JP2004148877A - センターピラーレス車両の側面衝突荷重調整構造 - Google Patents

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Abstract

【課題】側面衝突時に、側方からの荷重をサブラッチ装置及びロック装置に確実に分散させて伝達して、サブラッチ装置及びロック装置の破断耐荷重を低減させるようにしたセンターピラーレス車両の側面衝突荷重調整構造を提供する。
【解決手段】側面のドア開口部に対して開閉可能に支持されたドア21が、閉鎖状態にて、下端部にてサブラッチ装置23及びロック装置24によりロッカー11に結合されているセンターピラーレス車両において、ドア21の下端部に、閉鎖状態にて、同時にサブラッチ装置23及びロック装置24に当接する補強部材25が取り付けられるように、センターピラーレス車両の側面衝突荷重調整構造を構成する。
【選択図】 図2

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、例えば助手席側の乗降性向上のための、所謂センターピラーレス車両における側面衝突時に、ドアとロッカーとの間のサブラッチ装置及びロック装置の結合部に作用する側面からの荷重を調整する側面衝突荷重調整構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、センターピラーレス車両は、例えば図7に示すように構成されている。図7において、センターピラーレス車両1のボディシェルは、特にそのキャビンに関して、底部両側縁に沿って前後方向に延びる左右一対のロッカー2と、各ロッカー2の前端付近から上方へ立ち上がる、所謂フロントピラー3と、各ロッカー2の後端と連結されたホイールハウス4と、ホイールハウス4の上部から上方へ立ち上がる、所謂リアピラー5と、フロントピラー3の上端からリアピラー5に向かって延びるルーフサイドレール6と、右側のロッカー2の中央付近から上方に向かってルーフサイドレール6の中央付近まで延びるセンターピラー7と、を含んでいる。
【0003】
そして、ボディシェルの左側にて、フロントピラー3とリアピラー5との間に画成されるドア開口部に、図示の場合、フロントピラー3に揺動可能に支持されたフロントドア8と、リアピラー5に揺動可能に支持されたリアドア9とが開閉可能に支持されている。
【0004】
ここで、ドア閉鎖状態において、例えばフロントドア8は、図8及び図9に示すように、その下端部がボディシェルの下端を構成するロッカー2に備えられたサブラッチ装置2a及びロック装置2bと結合することにより、ボディシェルに固定保持される。なお、サブラッチ装置2a及びロック装置2bは、それぞれフロントドア8とロッカー2とを連結するためのラッチ手段を備え、例えば、ロック装置2bは、図9(C)に示すように、ロッカー2の上面に立設したストライカ2b1と、フロントドア8の下部に設けられ、ストライカ2b1と係合するラッチ2b2と、により構成されている。また、サブラッチ装置2aは、例えば後述の図11に示すように、ロッカー2の上面に立設した受け部2a1と、フロントドア8の下部に設けられ、受け部2a1に係合する突片2a2と、により構成されている。なお、図11においては、ラッチ2b2,突片2a2は、ストライカ2b1,受け部2a1に係合した状態が示されている。
【0005】
このようなセンターピラーレス車両1においては、側面衝突時に、図10に示す荷重Xが車両側面からフロントドア8に作用すると、フロントドア8はそれぞれサブラッチ装置2a及びロック装置2bに対してそれぞれ独立的に、荷重X1,X2を伝達することになる。
【0006】
ここで、従来、車両衝突時における車室内へのドアの侵入を防止するために、ドアから下方に突出可能な係合部材を備え、この係合部材を側面衝突時にドア変形により下方に突出させて、ドア開口部の周面に係合させる構成が知られている(特許文献1参照)。
また、側面衝突時に車室内へのドアの侵入を防止するために、ドア閉鎖状態にてドアに設けられたフックに車体側に取り付けられたキャッチャを係合させて、側面衝突時にキャッチャを支持する部材の変形により衝撃を吸収するようにした構成が知られている(特許文献2参照)。
【0007】
【特許文献1】
