JP3488346B2 - 媒体送り装置 - Google Patents

媒体送り装置

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JP3488346B2
JP3488346B2 JP24045996A JP24045996A JP3488346B2 JP 3488346 B2 JP3488346 B2 JP 3488346B2 JP 24045996 A JP24045996 A JP 24045996A JP 24045996 A JP24045996 A JP 24045996A JP 3488346 B2 JP3488346 B2 JP 3488346B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】カード等の媒体の側面を挟持
して搬送する媒体送り装置に関する。
【0002】
【従来の技術】一般的な媒体送り装置は、駆動ローラと
パッドローラからなるローラ対をカード等の搬送媒体の
搬送路の上下に配置したり、あるいは駆動力が伝達され
る一対のベルトをローラ対同様に配置して、これらロー
ラ対やベルト対で媒体を上下方向から挟持して搬送する
ようになっている。媒体がカードの場合、その上下面に
は、磁気情報を記録再生する磁気ストライプやエンボス
文字、あるいはICチップの接点等が設けられている。
ローラ対やベルト対は、これらカード面に設けられた部
材を避けるように配置するのが好ましい。例えば、エン
ボス文字上でカードを搬送すると、エンボス文字の凸部
への突入時に飛び離れにより搬送速度の安定が難しいと
共に、エンボス文字と接触する側のベルトやローラの摩
耗も発生し易い。磁気ストライプ上を挟持して搬送する
と、同ストライプ上にローラやベルトのゴミが付着し易
く、磁気情報の記録再生不良の発生に陥り易い。このよ
うな不具合を解消するような配置場所となると、カード
縁部等の僅かなスペースを挟持して搬送することになり
カードに搬送力が効率的に与えにくくなる。
【0003】特開平3−297747号公報には、搬送
手段でカードの側面を挟んで移動させ、装置の薄型化を
図った媒体送り装置が提案されている。この装置におけ
る搬送手段は、圧電セラミック円板の外周にロータを介
して弾性体を嵌め込んだもので、圧電セラミック円板に
電圧を印加することでロータと弾性体とを一体回転させ
てカードの側面に当接させてカードを搬送している。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】特開平3−29774
7号公報に記載の媒体送り装置は、媒体となるカードの
側面を両側から搬送手段で挟んで移動するので、カード
平面上の磁気ストライプやICチップの接点やエンボス
文字上を挟持して搬送しなくて済むので、上述した不具
合をある程度解消することはできる。しかし、カードの
側面を挟持して搬送する場合には、次の問題点がある。
【0005】一般に搬送媒体となるカード類は板材をプ
レスしてカード形状とするので、その側面は剪断面とな
り上面や裏面に比べて摩擦抵抗が大きくそのバラツキも
大きい。チケット等の紙製のカード状媒体においてもこ
の傾向にある。このような摩擦抵抗が大きくバラツキの
ある側面を挟持して搬送する場合、媒体両側の搬送手段
の位置が固定状態にあると、媒体の両側において相対速
度差が大きくなってしまい、媒体の搬送速度が不安定と
なって、磁気情報の記録再生不良を招いてしまう。
【0006】本発明は、装置を薄型化するとともに、媒
体の搬送速度の安定を図って記録再生不良の極めて少な
い媒体両側を挟持して搬送する媒体送り装置を提供する
ことを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、媒体の側面を
挟持して搬送する場合に問題となる媒体両側と、それと
対向する搬送部材との摩擦抵抗のバラツキにより媒体の
両側に発生する相対速度差を小さくするために、搬送手
段の一方側を同媒体に追従して移動する走行基準部材と
し、搬送手段の他方側を上記走行基準部材に設けた媒体
走行基準面に対して媒体を押圧しながら搬送する駆動手
段とし、走行基準部材に媒体の先端と係合する係合部を
設け、この係合部を媒体の先端に当接する向きに付勢す
る付勢手段と連結した
【0008】
