JP2021031907A - 自動車用ドアのストライカ - Google Patents

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Abstract

【課題】自動車用ドアを閉扉した状態において、走行時の静音性及び耐久性を高めた自動車用ドアのストライカを提供すること。【解決手段】車体Bの乗降口1の下部に設けられるストライカ20は、車体Bに固定される金属製のベース21に互いに離間して立設され、乗降口1を閉扉可能なドア3の下部に設けられるドアラッチ装置10に係合可能な第1係合部22及びドアラッチ装置10に隣接される離脱防止部15に係合可能な第2係合部23と、ベース21の車内側に立設され、第1係合部22及び第2係合部23に対向する前後一対の係合片21a、21aと、係合片21a、21aの間に立設する補強片21bと、係合片21a及び補強片21bによってベース21に取り付けられる弾性体25とを有し、弾性体25は、ドア3閉扉時にドア3のインナーパネル30に当接する突部254を有し、突部254は、補強片21bによって支持される。【選択図】 図8

Description

本発明は、自動車用ドアのドアラッチ装置と係合してドアを閉扉状態に保持するための自動車用ドアのストライカに関する。
特許文献1に記載された自動車用ドアの連結構造は、センターピラーレスの乗降口を、観音開きに開閉可能なフロントドア及びリアドアを閉扉状態に保持可能としている。
また、特許文献1に記載のドアの連結構造は、車体のドア枠下部に設けられるループ状のストライカ(以下、ロアストライカという)と、ドア下部に設けられ、ロアストライカに係合するドアラッチ装置とを備える。さらに、このドアの連結構造は、車両への側突時に、ドアが車内側に侵入することを抑制するために、ドア下部に設けられたJ字状のメールフックと、車体ドア枠の下部に設けられ、メールフックと係合するフィメールフックとを備える。
しかしながら、特許文献1に記載のドアの連結構造は、側突時におけるドア下部の車体に対する変位態様に応じて、ロアストライカとドアラッチ装置との係合箇所に荷重が集中して破損したり、メールフックが変形してしまう虞があった。
そこで、この課題を解決するために、本出願人の先願(特願2018−151979)に係る自動車のドアラッチ装置300は、図9に示すように、ドア枠下部に設けられるロアベース110に、下向きコ字型のループ120及び上端部にフランジ130aを形成したピン130を、前後方向に所定距離を離間するように設けたロアストライカ100に係合可能となっている。ドアラッチ装置300は、ドア下部に設けられるベース310に、ループ120に係合可能なラッチ320とピン130が侵入可能なピン進入溝330aを有する係合部材330とを設けている。
この構成によれば、ドアが閉扉状態において、ループ120にラッチ320が係合し、さらに、ピン進入溝330aにピン130が進入するため、側突時におけるロアストライカ100とドアラッチ装置300との係合箇所の耐荷重性を高め、ドアの車内側への進入を防止することができる。
特許第4557174号
しかしながら、先願に係る自動車のドアラッチ装置において、ピン130が進入するピン進入溝330aには、ピン130に係合する部材は設けられていない。したがって、ドアが閉扉状態においては、ピン130はピン進入溝330aに進入しているだけであるため、この状態で走行すると、振動に伴い、ピン130とピン進入溝330aとの接触による異音(以下、ガタ音という)が発生するだけでなく、接触部分が破損する虞があり、耐久性が懸念される。
本発明は上記課題を鑑み、自動車用ドアを閉扉した状態において、走行時のガタ音の防止及び耐久性を高めた自動車用ドアのストライカを提供することを目的とする。
(1)本発明の第1の態様によれば、車体の乗降口の下部に設けられ、前記乗降口を閉扉可能なドアの下部に設けられるドアラッチ装置及び当該ドアラッチ装置に隣接される離脱防止部に係合可能なストライカであって、前記ストライカは、車体に固定される金属製のベースと、前記ベースに互いに離間して立設され、前記ドアラッチ装置に係合可能な第1係合部及び前記離脱防止部に係合可能な第2係合部と、前記ベースの車内側に立設され、前記第1係合部及び第2係合部に対向する前後一対の係合片と、前記係合片の間に立設する補強片と、前記係合片及び前記補強片によって前記ベースに取り付けられる弾性体とを有し、前記弾性体は、前記ドア閉扉時に前記ドアのインナーパネルに当接する突部を有し、前記突部は、前記補強片によって支持される。