特開平9−272387号公報(第2−4頁,図1)
【特許文献2】
特開2001−277854号公報(第2−4頁,図1)
【0008】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、上記各サブラッチ装置2a及びロック装置2bは、それぞれ固有の単品強度に基づいて破断耐荷重が決められて設計されており、側面衝突時における側面からの荷重Xが、サブラッチ装置2a及びロック装置2bに対して適宜に分散してバランスよく荷重X1,X2として伝達される場合には、サブラッチ装置2a及びロック装置2bの破断耐荷重を大きく設定する必要はないが、側面衝突時の状況によっては、サブラッチ装置2aまたはロック装置2bの何れか一方に、比較的大きな荷重X2が伝達されることがある。
【0009】
例えば、ロック装置2bのロッカー2への取付位置がサブラッチ装置2aのロッカー2への取付位置よりも車両後側にあるので、換言すると、ロック装置2bが、フロントドア8のフロントピラー3との取付位置からサブラッチ装置21の取付位置よりも遠い位置に配置されるので、図11に示すように、側面衝突などにおける荷重がサブラッチ装置2aに比べてロック装置2bに大きく掛かる場合がある。これに対応するために、サブラッチ装置2a及びロック装置2bの破断耐荷重を比較的大きく設定しておく必要がある。
【0010】
しかしながら、破断耐荷重を大きく設定すると、サブラッチ装置2a及びロック装置2bの製造コストが高くなると共に、生産技術上、大きな破断耐荷重を備えたサブラッチ装置2a及びロック装置2bの製造が困難な場合もある。
【0011】
本発明は、以上の点にかんがみ、側面衝突時に、側方からの荷重をサブラッチ装置及びロック装置に確実に分散させて伝達して、サブラッチ装置及びロック装置の破断耐荷重を低減させるようにした、センターピラーレス車両の側面衝突荷重調整構造を提供することを目的としている。
【0012】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、本発明のセンターピラーレス車両の側面衝突荷重調整構造は、ボディシェルの底部両側縁を構成する一対のロッカーと、各ロッカーの前端から上方へ立ち上がるフロントピラーと、左右両側にてフロントピラーからそれぞれ後方に向かって延びる一対のルーフサイドレールと、左右何れか一方にて、ロッカーの中央付近から上方に向かって延びてルーフサイドレールの中央付近に連結されるセンターピラーと、各ロッカーの後端からホイルハウスを介して上方へ立ち上がってルーフサイドレールに連結されるリアピラーと、を含んでおり、センターピラーを備えない側面のドア開口部に開閉可能に支持されたドアが、閉鎖状態にて、下端部にてサブラッチ装置及びロック装置によりロッカーに結合されるようにしたセンターピラーレス車両において、上記ドアの下端部に、閉鎖状態にて、サブラッチ装置及びロック装置に当接する補強部材が取り付けられていることを特徴とするものである。
【0013】
上記補強部材は厚板から構成され、好ましくは、側面衝突時にドアから当該補強部材を介してサブラッチ装置及びロック装置に加えられる荷重をサブラッチ装置及びロック装置の個々の単品強度に安全率を掛けた値を越えないように、設計されている。
また、好ましくは、上記補強部材が略椀状に形成され、その底面周囲に立設する壁が、側面衝突時のドアから伝達される荷重を前記ロッカーと前記サブラッチ装置と前記ロック装置とに分散する大きさに応じて、前記ロッカーとの当接面を大きくして形成されている。
【0014】
このようにして、本発明によれば、側面衝突時に側方からの荷重が補強部材を介してドア開口部側のサブラッチ装置及びロック装置に対して伝達され、その際側方からの荷重が補強部材により適宜に分散してサブラッチ装置及びロック装置に伝達されることになるので、サブラッチ装置及びロック装置の何れか一方への荷重が著しく高くなってしまうようなことはない。
【0015】
【発明の実施の形態】
以下、図面に示した実施形態に基づいて本発明を詳細に説明する。
図1乃至図6は、本発明による側方衝突荷重調整構造を適用したセンターピラーレス車両10の一実施形態の構成例を示している。
【0016】
