JP3412797B2 - 接続端子 - Google Patents

接続端子

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JP3412797B2
JP3412797B2 JP03918497A JP3918497A JP3412797B2 JP 3412797 B2 JP3412797 B2 JP 3412797B2 JP 03918497 A JP03918497 A JP 03918497A JP 3918497 A JP3918497 A JP 3918497A JP 3412797 B2 JP3412797 B2 JP 3412797B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えば自動車の電
装品等において用いられる接続端子に関し、特にミニヒ
ュ−ズやブレ−ド型ヒュ−ズの雄端子を接続させるのに
好適な接触抵抗低減型の接続端子に係わる。
【0002】
【従来の技術】従来、電気接続箱等に組み込まれるミニ
ヒュ−ズの雄タブ端子を接続する接続端子が知られてい
る。これを、図5を用いて具体的に説明すると、符号
1′はミニヒュ−ズ10の一対の雄タブ端子(雄端子)
11,11の一方を結合する接続端子である。この接続
端子1′は金属矩形板状のL字状に形成してあり、その
起立部分が接触バネ部2′になっている。この接触バネ
部2′の先端より中央部にかけて逆Ω字状の接触用スリ
ット3を形成してある。この接触用スリット3の両側上
部には上記雄タブ端子11の両側の幅広面11a,11
aをそれぞれ接触させる幅狭部3aを形成してある。
【0003】そして、図5の矢印Aで示すように、ミニ
ヒュ−ズ10の一方の雄タブ端子11を接続端子1′の
接触バネ部2′の接触用スリット3内に挾み込むように
して挿入すると、該一方の雄タブ端子11の両側の幅広
面11a,11aが接触用スリット3の幅狭部3aの相
対向する突出面にそれぞれ接触して接続される。
【0004】この接続端子1′に関する類似技術は、実
開平4−49475号公報に開示されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記従
来の接触端子1′では、ミニヒュ−ズ10の雄タブ端子
11の両側の幅広面11a,11aを接触用スリット3
の幅狭部3aの相対向する幅狭の突出面の2点で接続し
ているため、それらの接触面積が小さくなって電気的接
触抵抗が大きくなってしまう欠点があった。
【0006】そこで、本発明は、前記した課題を解決す
べくなされたものであり、その目的は、雄端子との接触
部分を増やして接触抵抗を可及的に低減することができ
る接続端子を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明は、接触
バネ部に先端より逆Ω字状の接触用スリットを形成し、
この接触用スリットの幅狭部の両側で雄端子をそれぞれ
接触させるようにした接続端子において、前記接触バネ
部が接続端子の垂直起立部分に形成されており、前記接
触バネ部の両側の前記接触用スリットにそれぞれ対向す
る位置に一対の補助接触バネ部を突設し、この一対の補
助接触バネ部間に前記雄端子を接触状態で挿脱自在に
、前記一対の補助接触バネ部の前記雄端子との接触す
る部分を外側にそれぞれ湾曲形成したことを特徴とす
る。
【0008】この接続端子では、雄端子との接触部分
(接触面積)を従来のものより増やして接触抵抗を可及
的に低減することができ、また、接触状態における雄端
子のガタ付きを確実に防止することができる。また、こ
の接続端子は、雄端子を接触用スリット側にスム−ズに
挿入することができると共に、雄端子を接触位置に確実
に位置決めすることができる。
【0009】請求項2の発明は、請求項1記載の接続端
子であって、前記一対の補助接触バネ部を前記接触バネ
部に対してそれぞれ折り曲げて一体形成したことを特徴
とする。
【0010】この接続端子は、補助接触バネ部を簡単に
作ることができると共に、部品点数の削減及び低コスト
化を図ることができる。
【0011】
【0012】
【0013】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施形態を図面
に基づいて説明する。
【0014】図1及び図3は本発明の一実施形態の接続
端子と相手側雄端子を備えたミニヒュ−ズ及びブレ−ド
型ヒュ−ズを示す斜視図及び正面図である。この接続端
子1は、図1,図2に示すミニヒュ−ズ10の一対の雄
タブ端子(雄端子)11,11の一方の雄タブ端子11
や図3に示すブレ−ド型ヒュ−ズ20の一対の雄タブ端
子(雄端子)21,21の一方の雄タブ端子21をそれ
ぞれ接触接続するものであり、金属矩形板状のL字状に
形成してある。この接続端子1の垂直起立部分が接触バ
ネ部2になっていて、該接触バネ部2の先端より中央部
にかけて逆Ω字状の接触用スリット3を形成してある。
この接触用スリット3の両側上部には上記一方の各雄端
子11,21の両側の幅広面11a,11a及び21
a,21aをそれぞれ接触させる幅狭部3aを形成して
ある。
【0015】図1〜図3に示すように、接触バネ部2の
略中央両側の接触用スリット3にそれぞれ対向する位置
には、一対の補助接触バネ部4,4を折り曲げ形成によ
り一体突出形成してある。すなわち、図4に示すよう
に、一対の補助接触バネ部4,4は導電性金属板を所定
形状にパンチ等の加工手段を介して打ち抜き形成した後
で、点線Bの部分を互い違いの方向に直角にそれぞれ折
