JP4813868B2 - 外部制御式ファン・カップリング装置 - Google Patents

外部制御式ファン・カップリング装置 Download PDF

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Description

本発明は、一般に自動車等における機関冷却用のファン回転を外部周囲の温度変化あるいは回転変化に追従して制御する方式の外部制御式ファン・カップリング装置に関する。
従来、この種のファン・カップリング装置としては、先端に駆動ディスクを固着した回転軸体(駆動軸)上に、軸受を介して支承された非磁性体のケースと該ケースに取着されたカバーとからなる密封器匣の内部を、油の供給調整孔を有する仕切板により油溜り室と駆動ディスクを内装するトルク伝達室とに区劃し、前記トルク伝達室と油溜り室間に形成された油循環流通路を開閉する磁性を有する弁部材を油溜り室内に備え、該弁部材をアクチュエーターにより作動させて前記油循環流通路を開閉制御する仕組みとなし、駆動側と被駆動側とのなすトルク伝達間隙部での油の有効接触面積を増減させて駆動側から被駆動側への回転トルク伝達を制御するようにしてなるファン・カップリング装置が知られている。
この種の外部制御式ファン・カップリング装置としては、エンジンまたは車体側に固定された電磁コイルを励磁することによりカップリング装置内部のアクチュエーターを作動させてファン回転を外部から制御する方式の外部制御式ファン・カップリング装置があり、その構造は、電磁コイルの励磁による磁束を透磁率の高い磁性体(シャフト、弁部材)の磁路を通して弁部材に伝え、再び電磁コイルに戻る磁気ループを構成し、ECUからの入力信号により電圧を電磁コイルに加え、この電磁力でカップリング装置内部の弁部材を開閉してトルク伝達油の流量を制御する方式となしたものである(特許文献1参照)。
U.S.Patent No.6443283
しかしながら、上記した従来の外部制御式ファン・カップリング装置の場合は、以下に記載する欠点がある。
すなわち、外部に固定された電磁コイルを励磁した磁束をカップリング装置内部の弁部材に伝えて作動させる方式の場合、電磁コイルの励磁による磁束を透磁率の高い磁性体(シャフト、弁部材)の磁路を通して弁部材に伝え、再び電磁コイルに戻る磁気ループを構成する必要があるため、電磁コイル、弁部材の位置関係にレイアウト上の制約があること、ケースや弁構造が複雑化すること、磁気ループを構成するための磁性体パーツをカップリング装置内に組込むことにより油の漏洩が懸念されること、磁気回路が長いため磁気漏洩が多いこと、サイズの異なるファン・カップリング装置へのシステムの汎用性が乏しいこと、等の欠点がある。
本発明は、上記した従来の外部制御式ファン・カップリング装置の欠点を解消するためになされたもので、電磁コイル、弁部材の位置関係にレイアウト上の制約が無く、ケースや弁構造の簡易化および装置の小型・軽量化、油の漏洩や磁気漏洩の防止がはかられ、システム汎用性に富む外部制御式ファン・カップリング装置を提供しようとするものである。
本発明に係る外部制御式ファン・カップリング装置は、駆動軸(回転軸体)の回転を利用して電流を供給する発電部を当該カップリング装置に組込んで、弁部材を作動させるアクチュエーターを駆動する方式となしたもので、その要旨は、先端に駆動ディスクを固着した回転軸体上に、軸受を介して支承された非磁性体のケースと該ケースに取着されたカバーとからなる密封器匣の内部を、前記カバーに固着された仕切板により油溜り室と、前記駆動ディスクを内装するトルク伝達室とに区劃し、前記トルク伝達室と油溜り室間に形成された油回収用循環流通路と、前記仕切板に形成された油供給調整孔とを備え、前記油供給調整孔を開閉する弁部材を油溜り室内に備え、該弁部材をアクチュエーターにより作動させて前記油供給調整孔を開閉制御する仕組みとなし、駆動側と被駆動側とのなすトルク伝達間隙部での油の有効接触面積を増減させて駆動側から被駆動側への回転トルク伝達を制御するようにしてなるファン・カップリング装置において、前記アクチュエーターが密封器匣のカバーに取着され、外部に固定された1次コイルおよび、前記密封器匣に固定され前記1次コイルに対向した2次コイルを備え、前記2次コイルに誘導された電流で、前記密封器匣のカバーに取着されたアクチュエーターを駆動する仕組みとなしたことを特徴とするものである。