図1において、センターピラーレス車両10は、右側にのみセンターピラーを有するボディシェルを備えており、底部両側縁に沿って前後方向に延びる左右一対のロッカー11と、各ロッカー11の前端付近から上方へ立ち上がるフロントピラー12と、各ロッカー11の後端と連結されたホイールハウス13と、ホイールハウス13の上部から上方へ立ち上がる一対のリアピラー14と、フロントピラー12の上端からリアピラー14に向かって延びるルーフサイドレール15と、右側のロッカー11の中央付近から上方に向かってルーフサイドレール15の中央付近まで延びるセンターピラー16と、を含んでいる。
【0017】
そして、ボディシェルの左側にて、フロントピラー12とリアピラー14との間に画成されるドア開口部20に、図示の場合、フロントピラー12に前端が揺動可能に支持されたフロントドア21と、リアピラー14に後端が揺動可能に支持されたリアドア22とが開閉可能に支持されている。
【0018】
ここで、例えばフロントドア21は、図2及び図3に示すように、その下端部に取り付けられているラッチ2b2,突片2a2(図11参照)がボディシェルの下端を構成するロッカー11に取り付けられているストライカ2b1,受け部2a1(図11参照)に対して結合することにより、ボディシェルに固定保持されている。このように、ドア閉状態においてフロントドア21とロッカー11とがサブラッチ装置23及びロック装置24により結合することで、障害物が側面から衝突した場合に、障害物の側方からの車室内への侵入を抑制するようになっている。
【0019】
以上の構成は、図7に示した従来のセンターピラーレス車両1と同様の構成であるが、本発明によるセンターピラーレス車両10においては、以下の点で異なる構成になっている。
即ち、本センターピラーレス車両10には、フロントドア21の下端部に図2及び図3に示す補強部材25が取り付けられている。
【0020】
この補強部材25は、厚板をプレス加工等により折り曲げて、図4に示すように、略椀状に形成される。
そして、補強部材25は、フロントドア21の下端の形状に適合するように、上方が開放して形成されており、下方からフロントドア21に装着され、ボルト締結等によりフロントドア21に固定保持されるようになっている。
【0021】
なお、補強部材25は、側壁部251〜254及び底部255により構成され、これらにより画成される領域Sを有する。又、図3(B)に示すように、補強部材25は、広い面積を有する側壁部252がロッカー11と当接する車室内側に配置されて、フロントドア21の下端に取り付けられる。
【0022】
さらに、補強部材25は穴25a,25bを備えており、穴25bは、補強部材25がフロントドア21の下端に装着された状態において、フロントドア21がセンターピラーレス車両10のドア開口部20に対して閉鎖されたときに、ロッカー11に取り付けられたロック装置24のストライカ2b1が嵌入するように、底部255に設定されている。なお、穴25aは、サブラッチ装置23の突片2a2(図11参照)を取り付けるための固定ネジ(図示省略)を挿通させるために、底部255に設定されている。
【0023】
なお、これらの穴25a,25bが設定される底部255は図4に示すように段差状に形成され、さらに穴25bは、穴25aに比べて低い位置に設けられている。
【0024】
また、これらの穴25a,25bは、フロントドア21がセンターピラーレス車両10のドア開口部20に対して閉鎖された状態において、サブラッチ装置23及びロック装置24と部分的に当接するようになっている。
【0025】
このように、補強部材25がサブラッチ装置23及びロック装置24と当接することで、後述するように、側面衝突などによる荷重がフロントドア21から補強部材25を介してサブラッチ装置23及びロック装置24に伝達するようになっている。
【0026】
ここで、補強部材25は、フロントドア21からの衝撃力をロッカー11,サブラッチ装置23及びロック装置24に分散し、その分散した力がサブラッチ装置23及びロック装置24の単品強度に安全率を掛けた値を越えないように設計されている。
【0027】
