JP2618467B2 - ポリウレタン系レンズ及びその製造方法 - Google Patents

ポリウレタン系レンズ及びその製造方法

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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明はポリウレタン系レンズとその製造法に関する
ものである。さらに詳しくは、一種又は二種以上の、硫
黄原子を含有するポリイソシアネート化合物と一種又は
二種以上の、硫黄原子を含有するポリオール化合物との
混合物に内部離型剤を添加して、注型重合することを特
徴とするポリウレタン系レンズの製造方法及びその製造
方法によって得られるレンズに関するものである。
〔従来の技術〕
プラスチックレンズ用素材として、ジエチレングリコ
ールビス(アリルカーボネート)(以後、DACと略
す)、PMMA、ポリカーボネート等が使用される。これら
素材の成型時に離型性向上のために内部離型剤を使用す
る例としてDACにリン酸ブチルを添加する方法が知られ
ているが、通常はその必要性が少なく、また成型品の外
観を損なうため、積極的には内部離型剤は使用されてい
ない(美馬清一、ポリマーダイジェスト、3,39(1984)
等)。
一方、ポリウレタン系レンズの成型時は、ポリウレタ
ンとモールドとの密着性がよいため、通常重合後のレン
ズとモールドとの離型は困難である。このため本発明者
らは、その離型性改良法として、外部離型剤を用いる方
法(特開昭62−267316号公報等)や、ポリオレフィン樹
脂製モールドを使用する方法(特開昭62−236818号公
報)を先に提案した。
〔発明が解決しようとする課題〕
しかしながら、前述の方法ではポリウレタン系レンズ
を注型重合するに際し、離型の改良法としてはまだ不十
分である。
すなわち、外部離型剤を使用する方法では、モールド
内面の表面処理物質が、重合したレンズの表面や内部に
一部移行するためレンズ表面にムラを生じたり、レンズ
が濁るなどの問題があり、さらにモールドを繰り返し使
用するに際し、その都度モールドの離型処理が必要とな
り、工業的な製造方法としては、煩雑な上にレンズの生
産性が落ち、極めて不経済である。
一方、ポリオレフィン樹脂製モールドを使用する方法
では温度により樹脂モールドが変形するため成型したレ
ンズの表面の面精度が悪く、高度の面精度を要求される
分野では使用が難しいことが判った。
〔課題を解決するための手段〕
このような状況に鑑み本発明者らは、鋭意検討を加え
た結果、予めモノマー混合物に内部離型剤を添加してお
くことにより、一般に使用されるガラスモールドを使用
して、モールド表面の特別な離型処理無しに、高度な面
精度と、優れた光学物性を有するポリウレタン系レンズ
を工業的にも極めて効率よく製造しうることを見出し、
本発明に至った。
すなわち、本発明は一種又は二種以上の、硫黄原子を
含有するポリイソシアネート化合物と一種又は二種以上
の、メルカプト基を有さず、かつ、硫黄原子を含有する
ポリオール化合物との混合物に内部離型剤を添加して、
注型重合することを特徴とするポリウレタン系レンズの
製造方法および注型重合して得られるレンズに関するも
のである。
本発明に使用する内部離型剤は、例えばフッ素系ノニ
オン界面活性剤、シリコン系ノニオン界面活性剤、アル
キル第4級アンモニウム塩、酸性リン酸エステル、流動
パラフィン、ワックス、高級脂肪酸及びその金属塩、高
級脂肪酸エステル、高級脂肪アルコール、ビスアミド
類、ポリシロキサン類、脂肪族アミンエチレンオキシド
付加物等が挙げられ、これらのうちモノマー組合せ、重
合条件、経済性、取り扱い容易さより適宜選ばれる。
これら内部離型剤は、単独で使用してもよく、また二
種以上を混合して使用してもよい。
本発明において用いるフッ素系ノニオン界面活性剤お
よびシリコン系ノニオン界面活性剤は分子内にパーフル
オロアルキル基またはジメチルポリシロキサン基を有し
かつヒドロキシアルキル基やリン酸エルテル基を有する
化合物であり、前者のフッ素系ノニオン界面活性剤とし
てはユニダインDS−401(ダイキン工業株式会社製)、
ユニダインDS−403(ダイキン工業株式会社製)、エフ
トップEF122A(新秋田化成株式会社製)、エフトップEF
126(新秋田化成株式会社製)、エフトップEF301(新秋
田化成株式会社製)があり、後者のシリコン系ノニオン
