JP2022063365A - 散乱した握持環境、高加速移動、食品操作、および自動貯蔵および回収システムのためのソフトロボットグリッパ - Google Patents

散乱した握持環境、高加速移動、食品操作、および自動貯蔵および回収システムのためのソフトロボットグリッパ Download PDF

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Abstract

【課題】散乱した握持環境、高加速移動、食品操作、自動貯蔵および回収システムのためのソフトロボットグリッパの提供。【解決手段】例示的実施形態は、散乱した環境内の標的物体をつかむために好適なソフトロボットグリッパシステムに関する。いくつかの実施形態は、ソフトロボットアクチュエータが、ロボット基部および/または他のアクチュエータに向かって、もしくはそこから離れるように延長されることを可能にする延長ロッド、ヒンジ、および/またはレールを提供する。故に、アクチュエータを含むグリッパは、散乱した環境への改良されたアクセスを可能にするサイズおよび/または形状に再構成され得る。さらなる実施形態は、真空、グリッパ、および/または蛇腹デバイスを使用して、高加速移動中、つかまれた物体を支持するためのソフトロボットグリッパシステムに関する。さらなる実施形態は、食品アイテムを操作するための特殊グリッパに関する。【選択図】なし

Description

(関連出願)
本願は、米国仮特許出願第62/280,802号(2016年1月20日出願、名称「Soft Robotic Grippers for Cluttered Grasping Environments,High Acceleration Movements,Food Manipulation,and Automated Storage and Retrieval Systems」)に対する優先権を主張する。上記出願の内容は、参照により本明細書に組み込まれる。
(背景)
ロボットグラスパは、倉庫からのアイテムの回収を自動化するためにますます使用されている。典型的には、倉庫は、多くの棚を含み、棚の各々は、アイテム(例えば、販売用に供給されるアイテム)を貯蔵するいくつかの容器または袋を含む。アイテムのための注文が受信されると、適切なアイテムが、容器または袋から回収され、出荷のために一緒に包装される。
袋または容器のサイズおよび形状、袋または容器内のアイテムのサイズ、重量、ならびに形状、袋または容器内のアイテムのサイズ、重量、および形状の変動性に起因して、かつ倉庫または個々の袋もしくは容器内の比較的に厳しい貯蔵制約に起因して、アイテムを袋または容器のうちの1つから回収することは、従来のロボットシステムにとって困難であり得る。多くの場合、ロボットアームは、嵩張る構成要素またはロボットアームの本体から側方に延びているシステムを含み、それは、閉じ込められた空間内をナビゲートすることを困難にする。
従来のロボットシステムが欠点に悩まされ得る、別の状況は、比較的に繊細な食品アイテム、特に、生地、菓子、またはパン等の焼かれた商品の操作を含む。そのような食品アイテムは、フロスティンング、ドリズル、またはコーティング等のある要素を含み得、それは、荒く取り扱われる場合、損傷され得る。いくつかの食品アイテムは、比較的に滑りやすく、またはくっつきやすくもあり、ロボットマニピュレータによる正確な設置を困難にし得る。焼かれた商品は、比較的に低摩擦表面を有するプラスチックバッグの中にも設置され得、それは、最終包装製品の操作を困難にし得る。
本願は、ロボットシステムのこれらおよび他の問題に対処する。例示的実施形態は、容器取り上げおよび食品アイテムの操作に関連して説明されるが、当業者は、本発明がそのように限定されず、種々の用途において使用され得ることを認識するであろう。
図1A-1Dは、例示的ソフトロボットアクチュエータを描写する。より具体的には、図1Aは、ソフトロボットアクチュエータの一部の側面図を描写する。図1Bは、上からの図1Aの一部を描写する。図1Cは、ユーザによって操作され得る、ポンプを含むソフトロボットアクチュエータの一部の側面図を描写する。図1Dは、図1Cに描写される部分の代替実施形態を描写する。
アクチュエータは、図1Aに描写されるように、ソフトロボットアクチュエータ100であり得、空気、水、または生理食塩水等の膨張流体で膨張可能である。膨張流体は、流体接続118を通して、膨張デバイス120を介して提供され得る。
例えば、本願は以下の項目を提供する。
(項目1)
ソフトロボットシステムであって、前記システムは、
アーム遠位端と、
1つ以上のソフトロボットアクチュエータを備えているグリッパと、
前記グリッパに付けられているグリッパ端部を備えている延長ロッドと
を備え、
前記延長ロッドは、前記グリッパを前記アーム遠位端から所定または可変距離に配置するように構成され、前記延長ロッドは、前記アーム遠位端の幅未満の幅を有する、システム。
(項目2)
基部は、前記延長ロッドを受け取るための開口部と、前記延長ロッドを前記アーム遠位端から可変距離に延長するためのエクステンダとを備えている、項目1に記載のシステム。
(項目3)
前記延長ロッドは、前記アーム遠位端から固定長に延びている、項目1に記載のシステム。
(項目4)
前記延長ロッドは、第1のヒンジによって基部に付けられ、前記延長ロッドは、前記ヒンジの周りに回転可能であることにより、前記グリッパと前記アーム遠位端との間の距離を変動させる、項目1に記載のシステム。
(項目5)
前記延長ロッドのグリッパ端部における第2のヒンジをさらに備えている、項目4に記載のシステム。
(項目6)
前記ヒンジの周りの前記延長ロッドの回転は、第1のアクチュエータと隣接するアクチュエータとの間の距離をさらに変動させる、項目4に記載のシステム。
(項目7)
前記グリッパによってつかまれたアイテムを支持するように構成されている吸引デバイスをさらに備えている、項目1に記載のシステム。
(項目8)
前記グリッパによってつかまれたアイテムを支持するように構成されている膜をさらに備えている、項目1に記載のシステム。
(項目9)
前記グリッパによってつかまれたアイテムの回収または解放を支持するように構成されている蛇腹をさらに備えている、項目1に記載のシステム。
(項目10)
つかまれた物体と対面接触して位置するように構成されているコンプライアントなパッドをさらに備え、前記コンプライアントなパッドは、駆動機構に取り付けられ、コントローラが、前記つかまれた物体を解放し、前記つかまれた物体を前記システムから離れるように駆動するために、所定のタイミングで前記アクチュエータの作動解除および前記駆動機構の起動を制御する、項目1に記載のシステム。
(項目11)
握られた物体の重量を支持するためのパッドまたはパドルをさらに備えている、項目1に記載のシステム。
(項目12)
1つ以上の物体を受け取るように構成され、そのために位置している箱またはレセプタクルをさらに備え、前記1つ以上の物体は、前記グリッパによって前記箱またはレセプタクルの中に掃き寄せられる、項目1に記載のシステム。
(項目13)
前記アクチュエータのうちの少なくとも1つの遠位端上に提供されている1つ以上のグリッパ先端をさらに備え、前記1つ以上のグリッパ先端は、つかむために使用される断面エリアの外側に位置するアクチュエータ断面の量が前記グリッパ先端を欠いているソフトロボットアクチュエータと比較して低減させられるように、前記アクチュエータのうちの前記少なくとも1つの半径方向外側表面の方に向いている、項目1に記載のシステム。
(項目14)
調節可能グリッパであって、前記調節可能グリッパは、
ソフトロボットアクチュエータを支持している2つ以上のハブであって、前記2つ以上のハブは、互いに向かい合ったレール上に搭載されている、2つ以上のハブと、
前記レールを一緒になるように、または離れるように駆動するように構成されている拡張機構と
を備えている、調節可能グリッパ。
(項目15)
前記拡張機構は、前記レールに搭載されたモータである、項目14に記載の調節可能グリッパ。
(項目16)
前記拡張機構は、空気圧または油圧ピストンである、項目14に記載の調節可能グリッパ。
(項目18)
