JP2814933B2 - 電気接続箱用の中継端子 - Google Patents
電気接続箱用の中継端子Info
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- tabs
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- H01R—ELECTRICALLY-CONDUCTIVE CONNECTIONS; STRUCTURAL ASSOCIATIONS OF A PLURALITY OF MUTUALLY-INSULATED ELECTRICAL CONNECTING ELEMENTS; COUPLING DEVICES; CURRENT COLLECTORS
- H01R13/00—Details of coupling devices of the kinds covered by groups H01R12/70 or H01R24/00 - H01R33/00
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- H01R13/10—Sockets for co-operation with pins or blades
- H01R13/11—Resilient sockets
- H01R13/113—Resilient sockets co-operating with pins or blades having a rectangular transverse section
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- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01H—ELECTRIC SWITCHES; RELAYS; SELECTORS; EMERGENCY PROTECTIVE DEVICES
- H01H85/00—Protective devices in which the current flows through a part of fusible material and this current is interrupted by displacement of the fusible material when this current becomes excessive
- H01H85/02—Details
- H01H85/20—Bases for supporting the fuse; Separate parts thereof
- H01H85/203—Bases for supporting the fuse; Separate parts thereof for fuses with blade type terminals
- H01H85/2035—Bases for supporting the fuse; Separate parts thereof for fuses with blade type terminals for miniature fuses with parallel side contacts
-
- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01H—ELECTRIC SWITCHES; RELAYS; SELECTORS; EMERGENCY PROTECTIVE DEVICES
- H01H11/00—Apparatus or processes specially adapted for the manufacture of electric switches
