50を基準面60に
押し付けたままキャリッジ10とともに、かつ、カード
50とともにカード挿入口30に向かって移動する。爪
部材300による搬送領域の終端に至ると、寄せ部材2
2はその一部がカム面33に当接してカード搬送路から
逃げる。そのあとタイミングベルト5が駆動され、パッ
ドローラ8との協働によってカード50がカード挿入口
30へ排出される。
【0036】以上は正常な動作の場合である。カードの
変形や汚れがひどく、カードが正常に搬送されない場合
があり、このようなカードがカード挿入口内に入ってし
まうと、これを取り出すことができないので、この場合は
カードを強制排出する。以下、カード強制排出動作につ
いて説明する。変形や汚れ、その他正常な搬送ができな
いカードがカード挿入口30から挿入されると、カード
挿入口内のカード搬送路内にカードが滞留する。カード
挿入口30近傍に設置された磁気ヘッド40はカードを
検出するが、カードリーダ内部に設置されたカードセン
サは、その位置までカードが搬送されて来ない限りカー
ドを検出することができない。そこで、カード挿入口3
0近傍の磁気ヘッド40が検出した後、一定時間経過し
ても他のセンサが検出しない場合、あるいは、図示しな
い別のセンサの検出信号が出力されたまま一定時間継続
しているばあなどには、カードがカード挿入口に滞留し
たものと判断し、その旨の異常検出信号を出力する。
【0037】上記異常検出信号の出力によってワイヤ1
2を駆動し、キャリッジ10、寄せ部材22および爪部
材100,300をカードリーダの奥側、すなわち、寄せ
部材22の前端221が滞留したカードの奥側端面より
も奥側に位置する位置まで充分に移動させ、続いてワイ
ヤ12を逆転させ、キャリッジ10、寄せ部材22、爪
部材100,300をカード挿入口30に向かって移動
させる。この移動の際、寄せ部材22の一部は図4に示
すカム35と対向し、寄せ部材22は付勢力で回転しう
る状態となる。このとき、カードはカード挿入口30付
近に滞留しているため、寄せ部材22の上端縁部が対向
する位置にはカードが存在せず、寄せ部材22は図1に
1点鎖線22Aに示すように付勢力で大きく回転し、カ
ード搬送路にこれを上下方向に横切るようにして進出す
る。
【0038】この状態で寄せ部材22はキャリッジ10
などとともにさらにカード挿入口30に向かって移動さ
せられるため、やがて寄せ部材22の上端部が、滞留し
ているカードの奥側端面に当接してこれを押し、カード
をカード挿入口30に強制的に押し戻す。寄せ部材22
はキャリッジ10などとともに移動領域の前端まで移動
すると、寄せ部材22の一部がカム面33に当接し、初
期の姿勢をとる。
【0039】次に、図9ないし図11に示す別の実施の
形態について説明する。この実施の形態は、走行駆動部
材であるワイヤ41により回転されるレバー42によ
り、前後方向のカード搬送に共通の爪部材43を駆動す
るようにしたものである。図9ないし図11において、
レバー42はブラケット44により回転可能に支持され
ている。レバー42は三つのアーム45,46,47を
有する。レバー42の第1アーム45に形成された長孔
48にワイヤ41を通し、第1アーム45の前後におい
てワイヤ41に設けた係合部51によってレバー42を
ほぼ水平に回転させるようになっている。レバー42の
第2、第3アーム46,47は爪部材43のテーパーア
ーム52,53に当接可能になっており、レバー42が
回転すると各アーム46,47が爪部材43の各テーパ
ーアーム52,53を押し上げ、爪部材43の係合部5
4,55がカード搬送路に進出する構造となっている。
【0040】カード搬送路内においてカード50を前進
または後退させる場合のいずれにおいても、まず爪部材
43の係止部54,55をカード搬送路上に突出させて
からキャリッジ70を移動させるようになっている。す
なわち、係止部54,55間にカードが位置している状
態で、係止部54,55がカード50を係止し、その後
にキャリッジ70を移動させることができるようになっ
ている。ワイヤ41の停止時には図示しない駆動源であ
るモータの回転のロックは行わず、爪部材43の自重で
レバー42を戻して各係止部54,55をカード走行路
から退避させるようになっている。符号56は寄せ板、5
7,58はキャリッジ70の移動をガイドするガイド軸
をそれぞれ示す。ガイド軸58は、爪部材43の回転中心
となっている。
【0041】図9ないし図11に示す実施の形態によれ
ば、キャリッジ70を一旦カードリーダ奥側に移動させ
た後、移動の向きを反転させてカード挿入口の方に向か
って移動させると、カード搬送路に滞留しているカード
を、カード搬送用の爪部材43の係止部54,55によ
り強制的に排出することができる。上記寄せ板56は、前
記実施の形態における寄せ板22と同様に作用し、カー
ドを基準面に押し付けながらカードの搬送とともに移動
することができるとともに、カード搬送路にカードが滞
留したとき、カード搬送路内にまで回転し、滞留している
カードの奥側端面を押すことができるようになってい
る。従って、寄せ板56によっても、カードを強制排出す
ることができるようになっている。
【0042】以上説明した各実施の形態によれば、カー
ドリーダがもともと備えているカード搬送機構を利用
し、それに工夫を加えてカードが搬送路に滞留したとき
の強制排出方法ないしは強制排出機構を実現させた。具
体的には、寄せ部材22の付勢力による回転を規制する
カム面を拡大して寄せ部材22の回転範囲を拡大し、カ
ードが滞留している場合に寄せ部材22を一旦奥側まで
移動させ、逆向きに移動させる際の、付勢力による寄せ
部材22の回転で寄せ部材22をカード搬送路内に進出
させ、寄せ部材22で強制的にカードを排出させるよう
にした。そのため、カードの強制排出のための特別の部
材を新たに付加する必要がなく、低廉なコストでカード
強制排出を実現することができるし、カード強制排出機
構を有するカードリーダのコンパクト化を図ることもで
きる。
【0043】以上説明した実施の形態によれば、カード
を搬送する係止部で強制排出することができ、この係止
部29cも、カード搬送機構がもともと有しているもの
であるから、上記の効果と同様の効果を得ることができ
る。
【0044】
【発明の効果】請求項1記載のカード強制排出方法によ
れば、カード搬送手段によりカード挿入口からカードを
カードリーダ内部に取り込むように、カードとともに移
動する移動体に、カードに当接可能なカード係合部材を
設けておき、カード挿入口にカードが滞留したときに、
上記移動体を奥側に移動させて上記カード係合部材をカ
ードに当接可能な位置に移動させた後上記移動体をカー
ド挿入口側に移動させ、カードリーダ内部の奥側より上
記カード係合部材をカードの奥側端面に係合させてカー
ドを排出するようになっている。そのため、カードリー
ダがもともと持っているカード搬送機構を利用してカー
ドを強制排出することができ、カード強制排出のための
特別の部材を新たに付加する必要がなく、低廉なコスト
でカード強制排出を実現することができるし、カード強
制排出機構を有するカードリーダのコンパクト化を図る
こともできる。
【0045】請求項2ないし5記載のカード強制排出機
構によれば、カード搬送手段によりカード挿入口からカ
ードをカードリーダ内部に取り込むように、カードとと
もに移動する移動体と、この移動体に連動して移動する
とともにカードに当接し、カードの奥側端面にも当接可
能なカード係合部材と、カード挿入口にカードが滞留し
ていることを検出する検出手段とを備え、この検出手段
が、カードが滞留したことを検出したとき上記移動体を
移動させ、カードリーダ内部の奥側よりカード係合部材
をカードの奥側端面に係合させてカードを排出するよう
になっている。そのため、カードリーダがもともと持っ
ているカード搬送機構を利用してカードを強制排出する
ことができ、カード強制排出のための特別の部材を新た
に付加する必要がなく、低廉なコストでカード強制排出
を実現することができるし、カード強制排出機構を有す
るカードリーダのコンパクト化を図ることもできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明にかかるカード強制排出方法および排出
機構の実施の形態を示す正面図である。
【図2】上記実施の形態の平面図である。
【図3】上記実施の形態の側面図である。
【図4】上記実施の形態の底面図である。
【図5】上記実施の形態中の移動体を示す平面図であ
る。
【図6】上記実施の形態中のスライドレバーを示す側面
図である。
【図7】上記実施の形態中の移動体を示す側面図であ
る。
【図8】上記実施の形態中のスライドレバーと爪部材の
動作を示す側面図である。
【図9】本発明にかかるカード強制排出方法および排出
機構の、別の実施の形態を示す斜視図である。
【図10】同上実施の形態の側面図である。
【図11】同上実施の形態中の駆動用レバーを示す斜視
図である。
【図12】従来のカード強制排出機構の例を概略的に示
す側面図である。
【符号の説明】
5 カード搬送手段としてのタイミングベルト 8 カード搬送手段としてのパッドローラ 10 移動体としてのキャリッジ 21 移動体としてのスライドレバー 22 カード寄せ部材 28 カード搬送手段としてのパッドローラ 30 カード挿入口 40 検出手段としてのセンサ 50 カード 100 カード係合爪部材 300 カード係合爪部材

