JP2505434B2 - 印刷機のインキづけ制御方法およびそれに関連する装置 - Google Patents
印刷機のインキづけ制御方法およびそれに関連する装置Info
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- JP2505434B2 JP2505434B2 JP61292625A JP29262586A JP2505434B2 JP 2505434 B2 JP2505434 B2 JP 2505434B2 JP 61292625 A JP61292625 A JP 61292625A JP 29262586 A JP29262586 A JP 29262586A JP 2505434 B2 JP2505434 B2 JP 2505434B2
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- B41—PRINTING; LINING MACHINES; TYPEWRITERS; STAMPS
- B41F—PRINTING MACHINES OR PRESSES
- B41F33/00—Indicating, counting, warning, control or safety devices
- B41F33/0036—Devices for scanning or checking the printed matter for quality control
- B41F33/0045—Devices for scanning or checking the printed matter for quality control for automatically regulating the ink supply
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- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B41—PRINTING; LINING MACHINES; TYPEWRITERS; STAMPS
- B41P—INDEXING SCHEME RELATING TO PRINTING, LINING MACHINES, TYPEWRITERS, AND TO STAMPS
- B41P2233/00—Arrangements for the operation of printing presses
- B41P2233/50—Marks on printed material
- B41P2233/51—Marks on printed material for colour quality control
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y10—TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
- Y10S—TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y10S101/00—Printing
- Y10S101/45—Sensor for ink or dampening fluid thickness or density
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- Y10S101/00—Printing
- Y10S101/46—Printing operation controlled by code indicia on printing plate or substate
Description
【発明の詳細な説明】 この発明は、印刷機におけるインキづけ制御方法、該
制御方法を実施するのに適した印刷装置、およびそのよ
うな印刷装置用の制御データを発生するための測定装置
に関する。
制御方法を実施するのに適した印刷装置、およびそのよ
うな印刷装置用の制御データを発生するための測定装置
に関する。
連続印刷において、インキづけ制御は画像の印刷に影
響を与える可能性が最も高い。この制御は画像と共に印
刷された測定用領域の目視評価により、またはその測定
用領域の色濃度計による解析によって実施される。後者
の一例は、ドイツ特許公開公報OS2728738に開示されて
ている。
響を与える可能性が最も高い。この制御は画像と共に印
刷された測定用領域の目視評価により、またはその測定
用領域の色濃度計による解析によって実施される。後者
の一例は、ドイツ特許公開公報OS2728738に開示されて
ている。
実際の場合、濃度計を用いた測定のみを基礎とするだ
けによるインキづけの制御はしばしば不十分であること
が発見されている。よって同一のフルトーン濃度を設定
する場合、校正刷りまたは仮校正刷りそれぞれと本刷り
との間に可成りの色差があらわれることがしばしば起こ
る。これらの感知された色差は、次にインキ制御装置の
相互に作用する調節によって手動で修正しなければなら
ない。印刷された色にそのような差異が生ずる原因は、
校正刷り/仮校正刷りおよび本刷りの、一般的に異なる
印刷製造方法、および使用材料の色差異に発見されるで
あろう。さらに、一定インキ濃度印刷とくにフルトーン
濃度印刷の場合に、色調値の変動がゴムブランケットま
たは他の影響によるよごれの結果として起こるので、安
定したインキ刷りの保証はない。
けによるインキづけの制御はしばしば不十分であること
が発見されている。よって同一のフルトーン濃度を設定
する場合、校正刷りまたは仮校正刷りそれぞれと本刷り
との間に可成りの色差があらわれることがしばしば起こ
る。これらの感知された色差は、次にインキ制御装置の
相互に作用する調節によって手動で修正しなければなら