- H01H11/0006—Apparatus or processes specially adapted for the manufacture of electric switches for converting electric switches
- H01H11/0031—Apparatus or processes specially adapted for the manufacture of electric switches for converting electric switches for allowing different types or orientation of connections to contacts
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- H01R—ELECTRICALLY-CONDUCTIVE CONNECTIONS; STRUCTURAL ASSOCIATIONS OF A PLURALITY OF MUTUALLY-INSULATED ELECTRICAL CONNECTING ELEMENTS; COUPLING DEVICES; CURRENT COLLECTORS
- H01R31/00—Coupling parts supported only by co-operation with counterpart
- H01R31/06—Intermediate parts for linking two coupling parts, e.g. adapter
Landscapes
- Connection Or Junction Boxes (AREA)
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、電気接続箱用中継端子
に関し、詳しくは、電気接続箱に収容したバスバーのタ
ブとヒューズ、リレー等の機能部品のタブを差込み接続
する中継端子に関し、特に、リレー等の相手方タブの差
し込み方向に左右されることなく、中継端子を電気接続
箱に組み付けることが出来るようにするものである。
に関し、詳しくは、電気接続箱に収容したバスバーのタ
ブとヒューズ、リレー等の機能部品のタブを差込み接続
する中継端子に関し、特に、リレー等の相手方タブの差
し込み方向に左右されることなく、中継端子を電気接続
箱に組み付けることが出来るようにするものである。
【０００２】
【従来の技術】自動車用ワイヤハーネス等を種々の電装
品に分岐接続するのに用いられる電気接続箱は、分岐接
続点を１箇所に集中させて、配線を合理的かつ経済的に
分岐接続するものであり、ワイヤハーネスの高密度化に
伴って、車種別又は用途別に種々の形式のものが開発さ
れている。
品に分岐接続するのに用いられる電気接続箱は、分岐接
続点を１箇所に集中させて、配線を合理的かつ経済的に
分岐接続するものであり、ワイヤハーネスの高密度化に
伴って、車種別又は用途別に種々の形式のものが開発さ
れている。
【０００３】上記のような分岐接続箱には、図６（Ａ）
に示すように、例えば、ヒューズ１のタブ１ａ，１ａと
分岐接続箱に収容したバスバー等のタブ２ａ，２ａとの
間を中継するための中継端子３，３が組み付けられてい
る。
に示すように、例えば、ヒューズ１のタブ１ａ，１ａと
分岐接続箱に収容したバスバー等のタブ２ａ，２ａとの
間を中継するための中継端子３，３が組み付けられてい
る。
【０００４】上記中継端子３として従来より種々の構造
のものが提案されているが、上下方向および表裏方向に
方向性があるものが多い。例えば、図７（Ａ）（Ｂ）に
示すように、中継端子３では上下方向の構造が相違し、
表裏方向の構造が相違する。なお、先に本出願人が提供
した図８（Ａ）（Ｂ）に示す中継端子３は、上下方向お
よび表裏方向の構造は同一となっている。（実開平５−