なお、この外部制御式ファン・カップリング装置の場合は、前記弁部材を作動させるアクチュエーターを小型化し、該小型アクチュエーターを前記回転軸体と偏心して密封器匣のカバーに取着して弁部材開閉機構を構成してもよい。
また、本発明に係る他の外部制御式ファン・カップリング装置は、先端に駆動ディスクを固着した回転軸体上に、軸受を介して支承された非磁性体のケースと該ケースに取着されたカバーとからなる密封器匣の内部を、前記駆動ディスクに固着された仕切板により油溜り室と、前記駆動ディスクを内装するトルク伝達室とに区劃し、前記トルク伝達室と油溜り室間に形成された油回収用循環流通路と、前記仕切板に形成された油供給調整孔とを備え、前記油供給調整孔を開閉する弁部材を油溜り室内に備え、該弁部材をアクチュエーターにより作動させて前記油供給調整孔を開閉制御する仕組みとなし、駆動側と被駆動側とのなすトルク伝達間隙部での油の有効接触面積を増減させて駆動側から被駆動側への回転トルク伝達を制御するようにしてなるファン・カップリング装置において、前記アクチュエーターが回転軸体内に配置され、該アクチュエーターにより作動する制御棒が当該回転軸体内を軸方向に貫通して弁部材を制御する方式となし、外部に固定された1次コイルおよび、前記回転軸体に固定され前記1次コイルに対向した2次コイルを備え、前記2次コイルに誘導された電流で、前記回転軸体内に配置されたアクチュエーターを駆動する仕組みとなしたことを特徴とするものである。
さらに、本発明装置は、前記2次コイルに誘導された交流電流を整流器で直流に整流しアクチュエーターを駆動する方式とすることもでき、また、前記アクチュエーターには、ロータリー式ソレノイドタイプまたは直進式ソレノイドタイプのいずれかを用いることができる。
本発明の外部制御式ファン・カップリング装置は、回転するカップリング装置本体に非接触で電力を供給し、その電力で弁部材作動用のアクチュエーターを駆動させる方式であるから、従来構造のような複雑な磁気回路(磁気ループ)を構成する必要がなくなり、構造の簡易化がはかられると共に、オイルリークのおそれがほとんどなくなり、かつ磁気リークも極めて少なく、また電力供給部(トランス部)とアクチュエーター間はリード線で電気的に接続するため、両者の位置関係にレイアウト上の制約が極めて少なく、さらにアクチュエーター部はサイズの制約が少ないため汎用性に富み、さらにまた、大型車両用の大口径ファンを駆動するために大径の外部制御式ファン・カップリング装置となって油供給調整孔の位置が装置の回転中心から離れてもコイルを大径とする必要がなく小径のコイルで作動できるので小型・軽量化が可能であり、レイアウト性も向上する、等の効果を奏する。
図1〜図6は本発明に係る外部制御式ファン・カップリング装置の実施例を示したもので、図1および図2はアクチュエーターにロータリー式ソレノイドタイプを採用した外部制御式ファン・カップリング装置を示す縦断面図、図3〜図6はアクチュエーターに直進式ソレノイドタイプを採用した外部制御式ファン・カップリング装置を示す縦断面図、図7は本発明装置における1次コイルと2次コイルのレイアウト例を示す概略図である。図中、1は回転軸体(駆動軸)、2は密封器匣、2−1はケース、2−2はカバー、3は駆動ディスク、4は仕切板、5は油溜り室、6はトルク伝達室、7は油回収用循環流通路、8は油供給調整孔、9−1〜9−6は油供給用弁部材、10−1、10−2はロータリー式ソレノイドタイプのアクチュエーター、10−3〜10−6は直進式ソレノイドタイプのアクチュエーター、11は整流器、12は電源供給トランス、12−1は1次コイル(電磁コイル)、12−2は2次コイル(電磁コイル)、13はリード線、14は密封器匣用軸受、15は1次コイル用軸受、16はファンである。
