JP2541888Y2 - 温度感応型流体式ファン・カップリング装置 - Google Patents
温度感応型流体式ファン・カップリング装置Info
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- JP2541888Y2 JP2541888Y2 JP1990032543U JP3254390U JP2541888Y2 JP 2541888 Y2 JP2541888 Y2 JP 2541888Y2 JP 1990032543 U JP1990032543 U JP 1990032543U JP 3254390 U JP3254390 U JP 3254390U JP 2541888 Y2 JP2541888 Y2 JP 2541888Y2
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- valve member
- partition plate
- temperature
- drive disk
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- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16D—COUPLINGS FOR TRANSMITTING ROTATION; CLUTCHES; BRAKES
- F16D35/00—Fluid clutches in which the clutching is predominantly obtained by fluid adhesion
- F16D35/02—Fluid clutches in which the clutching is predominantly obtained by fluid adhesion with rotary working chambers and rotary reservoirs, e.g. in one coupling part
- F16D35/021—Fluid clutches in which the clutching is predominantly obtained by fluid adhesion with rotary working chambers and rotary reservoirs, e.g. in one coupling part actuated by valves
- F16D35/022—Fluid clutches in which the clutching is predominantly obtained by fluid adhesion with rotary working chambers and rotary reservoirs, e.g. in one coupling part actuated by valves the valve being actuated by a bimetallic strip
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- Hydraulic Clutches, Magnetic Clutches, Fluid Clutches, And Fluid Joints (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 （産業上の利用分野） 本考案は自動車における機関冷却用のファン回転を、
絶えず走行状態に応じて外部周囲の温度変化を感知して
冷却送風量を自動制御せしめて機関に供給する温度感応
型流体式ファン・カップリング装置の構造の改良に関す
るものである。
絶えず走行状態に応じて外部周囲の温度変化を感知して
冷却送風量を自動制御せしめて機関に供給する温度感応
型流体式ファン・カップリング装置の構造の改良に関す
るものである。
（従来の技術） 従来、この種のファン・カップリング装置としては一
般に第７図及び第８図にその要部を示すように、仕切板
（25）上に設けた油溜り室（26）からトルク伝達室（2
4）に流通する流出調整孔（25′）を、外部温度が設定
値を越えると密封器匣の前面に設けた感温体の温度変化
に伴う変形に連動する弁部材（28）の他端により開放す
るように、その一端側を仕切板（25）に固定して構成さ
れていた。
般に第７図及び第８図にその要部を示すように、仕切板
（25）上に設けた油溜り室（26）からトルク伝達室（2
4）に流通する流出調整孔（25′）を、外部温度が設定
値を越えると密封器匣の前面に設けた感温体の温度変化
に伴う変形に連動する弁部材（28）の他端により開放す
るように、その一端側を仕切板（25）に固定して構成さ
れていた。
（考案が解決しようとする課題） しかしながら、このような従来の技術においては、弁
部材（28）が感温体の変形に連動させるために連桿（図
示せず）と当接される関係上、また、流出調整孔（2
