JP2867008B2 - 圧着端子 - Google Patents
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- JP2867008B2 JP2867008B2 JP6274545A JP27454594A JP2867008B2 JP 2867008 B2 JP2867008 B2 JP 2867008B2 JP 6274545 A JP6274545 A JP 6274545A JP 27454594 A JP27454594 A JP 27454594A JP 2867008 B2 JP2867008 B2 JP 2867008B2
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- plate
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- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01R—ELECTRICALLY-CONDUCTIVE CONNECTIONS; STRUCTURAL ASSOCIATIONS OF A PLURALITY OF MUTUALLY-INSULATED ELECTRICAL CONNECTING ELEMENTS; COUPLING DEVICES; CURRENT COLLECTORS
- H01R4/00—Electrically-conductive connections between two or more conductive members in direct contact, i.e. touching one another; Means for effecting or maintaining such contact; Electrically-conductive connections having two or more spaced connecting locations for conductors and using contact members penetrating insulation
- H01R4/10—Electrically-conductive connections between two or more conductive members in direct contact, i.e. touching one another; Means for effecting or maintaining such contact; Electrically-conductive connections having two or more spaced connecting locations for conductors and using contact members penetrating insulation effected solely by twisting, wrapping, bending, crimping, or other permanent deformation
- H01R4/18—Electrically-conductive connections between two or more conductive members in direct contact, i.e. touching one another; Means for effecting or maintaining such contact; Electrically-conductive connections having two or more spaced connecting locations for conductors and using contact members penetrating insulation effected solely by twisting, wrapping, bending, crimping, or other permanent deformation by crimping
- H01R4/183—Electrically-conductive connections between two or more conductive members in direct contact, i.e. touching one another; Means for effecting or maintaining such contact; Electrically-conductive connections having two or more spaced connecting locations for conductors and using contact members penetrating insulation effected solely by twisting, wrapping, bending, crimping, or other permanent deformation by crimping for cylindrical elongated bodies, e.g. cables having circular cross-section