前記拡張機構は、複数のヒンジを備えている、項目14に記載の調節可能グリッパ。
(項目19)
方法であって、前記方法は、
複数のソフトロボットアクチュエータ間に提供された吸引デバイスを使用して、標的物体をつかむことと、
前記1つ以上のソフトロボットアクチュエータを使用して、前記標的物体をさらにつかむことと、
前記ソフトロボットアクチュエータを使用して、高加速のために前記物体を向け直すこと、もしくは前記物体を支えること、または、前記吸引デバイスを使用して、前記標的物体の周囲の包装を緊張させるように引き寄せることのうちの少なくとも1つを行うこととを含む、方法。
図1A-1Dは、本明細書に説明される例示的実施形態との使用のために好適な例示的ソフトロボットアクチュエータを描写する。 図1A-1Dは、本明細書に説明される例示的実施形態との使用のために好適な例示的ソフトロボットアクチュエータを描写する。 図2A-2Cは、ソフトロボットグリッパをロボット基部に対して位置付けるための延長ロッドを含むロボットシステムの例を描写する。 図3A-3Dは、例示的調節可能ヒンジ付きグリッパを描写する。 図4A-4Dは、ヒンジおよび延長ロッドの組によって接続されるアクチュエータハブを有する例示的調節可能ヒンジ付きグリッパを描写する。 図5A-5Bは、アクチュエータハブのうちの1つが回転式アクチュエータに接続される例示的調節可能ヒンジ付きグリッパを描写する。 図6A-6Bは、歯車ベースのレール機構を採用する例示的調節可能グリッパを描写する。 図7A-7Bは、空気圧ピストン機構を採用する例示的調節可能グリッパを描写する。 図8A-8Bは、脆弱な標的物体をパッドまたはパドルに対して固定するためのアクチュエータを有する例示的グリッパを描写する。 図9A-9Dは、標的物体を固定するための吸引デバイスを採用する例示的グリッパを描写する。 図10A-10Cは、標的物体を包囲する緩い材料を固定し、グリッパのソフトアクチュエータを用いた握持の確実さを改良する例示的吸引増大グリッパを描写する。 図11A-11Cは、標的物体を固定し、および/または設置正確度を増加させるためのコンプライアントな要素(この場合、蛇腹)を採用する例示的グリッパを描写する。 図12は、標的物体を固定し、および/または設置正確度を増加させるためのコンプライアントな要素(この場合、ばね)を採用する例示的グリッパを描写する。 図13A-13Cは、標的物体を固定し、および/または設置正確度を増加させるための変形可能弾性膜を採用する例示的グリッパを描写する。 図14A-14Bは、固い膜を採用する例示的グリッパを描写する。 図15A-15Jは、グリッパのアクチュエータの先端に取り付けられ、標的物体を固定し、および/または設置正確度を増加させる膜を伴う例示的グリッパを描写する。 図15A-15Jは、グリッパのアクチュエータの先端に取り付けられ、標的物体を固定し、および/または設置正確度を増加させる膜を伴う例示的グリッパを描写する。 図15A-15Jは、グリッパのアクチュエータの先端に取り付けられ、標的物体を固定し、および/または設置正確度を増加させる膜を伴う例示的グリッパを描写する。 図15A-15Jは、グリッパのアクチュエータの先端に取り付けられ、標的物体を固定し、および/または設置正確度を増加させる膜を伴う例示的グリッパを描写する。 図15A-15Jは、グリッパのアクチュエータの先端に取り付けられ、標的物体を固定し、および/または設置正確度を増加させる膜を伴う例示的グリッパを描写する。 図15A-15Jは、グリッパのアクチュエータの先端に取り付けられ、標的物体を固定し、および/または設置正確度を増加させる膜を伴う例示的グリッパを描写する。 図15A-15Jは、グリッパのアクチュエータの先端に取り付けられ、標的物体を固定し、および/または設置正確度を増加させる膜を伴う例示的グリッパを描写する。 図15A-15Jは、グリッパのアクチュエータの先端に取り付けられ、標的物体を固定し、および/または設置正確度を増加させる膜を伴う例示的グリッパを描写する。 図15A-15Jは、グリッパのアクチュエータの先端に取り付けられ、標的物体を固定し、および/または設置正確度を増加させる膜を伴う例示的グリッパを描写する。 図15A-15Jは、グリッパのアクチュエータの先端に取り付けられ、標的物体を固定し、および/または設置正確度を増加させる膜を伴う例示的グリッパを描写する。 図16は、把持用フィンガ先端を有する例示的アクチュエータを含む、グリッパを描写する。
(詳細な説明)
本発明が、ここで、本発明の好ましい実施形態が示される添付の図面を参照して、さらに説明される。しかしながら、本発明は、多くの異なる形態で具現化され得、本明細書に記載の実施形態に限定されるものと解釈されるべきではない。むしろ、これらの実施形態は、本開示が徹底的かつ完全となり、本発明の範囲を当業者に完全に伝えるであろうように提供される。図面中、同一番号は、全体を通して同一要素を指す。
ここで、図面を参照するが、同様の参照番号は、全体を通して同様の要素を指すために使用される。以下の説明では、説明目的のために、多数の具体的詳細が、その完全な理解を提供するために記載される。しかしながら、新規実施形態は、これらの具体的詳細を伴わずに実践されることができる。他の事例では、周知である構造およびデバイスは、その説明を促進するために、ブロック図形態で示される。その意図は、請求される主題と一貫した全ての修正、均等物、および代替を対象にすることである。
図および付随の説明では、記号「a」、「b」、および「c」(ならびに類似記号表示)は、任意の正の整数を表す変数であることが意図される。したがって、例えば、ある実装が、a=5のための値を設定する場合、構成要素122-1から122-aとして図示される完全な構成要素122の組は、構成要素122-1、122-2、122-3、122-4、および122-5を含み得る。実施形態は、本文脈において限定されない。
(ソフトロボットグリッパに関する背景)
従来のロボットグリッパまたはアクチュエータは、高価であり、ある環境においては動作することが不可能であり得、過去において、取り扱われている物体の重量、サイズ、および形状の不確実性ならびに多様性が、自動化された解決策が機能することを妨げた。本願は、適応性があって、安価、軽量、カスタマイズ可能、かつ使用が単純である、新規ソフトロボットアクチュエータの用途を説明する。
ソフトロボットアクチュエータは、ゴム等のエラストマ材料、または、圧力下で展開し、伸び、および/もしくは、曲がるように構成されるアコーディオン状構造で配置されたプラスチックの薄壁、または、他の好適な比較的に軟質の材料から形成され得る。それらは、例えば、エラストマ材料の1つ以上のピースを所望の形状に成形することによって生成され得る。ソフトロボットアクチュエータは、アクチュエータを加圧、膨張、および/または作動させるための空気、水、または生理食塩水等の流体で充填されることができる中空内部を含み得る。作動時、アクチュエータの形状または外形は、変化する。アコーディオン状アクチュエータ(以下により詳細に説明される)の場合、作動は、アクチュエータに所定の標的形状に湾曲すること、またはまっすぐになることを行わせ得る。完全非作動形状と完全作動形状との間の1つ以上の中間標的形状が、アクチュエータを部分的に膨張させることによって達成され得る。代替として、または加えて、アクチュエータは、膨張流体をアクチュエータから除去し、それによって、アクチュエータが曲がり、捻じれ、および/または拡張する程度を変化させるために、真空を使用して作動させられ得る。
作動は、アクチュエータが、握持または押されている物体等の物体に力を及ぼすことも可能にし得る。しかしながら、従来のハードロボットアクチュエータと異なり、ソフトアクチュエータは、ソフトアクチュエータが、部分的または完全に、つかまれている物体の形状に一致し得るように作動させられるとき、適応特性を維持する。それらは、物体との衝突時、たわむこともでき、それは、アクチュエータが握持標的ではない積み重ねた山内の近隣物体または容器の側面に衝突する可能性があるので、特に、物体を積み重ねた山または容器から取り上げるときに関連し得る。さらに、加えられる力の量は、材料が容易に変形し得るので、制御様式においてより大きい表面積にわたって拡散されることができる。このように、ソフトロボットアクチュエータは、物体を損傷させずに、それらを握ることができる。