すなわち、図1に示す外部制御式ファン・カップリング装置は、駆動部(エンジン)の駆動によって回転する回転軸体(駆動軸)1に、密封器匣用軸受14を介してケース2−1とカバー2−2とからなる密封器匣2が支承され、この密封器匣2内は油供給調整孔8付き仕切板4にて油溜り室5とトルク伝達室6とに区劃され、トルク伝達室6内には回転軸体1の先端に固着された駆動ディスク3が該トルク伝達室の内周面との間にトルク伝達間隙が形成されるように収納されている。
カバー2−2に設けられた油回収用循環流通路7で回収された油がトルク伝達室6へ流出する油供給調整孔8を開閉する油供給用弁部材9−1は、カバー2−2の前面に設けたロータリー式ソレノイドタイプのアクチュエーター10−1の制御棒10−1aに取付けられ、該制御棒10−1aの回動により仕切板4上を揺動して、油供給調整孔8を開閉する仕組みとなしている。なお、直進式ソレノイドタイプのアクチュエーターを用いた場合は制御棒10−1aの前後動により油供給調整孔8が開閉する。
電源供給トランス12は、エンジンあるいは車体側に固定された1次コイル12−1と、当該カップリング装置のケース2−1に固定された2次コイル12−2とで構成され、その作動原理は、1次コイル12−1に交流電圧(正弦波あるいは矩形波)を加えると、該1次コイル12−1に流れた電流により1次コイル鉄心に右ネジの法則により磁束が発生し、その磁束が回転する2次コイル鉄心に流れ、再び1次コイル鉄心へ戻る磁気ループが形成される。この時、2次コイル鉄心に流れる磁束ベクトルは、1次コイル12−1に加える交流周波数と、同周期で向きが変化する。そして、2次コイル鉄心に流れる磁束(磁界)の電磁誘導作用により、2次コイル12−2に電流が誘導され、この交流電流が密封器匣2内に配線したリード線13を介してアクチュエーター10−1側へ流れ、アクチュエーター10−1に付設した整流器11により直流化されて該アクチュエーターの駆動電力として、油供給用弁部材9−1を作動させる方式である。なお、交流アクチュエーターを使用する場合は整流器11は不要である。
図2に示す外部制御式ファン・カップリング装置は、ロータリー式ソレノイドタイプのアクチュエーター10−2および整流器11を回転軸体(駆動軸)1の内部に配置し、該アクチュエーター10−2の制御棒10−2aを当該回転軸体1を軸方向に貫通して油供給用弁部材9−2を作動させる方式としたもので、その構造は、先端に駆動ディスク3が固着された回転軸体(駆動軸)1に密封器匣用軸受14を介して支承されたケース2−1とカバー2−2とからなる密封器匣2の内部が、前記駆動ディスク3に固着された油供給調整孔8を有する仕切板4により油溜り室5と、前記駆動ディスクを内装するトルク伝達室6とに区劃され、前記トルク伝達室6内に前記回転軸体1の先端に固着された駆動ディスク3が該トルク伝達室6の内周面との間にトルク伝達間隙が形成されるように収納されている。そして、回転軸体(駆動軸)1の内部に配置されたロータリーソレノイドタイプのアクチュエーター10−2の制御棒10−2aが当該回転軸体1を軸方向に貫通して油溜り室5内に突出し、前記駆動ディスク3に固着された仕切板4に形成された油供給調整孔8を開閉する油供給用弁部材9−2が前記制御棒10−2aの先端に固着され、その作動は前記図1の装置と同様、アクチュエーター10−2の制御棒10−2aの回動により仕切板4上を揺動して、油供給調整孔8を開閉する仕組みとなしている。また、このファン・カップリング装置の場合は、電源供給トランス12の2次コイル12−2は、回転軸体(駆動軸)1に固定されている。また、このファン・カップリング装置の場合は、電源供給トランス12の2次コイル12−2は、回転軸体(駆動軸)1に固定されている。なお、本装置の場合も、直進式ソレノイドタイプのアクチュエーターを用いた場合は制御棒10−2aの前後動により油供給調整孔8が開閉する。
