JP3405152B2 - 中継端子の組付構造 - Google Patents

中継端子の組付構造

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JP3405152B2 JP28400897A JP28400897A JP3405152B2 JP 3405152 B2 JP3405152 B2 JP 3405152B2 JP 28400897 A JP28400897 A JP 28400897A JP 28400897 A JP28400897 A JP 28400897A JP 3405152 B2 JP3405152 B2 JP 3405152B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えば、自動車に
搭載した電気接続箱のバスバーのタブと、ヒューズやリ
レー等の電装品のタブとを電気的に接続するための中継
子の組付構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、例えば自動車等においては、バス
バーとヒューズやリレー等の電装品とを接続するため
に、図5に示すような電気接続箱10が用いられてい
る。この電気接続箱10の内部には複数の収容部11が
並設され、それらの収容部11には略四角筒状の中継端
子12がそれぞれ挿入されるようになっている。中継端
子12においては、一方(図示下部)の挿入部にバスバ
ーのタブ13が挿入されるとともに、他方(図示上部)
の挿入部に電装品14のタブ15が挿入されるようにな
っている。従って、タブ13を挿入した中継端子12を
電気接続箱10内の収容部11に挿入した後、中継端子
12にタブ15を挿入すると、図6に示すような状態に
なる。この場合、タブ13とタブ15、つまりバスバー
と電装品14とが中継端子12を介して電気的に接続さ
れた状態となっている。
【0003】なお、各収容部11の天井部には、それぞ
れタブ15挿通用のスリット16が設けられており、該
スリット16にタブ15を挿通することにより、タブ1
5が中継端子12の他方の挿入部に挿入されるようにな
っている。一方、電気接続箱10には、中継端子12の
挿入を案内するために、下部の内壁面にテーパ部17が
設けられている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、電気接続箱
10の収容部11間の間隔が広い場合、すなわち仕切り
壁18の肉厚が厚い場合には、前記テーパ部17におけ
るテーパの斜角度を十分に取って収容部11の下端開口
を大きくすることができるが、逆に収容部11間の間隔
が狭い場合、すなわち仕切り壁18の肉厚が薄い場合に
は、十分なテーパをとることが困難になり、下端開口が
小さくなる。
【0005】特に、近年の自動車においては、種々の装
備がなされているため、エンジンルーム内における各部
品の収納スペースが制限されている。そのため、上記の
ような電気接続箱10においても小型化が図られ、電気
接続箱10の仕切り壁18の肉厚が薄くなるように設定
される。従って、前述したように、テーパ部17のテー
パを十分に取ることができなくなるため、収容部11に
対して中継端子12を挿入するのが困難であった。
【0006】本発明は上記問題点を解決するためになさ
れたものであって、その目的は、収容部間の間隔が狭い
場合でも、収容部に対して容易に挿入することのできる
中継端子の組付構造を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、請求項1に記載の発明においては、電気接続箱の収
容部に挿入され、一端部にバスバーのタブを内嵌させる
とともに、他端部に電装品のタブを内嵌させることによ
り、前記両タブを電気的に接続する中継端子を略四角筒
状に形成し、その幅広側の側壁部には、内面側に向かっ
て円弧状に曲がった接続ばね片部を設け、中継端子の上
における開口部の幅広側の側壁端部に、先端側が幅狭
になるような台形状の突出片を隣接する他の側壁端部よ
りも高くなるように形成し、その中継端子を前記電気接
続箱の収容部に組付け、前記収容部における中継端子の
突出片に対応する部分に凹部を設け、前記突出片と前記
凹部とを嵌合するようにしたことをその要旨としてい
る。
【0008】また、請求項2に記載の発明では、前記突
出片を一対をなすように形成するとともに、対向するよ
うに形成したことをその要旨としている
【0009】
【発明の実施の形態】以下、本発明を具体化した一実施
形態を図面に従って説明する。図1、図2(a)、図2
(b)に示すように、中継端子21は、略長方形状の金
属板、例えば銅合金板を折り曲げ等することにより、略
四角筒状に形成されている。そして、この中継端子21
の幅広側の側壁部22a,22bには、内面側に向かっ
て円弧状に曲がった接続ばね片部23a,23b,23
c,23dが設けられている。
【0010】また、中継端子21の開口部における側壁
部22a,22bの上端には、それぞれ先端側が徐々に
幅狭になった台形状の突出片24a,24bが形成され
ている。突出片24a,24bの両側の斜状部25は、
その下端が隣接する幅狭の側壁部の上端と同一高さにあ
る。そして、この斜状部25は、中継端子21を電気接
続箱26の後述する収容部27(図3参照)に挿入する
際、ガイドとして作用し、中継端子21の収容部27へ
の挿入を容易にするようになっている。また、中継端子
21の収容部27に対する姿勢を矯正するとともに、中
継端子21を収容部27に対して真っ直ぐ入るようにす
る作用も有している。
【0011】図3に示すように、前記収容部27は、電
気接続箱26におけるブロック部28に設けられてお
り、ブロック部28における収容部27の天井部には、
図5に示す電装品14のタブ15を挿入するためのスリ
ット29が設けられている。
【0012】また、前記電気接続箱26内には、バスバ
ーが設けられ、そのバスバーのタブ30が収容部27の
下方から中継端子21に挿入されるようになっている。
この中継端子21に挿入される前記タブ15及びタブ3
0は、それぞれ中継端子21内で接続ばね片部23a,