さらに、ソフトロボットアクチュエータは、従来のハードロボットアクチュエータを用いて達成することが困難であり得る、運動のタイプまたは運動の組み合わせ(曲がること、捻じれること、伸びること、および収縮することを含む)を可能にする。
アクチュエータ100は、限定量の膨張流体が周囲環境と実質的に同一圧力においてアクチュエータ100内に存在する非膨張状態にあり得る。アクチュエータ100は、所定の量の膨張流体がアクチュエータ100内に存在する完全膨張状態にありも得る(アクチュエータ100によって加えられるべき所定の最大力に対応する所定の量または膨張流体によってアクチュエータ100に加えられる所定の最大圧力)。アクチュエータ100は、全流体がアクチュエータ100から除去された完全真空状態、または一部の流体がアクチュエータ100内に存在するが、周囲圧力未満の圧力にある部分的真空状態にもあり得る。さらに、アクチュエータ100は、アクチュエータ100が、完全膨張状態にあるときに存在する所定の量未満の膨張流体であるが、ゼロを上回る(または非常に限定された)膨張流体を含む部分膨張状態にあり得る。
膨張状態では、アクチュエータ100は、図1Aに示されるように、中心軸の周囲で湾曲する傾向を呈し得る。議論を容易にするために、いくつかの方向が、本明細書に定義される。軸方向は、中心軸を通過し、中心軸の周囲において、アクチュエータ100が、図1Bに示されるように湾曲する。半径方向は、軸方向と垂直方向、すなわち、膨張させられたアクチュエータ100によって形成される部分的円形の半径方向に延びている。円周方向は、膨張させられたアクチュエータ100の円周に沿って延びている。
膨張状態では、アクチュエータ100は、アクチュエータ100の内側円周方向縁に沿って半径方向に力を及ぼし得る。例えば、アクチュエータ100の遠位先端の内側は、中心軸に向かって内向きに力を及ぼし、それは、アクチュエータ100が、物体をつかむことを可能にするために活用され得る(潜在的に、1つ以上の追加のアクチュエータ100と連動して)。ソフトロボットアクチュエータ100は、使用される材料およびアクチュエータ100の一般的構造に起因して、膨張させられたとき、比較的に順応性を留め得る。
アクチュエータ100は、比較的にソフトまたは順応性構造を可能にする、1つ以上のエラストマ材料から作製され得る。用途に応じて、エラストマ材料は、食品安全性、生体適合性、または医療安全性FDA承認材料の群から選択され得る。アクチュエータ100は、適正製造基準(「GMP」)対応設備内で製造され得る。
アクチュエータ100は、実質的に平坦な基部102を含み得る(但し、種々の修正または付属品が、アクチュエータの把持および/または曲がり能力を改良するために、基部102に追加され得る)。基部102は、標的物体をつかむ把持表面を形成し得る。
アクチュエータ100は、1つ以上のアコーディオン状延長部104を含み得る。アコーディオン状延長部104は、アクチュエータ100が、膨張させられると、曲がることまたは屈曲することを可能にし、膨張状態にあるとき、アクチュエータ100の形状を画定することに役立つ。アコーディオン状延長部104は、一連の山106および谷108を含む。アコーディオン状延長部104のサイズならびに山106および谷108の場所は、異なる形状または延長外形を得るために変動させられることができる。
図1A-1Dの例示的アクチュエータは、広くされると、「C」または卵形形状に描写されるが、当業者は、本発明がそのように限定されないことを認識するであろう。アクチュエータ100の本体の形状、またはアコーディオン状延長部104のサイズ、位置、もしくは構成を変化させることによって、異なるサイズ、形状、および構成が、達成され得る。さらに、アクチュエータ100に提供される膨張流体の量を変動させることは、開創器が、非膨張状態と膨張状態との間の1つ以上の中間サイズもしくは形状をとることを可能にする。したがって、個々のアクチュエータ100は、膨張量を変動させることによって、サイズおよび形状が拡張可能となることができ、アクチュエータは、1つのアクチュエータ100を異なるサイズ、形状、または構成を有する別のアクチュエータ100と置換することによって、サイズおよび形状がさらに拡張可能となることができる。
アクチュエータ100は、近位端112から遠位端110に延びている。近位端112は、インターフェース114に接続する。インターフェース114は、アクチュエータ100が、切開開創器の他の部品に解放可能に結合されることを可能にする。インターフェース114は、ポリエチレン、ポリプロピレン、ポリカーボネート、ポリエーテルエーテルケトン、アクリロニトリル-ブタジエン-スチレン(「ABS」)、またはアセタールホモポリマー等の医療安全性材料から作製され得る。インターフェース114は、アクチュエータ100および可撓性管類118の一方または両方に解放可能に結合され得る。インターフェース114は、アクチュエータ100に接続するためのポートを有し得る。異なるインターフェース114は、より大きいもしくはより小さいアクチュエータ、異なる数のアクチュエータ、または異なる構成におけるアクチュエータを収容するために、異なるサイズ、数、または構成のアクチュエータポートを有し得る。
アクチュエータ100は、膨張デバイス120から可撓性管類118等の流体接続を通して供給される膨張流体で膨張させられ得る。インターフェース114は、流体がアクチュエータ100に進入することを可能にするが、流体がアクチュエータから退出することを防止する(弁が開放されない限り)ための弁116を含み得るか、またはそれに取り付けられ得る。可撓性管類118は、膨張流体の供給を調整するために、膨張デバイス120の場所において膨張デバイス120におけるインフレータ弁124にも、または代替として、取り付けられ得る。
可撓性管類118は、一端においてインターフェース114に、および他端において膨張デバイス120に解放可能に接続するために、アクチュエータ接続インターフェース122も含み得る。アクチュエータ接続インターフェース122の2つの部品を分離することによって、異なる膨張デバイス120が、異なるインターフェース114および/またはアクチュエータ100に接続され得る。
膨張流体は、例えば、空気または生理食塩水であり得る。空気の場合、膨張デバイス120は、周囲空気を供給するための手動式バルブまたは蛇腹を含み得る。生理食塩水の場合、膨張デバイス120は、注入器または他の適切な流体送達システムを含み得る。代替として、または加えて、膨張デバイス120は、膨張流体を供給するためのコンプレッサまたはポンプを含み得る。
膨張デバイス120は、膨張流体を供給するための流体供給部126を含み得る。例えば、流体供給部126は、圧縮空気、液状もしくは圧縮二酸化炭素、液状もしくは圧縮窒素、もしくは生理食塩水を貯蔵するためのリザーバであり得るか、または周囲空気を可撓性管類118に供給するための通気口であり得る。
膨張デバイス120は、膨張流体を流体供給部126からアクチュエータ100に可撓性管類118を通して供給するためのポンプまたはコンプレッサ等の流体送達デバイス128をさらに含む。流体送達デバイス128は、流体をアクチュエータ100に供給するか、または流体をアクチュエータ100から引き込むことが可能であり得る。流体送達デバイス128は、電気によって動力を供給され得る。電気を供給するために、膨張デバイス120は、バッテリまたは電気コンセントへのインターフェース等の電力供給部130を含み得る。
電力供給部130は、電力を制御デバイス132にも供給し得る。制御デバイス132は、ユーザが、例えば、1つ以上の作動ボタン134(またはスイッチ等の代替デバイス)を通して、アクチュエータの膨張または収縮を制御することを可能にし得る。制御デバイス132は、流体送達デバイス128に、膨張流体をアクチュエータ100に供給させる、または膨張流体をそこから引き込ませるための制御信号を流体送達デバイス128に送信するコントローラ136を含み得る。コントローラ136は、本明細書に説明される手順を行うために、非一過性コンピュータ読み取り可能な媒体上にエンコードされた好適な論理または命令でプログラムされ得る。