- H01R4/184—Electrically-conductive connections between two or more conductive members in direct contact, i.e. touching one another; Means for effecting or maintaining such contact; Electrically-conductive connections having two or more spaced connecting locations for conductors and using contact members penetrating insulation effected solely by twisting, wrapping, bending, crimping, or other permanent deformation by crimping for cylindrical elongated bodies, e.g. cables having circular cross-section comprising a U-shaped wire-receiving portion
- H01R4/185—Electrically-conductive connections between two or more conductive members in direct contact, i.e. touching one another; Means for effecting or maintaining such contact; Electrically-conductive connections having two or more spaced connecting locations for conductors and using contact members penetrating insulation effected solely by twisting, wrapping, bending, crimping, or other permanent deformation by crimping for cylindrical elongated bodies, e.g. cables having circular cross-section comprising a U-shaped wire-receiving portion combined with a U-shaped insulation-receiving portion
-
- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01R—ELECTRICALLY-CONDUCTIVE CONNECTIONS; STRUCTURAL ASSOCIATIONS OF A PLURALITY OF MUTUALLY-INSULATED ELECTRICAL CONNECTING ELEMENTS; COUPLING DEVICES; CURRENT COLLECTORS
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- H01R4/10—Electrically-conductive connections between two or more conductive members in direct contact, i.e. touching one another; Means for effecting or maintaining such contact; Electrically-conductive connections having two or more spaced connecting locations for conductors and using contact members penetrating insulation effected solely by twisting, wrapping, bending, crimping, or other permanent deformation
- H01R4/18—Electrically-conductive connections between two or more conductive members in direct contact, i.e. touching one another; Means for effecting or maintaining such contact; Electrically-conductive connections having two or more spaced connecting locations for conductors and using contact members penetrating insulation effected solely by twisting, wrapping, bending, crimping, or other permanent deformation by crimping