７９８８９号）上記中継端子３は、四角筒体の相対向す
る面３ａ，３ａの一端部と他端部に、各タブ１ａ，２ａ
の差し込み用ギャップを隔てて、内方へそれぞれ円弧状
に打ち出した一対の両持ち状の接続ばね片３ｂ，３ｂと
３ｃ，３ｃをそれぞれ設け、一端部の接続ばね片３ｂ，
３ｂにヒューズ１のタブ１ａを差し込むと共に、他端部
の接続ばね片３ｃ，３ｃにバスバー等のタブ２ａを差し
込むようにしている。
のものが提案されているが、上下方向および表裏方向に
方向性があるものが多い。例えば、図７（Ａ）（Ｂ）に
示すように、中継端子３では上下方向の構造が相違し、
表裏方向の構造が相違する。なお、先に本出願人が提供
した図８（Ａ）（Ｂ）に示す中継端子３は、上下方向お
よび表裏方向の構造は同一となっている。（実開平５−
７９８８９号）上記中継端子３は、四角筒体の相対向す
る面３ａ，３ａの一端部と他端部に、各タブ１ａ，２ａ
の差し込み用ギャップを隔てて、内方へそれぞれ円弧状
に打ち出した一対の両持ち状の接続ばね片３ｂ，３ｂと
３ｃ，３ｃをそれぞれ設け、一端部の接続ばね片３ｂ，
３ｂにヒューズ１のタブ１ａを差し込むと共に、他端部
の接続ばね片３ｃ，３ｃにバスバー等のタブ２ａを差し
込むようにしている。
【０００５】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記中
継端子３は、相対向する面３ａ，３ａのみに接続ばね片
３ｂ，３ｃを設けて、線対称としているに過ぎないた
め、接続するタブ１ａの方向が相違すると、中継端子３
をタブ１ａの挿入方向に合わせて分岐接続箱に組付けな
ければならない。また、図６（Ａ）のように、ヒューズ
１のタブ１ａとバスバー等のタブ２ａとの方向性、即
ち、向きが同じでないと使用できない。したがって、図
６（Ｂ）のように、バスバー等のタブ２ａ，２ａが向か
い合っているような場合には、タブ２ａ，２ａに各中継
端子３，３の他端部は差し込めるが、各中継端子３，３
の一端部にヒューズ１のタブ１ａ，１ａは差し込めない
という不具合が発生する。
継端子３は、相対向する面３ａ，３ａのみに接続ばね片
３ｂ，３ｃを設けて、線対称としているに過ぎないた
め、接続するタブ１ａの方向が相違すると、中継端子３
をタブ１ａの挿入方向に合わせて分岐接続箱に組付けな
ければならない。また、図６（Ａ）のように、ヒューズ
１のタブ１ａとバスバー等のタブ２ａとの方向性、即
ち、向きが同じでないと使用できない。したがって、図
６（Ｂ）のように、バスバー等のタブ２ａ，２ａが向か
い合っているような場合には、タブ２ａ，２ａに各中継
端子３，３の他端部は差し込めるが、各中継端子３，３
の一端部にヒューズ１のタブ１ａ，１ａは差し込めない
という不具合が発生する。
【０００６】また、各タブ１ａ，２ａの向きが同じであ
っても、電気接続箱内に１０〜３０本のヒューズ１を取
り付ける場合、中継端子３は、その２倍の２０〜６０本
が必要となるが、図９にその一部を示すように、ヒュー
ズ１の組み付け方向が異なると（９０度反転）、中継端
子３もその方向に揃える必要があり、中継端子３の自動
差し込み機の構造が複雑になって、コストアップにつな
がる。このため、ヒューズ１の組み付け方向を同じにす
ると、電気接続箱内の回路設計の制約が増加するという
問題がある。
っても、電気接続箱内に１０〜３０本のヒューズ１を取
り付ける場合、中継端子３は、その２倍の２０〜６０本
が必要となるが、図９にその一部を示すように、ヒュー
ズ１の組み付け方向が異なると（９０度反転）、中継端
子３もその方向に揃える必要があり、中継端子３の自動
差し込み機の構造が複雑になって、コストアップにつな
がる。このため、ヒューズ１の組み付け方向を同じにす
ると、電気接続箱内の回路設計の制約が増加するという
問題がある。
【０００７】本発明は上記問題を解消するためになされ