上記図2に示す外部制御式ファン・カップリング装置のように、ロータリー式ソレノイドタイプのアクチュエーター10−2および整流器11を回転軸体(駆動軸)1の内部に配置し、該アクチュエーター10−2の制御棒10−2aを当該回転軸体1を軸方向に貫通して油供給用弁部材9−2を作動させる方式の場合は、密封器匣2より高速で回転する駆動ディスク3の仕切板4内に油溜り室5を持つことができるので、回転軸体(駆動軸)1の高速回転に伴う大きな遠心力で油を供給することが可能となり油供給力が高まることにより、ファン回転レスポンスが向上する。さらに、重量的に重いアクチュエーターがカバー側に無いことによりモーメント荷重が小さくなり、アクチュエーターをカバー2−2に固定する方式の図1に示す外部制御式ファン・カップリング装置に比べ、従動部(ケース2−1とカバー2−2とからなる密封器匣2)を支持する軸受14および、回転軸体1を駆動するエンジン側駆動軸(図示せず)の軸受(図示せず)の負荷を低減でき当該軸受の耐久性が向上し、エンジンの冷却系全体の信頼性がアップする。
また、電源供給トランス12の2次コイル12−2を回転軸体(駆動軸)1に固定する方式の場合は、2次コイル12−2をケース2−1に固定する方式の図1に示す外部制御式ファン・カップリング装置に比べ、前記と同様、従動部(ケース2−1とカバー2−2とからなる密封器匣2)の重量を低減することが可能となるので、当該従動部を支持する軸受14の負荷を低減できるのみならず、当該ファン・カップリング装置の重心位置をエンジン側へ寄せることができるため、回転軸体(駆動軸)1へのモーメント荷重を低減できること、2次コイル12−2からアクチュエーター10−2までのリード線13の距離を短くできるので、当該ファン・カップリング装置の発熱による電気抵抗の上昇を低減できること、等のメリットがある。
図3に示す外部制御式ファン・カップリング装置は、前記図1に示す外部制御式ファン・カップリング装置におけるロータリー式ソレノイドタイプのアクチュエーター10−1に替えて、直進式ソレノイドタイプのアクチュエーター10−3を採用すると共に、油供給用弁部材9−1に替えて、板ばね9−3aとアーマチャー9−3bからなる油供給用弁部材9−3を用いたもので、直進式ソレノイドタイプのアクチュエーター10−3の駆動電力は図1に示す電源供給トランス12によりリード線13を介して供給する方式となしたものである。
すなわち、この直進式ソレノイドタイプのアクチュエーター10−3を採用した外部制御式ファン・カップリング装置は、板ばね9−3aとアーマチャー9−3bからなる油供給用弁部材9−3の該アーマチャー9−3bがアクチュエーター10−3の駆動部近傍に位置するように該板ばね9−3a基端部を仕切板4に取付ける。
上記構成の外部制御式ファン・カップリング装置において、直進式ソレノイドタイプのアクチュエーター10−3がOFFの時は、油供給用弁部材9−3のアーマチャー9−3bが該板ばね9−3aの作用によりアクチュエーター10−3より離間することにより仕切板4に設けられた油供給調整孔8が開き、トルク伝達室6へ油が供給され、アクチュエーター10−3がONの時はアーマチャー9−3bがアクチュエーター10−3側に吸引されることにより、該板ばね9−3aが仕切板4に圧接して油供給調整孔8が閉じられ、トルク伝達室6への油の供給が停止する。
上記図3に示す外部制御式ファン・カップリング装置の場合は、作動軸を持たない直進式ソレノイドタイプのアクチュエーター10−3を採用したことにより、ファン回転レスポンスが向上するのみならず、アクチュエーター10−3および油供給用弁部材9−3の耐久性およびエンジンの冷却系全体の信頼性もより向上する。さらに、油の洩れも皆無である。
図4に示す外部制御式ファン・カップリング装置は、油供給調整孔8付き仕切板4が駆動ディスク3に固着され、直進式ソレノイドタイプのアクチュエーター10−4への電力供給方式が前記図1に示す方式と同じ外部制御式ファン・カップリング装置に適用したもので、油供給用弁部材の作動機構は、前記図3に示すものと同様、図1に示す外部制御式ファン・カップリング装置の油供給用弁部材9−1に替えて、板ばね9−4aとアーマチャー9−4bからなる油供給用弁部材9−4を用い、該油供給用弁部材9−4の該アーマチャー9−4bが、密封器匣2のカバー2−2に取付けられたアクチュエーター10−4の駆動部近傍に位置するように該板ばね9−4a基端部を、駆動ディスク3に固着された仕切板4に取付けて構成したものである。
