JP2586531Y2 - 分岐接続箱用中継端子 - Google Patents
分岐接続箱用中継端子Info
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- Japan
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- tab
- relay terminal
- junction
- terminal
- branch
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- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01R—ELECTRICALLY-CONDUCTIVE CONNECTIONS; STRUCTURAL ASSOCIATIONS OF A PLURALITY OF MUTUALLY-INSULATED ELECTRICAL CONNECTING ELEMENTS; COUPLING DEVICES; CURRENT COLLECTORS
- H01R13/00—Details of coupling devices of the kinds covered by groups H01R12/70 or H01R24/00 - H01R33/00
- H01R13/02—Contact members
- H01R13/10—Sockets for co-operation with pins or blades
- H01R13/11—Resilient sockets
- H01R13/114—Resilient sockets co-operating with pins or blades having a square transverse section
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- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B60—VEHICLES IN GENERAL
- B60R—VEHICLES, VEHICLE FITTINGS, OR VEHICLE PARTS, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- B60R16/00—Electric or fluid circuits specially adapted for vehicles and not otherwise provided for; Arrangement of elements of electric or fluid circuits specially adapted for vehicles and not otherwise provided for
- B60R16/02—Electric or fluid circuits specially adapted for vehicles and not otherwise provided for; Arrangement of elements of electric or fluid circuits specially adapted for vehicles and not otherwise provided for electric constitutive elements
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- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01H—ELECTRIC SWITCHES; RELAYS; SELECTORS; EMERGENCY PROTECTIVE DEVICES
- H01H50/00—Details of electromagnetic relays
- H01H50/02—Bases; Casings; Covers
- H01H50/04—Mounting complete relay or separate parts of relay on a base or inside a case
- H01H50/047—Details concerning mounting a relays
- H01H50/048—Plug-in mounting or sockets
-
- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01H—ELECTRIC SWITCHES; RELAYS; SELECTORS; EMERGENCY PROTECTIVE DEVICES
- H01H85/00—Protective devices in which the current flows through a part of fusible material and this current is interrupted by displacement of the fusible material when this current becomes excessive
- H01H85/02—Details
- H01H85/20—Bases for supporting the fuse; Separate parts thereof
- H01H85/203—Bases for supporting the fuse; Separate parts thereof for fuses with blade type terminals