たもので、タブを差し込み方向に左右されることなく、
電気接続箱に取り付けることができる中継端子を提供す
ることを目的としている。
たもので、タブを差し込み方向に左右されることなく、
電気接続箱に取り付けることができる中継端子を提供す
ることを目的としている。
【０００８】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明は請求項１で、四角筒体の各四辺に、内方へ
円弧状に打ち出した両持ち状の接続ばね片を、四角筒体
の軸芯を中心として点対称に設け、四角筒体の軸芯を通
り両側に一対の上記接続ばね片が対向配置されたタブ挿
入部を十字方向に２個設けていることを特徴とする電気
接続箱用の中継端子を提供するものである。
に、本発明は請求項１で、四角筒体の各四辺に、内方へ
円弧状に打ち出した両持ち状の接続ばね片を、四角筒体
の軸芯を中心として点対称に設け、四角筒体の軸芯を通
り両側に一対の上記接続ばね片が対向配置されたタブ挿
入部を十字方向に２個設けていることを特徴とする電気
接続箱用の中継端子を提供するものである。
【０００９】さらに、本発明は請求項２で、十字筒体の
各辺に内方へ円弧状に打ち出した両持ち状の接続ばね片
を、上記筒体の軸芯を中心として点対称に設け、十字筒
体の軸芯を通り直線に伸びるタブ挿入部を十字方向に２
個設けていることを特徴とする電気接続箱用の中継端子
を提供するものである。
各辺に内方へ円弧状に打ち出した両持ち状の接続ばね片
を、上記筒体の軸芯を中心として点対称に設け、十字筒
体の軸芯を通り直線に伸びるタブ挿入部を十字方向に２
個設けていることを特徴とする電気接続箱用の中継端子
を提供するものである。
【００１０】
【作用】請求項１および請求項２のいずれの発明におい
ても、１つの中継端子の内部に十字方向に２個のタブ挿
入部を設けているため、タブの挿入方向に左右されず
に、中継端子を電気接続箱に対して同一方向に組み付け
ておくことが出来る。また、ヒューズ等のタブとバスバ
ー等のタブとの方向性、即ち、向きが９０度で異なって
いても、中継端子に各タブを差し込めるようになる。
ても、１つの中継端子の内部に十字方向に２個のタブ挿
入部を設けているため、タブの挿入方向に左右されず
に、中継端子を電気接続箱に対して同一方向に組み付け
ておくことが出来る。また、ヒューズ等のタブとバスバ
ー等のタブとの方向性、即ち、向きが９０度で異なって
いても、中継端子に各タブを差し込めるようになる。
【００１１】
【実施例】以下、本発明を図示の実施例により詳細に説
明する。なお、図６以下の従来技術と同一構成・作用の
箇所は同一番号を付して詳細な説明は省略する。第一実
施例の中継端子は、図１及び図２に示すように、導電金
属製の中継端子５は、二点鎖線のように、ほぼ正四角筒
状に形成されている。即ち、中継端子５の高さに相当す
る幅Ｗの金属板を、同じ長さＬで９０度毎に折曲させ
て、始端部５ａの外面に終端部５ｂを重ね合わせて接合
することにより、正四角筒状に形成している。これによ
り、上記中継端子５の四面５ｃ，５ｄ，５ｅ，５ｆは、
同じ形状となる。
明する。なお、図６以下の従来技術と同一構成・作用の
箇所は同一番号を付して詳細な説明は省略する。第一実
施例の中継端子は、図１及び図２に示すように、導電金
属製の中継端子５は、二点鎖線のように、ほぼ正四角筒
状に形成されている。即ち、中継端子５の高さに相当す
る幅Ｗの金属板を、同じ長さＬで９０度毎に折曲させ
て、始端部５ａの外面に終端部５ｂを重ね合わせて接合
することにより、正四角筒状に形成している。これによ
り、上記中継端子５の四面５ｃ，５ｄ，５ｅ，５ｆは、
同じ形状となる。
【００１２】上記中継端子５の各面５ｃ〜５ｆの幅方向
の中間部には、高さ方向に伸長し、内方へ円弧状に打ち