界面活性剤としてはダウ社の試作品であるQ2−120Aがあ
る。
本発明において用いるアルキル第4級アンモニウム塩
は通常、カチオン界面活性剤として知られているもので
あり、アルキル第4級アンモニウムのハロゲン塩、燐酸
塩、硫酸塩などがあり、クロライドの型で例を示せば、
トリメチルセチルアンモニウムクロライド、トリメチル
ステアリルアンモニウムクロライド、ジメチルエチルセ
チルアンモニウムクロライド、トリエチルドデシルアン
モニウムクロライド、トリオクチルメチルアンモニウム
クロライド、ジエチルシクロヘキシルドデシルアンモニ
ウムクロライドなどが挙げられる。
本発明に用いる酸性燐酸エルテルとしてはイソプロピ
ルアシッドホスフェート、ジイソプロピルアシッドホス
フェート、ブチルアシッドホスフェート、ジブチルアシ
ッドホスフェート、オクチルアシッドホスフェート、ジ
オクチルアシッドホスフェート、イソデシルアシッドホ
スフェート、ジイソデシルアシッドホスフェート、トリ
デカノールアシッドホスフェート、ビス(トリデカノー
ルアシッド)ホスフェートなどが挙げられる。
本発明において用いる高級脂肪酸の金属塩は、ステア
リン酸、オレイン酸、オクタン酸、ラウリン酸、ベヘニ
ン酸、リシノレイン酸等の亜鉛塩、カルシウム塩、マグ
ネシウム塩、ニッケル塩、銅塩、等であり、具体的に
は、ステアリン酸亜鉛、オレイン酸亜鉛、パルミチン酸
亜鉛、ラウリン酸亜鉛、ステアリン酸カルシウム、オレ
イン酸カルシウム、パルミチン酸カルシウム、ラウリン
酸カルシウム、ステアリン酸マグネシウム、オレイン酸
マグネシウム、ラウリン酸マグネシウム、パルミチン酸
マグネシウム、ステアリン酸ニッケル、オレイン酸ニッ
ケル、パルミチン酸ニッケル、ラウリン酸ニッケル、ス
テアリン酸銅、オレイン酸銅、ラウリン酸銅、パルミチ
ン酸銅、などが挙げられる。
本発明において用いる高級脂肪酸エステルは、例えば
ステアリン酸、オレイン酸、オクタン酸、ラウリン酸、
リシノール酸、等の高級脂肪酸とエチレングリコール、
ジヒドロキシプロパン、ジヒドロキシブタン、ネオペン
チルグリコール、ジヒドロキシヘキサン等のアルコール
とのエステルである。
該内部離型剤の使用量は単独または二種以上の混合物
として、ポリイソシアネートとポリオールの合計重量に
対して通常0.1〜10,000ppmの範囲であり、好ましくは1
〜5,000ppmの範囲である。添加量の範囲は下限は離型能
が発現するための最低量として決定されるが、上限は、
極端に添加量が多くなると、重合中にガラスまたは金属
製のモールド型から離型が起こったり、レンズが白濁し
易くなり好ましく無いが、内部離型剤の種類、モノマー
の種類、組み合わせ、重合条件によってもそれらの現象
は大きく左右されるため10,000ppmは決定的なものでは
ない。
本発明に於いて原料として用いる、硫黄原子を含有す
るポリイソシアネート化合物としては、例えば、チオジ
エチルジイソシアネート、チオジプロピルジイソシアネ
ート、チオジヘキシルジイソシアネート、ジメチルスル
フォンジイソシアネート、ジチオジメチルジイソシアネ
ート、ジチオジエチルジイソシアネート、ジチオジプロ
ピルジイソシアネート等の含硫脂肪族イソシアネート、
ジフェニルスルフィド−2,4′−ジイソシアネート、ジ
フェニルスルフィド−4,4′−ジイソシアネート、3,3′
−ジメトキシ−4,4′−ジイソシアネートジベンジルチ
オエーテル、ビス(4−イソシアネートメチルベンゼ
ン)スルフィド、4,4′−メトキシベンゼンチオエチレ
ングリコール−3,3′−ジイソシアネートなどの芳香族
スルフィド系イソシアネート、ジフェニルジスフィド−
4,4′−ジイソシアネート、2,2′−ジメチルジフェニル
ジスルフィド−5,5′−ジイソシアネート、3,3′−ジメ
チルジフェニルジスルフィド−5,5′−ジイソシアネー
ト、3,3′−ジメチルジフェニルジスルフィド−6,6′−
ジイソシアネート、4,4′−ジメチルジフェニルジスル
フィド5,5′−ジイソシアネート、3,3′−ジメトキシジ
フェニルジスルフィド−4,4′−ジイソシアネート、4,
4′−ジメトキシジフェニルジスルフィド−3,3′−ジイ
ソシアネートなどの芳香族ジスルフィド系イソシアネー
ト、ジフェニルスルホン−4,4′−ジイソシアネート、
ジフェニルスルホン−3,3′−ジイソシアネート、ベン
ジディンスルホン−4,4′−ジイソシアネート、ジフェ