【発明の実施の形態】本発明にかかる媒体送り装置は、
媒体の搬送を行なう搬送手段を該媒体の側面に接触させ
て媒体を左右両側から挟持して搬送するように構成し
た。搬送手段は、媒体を左右両側から挟持するうちの一
方側に配置され媒体走行基準面が設けられて同媒体に追
従して移動する走行基準部材と、媒体を左右両側から挟
持するうちの他方側に配置され媒体を媒体走行基準面に
押圧しながら搬送方向に駆動する駆動手段とから基本的
に構成した。したがって、媒体が装置に挿入されると、
走行基準部材が媒体と追従して移動するとともに、媒体
が駆動手段で媒体走行基準面にその一側面を押圧されつ
つ搬送される。媒体走行基準面に、低摩擦部材を介装さ
せたり塗布したり、あるいは媒体走行基準面そのものを
低摩擦部材で形成すると、媒体側面との接触抵抗が低減
され、走行基準部材の媒体に対する追従性がさらに良く
なる。
【0009】走行基準部材に媒体の先端と係合する係合
部を設け、この係合部を媒体の先端に当接する向きに付
勢する付勢手段を走行基準部材に連結すると、挿入され
る媒体の先端には走行基準部材が常に付勢されることに
なる。したがって、媒体搬送方向への移動に際し媒体の
先端と走行基準部材の間には隙間(遊び)がなくなるの
で、媒体の移動に対して走行基準部材がリニアに追従
し、媒体に対する走行基準部材の追従性が向上する。係
合部を介して媒体先端に与えられる付勢力の向きを媒体
排出側として媒体の強制排出時の駆動力に利用しても良
い。この場合、付勢手段の付勢力を調整することで強制
排出のための駆動力を調整できる。
【0010】駆動手段を、媒体搬送方向に向かって延出
形成して駆動源によって回転駆動される駆動ベルトで構
成した場合、この駆動ベルトが媒体搬送時の媒体の側面
の案内部となって媒体の側面と駆動手段との接触する期
間が長くなり、媒体に駆動力や媒体走行基準面への押圧
力が長く与えられることになる。
【0011】走行基準部材を、装置のフレームに回転体
を介して転がり接触しながら摺動自在に設けると、走行
基準部材とフレームとの接触が線接触となり媒体と従動
するときの移動抵抗が極めて少なくする。
【0012】
【実施例】
(第一実施例)図1に示す媒体送り装置は、媒体となる
カードCの搬送を行なう搬送手段1が、矢印A、Bで示
す媒体搬送走行に向かって延びる媒体搬送路2の両側に
設けられている。この実施例で用いる媒体は、磁気情報
を記録再生できる磁気ストライプとICチップを内蔵し
た所謂ICカードである。搬送手段1は、大きくは媒体
走行基準面3を設けた走行基準部材4と駆動手段5とか
らなる。媒体走行基準面3と、駆動手段5の一構成とな
る駆動ベルト6とは、矢印Dで示すカードCの幅方向に
位置し、搬送方向と略平行に延びるカードCの右側面C
1と左側面C2とにそれぞれ接触して、このカードCを
左右両側から挟持して搬送するように構成されている。
【0013】走行基準部材4は、矢印A,Bで示す媒体
搬送方向に延出していて、図2に示すように断面T字状
に形成されて入る。走行基準部材4は、フレームを成す
金属製の上ガイドフレーム7と下ガイドフレーム8の折
曲部7b,8bで形成されたガイドレール部9内に、そ
の本体部4Aを収納している。折曲部7b,8bの一部
には、開口部7a,8aが形成されている。本体部4A
の中央部には、媒体搬送路2に向かってカードCとの係
合部10が突設されている。係合部10は、カードCの
コーナ部と略同一形状に形成されていて、カード先端C
aと当接する。上ガイドフレーム7と下ガイドフレーム
8は、搬送手段1の両側で接合され、媒体搬送路2の上
下ガイドを形成し、アウトサートモールドにより媒体搬
送方向に延出するガイド部21,22を構成している。
【0014】本体部4Aの両端には、図1にも示すよう
に、ガイドレール部9内の内壁に当接するコロ11,1
2,13,14が複数のピン17で回転自在に支持され
ている。この実施例では4個のコロとしている。コロ1
2,14は装置の媒体受渡口E側に位置し、コロ11,
13は、装置の奥寄りに配置されている。
【0015】走行基準部材4の両下面には、略全長に渡
ってラック15,16が形成されている。コロ12,1
4近傍の本体部4Aには、付勢手段となるコイルバネ1
8の一端18aが係止されている。コイルバネ18は、
その他端18bを媒体搬送路2の奥側に形成したバネ掛