5′）部での開閉機能に関連して、弁部材（28）の他端
はある程度の幅広をもって形成されるため、前記流出調
整孔（25′）部の周囲の表面に弁部材（28）の他端側の
平坦にして且つ幅広の表面が当接するのでその変位方向
（軸方向）に対して直交する方向（径方向）の平面での
相互の係合構造によって、弁部材（28）の開放及び閉鎖
する過程で油溜り室（26）側からトルク伝達室（24）側
へ流出し且つ遠心力によって加圧される油による背圧に
よって、該弁部材側に流出調整孔（25′）部での吸付き
現象を生ぜしめる。このような吸付き現象が発生する
と、流出調整孔（25′）が閉鎖されてトルク伝達室（3
4）側の油が減少して、トルク伝達機能を損って回転の
低下を招き、この結果遠心力の低下に伴う加圧力の降下
につれ今度は背圧が低下して前記流出調整孔（25′）が
再び開放されてしまう。このような連続した吸付き現象
による閉鎖状と開放状の繰返しにより弁部材（28）に微
振動を生ぜしめ、これがファン回転数が短かい周期で上
下する、いわゆる「ハンチング」の一原因となり、ファ
ン・カップリング装置の機能の不安定を招いていた。
部材（28）が感温体の変形に連動させるために連桿（図
示せず）と当接される関係上、また、流出調整孔（2
5′）部での開閉機能に関連して、弁部材（28）の他端
はある程度の幅広をもって形成されるため、前記流出調
整孔（25′）部の周囲の表面に弁部材（28）の他端側の
平坦にして且つ幅広の表面が当接するのでその変位方向
（軸方向）に対して直交する方向（径方向）の平面での
相互の係合構造によって、弁部材（28）の開放及び閉鎖
する過程で油溜り室（26）側からトルク伝達室（24）側
へ流出し且つ遠心力によって加圧される油による背圧に
よって、該弁部材側に流出調整孔（25′）部での吸付き
現象を生ぜしめる。このような吸付き現象が発生する
と、流出調整孔（25′）が閉鎖されてトルク伝達室（3
4）側の油が減少して、トルク伝達機能を損って回転の
低下を招き、この結果遠心力の低下に伴う加圧力の降下
につれ今度は背圧が低下して前記流出調整孔（25′）が
再び開放されてしまう。このような連続した吸付き現象
による閉鎖状と開放状の繰返しにより弁部材（28）に微
振動を生ぜしめ、これがファン回転数が短かい周期で上
下する、いわゆる「ハンチング」の一原因となり、ファ
ン・カップリング装置の機能の不安定を招いていた。
本考案は従来技術の有する前記問題に鑑みてなされた
ものであり、弁部材側での上記微振動を防止して循環す
る油の流量制御機能を正確且つ安定せしめて「ハンチン
グ」をなくし、ファン・カップリング装置として特性を
一層向上することのできる温度感応型流体式ファン・カ
ップリング装置を提供することを目的とするものであ
る。
ものであり、弁部材側での上記微振動を防止して循環す
る油の流量制御機能を正確且つ安定せしめて「ハンチン
グ」をなくし、ファン・カップリング装置として特性を
一層向上することのできる温度感応型流体式ファン・カ
ップリング装置を提供することを目的とするものであ
る。
（課題を解決するための手段） 上記目的を達成するため、本考案の第１の実施態様
は、先端部に駆動ディスクを固着した回転軸体上に軸受
を介して支承され、且つ外周部に冷却ファンを取付けた
ケースとカバーとからなる密封器匣の内部を、油の流出
調整孔を有する仕切板により油溜り室と前記駆動ディス
クを内装するトルク伝達室とに区劃し、回転時の油の集
溜する駆動ディスクの外周側壁面に対向する密封器匣側
の内周側壁面の一部にダムと、該ダムに連ってトルク伝
達室側から油溜り室側に通ずる循環流通路を形成すると
共に、油溜り室側に位置してその一端を仕切板上に固定
し、他端側で外部周囲の温度が設定値を越えると前記仕
切板の流出調整孔を開放し、設定値以下では閉鎖する弁
部材を、前記カバーの前面に設けた感温体の温度変化に
伴う変形に連動するように内部に備え、駆動ディスクと
前記トルク伝達室の外方部分の対向壁面に設けたトルク
伝達間隙部での油の有効接触面積を増減させて、駆動側
の回転軸体側から被駆動側の密封器匣側へのトルク伝達
を制御するようにしてなるファン・カップリング装置に
おいて、前記仕切板の流出調整孔の孔周部と該流出調整
孔に対向する前記弁部材の他端との少なくとも一方に該
弁部材を開放方向に付勢する磁石手段を設けて構成した
温度感応型流体式ファン・カップリング装置を要旨と
し、この場合、前記磁石手段は流出調整孔の孔周部に設
けられて前記仕切板側と反発させて前記弁部材を開放方
向に付勢し、また前記磁石手段はゴム磁石又は樹脂磁石
で構成されることが好ましい。
は、先端部に駆動ディスクを固着した回転軸体上に軸受
を介して支承され、且つ外周部に冷却ファンを取付けた
ケースとカバーとからなる密封器匣の内部を、油の流出
調整孔を有する仕切板により油溜り室と前記駆動ディス
クを内装するトルク伝達室とに区劃し、回転時の油の集