23c及び接続ばね片部23b,23dにより両側から
押圧されて確実に電気的な接続がなされるようになって
いる。
【0013】そして、前記ブロック部28の内壁におけ
る中継端子21の突出片24a,24bに対応する2カ
所の部分には、それぞれ凹部31a,31bが設けら
れ、こられの凹部31a,31bに突出片24a,24
bがそれぞれ嵌合するようになっている。また、この双
方の嵌合により、中継端子21は収容部27における適
正な位置に位置決めされている。
【0014】このような構成において、中継端子21、
タブ15,30及び電気接続箱26等の組付けは、次の
ようにして行われる。まず、バスバーのタブ30を中継
端子21の下端開口部から挿入して、図3に示すような
状態にする。この状態では、中継端子21の下端部は、
タブ30の挿通された基部32に支持されて横ずれしな
いようになっている。
【0015】次に、タブ30が挿入された中継端子21
を突出片24a,24b側から電気接続箱26の収容部
27に挿入する。この場合、突出片24a,24bの各
斜状部25が収容部27の開口部分に摺接して、中継端
子21は、その姿勢が直立するように矯正されながら収
容部27内に進入していく。そして、収容部27の凹部
31a,31bに対し、それぞれ突出片24a,24b
が嵌合して中継端子21の挿入が終わる。
【0016】最後に、前記電装品14のタブ15をスリ
ット29に挿通するとともに、中継端子21の上端開口
部に挿入する。これによって、タブ30とタブ15との
接続が中継端子21を介してなされる。
【0017】次に、本実施形態の効果について以下に記
載する。 ・ この中継端子21には、斜状部25を有する突出片
24a,24bが突設されているため、中継端子21を
収容部27に挿入する際、斜状部25がガイド作用をす
るようになる。その結果、収容部27間の間隔が狭く、
収容部27の開口が小さくても、中継端子21が収容部
27にスムーズに、かつ直立に挿入できるようになる。
また、中継端子21を収容部27に対してスムーズに挿
入することができるため、中継端子21の破損も防止す
ることができる。
【0018】・ また、突出片24a,24bと凹部3
1a,31bとの嵌合によって、中継端子21の上端部
の位置決めが行われる。このため、常に、中継端子21
が適正な状態で固定されるようになる。その結果、収容
部27の壁面の寸法精度がそれほど要求されなくなり、
その製造が容易になる。すなわち、図3に示した収容部
27のように、収容部27の内壁面の全面が中継端子2
1の側面に当接していなくても、中継端子21の適正な
位置決めが行えるようになる。
【0019】なお、前記実施形態は、次のように変更し
て実施することもできる。 ・ 図4に示すように、中継端子33の下端部にも突出
片24a,24bと同形の突出片34a,34bを設け
ること。そして、基部35における突出片34a,34
bに対応する部分に、中継端子33の位置決め用の凹部
36を設けること。
【0020】このように構成すれば、中継端子33の下
端部がより確実に位置決めされるようになる。また、中
継端子33が上下対称になるため、方向を合わせる必要
がなくなり、組付け時の作業がより容易になる。
【0021】・ また、突出片24a,24b,34
a,34bの構成は、上記のものに限定されるものでは
なく、中継端子21,33の端部に少なくとも一つ突出
形成されていればよい。
【0022】
【0023】
【発明の効果】本発明は、以上のように構成されている
ため、次のような効果を奏する。請求項1に記載の発明
によれば、収容部間の間隔が狭い場合でも、電気接続箱
の収容部に対して中継端子を容易に挿入することができ
る。また、請求項1に記載の発明によれば、突出片と凹
部とが嵌合するようになっているため、収容部での中継
端子の位置決めを容易に行うことができる。また、電気
接続箱の収容部の寸法精度がそれほど要求されなくな
り、製造が容易になる。
【0024】請求項2に記載の発明によれば、請求項1
に記載の発明の効果に加えて、中継端子の収容部に対す
る挿入が一層スムーズなものとなる
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態の中継端子を示す斜視図。
【図2】(a)中継端子の側面図、(b)中継端子の正
面図。
【図3】中継端子の組付構造を示す断面図。
【図4】中継端子の組付構造の別例を示す断面図。
【図5】従来例による各部材を示す一部断面図。
【図6】従来例による各部材を組付けた状態を示す断面
図。
【符号の説明】
14…電装品、15,30…タブ、21,33…中継端
子、24a,24b,34a,34b…突出片、26…
電気接続箱、27…収容部、31a,31b,36…凹
部。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H01R 31/06 H01R 4/58 H01R 13/24 H02G 3/16

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電気接続箱の収容部に挿入され、一端部
    にバスバーのタブを内嵌させるとともに、他端部に電装
    品のタブを内嵌させることにより、前記両タブを電気的
    に接続する中継端子を略四角筒状に形成し、その幅広側
    の側壁部には、内面側に向かって円弧状に曲がった接続
    ばね片部を設け、中継端子の上端における開口部の幅広
    側の側壁端部に、先端側が幅狭になるような台形状の突
    出片を隣接する他の側壁端部よりも高くなるように形成
    その中継端子を前記電気接続箱の収容部に組付け、 前記収容部における中継端子の突出片に対応する部分に
    凹部を設け、前記突出片と前記凹部とを嵌合するように
    した中継端子の組付構造。
  2. 【請求項2】 前記突出片を一対をなすように形成する
    とともに、対向するように形成した請求項1に記載の
    継端子の組付構造。
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