ない。印刷された色にそのような差異が生ずる原因は、
校正刷り/仮校正刷りおよび本刷りの、一般的に異なる
印刷製造方法、および使用材料の色差異に発見されるで
あろう。さらに、一定インキ濃度印刷とくにフルトーン
濃度印刷の場合に、色調値の変動がゴムブランケットま
たは他の影響によるよごれの結果として起こるので、安
定したインキ刷りの保証はない。
発明の要約 従って、この発明の目的は、校正刷りまたは仮校正刷
りと本刷り間の高度の合致が得られるように、印刷機に
おけるインキづけ制御を改良することである。この発明
の別の目的は、インキづけに対して本刷りを安定状態に
維持することである。さらに他の目的は、色の変動が見
分けられることである。
りと本刷り間の高度の合致が得られるように、印刷機に
おけるインキづけ制御を改良することである。この発明
の別の目的は、インキづけに対して本刷りを安定状態に
維持することである。さらに他の目的は、色の変動が見
分けられることである。
これらの目的は、一つの方法、それに対応して装備さ
れた印刷装置、および測定された試験区域からスペクト
ル反射が決定されかつインキづけ方法の制御がこれらの
スペクトル反射とそれから発せられた測色によるデータ
を基礎として実施される測定装置によって達成される。
このようにして、画像に対して重要な微妙な位置におい
てさえも、校正刷りまたは仮校正刷り画像と、本刷りに
おける画像刷りを最適に合致させる。差異値の増大およ
び他の材料と方法の影響から生じた色差は、さらに或る
程度まで均等化することができる。色測定自身は、画像
と同時に印刷された色試験片または画像中の適切に選択
された場所または試験区域上で実施することができる。
れた印刷装置、および測定された試験区域からスペクト
ル反射が決定されかつインキづけ方法の制御がこれらの
スペクトル反射とそれから発せられた測色によるデータ
を基礎として実施される測定装置によって達成される。
このようにして、画像に対して重要な微妙な位置におい
てさえも、校正刷りまたは仮校正刷り画像と、本刷りに
おける画像刷りを最適に合致させる。差異値の増大およ
び他の材料と方法の影響から生じた色差は、さらに或る
程度まで均等化することができる。色測定自身は、画像
と同時に印刷された色試験片または画像中の適切に選択
された場所または試験区域上で実施することができる。
図面を参照しての以下の詳細説明から、この発明は十
分に理解できるであろう。
分に理解できるであろう。
第1図において、図示の印刷装置は、全般的には、既
知のこの種の装置に相当するものであって、測定値取得
装置10、制御パネル20および遠隔制御式インキ調整装置
を具備した印刷機30を含む。
知のこの種の装置に相当するものであって、測定値取得
装置10、制御パネル20および遠隔制御式インキ調整装置
を具備した印刷機30を含む。
印刷機30によって印刷された印刷済みシート40は、一
連の試験区域、例えば印刷された画像の中の概ね予め選
択された位置、または同時に印刷された測定領域41の中
で、光電手段によって測定される。制御データ11このよ
うにして得られた測定値から決定され、前記制御データ
は個々の印刷帯域を印刷するのに用いられた印刷インキ
の色差に対応する、データ11は入力値として制御パネル
20に送給される。制御パネル20はこの制御データ11か
ら、色差が最小になるような方法で印刷機30のインキ制
御要素を調整する調節信号21を発生する。
連の試験区域、例えば印刷された画像の中の概ね予め選
択された位置、または同時に印刷された測定領域41の中
で、光電手段によって測定される。制御データ11このよ
うにして得られた測定値から決定され、前記制御データ
は個々の印刷帯域を印刷するのに用いられた印刷インキ
の色差に対応する、データ11は入力値として制御パネル
20に送給される。制御パネル20はこの制御データ11か
ら、色差が最小になるような方法で印刷機30のインキ制
御要素を調整する調節信号21を発生する。
第2図は、測定値取得装置の形態を示す。この装置は
米国特許4,505,589に記載の装置と大部分一致するの
で、以下の説明は、主として本発明による態様について
のみ述べる。
米国特許4,505,589に記載の装置と大部分一致するの
で、以下の説明は、主として本発明による態様について
のみ述べる。
第2図に示すように、測定値取得装置10は、印刷済み
のシート40に対して、例えばステッピングモータ102に
よって可動な測定ヘッド101を含む。手動式測定ヘッド1
03がさらに配設され、手動式ヘッド103は手操作によっ
て印刷済みシートの所望の試験区域上に配置できる。二
つの測定ヘッド101および103は不図示の測定装置を含
み、該測定装置は試験区域を照明し、試験区域で90°に
反射された光を捕捉して、この反射光を分光計105に導
く光学的導体104内に送入する。試験区域の照明は、慣
例的に45°の角度で与えられ、そして反射光は上記とは
別に、光学的導体104以外の適切な装置を用いて分光計
に導かれることも理解されるであろう。
のシート40に対して、例えばステッピングモータ102に
よって可動な測定ヘッド101を含む。手動式測定ヘッド1
03がさらに配設され、手動式ヘッド103は手操作によっ
て印刷済みシートの所望の試験区域上に配置できる。二
つの測定ヘッド101および103は不図示の測定装置を含
み、該測定装置は試験区域を照明し、試験区域で90°に
反射された光を捕捉して、この反射光を分光計105に導
く光学的導体104内に送入する。試験区域の照明は、慣
例的に45°の角度で与えられ、そして反射光は上記とは
別に、光学的導体104以外の適切な装置を用いて分光計
に導かれることも理解されるであろう。
分光計105は、スペクトル分光し、かつデータを測定
し、このようにして得られた測定データはコンピュータ