溜する駆動ディスクの外周側壁面に対向する密封器匣側
の内周側壁面の一部にダムと、該ダムに連ってトルク伝
達室側から油溜り室側に通ずる循環流通路を形成すると
共に、油溜り室側に位置してその一端を仕切板上に固定
し、他端側で外部周囲の温度が設定値を越えると前記仕
切板の流出調整孔を開放し、設定値以下では閉鎖する弁
部材を、前記カバーの前面に設けた感温体の温度変化に
伴う変形に連動するように内部に備え、駆動ディスクと
前記トルク伝達室の外方部分の対向壁面に設けたトルク
伝達間隙部での油の有効接触面積を増減させて、駆動側
の回転軸体側から被駆動側の密封器匣側へのトルク伝達
を制御するようにしてなるファン・カップリング装置に
おいて、前記仕切板の流出調整孔の孔周部と該流出調整
孔に対向する前記弁部材の他端との少なくとも一方に該
弁部材を開放方向に付勢する磁石手段を設けて構成した
温度感応型流体式ファン・カップリング装置を要旨と
し、この場合、前記磁石手段は流出調整孔の孔周部に設
けられて前記仕切板側と反発させて前記弁部材を開放方
向に付勢し、また前記磁石手段はゴム磁石又は樹脂磁石
で構成されることが好ましい。
また本考案の第２の実施態様は、先端部に駆動ディス
クを固着した回転軸体上に軸受を介して支承され、且つ
外周部に冷却ファンを取付けたケースとカバーとからな
る密封器匣の内部を、油の流出調整孔を有する仕切板に
より油溜り室と前記駆動ディスクを内装するトルク伝達
室とに区劃し、回転時の油の集溜する駆動ディスクの外
周側壁面に対向する密封器匣側の内周側壁面の一部にダ
ムと、該ダム連ってトルク伝達室側から油溜り室側に通
ずる循環流通路を形成すると共に、油溜り室側に位置し
てその一端を仕切板上に固定し、他端側で外部周囲の温
度が設定値を越えると前記仕切板の流出調整孔を開放
し、設定値以下では閉鎖する弁部材を、前記カバーの前
面に設けた感温体の温度変化に伴う変形に連動するよう
に内部に備え、駆動ディスクと前記トルク伝達室の外方
部分の対向壁面に設けたトルク伝達間隙部での油の有効
接触面積を増減させて、駆動側の回転軸体側から被駆動
側の密封器匣側へのトルク伝達を制御するようにしてな
るファン・カップリング装置において、前記弁部材の他
端に、前記仕切板の流出調整孔を貫通する支持片を固定
し、該支持片の先端に前記トルク伝達室側に位置して前
記弁部材を開放方向に付勢する磁石手段を設けて構成し
た温度感応型流体式ファン・カップリング装置を要旨と
するものである。
クを固着した回転軸体上に軸受を介して支承され、且つ
外周部に冷却ファンを取付けたケースとカバーとからな
る密封器匣の内部を、油の流出調整孔を有する仕切板に
より油溜り室と前記駆動ディスクを内装するトルク伝達
室とに区劃し、回転時の油の集溜する駆動ディスクの外
周側壁面に対向する密封器匣側の内周側壁面の一部にダ
ムと、該ダム連ってトルク伝達室側から油溜り室側に通
ずる循環流通路を形成すると共に、油溜り室側に位置し
てその一端を仕切板上に固定し、他端側で外部周囲の温
度が設定値を越えると前記仕切板の流出調整孔を開放
し、設定値以下では閉鎖する弁部材を、前記カバーの前
面に設けた感温体の温度変化に伴う変形に連動するよう
に内部に備え、駆動ディスクと前記トルク伝達室の外方
部分の対向壁面に設けたトルク伝達間隙部での油の有効
接触面積を増減させて、駆動側の回転軸体側から被駆動
側の密封器匣側へのトルク伝達を制御するようにしてな
るファン・カップリング装置において、前記弁部材の他
端に、前記仕切板の流出調整孔を貫通する支持片を固定
し、該支持片の先端に前記トルク伝達室側に位置して前
記弁部材を開放方向に付勢する磁石手段を設けて構成し
た温度感応型流体式ファン・カップリング装置を要旨と
するものである。
さらに本考案の第３の実施態様は、先端部に駆動ディ
スクを固着した回転軸体上に軸受を介して支承され、且
つ外周部に冷却ファンを取付けたケースとカバーとから
なる密封器匣の内部を、油の流出調整孔を有する仕切板
により油溜り室と前記駆動ディスクを内装するトルク伝
達室とに区劃し、回転時の油の集溜する駆動ディスクの
外周側壁面に対向する密封器匣側の内周側壁面の一部に
ダムと、該ダムに連ってトルク伝達室側から油溜り室側
に通ずる循環流通路を形成すると共に、油溜り室側に位
置してその一端を仕切板上に固定し、他端側で外部周囲
の温度が設定値を越えると前記仕切板の流出調整孔を開
放し、設定値以下では閉鎖する弁部材を、前記カバーの
前面に設けた感温体の温度変化に伴う変形に連動するよ
うに内部に備え、駆動ディスクと前記トルク伝達室の外
方部分の対向壁面に設けたトルク伝達間隙部での油の有
効接触面積を増減させて、駆動側の回転軸体側から被駆
動側の密封器匣側へのトルク伝達を制御するようにして
なるファン・カップリング装置において、前記弁部材の
他端を、前記仕切板の流出調整孔と該流出調整孔に間隔
をおき且つ対向して前記仕切板に固定された固定片との
間に位置せしめ、前記固定片の前記流出調整孔に向いた