け部18cに係止しており、滑車19,20を介してコ
の字状に配置されている。滑車19と媒体走行基準面3
との間には、カードCの右側面C1と当接するコロ46
が回転自在に支持されている。
【0016】媒体搬送路2の上下には、カードCとの間
で磁気情報の記録、再生等の交信を行なう磁気ヘッド2
3,24が配置されている。磁気ヘッド23は上ヘッド
キャリッジ25に、磁気ヘッド24は下ヘッドキャリッ
ジ26に、ヘッド支持部材33,34を介してそれぞれ
揺動可能に支持されており、媒体搬送路2に対して進退
自在となっている。磁気ヘッド23,24は、図示しな
いねじりバネにより互いに当接する向きに付勢されてい
る。
【0017】各ヘッドキャリッジ25,26は媒体搬送
方向に延出していて、レール部材21A,22Aとその
対向側に配置されるレール部材21B,22Bによっ
て、媒体搬送方向に摺動自在に支持されている。各ヘッ
ドキャリッジ25,26のラック15,16と対向する
部位には、ラック27,28が略全長に渡って形成され
ている。これらラック15とラック27及びラック16
とラック28の間には、ギア29,30が磁気ヘッド2
3,24の位置決めがなされた後に挿嵌される。ギア2
9,30は、それぞれレール部材21A,22Aに立設
されたピン31,32に回転自在に支持される。レール
材21A,22Aは、係合部10に凹凸を持って係合
していて、走行基準部材4の係合部10とカードCの先
端部Caとの係合外れを防いでいる。磁気ヘッド23の
近傍には、IC接点35がカードCの挿入によって媒体
搬送路2内に進入するように設けられている。
【0018】駆動手段5は、正逆回転可能な駆動モータ
36を駆動源としている。このモータの出力軸36aに
固定された出力ギア37とプーリ41と一体的な駆動ギ
ア40とは、ギア38,39からなる二段ギアを介して
連結している。ギア38は出力ギア37と噛み合い、ギ
ア39は駆動ギア40と噛み合っている。
【0019】駆動ベルト6は、プーリ41とプーリ42
との間に巻きかけられている。プーリ42は、軸43で
下ガイドフレーム7,8に回動可能に支持された駆動
ベルトアーム44に回転自在に支持されている。駆動ベ
ルトアーム44は、媒体搬送路2側の一部に、媒体搬送
方向に向かって開口部44aを有する角形状であって、
装置隅に配置されたねじりコイルバネ45によって矢印
Iで示す媒体搬送路2内に向かってプーリ42側を回動
付勢されている。駆動ベルトアーム44の先端44bの
上方には、先端44bと当接して同アームの回動を規制
して一定の位置に保持するストッパ71が配置されてい
る。
【0020】媒体受渡口Eの近傍の媒体搬送路2内に
は、媒体検知センサSと、爪部47が配置されている。
媒体検知センサSはカードCの進入、排出を検知するも
ので、図示しないコントローラに媒体検知信号を出力し
ている。コントローラでは、媒体検知信号が入力される
と、駆動モータ36を起動させてカードCを取込み、一
定量カードCが取込まれると停止するようになってい
る。このカードCの取込量は、媒体位置検知センサを媒
体搬送路2内に設け、そのセンサからの信号の入力によ
って駆動モータ36を停止させたり、あるいは駆動モー
タ36の回転を周知の回転ピックアップセンサを用いて
検知し、その回転検知信号をコントローラに取込んで、
コントローラに設定した値となると駆動モータ36を停
止するようにしても良い。
【0021】図示しないコントローラは、カードCの取
込み時における駆動モータ36の回転制御と共に、カー
ド排出時の駆動モータ36の制御も行なう。具体的に
は、磁気ヘッド23または24とIC接点35によるカ
ードCとの交信が終了すると、駆動モータ36を取込み
時と逆回転駆動させるように制御する。この実施例で
は、ICカードを用いているので、IC接点35による
カードとの交信の終了後に駆動モータ36を逆回転駆動
させるが、周知の磁気情報だけの情報交信を行なう磁気
カード類であれば、磁気ヘッド23または磁気ヘッド2
4による情報交信の終了後に駆動モータ36を逆回転駆
動させれば良い。
【0022】爪部47は、後述する爪部駆動機構に支持
されて媒体搬送路2の下方に配置されている。爪部47
は、通常、爪部駆動機構によって媒体搬送路2内から退
避した状態に置かれていて、同駆動機構の動作によって
図5に示すように媒体搬送路2内に突出して媒体後端C
