JPH0754926Y2 - 刃型雄端子 - Google Patents
刃型雄端子Info
- Publication number
- JPH0754926Y2 JPH0754926Y2 JP1989099871U JP9987189U JPH0754926Y2 JP H0754926 Y2 JPH0754926 Y2 JP H0754926Y2 JP 1989099871 U JP1989099871 U JP 1989099871U JP 9987189 U JP9987189 U JP 9987189U JP H0754926 Y2 JPH0754926 Y2 JP H0754926Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- length
- male
- male terminal
- blade
- deployed state
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
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- Connections Effected By Soldering, Adhesion, Or Permanent Deformation (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案は、例えば自動車の電気系の接続用コネクタ部品
等として使用する刃型雄端子に関するものである。
等として使用する刃型雄端子に関するものである。
[従来の技術] 従来は、第3図に示すように金属板材1を打ち抜いて、
雄タブ2,導体圧着ウイング3,電線保持イング4等からな
る刃型雄端子5の展開体を形成し、これを折り曲げて成
形して第4図に示すような完成品の形状としていた。こ
の場合、雄タブ2は第4図に示すように金属板材1を2
枚重ねにして形成していた。
雄タブ2,導体圧着ウイング3,電線保持イング4等からな
る刃型雄端子5の展開体を形成し、これを折り曲げて成
形して第4図に示すような完成品の形状としていた。こ
の場合、雄タブ2は第4図に示すように金属板材1を2
枚重ねにして形成していた。
このような刃型雄端子5の雄タブ2の寸法として、外形
3.5mmφの電線に使うため、その全長にわたって厚さ0.8
mm、幅3.0mmのものが要求されている。このとき、雄タ
ブ2が第4図に示すように2枚重ねでは、0.385mm厚さ
の金属板材1を使って第3図に示す如く14.5mmピッチの
板取りとなる。このときのピッチは、展開状態での展開
方向長さが一番長い電線保持ウイング4の展開状態での
展開方向長さによって決定される。即ち、第3図から他
の部位に比べて電線保持ウイング4の部分のスクラップ
分6の幅が一番小さくなっており、電線保持ウイング4
の展開状態での展開方向長さによって板取りのピッチが
決定される。
3.5mmφの電線に使うため、その全長にわたって厚さ0.8
mm、幅3.0mmのものが要求されている。このとき、雄タ
ブ2が第4図に示すように2枚重ねでは、0.385mm厚さ
の金属板材1を使って第3図に示す如く14.5mmピッチの
板取りとなる。このときのピッチは、展開状態での展開
方向長さが一番長い電線保持ウイング4の展開状態での
展開方向長さによって決定される。即ち、第3図から他
の部位に比べて電線保持ウイング4の部分のスクラップ
分6の幅が一番小さくなっており、電線保持ウイング4
の展開状態での展開方向長さによって板取りのピッチが
決定される。
[考案が解決しようとする課題] このように従来の構造では、金属板材1の板取りとして
は、電線保持ウイング4の展開状態での展開方向長さが
大きくなり、第3図に示すようにハッチングで示す部分
がスクラップ分6となり、材料の歩留りが悪い問題点が
あった。
は、電線保持ウイング4の展開状態での展開方向長さが
大きくなり、第3図に示すようにハッチングで示す部分
がスクラップ分6となり、材料の歩留りが悪い問題点が
あった。
本考案の目的は、材料の歩留りの優れたコストの安い刃
型雄端子を提供することにある。
型雄端子を提供することにある。
[課題を解決するための手段] 上記の目的を達成するための本考案の構成を説明する
と、本考案は、金属板材を折り曲げ成形して雄タブ,導
体圧着ウイング,電線保持ウイング等を構成してなる刃
型雄端子において、 前記雄タブはその全長にわたって前記金属板材を3枚重
ねにして形成され、 前記雄タブの展開状態での展開方向長さは前記電線保持
ウイングの展開状態での展開方向の長さ以下に設定され
ていることを特徴とする。
と、本考案は、金属板材を折り曲げ成形して雄タブ,導
体圧着ウイング,電線保持ウイング等を構成してなる刃
型雄端子において、 前記雄タブはその全長にわたって前記金属板材を3枚重
ねにして形成され、 前記雄タブの展開状態での展開方向長さは前記電線保持
ウイングの展開状態での展開方向の長さ以下に設定され
ていることを特徴とする。
[作用] このように雄タブをその全長にわたって3枚重ねの構造
にすると、雄タブに要求される寸法を満足できると共に
材料の歩留りが向上する。
にすると、雄タブに要求される寸法を満足できると共に
材料の歩留りが向上する。
また、雄タブの展開状態での展開方向長さを電線保持ウ
イングの展開状態での展開方向長さ以下に設定すると、
雄タブを形成する側での歩留りの低下を防止でき、歩留
りの向上を確実に図ることができる。
イングの展開状態での展開方向長さ以下に設定すると、
雄タブを形成する側での歩留りの低下を防止でき、歩留
りの向上を確実に図ることができる。
[実施例] 以下、本考案の実施例を第1図及び第2図の参照して詳
細に説明する。なお、前述した第3図及び第4図と対応
する部分には同一符号を付けて示している。
細に説明する。なお、前述した第3図及び第4図と対応