面に前記弁部材を開放方向に付勢する磁石手段を設けて
構成した温度感応型流体式ファン・カップリング装置を
要旨とするものである。
スクを固着した回転軸体上に軸受を介して支承され、且
つ外周部に冷却ファンを取付けたケースとカバーとから
なる密封器匣の内部を、油の流出調整孔を有する仕切板
により油溜り室と前記駆動ディスクを内装するトルク伝
達室とに区劃し、回転時の油の集溜する駆動ディスクの
外周側壁面に対向する密封器匣側の内周側壁面の一部に
ダムと、該ダムに連ってトルク伝達室側から油溜り室側
に通ずる循環流通路を形成すると共に、油溜り室側に位
置してその一端を仕切板上に固定し、他端側で外部周囲
の温度が設定値を越えると前記仕切板の流出調整孔を開
放し、設定値以下では閉鎖する弁部材を、前記カバーの
前面に設けた感温体の温度変化に伴う変形に連動するよ
うに内部に備え、駆動ディスクと前記トルク伝達室の外
方部分の対向壁面に設けたトルク伝達間隙部での油の有
効接触面積を増減させて、駆動側の回転軸体側から被駆
動側の密封器匣側へのトルク伝達を制御するようにして
なるファン・カップリング装置において、前記弁部材の
他端を、前記仕切板の流出調整孔と該流出調整孔に間隔
をおき且つ対向して前記仕切板に固定された固定片との
間に位置せしめ、前記固定片の前記流出調整孔に向いた
面に前記弁部材を開放方向に付勢する磁石手段を設けて
構成した温度感応型流体式ファン・カップリング装置を
要旨とするものである。
前記第２又は第３の実施態様においては、前記磁石手
段は、前記仕切板或いは前記弁部材側を吸引して前記弁
部材を開放方向に付勢するよう構成することが好まし
い。
段は、前記仕切板或いは前記弁部材側を吸引して前記弁
部材を開放方向に付勢するよう構成することが好まし
い。
（作用） 本考案はこのように構成されているため、前記流出調
整孔部附近と該流出調整孔に対向する弁部材の他端側と
の少なくとも一方に、該弁部材を開放方向に付勢する磁
石手段を設けた構造により、弁部材の開放及び閉鎖の過
程にあって流出調整孔部における弁部材への遠心力等に
より生じた背圧による加圧油が作用しても、該磁石手段
の反発若くは吸引力によって、吸付き現象を殆んど解消
することができ、これによって弁部材の微振動を阻止し
て流量制御機能を正確且つ安定せしめることとなってフ
ァン回転数が比較的短かい周期で上下する、いわゆる
「ハンチング」を防止でき、従って製品としての特性を
一層向上せしめる結果となる。
整孔部附近と該流出調整孔に対向する弁部材の他端側と
の少なくとも一方に、該弁部材を開放方向に付勢する磁
石手段を設けた構造により、弁部材の開放及び閉鎖の過
程にあって流出調整孔部における弁部材への遠心力等に
より生じた背圧による加圧油が作用しても、該磁石手段
の反発若くは吸引力によって、吸付き現象を殆んど解消
することができ、これによって弁部材の微振動を阻止し
て流量制御機能を正確且つ安定せしめることとなってフ
ァン回転数が比較的短かい周期で上下する、いわゆる
「ハンチング」を防止でき、従って製品としての特性を
一層向上せしめる結果となる。
（実施例） 以下、本考案の実施例を図面に基づいて説明すれば、
第１図は本考案の温度感応型流体式ファン・カップリン
グ装置の一部切欠き縦断面図、第２図（イ）及び（ロ）
は夫々第１図の本考案の要部に係る流出調整孔附近での
拡大による一部の切欠き断面図及び第２図（イ）の平面
図、第３図は他の実施例の第２図（イ）相当図、第４
図、第５図及び第６図はそれぞれ他の実施例を示す同上
第２図相当図であって、（１）は駆動側をなす回転軸体
であり、その先端部に駆動ディスク（７）を固着し、且
つ該軸体上に軸受を介して外周部に冷却ファン（図示せ
ず）を取付けたケース（２）とカバー（３）とからなる
密封器匣を支承するものである。（５）は円盤状からな
る仕切板であり、密封器匣の内部を油溜り室（６）と前
記駆動ディスク（７）を内装するトルク伝達室（４）と
に区劃してなるもので、該仕切板には油溜り室（６）よ
りトルク伝達室（４）への油の流出調整孔（５′）が設
けてある。
第１図は本考案の温度感応型流体式ファン・カップリン
グ装置の一部切欠き縦断面図、第２図（イ）及び（ロ）
は夫々第１図の本考案の要部に係る流出調整孔附近での
拡大による一部の切欠き断面図及び第２図（イ）の平面
図、第３図は他の実施例の第２図（イ）相当図、第４
図、第５図及び第６図はそれぞれ他の実施例を示す同上
第２図相当図であって、（１）は駆動側をなす回転軸体
であり、その先端部に駆動ディスク（７）を固着し、且
つ該軸体上に軸受を介して外周部に冷却ファン（図示せ
ず）を取付けたケース（２）とカバー（３）とからなる
密封器匣を支承するものである。（５）は円盤状からな
る仕切板であり、密封器匣の内部を油溜り室（６）と前
記駆動ディスク（７）を内装するトルク伝達室（４）と
に区劃してなるもので、該仕切板には油溜り室（６）よ
りトルク伝達室（４）への油の流出調整孔（５′）が設
