JP3394874B2 - カードリーダ - Google Patents
カードリーダInfo
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- pulley
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Description
カード等の記録カードのカードリーダに関する。
した磁気カードやICカードを、少なくとも一方がモー
タ等によって駆動されるローラ対で挟み付けながら搬送
していた。例えば、特開平5−12498号公報に開示
されている磁気カードリーダでは、3対のローラによっ
て磁気カードをその厚さ方向に挟みながら当該磁気カー
ドを搬送し、磁気ヘッドに対して磁気カードに貼られて
いる磁気テープを動かしてデータの読み出しや書き込み
を行っていた。
ド挿入口を磁気カードよりも若干大きく形成しているの
で、必ずしも磁気カードが真っ直ぐに挿入されるとは限
らない。このため、カード挿入口と磁気ヘッドとの間の
カード搬送距離を十分長く設定し、斜めに挿入された磁
気カードの向きが真っ直ぐになった後に磁気ヘッドに到
達するようにしていた。
カードリーダでは、磁気カードが斜めに挿入された場合
であっても当該磁気カードの向きが真っ直ぐになってか
ら磁気ヘッドに到達するようにカード挿入口と磁気ヘッ
ドとの間のカード搬送距離を十分長くしていたので、カ
ードリーダの全長の短縮が困難であり、カードリーダを
小型化することができなかった。
化が可能なカードリーダを提供することを目的とする。
めに、請求項1記載の発明は、カード挿入口より挿入さ
れたカードをモータ駆動によって搬送し、ヘッドにより
データの記録又は再生を行うカードリーダにおいて、カ
ード挿入口とヘッドとの間に、カードの側面に当接して
カードをカード走行基準面に押圧する押圧部材を配置
し、上記押圧部材は、カードの挿入によって始動するモ
ータにより回転駆動される回転自在の回転部材によって
構成され、回転部材は、カードの側面に当接してカード
の搬送を行うベルトであり、該ベルトは、カード挿入口
とヘッドとの間に配置されカードの側面を押圧する付勢
力を受けた付勢プーリとモータによって回転駆動される
駆動プーリとの間に掛けわたされたものである。
カードは、押圧部材によってカード走行基準面に寄せら
れた状態で搬送される。カード走行基準面に寄せられる
ことでカードの向きは挿入後ただちに真っ直ぐになり、
このままの状態で搬送される。また、カードの挿入によ
って回転部材が回転し始め、この回転部材がカードをカ
ード走行基準面に寄せながら当該カードの側面に摩擦力
を作用させて搬送する。即ち、カードが挿入されると、
駆動プーリが始動してベルトが動き出す。また、このベ
ルトは付勢プーリによってカード側面を押し付ける。挿
入されたカードは、ベルトによってヘッドまで搬送され
る。
基準面は回転自在な複数のローラを備えて構成されてい
る。したがって、カード走行基準面は複数のローラを備
えているので、カードとの間に発生する摩擦抵抗が小さ
くなる。
リと駆動プーリとの間にはベルトによってカードの搬送
を行うための搬送プーリがベルトに従動するように設け
られて構成されている。したがって、カードが奧まで搬
送されて付勢プーリが設けられている位置を通過した後
であっても、搬送プーリがベルトをカードの側面に押し
付けてカードをヘッドまで搬送させる。
最良の形態に基づいて詳細に説明する。
ダの実施形態の一例を示す。このカードリーダは、例え
ば磁気カード用のもので、カード挿入口より挿入された
磁気カードをモータ駆動によって搬送し、磁気ヘッドに
よりデータの記録又は再生を行う。なお、磁気ヘッド
は、再生専用のものであっても良く又は再生と記録を行
うものであっても良い。
ルドの複合部品である上ガイドフレーム1及び下ガイド
フレーム2が取り付けられており、カード走行路18及
びカード走行基準面19が設定されている。また、カー
ド走行路18の途中には、磁気ヘッド22が配置されて
いる。
22との間には、磁気カード21の側面に当接してこの
磁気カード21をカード走行基準面19側に押圧する押
圧部材が配置されている。
入によって始動する駆動モータ3により回転駆動される
回転自在の回転部材であり、本実施形態では、磁気カー
ド21の側面に当接してこの磁気カード21の搬送を行
うベルト6である。このベルト6は、カード挿入口16
と磁気ヘッド22との間に配置されて磁気カード21の
側面を押圧する付勢力を受けた付勢プーリ11と、駆動
モータ3によって回転駆動される駆動プーリ5との間に
掛け渡されている。