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、電線導体部に圧着する
圧着板を有する電気コネクタ用の圧着端子に係る。
圧着板を有する電気コネクタ用の圧着端子に係る。
【０００２】
【従来の技術】電線を結線する圧着端子の１つのタイプ
は、シートメタルから型抜き成型されるが、その圧着端
子は、接触部、結線部及びそれらの間の中間部を備えて
いる。そして結線部は、大抵２対の圧着板を備えてい
る。圧着板の１対は、電線の表面の絶縁被覆部に圧着
し、もう１対は露出した電線導体部に圧着する。更に上
記中間部は上記圧着板の間にある底板と共通となる基板
を備えると共に基板から立上る一対の中間板を備え、全
体としてＵ字の形を形成する。そして、上記中間部の導
体圧着部に連なる中間板の上部が下方に向ってカットさ
れている。この場合従来技術の圧着端子の中間板は導体
圧着板に連なる所から急に深くカットされ、中間板の導
体圧着板に連なる部分の底からの高さが低いものであ
る。即ち、従来技術の場合、導体圧着板に直ちに隣接す
る中間板部分をいきなりカットし、導体圧着板を電線に
圧着した時に、上記中間板が裂けてしまうことを防止し
ようとしている。
は、シートメタルから型抜き成型されるが、その圧着端
子は、接触部、結線部及びそれらの間の中間部を備えて
いる。そして結線部は、大抵２対の圧着板を備えてい
る。圧着板の１対は、電線の表面の絶縁被覆部に圧着
し、もう１対は露出した電線導体部に圧着する。更に上
記中間部は上記圧着板の間にある底板と共通となる基板
を備えると共に基板から立上る一対の中間板を備え、全
体としてＵ字の形を形成する。そして、上記中間部の導
体圧着部に連なる中間板の上部が下方に向ってカットさ
れている。この場合従来技術の圧着端子の中間板は導体
圧着板に連なる所から急に深くカットされ、中間板の導
体圧着板に連なる部分の底からの高さが低いものであ
る。即ち、従来技術の場合、導体圧着板に直ちに隣接す
る中間板部分をいきなりカットし、導体圧着板を電線に
圧着した時に、上記中間板が裂けてしまうことを防止し
ようとしている。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】上記従来技術の圧着端
子に関する問題点の１つは、圧着端子の導体圧着板及び
接触部の間、即ち中間部の断面積をいきなり縮小するこ
ととなるから、圧着端子の全ての断面積は中間部の導体
圧着板に近接した所で、いきなり縮小することになる。
そして、このことが圧着端子の電流容量を縮小するので
ある。加えて、圧着端子のそのような断面積の縮小部分
の存在により、端子全体が中間部において曲がるか若し
くはゆがむ傾向を持つ。
子に関する問題点の１つは、圧着端子の導体圧着板及び
接触部の間、即ち中間部の断面積をいきなり縮小するこ
ととなるから、圧着端子の全ての断面積は中間部の導体
圧着板に近接した所で、いきなり縮小することになる。
そして、このことが圧着端子の電流容量を縮小するので
ある。加えて、圧着端子のそのような断面積の縮小部分
の存在により、端子全体が中間部において曲がるか若し
くはゆがむ傾向を持つ。
【０００４】
【目的】本発明は、これらの問題を解決する圧着端子を
提供することにある。
提供することにある。
【０００５】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成する為に
本発明によれば、圧着端子は縦軸に沿って、シートメタ
ルから長く伸びる形に型抜き成型される。圧着端子は、
接触部、結線部及びそれらの間の中間部を備えている。
結線部は、離間した一対の絶縁被覆及び導体圧着板を有
し、中間部は圧着板を圧着端子の接触部に結合する為の
一対の離間した中間板を有する。上記絶縁被覆圧着板、
導体圧着板、中間板は共通の底板になる基板を有する。
本発明によれば、圧着端子は縦軸に沿って、シートメタ
ルから長く伸びる形に型抜き成型される。圧着端子は、
接触部、結線部及びそれらの間の中間部を備えている。
結線部は、離間した一対の絶縁被覆及び導体圧着板を有
し、中間部は圧着板を圧着端子の接触部に結合する為の
一対の離間した中間板を有する。上記絶縁被覆圧着板、
導体圧着板、中間板は共通の底板になる基板を有する。
【０００６】上記中間部の一対の中間板の各々の上部エ
ッジは、左右一対の導体圧着板の上部エッジに連なった
位置から接触部に向うにつれて次第に基板に向って下が
るように斜めに形成され、中間部の断面積が次第に減少
せしめられ、而もこの上部エッジの一番斜めに下がった
位置に於ける一対の中間板と基板の成すＵ字状断面部分
の面積が、電線の導体部の端面の断面積を１００％とし