ニルメタンスルホン−4,4′−ジイソシアネート、4−
メチルジフェニルスルホン−2,4′−ジイソシアネー
ト、4,4′−ジメトキシジフェニルスルホン−3,3′−ジ
イソシアネート、3,3′−ジメトキシ−4,4′−ジイソシ
アネートジベンジルスルホン、4,4′−ジメチルジフェ
ニルスルホン−3,3′−ジイソシアネート、4,4′−ジ−
tert−ブチルジフェニルスルホン−3,3′−ジイソシア
ネート、4,4′−メトキシベンゼンエチレンジスルホン
−3,3′−ジイソシアネート、4,4′−ジクロロジフェニ
ルスルホン−3,3′−ジイソシアネートなどの芳香族ス
ルホン系イソシアネート、4−メチル−3−イソシアネ
ートベンゼンスルホニル−4′−イソシアネートフェノ
ールエステル、4−メトキシ−3−イソシアネートベン
エンスルホニル−4′−イソシアネートフェノールエス
テルなどのスルホン酸エステル系イソシアネート、4−
メチル−3−イソシアネートベンゼンスルホニルアニリ
ド−3′−メチル−4′−イソシアネート、ジベンゼン
スルホニル−エチレンジアミン−4,4′−ジイソシアネ
ート、4,4′−メトキシベンゼンスルホニル−エチレン
ジアミン−3,3′−ジイソシアネート、4−メチル−3
−イソシアネートベンゼンスルホニルアニリド−4−メ
チル−3′−イソシアネートなどの芳香族スルホン酸ア
ミド、チオフェン−2,5−ジイソシアネート等の含硫複
素環化合物その他1,4−ジチアン−2,5−ジイソシアネー
トなどが挙げられる。
またこれらの塩素置換体、臭素置換体等のハロゲン置
換体、さらにはこれらのビュウレット化反応生成物、ト
リメチロールプロパンとのアダクト反応生成物、ダイマ
ー化あるいはトリマー化反応生成物等もまた使用でき
る。
これらはそれぞれ単独で用いることも、また二種類以
上を混合して用いてもよい。
またメルカプト基を有さず、かつ、硫黄原子を含有す
るポリオール化合物としては、例えばビス−〔4−(ヒ
ドロキシエトキシ)フェニル〕スルフィド、ビス−〔4
−(2−ヒドロキシプロポキシ)フェニル〕スルフィ
ド、ビス−〔4−(2,3−ジヒドロキシプロポキシ)フ
ェニル〕スルフィド、ビス−〔4−(4−ヒドロキシシ
クロヘキシロキシ)スルフィド、ビス−〔2−メチル−
4−(ヒドロキシエトキシ)−6−ブチルフェニル〕ス
ルフィド、およびこれらの化合物に水酸基当たり平均3
分子以下のエチレンオキシドおよび/またプロピレンオ
キシドが付加された化合物、ジ−(2−ヒドロキシエチ
ル)スルフィド、1,2−ビス−(2−ヒドロキシエチル
メルカプト)エタン、ビス−(2−ヒドロキシエチル)
−ジスルフィド、1,4−ジチアン−2,5−ジオール、ビス
(2,3−ジヒドロキシプロピル)スルフィド、テトラキ
ス(4−ヒドロキシ−2−チアブチル)メタン、ビス
(4−ヒドロキシフェニル)スルホン(商品名ビスフェ
ノールS)、テトラブロモビスフェノールS、テトラメ
チルビスフェノールS、4,4′−チオビス(6−tert−
ブチル−3−メチルフェノール)、1,3−ビス(2−ヒ
ドロキシエチルチオエチル)−シクロヘキサン等が挙げ
られる。さらにはこれらの塩素置換体、臭素置換体等の
ハロゲン置換体を使用してもよい。
これらはそれぞれ単独で用いることも、また二種類以
上を混合して用いてもよい。
これら硫黄原子を含有するポリイソシアネート化合物
と、メルカプト基を有さず、かつ、硫黄原子を含有する
2官能以上のポリオール化合物との使用割合は、NCO/OH
(官能基)モル比が通常0.5〜3.0の範囲内、好ましくは
0.5〜1.5の範囲内である。
本発明のプラスチックレンズはウレタン樹脂を素材と
するものであり、イソシアネート基とヒドロキシ基によ
るウレタン結合を主体とするが、目的によっては、ウレ
タン結合以外にアロハネート結合、ウレヤ結合、ビウレ
ット結合等を含有しても、勿論差し支えない。
たとえば、ウレタン結合に、さらにイソシアネート基
を反応させて架橋密度を増大させることは好ましい結合
を与える場合が多い。この場合には反応温度を少なくと
も100℃以上に高くし、イソシアネート成分を多く使用
する。あるいはまた、アミン等を一部併用し、ウレヤ結
合、ビウレット結合を利用することもできる。このよう
にイソシアネート化合物と反応するヒドロキシ化合物以
外のものを使用する場合には、特に着色の点に留意する
必要がある。
また目的に応じて公知の成形法におけると同様に、鎖
延長剤、架橋剤、光安定剤、紫外線吸収剤、酸化防止