上述の構成によれば、ドア閉扉時に、ストライカのベースに取り付けた弾性体の突部がドアパネルに押し付けられることにより、ストライカのドアラッチとの係合時のガタツキを防止し、走行時のガタ音を抑制し、耐久性を高めることができる。
(2)本発明の第2の態様によれば、第1の態様において、前記弾性体は、車外側に、前記第1係合部及び前記第2係合部に向かって前記弾性体と各係合部との隙間を埋めるように突出する第1突出部及び第2突出部を設ける。
上述の構成によれば、乗員が乗り降りする際に、ズボンやスカート等の衣服の裾を第1係合部及び第2係合部に引っ掛けることを防止することができる。
本発明によれば、自動車用ドアを閉扉した状態において、走行時の静音性及び耐久性を高めることができる。
本発明が適用される車両の側面図である。 本発明のロアストライカとドア保持機構との係合状態を示す平面図である。 同じくロアストライカの斜視図である。 同じくロアストライカの側面図である。 図2における∨−∨線端面図である。 本発明のロアストライカとドア保持機構との係合状態(ドア閉扉状態)における、ロアストライカとドアパネルとの位置関係を示す斜視図である。 図6における∨II−∨II線端面図である。 図6における∨III−∨III線端面図である。 先願に係るロアストライカとドア保持機構との係合状態を示す斜視図である。
以下、図1〜図8を参照し、発明の実施形態を通じて本発明を詳説するが、以下の実施形態は特許請求の範囲に係る発明を限定するものではない。
なお、以下の説明において、方向については、各図に示す方向に基づいて説明する。
図1に示すように、車両Cは、車体Bの側面にセンターピラーレスの乗降口1を有し、この乗降口1には、観音開きするフロントドア2及びリアドア3が設けられる。
フロントドア2は、その前端に設けられた上下方向のドアヒンジ(図示省略)により、車体Bに枢支され、前端を中心にして開閉動作可能となっている。また、フロントドア2は、内部後端に設けられたミドルドアラッチ4が、リアドア3が閉扉状態において、リアドア3の前端面にボルト止めされたミドルストライカ5に係合することにより閉扉状態が保持される。
リアドア3は、その後端に設けられた上下方向のドアヒンジ(図示省略)により、車体Bに枢支され、後端を中心にして開閉動作可能となっている。また、リアドア3は、前上部に設けられたアッパドアラッチ6が、車体Bの乗降口1の上縁にボルト止めされたアッパストライカ7に係合するとともに、車内側のインナーパネル30の前下部に設けられロアドアラッチ装置10を含むドア保持機構8が、車体Bの乗降口1の下縁1aにボルト止めされたロアストライカ20に係合することにより閉扉状態が保持される。
(ドア保持機構8)
図2に示すように、ドア保持機構8は、インナーパネル30の下部壁面に固定され、金属製の板材からなるベース9と、ベース9上に固定され、ロアストライカ20に係合するロアドアラッチ装置10及び離脱防止部15とを備える。
ベース9は、略全周囲が斜め上向きに折曲げられた補強部9aと、車内側にロアストライカ20のループ22が進入可能な第1切欠き部9b及びピン23が進入可能な第2切欠き部9cとを有する。ロアストライカ20のループ22及びピン23を含む構成については後述する。
ロアドアラッチ装置10は、ベース9の前側に固定され、金属製の板材からなるベースプレート11と、ベースプレート11に上下方向の回転軸12aによって枢支され、ロアストライカ20のループ22が係合可能なラッチ12と、ラッチ12の回転位置を検出するセンサ13と、ベースプレート11に上下方向の回転軸14aによって枢支され、ラッチ12に係合可能なラチェット14とを設ける。
ベースプレート11は、ロアストライカ20のループ22が進入可能なループ進入溝11aを有する。このループ進入溝11aは、ベース9の第1切欠き部9bと重なり合って、互いの車外側の開口位置が一致するようにベースプレート11に設けられている。
ラッチ12は、ロアストライカ20のループ22が係合可能な係合溝12bと、係合溝12bの開口端側にラチェット14の先端が係合可能な被係合部12cとを有する。また、ラッチ12は、係合溝12bの開口位置とベースプレート11のループ進入溝11aの開口位置とが互いに重なるアンラッチ位置と、互いに直行するラッチ位置との間で回転可能となっている。
ラチェット14は、ラッチ位置にあるラッチ12の被係合部12cと係合する図2に示すラッチ位置と、図2における反時計方向に回転して、ラッチ12の被係合部12cから離脱するアンロック位置との間で回転可能となっている。ラチェット14は、ばね等の付勢部材(図示略)によってアンロック位置からロック位置に向かって付勢される。
離脱防止部15は、略三角形状をなす金属製の板材からなり、ベース9の後側に固定される。また、離脱防止部15は、略全周囲に斜め上向きに折曲げられた補強部15aと、ロアストライカ20のピン23が進入可能なピン進入溝15bとを有する。このピン進入溝15bは、離脱防止部15において、ベース9の第2切欠き部9cと重なり合って、互いの車外側の開口位置が一致するように設けられている。なお、離脱防止部15は、ピン進入溝15bに進入したピン23を固定するための係合部材等を有さない。
(ロアストライカ20)
図2〜5に示すように、ロアストライカ20は、車体Bの乗降口1の下縁1aにボルト(図示略)によって固定され、金属製の板材からなるロアベース21と、ロアベース21上面に両端部が固定され、金属製の棒材からなる下向きコ字型のループ(第1係合部)22と、ロアベース21の上面に直立する金属製の棒材であって、上端部が拡径するフランジ部23aを有するピン(第2係合部)23と、ゴム等の弾性体で形成され、ロアベース21に取付けられる弾性ストッパ25とを備える。
本実施形態では、リアドア3が閉扉状態となると、図2に示すように、ロアストライカ20のループ22が、ロアドアラッチ装置10のラッチ12と係合することにより、リアドア3の開扉方向の移動が規制される。また、ピン23が離脱防止部15のピン進入溝15bに進入することにより、離脱防止部15のピン進入溝15bの幅よりも大径のフランジ部23aによって、例えば車両側突時において、リアドア3の上方への変位が規制される。
図5、6等に示すように、ロアストライカ20のロアベース21は、弾性ストッパ25を装着するため、車内側の前側、中央部(若干後ろ側)及び後側の一部がそれぞれ上方へ折曲される、前後の係合片21a、21aと中央の補強片21bとを有する。前後の係合片21a、21aは、その上端部前後方向を向く係合鈎部21c、21cを設け、中央の補強片21bは、前後の係合片21a、21aよりも前後方向に幅広となっている。
(弾性ストッパ25)
弾性ストッパ25は、ロアベース21の2つの係合片21a、21a、及び補強片21bが差込まれることによりロアベース21に固定される基部250と、基部250の車外側の面に形成され、車外側に突出する突部254と、車内側に凹入する凹部255と、ループ22及びピン23に向かって突出する第1突出片(第1突出部)256及び第2突出片(第2突出部)257とを有する。
基部250には、その前後に、ロアベース21の前後の係合片21a、21aが嵌入され、上下に貫通する貫通孔251、251が形成される。また、基部250において、貫通孔251、251の間には、底面が開口し、ロアベース21の中央の補強片21bが若干の遊びをもって嵌入され、上部が非貫通の支持穴(支持孔)252が形成される。図5に示すように、貫通孔251内には上部が前後方向に幅広に形成されることによって下方から進入する係合片21aの係合鈎部21cが係合可能な段差部253が設けられている。
弾性ストッパ25は、ロアベース21の前後の係合片21a、21aによって、ロアベース21に取付けられ、中央の補強片21bによって、リアドア3の閉扉時にインナーパネル30に当接する突部254をインナーパネル30側に押さえつけるようになっている。突部254の幅は、当接範囲を十分にカバーできるように設定されている。
図4に示すように、弾性ストッパ25における第1突出片256は、ループ22の高さと略等しいか、または僅かに高く形成される。また、第1突出片256は、ループ22との対向面がループ22における第1突出片256との対向面の補形をなすとともに、対向面同士が互いに近接するように車外側に突出している。
図4に示すように、弾性ストッパ25における第2突出片257は、ピン23の高さと略等しいか、または僅かに高く形成される。また、第2突出片257は、ピン23との対向面がピン23における第2突出片257との対向面の補形をなすとともに、各対向面同士が互いに近接するように車外側に突出している。
すなわち、第1突出片256及びループ22と、第2突出片257及びピン23とは、それぞれの上下方向の全域において、略等間隔でかつ僅かな距離しか離間しておらず、また、第1突出片256の上面及びループ22の上面と、第2突出片257の上面及びピン23(フランジ部23a)の上面とは、それぞれ略一続きとなっており、段差が形成されず、略平らとなっている。
これにより、乗員が乗降口1から乗降する際、ズボンやスカート等の衣服の裾をロアストライカ20のループ22やピン23に引っ掛けることを防止することができる。
(リアドア3の閉扉時の弾性ストッパ25の作用)
図6〜図8を参照して、リアドア3の閉扉時における、ロアストライカ20、特に弾性ストッパ25の作用について説明する。
図6、8に示すように、リアドア3が閉扉状態となると、弾性ストッパ25の突部254がリアドア3のインナーパネル30におけるコーナー部301を含む下部に当接する。
ここで、インナーパネル30は、図6に示すように、その下部に、弾性ストッパ25の前側の第1突出片256に対向し、車内側に突出する突出部31と、突出部31に設けられ、リアドア3の閉扉時においてループ22及び第1突出片256が通過可能な第1開口部32と、弾性ストッパ25の後側の第2突出片257に対向し、車外側に凹入する凹入部33と、凹入部33に設けられ、リアドア3の閉扉時において、ピン23及び第2突出片257が通過可能な第2開口部34とが設けられている。また、インナーパネル30は、車内側に配置される第1パネル30aと、車外側に配置され第1パネル30aを補強する補強パネル30bとを有する(図7等参照)。
図7に示すように、弾性ストッパ25は、リアドア3の閉扉状態において、凹部255によって、インナーパネル30の突出部31に接触しないようになっている。
一方、図8に示すように、弾性ストッパ25は、リアドア3の閉扉状態において、突部254がインナーパネル30の凹入部33に弾性変形する程度当接する。すなわち、リアドア3の閉扉状態において、弾性ストッパ25の突部254は、その車外側の表面が、インナーパネル30の凹入部33の表面よりも、車外側に数ミリ(例えば3mm)程度入り込んだ位置となるように構成されている。
なお、リアドア3が半ドア状態において、弾性ストッパ25の突部254は、その車外側の表面が、インナーパネル30の凹入部33の表面よりも、車外側にわずかに(例えば0.5mm程度)入りこんだ位置となるように構成されており、突部254がインナーパネル30の凹入部33に多少弾性変形するように当接する。
さらに、弾性ストッパ25の突部254は、幅広の補強片21bにより、インナーパネル30との当接時の外力に対して所定(インナーパネル30が破損しない程度)の反力を持って支持される。
このように、弾性ストッパ25をロアストライカ20に設けることにより、リアドア3が閉扉状態において、ロアストライカ20が、弾性ストッパ25を介してインナーパネル30に押し付けられることによって固定され、ガタ音の発生原因であるピン23と離脱防止部15のピン進入溝15bの接触を防止することができ、当該接触による部材の破損等を防止することができ、部材の耐久性の向上を図ることができる。
B 車体 C 車両
1 乗降口 2 フロントドア
3 リアドア 4 ミドルドアラッチ
5 ミドルストライカ 6 アッパドアラッチ
7 アッパストライカ 8 ドア保持機構
9 ベース 9a 補強部
9b 第1切欠き部 9c 第2切欠き部
10 ロアドアラッチ装置 11 ベースプレート
11a ループ進入溝 12 ラッチ
12a 回転軸 12b 係合溝
12c 被係合部 13 センサ
14 ラチェット 14a 回転軸
15 離脱防止部 15a 補強部
15b ピン進入溝 20 ロアストライカ
21 ロアベース 21a 係合片
21b 補強片 21c 係合鈎部
22 ループ 23 ピン
23a フランジ部 25 弾性ストッパ
30 インナーパネル 301 コーナー部
31 突出部 32 第1開口部
33 凹入部 34 第2開口部
250 基部 251 貫通孔
252 支持穴 253 段差部
254 突部 255 凹部
256 第1突出片 257 第2突出片

Claims (2)

  1. 車体の乗降口の下部に設けられ、前記乗降口を閉扉可能なドアの下部に設けられるドアラッチ装置及び当該ドアラッチ装置に隣接される離脱防止部に係合可能なストライカであって、
    前記ストライカは、
    車体に固定される金属製のベースと、
    前記ベースに互いに離間して立設され、前記ドアラッチ装置に係合可能な第1係合部及び前記離脱防止部に係合可能な第2係合部と、
    前記ベースの車内側に立設され、前記第1係合部及び第2係合部に対向する前後一対の係合片と、
    前記係合片の間に立設する補強片と、
    前記係合片及び前記補強片によって前記ベースに取り付けられる弾性体とを有し、
    前記弾性体は、前記ドア閉扉時に前記ドアのインナーパネルに当接する突部を有し、
    前記突部は、前記補強片によって支持されることを特徴とする自動車用ドアのストライカ。
  2. 前記弾性体は、車外側に、前記第1係合部及び前記第2係合部に向かって前記弾性体と各係合部との隙間を埋めるように突出する第1突出部及び第2突出部を設けることを特徴とする請求項1に記載の自動車用ドアのストライカ。
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