けてある。
そして前記駆動ディスク（７）はトルク伝達室（４）
内部にあってその対向する外方部分の内壁面とトルク伝
達のための微少間隙を保持してなるものである。（８）
は流出調整孔（５′）部を開閉する弁部材であって、油
溜り室（６）側に位置してその一端を仕切板（５）に鋲
着固定し、他端を該流出調整孔附近に対向するよう位置
して設けてある。そして前記カバー（３）の前面に固定
した支持金具（11）にその両端を係支した板状バイメタ
ルからなる感温体（10）による外部周囲の温度変化に伴
う変形に連動するように連桿（９）を介して前記油溜り
室（６）の内部に備えられている。
内部にあってその対向する外方部分の内壁面とトルク伝
達のための微少間隙を保持してなるものである。（８）
は流出調整孔（５′）部を開閉する弁部材であって、油
溜り室（６）側に位置してその一端を仕切板（５）に鋲
着固定し、他端を該流出調整孔附近に対向するよう位置
して設けてある。そして前記カバー（３）の前面に固定
した支持金具（11）にその両端を係支した板状バイメタ
ルからなる感温体（10）による外部周囲の温度変化に伴
う変形に連動するように連桿（９）を介して前記油溜り
室（６）の内部に備えられている。
（12）はダムであり、回転作動時遠心力による油の集
溜する前記駆動ディスク（７）の外周壁面と対向するト
ルク伝達室（４）の内周壁面の一部に設けたもので、同
時に回転方向の該ダムの手前に近傍して設けた流入口に
連ってトルク伝達室（４）側から油溜り室（６）側への
循環流通路（13）を有してポンピング機能をなすもので
ある。
溜する前記駆動ディスク（７）の外周壁面と対向するト
ルク伝達室（４）の内周壁面の一部に設けたもので、同
時に回転方向の該ダムの手前に近傍して設けた流入口に
連ってトルク伝達室（４）側から油溜り室（６）側への
循環流通路（13）を有してポンピング機能をなすもので
ある。
（14）は磁石手段であり、前記流出調整孔（５′）部
に対向する弁部材（８）の他端側に、該弁部材を該流出
調整孔に対して開放方向に付勢するよう設けてなるもの
で、その構造として第２図（イ）、（ロ）のように弁部
材（８）の他端側に取付けた磁石に対して流出調整孔
（５′）の孔周部に同極性の磁石（14′）を設けて形成
したり、第３図のように流出調整孔（５′）の孔周部に
凹部（５″）を設け流出調整孔（５′）の径と略等しい
中央孔を有する同極性磁石（14′）を凹部（５″）に嵌
合するよう取付けて仕切板（５）と略同一平面になるよ
う形成したり、或いは第４図のように弁部材（８）の他
端側に取付けた磁石に対して仕切板（５）自体を同極性
の磁性材となして形成するかしてなるものである。更に
第５図のように磁石手段（14）を、弁部材（８）の他端
側にその一端を固定され且つ流出調整孔（５′）部を貫
通する支持片（15）の先端のトルク伝達室（４）側に取
付けて前記仕切板（５）側に吸引される方向に磁力を与
えるよう仕切板（５）を磁極材とし、これと異極性の磁
石（14″）を有して形成するか、或いは仕切板（５）を
鋼板として形成する。又第６図のように前記油溜り室
（６）において仕切板（５）に間隔をおき且つ流出調整
孔（５′）と対向するよう固定された別体の固定片（1
6）を設け、該固定片の流出調整孔（５′）に面した内
面に弁部材（８）の他端側を吸引する方向に磁力を与え
る異極性の磁石を有して形成されるものである。
に対向する弁部材（８）の他端側に、該弁部材を該流出
調整孔に対して開放方向に付勢するよう設けてなるもの
で、その構造として第２図（イ）、（ロ）のように弁部
材（８）の他端側に取付けた磁石に対して流出調整孔
（５′）の孔周部に同極性の磁石（14′）を設けて形成
したり、第３図のように流出調整孔（５′）の孔周部に
凹部（５″）を設け流出調整孔（５′）の径と略等しい
中央孔を有する同極性磁石（14′）を凹部（５″）に嵌
合するよう取付けて仕切板（５）と略同一平面になるよ
う形成したり、或いは第４図のように弁部材（８）の他
端側に取付けた磁石に対して仕切板（５）自体を同極性
の磁性材となして形成するかしてなるものである。更に
第５図のように磁石手段（14）を、弁部材（８）の他端
側にその一端を固定され且つ流出調整孔（５′）部を貫
通する支持片（15）の先端のトルク伝達室（４）側に取
付けて前記仕切板（５）側に吸引される方向に磁力を与
えるよう仕切板（５）を磁極材とし、これと異極性の磁
石（14″）を有して形成するか、或いは仕切板（５）を
鋼板として形成する。又第６図のように前記油溜り室
（６）において仕切板（５）に間隔をおき且つ流出調整
孔（５′）と対向するよう固定された別体の固定片（1
6）を設け、該固定片の流出調整孔（５′）に面した内
面に弁部材（８）の他端側を吸引する方向に磁力を与え
る異極性の磁石を有して形成されるものである。
尚、第２図乃至第４図の実施例において、磁石手段
（14）をゴム磁石又は樹脂磁石で構成すると閉弁時の弁
部材（８）の他端による流出調整孔（８′）とのシール