106に導かれる。コンピュータは、詳細については後述
するが、制御パネル20用の制御データ11を決定する。既
知のように、コンピュータ106はまた、ステッピングモ
ータ102を駆動し、測定ヘッド101および103に光源を供
給し、かつデータ表示装置108を制御する電子ユニット1
07と、印刷機109とキーボード110とを制御する。本発明
による測定値取得装置10の重要な態様は、試験区域のス
ペクトル分析が測色分析に用いられることであって、一
方既知の濃度計による装置は、単に試験区域の不透明度
を測定するに過ぎない。よって既知の装置は、真の色測
定/測色を行うことができない。本発明の別の重要な態
様は、インキづけ方法の制御におけるスペクトル測定デ
ータの評価に関することである。
し、このようにして得られた測定データはコンピュータ
106に導かれる。コンピュータは、詳細については後述
するが、制御パネル20用の制御データ11を決定する。既
知のように、コンピュータ106はまた、ステッピングモ
ータ102を駆動し、測定ヘッド101および103に光源を供
給し、かつデータ表示装置108を制御する電子ユニット1
07と、印刷機109とキーボード110とを制御する。本発明
による測定値取得装置10の重要な態様は、試験区域のス
ペクトル分析が測色分析に用いられることであって、一
方既知の濃度計による装置は、単に試験区域の不透明度
を測定するに過ぎない。よって既知の装置は、真の色測
定/測色を行うことができない。本発明の別の重要な態
様は、インキづけ方法の制御におけるスペクトル測定デ
ータの評価に関することである。
第3図は、既知の分光計105の形態を示す。光学的導
体104または他の適切な手段によって測定ヘッド101およ
び103から導かれた測定用の光は、入口すき間を通って
分光計に入り、ホログラフィック回折格子151を照明す
る。よってこの光はその波長に従ってスペクトル式に分
解される。このようにスペクトル式に分光された光は、
一直線に配列された発光ダイオード152に照射される
が、この場合各発光ダイオードは、個別の比較的幅の狭
い波長範囲にさらされる。例えば、この発光ダイオード
列は35個のダイオードを含む。従って、35個の発光ダイ
オードによって発生された測定信号は、測定用の光の35
点のスペクトル分布に対応する。インタフェースユニッ
ト153は、ダイオード152からの測定信号出力を増幅しか
つデジタル化し、それによってそれらの信号をコンピュ
ータ106が理解できる形にする。このインタフェースユ
ニット153もまたコンピュータ106内に配置されている。
体104または他の適切な手段によって測定ヘッド101およ
び103から導かれた測定用の光は、入口すき間を通って
分光計に入り、ホログラフィック回折格子151を照明す
る。よってこの光はその波長に従ってスペクトル式に分
解される。このようにスペクトル式に分光された光は、
一直線に配列された発光ダイオード152に照射される
が、この場合各発光ダイオードは、個別の比較的幅の狭
い波長範囲にさらされる。例えば、この発光ダイオード
列は35個のダイオードを含む。従って、35個の発光ダイ
オードによって発生された測定信号は、測定用の光の35
点のスペクトル分布に対応する。インタフェースユニッ
ト153は、ダイオード152からの測定信号出力を増幅しか
つデジタル化し、それによってそれらの信号をコンピュ
ータ106が理解できる形にする。このインタフェースユ
ニット153もまたコンピュータ106内に配置されている。
測定値取得装置10、制御パネル20および印刷機30は閉
鎖ループ制御回路に連繋されている。これまで知られて
いるシステムにおいて、インキづけ方法の調整は含まれ
ている印刷色の濃度の測定すなわち不透明度の測定によ
って行われてきた。もし対応する設定濃度値から色差が
あれば、インキ制御要素を対応するように調整すること
によって、それらの色差は制御パネルによって調整し直
され、すなわちこれらの色差は無くなるか又は許容公差
範囲まで減少される。インキづけ方法の測定は、このよ
うに色濃度を基にしているが、上述の理由からインキづ
け制御のこの既知の方法は必ずしも完全には満足できる
ものではない。
鎖ループ制御回路に連繋されている。これまで知られて
いるシステムにおいて、インキづけ方法の調整は含まれ
ている印刷色の濃度の測定すなわち不透明度の測定によ
って行われてきた。もし対応する設定濃度値から色差が
あれば、インキ制御要素を対応するように調整すること
によって、それらの色差は制御パネルによって調整し直
され、すなわちこれらの色差は無くなるか又は許容公差
範囲まで減少される。インキづけ方法の測定は、このよ
うに色濃度を基にしているが、上述の理由からインキづ
け制御のこの既知の方法は必ずしも完全には満足できる
ものではない。
本発明によれば、色濃度だけによって調整するインキ
づけ制御の原理は放棄され、そしてスペクトルによる色
測定および測色に基づくインキづけ制御の調整によって
置き換えられている。各試験区域(例えば各測定領域)
に対して、スペクトル反射が、スペクトル測定により、
或いは随意には、選択された色座標システムの反射色値
に変換し、および計算し、かつ対応する設定反射または
設定色値と比較することによって決定される。次にイン
キづけ方法は、スペクトル反射または色値の設定スペク
トル反射または設定色値からの色差によって制御され、
単なる色濃度だけの色差によって制御されるものではな
い。この制御は各色値における色差の合計から得られた
印刷帯域の全色差が最小となる要求に従って実施される
ことが好ましい。さらに、随意には、各試験区域および
対応するその色差は、個々の加重を与えられた各試験区
域についての色差を考慮に入れて定められる。
づけ制御の原理は放棄され、そしてスペクトルによる色
測定および測色に基づくインキづけ制御の調整によって