り曲げ、かつ点線Cの部分を接触用スリット3側に更に
直角に折り曲げることにより形成されている。また、一
対の補助接触バネ部4,4の各雄端子11,21との接
触する部分は外側にそれぞれ湾曲形成された湾曲部4a
となっている。この一対の補助接触バネ部4,4の各湾
曲部4a間には上記各雄端子11,21の両側の幅狭面
11b,11b及び21b,21bを接触状態でそれぞ
れ挿脱自在にしてある。
【0016】以上実施形態の接続端子1によれば、図1
の矢印Aで示すように、ミニヒュ−ズ10の一方の雄タ
ブ端子11を接続端子1の接触バネ部2の接触用スリッ
ト3内に挾み込むようにして挿入すると、該一方の雄タ
ブ端子11の両側の幅広面11a,11aが接触用スリ
ット3の幅狭部3aの相対向する突出面にそれぞれ接触
して接続されると共に、該一方の雄タブ端子11の両側
の幅狭面11b,11bが一対の補助接触バネ部4,4
の各湾曲部4aの相対向する突出面にそれぞれ接触して
接続される。また、図3に示すように、接続端子1とブ
レ−ド型ヒュ−ズ20の雄タブ端子21の場合にも同様
に接続されるので、汎用性の高い接続端子1となる。
【0017】このように、各雄端子11,21を接触バ
ネ部2の接触用スリット3の幅狭部3aの両側でそれぞ
れ接触させると共に、接触バネ部2の両側の接触用スリ
ット3にそれぞれ対向する位置に突設された一対の補助
接触バネ部4,4の各湾曲部4a間で接触させるように
したので、接続端子1と各雄端子11,21との接触点
が従来のものの2倍となり、その分接触面積を大きくで
きて接触抵抗を可及的に低減することができる。また、
接触状態における各雄端子11,21のガタ付きを確実
に防止することができる。さらに、一対の補助接触バネ
部4,4の各雄端子11,21との接触する部分に湾曲
部4aを形成したので、各雄端子11,21を接触用ス
リット3内にスム−ズに挿入することができると共に、
各雄端子11,21を接触位置に確実に位置決めするこ
とができる。さらにまた、一対の補助接触バネ部4,4
aを接触バネ部2に対してそれぞれ折り曲げて一体形成
したので、一対の補助接触バネ部4,4を簡単に作るこ
とができると共に、部品点数の削減及び低コスト化を図
ることができる。
【0018】尚、前記実施形態によれば、ミニヒュ−ズ
やブレ−ド型ヒュ−ズに用いる接続端子について説明し
たが、リレ−等の他の電装品に前記実施形態を適用する
ことができることは勿論である。
【0019】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1の発明に
よれば、接触バネ部に先端より逆Ω字状の接触用スリッ
トを形成し、この接触バネ部の両側の接触用スリットに
それぞれ対向する位置に一対の補助接触バネ部を突設
し、この一対の補助接触バネ部間に雄端子を接触状態で
挿脱自在にしたので、雄端子との接触面積を従来のもの
より大きくすることができ、接触抵抗を可及的に低減す
ることができる。これにより、接触状態における雄端子
のガタ付きを確実に防止することができる。また、雄端
子を接触用スリット側にスム−ズに挿入することができ
ると共に、雄端子を接触位置に確実に位置決めすること
ができる。
【0020】請求項2の発明によれば、接触バネ部の両
側に一対の補助接触バネ部を容易に形成することができ
ると共に、部品点数の削減及び低コスト化を図ることが
できる。
【0021】
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態の接続端子と相手側雄端子
を備えたミニヒュ−ズを示す斜視図である。
【図2】(a)は上記接続端子とミニヒュ−ズの雄タブ
端子の接続状態を示す側面図、(b)は同接続状態の正
面図である。
【図3】上記接続端子とブレ−ド型ヒュ−ズの雄タブ端
子の接続状態を示す正面図である。
【図4】上記接続端子を形成する前の導電性金属板の説
明図である。
【図5】従来例の接続端子と該接続端子に接続される雄
タブ端子を備えたミニヒュ−ズを示す斜視図である。
【符号の説明】
1 接続端子 2 接触バネ部 3 接触用スリット 3a 幅狭部 4,4 一対の補助接触バネ部 11,21 雄端子(雄タブ端子)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H01R 13/11 H01R 43/16

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 接触バネ部に先端より逆Ω字状の接触用
    スリットを形成し、この接触用スリットの幅狭部の両側
    で雄端子をそれぞれ接触させるようにした接続端子にお
    いて、前記接触バネ部が接続端子の垂直起立部分に形成
    されており、前記接触バネ部の両側の前記接触用スリッ
    トにそれぞれ対向する位置に一対の補助接触バネ部を突
    設し、この一対の補助接触バネ部間に前記雄端子を接触
    状態で挿脱自在にし、前記一対の補助接触バネ部の前記
    雄端子との接触する部分を外側にそれぞれ湾曲形成した
    ことを特徴とする接続端子。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の接続端子であって、前記
    一対の補助接触バネ部を前記接触バネ部に対してそれぞ
    れ折り曲げて一体形成したことを特徴とする接続端子。
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