(延長ロッド上に搭載されるグリッパ)
ソフトロボットグリッパは、貯蔵容器内の部品の山からの個々の部品を捕らえること等の散乱した環境および非構造化環境における物体を握ることに熟達している。多くのロボットアームは、一方、大型かつ嵩張り、その結果、エンドエフェクタが部品に接近するにつれて、容器と衝突するであろう。この問題は、延長ロッドを介して、ソフトロボットグリッパをアームに取り付けることによって緩和され得る。このロッドは、薄型であり、その結果、グリッパが容器内の物体に接近する間、その容器と衝突する可能性が少ない。
図2A-2Cは、ソフトロボットグリッパ202が倉庫内の袋または容器等の狭い空間の中に到達することを可能にするための延長ロッド208を採用するソフトロボットシステムの例を描写する。図2A-2Cにおける全てのソフトアクチュエータは、その非作動状態に描写されることに留意されたい。
図2Aは、ソフトロボットグリッパ202が取り付けられているロボットアーム206を描写する。グリッパ202は、1つ以上のソフトロボットアクチュエータ100(図2B参照)を含み得る。描写される実施形態では、2つのそのようなアクチュエータが、グリッパ202を遠位端204に接続するために好適な搭載金物類を有するロボットアームの遠位端204を通して、ロボットアーム206に取り付けられる。ロボットアーム206は、グリッパを3次元空間内の特定の場所に、および/または、特定の向きに配置するように操作され得る、1つ以上の関節を有し得る。
ロボットアーム206は、グリッパ202が広くされ得る場所の点で限定され得る。例えば、グリッパ202は、グリッパが拡張する(例えば、遠位端204と垂直方向に)最大距離を表す幅wgripperを有する。遠位端は、グリッパ幅wgripperと同一方向におけるロボットアームの遠位端の範囲を表す幅warmを有し得る。warmおよび/またはwgripperの値に応じて、グリッパ202を限定されたサイズの開口部を有するコンテナの中に挿入することが困難または不可能であり得る。
したがって、例示的実施形態によると、ロボットシステムは、ロボットアームの遠位端204からグリッパ202の近位端までの距離dが調節されることを可能にする延長ロッド208を具備し得る。延長ロッドは、グリッパの幅wgripperおよび/または基部の幅wbase未満の幅を有し得る。したがって、図2Cに示されるように、グリッパ202が、コンテナ212の中に挿入されると、延長ロッドのより小さい幅は、延長ロッド208を伴わずには不可能であるであろう角度において、グリッパ202が向け直されることを可能にする。
より具体的には、図2Cは、容器またはコンテナ212内の物体210をつかむために位置付けられる延長ロッド上のソフトロボットグリッパを描写する。延長ロッド208は、ソフトグリッパ202が、嵩張るロボットアーム206がコンテナ212と衝突せずに、狭い空間の中に到達することを可能にする。
いくつかの実施形態では、延長ロッド208は、長さが固定され得る。言い換えると、延長ロッドは、ロボットアームの遠位端204から距離dにおいてグリッパ202を維持するために恒久的に付けられ得る。代替として、延長ロッドは、後退可能/延長可能であり得る。例えば、延長ロッド208は、遠位端204の中に後退し得るか、または伸縮自在ロッドであり得る。延長ロッド208は、手動で、機械的に、空気圧式に、または油圧式に調節され得る。
延長ロッド208は、ロボットアームの遠位端204からのグリッパ202を延長ロッド208によって画定された距離dに支持するために好適な任意の材料から構築され得る。延長ロッド208は、遠位端204内の開口部または孔の中におよびそこからスライドし得る。代替として、延長ロッド208は、遠位端204の側面または他の外部部分に搭載され得る。ロボットシステムは、1つまたは複数の延長ロッド208を採用し得る。
いくつかの状況では、標的物体210は、ある角度において最も接近させられ得る(例えば、標的物体210が、他の非標的物体に包囲されるか、または別様にそれに近接近するとき)。そのような場合、ロボットシステムは、最初に、比較的に急峻な角度(例えば、グリッパ202が、コンテナ212の側面および/またはコンテナ212内の物体と衝突せずに、コンテナ212の中に挿入されることを可能にする角度;そのような角度は、例えば、実質的に90度であり得る)において、コンテナ212に接近するようにプログラムされ得る。続いて(例えば、グリッパ202が、完全または部分的に、コンテナ212内に配置された後)、ロボットアームの遠位端204は、グリッパ202をコンテナ212に対して角度付けるように、向け直され得る。向け直しの前、間、または後、延長ロッド208は、グリッパ202が遠位端204に直接取り付けられたままでコンテナ212の中に延長される場合に不可能であり得る方法で、標的物体210に接近するように延長され得る。例えば、延長ロッド208が、図2Cの実施形態に存在しない場合、グリッパは、グリッパ202および/またはロボットアーム204の遠位端の幅に起因して、標的物体210に直接接近不可能であろうことが分かる。グリッパ202および/またはロボットアーム204の遠位端は、コンテナ212の上側壁によって遮断されるであろう。例えば、ロボットアームの遠位端が、物体に接近可能である場合でも、ロボットアームの遠位端の幅は、物体がシステムの一部が容器壁に衝打せずに握られ得る角度を限定し得る。いくつかの状況では、例えば、近隣物体との衝突を回避するために、または物体上の最良握持点を利用するために、特定の側から、または特定の角度において標的物体をつかむことが望ましくあり得る。グリッパを向け直し、および/または延長ロッド208を延長することによって、この問題は、回避され得る。ロボットアーム206を制御するように構成されるコントローラは、そのような命令を実行するための非一過性コンピュータ読み取り可能な媒体上に記憶される好適な論理でプログラムされ得る。
いくつかの実施形態では、延長ロッドは、必ずしも、基部から直接外向き方向に延びている必要はない。例えば、いくつかの用途では、容器等の散乱した環境内に位置する、可変サイズの物体を捕らえることが可能であることが望ましい。
可変サイズの物体を捕らえる1つのアプローチは、ソフトアクチュエータ間の距離を再構成可能なグリッパを設計することである(回転もしくは線形モータ、ソレノイド、従来のハード空気圧または油圧アクチュエータ、もしくは手動調節のいずれかを用いて)。物体を容器(または他の散乱した環境)から取り上げる場合、グリッパが、エンドエフェクタと容器との間の衝突の機会を最小化するために、その断面を低減可能であるという追加の要件が存在する。
例えば、図3A-3Dは、調節可能ヒンジ付きグリッパを描写する。グリッパは、1つ以上のアクチュエータ100-1、100-2を含み得、各々は、インターフェースまたはアクチュエータ基部302-1、302-2に付けられる。アクチュエータ基部302-1、302-2は、それぞれ、第1のヒンジ機構304-1、304-2を含むか、またはそれに取り付けられ得、第1のヒンジ機構304-1、304-2は、それぞれ、基部302-1、302-2を第1および第2の延長ロッド306-1、306-2に回転可能に接続する。延長ロッド306-1、306-2は、延長ロッド306-1、306-2をグリッパハブ310に回転可能に接続する第2のヒンジ機構308-1、308-2を含み得るか、またはそれに取り付けられ得る。
ヒンジ機構304-1、304-2、308-1、308-2は、手動で、機械的に、空気圧式に、または油圧式に調節され、アクチュエータ(idactuators)間の内部距離を修正し得る。例えば、モータまたは空気圧もしくは油圧回転式アクチュエータは、相対的距離を調節する目的のために、ヒンジ内に位置し得る。同一機構は、ヒンジ304-1、304-2、308-1、308-2を駆動し、アクチュエータ100-1、100-2の角度を調節するために使用され得る。ヒンジをハブ基部310およびアクチュエータ基部302-1、302-2の両方上に設置することは、相対的アクチュエータ距離が、相対的アクチュエータ角度から独立して調節されることを可能にする。