置き換えられている。各試験区域(例えば各測定領域)
に対して、スペクトル反射が、スペクトル測定により、
或いは随意には、選択された色座標システムの反射色値
に変換し、および計算し、かつ対応する設定反射または
設定色値と比較することによって決定される。次にイン
キづけ方法は、スペクトル反射または色値の設定スペク
トル反射または設定色値からの色差によって制御され、
単なる色濃度だけの色差によって制御されるものではな
い。この制御は各色値における色差の合計から得られた
印刷帯域の全色差が最小となる要求に従って実施される
ことが好ましい。さらに、随意には、各試験区域および
対応するその色差は、個々の加重を与えられた各試験区
域についての色差を考慮に入れて定められる。
色座標によって実施される制御は下記の通りである。
スペクトル反射による調整は、基本的には類似の方法で
実施される。
スペクトル反射による調整は、基本的には類似の方法で
実施される。
色測定のために、どの色座標システムを基とするかは
任意である。しかし、CIE(Commission Internationale
de I'Eclairage)国際照明委員会のL*a*b*シス
テムまたはL*u*v*システムが用いられることが好
ましい。色位置(Color position)は、以下の説明にお
いて色空間(L*,a*,b*)または(L*,u*,v*)と
して規定され、かつ色差はベクトルΔELabまたはΔELuv
または個々のベクトル(ΔL*,Δa*,Δb*)また
は(ΔL*,Δu*,Δv*)によって与えられる。個
々の試験区域に対する色座標の設定値、すなわち設定色
位置は測定値取得装置10内に給送され、例えば設定値は
キーボード110を使って手で入力することができる。し
かし、校正刷り、仮校正刷りまたはその他のいずれかの
ものがこの装着自身に基準画像として用いられて、測定
値またはそれらから計算されたデータを対応する設定値
として入力し、それらをメモリに記憶することが、一層
簡単かつ便利である。詳細について後述する重畳された
濃度基準制御に関して用いられる色濃度設定値について
も上記のことは事実である。
任意である。しかし、CIE(Commission Internationale
de I'Eclairage)国際照明委員会のL*a*b*シス
テムまたはL*u*v*システムが用いられることが好
ましい。色位置(Color position)は、以下の説明にお
いて色空間(L*,a*,b*)または(L*,u*,v*)と
して規定され、かつ色差はベクトルΔELabまたはΔELuv
または個々のベクトル(ΔL*,Δa*,Δb*)また
は(ΔL*,Δu*,Δv*)によって与えられる。個
々の試験区域に対する色座標の設定値、すなわち設定色
位置は測定値取得装置10内に給送され、例えば設定値は
キーボード110を使って手で入力することができる。し
かし、校正刷り、仮校正刷りまたはその他のいずれかの
ものがこの装着自身に基準画像として用いられて、測定
値またはそれらから計算されたデータを対応する設定値
として入力し、それらをメモリに記憶することが、一層
簡単かつ便利である。詳細について後述する重畳された
濃度基準制御に関して用いられる色濃度設定値について
も上記のことは事実である。
一方において一層容易な理解と、他方において既存の
印刷装置との両立性のために、全制御システムは、測定
値取得装置10および制御パネル20の二つの構成装置につ
いての説明に分けられる。この発明による測定値取得装
置10によって発生された制御信号11は、既知の色濃度測
定装置において用いられているものと同じ性質であるの
で、測定値取得装置10は、上述の既知の制御パネルと直
接に接続することもできる。よって本発明による方法に
対しては、測定値取得装置のみを適切な印刷装置に装着
替えするだけでよい。しかし、両立できる制御信号を発
生せずに測定値取得装置によって計算された色差から色
差を無くすために必要な設定信号を直接に発生し、かつ
別の適切な方法で必要な電気回路を組み込み、或はそれ
らを一つの装置に集積することが容易に可能であると理
解されるであろう。ゆえに、下記の制御装置の部分が、
実用上のものにきわめて近いものであるが、単に一つの
例として理解されるであろう。
印刷装置との両立性のために、全制御システムは、測定
値取得装置10および制御パネル20の二つの構成装置につ
いての説明に分けられる。この発明による測定値取得装
置10によって発生された制御信号11は、既知の色濃度測
定装置において用いられているものと同じ性質であるの
で、測定値取得装置10は、上述の既知の制御パネルと直
接に接続することもできる。よって本発明による方法に
対しては、測定値取得装置のみを適切な印刷装置に装着
替えするだけでよい。しかし、両立できる制御信号を発
生せずに測定値取得装置によって計算された色差から色
差を無くすために必要な設定信号を直接に発生し、かつ
別の適切な方法で必要な電気回路を組み込み、或はそれ
らを一つの装置に集積することが容易に可能であると理
解されるであろう。ゆえに、下記の制御装置の部分が、
実用上のものにきわめて近いものであるが、単に一つの
例として理解されるであろう。
上述のように、コンピュータ106は各試験区域につい
て色差ベクトルΔEnを計算する。これらの各ベクトルΔ
Enは、次に加重係数gnを与えられ、それにより各試験区
域が個々に考慮される。画像を代表する試験区域は大き
い加重が与えられるが、それよりも重要さの低い区域は
加重を小さくする。
て色差ベクトルΔEnを計算する。これらの各ベクトルΔ
Enは、次に加重係数gnを与えられ、それにより各試験区
域が個々に考慮される。画像を代表する試験区域は大き
い加重が与えられるが、それよりも重要さの低い区域は
加重を小さくする。