3を媒体受渡口E側から抑えるようになっている。ここ
での爪部47は、所謂シャッター機能として作用する。
【0023】爪部47は、その一端47aを図6に示す
ように、装置のフレーム1a,1bに回動自在に支持さ
れ、中間部に設けたピン48を爪部駆動機構の一構成を
成すスライダープレート49に形成した傾斜溝部50に
係合している。
【0024】スライダープレート49は、媒体搬送方向
に延出していて傾斜溝部50を媒体受渡口E寄りに配置
している。スライダープレート49は、媒体搬送方向に
摺動可能に支持されていて、引っ張りバネ52で矢印A
で示す媒体取込み方向に向かって付勢されている。この
スライダープレート49は、図2に示す下ガイドフレー
ム8よりも下方に配置される。
【0025】スライダープレート49と下ガイドフレー
ム8の間には、一端に電磁ソレノイド55の可動片であ
るプランジャ55aとピン結合されたL字型アーム53
が、下ガイドフレーム8に支持された軸54で回動自在
に支持されている。このL字型アーム53は、引っ張り
バネ56によりプランジャ55aを引き出す向きに付勢
されている。
【0026】スライダープレート49の下方には、第一
カムプレート57と第二カムプレート58とがピン59
によって回転可能に支持され、第二カムプレート58の
折曲部58aと第一カムプレート57の端面57bとの
係合によりその回動を規制されている。第一カムプレー
ト57は、図示しないフレームに支持された軸60によ
っても回動自在に支持されている。第二カムプレート5
8には、一端がフレームに係止された引っ張りバネ51
の他端が係止されていて、同プレートと第一カムプレー
ト57に反時計方向回りの回動習性を与えている。第一
カムプレート57の先端部57aは、ヘッドキャリッジ
26の摺動軌道内に位置しており、同キャリッジ26の
戻り動作時に同キャリッジに当接されて図6に示す初期
位置に各プレートを位置させるようになっている。
【0027】第二カムプレート58には、スライダープ
レート49に形成されたL字開口部66に係合可能なピ
ン61が立設されている。第一カムプレート57と第二
カムプレート58とは重設されていて、互いの重合部に
カム部68,69がそれぞれ形成されている。各カム部
68,69には、L字型アーム53の先端に設けたコロ
70が係合している。スライダープレート49に形成さ
れた開口部67は、略四角状でコロ70の動作を妨げな
いように逃げている。カム部68は略V字状を成してい
て、カム部69はカム部68よりも斜線部Z分だけ大き
な形状となっている。
【0028】スライダープレート49は、電磁ソレノイ
ド55が吸引されると、コロ70によるロックが解除さ
れ、第一カムプレート57や第二カムプレート部58の
動作や各カム部の作用によって矢印Bで示す媒体排出方
向に向かって摺動され、爪部47を上昇させてカードC
をロックするようになっている。
【0029】このような構成の媒体送り装置の動作を説
明する。カードCが図1に示す媒体受渡口Eから媒体搬
送路2内に挿入されると、媒体検知センサSからの媒体
検知信号によって駆動モータ36が起動され、歯車輪列
を介して駆動ベルト6を矢印Aで示す媒体取込み方向へ
回転駆動する。カードCの左側面C2が駆動ベルト6に
当接すると、その駆動力で媒体搬送路2内にカードCが
取込まれる。取り込まれたカードCの先端Caが係合部
10と当接すると、走行基準部材4のコロ11,12,
13,14がガイドレール部9内を回転して同基準部材
4をカードCと同一方向に移動する。駆動ベルト6は、
軸43を中心する駆動ベルトアーム44の矢印I方向へ
の回動習性によってカードCの左側面C2を押圧するの
で、図4に示すように、カードCの右側面C1が媒体走
行基準面3に押圧された状態となる。
【0030】つまり、カードCの右側面C1は移動可能
な走行基準部材4と当接し、左側面C2は駆動ベルト6
と圧接するので、カードCは駆動ベルト6の駆動力に支
配されて搬送されることになり、従動側となる右側面C
1と媒体走行基準面3、駆動側となる左側面C2と駆動
ベルト6との相対速度差が非常に少なくなり、一般的な
搬送形態であるカード上下挟持機構に見られるカード端
面固定ガイドに比べ、搬送負荷が著しく小さくなる。し
たがって、カードCの搬送に際してその搬送速度の変動
が小さくなって安定した媒体搬送となるため、カードC