この直進式ソレノイドタイプのアクチュエーター10−4を採用した外部制御式ファン・カップリング装置の場合は、アクチュエーター10−4がOFFの時は、油供給用弁部材9−4のアーマチャー9−4bが該板ばね9−4aの作用によりアクチュエーター10−4より離間することにより、駆動ディスク3に固着された仕切板4に設けられた油供給調整孔8が開き、トルク伝達室6へ油が供給され、アクチュエーター10−4がONの時はアーマチャー9−4bがアクチュエーター10−4側に吸引されることにより、該板ばね9−4aが仕切板4に圧接して油供給調整孔8が閉じられ、トルク伝達室6への油の供給が停止する。
この図4に示す外部制御式ファン・カップリング装置は、作動軸を持たない直進式ソレノイドタイプのアクチュエーター10−4を採用したことにより、ファン回転レスポンスが向上するのみならず、油供給調整孔8付き仕切板4が密封器匣2のカバー2−2に取付けられた構造の外部制御式ファン・カップリング装置に比べ、トルク伝達室6への油の供給に、回転軸体(駆動軸)1の遠心力を利用できるためファン回転レスポンスがより向上する。
図5に示す外部制御式ファン・カップリング装置は、油供給調整孔8付き仕切板4が密封器匣2のカバー2−2に固着され、直進式ソレノイドタイプのアクチュエーター10−5への電力供給方式が前記図1に示す方式と同じ外部制御式ファン・カップリング装置に適用したもので、直進式ソレノイドタイプのアクチュエーターを小型化すると共に、該小型アクチュエーターを回転軸体(駆動軸)1と同芯ではなく、該回転軸体(駆動軸)1と偏心させて油供給調整孔8の開閉を行う方式となしたもので、その構成は、直進式ソレノイドタイプの小型アクチュエーター10−5が密封器匣2のカバー2−2の端部に取付けられ、密封器匣2のカバー2−2に固着された仕切板4の油供給調整孔8を油供給用弁部材9−5が前記該小型アクチュエーター10−5にばね9−5aを介して弾性支持された構造となしたものである。
この直進式ソレノイドタイプの小型アクチュエーター10−5を採用した外部制御式ファン・カップリング装置の場合は、アクチュエーター10−5がOFFの時は、油供給用弁部材9−5がばね9−5aの作用によりアクチュエーター10−5より離間することにより、カバー2−2に固着された仕切板4に設けられた油供給調整孔8が開き、トルク伝達室6へ油が供給され、アクチュエーター10−5がONの時は油供給用弁部材9−5がアクチュエーター10−5側に吸引されることにより、該弁部材9−5が仕切板4に圧接して油供給調整孔8が閉じられ、トルク伝達室6への油の供給が停止する。
この図5に示す外部制御式ファン・カップリング装置は、作動軸を持たない直進式ソレノイドタイプの小型アクチュエーター10−5を採用し、かつ回転軸体(駆動軸)1と偏心させて油供給調整孔8の開閉を行う方式としたことにより、ファン回転レスポンスの向上のみならず、ファン・カップリング装置の小型軽量化と低コスト化がはかられる。
図6に示す外部制御式ファン・カップリング装置は、油供給調整孔8付き仕切板4が駆動ディスク3に固着されたタイプのファン・カップリング装置において、直進式ソレノイドタイプのアクチュエーター10−6を駆動ディスク3に取付け、かつ板ばね9−6aとアーマチャー9−6bからなる油供給用弁部材9−6を用い、直進式ソレノイドタイプのアクチュエーター10−6の駆動電力を図2に示す電源供給トランス12によりリード線13を介して供給する方式となしたものである。
この直進式ソレノイドタイプのアクチュエーター10−6を採用した外部制御式ファン・カップリング装置の場合は、板ばね9−6aとアーマチャー9−6bからなる油供給用弁部材9−6の該アーマチャー9−6bがアクチュエーター10−6の駆動部近傍に位置するように該板ばね9−6a基端部を仕切板4に取付ける。また、アクチュエーター10−6の駆動電力は、回転軸体(駆動軸)1に固定した電源供給トランス12より該回転軸体(駆動軸)1の内部に配線したリード線13を介して供給する方式とした。
上記構成の外部制御式ファン・カップリング装置において、直進式ソレノイドタイプのアクチュエーター10−6がOFFの時は、油供給用弁部材9−6のアーマチャー9−6bが該板ばね9−6aの作用によりアクチュエーター10−6より離間することにより仕切板4に設けられた油供給調整孔8が開き、トルク伝達室6へ油が供給され、アクチュエーター10−6がONの時はアーマチャー9−6bがアクチュエーター10−6側に吸引されることにより、該板ばね9−6aが仕切板4に圧接して油供給調整孔8が閉じられ、トルク伝達室6への油の供給が停止する。