延長ロッド306-1、306-2のサイズおよび/またはヒンジ304-1、304-2、308-1、308-2の最小および最大回転量は、つかまれるべき標的物体のサイズの範囲に基づくidactuatorsのための値の範囲を可能にするように選択され得る。したがって、グリッパは、収縮状態(図3A)と拡張状態(図3B)との間で移動させられ得る。
故に、グリッパは、アクチュエータ100-1、100-2が作動させられると、異なってサイズを決定された標的物体が握られることを可能にするために、サイズを調節することができる(図3C)。代替として、または加えて、収縮させられたグリッパは、コンテナの中への挿入のために、比較的に狭い開口部の中に、またはある角度において移動させられ、次いで、標的物体をつかむために、広くされ得る。例えば、そのような構成は、グリッパが、孔等の比較的に小開口部を伴うプレートまたは他の障害物の中に挿入されることを可能にするであろう。この状況では、アクチュエータ間の距離は、ヒンジ機構を使用してアクチュエータを互いに向かって引き寄せることによって、最小化され得る。そして、グリッパは、開口部を通して嵌るために十分に小さい幅を有し得る。開口部の他側では、グリッパのアクチュエータが、物体をつかむための好適な位置にあるように延長され得る。
図3A-3Cは、アクチュエータあたり単一ヒンジ付きセグメント(例えば、ヒンジ304-1、308-1間の延長ロッド306-1によって画定されたヒンジ付きセグメント)を描写するが、アクチュエータあたり複数のヒンジ付きセグメントが、採用され得る。これは、例えば、アクチュエータ位置、角度、距離等のより微細な制御を可能にし得る。
図4A-4Dに描写されるさらなるヒンジ付き実施形態では、アクチュエータハブは、ヒンジの組によって、一緒に接続され得る。この例では、第1のアクチュエータ100-1は、第1のアクチュエータハブ402-1に付けられ、第2のアクチュエータ100-2は、第2のアクチュエータハブ402-2に付けられている。各アクチュエータハブは、1つ以上の第1のヒンジ(この場合、ヒンジ406-1、406-2、406-3、406-4)に取り付けられ得、それらは、1つ以上の延長ロッド408-1、408-2、408-3、408-4を介して、1つ以上の第2のヒンジ404-1、404-2に取り付けられ得る。図4Aおよび4Bは、それぞれ、グリッパが収縮状態にある間のそのような実施形態を側面および上部から描写する。図4Cおよび4Dは、それぞれ、グリッパが延長状態にあるときの本実施形態を側面および上部から描写する。
前の例におけるように、ヒンジは、任意の好適な手段によって制御され得、システムの種々のパラメータ(延長ロッド長さ、ヒンジ最小角度、ヒンジ最大角度、アクチュエータハブサイズ等)が、idactuatorsのための値の所望の範囲を提供するように設定され得る。
図5A-5Bに描写されるさらに別の実施形態では、延長ロッドは、グリッパシステムのそれぞれの側面間の相対的角度を変化させるために、回転式アクチュエータに付けられ得る。図5Aに示されるように、2つ以上の対向アクチュエータ100-1、100-2、100-3、100-4は、それぞれ、アクチュエータハブ502-1、502-2に取り付けられる。ハブ502-1、502-2は、延長ロッド504-1、504-2に取り付けられ、それら自体は、回転式アクチュエータ506に付けられる。
回転式アクチュエータ506は、機械、空気圧、油圧等であり得る。延長ロッド504-1、504-2の一方または両方は、idactuatorsとそれぞれのアクチュエータ間の角度との一方または両方を操作するために、回転式アクチュエータ506を介して操作可能であり得る。いくつかの実施形態では、延長ロッドのうちの1つ504-1は、静的であるか、または固定され得、他の延長ロッド504-2は、図5Bに示されるように、非固定アクチュエータ100-1、100-2を固定アクチュエータ100-3、100-4と近接するよう移動させるように、回転式アクチュエータ506を介して操作可能であり得る。
いくつかの実施形態では、延長ロッドは、グリッパのアクチュエータ間の距離を修正するために、一緒になるように、または離れるように駆動されることが可能なレールもしくは他の類似デバイスの形態であり得る。図6A-7Bは、アクチュエータ/ハブシステムによって占有される空間量を限定しながら、隣接するアクチュエータ間の距離が変動させられることを可能にする種々の実施形態を描写する。閉鎖構成にあるとき、レールまたは他の類似硬質ハブ構成要素を含み得るこれらの実施形態の構成要素は、あったとしても、システムからわずかな程度のみ延び、それは、システムがコンパクトのままであることを可能にする。展開されると、アクチュエータは、グリッパが比較的により大きい標的物体をつかむことを可能にするために十分な程度まで離れるように駆動され得る。
図6A-6Bは、2つ以上のアクチュエータ(この場合、4つのアクチュエータが、100-1、100-2、100-3、100-4として標識される)が、1つ以上のグリッパハブ602-1、602-2に搭載される実施形態を描写する。グリッパハブ602-1、602-2の各々は、1つ以上の歯車付きレール604-1、604-2に搭載され、モータ606によって中心場所において接続される。
レール604-1、604-2は、モータ606の対応する歯車と噛合する、歯車付き機構を含み得る。モータ606が、1つの方向に駆動されると、歯車の運動は、歯車付きレールを離れるように移動させ、ハブ602-1、602-2を互いから離れるように押し得る(図6A)。モータ606が、異なる方向に駆動されると、歯車の運動は、歯車付きレール604-1、604-2を一緒により近づくように移動させ、ハブ602-1、602-2を一緒に引っ張り得る(図6B)。
図7A-7Bは、動作時、図6A-6Bのモータベースのシステムに類似する空気圧システムを描写する。システムでは、アクチュエータは、ハブ702-1、702-2に搭載され、ハブ702-1、702-2は、ガイドレール704-1、704-2に取り付けられる。空気圧線形アクチュエータ706等の空気圧システムは、ハブがガイドレール704-1、704-2に沿って誘導されるにつれてハブ702-1、702-2を離れるように駆動するために、空気等の空気圧流体を受け取るように動作可能であり(図7A)、または、ハブがガイドレール704-1、704-2に沿って誘導されるにつれてハブ702-1、702-2を一緒になるように駆動するために、流体を排出するように動作可能である(図7B)。空気圧流体供給管708は、空気圧流体を空気圧線形アクチュエータ706にまたはそこから送達し得る。異なる弁システムが、空気圧システムの運動を制御するために使用されることができることに留意されたい。
空気圧システムの代替として、またはそれに加え、グリッパは、油圧流体を介して、油圧式に調節可能であり得る。
(可撓性パッドまたはパドルを伴うグリッパ)
次に、標的物体804を対向する可撓性および/または隆起付きパッドもしくはパドル802(へらまたは受動的にコンプライアントなパッドもしくはパドル等)に対して押し付けるために、1つ以上のソフトアクチュエータ100を使用するグリッパまたは類似ツールが、図8A-8Bを参照して説明される。
物体804に対するソフトアクチュエータ100の動作は、物体804が、パッドまたはパドル802にしっかりと保持されることを可能にする。この構成は、側面、上部、または底部においてつかまれた場合にそれら自身の重量を支持することができない非常に脆弱な物体804が、パッドまたはパドル802を物体804の真下にスライドさせ、そして対向するアクチュエータ100でそれを固定することによって、持ち上げられることを可能にする。さらに、この構成は、物体の側面または上部がくっつきやすいとき、または脆弱であるとき(物体の底部以外の全ての側面において容易に亀裂が入るチョコレートコーティングの場合等)、有用である。このアプローチは、平坦表面(例えば、台)上の薄型物体、狭い空間内の細い物体の操作のためにも、または、単にコスト有効性のためにも採用され得る。