さらに加重を無くしてすべての試験区域を均等に扱
い、或いはこの制御方法において最初から或る試験区域
だけを含むことも可能である。さらに、加重係数はキー
ボード110を用いて相互作用的に取り入れることもで
き、あるいは前もってプログラムすることもできる 個々の測定領域の加重設定または随意に加重設定され
ない色差ベクトルは、経験的に決定される変換マトリッ
クスガ数学的にそれぞれ掛けられる。或る品質上の基準
を考慮することにより色濃度差ベクトルが得られ、この
成分はその印刷に含まれた印刷色の濃度差または層厚の
差から成る。ゆえに色濃度差ベクトルは当該印刷帯域に
対する制御データをあらわし、かつインキ制御要素の設
定を変化させるように作用するので、全体の色差−個々
の色差の分担量の和または個々の色差の平方の和として
定められる−は最小値をとるであろう。この色差の総和
は、さらに印刷の品質を測る基準としても用いられる。
い、或いはこの制御方法において最初から或る試験区域
だけを含むことも可能である。さらに、加重係数はキー
ボード110を用いて相互作用的に取り入れることもで
き、あるいは前もってプログラムすることもできる 個々の測定領域の加重設定または随意に加重設定され
ない色差ベクトルは、経験的に決定される変換マトリッ
クスガ数学的にそれぞれ掛けられる。或る品質上の基準
を考慮することにより色濃度差ベクトルが得られ、この
成分はその印刷に含まれた印刷色の濃度差または層厚の
差から成る。ゆえに色濃度差ベクトルは当該印刷帯域に
対する制御データをあらわし、かつインキ制御要素の設
定を変化させるように作用するので、全体の色差−個々
の色差の分担量の和または個々の色差の平方の和として
定められる−は最小値をとるであろう。この色差の総和
は、さらに印刷の品質を測る基準としても用いられる。
変換マトリックスの要素は、本質的に、用いられた印
刷インキの色濃度からの色座標の偏微分である。それら
は対応する試験印刷物を測定して経験的に決定される
か、或はひな型をつくって総合的に決定される。
刷インキの色濃度からの色座標の偏微分である。それら
は対応する試験印刷物を測定して経験的に決定される
か、或はひな型をつくって総合的に決定される。
三色印刷に対しては、色濃度差ベクトルは三つの成分
をもち、かつ同様に三つの成分をもつ色差ベクトルから
その計算はそれほど複雑ではない。三色より多い色を使
う印刷の場合、個々の試験区域の分担は、同様に多次元
的な変動ベクトルが得られるように、濃度差ベクトルの
個々の成分と、適切な方法で論理的に相互に関連されな
ければならない。
をもち、かつ同様に三つの成分をもつ色差ベクトルから
その計算はそれほど複雑ではない。三色より多い色を使
う印刷の場合、個々の試験区域の分担は、同様に多次元
的な変動ベクトルが得られるように、濃度差ベクトルの
個々の成分と、適切な方法で論理的に相互に関連されな
ければならない。
上述のように、インキ制御要素用の設定信号は、色差
から直接に決定することもできる。また、合計色差は最
小にされなければならないという規準を基にすることが
適切な方法であることを重ねて述べる。前述のように、
個々の試験区域に対して異なる加重設定を適用すること
もできる。
から直接に決定することもできる。また、合計色差は最
小にされなければならないという規準を基にすることが
適切な方法であることを重ねて述べる。前述のように、
個々の試験区域に対して異なる加重設定を適用すること
もできる。
この印刷方法は、通常、三つの段階で実施される。そ
の第1段階は、例えば印刷版の測定値を基にした、印刷
機の幾分大まかな予備設定から成る。この予備設定に続
いていわゆる本設定(精密な設定、見当合わせ)が行わ
れ、ここにおいてインキ制御装置は、印刷物が満足され
るまで種々の方法で校正刷り又は仮校正刷りを用いて調
節される。最後に、第3段階は本刷りであって、ここに
おいて本設定によって得られた結果を極力一定に保つた
めに、制御装置を調節することに意が用いられる。慣習
的には、これに対して用いられる基準は校正刷りなどで
はなく、満足できると判断された印刷シート、すなわ
ち、いわゆるオーケー(OK)シートであって、本刷りは
濃度計を用いて決定された一定した色濃度になるように
調整される。
の第1段階は、例えば印刷版の測定値を基にした、印刷
機の幾分大まかな予備設定から成る。この予備設定に続
いていわゆる本設定(精密な設定、見当合わせ)が行わ
れ、ここにおいてインキ制御装置は、印刷物が満足され
るまで種々の方法で校正刷り又は仮校正刷りを用いて調
節される。最後に、第3段階は本刷りであって、ここに
おいて本設定によって得られた結果を極力一定に保つた
めに、制御装置を調節することに意が用いられる。慣習
的には、これに対して用いられる基準は校正刷りなどで
はなく、満足できると判断された印刷シート、すなわ
ち、いわゆるオーケー(OK)シートであって、本刷りは
濃度計を用いて決定された一定した色濃度になるように
調整される。
本刷りの濃度調整段階は、本発明による印刷装置によ
って極めて簡単な方法で実施することができる。この測
定されたスペクトル反射を、濃度計に対応するフィルタ
色濃度に変換し、次にそれらをOKシートから決定された
設定色濃度値と比較するだけで良い。測定された色濃度
と設定された色濃度との差は、そのまま制御装置パネル
20用の制御データ11をあらわす。
って極めて簡単な方法で実施することができる。この測
定されたスペクトル反射を、濃度計に対応するフィルタ
色濃度に変換し、次にそれらをOKシートから決定された
設定色濃度値と比較するだけで良い。測定された色濃度
と設定された色濃度との差は、そのまま制御装置パネル
20用の制御データ11をあらわす。
本発明による方法の適切な実施例において、印刷機は
色差制御を用いて上述のように設定されるが、本刷りは
色濃度を用いた普通の方法で安定化される。