に支持されたプーリアーム8の先端に軸9によって回転
自在に支持されている。一方、駆動プーリ5は、プーリ
アーム8の基端近傍に配置され、筐体20に回転自在に
取り付けられている。また、付勢プーリ11と駆動プー
リ5との間には、ベルト6によって磁気カード21の搬
送を行うための搬送プーリ12がベルト6に従動するよ
うに設けられている。即ち、搬送プーリ12は付勢プー
リ11の近傍に配置され、プーリアーム8に取り付けら
れた軸10によって回転自在に支持されている。なお、
各プーリ5,11,12に対してベルト6は歯形をもっ
て噛み合っており、動力伝達時の滑りの発生が防止され
る。また、図4に示すように、プーリアーム8の横断面
形状はほぼコ字状を成しており、このプーリアーム8の
内側にベルト6が配置される。
設けられており、減速歯車列4により駆動プーリ5を回
転させてベルト6を動かす。これによって、駆動モータ
3の駆動力がカード挿入口16の付近に伝えられる。駆
動モータ3は、磁気カード21による板ばね14の変形
を光センサ15が検出すると始動する。板ばね14は、
上ガイドフレーム1に固定されており、図5に示すよう
に、突出部14aをカード走行路18に突出させてい
る。
ング17が取り付けられている。このコイルスプリング
17の一端は筐体20側に取り付けられ(図6)、他端
はプーリアーム8の基端に取り付けられている。コイル
スプリング17は、プーリアーム8を軸7を中心にして
図1中反時計回りに回転させて各プーリ11、12をカ
ード走行路18に突き出させ、即ち磁気カード21の側
面を押圧する付勢力を各プーリ11,12に与え、ベル
ト6の駆動力をカード21の左側面(図1中下側面)に
伝える。
3を備えて構成されている。即ち、カード走行基準面1
9は、各ガイドフレーム1,2のモールド部で形成され
る面より回転可能なローラ13を僅かに突出させて構成
されている。このカード走行基準面19は、磁気カード
21の挿入方向に対して真っ直ぐに形成されている。
明する。
入されると、この磁気カード21が板ばね14の突出部
14aと接触し、作動部14bを持ち上げる。作動部1
4bが光センサ15の光軸をクローズすると、モータ3
が起動され、減速歯車列4及びプーリ5を介してベルト
6を図1中反時計回り、即ち磁気カード21を引き込む
方向に回転させる。カード挿入口16に挿入された磁気
カード21の先端がプーリ11の位置に達すると、磁気
カード21はベルト6の駆動力によって引き込まれる。
中2点鎖線で示すE位置に達すると、カード挿入口16
側の2組(4個)のローラ13とプーリ11によって磁
気カード21がカード走行基準面19とほぼ平行とな
り、磁気ヘッド22に対して真っ直ぐに突入していく。
そして、磁気カード21の磁気テープが磁気ヘッド22
に接触すると、リード/ライトが開始される。搬送プー
リ12は付勢プーリ11よりも僅かに突出するように配
置されているので、リード/ライト中はプーリ12がメ
インの送りとなる。なお、各プーリ11,12をカード
搬送方向に平行に配置しても良い。
ド21は図1中2点鎖線で示すF位置に達しているが、
この位置では磁気カード21はプーリ11より外れてお
り、プーリ12のみでの磁気カード21を押圧してい
る。その後、駆動モータ3が逆回転し、歯付きベルト6
が図中時計回りに回転して磁気カード21が排出され
る。
一例ではあるがこれに限定されるものではなく本発明の
要旨を逸脱しない範囲において種々変形実施可能であ
る。例えば、上述の説明では、駆動モータ3の回転力を
駆動プーリ5に伝達し、ベルト6を回転させることで各
プーリ11,12を回転させる構成としたが、プーリ1
1又はプーリ12を駆動モータ3によって回転させる構
成としても良い。
19に複数のローラ13を備えてローラ列を構成してい
るが、このローラ列に代えてベルトを設けても良い。ま
た、各ローラ13を省略し、モールド面に磁気カードを
接触させる構成としても良い。
ついて説明したが、ICカード用のカードリーダや、磁
気カード及びICカード兼用のカードリーダについて本
発明を適用しても良い。
明は、カード挿入口とヘッドとの間に、カードの側面に
当接してカードをカード走行基準面に押圧する押圧部材
を配置したので、短い搬送距離でカードの向きを真っ直
ぐにすることができる。このため、カードリーダの全長
を短くすることができ、小型化が可能になる。また、押
圧部材は、カードの挿入によって始動するモータにより
回転駆動される回転自在の回転部材であり、回転部材に
よってカードの押圧と搬送を行うことができる。さら
に、回転部材は、カードの側面に当接してカードの搬送
