JPH0321012Y2 - - Google Patents

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JPH0321012Y2
JPH0321012Y2 JP1987025627U JP2562787U JPH0321012Y2 JP H0321012 Y2 JPH0321012 Y2 JP H0321012Y2 JP 1987025627 U JP1987025627 U JP 1987025627U JP 2562787 U JP2562787 U JP 2562787U JP H0321012 Y2 JPH0321012 Y2 JP H0321012Y2
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female
plate
shaped
bipolar
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、絶縁基板上に配設され所望の回路パ
ターンを有するブスバー回路等を挟持して接続す
る板状の双極雌端子の改良に関するものである。
〔従来の技術〕
ブスバー回路或は雄端子等を挟持して接続する
雌形接続部を有する板状の端子に関する従来技術
としては、実開昭53−6591号公報、実開昭55−
164871号公報に記載の技術などがある。
すなわち、第7図において、板状の端子Aは二
又形状の雌形接触部1及び2と雄形接触部3を有
する。
そして、第8図に示すようにハウジング4内に
収納された端子Aの雌形接触部1は両内側面にな
めらかな曲面で出形成された突起部1aを有し、
両突起部1a間に挿入される相手端子Bの雄形接
触部3と嵌合し、二又形状の形接触部の有する弾
性力で雄形接触部3を挟持する。
雌形接触部2はV字形の凹部をもつた二又形状
をなし、一点鎖線で示す電線5を挟持して結線す
るものである(第7図参照)。
又、第9図に示す板状の端子Cは、上記の端子
Aと同様に両内側面になめらかな曲面で形成され
た突起部を有する二又状の雌形接触部6,7及び
8を有し、雌形接触部6は配線板D1の表裏に着
設された回路片9A及び9Bを挟持し、雌形接触
部7は同様に配線板D2の表裏の回路片10A及
び10Bを挟持し、雌形接触部8は配線板D3
表裏の回路片11A及び11Bを挟持して電気的
導通を図る。
以上のように、板状の雌端子は板材から打ち抜
いて形成された簡単な構造であり、相手端子等を
挿入する際に、滑らかな曲面をもつ突起部が相手
端子等を疵付けることなく、しかも、板材の弾性
力で相手端子等を挟圧するなどの利点を有する
が、反面、次のような欠点があつた。
〔考案が解決しようとする問題点〕
突起部は板材の厚みだけの幅をもち、滑らかな
曲面で形成されているため、相手端子等との接触
面積は小さく、接触部を支点として端子が回転し
易く、端子が移動したときに他の接触部に位置ず
れを起して電気接続が得られなくなることがあ
る。
〔問題点を解決するための手段〕
本考案は、二又形状の雌形接続部を複数有する
板状の双極雌端子において、上記板状双極端子を
連結部の両側に左右対称形に接続した形状に一枚
板より打ち抜き、上記連結部の両側を同一方向に
略直角に折り曲げてコの字形状としたことにあ
る。
〔作用〕
連結部の両端より同一方向に略直角に折り曲げ
られた部分は、中間に空間を挟んで略平行に同一
形状に配列されるため、雌形接続も空間を挟んで
二重に配設される。
従つて、相手端子等の接触部は2箇所となるた
め、従来のように端子が一方の接触部を支点とし
て回転する方向の外力を受けても他方の接触部の
静止摩擦力によつて阻止される。
〔実施例〕
本考案の実施例を図面を参照して説明する。
第2図の実線及び二点鎖線は一枚板より打ち抜
かれた双極雌端子の素材Eを示す。
素材Eの形状は、Lなる幅の連結部12を上下
2箇所に有し、連結部12の両側面に左右対称形
をなす板状双極端子13及び14を接続した形を
有する。
すなわち、連結部12の中央を基準として、雌
形接続部15Aの対称の位置に雌形接続部15B
があり、雌形接続部16Aの対称位置に雌形接続
部16Bがある。
かかる形状の素材Eを連結部12の両端より同
一方向に略直角に折り曲げると、第3図に示す平
面図のようにコの字形状の双極雌端子Fとなり、
板状双極雌端子13及び14が中間の空間を挟ん
で同形状同位置に設けらける(第1図参照)。
雌形接続部15A,15B及び16A,16B
の内側面に設けられた突起部は滑らかな極面で形
成されることは従来例と同様である。
第5図は、双極雌端子Fの使用例を示すもの
で、ジヤンクシヨンボツクスJの上ケース17上
には端子Fが挿入される複数のハウジング18が
設けられ、ハウジング18の内部には、第6図に
示すように、絶縁体19上に設けられたブスバー
20より立設された端子21があり、双極雌端子
Fの雌形接続部15A,15Bを端子21に嵌着
する。
次に印刷配線板22を雌形接続部16A,16
Bに嵌挿する。
かくして、双極雌端子は雌形接続部15A及び1
5Bにより端子21を挟持し、雌形接続部16A
及び16Bにより印刷配線板22を挟持するの
で、接触部は従来の一箇所接触に対して二箇所接
触となる。
従つて、端子21或は印刷配線板22に微動が
生じても、従来のように板状の端子が傾いて回路
が瞬断したり一方の接触部を支点として板状端子
が回転して他方の接触部が外れるようなことはな
く、接続状態は安定する。
〔効果〕
本考案は次の効果を有する。
従来の板状端子は相手端子等の接触部が一箇所
であつたため、相手端子等の微動によつて傾いて
回路が瞬断したり、複数の雌形接続部のうち一方
の雌形接続部の接触部を支点として回動し他方の
雌形接続部が外れることがあつたが、本考案によ
れば各雌形接続部は二箇所となるため、傾き難
く、且つ、回動し難く安定した接続を維持するこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
第1図〜第6図は本考案の実施例を示し、第1
図は端子の斜視図、第2図は端子及び端子素材の
正面図、第3図は端子の平面図、第4図は同上の
側面図、第5図はジヤンクシヨンボツクスの斜視
図、第6図は同上の縦断面図、第7図は従来例に
おける端子の斜視図、第8図は従来例の端子を収
容したハウジングの縦断面図、第9図は従来例の
端子及び配線板の斜視図である。 E……素材、F……双極雌端子、12……連結
部、13,14……板状双極端子、15A,15
B,16A,16B……雌形接続部、J……ジヤ
ンクシヨンボツクス、17……上ケース、18…
…ハウジング、19……絶縁板、20……ブスバ
ー、21……端子、22……印刷配線板。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 二又形状の雌形接続部を複数有する板状の双極
    雌端子において、上記板状双極端子を連結部の両
    側に左右対称形に接続した形状に一枚板より打ち
    抜き、上記連結部の両側を同一方向に略直角に折
    り曲げてコの字形状としたことを特徴とする双極
    雌端子。
JP1987025627U 1987-02-25 1987-02-25 Expired JPH0321012Y2 (ja)

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JP1987025627U JPH0321012Y2 (ja) 1987-02-25 1987-02-25

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP3501089B2 (ja) * 2000-03-31 2004-02-23 住友電装株式会社 ジャンクションボックスの内部回路接続構造
JP5107129B2 (ja) * 2008-04-25 2012-12-26 第一電子工業株式会社 コンタクト及び該コンタクトを用いたコネクタ

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JPS63134475U (ja) 1988-09-02

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