パドル802およびアクチュエータ100は、ハブ806に付けられ得、ハブ806は、膨張流体をアクチュエータに供給するか、またはそこから引き出すためのインターフェースも含み得る。ハブ806は、ロボットアームに取り付けられ得る。ハブ806は、つかまれるべき標的物体804のサイズまたは形状に対応する選択された幅whubを有し得る。例えば、標的物体の幅に応じて、ハブ幅whubは、アクチュエータ100が作動させられると、所定の標的力範囲内の力で物体をつかむために、パドル802およびアクチュエータ100が適切に間隔を置かれるように選択され得る。
動作時、パドル802は、対向アクチュエータ100が取り除かれ、後退させられている間(例えば、真空状態において、図8A参照)、脆弱なアイテム(例えば、焼かれた食品および菓子、農産物、スポンジ状材料、固くない肉製品等)の真下にスライドされる。アクチュエータ100を後退状態に展開することは、アクチュエータ100が、パドル802が標的物体804下にスライドされる間、妨げにならない所に移動させられることを可能にする。
アクチュエータ100は、次いで、部分的または完全に膨張させられ、アクチュエータ100を物体804と支持接触させ得る(図8B)。グリッパが、アイテムを完全に支持し、物体804が、パドル802に対して固定されると、物体804は、次いで、比較的に高速で移動させられ、および/または、向け直され得る。
グリッパが他の構成において配置され得ることに留意されたい。例えば、焼かれた商品が、アイシングで被覆される場合、焼かれた商品を上部から握ることが望ましくないこともある。故に、パドルは、焼かれた商品下にスライドされ得る一方、1つ以上のアクチュエータは、焼かれた商品を側面からつかむ。別の例では、パドルは、ハンバーガーまたは他のサンドイッチ下にスライドされ、その重量を支持し得、1つ以上のアクチュエータは、側面から適用され、サンドイッチが、加速または減速の間、パドルから滑り落ちることを防止し得る。
さらに、可撓性パッドまたはパドルの代替として、またはそれに加え、グリッパは、物体を箱、皿状物、または他の形態のレセプタクルの中に向かわせ得る。例えば、ロボットツールは、物体をエンクロージャの中に掃く1つ以上のソフトロボットアクチュエータとともに、ちり取り状エンクロージャを含み得る。
(吸引および/または蛇腹補助グリッパ)
図9A-9Dは、吸引カップ902を採用するグリッパの例を描写する。
吸引カップグリッパが、物体を密に詰まった環境から除去することに熟達し得る多くのシナリオが存在する。吸引カップ902は、改良された握持能力を提供し、1つ以上のアクチュエータ100によって保持される標的物体をより良好に固定する役割を果たし得る。
いくつかの事例では、吸引カップ902が獲得する握力が、グリッパがロボットによって向け直され、または急速に加速もしくは減速されるとき、物体を保持するために十分に強くないこともある。これらの事例では、最初に、吸引カップを使用して、物体を密に詰まった環境から除去し、次いで、グリッパが向け直され、または急速に加速もしくは減速されるとき、物体を固定するであろうソフトアクチュエータ100を用いて、物体をさらに握ること、ならびに抱くように持つことが有用であり得る。
吸引カップ902およびアクチュエータ100-1、100-2は、グリッパハブ904に搭載され得る。いくつかの実施形態では、吸引カップ902の遠位端は、アクチュエータ100-1、100-2の遠位端を越えて延び得る。故に、グリッパが、つかまれるべき標的物体の上に降下されるとき(図9B)、吸引カップ902は、標的物体と最初の接触を為す。
随意に、グリッパハブ904は、吸引カップ902に係合する(吸引カップ902を、図9Cに示されるように、グリッパハブ904に向かって引き出す)ために、真空を吸引カップ902に適用可能であり得る。より具体的には、吸引カップ902の端部における開口部が遮断される限り(例えば、握持標的によって)、カップ902に加えられる吸引は、カップ902の1つ以上のアコーディオン状襞を折り畳ませる効果を有する。
標的物体が、環境内の他の物体から取り除かれるように引っ張られると、アクチュエータ100-1、100-2は、標的物体をつかみ、さらに固定するために、作動させられ得る(図9D)。
いくつかの実施形態では、吸引カップ902は、後退可能ロッドに取り付けられ得る。これらの場合、吸引カップ902は、ロッドの作用によって、握持標的に向かって延長され得る。吸引カップ902は、握持標的とシールし得、その時点で、ロッドは、グリッパハブ904に向かって後退させられ、したがって、握持標的をグリッパハブ904に取り付けられるアクチュエータ100-1、100-2に向かって戻るように引き寄せ得る。アクチュエータ100-1、100-2は、次いで、握持標的を保持し、抱くように持つために、作動させられ得る。
いくつかの実施形態では、吸引カップ902は、真空の適用時、長さを実質的に変化させない。これらの場合、アクチュエータ100-1、100-2は、物体に接触し、最初の握持を獲得する吸引カップの能力を妨げないように、逆に曲げられ得る。物体が、吸引カップ902によってつかまれ、その散乱した環境から離れるように引っ張られた後、ソフトアクチュエータ100-1、100-2内の真空は、ソフトアクチュエータ100-1、100-2が握力を握持標的に加えることを可能にするために、正圧によって置換され得る。
この構成の例は、図10A-10Cに描写される。アクチュエータ100-1、100-2の逆曲げを図示することに加え、この構成は、操作のために物体を準備するために使用される吸引カップ902を示す。例えば、吸引カップ902は、内容物が運動中の握持においてシフトまたはスリップする可能性(例えば、袋地、包装、布、またはメッシュが、アイテムが周囲ソフトアクチュエータによってつかまれる前に、吸引を介して緊張されるように引っ張られること)を低減させることによって、ソフトアクチュエータ100-1、100-2を用いた握持の確実さを改良するために、部分的に物体の重量を支持すること、ソフトアクチュエータ100-1、100-2によるアイテムの握持を補助する様式で物体を位置付けること、または、(描写される例における)アイテムを包囲するゆるい材料を固定することを行うために使用され得る。
例えば、図10Aは、握持標的物体が接近させられるように周囲ソフトアクチュエータ100-1、100-2が後退させられている間に吸引カップ902が起動されるグリッパを描写する。図10Bは、吸引カップが袋地または包装材料を緊張するように引っ張られた状態におけるグリッパを描写する。随意に、吸引カップは、さらに、または代替として部分的に、握持標的物体の重量を支持し得る。図10Cは、周囲ソフトアクチュエータ100-1、100-2が、起動され、握持標的物体に固定する状態におけるグリッパを描写する。緩んだバッグ詰めまたは包まれたアイテムの高速操作が、ここで、袋地または包装材料に対してスリップするリスク、または封入されたアイテムのシフトのリスクが低減させられた状態で行われ得る。
他のシステムが、吸引カップの代わりに、またはそれに加え、使用され得る。例えば、図11A-11Cは、コンプライアントな要素(この例では、コンプライアントなパッド1104およびグリッパハブ1106に取り付けられる蛇腹1102)を伴う、ソフトグリッパを描写する。
蛇腹システム1102は、解放時、つかまれた物体がグリッパによって性格に位置付けられることを可能にすることにおいて有用であり得る。そのような制御が有用であり得る一例は、クッキー生地ボールをクッキングシート上に置くことを伴う。この例では、クッキー生地は、比較的にくっつきやすくあり得、その結果、ボールは、フィンガが生地ボールを解放するとき、その他よりグリッパのフィンガのうちの1つにくっつく傾向にある。これらの場合、生地ボールは、最もくっついたフィンガの方向に引っ張られる傾向にあり、したがって、所望の設置位置から中心をずれてクッキングシート上に着地する。これは、調理中、問題をもたらす。なぜなら、クッキー生地ボールがその近隣に近い場合、焼成プロセス中にその近隣と融合し、1つの大きく誤って成形されたクッキーを形成することもあるからである。
いくつかの用途では、設置正確度は、握持から解放された後に物体を配置する位置決め特徴を環境内で使用することによって改良され得る。しかしながら、それは、平坦シート上で調理される必要があるので、クッキーに対して不可能である(平坦シート上で調理されなければ、環境の構造が、最終調理製品の形状の中に埋め込まれるであろう)。代替として、より多くの間隔を焼成シート上の生地ボール間に追加することによって、設置における不正確性を補償し得る。しかしながら、それは、クッキングシート面積あたりより少数の生地ボールに起因して、ベーカリーにとってより低いスループットを含む、減少された効率に起因して、容認不可能な解決策であり得る。したがって、微細な設置制御が、この用途では、特に重要であり得る。
図11Aは、コンプライアントなパッド1104を伴う蛇腹1102を描写する。パッド1104材料は、相互作用される物体に基づいて選定され得るか、またはいくつかの実施形態では、パッド1104は、アコーディオン状蛇腹1102に有利となるように完全に排除され得る。描写される実施形態では、蛇腹1102は、最初に、中立位置および中立長さに提供される。
図11Bでは、グリッパは、物体をつかんでいる。最初に、ハブ1106が、下向きに移動させられ、蛇腹1102がつかまれる物体(パッド1104によって伝達される)とグリッパハブ1106との間に及ぼされる力によって圧縮されることをもたらす。アクチュエータ100-1、100-2は、次いで、物体をしっかりとつかむために、作動させられ得る。
図11Cでは、グリッパは、アクチュエータ100-1、100-2の作動を解除することによって、物体を解放する。蛇腹1102は、蓄えられた力によって、中立位置に向かって、かつそれを過ぎて押し戻され、したがって、物体を正確に位置付けることに役立つ。
握持および位置付けのために、いくつかの方法が、使用され得る。例えば、蛇腹1102は、補助的力を供給せずに(例えば、真空または正圧を蛇腹1102に印加せずに)、使用され得る。そのような実施形態では、標的物体は、コンプライアントな構造の復元力によって標的場所に設置され得る。別の実施形態では、蛇腹1102は、物体を定位置に保持するために、真空とともに採用され得る。この場合、真空は、物体のより良好な握持を提供することを補助し得る。さらに別の実施形態では、蛇腹は、正圧と共に使用され得る(例えば、物体を解放するため)。この場合、追加の力は、物体の解放時に発生させられ、物体がより正確に設置されることを可能にし得る。なおもさらに、コンプライアントなパッド1104は、駆動機構(例えば、モータ、空気圧システム、油圧システム等)によって駆動されるロッドに取り付けられ得る。握持標的が、解放されようとするとき、アクチュエータは、後退させられ得(例えば、真空または負圧を加えることによって)、ロッドは、延長され、標的物体をグリッパから離れるように押し得る。ロッドは、アクチュエータが後退させられるのと同時に、または直前に、延長され得る。この場合、アクチュエータの開放運動のタイミングに対してロッドの延長運動を駆動するタイミングは、所与の用途のための所望の遅延を提供するように調整され得る。ハードウェアコントローラは、アクチュエータの開放およびロッドの駆動を適切なタイミングで制御し、標的物体を解放するための好適な論理でプログラムされ得る。
これらの技法は、一緒に採用され得る(例えば、真空を使用して、把持を改良し、追加される正圧で解放力を補完する)。
解放時の物体位置付けは、図12に示されるように、ばね1202等の他のコンプライアントな要素を介して達成されることもできる。そのような要素のための動作の理論は、図11A-11Cに描写されるものに類似する。
図11A-12に描写されるように、コンプライアントな構造を使用する概念は、複数のコンプライアントな構造を、直列または並列もしくは任意の好適な組み合わせにおいて使用し、所望のコンプライアンス/剛性値を達成することによって、達成されることができる。
ある場合、ソフトグリッパは、アクチュエータの長さより大きいサイズの物体をつかむ必要があり得る。そのような用途のために、変形可能膜1302が、図13A-13Cに示されるように、採用され得る。変形可能膜1302は、グリッパハブ1304の一部であり得るか、またはアクチュエータ100-1、100-2の少なくとも一部とアクチュエータハブ1304との間に位置する別個の部品であり得る。膜1302が弾性的である場合、握持中、大きい物体を収容するように変形するだけではなく、解放中、それが物体に対して戻るように及ぼす復元力によって(解放中)、それを位置付けることにも役立つ。
さらに、生地ボールのようなコンプライアントな握持標的の場合、膜1302は、変形させられた膜1302によって、握持標的に加えられている力に起因して、つかまれている物体を成形するために使用され得る。
図13Aは、初期長さにおける膜1302を有するグリッパを描写する。この中立位置では、膜1302は、水平に留まり、それ自身の重量下でたるまないために、ある程度の張力下にあり得る(膜1302は、用途の要件に応じて、事前に張力がかけられことも、そうでないこともある)。
図13Bは、作動状態におけるアクチュエータ100-1、100-2を用いて物体を保持するグリッパを描写する。膜1302は、伸び(物体によって及ぼされる力によって)、つかまれた物体の形状を収容する。
図13Cでは、グリッパは、物体を解放する。膜1302は、その初期形状を取り戻す。膜1302は、弾性的であるので、つかまれた物体を押しやることによって、それが蓄えた力を返し、したがって、物体を位置付けることに役立つ。
大きい物体の握持は、図14A-14Bに示されるように、非弾性膜を使用することによって達成されることもできる。本実施形態では、膜1402は、布地または織物等の材料から作製され得る。動作の理論は、弾性膜のそれに類似するが、非弾性である膜1402は、伸びて物体を収容することができない。代わりに、膜1402は、ハブ1404の他側に反転し、物体のための空間を提供し得る。さらに、そのような膜1402は、解放中、全く力を提供しないか、または最小の力を提供し、物体を位置付けることに役立ち得る。
それにもかかわらず、膜は、依然として、物体を包囲し、摩擦を発生させ得るので、把持を補助し得る。膜は、物体が布地に強く押し付けられた場合、力を物体に加えることもできる。
例えば、図14Aは、その自然位置(本実施形態では、膜1402は、それ自身の重量下でたるむ)における膜1402を伴うグリッパを描写する。アクチュエータ100-1、100-2は、非作動状態である。図14Bは、物体を保持するグリッパを描写する。アクチュエータ100-1、100-2は、作動させられる一方、膜1402は、ハブ1404の反対側にめくり上がり、つかまれた物体の形状を収容する。
図15A-15Cは、前の例におけるように、可撓性または拡張可能膜を組み込む、グリッパを描写する。しかしながら、これらの実施形態では、膜1502は、2つ以上のソフトアクチュエータ100-1、100-2の接触表面に接続する。膜1502は、標的物体の解放を補助し、除去可能/再設置可能接触表面を標的物体に対して提供し、および/または、標的物体をより完全に包囲するように構成され得る。そのような機能性は、例えば、膜1502が(例えば)ある体積を完全に包囲するように適切にサイズを決定される場合、緩く詰められたアイテムまたはより小さいアイテムの集合をつかむために有用であり得る。膜1502は、生地ボール等のコンプライアントな握持標的を成形するために使用され得る。さらに、膜1502は、包囲アクチュエータの解放時、再現可能かつ制御された方法において、緊張するように引っ張られ、含まれる物体を効果的に排出するように設計され得る。なおもさらに、膜1502は、未加工チキンドラム肉等の非常に滑らかな変形可能な物体を握るために有用である。
膜1502は、容易に清掃または交換され、物体の染みを防止し、食品アイテムのための衛生的接触表面を維持し得る接触表面を提供するために取り外し可能であり得る。
図15Aは、そのような膜1502を採用するグリッパが、中立状態において展開され、標的握持物体に接近する準備ができている例を描写する。図15Bは、内側膜1502と接続を共有する包囲アクチュエータ100-1、100-2が、起動され、膜1502に標的握持物体を完全に包囲させている状態における同じ例示的グリッパを描写する。図15Cは、包囲アクチュエータ100-1、100-2が後退させられ、したがって、膜1502に標的握持物体を包囲することから完全緊張状態に遷移させている同一例示的グリッパ実装を描写する。これは、下向き力を標的握持物体に対してもたらし、それが握持から制御可能に排出されることを可能にする。