なお、ロック装置24のロッカー11への取付位置がサブラッチ装置23のロッカー11への取付位置よりも車両後側にあるので、換言すると、ロック装置24が、フロントドア21のフロントピラー12との取付位置からサブラッチ装置23の取付位置よりも遠い位置に配置されるので、図11に示したように、側面衝突などにおける荷重がサブラッチ装置23に比べてロック装置24に大きく掛かる場合がある。
【0028】
これに対応するために、補強部材25が側面衝突などによりフロントドア21からロッカー11に伝達する荷重をロック装置24及びサブラッチ装置23にそれぞれ最適な大きさに分散し且つ調整し、どちらかに極端に高い負荷が掛からないように形成されるのが望ましい。
【0029】
このために、補強部材25は、図2及び図4に示すように、ロック装置24への荷重伝達領域βがサブラッチ装置23への荷重伝達領域αに比べて広く設定されて、碗状に形成されいる。これにより、補強部材25がフロントドア21の下端に装着された状態においては、荷重伝達領域βのフロントドア21との接触面積Sは荷重伝達領域αのフロントドア21との接触面積S(<S)よりも大きくなる。
【0030】
上述の如く構成された、本発明による側方衝突荷重調整構造を適用したセンターピラーレス車両10の作用について説明する。
フロントドア21をフロントピラー12に対して揺動させてドアを閉じると、ロッカー21に取り付けられているロック装置24のストライカ2b1が補強部材25の穴25b内に嵌入して補強部材25内に配設されるラッチ2b2に係合すると共に、穴25に取り付けたサブラッチ装置23の突片2a2(図1参照)がロッカー11に取り付けた受け部2a1(図11参照)に係合することにより、フロントドア21とロッカー11とが結合する。
【0031】
フロントドア21が閉じた状態において、図5に示すように、側面衝突等によりフロントドア21に車室内方向の荷重Xが作用すると、この荷重Xは、補強部材25を介して、ロッカー11,サブラッチ装置23及びロック装置24に分散する。そして、荷重X1,X2がサブラッチ装置23及びロック装置24に伝達される。
【0032】
この分散時に、補強部材25の荷重伝達領域βのフロントドア21との接触面積Sが荷重伝達領域αのフロントドア21との接触面積S(<S)よりも大きいので、ロック装置24側に入力される荷重が広い接触面により緩和されて、その多くが補強部材25からロッカー11に伝達することで、荷重X2は荷重X1と同じ大きさ程度の小さい力に調整される。
【0033】
このように、本発明実施形態による側方衝突荷重調整構造を適用したセンターピラーレス車両10によれば、フロントドア21の下端部に、補強部材25が取り付けられているので、障害物が側面に衝突してきたとき、側面衝突時などに、当該障害物による側方からフロントドア21に加えられる荷重を、サブラッチ装置23及びロック装置24で受けると共に、ロッカー11でも受ける。その際、荷重が補強部材25により適宜に調整・分散されて、ドア開口部20そしてロッカー11側に備えられたサブラッチ装置23及びロック装置24にそれぞれ伝達されることになる。
【0034】
この際に、ロック装置24には、サブラッチ装置23に分散された荷重X1と同じ大きさの、且つロック装置24の破断耐荷重内の大きさの、荷重X2が補強部材25により分散されて、入力される。
【0035】
このように、障害物による側方からフロントドア21に加えられる荷重が補強部材25により最適な大きさに調整・分散されるので、従来のようにサブラッチ装置23及びロック装置24の何れか一方への入力が著しく高くなることを想定して破断耐荷重を決定してサブラッチ装置23及びロック装置24を構成する場合に比べて、サブラッチ装置23及びロック装置24の強度を低減させて構成することが可能である。よって、サブラッチ装置23及びロック装置24の設計の自由度が大きくなる。また、このように条件が緩和されたことで、これらの製造コストを低減できる。
【0036】
本発明は、発明の趣旨を逸脱しない範囲おいて様々な形態で実施できる。例えば、上述した実施形態においては、補強部材25がセンターピラーレス車両10のフロントドア21に取り付けられる場合について説明したが、これに限らず、補強部材をリアドアに取り付けることにより、側面衝突時にリアドアとロッカーとの結合部に作用する側方からの荷重を補強部材により調整・分散して、分散した荷重を結合部を構成するサブラッチ装置及びロック装置にそれぞれ伝達するようにしてもよい。
【0037】
また、上述した実施形態においては、左側センターピラーのないセンターピラーレス車両10について説明したが、これに限らず、右側センターピラーレス車両についても、本発明を適用し得ることは明らかである。
【0038】
【発明の効果】
以上述べたように、本発明によれば、ドアの下端部にサブラッチ装置及びロック装置に当接する補強部材が取り付けられているので、側面衝突時などにおける側方からの荷重をサブラッチ装置及びロック装置に対してそれぞれ最適な荷重に調整し且つ分散するので、サブラッチ装置及びロック装置の破断耐荷重を低減することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を適用したセンターピラーレス車両の一実施の形態のボディシェルを示す斜視図である。
【図2】図1のセンターピラーレス車両におけるフロントドア下端部付近を示す部分拡大側面図である。
【図3】図2のフロントドア下端部付近を示し、(A)はA−A線断面図、(B)はB−B線断面図である。
【図4】図1のセンターピラーレス車両における補強部材の拡大斜視図である。
【図5】図2のフロントドア下端部における部分拡大平面図である。
【図6】図2のフロントドア下端部における側面衝突時のサブラッチ装置及びロック装置に伝達される荷重を示す概略斜視図である。
【図7】従来のセンターピラーレス車両のボディシェル構成例を示す斜視図である。
【図8】図7のセンターピラーレス車両におけるフロントドアを示す側面図である。
【図9】図8のフロントドア下端部付近を示すもので、(A)は部分拡大側面図、(B)はA−A線断面図、(C)はB−B線断面図である。
【図10】図8のフロントドア下端部付近を示す部分拡大平面図である。
【図11】図7のセンターピラーレス車両における側面衝突時のサブラッチ装置及びロック装置に伝達される荷重を示す概略斜視図である。
【符号の説明】
10 センターピラーレス車両
11 ロッカー
12 フロントピラー
13 ホイールハウス
14 リアピラー
15 ルーフサイドレール
16 センターピラー
20 ドア開口部
21 フロントドア
22 リアドア
23 サブラッチ装置
24 ロック装置
25 補強部材
251〜254 補強部材の側壁部
255 補強部材の底部
25a,25b 穴部(当接部)

Claims (4)

  1. ボディシェルの底部両側縁を構成する一対のロッカーと、各ロッカーの前端から上方へ立ち上がるフロントピラーと、左右両側にてフロントピラーからそれぞれ後方に向かって延びる一対のルーフサイドレールと、左右何れか一方にて、ロッカーの中央付近から上方に向かって延びてルーフサイドレールの中央付近に連結されるセンターピラーと、各ロッカーの後端からホイルハウスを介して上方へ立ち上がってルーフサイドレールに連結されるリアピラーと、を含んでおり、センターピラーを備えない側面のドア開口部に開閉可能に支持されたドアが、閉鎖状態にて、下端部にてサブラッチ装置及びロック装置によりロッカーに結合されるようにしたセンターピラーレス車両において、
    上記ドアの下端部に、閉鎖状態にて、サブラッチ装置及びロック装置に当接する補強部材が取り付けられていることを特徴とする、センターピラーレス車両の側面衝突荷重調整構造。
  2. 前記補強部材が、厚板から構成されていることを特徴とする、請求項1に記載のセンターピラーレス車両の側面衝突荷重調整構造。
  3. 前記補強部材が、側面衝突時にドアから当該補強部材を介してサブラッチ装置及びロック装置に加えられる荷重をサブラッチ装置及びロック装置の個々の単品強度に安全率を掛けた値を越えないように設計されていることを特徴とする、請求項1または2に記載のセンターピラーレス車両の側面衝突荷重調整構造。
  4. 前記補強部材が略椀状に形成され、その底面周囲に立設する壁が、側面衝突時のドアから伝達される荷重を前記ロッカーと前記サブラッチ装置と前記ロック装置とに分散する大きさに応じて、前記ロッカーとの当接面を大きくして形成されていることを特徴とする、請求項3に記載のセンターピラーレス車両の側面衝突荷重調整構造。
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