色差制御を用いて上述のように設定されるが、本刷りは
色濃度を用いた普通の方法で安定化される。
この実施例の特別な利点は、色濃度の決定が任意のフ
ィルタ特性を基礎とするので、それにより印刷装置の高
度の融通性が得られることである。
ィルタ特性を基礎とするので、それにより印刷装置の高
度の融通性が得られることである。
さらに、別の適切な実施例によれば、二つの制御原理
を互いに重畳させ、すなわち色濃度を用いて制御された
本刷りの安定を保っている間に、合計色差も決定されか
つ監視されることである。もし全体の色差が或る理由
(例えばゴムブランケットの汚染などによる印刷方法の
変動)によって予定制限値を超えれば、適切な反応動作
が喚起される。例えば、印刷機の新規の色差制御式修正
動作が実行され、それによって同時に、設定色濃度値が
以後の本刷りの安定状態を得るように更新され、また印
刷不良の表示を単にあらわすこともできる。
を互いに重畳させ、すなわち色濃度を用いて制御された
本刷りの安定を保っている間に、合計色差も決定されか
つ監視されることである。もし全体の色差が或る理由
(例えばゴムブランケットの汚染などによる印刷方法の
変動)によって予定制限値を超えれば、適切な反応動作
が喚起される。例えば、印刷機の新規の色差制御式修正
動作が実行され、それによって同時に、設定色濃度値が
以後の本刷りの安定状態を得るように更新され、また印
刷不良の表示を単にあらわすこともできる。
合計色差は、品質評価の標準と考えることができ、か
つ随意に表示またはプリントとして打ち出すことができ
る。
つ随意に表示またはプリントとして打ち出すことができ
る。
標準化された印刷を監視する重要な要素は測色片であ
る。ラスター色調が種々の色及び色調値組合せに、また
は特に画像にとって重要な色調に適合するように思われ
る。さらにまた対象物画像からの画像にとって重要な色
調を、測色片の中に含むことも可能である。
る。ラスター色調が種々の色及び色調値組合せに、また
は特に画像にとって重要な色調に適合するように思われ
る。さらにまた対象物画像からの画像にとって重要な色
調を、測色片の中に含むことも可能である。
経験によれば、対象物は色の働きによって幾つかのグ
ループ、例えば家具のカタログ(その品質は褐色の色調
によって決定される)、化粧品の見本および肖像などに
分けられ、そこにおいては皮膚の色が優位を占めてい
る。さらに例えば灰色または緑色調が一般的なグループ
がある。これに伴って、特別の色に合わせた測色片が構
成されかつ目的に合わせて適用される。このようにし
て、画像決定区域が簡単な方法で考慮される。
ループ、例えば家具のカタログ(その品質は褐色の色調
によって決定される)、化粧品の見本および肖像などに
分けられ、そこにおいては皮膚の色が優位を占めてい
る。さらに例えば灰色または緑色調が一般的なグループ
がある。これに伴って、特別の色に合わせた測色片が構
成されかつ目的に合わせて適用される。このようにし
て、画像決定区域が簡単な方法で考慮される。
校正刷りまたは仮校正刷りにおいて、制御装置は必ず
しも帯域を基礎とする必要はない。この場合は、各領域
の形式について一つの測定領域を同時に印刷し、そして
これらを、その印刷されたシートまたは部分の全幅に対
しての設定値として定めれば十分である。
しも帯域を基礎とする必要はない。この場合は、各領域
の形式について一つの測定領域を同時に印刷し、そして
これらを、その印刷されたシートまたは部分の全幅に対
しての設定値として定めれば十分である。
帯域に分けられたインキ制御を用いた本刷りシートに
おいては、各帯域は個々に監視される。インキづけ方法
が濃度制御された調整のための単色の測定領域および比
色調整用のための多色ハーフトーン領域のような、イン
キ制御に対して重要な測定領域は、従ってできる限り接
近した間隔で繰り返し行なわなければならない。インキ
吸上げ、色調値増大などのための制御領域は幾分大きい
距離でのせられる。
おいては、各帯域は個々に監視される。インキづけ方法
が濃度制御された調整のための単色の測定領域および比
色調整用のための多色ハーフトーン領域のような、イン
キ制御に対して重要な測定領域は、従ってできる限り接
近した間隔で繰り返し行なわなければならない。インキ
吸上げ、色調値増大などのための制御領域は幾分大きい
距離でのせられる。
三色印刷において印刷可能な色空間は、ペーパホワイ
ト、単色フルトーンおよび二色および三色フルトーン重
ね刷り(白、シアン、マゼンタ、黄、赤、緑、青、黒)
の色位置によって制限される。印刷中に全部の色差が同
時にすべての色調において等しくされるものではない
が、平均の色差を最適にすることは可能である。ゆえ
に、色差制御されたインキ制御のための色濃度制御調整
に加えて、灰色調和領域または対象物による柔らかい色
調のような、適切な二色または三色ハーフトーン領域を
用いることが好適である。
ト、単色フルトーンおよび二色および三色フルトーン重
ね刷り(白、シアン、マゼンタ、黄、赤、緑、青、黒)
の色位置によって制限される。印刷中に全部の色差が同
時にすべての色調において等しくされるものではない
が、平均の色差を最適にすることは可能である。ゆえ
に、色差制御されたインキ制御のための色濃度制御調整
に加えて、灰色調和領域または対象物による柔らかい色
調のような、適切な二色または三色ハーフトーン領域を
用いることが好適である。
四色印刷において、三色および/または黒色により暗
くすることが行われる。色位置制御式調整用の測定領域
として、黒色または二色または三色を用いたハーフトー
ン領域も興味のあるものである。色調は印刷スペースの
重要な区域から選択されることが好ましい。もし四色ハ
ーフトーン領域が用いられれば、一色は一つの自由パラ
メータとして予め定められて、一つの別個の測定領域上
で付加的に測定されなければならない。