- H01H85/2035—Bases for supporting the fuse; Separate parts thereof for fuses with blade type terminals for miniature fuses with parallel side contacts
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- H01H85/00—Protective devices in which the current flows through a part of fusible material and this current is interrupted by displacement of the fusible material when this current becomes excessive
- H01H85/02—Details
- H01H85/20—Bases for supporting the fuse; Separate parts thereof
- H01H2085/2075—Junction box, having holders integrated with several other holders in a particular wiring layout
- H01H2085/208—Junction box, having holders integrated with several other holders in a particular wiring layout specially adapted for vehicles
-
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- H01H—ELECTRIC SWITCHES; RELAYS; SELECTORS; EMERGENCY PROTECTIVE DEVICES
- H01H50/00—Details of electromagnetic relays
- H01H50/14—Terminal arrangements
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、例えば、自動車に搭載
した分岐接続箱のバスバーのタブとヒューズやリレー等
の機能部品のタブとを電気的に接続するための中継端子
に関する。
した分岐接続箱のバスバーのタブとヒューズやリレー等
の機能部品のタブとを電気的に接続するための中継端子
に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、上記のような中継端子としては、
図4に示すように、中継端子1に片持ち湾曲状のばね舌
片部1aを設けて、タブ2を差込み接続する舌片タイプ
と、図6に示すように、中継端子3にカールばね部3
a,3aを設けて、タブ2を差込み接続するカールタイ
プとが多く採用されている。
図4に示すように、中継端子1に片持ち湾曲状のばね舌
片部1aを設けて、タブ2を差込み接続する舌片タイプ
と、図6に示すように、中継端子3にカールばね部3
a,3aを設けて、タブ2を差込み接続するカールタイ
プとが多く採用されている。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】しかしながら、上記舌
片タイプの中継端子1は、ばね舌片部1aが片持ち状で
あるから、タブ2との接触状態が不安定になりやすく、
これを安定させるためには高価な材料を用いる必要があ
る。また、板材料を折り曲げて中継端子1を製造すると
きに、図5にハッチングで示すように、ばね舌片部1a
が本体部1bよりも大きく突出するので、材料取りが多
くなり、しかも、材料全体を中継端子1として使用する
割合である歩留りが悪くなるので、製造コストが高くな
る。さらに、ばね舌片部1aを湾曲状に形成するための
金型が複雑になって金型費が高くなり、製造コストが高
くなるという問題がある。
片タイプの中継端子1は、ばね舌片部1aが片持ち状で
あるから、タブ2との接触状態が不安定になりやすく、
これを安定させるためには高価な材料を用いる必要があ
る。また、板材料を折り曲げて中継端子1を製造すると
きに、図5にハッチングで示すように、ばね舌片部1a
が本体部1bよりも大きく突出するので、材料取りが多
くなり、しかも、材料全体を中継端子1として使用する
割合である歩留りが悪くなるので、製造コストが高くな
る。さらに、ばね舌片部1aを湾曲状に形成するための
金型が複雑になって金型費が高くなり、製造コストが高
くなるという問題がある。
【0004】また、上記カールタイプの中継端子3は、
カールばね部3aに対するタブ2の挿抜力が高くなると
共に、タブ2の差込み用ギャップ幅に微妙な寸法精度が
要求されるので、製造コストが高くなるという問題があ
る。
カールばね部3aに対するタブ2の挿抜力が高くなると
共に、タブ2の差込み用ギャップ幅に微妙な寸法精度が
要求されるので、製造コストが高くなるという問題があ
る。
【0005】そこで、本考案の目的は、タブとの接触状
態が安定で、製造コストが低減できる分岐接続箱用中継
端子を提供することにある。
態が安定で、製造コストが低減できる分岐接続箱用中継
端子を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本考案は、分岐接続箱のバスバーのタブに一端部を
差込み接続し、他端部にヒューズやリレー等の機能部品
のタブを差込み接続する分岐接続箱用中継端子であっ
て、上記中継端子は、四角筒状に形成され、該中継端子
の一端部と他端部に、相対向する面を、上記各タブの差
込み用ギャップ幅を隔てて、内方へそれぞれ円弧状に打