性を一層向上することができる。（17）はカバー（３）
の外部に設けた冷却フィンである。
（14）をゴム磁石又は樹脂磁石で構成すると閉弁時の弁
部材（８）の他端による流出調整孔（８′）とのシール
性を一層向上することができる。（17）はカバー（３）
の外部に設けた冷却フィンである。
本考案は図示実施例に限られず、駆動ディスク（７）
の外方側面部附近と密封器匣の対向壁面とが互に径方向
に噛合うラビリンス機構を有する温度感応型流体式ファ
ン・カップリング装置に応用することもできる。
の外方側面部附近と密封器匣の対向壁面とが互に径方向
に噛合うラビリンス機構を有する温度感応型流体式ファ
ン・カップリング装置に応用することもできる。
（考案の効果） 以上説明したように本考案による温度感応型流体式フ
ァン・カップリング装置は、前記流出調整孔（５′）部
附近と該流出調整孔に対向する弁部材（８）の他端側の
少なくとも一方に該弁部材を開放方向に付勢する磁石手
段（14）を設けて構成するため、流出調整孔（５′）部
での弁部材（８）の開放並びに閉鎖の過程にあって、感
温体（10）の変形に連動する連桿（９）の押圧力（閉鎖
時）並びに弁部材（８）自体の反発力（開放時）に関連
して、前記磁石手段（14）による反発若くは吸引力によ
って、弁部材（８）に加わる遠心力により加圧された油
による背圧に影響されることなくその開放及び閉鎖時に
流出調整孔（５′）部への吸付きや開放を繰返すことに
よる弁部材（８）の微振動を減衰や防止して作動を安定
化させて流量制御機能を正確且つ安定して行うことがで
き、フアン回転数が短かい周期で上下する、いわゆる
「ハンチング」を防止することができ、製品としてその
特性を一層向上することができる極めて有用な温度感応
型流体式ファン・カップリング装置である。
ァン・カップリング装置は、前記流出調整孔（５′）部
附近と該流出調整孔に対向する弁部材（８）の他端側の
少なくとも一方に該弁部材を開放方向に付勢する磁石手
段（14）を設けて構成するため、流出調整孔（５′）部
での弁部材（８）の開放並びに閉鎖の過程にあって、感
温体（10）の変形に連動する連桿（９）の押圧力（閉鎖
時）並びに弁部材（８）自体の反発力（開放時）に関連
して、前記磁石手段（14）による反発若くは吸引力によ
って、弁部材（８）に加わる遠心力により加圧された油
による背圧に影響されることなくその開放及び閉鎖時に
流出調整孔（５′）部への吸付きや開放を繰返すことに
よる弁部材（８）の微振動を減衰や防止して作動を安定
化させて流量制御機能を正確且つ安定して行うことがで
き、フアン回転数が短かい周期で上下する、いわゆる
「ハンチング」を防止することができ、製品としてその
特性を一層向上することができる極めて有用な温度感応
型流体式ファン・カップリング装置である。
第１図は本考案の一実施例に係る温度感応型流体式フア
ン・カップリング装置の一部切欠き縦断面図、第２図
（イ）及び（ロ）は夫々第１図の本考案の要部に係る流
出調整孔附近での拡大による一部の切欠き断面図及び第
２図（イ）の平面図、第３図は他の実施例の第２図
（イ）相当図、第４図、第５図及び第６図はそれぞれ他
の実施例を示す同上第２図相当図、第７図は従来例を示
す流出調整孔附近の拡大による一部の切欠き断面図、第
８図は第７図の平面図である。 （５）…仕切板、（５′）…流出調整孔、（８）…弁部
材、（14）、（14″）…磁石手段、（15）…支持片、
（16）…固定片
ン・カップリング装置の一部切欠き縦断面図、第２図
（イ）及び（ロ）は夫々第１図の本考案の要部に係る流
出調整孔附近での拡大による一部の切欠き断面図及び第
２図（イ）の平面図、第３図は他の実施例の第２図
（イ）相当図、第４図、第５図及び第６図はそれぞれ他
の実施例を示す同上第２図相当図、第７図は従来例を示
す流出調整孔附近の拡大による一部の切欠き断面図、第
８図は第７図の平面図である。 （５）…仕切板、（５′）…流出調整孔、（８）…弁部
材、（14）、（14″）…磁石手段、（15）…支持片、
（16）…固定片
Claims (6)
- 【請求項１】先端部に駆動ディスクを固着した回転軸体
上に軸受を介して支承され、且つ外周部に冷却ファンを
取付けたケースとカバーとからなる密封器匣の内部を、
油の流出調整孔を有する仕切板により油溜り室と前記駆
動ディスクを内装するトルク伝達室とに区劃し、回転時
の油の集溜する駆動ディスクの外周側壁面に対向する密
封器匣側の内周側壁面の一部にダムと、該ダムに連って
トルク伝達室側から油溜り室側に通ずる循環流通路を形
成すると共に、油溜り室側に位置してその一端を仕切板
上に固定し、他端側で外部周囲の温度が設定値を越える
と前記仕切板の流出調整孔を開放し、設定値以下では閉
鎖する弁部材を、前記カバーの前面に設けた感温体の温
度変化に伴う変形に連動するように内部に備え、駆動デ
ィスクと前記トルク伝達室の外方部分の対向壁面に設け
たトルク伝達間隙部での油の有効接触面積を増減させ