の記録再生不良が低減する。
【0031】カードCには、左側面C2側に駆動力が掛
かっているので、右側面C1よりも左側面C2側の速度
が早くなる傾向となり媒体取り込み時、媒体進行方向に
対して時計方向回りの回転モーメントが発生する場合が
ある。ここでは、走行基準部材4がカードCと共に搬送
されるため、カードCに回転モーメントが発生しても走
行基準部材4で受けられる。よって、特別なガイド部材
を設けなくとも傾いたカードCの搬送を防止できる。ま
た、カードCの排出時は、駆動ベルト6によりカードC
の回転モーメントを受け止める。駆動ベルト6は媒体搬
送方向に向かって延出し、カードCの左側面C2に押圧
されるので、駆動ベルト6からの駆動力や付勢力がカー
ドCの搬送中、常にカードCに与えられカード右側面C
と媒体走行基準面3及びカード左側面C2と駆動ベル
ト6との接触状態が一定に保ち易くなりカード搬送速度
が安定する。
【0032】走行基準部材4が移動すると、図3に示す
ようにギア29,30が反時計方向に回転しヘッドキャ
リッジ25,26が矢印Bで示す媒体排出方向に移動さ
れてカードCを挟持する。各キャリッジに設けた磁気ヘ
ッド23,24は、カードCを挟持した状態でカードC
の移動と相対移動され、カードCの磁気ストライプと接
触した磁気ヘッドで磁気情報の交信が搬送と同時に行な
われる。
【0033】カードCが所定量取込まれると、駆動モー
タ36が一旦停止されると共に、電磁ソレノイド55が
吸引され、各プレートとカム部の作用により爪部47が
媒体搬送路2内に突出してカード後端C3を係止する。
そして、カードCの移動により媒体搬送路2内に進入さ
せられたIC接点35により情報の交信が行なわれる。
【0034】IC接点35による交信が終了すると、再
度電磁ソレノイド55が吸引されると共に駆動モータ3
6が逆回転駆動される。プランジャ55aが吸引される
と、各プレートとカム部の作用及び引っ張りバネ52
56のバネ力によって、スライダープレート49が図5
の2点鎖線位置から矢印A方向に摺動され、傾斜溝部5
0によって爪部47が媒体搬送路2内から退避される。
【0035】駆動モータ36が逆回転されると、駆動ベ
ルト6がカードCを矢印Bで示す媒体排出方向に移動さ
せるべく時計方向回りに駆動され、カードCが排出方向
に搬送される。これと同時に走行基準部材4がコイルバ
ネ18により引っ張られてカードCの移動に追従して移
動する。この時、カードCに対する駆動側が、媒体進行
方向に対して媒体取込時と逆となるので、カードCに
は、図1,図3において、反時計回り方向への回転モー
メントが発生する場合がある。しかし、回転方向となる
カードCの右側面C1寄りには、コロ46が配置されて
いるので、回転モーメントが発生してカードCが横揺れ
してもコロ46で案内され、カードCの搬送抵抗を大き
くすることなく搬送できる。走行基準部材4がカードC
に追従して移動すると、ヘッドキャリッジ25,26が
この移動と相対移動して初期の位置に戻され、その途中
で第一カムプレート57の先端部57aと当接して、図
6に示すように爪部駆動機構を初期位置にセットする。
【0036】(第二実施例)図7に示す媒体送り装置
は、カードCの搬送を行なう搬送手段1Aを矢印A、B
で示す媒体搬送走行に向かって延びる媒体搬送路2の両
側に設けたものである。この媒体送り装置は、第一実施
例のそれと走行基準部材以外を同一構成としているの
で、第一実施例と同一部材には、同一符号を付すに留め
詳細な説明は省略する。
【0037】第二実施例における搬送手段1Aは、カー
ドCの左側面C2と当接して案内駆動する駆動手段5
と、カードCの右側面C1と当接して追従して移動する
走行基準部材となる従動ベルト82とから構成される。
従動ベルト82は、媒体搬送方向に延出していて、図示
しない装置のフレームに回転自在に支持されたプーリ8
0,81に巻きかけられている。従動ベルト82は、そ
の一側を媒体搬送路2内に臨ませ、駆動ベルト6と略対
向して配置されている。プーリ80,81の略中間に
は、支持プーリ83が回転自在に配置されていて、従動
ベルト82の撓みを抑えるようになっており、媒体搬送
路2側に臨む面を媒体走行基準面88としている。従動
ベルト82は、その厚さを厚めに設定されていて、撓み
にくくなっている。