ち出した一対の両持ち状の接続ばね片部がそれぞれ設け
られていることを特徴としている。上記中継端子は、板
材料を四角筒状に折り曲げて形成される。
に、本考案は、分岐接続箱のバスバーのタブに一端部を
差込み接続し、他端部にヒューズやリレー等の機能部品
のタブを差込み接続する分岐接続箱用中継端子であっ
て、上記中継端子は、四角筒状に形成され、該中継端子
の一端部と他端部に、相対向する面を、上記各タブの差
込み用ギャップ幅を隔てて、内方へそれぞれ円弧状に打
ち出した一対の両持ち状の接続ばね片部がそれぞれ設け
られていることを特徴としている。上記中継端子は、板
材料を四角筒状に折り曲げて形成される。
【0007】
【作用】本考案によれば、四角筒状の中継端子の一端部
と他端部の相対向する面に、タブの差込み用ギャップを
隔てて、内方へそれぞれ円弧状に打ち出した一対の両持
ち状の接続ばね片部をそれぞれ設けている。これによ
り、接続ばね片部は一対で、かつ両持ち状であるから、
タブとの接触状態が安定する。また、本体部を打ち出し
て接続ばね片部を形成するので、材料ロスが少なくな
り、歩留りも良くなるので、製造コストが低減する。さ
らに、接続ばね片部は、打ち出しのみで形成できるの
で、金型費が安くなると共に、ギャップ幅も調節しやす
く、タブとの接触状態がより安定する。
と他端部の相対向する面に、タブの差込み用ギャップを
隔てて、内方へそれぞれ円弧状に打ち出した一対の両持
ち状の接続ばね片部をそれぞれ設けている。これによ
り、接続ばね片部は一対で、かつ両持ち状であるから、
タブとの接触状態が安定する。また、本体部を打ち出し
て接続ばね片部を形成するので、材料ロスが少なくな
り、歩留りも良くなるので、製造コストが低減する。さ
らに、接続ばね片部は、打ち出しのみで形成できるの
で、金型費が安くなると共に、ギャップ幅も調節しやす
く、タブとの接触状態がより安定する。
【0008】さらにまた、一対の接続ばね片部を形成し
ているので、製造時の寸法ずれや組付け時の位置ずれが
あっても、タブを挿入すると、一対の接続ばね片部が互
いに接触荷重を同じくするように働き合うので、タブの
挿抜力の低減や寸法・位置の補正が自動的に行える。な
お、接続ばね片部が上下左右とも対称となるように形成
すると、分岐接続箱への組付け時の方向性がなくなり、
組付け作業性が向上する。
ているので、製造時の寸法ずれや組付け時の位置ずれが
あっても、タブを挿入すると、一対の接続ばね片部が互
いに接触荷重を同じくするように働き合うので、タブの
挿抜力の低減や寸法・位置の補正が自動的に行える。な
お、接続ばね片部が上下左右とも対称となるように形成
すると、分岐接続箱への組付け時の方向性がなくなり、
組付け作業性が向上する。
【0009】
【実施例】以下、本考案を図示の実施例により詳細に説
明する。図2に示すように、分岐接続箱10には、四角
形状の中継端子収容空間10aを有するブロック部10
bが設けられ、該ブロック部10bの上面には、ヒュー
ズやリレー等の機能部品11のタブ11aを収容空間1
0aに上方から挿入するためのスリット10cが幅方向
の中間部にあけられている。上記分岐接続箱10内に
は、バスバー (図示しない。)が設けられ、該バスバー
のタブ10dが上記収容空間10aに下方から挿入され
ている。
明する。図2に示すように、分岐接続箱10には、四角
形状の中継端子収容空間10aを有するブロック部10
bが設けられ、該ブロック部10bの上面には、ヒュー
ズやリレー等の機能部品11のタブ11aを収容空間1
0aに上方から挿入するためのスリット10cが幅方向
の中間部にあけられている。上記分岐接続箱10内に
は、バスバー (図示しない。)が設けられ、該バスバー
のタブ10dが上記収容空間10aに下方から挿入され
ている。
【0010】上記分岐接続箱10のブロック部10bの
収容空間10a内に収容される中継端子12は、図1に
示すように、四角筒状に形成されていて、上端部と下端
部には、幅方向の相対向する面12c,12eを、上記
各タブ11a,10dの差込み用ギャップgを隔てて、
内方へそれぞれ円弧状に打ち出した両持ち状の接続ばね
片部12a,12aと12b,12bがそれぞれ設けられ
ている。
収容空間10a内に収容される中継端子12は、図1に
示すように、四角筒状に形成されていて、上端部と下端
部には、幅方向の相対向する面12c,12eを、上記
各タブ11a,10dの差込み用ギャップgを隔てて、
内方へそれぞれ円弧状に打ち出した両持ち状の接続ばね
片部12a,12aと12b,12bがそれぞれ設けられ
ている。
【0011】より詳細には、図3に示すように、長方形
状の金属板 (例えば、銅合金板)の本体部12iに、幅
方向の相対向する面12c,12eと、奥行方向の相対
向する面12d,12fと、面12cに外重ねする面1
2gをそれぞれ設定する。そして、面12c,12eの
上部と下部に、両側にスリットs,…,sを入れて、図3
において下向きに円弧状にプレスで打ち出して、両持ち
状の接続ばね片部12a,12aと12b,12bをそれ
ぞれ形成する。
状の金属板 (例えば、銅合金板)の本体部12iに、幅
方向の相対向する面12c,12eと、奥行方向の相対
向する面12d,12fと、面12cに外重ねする面1
2gをそれぞれ設定する。そして、面12c,12eの
上部と下部に、両側にスリットs,…,sを入れて、図3
において下向きに円弧状にプレスで打ち出して、両持ち
状の接続ばね片部12a,12aと12b,12bをそれ
ぞれ形成する。
【0012】その後、プレスにより、折り線aで面12
cと12dを山折りし、折り線bで面12dと12eを
山折りし、折り線cで面12eと12fを山折りし、折