この図6に示す外部制御式ファン・カップリング装置の場合は、作動軸を持たない直進式ソレノイドタイプのアクチュエーター10−6を採用したことにより、図2および図4に示すファン・カップリング装置と同様、ファン回転レスポンスが向上するのみならず、電力供給用のリード線13を回転軸体(駆動軸)1の内部に配線できるので、密封器匣2のケース2−1やカバー2−2内を通して配線する方式に比べてリード線13に作用する遠心力が小さくて断線の危惧がなく、当該ファン・カップリング装置の発熱による電気抵抗の上昇を低減できること、等のメリットがある。
本発明装置における電源供給トランス12の1次コイル12−1と2次コイル12−2のレイアウト(配置)としては、図7に例示したごとく、(a)(b)(c)(d)(e)(f)の6タイプが考えられる。それぞれの特徴としては、図7(a)は、構造簡単で小型軽量化がはかられ、コストも安価につくこと、同図(b)は小型軽量化がはかられる上、1次コイル12−1から2次コイル12−2への磁気伝達効率が良いこと、同図(c)は構造簡単でコストが安価につく上、コイルの固定方法が容易であること、同図(d)はコイルの固定方法が容易である上、1次コイル12−1から2次コイル12−2への磁気伝達効率が良いこと、同図(e)、(f)は小型軽量化がはかられる上、1次コイル12−1から2次コイル12−2への磁気伝達効率が良いこと、等があげられる。
上記図1〜図6に示す構成のファン・カップリング装置において、ファン16の回転は下記(1)(2)に示す方法で制御することができる。
(1)ECUがラジエータ水温、吸気温、エンジン回転速度、アクセルペダルの踏込み深さ、車両速度等の情報から、ファン16の回転速度の上昇が必要と判断した場合には、電源供給トランス12の1次コイル12−1に交流電圧(正弦波あるいは矩形波)を加え、アクチュエーター10を作動させて油供給用弁部材9を開き、ファン回転を上昇させる。ファン回転を降下させる場合は電源をOFFする。なお、アクチュエーター10の設定により、無通電時OFF/ON、通電時ON/OFFどちらでも可能となる。
(2)ファン回転をECUが指示する任意の回転速度に制御する場合は、ファン回転速度をフィードバック制御する。また、1次コイル12−1側電源周波数を変えることで、2次コイル12−2に誘導される誘導起電力量を変化させ、アクチュエーター10の作動量を制御し、ファン回転をECUの指示する任意の回転速度に制御する。
なお、ロータリーソレノイドタイプのアクチュエーターの場合は、仕切板4に設ける油供給調整孔8を半径方向位置と周方向位置を共に変えて複数設けることにより、半径の最も小さい位置の油供給調整孔から順次開孔させることができる
ので、ファン回転速度の多段制御が可能である。また、油供給調整孔8を徐々に連続的に開孔していくことによりファン回転速度のリニア制御が可能であり、さらに油供給調整孔8を徐々に細かく多段に開孔していくことにより細かなファン回転速度の多段制御が可能である。
本発明の外部制御式ファン・カップリング装置は、駆動軸(回転軸体)の回転を利用して電流を供給する発電部を当該カップリング装置に組込んで、弁部材を作動させるアクチュエーターを駆動する方式となしたことにより、大型車両用の大口径ファンを駆動する外部制御式ファン・カップリング装置であってもコイルを大径化する必要がなく、装置全体の構造の簡易化および小型・軽量化がはかられてレイアウト性が向上し、消費電力も低減でき、かつ既存の外部制御式ファン・カップリング装置にも容易に適用できる。