【0038】支持プーリ83の上下(紙面方向)には、
ギア84,85が同プーリ83と一体回転可能に設けら
れている。このギア84,85は、それぞれギア86,
87を介して磁気ヘッド23,24を支持するヘッドキ
ャリッジ25,26のラック27,28と噛み合ってお
り、従動ベルト82の移動と磁気ヘッド23,24の移
動とを相対移動可能としている。媒体受渡口Eとプーリ
81との間には、カードCの右側面C1を案内支持する
コロ46が回転自在に設けられている。
【0039】このような構成の媒体送り装置によると、
カードCが図1に示す媒体受渡口Eから媒体搬送路2内
に挿入されると、媒体検知センサSからの媒体検知信号
によって駆動モータ36が起動され、歯車輪列を介して
駆動ベルト6を矢印Aで示す媒体取込方向へ回転駆動す
る。そして挿入したカードCの右側面C1が従動ベルト
82に、カードCの左側面C2が駆動ベルト6に当接す
ると、カードCが両ベルト間に挟持されて媒体搬送路2
内に取込まれる。駆動ベルト6は、軸43を中心する駆
動ベルトアーム44の矢印I方向への回動習性によって
カードCの左側面C2を押圧するので、カードCの右側
面C1が媒体走行基準面88に押圧された状態となる。
カードCは、駆動ベルト6の駆動力に支配されて搬送さ
れることになり、従動側となる側面C1と媒体走行基準
面88と駆動側となる左側面C2と駆動ベルト6との相
対速度差が非常に少なくなり、一般的な搬送形成である
カード上下挟持機構に見られる、カード端面固定ガイド
に比べ搬送負荷が著しく小さくなる。
【0040】したがって、カードCの搬送に際してその
搬送速度の変動が小さくなって安定した媒体搬送となる
ため、カードCの読み取り不良が低減する。加えて、カ
ードCの両側面に駆動及び従動ベルト6,82が当接す
るので、駆動ベルト6からの駆動力や付勢力がカードC
の搬送中、常にカードCに与えられることになり、カー
ド右側面C1と媒体走行基準面88及びカード左側面C
2と駆動ベルト6との接触状態が一定に保ち易くなり、
カード搬送速度がより安定する。
【0041】カードCには、左側面C2側に駆動力が掛
かっているので、右側面C1よりも左側面C2側の速度
が早くなる傾向にあるので、媒体進行方向に対して回転
モーメントが発生する場合がある。ここでは、駆動ベル
ト6及び従動ベルト82が媒体搬送方向に向かって延出
しているので、カードCに回転モーメントが発生しても
駆動ベルト6や従動ベルト82で受けられ、特別なガイ
ド部材を設けなくともカードCの傾いた搬送を防止でき
る。
【0042】従動ベルト82が時計回り方向に回転移動
すると、ギア84,85を介してギア86,87が反時
計回り方向に回転し、ヘッドキャリッジ25,26が矢
印Bで示す媒体排出方向に移動される。よって、磁気ヘ
ッド23,24がカードCを挟持した状態でカードCの
移動と相対移動され、カードCの磁気ストライプと接触
した磁気ヘッドにより磁気情報の交信が搬送と同時に行
なわれる。
【0043】カードCが所定量取込まれると、駆動モー
タ36が一旦停止、電磁ソレノイド55が吸引されて爪
部47が媒体搬送路2内に突出して媒体後端C3を係止
する(図5参照)。そして、カードCの移動により媒体
搬送路2内に進入させられたIC接点35により情報の
交信が行なわれる。
【0044】IC接点35による処理が終了すると、電
磁ソレノイド55が吸引されると共に駆動モータ36が
逆回転される。プランジャ55aが吸引されると、各プ
レートとカム部の作用及び引っ張りバネ52,56の
ネ力によってスライダープレート49が図5の2点鎖線
位置から矢印A方向に摺動され、傾斜溝部50によって
爪部47が媒体搬送路2内から退避される。
【0045】駆動モータ36が逆回転されると、駆動ベ
ルト6がカードCを矢印Bで示す媒体排出方向に移動さ
せるべく時計方向回りに駆動され、カードCが排出方向
に搬送される。カードCが右方に移動すると、この移動
に追従して従動ベルト82が反時計回り方向に回転し、
コロ83も同一方向に回転する。この結果、ギア84,
85,86,87を介してヘッドキャリジ25,26が
この移動と相対移動して初期の位置に戻されると共に、
その途中で第一カムプレート57の先端部57aと当接
して、図6に示すように爪部駆動機構を初期位置にセッ
トする。
【0046】(第三実施例)図8に示すカード送り装置