例示的実施形態はさらに、図15D-15Jに描写される。例えば、図15Dは、膜1502を有する4アクチュエータシステム(そのうち2つのアクチュエータ100-1および100-2が、側面図において可視である)を描写する。図15Dにおけるアクチュエータは、中立非作動位置に描写される。図15Eは、正に膨張させられ、作動させられた構成におけるアクチュエータを伴う同一システムを描写する一方、図15Fは、真空が加えられる(負の膨張)ときの同一システムを描写する。
図15Gは、標的物体(この例では、チキン等の滑りやすく不規則形状の標的物体)をつかむ4アクチュエータシステムを描写する。図15Hは、拡大図における膜1502を描写する一方、図15Iは、標的物体に接近するシステムを示し、図15Jは、標的物体と初期接触し、それをつかみ始めているシステムを描写する。
(延長先端を伴うグリッパ)
図16は、アクチュエータの外部部分に沿って位置するグリッパ先端1602の形態における握持表面とともに設計されるアクチュエータ100を描写する。グリッパ先端1602は、グリッパが、密に詰められた環境内において、近隣物体と衝突せずに、物体を取り上げるように操縦することを可能にする。
ある場合、ロボットアームおよび/またはグリッパの幅は、必ずしも、散乱した環境内または制約された環境内で標的物体をつかむことにおいて限定要因ではないこともある。例えば、内向きに向けられた表面上に把持表面を有するアクチュエータ100自体が、いくつかの用途のために大きすぎる断面を有し得る。故に、アクチュエータ100の断面が握られるべき物体の断面の外側に延びている範囲が、先端1602を使用して、低減または最小化され得る。
先端1602は、エラストマ、完全剛体(例えば、プラスチックから作製される)、またはコンプライアントな表面を伴う剛体(例えば、オーバーモールドされた硬質プラスチック部品をそのコアに伴うエラストマである、グリッパ先端を有する)であり得る。先端1602は、標的物体をつかむように構成される先端1602のエリア内の摩擦および/または握力を増加させるために、内部把持表面上にテクスチャ加工され得る。
グリッパ先端1602は、アクチュエータ100の遠位端から延び得、把持表面内部(すなわち、アコーディオン状延長部104の外側先端の方向における)をアクチュエータの基部102に提供し得る。
グリッパ先端1602をアクチュエータの外側表面に向かって位置付けることによって、つかむために必要とされる断面積の外側に位置するアクチュエータ断面の量は、最小化され得る。故に、グリッパおよび/またはアクチュエータは、図16に示される例におけるように、狭い空間の中に、または密に詰まった物体間に操縦され得る。
(専門用語に関する一般的注意点)
いくつかの実施形態は、その派生語とともに、表現「一実施形態」または「ある実施形態」を使用して説明され得る。これらの用語は、実施形態と関連して説明される特定の特徴、構造、または特性が、少なくとも一実施形態に含まれることを意味する。明細書内の種々の場所における語句「一実施形態では」の表出は、必ずしも、全て同一実施形態を参照するわけではない。さらに、別様に注記されない限り、上記に説明される特徴は、任意の組み合わせにおいてともに使用可能であると認識される。したがって、別個に議論される任意の特徴は、特徴が互いに非適合であることが述べられない限り、互いに組み合わせて採用され得る。
本明細書で使用される表記および専門用語を全般的に参照して、本明細書における詳細な説明は、コンピュータまたはコンピュータのネットワーク上で実行されるプログラムプロシージャの観点から提示され得る。これらのプロシージャ記述および表現は、その研究の内容を他の当業者に最も効果的に伝達するために当業者によって使用される。
プロシージャは、ここでは、概して、所望の結果につながる動作の首尾一貫したシーケンスであると考えられる。これらの動作は、物理的数量の物理的操作を要求するものである。通常、必ずしもではないが、これらの数量は、貯蔵される、転送される、組み合わせられる、比較される、および別様に操作されることが可能な電気、磁気、または光学信号の形態をとる。時として、主に、一般的使用の理由から、これらの信号をビット、値、要素、記号、文字、用語、数字、または同等物で参照することが便宜的であることが証明されている。しかしながら、これらおよび類似用語の全てが、適切な物理的数量と関連付けられるべきではなく、単に、それらの数量に適用される便宜的標識であることに留意されたい。
さらに、行われる操作は、多くの場合、一般にヒトオペレータによって行われる知能的動作と関連付けられる、追加または比較等の用語で参照される。ヒトオペレータのそのような能力は、必要ではなく、または大部分の場合、1つ以上の実施形態の一部を形成する、本明細書に説明される動作のいずれかでは、望ましくない。むしろ、動作は、機械動作である。種々の実施形態の動作を行うための有用な機械は、汎用デジタルコンピュータまたは類似デバイスを含む。
いくつかの実施形態は、その派生語とともに、表現「結合される」および「接続される」を使用して説明され得る。これらの用語は、必ずしも、互いに同意語として意図されない。例えば、いくつかの実施形態は、2つ以上の要素が互いに直接物理的または電気的に接触することを示すために、用語「接続される」および/または「結合される」を使用して説明され得る。しかしながら、用語「結合される」はまた、2つ以上の要素が互いに直接接触しないが、依然として互いに協働またはと相互作用することを意味し得る。
種々の実施形態はまた、これらの動作を行うための装置またはシステムに関する。本装置は、要求される目的のために特別に構築され得るか、またはコンピュータ内に記憶されるコンピュータプログラムによって選択的に起動または再構成されるような汎用コンピュータを備え得る。本明細書に提示されるプロシージャは、本質的に、特定のコンピュータまたは他の装置に関連しない。種々の汎用機械が、本明細書の教示に従って書き込まれるプログラムと共に使用され得るか、または要求される方法ステップを行うために、より特殊な装置を構築することが便宜的であることが証明され得る。種々のこれらの機械のために要求される構造は、所与の説明から明白であろう。
要約は、読者が技術的開示の本質を迅速に確認することを可能にするために提供されることを強調されたい。請求項の範囲または意味を解釈もしくは限定するために使用されないであろうという理解を伴って思量されたい。加えて、前述の詳細な説明では、種々の特徴は、本開示を簡潔にする目的のために、単一実施形態においてともに群化されることが分かる。本開示の方法は、請求される実施形態が各請求項に明示的に列挙されるより多くの特徴を要求することの意図として解釈されるべきではない。むしろ、以下の請求項が反映するように、本発明の主題は、単一の開示される実施形態の全てに満たない特徴にある。したがって、以下の請求項は、本明細書では詳細な説明の中に組み込まれ、各請求項は、それ自体が別個の実施形態を表す。添付の請求項では、用語「~を含む」および「in
which」の各々は、それぞれの用語「~を備えている」および「wherein」の平易な英語均等物として使用される。さらに、用語「第1」、「第2」、「第3」等は、単に、標識として使用され、数値要件をその物体に課すことを意図するものではない。
上記に説明されたものは、開示されるアーキテクチャの例を含む。当然ながら、構成要素および/または方法論の全ての想定可能な組み合わせを説明することは不可能であるが、当業者は、多くのさらなる組み合わせおよび順列が可能であることを認識し得る。故に、新規アーキテクチャは、添付の請求項の精神および範囲内にある、全てのそのような改変、修正、および変形例を包含することが意図される。

Claims (1)

  1. 明細書に記載された発明。
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