くすることが行われる。色位置制御式調整用の測定領域
として、黒色または二色または三色を用いたハーフトー
ン領域も興味のあるものである。色調は印刷スペースの
重要な区域から選択されることが好ましい。もし四色ハ
ーフトーン領域が用いられれば、一色は一つの自由パラ
メータとして予め定められて、一つの別個の測定領域上
で付加的に測定されなければならない。
特定の色に対しては、同様な配慮を保ちながらかつ対
象物によって、適切な測定領域が決定される。
象物によって、適切な測定領域が決定される。
この発明の原理、好適実施例および作用態様は、上述
の明細書において説明した。しかしながら、上述の説明
は例示であってそれらに限定するものではないので、本
明細書において保護されるべき発明は、記述された特定
形態に限定するものではない。種々の変更態様がこの発
明の精神から逸脱せずに当業者によって実施できるであ
ろう。
の明細書において説明した。しかしながら、上述の説明
は例示であってそれらに限定するものではないので、本
明細書において保護されるべき発明は、記述された特定
形態に限定するものではない。種々の変更態様がこの発
明の精神から逸脱せずに当業者によって実施できるであ
ろう。
第1図は、この発明による印刷装置の簡略ブロック線
図、第2図は、第1図による測定値取得装置のブロック
線図、第3図は、第2図の分光計の詳細の概略解説図で
ある。 10……測定値取得装置 11……制御データ 20……制御パネル 21……制御データ調節信号 30……印刷機 40……印刷済みシート 41……測定領域 101……測定ヘッド 102……ステッピングモータ 103……手動測定ヘッド 104……光学的導体 105……分光計 106……計算機 107……電子ユニット 108……監視装置/データ表示装置 109……印刷機 110……キーボード 151……ホログラフィック回折格子 152……フォトダイオード 153……インタフェース
図、第2図は、第1図による測定値取得装置のブロック
線図、第3図は、第2図の分光計の詳細の概略解説図で
ある。 10……測定値取得装置 11……制御データ 20……制御パネル 21……制御データ調節信号 30……印刷機 40……印刷済みシート 41……測定領域 101……測定ヘッド 102……ステッピングモータ 103……手動測定ヘッド 104……光学的導体 105……分光計 106……計算機 107……電子ユニット 108……監視装置/データ表示装置 109……印刷機 110……キーボード 151……ホログラフィック回折格子 152……フォトダイオード 153……インタフェース
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ゲルハルト レフラー ドイツ連邦共和国 6909 ヴァルドルフ キーフェルンヴェーグ 3 (72)発明者 グイド ケラー スイス国 8046 チューリッヒ ヴェン タレルシュトラーセ 580 (72)発明者 ハンス オットー スイス国 8105 レゲンスドルフ オス トリング 54 (56)参考文献 特開 昭60−34859(JP,A) 特開 昭58−225346(JP,A)
Claims (25)
- 【請求項1】多色印刷機によって印刷された印刷済みの
シートが、複数の試験区域内で光電式に測定され、前記
により得られた測定データが、設定値と組み合わされて
制御データに処理され、およびインキづけ適用工程が前
記制御データに用いて自動的に制御される多色印刷機に
よるインキづけの制御方法であって、 測色のため、光電測定手段を用いて試験区域を測定し、
選択された色座標システム上で該試験区域の色位置を決
定し、前記選択された色座標システム上で設定色位置を
決定し、測定された前記試験区域の前記色位置と、対応
する設定色位置との間の色差を決定し、前記個々の色差
を基にして制御データを計算し、および前記計算された
制御データを基にしてインキづけ方法を制御する工程を
含む、インキづけ制御方法。 - 【請求項2】制御データが、選択された試験区域の色差
を最小にすることによって計算される、特許請求の範囲
第1項記載のインキづけ制御方法。 - 【請求項3】制御データが、個々の色差から生じた合計
色差を最小にすることによって計算される、特許請求の
範囲第1項記載のインキづけ制御方法。 - 【請求項4】個々の色差に個々の加重係数を適用する工
程と、および個々の加重された色差を基にして合計色差
を決定する工程をさらに含む、特許請求の範囲第1項記
載のインキづけ制御方法。 - 【請求項5】制御データが、当該印刷帯域に属する試験
区域の色差から印刷帯域ごとに計算される、特許請求の
範囲第1項記載のインキづけ制御方法。 - 【請求項6】前記帯域の制御データが、帯域の重畳して
いる試験区域の色差から計算される、特許請求の範囲第
1項記載のインキづけ制御方法。 - 【請求項7】個々の色差に加重係数を適用する工程をさ
らに含み、ここにおいて加重係数が帯域ごとに印刷幅に
わたって異なる、特許請求の範囲第6項記載のインキづ
け制御方法。 - 【請求項8】制御データが、複数の異なる波長において
測光式に測定されたスペクトル反射から直接に計算され
る、特許請求の範囲第1項記載のインキづけ制御方法。 - 【請求項9】制御データが、スペクトル反射をデジタル
式にフィルタして得られた標準色値から、CIE標準スペ
クトル曲線を用いて計算され、そして色差を評価するの
に適した選択された色座標システムの中へ、標準色値を
変換することによって計算される、特許請求の範囲第1
項記載のインキづけ制御方法。 - 【請求項10】制御データが、スペクトル反射をデジタ
ル式にフィルタすることによって得られたフィルタ色濃
度から、選択された色フィルタ曲線を用いて計算され