出した接続ばね片５ｇ，５ｈ，５ｉ，５ｊをそれぞれ設
けている。これにより、上記中継端子５の軸芯Ａを中心
とする十字方向の点対称の相対する面５ｃと５ｄ、５ｄ
と５ｅ、５ｅと５ｆ、５ｆと５ｃの４隅部に、ヒューズ
１のタブ１ａとバスバー等のタブ２ａの差し込みギャッ
プｇをそれぞれ隔てた両持ち状の接続ばね片５ｇと５
ｈ、５ｈと５ｉ、５ｉと５ｊ、５ｊと５ｇがそれぞれ位
置するようになる。
の中間部には、高さ方向に伸長し、内方へ円弧状に打ち
出した接続ばね片５ｇ，５ｈ，５ｉ，５ｊをそれぞれ設
けている。これにより、上記中継端子５の軸芯Ａを中心
とする十字方向の点対称の相対する面５ｃと５ｄ、５ｄ
と５ｅ、５ｅと５ｆ、５ｆと５ｃの４隅部に、ヒューズ
１のタブ１ａとバスバー等のタブ２ａの差し込みギャッ
プｇをそれぞれ隔てた両持ち状の接続ばね片５ｇと５
ｈ、５ｈと５ｉ、５ｉと５ｊ、５ｊと５ｇがそれぞれ位
置するようになる。
【００１３】即ち、軸芯Ａを中心として、その両側に、
接続ばね片５ｇと５ｈ、５ｉと５ｊが対向配置された両
側部を備えた第一タブ挿入部１０と、軸芯Ａを中心とし
て、接続ばね片５ｇと５ｊ、５ｈと５ｉが対向配置され
た両側部を備えた第二タブ挿入部２０とが十字状に直交
して形成される。図１、図２において、上記第一タブ挿
入部１０はラインＬ１に沿い、第二タブ挿入部２０はラ
インＬ２に沿うものである。
接続ばね片５ｇと５ｈ、５ｉと５ｊが対向配置された両
側部を備えた第一タブ挿入部１０と、軸芯Ａを中心とし
て、接続ばね片５ｇと５ｊ、５ｈと５ｉが対向配置され
た両側部を備えた第二タブ挿入部２０とが十字状に直交
して形成される。図１、図２において、上記第一タブ挿
入部１０はラインＬ１に沿い、第二タブ挿入部２０はラ
インＬ２に沿うものである。
【００１４】上記中継端子５では、図３（Ａ）に示すよ
うに、１つの電気接続箱３０に中継端子５を同一向きに
組み付けると、該電気接続箱３０に収容したバスバーの
タブ２ａが十字方向の縦向き、あるいは横向きのいずれ
の方向であっても、中継端子５の第一タブ挿入部１０あ
るいは第二タブ挿入部２０の下側部に挿入することが出
来る。また、このように、電気接続箱３０に組み付け
て、バスバーのタブ２ａと接続した中継端子５に対し
て、接続するリレー１Ａ，１Ｂ，１Ｃのタブ１ａの向き
が縦横いずれの方向であっても第一タブ挿入部１０ある
いは第二タブ挿入部２０の上側部に挿入することが出来
る。
うに、１つの電気接続箱３０に中継端子５を同一向きに
組み付けると、該電気接続箱３０に収容したバスバーの
タブ２ａが十字方向の縦向き、あるいは横向きのいずれ
の方向であっても、中継端子５の第一タブ挿入部１０あ
るいは第二タブ挿入部２０の下側部に挿入することが出
来る。また、このように、電気接続箱３０に組み付け
て、バスバーのタブ２ａと接続した中継端子５に対し
て、接続するリレー１Ａ，１Ｂ，１Ｃのタブ１ａの向き
が縦横いずれの方向であっても第一タブ挿入部１０ある
いは第二タブ挿入部２０の上側部に挿入することが出来
る。
【００１５】即ち、図３（Ａ）および図４のヒューズ１
Ａ、１Ａに示すように、上記第一タブ挿入部１０あるい
は第二タブ挿入部２０に挿入するヒューズ１のタブ１
ａ，１ａと、バスバーのタブ２ａ，２ａの向きが同じで
あるとき、および図３（Ｂ）及び図４のヒューズ１Ｂ，
１Ｃに示すように、ヒーズ１のタブ１ａ，１ａとバスバ
ーのタブ２ａ，２ａの方向が相違する場合のいずれも、
中継端子５４を同一向きで電気接続箱に組み付けること
で、タブ同士を接続することができる。
Ａ、１Ａに示すように、上記第一タブ挿入部１０あるい
は第二タブ挿入部２０に挿入するヒューズ１のタブ１
ａ，１ａと、バスバーのタブ２ａ，２ａの向きが同じで
あるとき、および図３（Ｂ）及び図４のヒューズ１Ｂ，
１Ｃに示すように、ヒーズ１のタブ１ａ，１ａとバスバ