て、駆動側の回転軸体側から被駆動側の密封器匣側への
トルク伝達を制御するようにしてなるファン・カップリ
ング装置において、前記仕切板（５）の流出調整孔
（５′）の孔周部と該流出調整孔に対向する前記弁部材
（８）の他端との少なくとも一方に該弁部材を開放方向
に付勢する磁石手段（14）を設けて構成したことを特徴
とする温度感応型流体式ファン・カップリング装置。 - 【請求項２】前記磁石手段（14）は、流出調整孔
（５′）の孔周部に設けられて前記仕切板（５）側と反
発させて前記弁部材を開放方向に付勢することを特徴と
する請求項１記載の温度感応型流体式ファン・カップリ
ング装置。 - 【請求項３】前記磁石手段（14）は、ゴム磁石又は樹脂
磁石で構成されることを特徴とする請求項１又は２項記
載の温度感応型流体式ファン・カップリング装置。 - 【請求項４】先端部に駆動ディスクを固着した回転軸体
上に軸受を介して支承され、且つ外周部に冷却ファンを
取付けたケースとカバーとからなる密封器匣の内部を、
油の流出調整孔を有する仕切板により油溜り室と前記駆
動ディスクを内装するトルク伝達室とに区劃し、回転時
の油の集溜する駆動ディスクの外周側壁面に対向する密
封器匣側の内周側壁面の一部にダムと、該ダムに連って
トルク伝達室側から油溜り室側に通ずる循環流通路を形
成すると共に、油溜り室側に位置してその一端を仕切板
上に固定し、他端側で外部周囲の温度が設定値を越える
と前記仕切板の流出調整孔を開放し、設定値以下では閉
鎖する弁部材を、前記カバーの前面に設けた感温体の温
度変化に伴う変形に連動するように内部に備え、駆動デ
ィスクと前記トルク伝達室の外方部分の対向壁面に設け
たトルク伝達間隙部での油の有効接触面積を増減させ
て、駆動側の回転軸体側から被駆動側の密封器匣側への
トルク伝達を制御するようにしてなるファン・カップリ
ング装置において、前記弁部材（８）の他端に、前記仕
切板（５）の流出調整孔（５′）を貫通する支持片（1
5）を固定し、該支持片の先端に前記トルク伝達室
（４）側に位置して前記弁部材（８）を開放方向に付勢
する磁石手段（14″）を設けて構成したことを特徴とす
る温度感応型流体式ファン・カップリング装置。 - 【請求項５】先端部に駆動ディスクを固着した回転軸体
上に軸受を介して支承され、且つ外周部に冷却ファンを
取付けたケースとカバーとからなる密封器匣の内部を、
油の流出調整孔を有する仕切板により油溜り室と前記駆
動ディスクを内装するトルク伝達室とに区劃し、回転時
の油の集溜する駆動ディスクの外周側壁面に対向する密
封器匣側の内周側壁面の一部にダムと、該ダムに連って
トルク伝達室側から油溜り室側に通ずる循環流通路を形
成すると共に、油溜り室側に位置してその一端を仕切板
上に固定し、他端側で外部周囲の温度が設定値を越える
と前記仕切板の流出調整孔を開放し、設定値以下では閉
鎖する弁部材を、前記カバーの前面に設けた感温体の温
度変化に伴う変形に連動するように内部に備え、駆動デ
ィスクと前記トルク伝達室の外方部分の対向壁面に設け
たトルク伝達間隙部での油の有効接触面積を増減させ
て、駆動側の回転軸体側から被駆動側の密封器匣側への
トルク伝達を制御するようにしてなるファン・カップリ
ング装置において、前記弁部材（８）の他端を、前記仕
切板（５）の流出調整孔（５′）と該流出調整孔
（５′）に間隔をおき且つ対向して前記仕切板に固定さ
れた固定片（16）との間に位置せしめ、前記固定片の前
記流出調整孔に向いた面に前記弁部材（８）を開放方向
に付勢する磁石手段（14）を設けて構成したことを特徴
とする温度感応型流体式ファン・カップリング装置。 - 【請求項６】前記磁石手段（14）は、前記仕切板（５）
或いは前記弁部材（８）側を吸引して前記弁部材を開放
方向に付勢することを特徴とする請求項４又は５記載の
温度感応型流体式ファン・カップリング装置。
Priority Applications (4)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1990032543U JP2541888Y2 (ja) | 1990-03-28 | 1990-03-28 | 温度感応型流体式ファン・カップリング装置 |
| US07/674,772 US5101949A (en) | 1990-03-28 | 1991-03-25 | Temperature sensitive fluid-type fan coupling device |
| GB9106407A GB2243434B (en) | 1990-03-28 | 1991-03-26 | Temperature sensitive fluid-type fan coupling device |