する部分には同一符号を付けて示している。
図示のように本実施例の刃型雄端子5においては、雄タ
ブ2がその全長にわたって3枚重ねの構造になってお
り、且つ雄タブ2の展開状態での展開方向の長さが電線
保持ウイング4の展開状態での展開方向長さ以下に設定
されている。
ブ2がその全長にわたって3枚重ねの構造になってお
り、且つ雄タブ2の展開状態での展開方向の長さが電線
保持ウイング4の展開状態での展開方向長さ以下に設定
されている。
このようにすると、前述した厚さ0.8mm、幅3.0mmの雄タ
ブ2を必要とする場合、0.250mm厚さの金属板材1を使
って第1図に示すような板取りをやればよい。このとき
のスケルトンのピッチは、やはり電線保持ウイング4の
展開状態での展開方向長さによって決まり、従来例と同
じ14.5mmピッチとなる。
ブ2を必要とする場合、0.250mm厚さの金属板材1を使
って第1図に示すような板取りをやればよい。このとき
のスケルトンのピッチは、やはり電線保持ウイング4の
展開状態での展開方向長さによって決まり、従来例と同
じ14.5mmピッチとなる。
従来例と本考案と材料使用量の比は、ピッチが等しいの
で、金属板材1の厚さによってのみ決まり、 比=(本考案)/(従来例)=0.25/0.385 =0.65 即ち、65%となる。従って、本考案によれば、材料の歩
留りが向上するのは明白である。
で、金属板材1の厚さによってのみ決まり、 比=(本考案)/(従来例)=0.25/0.385 =0.65 即ち、65%となる。従って、本考案によれば、材料の歩
留りが向上するのは明白である。
[考案の効果] 以上説明したように本考案では、雄タブを3枚重ねにし
たので、雄タブの厚みをその全長にわたって厚くすると
いう要求を満足できる共に材料の歩留りを著しく向上で
きる利点がある。また、雄タブの展開状態での展開方向
長さを電線保持ウイングの展開状態での展開方向長さ以
下に設定しているので、雄タブを形成する側での歩留り
の低下を防止でき、歩留りの向上を確実に図ることがで
きる。
たので、雄タブの厚みをその全長にわたって厚くすると
いう要求を満足できる共に材料の歩留りを著しく向上で
きる利点がある。また、雄タブの展開状態での展開方向
長さを電線保持ウイングの展開状態での展開方向長さ以
下に設定しているので、雄タブを形成する側での歩留り
の低下を防止でき、歩留りの向上を確実に図ることがで
きる。
第1図は本考案に係る刃型雄端子の一実施例における打
抜き前の状態の平面図、第2図は本考案に係る刃型雄端
子の一実施例の正面図、第3図は従来の刃型雄端子の打
抜き前の状態の平面図、第4図は従来の刃型雄端子の正
面図である。 1……金属板材、2……雄タブ、3……導体圧着ウイン
グ、4……電線保持ウイング、5……刃型雄端子、6…
…スクラップ分。
抜き前の状態の平面図、第2図は本考案に係る刃型雄端
子の一実施例の正面図、第3図は従来の刃型雄端子の打
抜き前の状態の平面図、第4図は従来の刃型雄端子の正
面図である。 1……金属板材、2……雄タブ、3……導体圧着ウイン
グ、4……電線保持ウイング、5……刃型雄端子、6…
…スクラップ分。
Claims (1)
- 【請求項1】金属板材を折り曲げ成形して雄タブ,導体
圧着ウイング,電線保持ウイング等を構成してなる刃型
雄端子において、 前記雄タブはその全長にわたって前記金属板材を3枚重
ねにして形成され、 前記雄タブの展開状態での展開方向の長さは前記電線保
持ウイングの展開状態での展開方向長さ以下に設定され
ていることを特徴とする刃型雄端子。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1989099871U JPH0754926Y2 (ja) | 1989-08-29 | 1989-08-29 | 刃型雄端子 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1989099871U JPH0754926Y2 (ja) | 1989-08-29 | 1989-08-29 | 刃型雄端子 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0339275U JPH0339275U (ja) | 1991-04-16 |
JPH0754926Y2 true JPH0754926Y2 (ja) | 1995-12-18 |
Family
ID=31648903
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1989099871U Expired - Fee Related JPH0754926Y2 (ja) | 1989-08-29 | 1989-08-29 | 刃型雄端子 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0754926Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2003036910A (ja) * | 2001-07-19 | 2003-02-07 | Yazaki Corp | コネクタ端子 |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5734332Y2 (ja) * | 1980-09-08 | 1982-07-29 |
-
1989
- 1989-08-29 JP JP1989099871U patent/JPH0754926Y2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0339275U (ja) | 1991-04-16 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |