JP2558463Y2 - 磁気カード等の位置決め装置 - Google Patents
磁気カード等の位置決め装置Info
- Publication number
- JP2558463Y2 JP2558463Y2 JP1992078185U JP7818592U JP2558463Y2 JP 2558463 Y2 JP2558463 Y2 JP 2558463Y2 JP 1992078185 U JP1992078185 U JP 1992078185U JP 7818592 U JP7818592 U JP 7818592U JP 2558463 Y2 JP2558463 Y2 JP 2558463Y2
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- JP
- Japan
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- medium
- card
- stopper
- contact
- positioning device
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Description
【0001】
【産業上の利用分野】この考案は、媒体送り装置の媒体
位置決め装置に関する。この媒体位置決め装置は、磁気
カード印字・読み取り装置等に利用できる。
位置決め装置に関する。この媒体位置決め装置は、磁気
カード印字・読み取り装置等に利用できる。
【0002】
【従来の技術】カード等の媒体に印字を行ったり、媒体
上の情報を読み取ったりするカード処理装置は、金融機
関等において広く使用されている。このような装置にお
いて、媒体に印字・読み取りを行う処理は、媒体通路上
の所定の位置で行われる。
上の情報を読み取ったりするカード処理装置は、金融機
関等において広く使用されている。このような装置にお
いて、媒体に印字・読み取りを行う処理は、媒体通路上
の所定の位置で行われる。
【0003】媒体が、媒体通路上を搬送されてきたと
き、媒体を所定の位置で停止させるため、従来は媒体通
路に対して垂直に設けられたストッパーに媒体を当接さ
せ、位置決めを行っていた。
き、媒体を所定の位置で停止させるため、従来は媒体通
路に対して垂直に設けられたストッパーに媒体を当接さ
せ、位置決めを行っていた。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】しかし、媒体通路に垂
直に設けられたストッパーに媒体が当接すると、媒体が
ストッパーに当接したときの反力により跳ね返ったり、
ストッパーとの当接時に媒体の先端部が上下に反ること
などによって、位置決めの正確さが失われるという問題
点があった。
直に設けられたストッパーに媒体が当接すると、媒体が
ストッパーに当接したときの反力により跳ね返ったり、
ストッパーとの当接時に媒体の先端部が上下に反ること
などによって、位置決めの正確さが失われるという問題
点があった。
【0005】
【課題を解決するための手段】本考案は、磁気カード等
の媒体を搬送手段で媒体通路に沿って搬送し、その搬送
される媒体の先端を前記媒体通路の終端に設けられたス
トッパーに当接させて所定の位置で停止させる磁気カー
ド等の位置決め装置において、前記ストッパーの媒体と
の当接面を、該ストッパーに当接した媒体の先端が前記
媒体通路に押し付けられる向きに、前記媒体通路に対し
て傾斜させたことを特徴とする。
の媒体を搬送手段で媒体通路に沿って搬送し、その搬送
される媒体の先端を前記媒体通路の終端に設けられたス
トッパーに当接させて所定の位置で停止させる磁気カー
ド等の位置決め装置において、前記ストッパーの媒体と
の当接面を、該ストッパーに当接した媒体の先端が前記
媒体通路に押し付けられる向きに、前記媒体通路に対し
て傾斜させたことを特徴とする。
【0006】
【作用】搬送手段により媒体通路に沿って搬送されるカ
ード等の媒体の先端が媒体通路の終端に設けられたスト
ッパーに当接すると、この媒体はその先端をストッパー
の媒体との当接面による分力によって媒体通路を形成す
る案内板に押し付けられる方向の力を受けるので所定の
位置に停止する。また、媒体がストッパーに当接したと
きの反力が小さくなるので、媒体の跳ね返り動作が抑え
られる。
ード等の媒体の先端が媒体通路の終端に設けられたスト
ッパーに当接すると、この媒体はその先端をストッパー
の媒体との当接面による分力によって媒体通路を形成す
る案内板に押し付けられる方向の力を受けるので所定の
位置に停止する。また、媒体がストッパーに当接したと
きの反力が小さくなるので、媒体の跳ね返り動作が抑え
られる。
【0007】
【実施例】図1、図2において、符号1は本考案の位置
決め装置の要部を総括的に示している。この装置1は、
媒体としてのICカード10を挿入する開口部18を有する
カード挿入ゲート5と、これに連なる上案内板7、下案
内板8と、駆動ローラー2、従動ローラー3からなるカ
ード送りローラー対17を駆動するDCモーター4を含む
搬送手段と、ICカード10の磁気記録を読み取る磁気ヘ
ッド20と、ICカード10との情報の授受を行う接点ブロ
ック9と、ストッパー15を有する。
決め装置の要部を総括的に示している。この装置1は、
媒体としてのICカード10を挿入する開口部18を有する
カード挿入ゲート5と、これに連なる上案内板7、下案
内板8と、駆動ローラー2、従動ローラー3からなるカ
ード送りローラー対17を駆動するDCモーター4を含む
搬送手段と、ICカード10の磁気記録を読み取る磁気ヘ
ッド20と、ICカード10との情報の授受を行う接点ブロ
ック9と、ストッパー15を有する。
【0008】カード挿入ゲート5は樹脂等から形成され
ており、開口部18に手差しで挿入されたICカード10を
カード通路19に案内する。上案内板7と下案内板8は共
にそれらの両側縁をフレーム6に固着されていて、上下
両案内板間でカード通路19を形成している。カード通路
19は、カード挿入ゲート側端部が開口しており、媒体の
挿入がし易いよう広口に形成されている。カード送りロ
ーラー対17は、カード通路開口部よりやや奥側に配設さ
れており、図3に示すようにDCモーター4の出力軸に
固定された駆動ギヤ11、減速ギヤ列を形成するギヤ12、
13及び14を介してICカードを送る向きに回転駆動され
る。図2において、符号25は上記のギヤ列を覆うギヤボ
ックスを示す。
ており、開口部18に手差しで挿入されたICカード10を
カード通路19に案内する。上案内板7と下案内板8は共
にそれらの両側縁をフレーム6に固着されていて、上下
両案内板間でカード通路19を形成している。カード通路
19は、カード挿入ゲート側端部が開口しており、媒体の
挿入がし易いよう広口に形成されている。カード送りロ
ーラー対17は、カード通路開口部よりやや奥側に配設さ
れており、図3に示すようにDCモーター4の出力軸に
固定された駆動ギヤ11、減速ギヤ列を形成するギヤ12、
13及び14を介してICカードを送る向きに回転駆動され
る。図2において、符号25は上記のギヤ列を覆うギヤボ
ックスを示す。
【0009】駆動ローラー2は、固定位置で回転駆動さ
れ、その外周面の一部はカード通路内に臨んでいて、挿
入されたICカード10を従動ローラー3とにより装置奥
側へ搬送する。従動ローラー3は、上案内板7に適宜に
固定されたブラケット22に回転自在に枢着されており、
その外周面の一部は媒体通路内において駆動ローラー2
に当接している。カード通路19の奥側には、上案内板7
に設けられた接点ブロック9が配設されている。接点ブ
ロック9はカード通路19に挿入されたICカード10の接
点23と接触する可動接点16を有している。
れ、その外周面の一部はカード通路内に臨んでいて、挿
入されたICカード10を従動ローラー3とにより装置奥
側へ搬送する。従動ローラー3は、上案内板7に適宜に
固定されたブラケット22に回転自在に枢着されており、
その外周面の一部は媒体通路内において駆動ローラー2
に当接している。カード通路19の奥側には、上案内板7
に設けられた接点ブロック9が配設されている。接点ブ
ロック9はカード通路19に挿入されたICカード10の接
点23と接触する可動接点16を有している。
【0010】図2において、従動ローラー3の側方には
カード通路内を移動するICカード10の磁気ストライブ
24に接触してその磁気記録を読み取る磁気ヘッド20が配
設されており、この磁気ヘッド20にはパッドローラー21
が軽く圧接している。上下案内板7、8の各奥端縁の中
央部には切込みが形成されており、上案内板7の切込み
の底辺にはカードの進行方向に向かって斜め下方に折り
曲げられたストッパー15が形成され、このストッパー15
の下端は下案内板8の切込み内まで伸びていてカード通
路19を塞いでいる。ストッパー15の傾斜角度θは、図5
に示すようにカード通路に対して10°ないし20°が好ま
しい。ストッパー15とローラー対17との距離は、ICカ
ード10の長さよりも短くなるように設定されている。
カード通路内を移動するICカード10の磁気ストライブ
24に接触してその磁気記録を読み取る磁気ヘッド20が配
設されており、この磁気ヘッド20にはパッドローラー21
が軽く圧接している。上下案内板7、8の各奥端縁の中
央部には切込みが形成されており、上案内板7の切込み
の底辺にはカードの進行方向に向かって斜め下方に折り
曲げられたストッパー15が形成され、このストッパー15
の下端は下案内板8の切込み内まで伸びていてカード通