本発明に係る外部制御式ファン・カップリング装置の第1実施例を示す縦断面図である。 同じく外部制御式ファン・カップリング装置の第2実施例を示す縦断面図である。 同じく外部制御式ファン・カップリング装置の第3実施例を示す縦断面図である。 同じく外部制御式ファン・カップリング装置の第4実施例を示す縦断面図である。 同じく外部制御式ファン・カップリング装置の第5実施例を示す縦断面図である。 同じく外部制御式ファン・カップリング装置の第6実施例を示す縦断面図である。 本発明装置における1次コイルと2次コイルのレイアウト例を示す概略図であり、(a)〜(b)は横型タイプ、(c)〜(f)は縦型タイプである。
符号の説明
1 回転軸体(駆動軸)
2 密封器匣
2−1 ケース
2−2 カバー
3 駆動ディスク
4 仕切板
5 油溜り室
6 トルク伝達室
7 油回収用循環流通路
8 油供給調整孔
9−1〜9−6 油供給用弁部材
10−1、10−2 ロータリー式ソレノイドタイプのアクチュエーター
10−3〜10−6 直進式ソレノイドタイプのアクチュエーター
11 整流器
12 電源供給トランス
12−1 1次コイル(電磁コイル)
12−2 2次コイル(電磁コイル)
13 リード線
14 密封器匣用軸受
15 1次コイル用軸受
16 ファン

Claims (5)

  1. 先端に駆動ディスクを固着した回転軸体上に、軸受を介して支承された非磁性体のケースと該ケースに取着されたカバーとからなる密封器匣の内部を、前記カバーに固着された仕切板により油溜り室と、前記駆動ディスクを内装するトルク伝達室とに区劃し、前記トルク伝達室と油溜り室間に形成された油回収用循環流通路と、前記仕切板に形成された油供給調整孔とを備え、前記油供給調整孔を開閉する弁部材を油溜り室内に備え、該弁部材をアクチュエーターにより作動させて前記油供給調整孔を開閉制御する仕組みとなし、駆動側と被駆動側とのなすトルク伝達間隙部での油の有効接触面積を増減させて駆動側から被駆動側への回転トルク伝達を制御するようにしてなるファン・カップリング装置において、前記アクチュエーターが密封器匣のカバーに取着され、外部に固定された1次コイルおよび、前記密封器匣に固定され前記1次コイルに対向した2次コイルを備え、前記2次コイルに誘導された電流で、前記密封器匣のカバーに取着されたアクチュエーターを駆動する仕組みとなしたことを特徴とする外部制御式ファン・カップリング装置。
  2. 前記弁部材を作動させるアクチュエーターが小型であって、該小型アクチュエーターが前記回転軸体と偏心して密封器匣のカバーに取着された請求項1に記載の外部制御式ファン・カップリング装置。
  3. 先端に駆動ディスクを固着した回転軸体上に、軸受を介して支承された非磁性体のケースと該ケースに取着されたカバーとからなる密封器匣の内部を、前記駆動ディスクに固着された仕切板により油溜り室と、前記駆動ディスクを内装するトルク伝達室とに区劃し、前記トルク伝達室と油溜り室間に形成された油回収用循環流通路と、前記仕切板に形成された油供給調整孔とを備え、前記油供給調整孔を開閉する弁部材を油溜り室内に備え、該弁部材をアクチュエーターにより作動させて前記油供給調整孔を開閉制御する仕組みとなし、駆動側と被駆動側とのなすトルク伝達間隙部での油の有効接触面積を増減させて駆動側から被駆動側への回転トルク伝達を制御するようにしてなるファン・カップリング装置において、前記アクチュエーターが回転軸体内に配置され、該アクチュエーターにより作動する制御棒が当該回転軸体内を軸方向に貫通して弁部材を制御する方式となし、外部に固定された1次コイルおよび、前記回転軸体に固定され前記1次コイルに対向した2次コイルを備え、前記2次コイルに誘導された電流で、前記回転軸体内に配置されたアクチュエーターを駆動する仕組みとなしたことを特徴とする外部制御式ファン・カップリング装置。
  4. 前記2次コイルに誘導された交流電流を整流器で直流に整流しアクチュエーターを駆動する方式となしたことを特徴とする請求項1ないし3のいずれか1項に記載の外部制御式ファン・カップリング装置。
  5. 前記アクチュエーターには、ロータリー式ソレノイドタイプまたは直進式ソレノイドタイプのいずれかを用いることを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項に記載の外部制御式ファン・カップリング装置。
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