る、特許請求の範囲第1項記載のインキづけ制御方法。 - 【請求項11】多色印刷機が、調整中には色差制御を行
って印刷物を基準と合致させることによって制御され、
次いで本刷り中にはフィルタ色濃度を基にして前記色濃
度が実質的に一定の設定値に維持されるように制御され
る、特許請求の範囲第1項記載のインキづけ制御方法。 - 【請求項12】多色ハーフトーン領域を含む同時に印刷
された測定領域の形態の試験区域が、測定領域として用
いられる、特許請求の範囲第1項記載のインキづけ制御
方法。 - 【請求項13】インキづけ方法の色差制御式調整が、色
濃度制御式本刷りの安定動作に重畳される、特許請求の
範囲第11項記載のインキづけ制御方法。 - 【請求項14】合計色差もまた本刷り中に計算されかつ
監視され、かつ色差の許容値を超えるときは警告が発せ
られる、特許請求の範囲第11項記載のインキづけ制御方
法。 - 【請求項15】合計色差もまた本刷り中に計算されかつ
監視され、かつ色差の許容値を超えるときは、印刷機に
新規の色差制御された修正が実施される、特許請求の範
囲第11項記載のインキづけ制御方法。 - 【請求項16】測定領域が、印刷済みシートの選択され
た重要な画像区域に対応する色調を有して用いられる、
特許請求の範囲第12項記載のインキづけ制御方法。 - 【請求項17】多色印刷機と、印刷済みシートを光電式
に測定する取得装置と、および取得装置によって発生し
た測定データを処理し、かつ前記測定データから印刷機
のインキ制御要素用の設定信号を発生する制御装置とを
含む印刷装置であって、前記取得装置は、印刷済みシー
トの複数の異なる波長におけるスペクトル測光データを
準備し、および前記制御装置が、取得装置によって発生
したスペクトル測光データを、スペクトル反射および色
位置座標に変換する印刷装置。 - 【請求項18】前記制御装置が、計算された色座標を設
定位置座標と比較することによって色差を決定し、かつ
前記色差を基にした設定信号を発生する、特許請求の範
囲第17項記載の印刷装置。 - 【請求項19】前記制御装置がさらに、取得装置によっ
て発生したスペクトル測光により測定されたデータを色
濃度に変換し、かつ前記色濃度の比較結果からインキ制
御要素に対して対応する設定色濃度を発生させる、特許
請求の範囲第18項記載の印刷装置。 - 【請求項20】測定されたスペクトルデータ、スペクト
ル反射および色位置座標が表示される、特許請求の範囲
第17項記載の印刷装置。 - 【請求項21】印刷されたシートの帯域光電測定を行
い、そして測定データを生成する取得装置と、および光
電測定データを処理し、かつそれらのデータから、取得
装置によって走査された印刷シート区域の対応する設定
値からの色差をあらわす制御データを生成する処理装置
とを含む測定装置であって、前記取得装置がスペクトル
測光手段によって印刷されたシートを複数の異なる波長
において測定する分光計モジュールを含み、かつ取得装
置によって生成したスペクトル測光データをスペクトル
反射および色位置座標に変換し、および前記処理装置が
色位置座標を設定色位置座標と比較し、前記設定座標と
の色差を決定し、かつ前記色差から印刷機用の制御デー
タを生成する、印刷機用の色データを生成するための測
定装置。 - 【請求項22】前記処理装置が、取得装置によって生成
したスペクトル測光データをフィルタ色濃度に変換し、
該フィルタ色濃度を設定色濃度と比較し、かつ前記比較
の結果から印刷機用の制御データを生成する、特許請求
の範囲第21項記載の測定装置。 - 【請求項23】前記取得装置が、測色のための、光電測
定手段を用いて試験区域を測定し、かつ選択された色座
標システムに対し試験区域の色位置を決定し、また前記
処理装置が、測定された試験区域の色位置と、対応する
設定色位置との間の色差を決定し、かつ前記色差を基に
して色データを計算する、特許請求の範囲第21項記載の
測定装置。 - 【請求項24】前記取得装置が、制御可能な可動の光電
式色測定ヘッドおよび自由に可動な測定ヘッドを含み、
それにより任意の場所でかつ随意の試料について測色が
実施できる、特許請求の範囲第21項記載の測定装置。 - 【請求項25】前記自由に可動な測定ヘッドが、前記制
御された測定ヘッドによって用いられる分光計モジュー
ルを使用する、特許請求の範囲第24項記載の測定装置。
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
CH526285 | 1985-12-10 | ||
CH5262/85-7 | 1985-12-10 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS62146633A JPS62146633A (ja) | 1987-06-30 |
JP2505434B2 true JP2505434B2 (ja) | 1996-06-12 |
Family
ID=4290661
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP61292625A Expired - Lifetime JP2505434B2 (ja) | 1985-12-10 | 1986-12-10 | 印刷機のインキづけ制御方法およびそれに関連する装置 |
Country Status (5)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US6041708A (ja) |
EP (1) | EP0228347B2 (ja) |
JP (1) | JP2505434B2 (ja) |
AT (1) | ATE47564T1 (ja) |
DE (1) | DE3666554D1 (ja) |
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