ーのタブ２ａ，２ａの方向が相違する場合のいずれも、
中継端子５４を同一向きで電気接続箱に組み付けること
で、タブ同士を接続することができる。
【００１６】詳細には、図３（Ａ）に示すようにヒュー
ズ１のタブ１ａ，１ａとバスバー２のタブ２ａ，２ａの
向きが同一である時は、中継端子５の各下端部をタブ２
ａ，２ａに上方から差し込むと、図２に示すように、接
続ばね５ｇ，５ｈと５ｉ，５ｊ（又は５ｇ，５ｊと５
ｈ，５ｉ）に差し込まれる。その後、ヒューズ１のタブ
１ａ，１ａを、中継端子５，５の各上端部に上方から差
し込むと、各タブ１ａ，１ａは上記バスバー２のタブ２
ａ，２ａと同じ接続ばね片５ｇ，５ｈと５ｉ，５ｊに差
し込まれる。
ズ１のタブ１ａ，１ａとバスバー２のタブ２ａ，２ａの
向きが同一である時は、中継端子５の各下端部をタブ２
ａ，２ａに上方から差し込むと、図２に示すように、接
続ばね５ｇ，５ｈと５ｉ，５ｊ（又は５ｇ，５ｊと５
ｈ，５ｉ）に差し込まれる。その後、ヒューズ１のタブ
１ａ，１ａを、中継端子５，５の各上端部に上方から差
し込むと、各タブ１ａ，１ａは上記バスバー２のタブ２
ａ，２ａと同じ接続ばね片５ｇ，５ｈと５ｉ，５ｊに差
し込まれる。
【００１７】一方、図３（Ｂ）に示すように、バスバー
等のタブ２ａ，２ａが向かい合っていて、ヒューズ１の
タブ１ａ，１ａと向きが異なるときは（図４のヒューズ
１Ｂ参照）、中継端子５，５の方向性、即ち、向きを全
く気にすることなく、各下端部をタブ２ａ，２ａに上方
から差し込むと、図２のように、接続ばね片５ｇ，５ｈ
と５ｉ，５ｊ（又は５ｇ，５ｊと５ｈ，５ｉ）に差し込
まれる。その後、ヒューズ１の各タブ１ａ，１ａを、中
継端子５，５の各上端部に上方から差し込むと、各タブ
１ａ，１ａは、上記バスバー等のタブ２ａ，２ａとは異
なる接続ばね片５ｇ，５ｊと５ｈ，５ｉ（又は５ｇ，５
ｈと５ｉ，５ｊ）に差し込まれる。
等のタブ２ａ，２ａが向かい合っていて、ヒューズ１の
タブ１ａ，１ａと向きが異なるときは（図４のヒューズ
１Ｂ参照）、中継端子５，５の方向性、即ち、向きを全
く気にすることなく、各下端部をタブ２ａ，２ａに上方
から差し込むと、図２のように、接続ばね片５ｇ，５ｈ
と５ｉ，５ｊ（又は５ｇ，５ｊと５ｈ，５ｉ）に差し込
まれる。その後、ヒューズ１の各タブ１ａ，１ａを、中
継端子５，５の各上端部に上方から差し込むと、各タブ
１ａ，１ａは、上記バスバー等のタブ２ａ，２ａとは異
なる接続ばね片５ｇ，５ｊと５ｈ，５ｉ（又は５ｇ，５
ｈと５ｉ，５ｊ）に差し込まれる。
【００１８】さらに、図４のヒューズ１Ｃのように、図
４のヒューズ１Ａと同様に、ヒューズ１Ａのタブ１ａ，
１ａとバスバー等のタブ２ａ，２ａの向きは同じである
が、ヒューズ１Ｃの組み付け方向が異なる（９０度反
転）ときでも、ヒューズ１Ｂの場合と同様に、中継端子
５，５の向きを全く気にすることなく、各下端部をタブ
２ａ，２ａに上方から差し込むと、各タブ２ａ，２ａ
は、図２のように、接続ばね片５ｇ，５ｈと５ｉ，５ｊ
（又は５ｇ，５ｊと５ｈ，５ｉ）に差し込まれる。その
後、ヒューズ１のタブ１ａ，１ａを、中継端子５，５の
各上端部に上方から差し込むと、各タブ１ａ，１ａは、
上記バスバー等のタブ２ａ，２ａと同じ接続ばね片５
ｇ，５ｈと５ｉ，５ｊ（又は５ｇ，５ｊと５ｈ，５ｉ）
に差し込まれる。
４のヒューズ１Ａと同様に、ヒューズ１Ａのタブ１ａ，
１ａとバスバー等のタブ２ａ，２ａの向きは同じである
が、ヒューズ１Ｃの組み付け方向が異なる（９０度反
転）ときでも、ヒューズ１Ｂの場合と同様に、中継端子
５，５の向きを全く気にすることなく、各下端部をタブ
２ａ，２ａに上方から差し込むと、各タブ２ａ，２ａ
は、図２のように、接続ばね片５ｇ，５ｈと５ｉ，５ｊ
（又は５ｇ，５ｊと５ｈ，５ｉ）に差し込まれる。その