り線dで面12fと12gを山折りして、面12gを面
12cに外重ねすると、図1に示した中継端子12が完
成する。
cと12dを山折りし、折り線bで面12dと12eを
山折りし、折り線cで面12eと12fを山折りし、折
り線dで面12fと12gを山折りして、面12gを面
12cに外重ねすると、図1に示した中継端子12が完
成する。
【0013】該中継端子12は、上記収容空間12aに
幅方向に僅かの隙間を隔てて収容される。なお、上記中
継端子12の面12c,12g側が2枚厚みで、面12
e側が1枚厚みであるから、図1に示すように、面12
eに面12gの厚みに相当する高さの突起12h,12
hを打ち出しておくと、中継端子12を収容空間12a
内の幅方向の中間部に収容することができる。
幅方向に僅かの隙間を隔てて収容される。なお、上記中
継端子12の面12c,12g側が2枚厚みで、面12
e側が1枚厚みであるから、図1に示すように、面12
eに面12gの厚みに相当する高さの突起12h,12
hを打ち出しておくと、中継端子12を収容空間12a
内の幅方向の中間部に収容することができる。
【0014】上記構成であれば、上記分岐接続箱10の
ブロック部10bの収容空間10aに中継端子12を収
容して、該中継端子12の下端部の接続ばね片部12
b,12bの間に、バスバーのタブ10dを差込み接続
する。そして、上記中継端子12の上端部の接続ばね片
部12a,12aの間に、ブロック部10bの挿入スリ
ット10cから機能部品11のタブ11aを差込み接続
する。
ブロック部10bの収容空間10aに中継端子12を収
容して、該中継端子12の下端部の接続ばね片部12
b,12bの間に、バスバーのタブ10dを差込み接続
する。そして、上記中継端子12の上端部の接続ばね片
部12a,12aの間に、ブロック部10bの挿入スリ
ット10cから機能部品11のタブ11aを差込み接続
する。
【0015】上記中継端子12の接続ばね片部12a,
12aと12b,12bは、各端部に一対づつ有し、か
つ片持ち状ではなく両持ち状であるから、上記舌片タイ
プと比較して、各タブ11a,10dとの接触状態が安
定になる。また、図3に示したように、本体部12iを
打ち出して接続ばね片部12a,12aと12b,12b
を形成するので、上記舌片タイプと比較して、材料ロス
が少なくなり、歩留りも良くなるので、製造コストを低
減できる。さらに、接続ばね片部12a,12aと12
b,12bは、打ち出しのみで形成でき、上記舌片タイ
プと比較して、金型費が安くなる。また、打ち出しであ
るからギャップ幅gも成形しやすく、タブ11a,10
dとの接触状態がより安定になる。
12aと12b,12bは、各端部に一対づつ有し、か
つ片持ち状ではなく両持ち状であるから、上記舌片タイ
プと比較して、各タブ11a,10dとの接触状態が安
定になる。また、図3に示したように、本体部12iを
打ち出して接続ばね片部12a,12aと12b,12b
を形成するので、上記舌片タイプと比較して、材料ロス
が少なくなり、歩留りも良くなるので、製造コストを低
減できる。さらに、接続ばね片部12a,12aと12
b,12bは、打ち出しのみで形成でき、上記舌片タイ
プと比較して、金型費が安くなる。また、打ち出しであ
るからギャップ幅gも成形しやすく、タブ11a,10
dとの接触状態がより安定になる。
【0016】一方、中継端子12に一対づつ接続ばね片
部12a,12aと12b,12bを形成しているので、
中継端子12と収容空間10aとの間に、製造時の寸法
ずれや組付け時の位置ずれがあっても、タブ11a,1
0dを挿入すると、各一対の接続ばね片部12a,12
aと12b,12bが互いに接触荷重を同じくするよう
に働き合うので、タブ11a,10dの挿抜力を低減で
き、中継端子12と収容空間10aの寸法・位置の補正
が自動的に行える。
部12a,12aと12b,12bを形成しているので、
中継端子12と収容空間10aとの間に、製造時の寸法
ずれや組付け時の位置ずれがあっても、タブ11a,1
0dを挿入すると、各一対の接続ばね片部12a,12
aと12b,12bが互いに接触荷重を同じくするよう
に働き合うので、タブ11a,10dの挿抜力を低減で
き、中継端子12と収容空間10aの寸法・位置の補正
が自動的に行える。
【0017】上記実施例のように、中継端子12の接続
ばね片部12a,12aと12b,12bを上下左右とも
対称となるように形成し、突起12h,12hを設ける
ことで、分岐接続箱10の収容空間10aへの組付け時
に方向性がなくなり、組付け作業性を向上させることが
できる。なお、上記実施例では、板材料を折り曲げて中
継端子12を製造したが、四角筒状体に接続ばね片部1
2a,12bを打ち出しで製造しても良い。
ばね片部12a,12aと12b,12bを上下左右とも
対称となるように形成し、突起12h,12hを設ける
ことで、分岐接続箱10の収容空間10aへの組付け時
に方向性がなくなり、組付け作業性を向上させることが
できる。なお、上記実施例では、板材料を折り曲げて中
継端子12を製造したが、四角筒状体に接続ばね片部1
2a,12bを打ち出しで製造しても良い。
【0018】
【考案の効果】以上の説明からも明らかなように、本考
案の分岐接続箱用中継端子は、四角筒状に形成した中継
端子の一端部と他端部の相対向する内面に、タブの差込
み用ギャップを隔てて、内方へそれぞれ円弧状に打ち出
した一対の両持ち状の接続ばね片部をそれぞれ設けたも
のである。したがって、接続ばね片部は一対で、かつ両
持ち状であるから、タブとの接触状態が安定する。ま
た、本体部を打ち出して接続ばね片部を形成するので、
材料ロスが少なくなり、歩留りも良くなるので、製造コ