た場合、その少なくとも６５％に相当するように、上記
一番斜めに下がった位置に於ける一対の中間板の高さと
基板の幅の合計長さと、これらが型抜き成型されるシー
トメタルの厚さが定められていることを特徴とする。
ッジは、左右一対の導体圧着板の上部エッジに連なった
位置から接触部に向うにつれて次第に基板に向って下が
るように斜めに形成され、中間部の断面積が次第に減少
せしめられ、而もこの上部エッジの一番斜めに下がった
位置に於ける一対の中間板と基板の成すＵ字状断面部分
の面積が、電線の導体部の端面の断面積を１００％とし
た場合、その少なくとも６５％に相当するように、上記
一番斜めに下がった位置に於ける一対の中間板の高さと
基板の幅の合計長さと、これらが型抜き成型されるシー
トメタルの厚さが定められていることを特徴とする。
【０００７】上記の構造により、圧着端子の中間部は、
実質的には電線導体の電流容量と同じ容量を有する。そ
して圧着端子は中間部において曲がる傾向を有しなくな
る。
実質的には電線導体の電流容量と同じ容量を有する。そ
して圧着端子は中間部において曲がる傾向を有しなくな
る。
【０００８】
【実施例】次に添付図面に従い本発明の実施例を説明す
る。まず、添付図面の図１及び図２を参照すると、本発
明は、長く伸びる型抜き成型された、電線１４の露出し
た導体部１２を圧着するシートメタルよりなる圧着端子
１０に具体化されている。絶縁被覆１６が導体部１２を
囲んでいる。導体部１２は符号１２ａで示される端面が
一定の断面積を有する。
る。まず、添付図面の図１及び図２を参照すると、本発
明は、長く伸びる型抜き成型された、電線１４の露出し
た導体部１２を圧着するシートメタルよりなる圧着端子
１０に具体化されている。絶縁被覆１６が導体部１２を
囲んでいる。導体部１２は符号１２ａで示される端面が
一定の断面積を有する。
【０００９】長く伸びる圧着端子１０は、縦軸１８に沿
って、接触部２０、結線部２２並びに接触部２０及び結
線部２２の間の中間部２４を備えている。
って、接触部２０、結線部２２並びに接触部２０及び結
線部２２の間の中間部２４を備えている。
【００１０】図１及び図２並びに図３及び図４を参照す
ると、圧着端子１０の接触部２０は、一対の並置するブ
レード２６よりなる雄型接触部であり、そのブレード２
６は、横方向に少し離間しているが、ゆるやかに尖った
末端２８で収束し、圧着端子１０を雌型接触端子（図示
せず）に案内する。
ると、圧着端子１０の接触部２０は、一対の並置するブ
レード２６よりなる雄型接触部であり、そのブレード２
６は、横方向に少し離間しているが、ゆるやかに尖った
末端２８で収束し、圧着端子１０を雌型接触端子（図示
せず）に案内する。
【００１１】圧着端子１０の結線部２２は、横方向に離
間した一対の絶縁被覆圧着板３０を備えている。これら
の絶縁被覆圧着板３０は、圧着端子１０が圧着された状
態を示す図２のように、電線１４の絶縁被覆１６に圧着
される。また結線部２２は、横方向に離間した一対の導
体圧着板３２も備えている。これらの導体圧着板３２
は、圧着端子１０が圧着された状態を示す図２のよう
に、電線１４の露出した導体部１２に圧着される。基本
的には、導体圧着板３２並びに絶縁被覆圧着板３０は図
２で見られるように圧着した時半円筒形である。
間した一対の絶縁被覆圧着板３０を備えている。これら
の絶縁被覆圧着板３０は、圧着端子１０が圧着された状
態を示す図２のように、電線１４の絶縁被覆１６に圧着
される。また結線部２２は、横方向に離間した一対の導
体圧着板３２も備えている。これらの導体圧着板３２
は、圧着端子１０が圧着された状態を示す図２のよう
に、電線１４の露出した導体部１２に圧着される。基本
的には、導体圧着板３２並びに絶縁被覆圧着板３０は図
２で見られるように圧着した時半円筒形である。
【００１２】圧着端子１０の中間部２４は、圧着端子１
０の接触部２０のブレード２６と導体圧着板３２を結合
する為の一対の離間した中間板３４を備えている。絶縁
被覆圧着板３０及び導体圧着体３２並びに中間板３４は
全て共通の基板３６から上に突起しており、それによっ
て圧着端子１０の結線部２２及び中間部２４の全体の形
は、一般にはＵ字形になる。図９で最もよく見られる
が、圧着後、外方に伸びる突起３３は、導体圧着板３２
及び基板３６の交差部に形成される。これらの突起３３
は、導体圧着板３２が、基板３６に対して垂直関係を保
ち曲がってしまうことを防ぐのを補助する。
０の接触部２０のブレード２６と導体圧着板３２を結合
する為の一対の離間した中間板３４を備えている。絶縁
被覆圧着板３０及び導体圧着体３２並びに中間板３４は
全て共通の基板３６から上に突起しており、それによっ
て圧着端子１０の結線部２２及び中間部２４の全体の形
は、一般にはＵ字形になる。図９で最もよく見られる
が、圧着後、外方に伸びる突起３３は、導体圧着板３２
及び基板３６の交差部に形成される。これらの突起３３
は、導体圧着板３２が、基板３６に対して垂直関係を保
ち曲がってしまうことを防ぐのを補助する。
【００１３】そして、本発明を一側面から見ると、導体
圧着板３２を接触部２０へ結合する中間部２４は、図１
１で示されるように、導体部１２の端面１２ａの一定の
断面積を１００％とすると、その少なくとも６５％にな
る所の所定の軸上の位置に対応するＵ字状断面部分３４
ａが丁度最小の断面積となる。ここでの所定の軸上の位
置は、図４の両方向に矢印のあるＡによって示される。
換言すれば、この位置は中間部３４の中で最も狭い面積
のところである。即ち、上記中間部２４の一対の中間板
３４の各々の上部エッジ４４は、左右一対の導体圧着板
３２の上部エッジ４２に連なった位置から接触部２０に
向うにつれて次第に基板３６に向って下がるように斜め
に形成され、中間部の断面積が次第に減少せしめられ、
而もこの上部エッジ４４の一番斜めに下がった位置に於
ける一対の中間板３４と基板３６の成すＵ字状断面部分
３４ａの面積が、電線１４の導体部１２の端面１２ａの
断面積を１００％とした場合、その少なくとも６５％に
相当するように、上記一番斜めに下がった位置に於ける
一対の中間板３４の高さと基板３６の幅の合計長さｃ
と、これらが型抜き成型されるシートメタルの厚さが定
められている。
圧着板３２を接触部２０へ結合する中間部２４は、図１
１で示されるように、導体部１２の端面１２ａの一定の
断面積を１００％とすると、その少なくとも６５％にな
る所の所定の軸上の位置に対応するＵ字状断面部分３４
ａが丁度最小の断面積となる。ここでの所定の軸上の位
置は、図４の両方向に矢印のあるＡによって示される。
換言すれば、この位置は中間部３４の中で最も狭い面積
のところである。即ち、上記中間部２４の一対の中間板
３４の各々の上部エッジ４４は、左右一対の導体圧着板
３２の上部エッジ４２に連なった位置から接触部２０に
向うにつれて次第に基板３６に向って下がるように斜め
に形成され、中間部の断面積が次第に減少せしめられ、
而もこの上部エッジ４４の一番斜めに下がった位置に於
ける一対の中間板３４と基板３６の成すＵ字状断面部分
３４ａの面積が、電線１４の導体部１２の端面１２ａの
断面積を１００％とした場合、その少なくとも６５％に
相当するように、上記一番斜めに下がった位置に於ける
一対の中間板３４の高さと基板３６の幅の合計長さｃ
と、これらが型抜き成型されるシートメタルの厚さが定
められている。
【００１４】より詳細には、図５は一枚のシートメタル
から型抜きされる、３つの端子ブランクＢを示すが、そ
れは、シートメタル電気端子を型抜き成型する技術とし
て知られるような、指示穴４０を有するキャリア３８と
未だ結合している。換言すれば、図５のブランクＢは、
図１、図３及び図４で示される未圧着状態の圧着端子１
０としてはまだ形作られていない。しかしながら接触ブ
レード２６、絶縁被覆圧着板３０、導体圧着板３２及び
中間板３４のような圧着端子１０の様々な部品は全て、
図５のブランクＢにおいて、各々対応する位置に示され
ている。図４の矢印Ａに対応する位置、すなわち中間部
２４の最小の断面積となるＵ字状断面部分３４ａの位置
には、図５の矢印Ｃが対応する。図５の図示によって矢
印Ｃに示される位置に対応する断面積をいかに容易に計
算できるかを理解することができる。ここでのシートメ
タルは、本発明によれば、導体部１２の端面１２ａの断
面積の少なくとも６５％にはなる最小の断面積を画成す
るように、当該シートメタルの厚さ及び一対の中間板３
４の高さと基板３６の幅が定められる。
から型抜きされる、３つの端子ブランクＢを示すが、そ
れは、シートメタル電気端子を型抜き成型する技術とし
て知られるような、指示穴４０を有するキャリア３８と
未だ結合している。換言すれば、図５のブランクＢは、
図１、図３及び図４で示される未圧着状態の圧着端子１
０としてはまだ形作られていない。しかしながら接触ブ
レード２６、絶縁被覆圧着板３０、導体圧着板３２及び
中間板３４のような圧着端子１０の様々な部品は全て、
図５のブランクＢにおいて、各々対応する位置に示され
ている。図４の矢印Ａに対応する位置、すなわち中間部
２４の最小の断面積となるＵ字状断面部分３４ａの位置
には、図５の矢印Ｃが対応する。図５の図示によって矢
印Ｃに示される位置に対応する断面積をいかに容易に計
算できるかを理解することができる。ここでのシートメ
タルは、本発明によれば、導体部１２の端面１２ａの断
面積の少なくとも６５％にはなる最小の断面積を画成す
るように、当該シートメタルの厚さ及び一対の中間板３
４の高さと基板３６の幅が定められる。
【００１５】構造上の観点に立ち、図１、図３及び図５
を参照すると、導体圧着板３２は、上述した上部エッジ
４２を有し、上部エッジ４２は、電線１４及びその導体
部１２の縦軸である圧着端子１０の縦軸１８に、並行に
伸びている。それ故に、導体圧着板３２は、半円筒形に
曲げられ、図２で見られるように導体部１２と圧着結線
せしめられるのである。
を参照すると、導体圧着板３２は、上述した上部エッジ
４２を有し、上部エッジ４２は、電線１４及びその導体
部１２の縦軸である圧着端子１０の縦軸１８に、並行に
伸びている。それ故に、導体圧着板３２は、半円筒形に
曲げられ、図２で見られるように導体部１２と圧着結線
せしめられるのである。
【００１６】上述したように、中間部２４の中間板３４
も、上部エッジ４４を有し、この上部エッジ４４は導体
圧着板３２の上部エッジ４２から縦軸１８及び基板３６
に対して、図４でＤと指示される鋭角３０度で、圧着端
子１０の接触部２０へ伸びている。中間板３４の上部エ
ッジ４４は、図４の矢印Ａ及び図５の矢印Ｃに示される
ように、中間部２４の最小の断面積部分３４ａとなる軸
上の位置に向かう角度で伸びている。それ故に、中間板
３４は、図２で見られるように、部分的に導体部１２に
向って曲げられ、一般には半円錐台の形になるのであ
る。導体圧着板３２及び中間板３４における上記の曲げ
られた形状は、図９の完全に曲がった形から、図１０の
部分的に曲がった形を経て図１１の全く曲がっていない
形へ徐々に変化する。
も、上部エッジ４４を有し、この上部エッジ４４は導体
圧着板３２の上部エッジ４２から縦軸１８及び基板３６
に対して、図４でＤと指示される鋭角３０度で、圧着端
子１０の接触部２０へ伸びている。中間板３４の上部エ
ッジ４４は、図４の矢印Ａ及び図５の矢印Ｃに示される
ように、中間部２４の最小の断面積部分３４ａとなる軸
上の位置に向かう角度で伸びている。それ故に、中間板
３４は、図２で見られるように、部分的に導体部１２に
向って曲げられ、一般には半円錐台の形になるのであ
る。導体圧着板３２及び中間板３４における上記の曲げ
られた形状は、図９の完全に曲がった形から、図１０の
部分的に曲がった形を経て図１１の全く曲がっていない
形へ徐々に変化する。
【００１７】図６−図８は、圧着工具５０（図６）を示
し、圧着工具５０は圧着端子１０の絶縁被覆圧着板３
０、導体圧着板３２及び中間板３４を圧着するため設計
されている。より詳細には、図６に示す圧着端子１０の
１つは、上部圧縮ダイ５２及び下部アンビル５４により
成る一対の顎部の間に位置設定される。下部アンビル５
４は、絶縁被覆圧着板３０を支持する第１部分５４ａ並
びに導体圧着板３２及び中間板３４を支持する第２部分
５４ｂを備えている。
し、圧着工具５０は圧着端子１０の絶縁被覆圧着板３
０、導体圧着板３２及び中間板３４を圧着するため設計
されている。より詳細には、図６に示す圧着端子１０の
１つは、上部圧縮ダイ５２及び下部アンビル５４により
成る一対の顎部の間に位置設定される。下部アンビル５
４は、絶縁被覆圧着板３０を支持する第１部分５４ａ並
びに導体圧着板３２及び中間板３４を支持する第２部分
５４ｂを備えている。
【００１８】上部圧縮ダイ５２は、第１部分５２ａを有
し、それは図２で見られるように、絶縁被覆圧着板３０
を半円筒形にし、電線１４の絶縁被覆１６に圧着する技
術で知られるように、下方に向かってＷを逆さにした形
のダイを有する。同様に、上部圧縮ダイ５２は、第２部
分５２ｂを有し、それは一般にはＷを逆さにした形の断
面をもって下方に向いており、図２で見られるように、
導体部１２に結線する際に、導体圧着板３２を一般には
半円筒形にして圧着するため形成されている。
し、それは図２で見られるように、絶縁被覆圧着板３０
を半円筒形にし、電線１４の絶縁被覆１６に圧着する技
術で知られるように、下方に向かってＷを逆さにした形
のダイを有する。同様に、上部圧縮ダイ５２は、第２部
分５２ｂを有し、それは一般にはＷを逆さにした形の断
面をもって下方に向いており、図２で見られるように、
導体部１２に結線する際に、導体圧着板３２を一般には
半円筒形にして圧着するため形成されている。
【００１９】しかしながら、圧着工具５０の上部圧縮ダ
イ５２は、唯一第３部分５２ｃを有し、それは所定の軸
上において、Ｗを逆さにした形の断面を有する。しか
し、上部圧縮ダイ５２の第３部分５２ｃは、導体圧着板
３２を圧着する第２部分５２ｂから、外部に向かって先
細になるか、若しくは部分的に中間位置３４を導体部１
２に圧着する。基本的には図８で最もよく見られるよう
に、上部圧縮ダイ５２の第３部分５２ｃは、一対の隣接
する半円錐台形の表面５６を形成し、それは、中間板３
４のエッジ４４を唯一、半円錐台形に形成するものであ
る。
イ５２は、唯一第３部分５２ｃを有し、それは所定の軸
上において、Ｗを逆さにした形の断面を有する。しか
し、上部圧縮ダイ５２の第３部分５２ｃは、導体圧着板
３２を圧着する第２部分５２ｂから、外部に向かって先
細になるか、若しくは部分的に中間位置３４を導体部１
２に圧着する。基本的には図８で最もよく見られるよう
に、上部圧縮ダイ５２の第３部分５２ｃは、一対の隣接
する半円錐台形の表面５６を形成し、それは、中間板３
４のエッジ４４を唯一、半円錐台形に形成するものであ
る。
【００２０】
【効果】以上詳述した如く本発明によれば、端子の中間
部の一対の中間板の各々の上部エッジは、左右一対の導
体圧着板の上部エッジに連なった位置から接触部に向う
につれて次第に基板に向って下がるように斜めに形成さ
れて成り、従来技術のように急に下方へカットされてい
るので、端子全体の中の中間部が急に挟小、縮小される
ことがなく、過度に曲がったり、ゆがむことがなく、而
もこの上部エッジの一番斜めに下がった位置に於ける一
対の中間板と基板の成すＵ字状断面部分の面積が、電線
の導体部の断面積を１００％とした場合、その少なくと
も６５％に相当するように、上記一番斜めに下がった位
置に於ける一対の中間板の高さと基板の幅の合計長さ
と、これらが型抜き成型されるシートメタルの厚さが定
められているので、電線の導体部の電流容量に比して実
質的に中間部が同じ電流容量を有し、電気的特性の安定
した電気端子とすることができる。
部の一対の中間板の各々の上部エッジは、左右一対の導
体圧着板の上部エッジに連なった位置から接触部に向う
につれて次第に基板に向って下がるように斜めに形成さ
れて成り、従来技術のように急に下方へカットされてい
るので、端子全体の中の中間部が急に挟小、縮小される
ことがなく、過度に曲がったり、ゆがむことがなく、而
もこの上部エッジの一番斜めに下がった位置に於ける一
対の中間板と基板の成すＵ字状断面部分の面積が、電線
の導体部の断面積を１００％とした場合、その少なくと
も６５％に相当するように、上記一番斜めに下がった位
置に於ける一対の中間板の高さと基板の幅の合計長さ
と、これらが型抜き成型されるシートメタルの厚さが定
められているので、電線の導体部の電流容量に比して実
質的に中間部が同じ電流容量を有し、電気的特性の安定
した電気端子とすることができる。
【図１】本発明のコンセプトを具体化する、電線の露出
した導体部を併せて示す未圧着状態の圧着端子の斜視図
である。
した導体部を併せて示す未圧着状態の圧着端子の斜視図
である。
【図２】完全に電線に圧着した圧着端子の斜視図であ
る。
る。
【図３】未圧着状態の圧着端子の上面図である。
【図４】未圧着状態の圧着端子の側面図である。
【図５】未圧着状態以前の、キャリアのついた複数の端
子に型抜きされたブランクの平面図である。
子に型抜きされたブランクの平面図である。
【図６】圧着工具の顎部の間にある未圧着状態の圧着端
子の側面図である。
子の側面図である。
【図７】図６の右側から見た側面図である。
【図８】圧着工具の上顎部を下方から見た斜視図であ
る。
る。
【図９】図２の線９−９に一般的に沿って切った縦断面
図である。
図である。
【図１０】図２の線１０−１０に一般的に沿って切った
縦断面図である。
縦断面図である。
【図１１】図２の線１１−１１に一般的に沿って切った
縦断面図である。
縦断面図である。
１０ 圧着端子 １２ 導体部 １２ａ 導体部の端面 １４ 電線 １６ 絶縁被覆 ２０ 接触部 ２２ 結線部 ２４ 中間部 ３０ 絶縁被覆圧着板 ３２ 導体圧着板 ３４ 中間板 ４２ 導体圧着板の上部エッジ ４４ 中間板の上部エッジ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ルシ−ル イ− ウェンデ アメリカ合衆国 イリノイ州 オアクラ ウン 49ティ−エイチ コ−ト 9226 エスオ− (56)参考文献 特開 昭57−87082（ＪＰ，Ａ) 実開 昭58−30279（ＪＰ，Ｕ) 実開 昭57−97375（ＪＰ，Ｕ) 実開 平５−72053（ＪＰ，Ｕ) (58)調査した分野(Int.Cl.6，ＤＢ名) H01R 4/18
Claims (2)
- 【請求項１】 基板３６の左右に立上った一対の絶縁被
覆圧着板３０と、その一対の絶縁被覆圧着板３０に対し
て所定の間隔を存して配設され、基板３６の左右に立上
った一対の導体圧着板３２よりなる結線部２２と、 上記結線部２２に連なり、基板３６の左右に立上った一
対の中間板３４を有する中間部２４と、 上記中間部２４の先に連なる接触部２０より成り、 而も上記中間部２４の一対の中間板３４の上部が下方に
向かってカットされて成るシートメタルから型抜き成型
された端子であって、電線１４の導体部１２が上記結線
部２２の一対の導体圧着板３２によって圧着せしめられ
ると共に、電線１４の絶縁被覆１６が上記結線部２２の
一対の絶縁被覆圧着板３０によって圧着せしめられる圧
着端子に於いて、 上記中間部２４の一対の中間板３４の各々の上部エッジ
４４は、左右一対の導体圧着板３２の上部エッジ４２に
連なった位置から接触部２０に向うにつれて次第に基板
３６に向って下がるように斜めに形成され、中間部２４
の断面積が次第に減少せしめられ而もこの上部エッジ４
４の一番斜めに下がった位置に於ける一対の中間板３４
と基板３６の成すＵ字状断面部分３４ａの面積が、電線
１４の導体部１２の端面１２ａの断面積を１００％とし
た場合、その少なくとも６５％に相当するように、上記
一番斜めに下がった位置に於ける一対の中間板３４の高
さと基板３６の幅の合計長さｃと、これらが型抜き成型
されるシートメタルの厚さが定められていることを特徴
とする圧着端子。 - 【請求項２】 上記中間板３４の導体圧着板３２に連な
る一部分が、導体部１２に向って曲げられ、半円錐台形
になる請求項１記載の圧着端子。
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