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 カード挿入口から挿入されたカードをカ
    ード搬送手段によりカードリーダ内部に取り込むように
    したカードリーダのカード強制排出方法において、 上記カード搬送手段により上記カード挿入口からカード
    をカードリーダ内部に取り込むように、カードとともに
    移動する移動体に、カードに当接可能なカード係合部材
    を設けておき、カード挿入口にカードが滞留したとき
    に、上記移動体を奥側に移動させて上記カード係合部材
    をカードに当接可能な位置に移動させた後上記移動体を
    カード挿入口側に移動させ、カードリーダ内部の奥側よ
    り上記カード係合部材をカードの奥側端面に係合させて
    カードを排出するようにしたことを特徴とするカード強
    制排出方法。
  2. 【請求項2】 カード挿入口から挿入されたカードをカ
    ード搬送手段によりカードリーダ内部に取り込むように
    したカードリーダのカード強制排出機構において、 上記カード搬送手段により上記カード挿入口からカード
    をカードリーダ内部に取り込むように、カードとともに
    移動する移動体と、 上記移動体に連動して移動するとともにカードに当接
    し、カードの奥側端面にも当接可能なカード係合部材
    と、 カード挿入口にカードが滞留していることを検出する検
    出手段とを備え、 上記検出手段が、カードが滞留したことを検出したとき
    上記移動体を移動させ、カードリーダ内部の奥側より上
    記カード係合部材をカードの奥側端面に係合させてカー
    ドを排出するようにしたことを特徴とするカード強制排
    出機構。
  3. 【請求項3】 カード係合部材は、カードをカード走行
    基準面に押圧するためのカード寄せ部材、またはカード
    を搬送するためのカード係合爪部材の何れかである請求
    項2記載のカード強制排出機構。
  4. 【請求項4】 カード搬送手段は、カード挿入口から挿
    入されたカードをカードリーダ内部に取り込む第1のカ
    ード搬送手段と、この第1のカード搬送手段により取り
    込まれたカードを受けてカードリーダ内部でのカード搬
    送を行う第2のカード搬送手段とを備え、第2のカード
    搬送手段は移動体を移動させることによりカードを搬送
    させるものである請求項3記載のカード強制排出機構。
  5. 【請求項5】 第2のカード搬送手段は、移動体の前側
    と後ろ側に設けられたカード係合爪部材を有してなり、
    これら前後のカード係合爪部材は、互いに背反的に起立
    し倒伏し、起立状態でカードの前側端面または奥側端面
    に係合しカードを搬送することを特徴とする請求項4記
    載のカード強制排出機構。
JP24526099A 1999-05-17 1999-08-31 カード強制排出方法および排出機構 Withdrawn JP2001076099A (ja)

Priority Applications (4)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP24526099A JP2001076099A (ja) 1999-08-31 1999-08-31 カード強制排出方法および排出機構
US09/542,866 US6824062B2 (en) 1999-05-17 2000-04-04 Card transporting mechanism for card reader
EP00107412A EP1054341B1 (en) 1999-05-17 2000-04-05 Card transporting mechanism for card reader
DE60044446T DE60044446D1 (de) 1999-05-17 2000-04-05 Kartentransportmechanismus für einen Kartenleser

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP24526099A JP2001076099A (ja) 1999-08-31 1999-08-31 カード強制排出方法および排出機構

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2001076099A true JP2001076099A (ja) 2001-03-23
JP2001076099A5 JP2001076099A5 (ja) 2004-11-18

Family

ID=17131045

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP24526099A Withdrawn JP2001076099A (ja) 1999-05-17 1999-08-31 カード強制排出方法および排出機構

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2001076099A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2007018094A1 (ja) * 2005-08-05 2007-02-15 Nidec Sankyo Corporation カードリーダ
JP2007102648A (ja) * 2005-10-07 2007-04-19 Nidec Sankyo Corp カードリーダ

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2007018094A1 (ja) * 2005-08-05 2007-02-15 Nidec Sankyo Corporation カードリーダ
JP2007102648A (ja) * 2005-10-07 2007-04-19 Nidec Sankyo Corp カードリーダ
JP4647454B2 (ja) * 2005-10-07 2011-03-09 日本電産サンキョー株式会社 カードリーダ

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US4833310A (en) Device for reading and writing magnetic and/or IC card as external memory
JPH08171616A (ja) カード装着装置
US6824062B2 (en) Card transporting mechanism for card reader
EP0774732B1 (en) Card processing apparatus
US9117101B2 (en) Medium processing apparatus and control method for medium processing apparatus
JPH087480Y2 (ja) カードリーダーのカード搬送機構
JP2001076099A (ja) カード強制排出方法および排出機構
JP3834451B2 (ja) 手動式カードリーダ及び手動式icカードリーダ
JP2527363Y2 (ja) Icカード挿抜装置
JP2003146466A (ja) クリーニング方法
JPH0650050Y2 (ja) 挿入カードの待機装置
JPH0636078A (ja) 紙葉類処理装置
JPH0624915Y2 (ja) カードリーダのカードシヤツタ機構
JP3563957B2 (ja) カードリーダのカード強制排出方法
JPS6356776A (ja) Icカ−ドの読み取り・書き込み装置
JP2003203208A (ja) Icカードリーダ
JPH09147064A (ja) Icカードの処理装置
JP2001067435A (ja) カード取扱い装置
JP2510913Y2 (ja) カ―ド等の受入装置
JP3488346B2 (ja) 媒体送り装置
JPH0531705Y2 (ja)
JP2710304B2 (ja) 自動改札機
JP2000242734A (ja) Icカードリーダライタ
JP2008152492A (ja) カードリーダ
JP2968461B2 (ja) カード記録再生装置のカード搬送機構

Legal Events

Date Code Title Description
A761 Written withdrawal of application

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A761

Effective date: 20050901

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20051011