後、ヒューズ１のタブ１ａ，１ａを、中継端子５，５の
各上端部に上方から差し込むと、各タブ１ａ，１ａは、
上記バスバー等のタブ２ａ，２ａと同じ接続ばね片５
ｇ，５ｈと５ｉ，５ｊ（又は５ｇ，５ｊと５ｈ，５ｉ）
に差し込まれる。
【００１９】上記のように、ヒューズ１のタブ１ａ，１
ａとバスバー等のタブ２ａ，２ａとの方向性（向き）が
９０度で異なっていても、中継端子５，５に各タブ１
ａ，１ａ、２ａ，２ａを差し込めるようになるから、電
気接続箱内でヒューズ１の組み付け方向が異なっても
（９０度反転）、中継端子５，５をその方向に揃える必
要がなくなり、自動差し込み機の構造が簡単になって、
コストダウン化できる。また、ヒューズ１の組み付け方
向を同じにする必要がなくなるので、電気接続箱内の回
路設計の制約も減少する。なお、図２に一点鎖線ａ，ａ
で示すように、ヒューズ１のタブ１ａ，１ａとバスバー
等のタブ２ａ，２ａを、円弧状の接続ばね片５ｇと５
ｉ、５ｈと５ｊの各頂部に差し込むようにしてもよい。
ａとバスバー等のタブ２ａ，２ａとの方向性（向き）が
９０度で異なっていても、中継端子５，５に各タブ１
ａ，１ａ、２ａ，２ａを差し込めるようになるから、電
気接続箱内でヒューズ１の組み付け方向が異なっても
（９０度反転）、中継端子５，５をその方向に揃える必
要がなくなり、自動差し込み機の構造が簡単になって、
コストダウン化できる。また、ヒューズ１の組み付け方
向を同じにする必要がなくなるので、電気接続箱内の回
路設計の制約も減少する。なお、図２に一点鎖線ａ，ａ
で示すように、ヒューズ１のタブ１ａ，１ａとバスバー
等のタブ２ａ，２ａを、円弧状の接続ばね片５ｇと５
ｉ、５ｈと５ｊの各頂部に差し込むようにしてもよい。
【００２０】図５は第二実施例の中継端子３Ａを示し、
図８の従来の中継端子３を利用したもので、図８（Ａ）
に示す一方の側面３ｄを切り欠いた中継端子３を、各切
り欠き突き合わせるように十字状に組み合わせて連結し
たものである。なお、実際には、上記中継端子５と同様
に、１枚の金属板を折曲させる等して加工する。上記中
継端子３Ａは、二点鎖線で示すように、十字筒状に形成
されて、十字方向の点対称の相対する面３ｅ〜３ｈが、
幅方向の中間部の対向する面となる。
図８の従来の中継端子３を利用したもので、図８（Ａ）
に示す一方の側面３ｄを切り欠いた中継端子３を、各切
り欠き突き合わせるように十字状に組み合わせて連結し
たものである。なお、実際には、上記中継端子５と同様
に、１枚の金属板を折曲させる等して加工する。上記中
継端子３Ａは、二点鎖線で示すように、十字筒状に形成
されて、十字方向の点対称の相対する面３ｅ〜３ｈが、
幅方向の中間部の対向する面となる。
【００２１】上記第二実施例の中継端子３Ａにおいても
十字状に直交する２個の第一タブ挿入部１０’と第二タ
ブ挿入部２０’が設けられている。よって、該中継端子
３Ａを電気接続箱に同一向きで組み付けると、バスバー
のタブおよびリレーのタブの向きが縦横いずれの方向を
向いていても、該中継端子３Ａで接続することが出来
る。
十字状に直交する２個の第一タブ挿入部１０’と第二タ
ブ挿入部２０’が設けられている。よって、該中継端子
３Ａを電気接続箱に同一向きで組み付けると、バスバー
のタブおよびリレーのタブの向きが縦横いずれの方向を
向いていても、該中継端子３Ａで接続することが出来
る。
【００２２】
【発明の効果】以上の説明より明らかなように、本発明
の請求項１および請求項２に記載の電気接続箱用中継端
子は、四角筒状の中継端子の十字方向の点対称の相対す
る面に接続ばね片をそれぞれ設けたものであるから、ヒ
ューズ等のタブとバスバー等のタブとの方向性、即ち、
向きが９０度で異なっていても、中継端子に各タブを差
し込めるので、電気接続箱内でヒューズ等の組み付け方
向が異なっても（９０度反転）、中継端子をその方向に