| DE4109978A DE4109978C2 (de) | 1990-03-28 | 1991-03-27 | Flüssigkeitsreibungskupplung |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1990032543U JP2541888Y2 (ja) | 1990-03-28 | 1990-03-28 | 温度感応型流体式ファン・カップリング装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH03123126U JPH03123126U (ja) | 1991-12-16 |
| JP2541888Y2 true JP2541888Y2 (ja) | 1997-07-23 |
Family
ID=12361850
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1990032543U Expired - Lifetime JP2541888Y2 (ja) | 1990-03-28 | 1990-03-28 | 温度感応型流体式ファン・カップリング装置 |
Country Status (4)
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|---|---|
| US (1) | US5101949A (ja) |
| JP (1) | JP2541888Y2 (ja) |
| DE (1) | DE4109978C2 (ja) |
| GB (1) | GB2243434B (ja) |
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| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
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| GB2284040B (en) * | 1993-11-17 | 1998-06-10 | Usui Kokusai Sangyo Kk | Temperature sensitive fluid fan coupling |
| JP3346644B2 (ja) * | 1994-03-19 | 2002-11-18 | 臼井国際産業株式会社 | 液体クラッチ |
| JPH08296669A (ja) * | 1995-04-27 | 1996-11-12 | Usui Internatl Ind Co Ltd | 流体式ファン・カップリング装置 |
| JP3753193B2 (ja) * | 1995-09-29 | 2006-03-08 | 臼井国際産業株式会社 | 温度感応型流体式ファン・カップリング装置 |
| JP3786374B2 (ja) * | 1995-11-10 | 2006-06-14 | 臼井国際産業株式会社 | 液体クラッチ |
| DE19645478C2 (de) * | 1996-11-05 | 1999-07-22 | Behr Gmbh & Co | Flüssigkeitsreibungskupplung |
| US6125981A (en) * | 1998-06-17 | 2000-10-03 | Usui Kokusai Sangyo Kaisha Limited | Temperature sensitive fluid type fan coupling apparatus |
| JP2000199531A (ja) | 1999-01-06 | 2000-07-18 | Usui Internatl Ind Co Ltd | 液体クラッチ |
| US6550596B2 (en) | 2000-06-29 | 2003-04-22 | Usui Kokusai Sangyo Kaisha Limited | Externally controlled fan coupling device |
| US6634476B2 (en) | 2000-10-20 | 2003-10-21 | Usui Kokusai Sangyo Kaisha, Limited | Magnet type fan clutch apparatus |
| JP4931096B2 (ja) * | 2001-07-03 | 2012-05-16 | 臼井国際産業株式会社 | 温度感応型流体式ファン・カップリング装置 |
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| JP4753278B2 (ja) * | 2004-10-12 | 2011-08-24 | 臼井国際産業株式会社 | 外部制御式ファンクラッチの制御方法 |
| JP4813869B2 (ja) | 2004-11-09 | 2011-11-09 | 臼井国際産業株式会社 | 外部制御式ファン・カップリング装置 |
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