は、カードCの搬送を行なう搬送手段1Bを矢印A、B
で示すカード搬送走行に向かって延びる媒体搬送路2の
両側に設けたものである。このカード送り装置は、第一
実施例のそれと駆動手段100以外を同一構成としてい
るので、第一実施例と同一部材には同一符号を付し詳細
な説明は省略する。
【0047】第三実施例の駆動手段100は、駆動ベル
ト101と駆動モータ36でカードCの左側面C2に圧
接する駆動ローラ108を正逆回転駆動させるものであ
る。駆動ベルト101は、装置に固定された軸104と
駆動ローラアーム107に設けた軸105とに回転自在
に支持された大プーリ102と小プーリ103に巻きか
けられている。大プーリ102には、歯車111を介し
て出力ギア37と連結される大径歯車110が一体的に
設けられている。駆動ローラアーム107は、軸106
で回動自在に支持されていて、引っ張りバネ109によ
って駆動ローラ108をカード搬送路2内に向かって押
圧付勢している。駆動ローラアーム107の先端107
aは、ストッパ71と当接してアームの回動を規制して
おり、駆動ローラ108を一定の位置に保持している。
駆動ローラ108の前後には、カード搬送方向に向かっ
て延出するガイド板112が配置されている。
【0048】このような構成の媒体送り装置によると、
カードCが図8に示すカード受渡口Eからカード搬送路
2内に挿入されると、カード検知センサSからのカード
検知信号によって駆動モータ36が起動される。この回
転は、出力ギア37歯車111、大径歯車110、プ
ーリ102、103を介して駆動ベルト101に伝達さ
れて駆動ローラ108を反時計回り方向に回転駆動す
る。
【0049】挿入したカードCの先端Caが係合部10
に当接すると、走行基準部材4がガイドレール部9内の
コロ11,12,13,14が回転して同走行基準部材
4をカードCと同一方向に移動される。カードCの左側
面C2が駆動ローラ108に当接すると、その駆動力で
カード搬送路2内にカードCが取込まれる。駆動ローラ
108は、軸106を中心する駆動ローラアーム107
の矢印I方向への回動習性によってカードCの左側面C
2を押圧するので、カードCの右側面C1がカード走行
基準面3に押圧された状態となる。カードCは、駆動ロ
ーラ108の駆動力に支配されて搬送されることにな
り、従動側となる側面C1と駆動側となる左側面C2と
の相対速度差が少なくなる。従って、カードCの搬送に
際してその搬送速度の変動が小さくなって安定したカー
ド搬送となるため、カードCの記録再生不良が低減す
る。
【0050】走行基準部材4が移動すると、ギア29,
30が反時計方向に回転しヘッドキャリッジ25,26
が矢印Bで示すカード排出方向に移動されてカードCを
挟持する。各キャリッジに設けた磁気ヘッド23,24
は、カードCを挟持した状態でカードCの移動と相対移
動され、カードCの磁気ストライプと接触した磁気ヘッ
ドで磁気情報の交信が搬送と同時に行なわれる。
【0051】カードCが所定量取込まれると、駆動モー
タ36が一旦停止される共に、電磁ソレノイド55が吸
引され、各プレートとカム部の作用により爪部47がカ
ード搬送路2内に突出してカード後端を係止する(図5
参照)。そして、カードCの移動によりカード搬送路2
内に進入させられたIC接点35により情報の交信が行
なわれる。
【0052】IC接点35による処理が終了すると、再
度電磁ソレノイド55が吸引されると共に駆動モータ3
6が逆回転される。プランジャ55aが吸引されると、
各プレートとカム部の作用及び引っ張りバネ52,56
のバネ力によってスライダープレート49が図5の2点
鎖線位置から矢印A方向に摺動され、傾斜溝部50によ
って爪部47がカード搬送路2内から退避される。
【0053】駆動モータ36が逆回転されると、駆動ロ
ーラ108がカードCを矢印Bで示すカード排出方向に
移動させるべく時計回り方向に回転駆動され、カードC
がカード受渡口Eに向かって搬送される。これと同時に
走行基準部材4がコイルバネ18により引っ張られてカ
ードCの移動に追従して移動する。カードCに対する駆
動側が、カード進行方向に対してカード取込時と逆であ
る下側となるので、カードCには、図8において反時計
回り方向への回転モーメントが発生する場合がある。し
かし、回転方向となるカード右側面C1寄りには、コロ