揃える必要がなくなり、自動差し込み機の構造が簡単に
なって、コストダウン化できるようになる。また、ヒュ
ーズ等の組み付け方向を同じにする必要がなくなるの
で、電気接続箱内の回路設計の制約も減少するようにな
る。
の請求項１および請求項２に記載の電気接続箱用中継端
子は、四角筒状の中継端子の十字方向の点対称の相対す
る面に接続ばね片をそれぞれ設けたものであるから、ヒ
ューズ等のタブとバスバー等のタブとの方向性、即ち、
向きが９０度で異なっていても、中継端子に各タブを差
し込めるので、電気接続箱内でヒューズ等の組み付け方
向が異なっても（９０度反転）、中継端子をその方向に
揃える必要がなくなり、自動差し込み機の構造が簡単に
なって、コストダウン化できるようになる。また、ヒュ
ーズ等の組み付け方向を同じにする必要がなくなるの
で、電気接続箱内の回路設計の制約も減少するようにな
る。
【図１】 本発明の第一実施例の中継端子の斜視図であ
る。
る。
【図２】 中継端子の平面図である。
【図３】 （Ａ）はヒューズと中継端子とバスバー等と
の関係を示す斜視図、（Ｂ）はバスバー等のタブの変形
例の斜視図である。
の関係を示す斜視図、（Ｂ）はバスバー等のタブの変形
例の斜視図である。
【図４】 電気接続箱内のヒューズの組み付け方向を示
す平面図である。
す平面図である。
【図５】 中継端子の第二実施例の斜視図である。
【図６】 （Ａ）は従来のヒューズと中継端子とバスバ
ー等の関係を示す斜視図、（Ｂ）はバスバー等のタブの
変形例の斜視図である。
ー等の関係を示す斜視図、（Ｂ）はバスバー等のタブの
変形例の斜視図である。
【図７】 （Ａ）は従来の中継端子の斜視図、（Ｂ）は
（Ａ）の側面図である。
（Ａ）の側面図である。
【図８】 （Ａ）は従来の中継端子の斜視図、（Ｂ）は
（Ａ）の要部破断斜視図である。
（Ａ）の要部破断斜視図である。
【図９】 電気接続箱内のヒューズの組み付け方向を示
す平面図である。
す平面図である。
１ ヒューズ １ａ タブ ２ バスバー ２ａ タブ ５ 中継端子 ５ｃ〜５ｆ 面 ５ｇ〜５ｊ 接続ばね片 １０ 第一タブ挿入部 ２０ 第二タブ挿入部 Ａ 軸心 ｇ ギャップ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6，ＤＢ名) H01R 31/06 H01R 13/11 - 13/115 H02G 3/16
Claims (2)
- 【請求項１】 四角筒体の各四辺に、内方へ円弧状に打
ち出した両持ち状の接続ばね片を、四角筒体の軸芯を中
心として点対称に設け、四角筒体の軸芯を通り両側に一
対の上記接続ばね片が対向配置されたタブ挿入部を十字
方向に２個設けていることを特徴とする電気接続箱用の
中継端子。 - 【請求項２】 十字筒体の各辺に内方へ円弧状に打ち出
した両持ち状の接続ばね片を、上記筒体の軸芯を中心と
して点対称に設け、十字筒体の軸芯を通り直線に伸びる
タブ挿入部を十字方向に２個設けていることを特徴とす
る電気接続箱用の中継端子。
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|---|---|---|---|
| JP6262725A JP2814933B2 (ja) | 1994-10-26 | 1994-10-26 | 電気接続箱用の中継端子 |
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|---|---|---|---|
| JP6262725A JP2814933B2 (ja) | 1994-10-26 | 1994-10-26 | 電気接続箱用の中継端子 |
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