剤、油溶染料、充填剤などの種々の物質を添加してもよ
い。
所望の反応速度に調整するために、ポリウレタンの製
造において用いられる公知の反応触媒を適宜に添加する
こともできる。
本発明のウレタン系レンズは、通常、注型重合により
得られる。具体的には、硫黄原子を含有するポリイソシ
アネート化合物とメルカプト基を有さず、かつ、硫黄原
子を含有するポリオール化合物と、内部離型剤とを混合
し、モールド中に注入し重合させる。
重合温度および時間はモノマーの種類、離型剤等の添
加剤によっても違うが、通常−20℃〜200℃、0.5〜72時
間である。重合したレンズは必要に応じアニールを行っ
てもよい。
また、本発明のウレタン系レンズは必要に応じ反射防
止、高硬度付与、耐摩耗性向上、耐薬品性向上、防曇性
付与、あるいはファッション性付与等の改良を行うた
め、表面研磨、帯電防止処理、ハードコート処理、無反
射コート処理、染色処理、調光処理等の物理的あるいは
化学処理を施すことができる。
〔実施例及び比較例〕
以下、本発明を実施例及び比較例により具体的に説明
する。尚、得られたレンズの性能試験のうち、屈折率、
アッベ数、離型性、外観は以下の試験法により評価し
た。
屈折率、アッベ数:プルリッヒ屈折計を用い、20℃で測
定した。
離型性:重合終了後、全く抵抗なく離型したものを
(○)、全部あるいは一部離型しなかったものを(×)
とした。
外 観:目視により観察した。
〔実施例−1〕 チオジエチルジイソシアネート13.8g(0.08モル)
と、テトラキス(4−ヒドロキシ−2−チアブチル)メ
タン15.0g(0.04モル)とユニダインDS−401(ダイキン
工業株式会社製 内部離型剤)0.003gとを混合し、ガラ
スモールドとガスケットよりなるモールド中に注入し加
熱硬化させた。重合後、レンズは容易に離型し、得られ
たレンズは無色透明で、屈折率▲n20 D▼=1.59、アッ
ベ数▲ν20 D▼=45、比重=1.36であった。
〔実施例−2〜8〕 実施例−1と同様にして表1の組成でレンズ化を行っ
た。性能試験の結果を表1に示した。
〔比較例−1〜8〕 以下のモールド処理以外は実施例−1と同様に表2の
組成でレンズ化を行った。その結果を表2に示した。
処理なし;ガラスモールド使用、離型剤未使用 外部、離型処理;ガラスモールドの内面を東芝シリコ
ーン社製外部離型剤YSR−6209で塗布、焼付処理した。
外部、離型処理再使用;外部離型処理して、重合に一
度使用した後、処理せずそのまま使用 PPモールド使用;ポリプロピレンを射出成型によりモ
ールドを作成し、ガラスモールドの替わりに使用した。
〔発明の効果〕 このようにして得られる本発明のウレタン系レンズ
は、高い面精度と優れた光学物性を有し、軽量で耐衝撃
性に優れ、眼鏡レンズ、カメラレンズとして使用するの
に好適である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 B29K 105:32 B29L 11:00 審査官 橋本 栄和 (56)参考文献 特開 昭60−217229(JP,A) 特開 昭60−194401(JP,A) 特開 昭60−38420(JP,A) 特開 昭58−21415(JP,A) 特開 昭60−11521(JP,A) 特開 昭59−219322(JP,A) 特開 平1−302202(JP,A) 特開 平2−153302(JP,A) 特開 平1−295202(JP,A) 特公 昭42−20799(JP,B1) 特公 昭36−3898(JP,B1)

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】一種又は二種以上の、硫黄原子を含有する
    ポリイソシアネート化合物と一種又は二種以上の、メル
    カプト基を有さず、かつ、硫黄原子を含有するポリオー
    ル化合物との混合物に内部離型剤を添加して、注型重合
    することを特徴とするポリウレタン系レンズの製造方
    法。
  2. 【請求項2】請求項1記載の方法で得られるポリウレタ
    ン系レンズ。
JP1032636A 1988-02-16 1989-02-14 ポリウレタン系レンズ及びその製造方法 Expired - Lifetime JP2618467B2 (ja)

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