46が配置されているので、回転モーメントが発生して
カードCが横揺れしてもコロ46で案内されることにな
り、カードCの搬送抵抗を大きくすることなく搬送でき
る。走行基準部材4がカードCに追従して移動すると、
ヘッドキャリッジ25,26がこの移動と相対移動して
初期の位置に戻され、その途中で第一カムプレート57
の先端部57aと当接して、図6に示すように爪部駆動
機構を初期位置にセットする。
【0054】
【発明の効果】発明によれば、搬送手段の一方側をカ
ード等の媒体に追従して移動する走行基準部材とし、他
方側を走行基準部材に設けた媒体走行基準面に対して媒
体を押圧しながら搬送する駆動手段としたので、媒体の
両側とガイドの間に発生する相対速度差が小さくなり、
媒体の側面を挟持して搬送する場合に問題となる媒体両
側と対向する搬送部材との摩擦抵抗のバラツキを最小限
に抑えることができ、安定した媒体搬送を達成できる。
また、媒体搬送路の上下方向に従来のようなローラ対や
ベルト対が配置されないので、装置の薄型化を容易に行
ない易くなる。
【0055】発明によれば、媒体搬送方向への移動に
際し媒体の先端と走行基準部材の間には隙間(遊び)が
なくなるので、媒体の移動に対して走行基準部材がリニ
アに追従し、媒体に対する走行基準部材の追従性が向上
する。
【0056】発明によれば、媒体搬送方向に向かって
形成して延出し、駆動源によって回転駆動される駆動ベ
ルトで駆動手段を構成することで、この駆動ベルトが媒
体搬送時の媒体の側面の案内部となるので、媒体の側面
と駆動手段との接触する期間が長くなり、駆動力や媒体
走行基準面への押圧力が媒体に長く与えられることにな
り、より安定した媒体搬送となる。
【0057】発明によれば、走行基準部材を装置のフ
レームに転がり接触しながら摺動自在に設けることで、
走行基準部材とフレームとの接触が線接触となり媒体と
従動するときの移動抵抗が極めて少なくすり、より安定
した媒体搬送となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第一実施例を示す媒体送り装置の平面
図である。
【図2】搬送手段を構成する走行基準部材の構成を示す
断面図である。
【図3】第一実施例における搬送手段の動作を示す一部
破断平面図である。
【図4】駆動手段による媒体走行基準面への媒体の押圧
状態を示す拡大断面図である。
【図5】爪部の構成と動作を示す側面図である。
【図6】爪部駆動機構の構成を示す平面図である。
【図7】本発明の第二実施例を示す媒体送り装置の平面
図である。
【図8】本発明の第三実施例を示す媒体送り装置の平面
図である。
【符号の説明】
1,1A,1B 搬送手段 3 媒体走行基準面 4,82 走行基準部材 5,100 駆動手段 6 駆動ベルト 10 係合部 18 付勢手段 11,12 コロ 13,14 コロ 36 駆動源(駆動モータ) A,B 媒体搬送方向 C 媒体 Ca 媒体先端 C1,C2 媒体側面

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】媒体の搬送を行なう搬送手段が該媒体の側
    面に接触し、上記媒体を左右両側から挟持して搬送する
    ように構成された媒体送り装置において、 上記搬送手段が、上記媒体を左右両側から挟持するうち
    の一方側に媒体走行基準面を設けられ同媒体に追従して
    移動する走行基準部材と、 上記媒体を左右両側から挟持するうちの他方側を上記媒
    体を上記媒体走行基準面に押圧しながら搬送方向に駆動
    する駆動手段とを有し 上記走行基準部材は上記媒体の先端と係合する係合部を
    有し、この係合部を上記媒体の先端に当接する向きに付
    勢する付勢手段と連結された ことを特徴とする媒体送り
    装置。
  2. 【請求項2】上記駆動手段は、媒体搬送方向に延出形成
    されていて駆動源によって回転駆動される駆動ベルトで
    構成され、この駆動ベルトが上記媒体搬送時の媒体案内
    部となる請求項1記載の媒体送り装置。
  3. 【請求項3】上記走行基準部材は、装置のフレームに転
    がり接触しながら摺動自在に設けられたことを特徴とす
    る請求項1記載の媒体送り装置。
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