を行うベルトであり、該ベルトは、カード挿入口とヘッ
ドとの間に配置されカードの側面を押圧する付勢力を受
けた付勢プーリとモータによって回転駆動される駆動プ
ーリとの間に掛けわたされたものであるので、ベルトに
よってカードを押圧しながら連続してカードを搬送する
ことができる。
行基準面は回転自在な複数のローラを備えて構成されて
いるので、各ローラによってカード搬送時の摩擦抵抗を
減少させることができる。
ーリと駆動プーリとの間にはベルトによってカードの搬
送を行うための搬送プーリがベルトに従動するように設
けられているので、カードが奧まで搬送されて付勢プー
リが設けられている位置を通過した後であっても、搬送
プーリによってカードを搬送することができる。
示す断面図である。
構を詳細に示す縦断面図である。
図である。
図である。
関係を示す図である。
付け構造を示す断面図である。
Claims (3)
- 【請求項1】 カード挿入口より挿入されたカードをモ
ータ駆動によって搬送し、ヘッドによりデータの記録又
は再生を行うカードリーダにおいて、上記カード挿入口
とヘッドとの間に、上記カードの側面に当接して上記カ
ードをカード走行基準面に押圧する押圧部材を配置し、
上記押圧部材は、カードの挿入によって始動するモータ
により回転駆動される回転自在の回転部材であり、上記
回転部材は、上記カードの側面に当接して上記カードの
搬送を行うベルトであり、該ベルトは、上記カード挿入
口とヘッドとの間に配置され上記カードの側面を押圧す
る付勢力を受けた付勢プーリと上記モータによって回転
駆動される駆動プーリとの間に掛けわたされたものであ
ることを特徴とするカードリーダ。 - 【請求項2】 上記カード走行基準面は回転自在な複数
のローラを備えることを特徴とする請求項1記載のカー
ドリーダ。 - 【請求項3】 上記付勢プーリと駆動プーリとの間には
上記ベルトによってカードの搬送を行うための搬送プー
リが上記ベルトに従動するように設けられていることを
特徴とする請求項1又は2記載のカードリーダ。
Priority Applications (4)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP30463796A JP3394874B2 (ja) | 1996-11-15 | 1996-11-15 | カードリーダ |
US08/970,038 US6250552B1 (en) | 1996-11-15 | 1997-11-13 | Card reader having means for reducing the size of the card reader |
GB9724268A GB2319375B (en) | 1996-11-15 | 1997-11-17 | Card reader |
EP97402756A EP0843274A3 (en) | 1996-11-15 | 1997-11-17 | Card reader |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP30463796A JP3394874B2 (ja) | 1996-11-15 | 1996-11-15 | カードリーダ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH10143615A JPH10143615A (ja) | 1998-05-29 |
JP3394874B2 true JP3394874B2 (ja) | 2003-04-07 |
Family
ID=17935443
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP30463796A Expired - Fee Related JP3394874B2 (ja) | 1996-11-15 | 1996-11-15 | カードリーダ |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP3394874B2 (ja) |
-
1996
- 1996-11-15 JP JP30463796A patent/JP3394874B2/ja not_active Expired - Fee Related
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JPH10143615A (ja) | 1998-05-29 |
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