ストが低減するようになる。さらに、接続ばね片部は、
打ち出しのみで形成できるので、金型費が安くなると共
に、ギャップ幅も成形しやすく、タブとの接触状態がよ
り安定するようになる。
案の分岐接続箱用中継端子は、四角筒状に形成した中継
端子の一端部と他端部の相対向する内面に、タブの差込
み用ギャップを隔てて、内方へそれぞれ円弧状に打ち出
した一対の両持ち状の接続ばね片部をそれぞれ設けたも
のである。したがって、接続ばね片部は一対で、かつ両
持ち状であるから、タブとの接触状態が安定する。ま
た、本体部を打ち出して接続ばね片部を形成するので、
材料ロスが少なくなり、歩留りも良くなるので、製造コ
ストが低減するようになる。さらに、接続ばね片部は、
打ち出しのみで形成できるので、金型費が安くなると共
に、ギャップ幅も成形しやすく、タブとの接触状態がよ
り安定するようになる。
【0019】また、一対の接続ばね片部を形成している
ので、製造時の寸法ずれや組付け時の位置ずれがあって
も、タブを挿入すると、一対の接続ばね片部が互いに接
触荷重を同じくするように働き合うので、タブの挿抜力
の低減や寸法・位置の補正が自動的に行えるようにな
る。さらに、接続ばね片部が上下左右とも対称となるよ
うに形成すると、分岐接続箱への組付け時の方向性がな
くなり、組付け作業性が向上するようになる。
ので、製造時の寸法ずれや組付け時の位置ずれがあって
も、タブを挿入すると、一対の接続ばね片部が互いに接
触荷重を同じくするように働き合うので、タブの挿抜力
の低減や寸法・位置の補正が自動的に行えるようにな
る。さらに、接続ばね片部が上下左右とも対称となるよ
うに形成すると、分岐接続箱への組付け時の方向性がな
くなり、組付け作業性が向上するようになる。
【図1】 (A)は本考案の中継端子の斜視図、(B)
は(A)の要部断面斜視図である。
は(A)の要部断面斜視図である。
【図2】 分岐接続箱の収容空間に収容した中継端子の
断面図である。
断面図である。
【図3】 中継端子の展開図である。
【図4】 従来の舌片タイプの中継端子の斜視図であ
る。
る。
【図5】 図4の従来の舌片タイプの中継端子の展開図
である。
である。
【図6】 従来のカールタイプの中継端子の斜視図であ
る。
る。
10 分岐接続箱 10a 収容空間 10d タブ 11 機能部品 11a タブ 12 中継端子 12a,12b 接続ばね片部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) H01R 31/06 H01R 13/11 H02G 3/16 H01R 4/58
Claims (1)
- 【請求項1】 分岐接続箱のバスバーのタブに一端部を
差込み接続し、他端部にヒューズやリレー等の機能部品
のタブを差込み接続する分岐接続箱用中継端子であっ
て、 上記中継端子は、四角筒状に形成され、該中継端子の一
端部と他端部に、相対向する面を、上記各タブの差込み
用ギャップ幅を隔てて、内方へそれぞれ円弧状に打ち出
した一対の両持ち状の接続ばね片部がそれぞれ設けられ
ていることを特徴とする分岐接続箱用中継端子。
Priority Applications (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1992017674U JP2586531Y2 (ja) | 1992-03-30 | 1992-03-30 | 分岐接続箱用中継端子 |
GB9305717A GB2265769B (en) | 1992-03-30 | 1993-03-19 | Terminal for use in branch connecting box |
US08/250,654 US5383800A (en) | 1992-03-30 | 1994-05-27 | Relay terminal for use in branch connecting box |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1992017674U JP2586531Y2 (ja) | 1992-03-30 | 1992-03-30 | 分岐接続箱用中継端子 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0579889U JPH0579889U (ja) | 1993-10-29 |
JP2586531Y2 true JP2586531Y2 (ja) | 1998-12-09 |
Family
ID=11950407
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1992017674U Expired - Fee Related JP2586531Y2 (ja) | 1992-03-30 | 1992-03-30 | 分岐接続箱用中継端子 |
Country Status (3)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US5383800A (ja) |
JP (1) | JP2586531Y2 (ja) |
GB (1) | GB2265769B (ja) |
Families Citing this family (32)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5476395A (en) * | 1993-03-01 | 1995-12-19 | Methode Electronics, Inc. | Planar fuse panel |
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