路19を塞いでいる。ストッパー15の傾斜角度θは、図5
に示すようにカード通路に対して10°ないし20°が好ま
しい。ストッパー15とローラー対17との距離は、ICカ
ード10の長さよりも短くなるように設定されている。
【0011】媒体挿入ゲート5よりカード送りローラー
対17に達するまで手差しで挿入されたICカード10は、
カード送りローラー対17によって図5に示すようにスト
ッパー15に突き当たるまで搬送され、所定の位置に正確
に位置決めされ、接点ブロック9の可動接点16によって
情報の授受を行われる。先端をストッパー15に当接した
ICカード10の後端部はカード送りローラー対17に挟ま
れたままなので、情報交換後モーター4を逆回転させる
ことにより、媒体挿入ゲート5より排出される。
対17に達するまで手差しで挿入されたICカード10は、
カード送りローラー対17によって図5に示すようにスト
ッパー15に突き当たるまで搬送され、所定の位置に正確
に位置決めされ、接点ブロック9の可動接点16によって
情報の授受を行われる。先端をストッパー15に当接した
ICカード10の後端部はカード送りローラー対17に挟ま
れたままなので、情報交換後モーター4を逆回転させる
ことにより、媒体挿入ゲート5より排出される。
【0012】
【発明の効果】以上のように本考案によれば、媒体がス
トッパーに当接したときの反力を小さくすることがで
き、そのときの跳ね返り量のバラツキも小さくなり、さ
らに媒体当接時の媒体の反りを抑えることができるの
で、媒体の正確な位置決めが行える。
トッパーに当接したときの反力を小さくすることがで
き、そのときの跳ね返り量のバラツキも小さくなり、さ
らに媒体当接時の媒体の反りを抑えることができるの
で、媒体の正確な位置決めが行える。
【図1】本考案の一実施例を示す位置決め装置の断面図
である。
である。
【図2】図1の平面図である。
【図3】図2のIII−III断面図である。
【図4】本考案の要部のみを示す部分斜視図である。
【図5】本考案の要部のみを示す部分拡大断面図であ
る。
る。
1 位置決め装置 10 カード(媒体) 17 ストッパー 19 搬送手段
Claims (1)
- 【請求項1】磁気カード等の媒体を搬送手段で媒体通路
に沿って搬送し、その搬送される媒体の先端を前記媒体
通路の終端に設けられたストッパーに当接させて所定の
位置で停止させる磁気カード等の位置決め装置におい
て、 前記ストッパーの媒体との当接面を、該ストッパーに当
接した媒体の先端が前記媒体通路に押し付けられる向き
に、前記媒体通路に対して傾斜させたことを特徴とする
磁気カード等の位置決め装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1992078185U JP2558463Y2 (ja) | 1992-11-13 | 1992-11-13 | 磁気カード等の位置決め装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1992078185U JP2558463Y2 (ja) | 1992-11-13 | 1992-11-13 | 磁気カード等の位置決め装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0643865U JPH0643865U (ja) | 1994-06-10 |
JP2558463Y2 true JP2558463Y2 (ja) | 1997-12-24 |
Family
ID=13654921
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1992078185U Expired - Fee Related JP2558463Y2 (ja) | 1992-11-13 | 1992-11-13 | 磁気カード等の位置決め装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2558463Y2 (ja) |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS62102474A (ja) * | 1985-10-29 | 1987-05-12 | Canon Inc | 情報記録再生装置 |
-
1992
- 1992-11-13 JP JP1992078185U patent/JP2558463Y2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0643865U (ja) | 1994-06-10 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |