JP2020533309A - アミド及びニトリル化合物並びにその生成及び使用方法 - Google Patents
アミド及びニトリル化合物並びにその生成及び使用方法 Download PDFInfo
- Publication number
- JP2020533309A JP2020533309A JP2020513756A JP2020513756A JP2020533309A JP 2020533309 A JP2020533309 A JP 2020533309A JP 2020513756 A JP2020513756 A JP 2020513756A JP 2020513756 A JP2020513756 A JP 2020513756A JP 2020533309 A JP2020533309 A JP 2020533309A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- formula
- compound
- ammonia
- reactor
- alkyl
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
- 0 *[C@](C=CC(N)=C)O Chemical compound *[C@](C=CC(N)=C)O 0.000 description 5
Images
Classifications
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C07—ORGANIC CHEMISTRY
- C07C—ACYCLIC OR CARBOCYCLIC COMPOUNDS
- C07C231/00—Preparation of carboxylic acid amides
- C07C231/02—Preparation of carboxylic acid amides from carboxylic acids or from esters, anhydrides, or halides thereof by reaction with ammonia or amines
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C07—ORGANIC CHEMISTRY
- C07C—ACYCLIC OR CARBOCYCLIC COMPOUNDS
- C07C231/00—Preparation of carboxylic acid amides
- C07C231/12—Preparation of carboxylic acid amides by reactions not involving the formation of carboxamide groups
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C07—ORGANIC CHEMISTRY
- C07C—ACYCLIC OR CARBOCYCLIC COMPOUNDS
- C07C235/00—Carboxylic acid amides, the carbon skeleton of the acid part being further substituted by oxygen atoms
- C07C235/02—Carboxylic acid amides, the carbon skeleton of the acid part being further substituted by oxygen atoms having carbon atoms of carboxamide groups bound to acyclic carbon atoms and singly-bound oxygen atoms bound to the same carbon skeleton
- C07C235/04—Carboxylic acid amides, the carbon skeleton of the acid part being further substituted by oxygen atoms having carbon atoms of carboxamide groups bound to acyclic carbon atoms and singly-bound oxygen atoms bound to the same carbon skeleton the carbon skeleton being acyclic and saturated
- C07C235/06—Carboxylic acid amides, the carbon skeleton of the acid part being further substituted by oxygen atoms having carbon atoms of carboxamide groups bound to acyclic carbon atoms and singly-bound oxygen atoms bound to the same carbon skeleton the carbon skeleton being acyclic and saturated having the nitrogen atoms of the carboxamide groups bound to hydrogen atoms or to acyclic carbon atoms
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C07—ORGANIC CHEMISTRY
- C07C—ACYCLIC OR CARBOCYCLIC COMPOUNDS
- C07C253/00—Preparation of carboxylic acid nitriles
- C07C253/20—Preparation of carboxylic acid nitriles by dehydration of carboxylic acid amides
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C07—ORGANIC CHEMISTRY
- C07C—ACYCLIC OR CARBOCYCLIC COMPOUNDS
- C07C255/00—Carboxylic acid nitriles
- C07C255/01—Carboxylic acid nitriles having cyano groups bound to acyclic carbon atoms
- C07C255/06—Carboxylic acid nitriles having cyano groups bound to acyclic carbon atoms of an acyclic and unsaturated carbon skeleton
- C07C255/07—Mononitriles
- C07C255/08—Acrylonitrile; Methacrylonitrile
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C07—ORGANIC CHEMISTRY
- C07D—HETEROCYCLIC COMPOUNDS
- C07D305/00—Heterocyclic compounds containing four-membered rings having one oxygen atom as the only ring hetero atoms
- C07D305/02—Heterocyclic compounds containing four-membered rings having one oxygen atom as the only ring hetero atoms not condensed with other rings
- C07D305/10—Heterocyclic compounds containing four-membered rings having one oxygen atom as the only ring hetero atoms not condensed with other rings having one or more double bonds between ring members or between ring members and non-ring members
- C07D305/12—Beta-lactones
Abstract
Description
本出願は、2017年9月9日に出願された米国仮特許出願第62/556,355号、及び2018年6月27日に出願された米国仮特許出願第62/690,783号の優先権を主張し、これらはそれぞれ参照により全体が本明細書に組み込まれる。
この方法は、
式(2)のアミド化合物を脱水剤と組み合わせて、式(3−I)のニトリル化合物及び/若しくは式(3)のアミド化合物、又はそれらの異性体を生成するステップを含み、
式(2)のアミド化合物は、
式(1)のベータラクトン化合物は、
反応器内で式(1)の化合物及びアンモニアを組み合わせて、式(2)の化合物を生成するステップ
を含む方法が提供され、
式(1)の化合物は、
反応器内で式(1)の化合物及びアンモニアを組み合わせて、式(2)の化合物、式(3−I)の化合物及び/又は式(3)の化合物を生成するステップ
を含む方法が提供され、
式(1)の化合物は、
一態様において、アクリロニトリル及び他のニトリル化合物をそれぞれベータプロピオラクトン及び他のラクトンから生成する方法が提供される。例えば、一変形形態において、ベータプロピオラクトンをアンモニア水と反応させて、粗3−ヒドロキシプロパンアミド水溶液を得てもよい。次いで、粗溶液を樹脂で精製して不純物を除去し、次いで水を除去して固体形態の純粋な3−ヒドロキシプロパンアミドを得る。次いで、純粋な3−ヒドロキシプロパンアミドを、脱水触媒が充填された固定床反応器に連続的に供給することができる。3−ヒドロキシプロパンアミド固体は、その融点を超える温度まで温められ、次いで、触媒床を通過する前に、予熱ゾーンで窒素掃引ガスとさらに混合/気化され得る。水の存在下での3−ヒドロキシプロパンアミドのアクリロニトリルへの脱水反応は、触媒の表面で生じ得る。
いくつかの実施形態において、アクリルアミド又は他のアミドを使用して、アクリロニトリル化合物及び他のニトリル化合物を生成することができる。いくつかの変形形態において、そのようなアミドは式(3−I)
いくつかの実施形態において、本明細書の方法に従ってアクリロニトリル化合物及び他のニトリル化合物を生成するために使用され得るベータヒドロキシアミド及び他のヒドロキシアミドは、式(2)の化合物:
いくつかの実施形態において、ベータラクトンを使用して、本明細書の方法に従ってベータヒドロキシアミド、アクリルアミド、アクリロニトリル及び他の化合物を生成することができる。ある特定の実施形態において、ベータラクトンは、式(1):
脱水は、一般に、炭素−炭素単結合から炭素−炭素二重結合への変換が関与し、水分子を生成する。本明細書に記載の脱水反応は、適切な均一又は不均一触媒の存在下で生じ得る。
ある特定の実施形態において、本明細書に記載の方法で使用される脱水剤は、リン化合物を含む。
ある特定の実施形態において、脱水剤は、カルボジイミド化合物を含む。
ある特定の実施形態において、脱水剤は、トリアジン化合物を含む。一変形形態において、トリアジン化合物は、1,3,5−トリアジンであり、次の構造を有する:
ある特定の実施形態において、脱水剤は、有機ケイ素化合物を含む。いくつかの変形形態において、有機ケイ素化合物は、シラザンである。シラザンは、非置換でも置換されていてもよい。一変形形態において、シラザンは、アリール、ハロ、アルキル、アルコキシ又はアミノ基で置換されている。
ある特定の実施形態において、脱水剤は、遷移金属錯体を含む。いくつかの変形形態において、遷移金属錯体は、少なくとも1つのハロゲン化物又は酸化物配位子を含む。ハロゲン化物又は酸化物配位子は、遷移金属と結合又は錯化されていてもよい。
ある特定の実施形態において、脱水剤は、アルミニウム錯体を含む。いくつかの変形形態において、アルミニウム錯体は、ハロゲン化アルミニウムを含む。ある特定の変形形態において、アルミニウム錯体は、水、アセトニトリル若しくはアルカリ金属塩、又はそれらの混合物と錯化される。いくつかの変形形態において、アルカリ金属塩は、ナトリウム塩又はカリウム塩である。いくつかの変形形態において、アルカリ金属塩は、アルカリ金属ハロゲン化物塩である。いくつかの変形形態において、アルカリ金属ハロゲン化物塩は、アルカリ金属ヨウ化物塩である。いくつかの変形形態において、アルカリ金属ハロゲン化物塩は、ヨウ化ナトリウム又はヨウ化カリウムである。いくつかの変形形態において、アルミニウム錯体は、AlCl3・H2O/KI/H2O/CH3CNである。いくつかの変形形態において、アルミニウム錯体は、AlCl3・NaIである。
いくつかの変形形態において、脱水剤は不均一である。例えば、ある特定の変形形態において、脱水剤は、固体金属酸化物、固体酸、酸、弱酸、強酸、イオン交換樹脂、アルミノケイ酸塩、又はそれらの任意の組合せを含む。
いくつかの変形形態において、「脱水剤」という用語は、薬剤の組合せを含み得ることを理解されたい。本明細書に記載の方法のいくつかの変形形態において、本明細書に記載の脱水剤の組合せが使用されてもよい。
本明細書に記載の方法に従って生成されたアクリルアミド、アクリロニトリル及び他の化合物は、いくつかの変形形態において、ポリマーの工業生産用のモノマーとして使用され得る。
いくつかの態様において、
式(2)の化合物:
式(1)の化合物:
式(1)の化合物
いくつかの態様において、連続撹拌槽反応器であって、式(1)の化合物:
アンモニアを受容するように構成された第2の入口であって、反応器が、式(1)の化合物をアンモニアに添加して、アンモニアが過剰に存在するような式(1)の化合物に対するアンモニアの比を達成するように構成され、反応器が、温度を維持するのに適した速度で式(1)の化合物をアンモニアに添加するように構成され、反応器が、液体形態のアンモニア及び式(1)の化合物を受容するように構成される、第2の入口と;
反応器内の温度を一定に保つように構成されたジャケットと;
過剰なアンモニアを反応器から放出するように構成されたベントと;
式(1)の化合物及びアンモニアから生成された式(2)の化合物を含む生成物ストリームを放出するように構成された出口と
を備え、式(2)の化合物は、
アンモニア及び式(1)の化合物を受容するように構成された入口であって、アンモニアは気体状であり、式(1)の化合物は液体状であり、式(1)の化合物は、
不均一触媒床であって、
反応器が、アンモニア及び式(1)の化合物を不均一触媒床に同時供給するように構成され、
反応器が、アンモニア及び式(1)の化合物の流速を別々に制御するように構成され、
反応器が、式(1)の化合物をアンモニアに添加して、アンモニアが過剰に存在するような式(1)の化合物に対するアンモニアの比を達成するように構成される、不均一触媒床と;
反応器内の温度を一定に維持するように構成されたジャケットと;
過剰なアンモニアを反応器から放出するように構成されたベントと;
式(1)の化合物及びアンモニアから生成された式(2)の化合物を含む生成物ストリームを放出するように構成された出口と
を備え、式(2)の化合物は、
チューブシェル反応器であって、
触媒粒子が1つ以上のチューブの間及びその周囲に充填された1つ以上のチューブであって、気体形態のアンモニアを受容するように構成される1つ以上のチューブと;
液体形態の式(1)の化合物を受容するように構成された反応器のシェル側の入口であって、反応器が、式(1)の化合物と比較して反応器内に過剰のアンモニアを維持するように構成され、
反応器が、式(1)の化合物及びアンモニアから式(2)の化合物を生成する温度に構成される、入口と;
式(2)の化合物及び過剰のアンモニアを含む生成物ストリームを放出するように構成された出口と
を備える、チューブシェル反応器を含むシステムが提供される。
以下に列挙される実施形態は、本発明のいくつかの態様の代表例である。
脱水剤は、五酸化リン、有機リン化合物、カルボジイミド化合物、トリアジン化合物、有機ケイ素化合物、混合酸化物、遷移金属錯体若しくはアルミニウム錯体、又はそれらの任意の組合せを含む;又は
脱水剤は、固体金属酸化物、固体酸、酸、弱酸、強酸、イオン交換樹脂、アルミノケイ酸塩、又はそれらの任意の組合せを含む方法。
式(1)の化合物は、
式(1)の化合物をアンモニア及び脱水剤と組み合わせて、式(3−I)の化合物及び/若しくは式(3)の化合物、又はそれらの異性体を生成するステップを含み、
式(1)の化合物は、
脱水剤は、五酸化リン、有機リン化合物、カルボジイミド化合物、トリアジン化合物、有機ケイ素化合物、混合酸化物、遷移金属錯体若しくはアルミニウム錯体、又はそれらの任意の組合せを含む;又は
前記脱水剤は、固体金属酸化物、固体酸、酸、弱酸、強酸、イオン交換樹脂、アルミノケイ酸塩、又はそれらの任意の組み合わせを含む方法。
アンモニアが、液体アンモニアである、又は
アンモニアが、無水アンモニアである、又は
無水気体アンモニアである、実施形態2又は3の方法。
R1が、アルキルである、又は
R1が、メチル又はエチルである、実施形態1〜5のいずれか1つの方法。
(i)亜鉛トリフラート及びN−メチル−N−(トリメチルシリル)トリフルオロアセトアミド;又は
(ii)塩化銅及びN−メチル−N−(トリメチルシリル)トリフルオロアセトアミド;又は
(iii)鉄錯体及びシラン;又は
(iv)炭酸鉄及びジエトキシメチルシラン
を含む、実施形態1〜8のいずれか1つの方法。
式(1)の化合物は、
式(1)の化合物は、
式(1)の化合物の第1の部分を反応器に添加するステップであって、
式(1)の化合物は、
式(1)の化合物の第1の部分の添加後、反応器の温度を制御するステップと、
式(1)の化合物の第2の部分を反応器に添加するステップと、
式(1)の化合物の第2の部分の添加後、反応器の温度を制御するステップと
を含む方法であって、式(I)の化合物の第1の部分及び第2の部分の添加により、式(2)の化合物:
式(1)の化合物は、
アンモニアが、液体アンモニアである、又は
アンモニアが、無水アンモニアである、又は
アンモニアが、無水気体アンモニアである、実施形態70〜82のいずれか1つの方法。
アクリルアミドを重合させてポリアクリルアミドを生成するステップと
を含む、ポリアクリルアミドの生成方法。
アクリロニトリルを重合させてポリアクリロニトリルを生成するステップと
を含む、ポリアクリロニトリルの生成方法。
ポリアクリロニトリルから炭素繊維を生成するステップと
を含む、炭素繊維の生成方法。
前記連続槽反応器は、
式(1)の化合物:
アンモニアを受容するように構成された第2の入口であって、反応器が、式(1)の化合物をアンモニアに添加して、アンモニアが過剰に存在するような式(1)の化合物に対するアンモニアの比を達成するように構成され、
反応器が、温度を維持するのに適した速度で式(1)の化合物をアンモニアに添加するように構成され、
反応器が、液体形態のアンモニア及び式(1)の化合物を受容するように構成される、第2の入口と;
反応器内の温度を一定に保つように構成されたジャケットと;
過剰なアンモニアを反応器から放出するように構成されたベントと;
式(1)の化合物及びアンモニアから生成された式(2)の化合物を含む生成物ストリームを放出するように構成された出口と
を備え、式(2)の化合物は、
アンモニア及び式(1)の化合物を受容するように構成された入口であって、アンモニアは気体状であり、式(1)の化合物は液体状であり、式(1)の化合物は、
不均一触媒床であって、反応器が、アンモニア及び式(1)の化合物を不均一触媒床に同時供給するように構成され、
反応器が、アンモニア及び式(1)の化合物の流速を別々に制御するように構成され、
反応器が、式(1)の化合物をアンモニアに添加して、アンモニアが過剰に存在するような式(1)の化合物に対するアンモニアの比を達成するように構成される、不均一触媒床と;
反応器内の温度を一定に維持するように構成されたジャケットと;
過剰なアンモニアを反応器から放出するように構成されたベントと;
式(1)の化合物及びアンモニアから生成された式(2)の化合物を含む生成物ストリームを放出するように構成された出口と
を備え、
前記式(2)の化合物は、
脱水剤は、五酸化リン、有機リン化合物、カルボジイミド化合物、トリアジン化合物、有機ケイ素化合物、遷移金属錯体若しくはアルミニウム錯体、又はそれらの任意の組合せを含む方法。
式(1)の化合物は、
式(1)の化合物をアンモニア及び脱水剤と組み合わせて、式(3)の化合物又はその異性体を生成するステップを含み、
式(1)の化合物は、
脱水剤は、五酸化リン、有機リン化合物、カルボジイミド化合物、トリアジン化合物、有機ケイ素化合物、遷移金属錯体若しくはアルミニウム錯体、又はそれらの任意の組合せを含む方法。
(i)亜鉛トリフラート及びN−メチル−N−(トリメチルシリル)トリフルオロアセトアミド;又は
(ii)塩化銅及びN−メチル−N−(トリメチルシリル)トリフルオロアセトアミド;又は
(iii)鉄錯体及びシラン;又は
(iv)炭酸鉄及びジエトキシメチルシランを含む、実施形態91〜98のいずれか1つの方法。
五酸化リン、有機リン化合物、カルボジイミド化合物、トリアジン化合物、有機ケイ素化合物、遷移金属錯体若しくはアルミニウム錯体、又はそれらの任意の組合せを含む脱水剤と
を含む組成物。
アンモニアと;
五酸化リン、有機リン化合物、カルボジイミド化合物、トリアジン化合物、有機ケイ素化合物、遷移金属錯体若しくはアルミニウム錯体、又はそれらの任意の組合せを含む脱水剤と
を含む組成物。
<3−ヒドロキシプロパンアミド(3−HPアミド)の無水合成>
この例は、ベータプロピオラクトン(BPL)から3−ヒドロキシプロパンアミド(3−HPアミド)を合成するための工程に関する。この工程は、水で汚染されていない3−HPアミドを生成するように極めて選択的である。
<3−HPアミドの生産のための不均一触媒工程>
この例は、BPLから3−HPアミドを合成する別の工程に関する。この工程は極めて選択的であり、不均一塩基触媒上で継続的に実行される。
<3−HPアミドの不均一触媒生成のための反応器設計>
この例は、上記の例2で説明した工程のように、BPLから高度の選択性で3−HPアミドを生成する工程に適した反応器の設計について説明する。この反応器は、アンモニア及びBPLが不均一触媒床でのみ接触するように設計されている。
<3−HPアミドを介したアクリロニトリル又はアクリルアミドの生成の統合された工程>
この例は、単離されていない3−HPアミドを介してアクリロニトリル、アクリルアミド、又はそれらの組合せを生成する統合された工程について説明する。この例で説明される統合された工程は、(1)無水条件下でBPLから3−HPアミドを合成する工程、及び(2)3−HPアミドからアクリロニトリル又はアクリルアミド、又はその組合せを合成する工程の2つの工程を組み合わせ、BPLをアクリロニトリル又はアクリルアミド、又はそれらの組合せに変換する1つの連続ユニット操作にするものである。
<3−HPアミドを介したアクリロニトリル又はアクリルアミドの生成の統合された工程>
この例は、単離されていない3−HPアミドを介してアクリロニトリル、アクリルアミド、又はそれらの組合せを生成する統合された工程について説明する。この例で説明される統合された工程は、(1)無水条件下でBPLから3−HPアミドを合成する工程、及び(2)3−HPアミドからアクリロニトリル又はアクリルアミド、又はその組合せを合成する工程の2つの工程を組み合わせ、BPLをアクリロニトリル又はアクリルアミド、又はそれらの組合せに変換する1つの連続ユニット操作にするものである。
<3−ヒドロキシプロパンアミド合成>
この例は、3−HPアミドの生成における添加順序及び溶媒の影響を検討する。
<3−ヒドロキシプロパンアミド合成>
この例は、追加されたBPLと比較した、使用された水酸化アンモニウムの量の影響を検討する。
<BPLとアンモニア水との反応による3−HPアミド合成>
この例は、BPLとアンモニア水との反応による3−HPアミドの合成を示し、3−HPアミドへの選択性に対する反応条件の影響を評価する。
定量BPL添加により、反応温度が適切に制御された。BPLと濃アンモニア水溶液とのほぼ瞬時の反応が観察された。BPL供給速度の増加後の僅かな反応器温度の上昇(約1℃)は、CTBセットポイントの減少により補償された。反応器は、BPL供給を停止してから数分以内に約9〜10℃から約7℃に冷却された。
<3−HPアミド合成に対するNH4OH:BPL比の影響>
この例は、3−HPアミドへの選択性に対するNH4OH:BPL比の影響を評価する。この例では、以下を除いて、上記の実施例7と同じ材料及び手順を使用した:2891グラムの29wt%アンモニアを反応器に投入し、704グラムのBPLを5.2g/時間の速度で供給した。
<Al2O3を使用したアクリロニトリル合成>
この例は、アルミナ(Al2O3)を使用した3−ヒドロキシプロパンアミドの脱水によるアクリロニトリルの生成を示す。
3−ヒドロキシプロパンアミドの脱水によるアクリロニトリルの生成には、連続管型反応器を使用した。この例は、均一に加熱できるGC注入ポートを使用して行われた。GCのガラスライナーは、管状反応器の代わりに使用された。両側に不活性グラスウールを詰めたライナーに少量の触媒を入れた。
使用したAl2O3触媒は、1/8インチのペレットの形態で入手した。これを粉砕して篩にかけ(250〜600μm)、反応器に装填した。
原料の3−HPアミドを脱イオン水に溶解し、マイクロシリンジで注入ポートに注入した。供給液は、反応温度下で蒸発することが観察され、Heキャリアガス下で触媒床に押し通された。触媒量及び/又はキャリアガス流量の調整により、異なる滞留時間を実現できた。注入ポートは、400℃の加熱能力で加熱され得る。反応からの流出液は、分離及び定量分析のためにGCカラムに直接送出された。
3−HPアミドを計量してオートサンプラーバイアルミニインサートに入れ、蒸留水を加えた。3−HPアミドが溶解し、11.08%溶液(w/w)が得られた。GC注入ポートライナー(逆カップデザイン)には、Al2O3粒子を支持するためにカップのすぐ上にグラスウールの小さなプラグを詰めた。篩にかけたAl2O3を添加して、長さ0.2cmの床を得た。Al2O3床の上にグラスウールを追加して、所定の位置に保持した。グラスウールのみを含む不活性化オープンチューブライナーもブランクテストに使用した。FID検出器と結合したGCを生成物分析に使用した。ライナーを通るヘリウムの総流量は、400℃のライナーで42mL/分に保持した。使用したGCカラムの寸法は、15メートル×0.32mm×0.25umであった。
3−HPアミドの熱安定性を、触媒の非存在下で調査した。3−HPアミドは、短時間で400℃までの高温下でかなりの安定性を示すことが観察された。アクリルアミドの形成は1%未満であり、3−HPアミド又はアンモニアはGCでは検出されなかった。
Al2O3触媒を使用した3−HPアミド脱水のこの例は、3−HPアミドのアクリロニトリルへの変換を実証した。アクリロニトリルは、GCで検出された主要な生成物であった。
<Nb2O5を使用したアクリロニトリル合成>
この例は、Nb2O5を使用した3−ヒドロキシプロパンアミドの脱水によるアクリロニトリルの生成を実証する。この例は、上記の実施例9で説明したように、GC注入ポートを使用して行われた。
<アクリロニトリル合成>
この例は、アルミナを使用したアクリロニトリルの生成を実証し、ここでは、溶融3−HPアミドが連続モードで垂直管状反応器に供給された。
Claims (33)
- 式(3−I)の化合物及び/若しくは式(3)の化合物:
又はその異性体の生成方法であって、
式(2)の化合物を脱水剤と組み合わせて、前記式(3)の化合物又はその異性体を生成するステップを含み、
前記式(2)の化合物は、
であり、
前記脱水剤は、五酸化リン、有機リン化合物、カルボジイミド化合物、トリアジン化合物、有機ケイ素化合物、混合酸化物、遷移金属錯体若しくはアルミニウム錯体、又はそれらの任意の組合せを含む;或いは
前記脱水剤は、固体金属酸化物、固体酸、酸、弱酸、強酸、イオン交換樹脂、アルミノケイ酸塩、又はそれらの任意の組合せを含む、方法。 - 式(2−I)の化合物を単離するステップをさらに含む、請求項1〜3のいずれか一項に記載の方法。
- 式(3−I)の化合物及び/若しくは式(3)の化合物:
又はその異性体の生成方法であって、
式(1)の化合物をアンモニア及び脱水剤と組み合わせて、前記式(3−I)の化合物及び/若しくは前記式(3)の化合物、又はそれらの異性体を生成するステップを含み、
前記式(1)の化合物は、
であり、
前記脱水剤は、五酸化リン、有機リン化合物、カルボジイミド化合物、トリアジン化合物、有機ケイ素化合物、混合酸化物、遷移金属錯体若しくはアルミニウム錯体、又はそれらの任意の組合せを含む;或いは
前記脱水剤は、固体金属酸化物、固体酸、酸、弱酸、強酸、イオン交換樹脂、アルミノケイ酸塩、又はそれらの任意の組み合わせを含む、方法。 - アンモニアがアンモニア水である、又は
アンモニアが液体アンモニアである、又は
アンモニアが無水アンモニアである、又は
無水気体アンモニアである、請求項2又は3に記載の方法。 - R1がHである、又は
R1がアルキルである、又は
R1がメチル若しくはエチルである、請求項1〜5のいずれか一項に記載の方法。 - 式(3−I)の化合物若しくは式(3)の化合物、又はその両方を単離するステップをさらに含む、請求項1〜7のいずれか一項に記載の方法。
- 脱水剤が、五酸化リン、有機リン化合物、カルボジイミド化合物、トリアジン化合物若しくは有機ケイ素化合物、又はそれらの任意の組合せを含む、請求項1〜8のいずれか一項に記載の方法。
- 脱水剤が、遷移金属錯体を含む、請求項1〜8のいずれか一項に記載の方法。
- 遷移金属錯体が、少なくとも1つのハロゲン化物又は酸化物配位子を含む、請求項10に記載の方法。
- 脱水剤が、アルミニウム錯体を含む、請求項1〜8のいずれか一項に記載の方法。
- 脱水剤が、固体担体をさらに含む、請求項1〜12のいずれか一項に記載の方法。
- 脱水剤が、ゼオライトを含む、請求項1〜8のいずれか一項に記載の方法。
- 気相の式(2)の化合物を、脱水剤を含む加熱された反応器に通すことにより、前記式(2)の化合物が脱水して式(3−1)の化合物及び/又は式(3)の化合物を生成する、請求項1〜14のいずれか一項に記載の方法。
- 反応器が、充填床反応器、流動床反応器、又は移動床反応器である、請求項15に記載の方法。
- 反応器の温度が、式(2)の化合物、式(3−I)の化合物及び/若しくは式(3)の化合物、又はそれらの異性体(場合に応じて)を、50%を超える選択性で生成するのに適した平均温度に維持される、請求項17又は18に記載の方法。
- 式(1)の化合物が、アンモニアを含む反応器に滴下により添加される、請求項17〜19のいずれか一項に記載の方法。
- 式(1)の化合物が、アンモニアを含む反応器に単回注入により添加される、請求項17〜19のいずれか一項に記載の方法。
- アンモニアを反応器に提供するステップと、
式(1)の化合物の第1の部分を前記反応器に添加するステップであって、
前記式(1)の化合物は、
であるステップと、
前記式(1)の化合物の前記第1の部分の添加後、前記反応器の温度を制御するステップと、
式(1)の化合物の第2の部分を前記反応器に添加するステップと、
前記式(1)の化合物の前記第2の部分の添加後、前記反応器の温度を制御するステップと
を含む方法であって、
前記式(I)の化合物の前記第1の部分及び前記第2の部分の添加により、式(2)の化合物:
が生成され、
前記反応器の温度は、前記式(2)の化合物を生成するのに適した平均温度に制御される、方法。 - 不均一触媒床が、金属酸化物、塩基性ゼオライト、アルカリ金属交換ゼオライト、塩基修飾アルミナ、又は固体「超塩基」を含む、請求項23に記載の方法。
- 反応器が、式(2)の化合物が気体である温度に維持される、請求項22又は23に記載の方法。
- 式(2)の化合物が、無水で生成される、請求項22〜25のいずれか一項に記載の方法。
- 式(3−I)の化合物がアクリルアミドであり、式(3)の化合物がアクリロニトリルである、請求項1〜26のいずれか一項に記載の方法。
- 請求項27の方法に従ってアクリルアミドを生成するステップと、
前記アクリルアミドを重合させてポリアクリルアミドを生成するステップと
を含む、ポリアクリルアミドの生成方法。 - 請求項27の方法に従ってアクリロニトリルを生成するステップと、
前記アクリロニトリルを重合させてポリアクリロニトリルを生成するステップと
を含む、ポリアクリロニトリルの生成方法。 - 請求項27の方法に従ってポリアクリロニトリルを生成するステップと、
前記ポリアクリロニトリルから炭素繊維を生成するステップと
を含む、炭素繊維の生成方法。 - 連続撹拌槽反応器を含むシステムであって、
前記連続撹拌槽反応器は、
式(1)の化合物:
を受容するように構成された第1の入口と;
アンモニアを受容するように構成された第2の入口であって、
前記反応器が、前記式(1)の化合物を前記アンモニアに添加して、前記アンモニアが過剰に存在するような式(1)の化合物に対する前記アンモニアの比を達成するように構成され、
前記反応器が、温度を維持するのに適した速度で式(1)の化合物を前記アンモニアに添加するように構成され、
前記反応器が、液体形態の前記アンモニア及び前記式(1)の化合物を受容するように構成される、第2の入口と;
前記反応器内の温度を一定に保つように構成されたジャケットと;
過剰なアンモニアを前記反応器から放出するように構成されたベントと;
前記式(1)の化合物及び前記アンモニアから生成された式(2)の化合物を含む生成物ストリームを放出するように構成された出口と;
を備え、
前記式(2)の化合物は、
システム。 - 反応器を含むシステムであって、
前記反応器は、
アンモニア及び式(1)の化合物を受容するように構成された入口であって、前記アンモニアは気体状であり、前記式(1)の化合物は液体状であり、
前記式(1)の化合物は、
不均一触媒床であって、
前記反応器が、前記アンモニア及び前記式(1)の化合物を前記不均一触媒床に同時供給するように構成され、
前記反応器が、前記アンモニア及び前記式(1)の化合物の流速を別々に制御するように構成され、
前記反応器が、前記式(1)の化合物を前記アンモニアに添加して、前記アンモニアが過剰に存在するような式(1)の化合物に対する前記アンモニアの比を達成するように構成される、不均一触媒床と;
前記反応器内の温度を一定に維持するように構成されたジャケットと;
過剰なアンモニアを前記反応器から放出するように構成されたベントと;
前記式(1)の化合物及び前記アンモニアから生成された式(2)の化合物を含む生成物ストリームを放出するように構成された出口と;
を備え、
前記式(2)の化合物は、
システム。 - 式(2)の化合物が、溶融形態で提供される、請求項31又は32に記載のシステム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2022097077A JP2022130492A (ja) | 2017-09-09 | 2022-06-16 | アミド及びニトリル化合物並びにその生成及び使用方法 |
Applications Claiming Priority (5)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
US201762556355P | 2017-09-09 | 2017-09-09 | |
US62/556,355 | 2017-09-09 | ||
US201862690783P | 2018-06-27 | 2018-06-27 | |
US62/690,783 | 2018-06-27 | ||
PCT/US2018/049890 WO2019051184A1 (en) | 2017-09-09 | 2018-09-07 | AMIDE AND NITRILE COMPOUNDS AND METHODS OF MAKING AND USING THE SAME |
Related Child Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2022097077A Division JP2022130492A (ja) | 2017-09-09 | 2022-06-16 | アミド及びニトリル化合物並びにその生成及び使用方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2020533309A true JP2020533309A (ja) | 2020-11-19 |
JP7095911B2 JP7095911B2 (ja) | 2022-07-05 |
Family
ID=65635201
Family Applications (2)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2020513756A Active JP7095911B2 (ja) | 2017-09-09 | 2018-09-07 | アミド及びニトリル化合物並びにその生成及び使用方法 |
JP2022097077A Pending JP2022130492A (ja) | 2017-09-09 | 2022-06-16 | アミド及びニトリル化合物並びにその生成及び使用方法 |
Family Applications After (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2022097077A Pending JP2022130492A (ja) | 2017-09-09 | 2022-06-16 | アミド及びニトリル化合物並びにその生成及び使用方法 |
Country Status (6)
Country | Link |
---|---|
EP (1) | EP3679011A4 (ja) |
JP (2) | JP7095911B2 (ja) |
KR (1) | KR102529865B1 (ja) |
CN (1) | CN111094237A (ja) |
TW (1) | TW201920077A (ja) |
WO (1) | WO2019051184A1 (ja) |
Families Citing this family (26)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2014527456A (ja) | 2011-05-13 | 2014-10-16 | ノボマー, インコーポレイテッド | 触媒的カルボニル化用触媒および方法 |
CN110183402B (zh) | 2013-12-07 | 2024-04-02 | 诺沃梅尔公司 | 纳米过滤膜和使用方法 |
US10858329B2 (en) | 2014-05-05 | 2020-12-08 | Novomer, Inc. | Catalyst recycle methods |
KR20170012479A (ko) | 2014-05-30 | 2017-02-02 | 노보머, 인코포레이티드 | 화학 합성을 위한 통합된 방법 |
US20170225157A1 (en) | 2014-07-25 | 2017-08-10 | Novomer, Inc. | Synthesis of metal complexes and uses thereof |
MA41513A (fr) | 2015-02-13 | 2017-12-19 | Novomer Inc | Procédé de distillation pour la production d'acide acrylique |
MA41514A (fr) | 2015-02-13 | 2017-12-19 | Novomer Inc | Procédés intégrés de synthèse chimique |
MA41510A (fr) | 2015-02-13 | 2017-12-19 | Novomer Inc | Procédé de production d'acide acrylique |
CN107406362B (zh) | 2015-02-13 | 2020-12-22 | 诺沃梅尔公司 | 灵活的化学生产平台 |
MA41508A (fr) | 2015-02-13 | 2017-12-19 | Novomer Inc | Systèmes et procédés de production d'acide polyacrylique |
MX2017010405A (es) | 2015-02-13 | 2018-02-23 | Novomer Inc | Proceso y sistema para producir polipropiolactona. |
MA41507A (fr) | 2015-02-13 | 2017-12-19 | Novomer Inc | Systèmes et procédés de production de polymères |
KR20170134374A (ko) | 2015-02-13 | 2017-12-06 | 노보머, 인코포레이티드 | 연속 카보닐화 방법 |
MX2018001404A (es) | 2015-07-31 | 2018-08-15 | Novomer Inc | Sistema de produccion/proceso de producción para acido acrilico y sus precursores. |
AU2017238018A1 (en) | 2016-03-21 | 2018-11-08 | Novomer, Inc. | Acrylic acid, and methods of producing thereof |
KR20190083348A (ko) | 2016-11-02 | 2019-07-11 | 노보머, 인코포레이티드 | 흡수성 중합체, 이의 제조를 위한 방법 및 시스템 및 이의 용도 |
US10144802B2 (en) | 2016-12-05 | 2018-12-04 | Novomer, Inc. | Beta-propiolactone based copolymers containing biogenic carbon, methods for their production and uses thereof |
US10500104B2 (en) | 2016-12-06 | 2019-12-10 | Novomer, Inc. | Biodegradable sanitary articles with higher biobased content |
US10065914B1 (en) | 2017-04-24 | 2018-09-04 | Novomer, Inc. | Thermolysis of polypropiolactone to produce acrylic acid |
US10676426B2 (en) | 2017-06-30 | 2020-06-09 | Novomer, Inc. | Acrylonitrile derivatives from epoxide and carbon monoxide reagents |
US10590099B1 (en) | 2017-08-10 | 2020-03-17 | Novomer, Inc. | Processes for producing beta-lactone with heterogenous catalysts |
CN112423962A (zh) | 2018-07-13 | 2021-02-26 | 诺沃梅尔公司 | 聚内酯发泡体及其制造方法 |
US11498894B2 (en) | 2019-03-08 | 2022-11-15 | Novomer, Inc. | Integrated methods and systems for producing amide and nitrile compounds |
CN112495362B (zh) * | 2020-12-21 | 2022-02-11 | 中国科学院山西煤炭化学研究所 | 一种适用于一级酰胺化合物分子内脱水制备腈类的催化剂及其制备方法和应用 |
CN113979879A (zh) * | 2021-09-26 | 2022-01-28 | 万华化学集团股份有限公司 | 一种高效制备β-氨基丙酸的方法 |
CN115043753A (zh) * | 2022-08-04 | 2022-09-13 | 东莞理工学院 | 一种以γ-戊内酯合成4-羟基戊酸酰胺的方法 |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US2375005A (en) * | 1941-08-08 | 1945-05-01 | Goodrich Co B F | Preparation of alpha-beta unsaturated nitriles |
WO2003018540A1 (en) * | 2001-08-22 | 2003-03-06 | E.I. Du Pont De Nemours And Company | Synthesis of unsaturated nitriles from lactones |
Family Cites Families (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US2525794A (en) * | 1948-05-21 | 1950-10-17 | Goodrich Co B F | Preparation of beta-amino carboxylic acids by the reaction of ammonia with beta-lactones |
US2508279A (en) * | 1948-08-06 | 1950-05-16 | American Cyanamid Co | Method of preparing acrylamide |
US2548155A (en) * | 1948-10-02 | 1951-04-10 | Goodrich Co B F | Preparation of amides |
US2749355A (en) * | 1952-10-16 | 1956-06-05 | Celanese Corp | Acrylamides |
CN103987682B (zh) * | 2011-10-26 | 2017-06-16 | 诺沃梅尔公司 | 用于由环氧化物制备丙烯酸酯的工艺 |
GB201601558D0 (en) * | 2016-01-28 | 2016-03-16 | Verdant Bioproducts Ltd | Method for producing 3-hydroxypropionamide |
US11498894B2 (en) * | 2019-03-08 | 2022-11-15 | Novomer, Inc. | Integrated methods and systems for producing amide and nitrile compounds |
-
2018
- 2018-09-07 CN CN201880057957.6A patent/CN111094237A/zh active Pending
- 2018-09-07 TW TW107131599A patent/TW201920077A/zh unknown
- 2018-09-07 WO PCT/US2018/049890 patent/WO2019051184A1/en active Application Filing
- 2018-09-07 JP JP2020513756A patent/JP7095911B2/ja active Active
- 2018-09-07 EP EP18853631.2A patent/EP3679011A4/en active Pending
- 2018-09-07 KR KR1020207009771A patent/KR102529865B1/ko active IP Right Grant
-
2022
- 2022-06-16 JP JP2022097077A patent/JP2022130492A/ja active Pending
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US2375005A (en) * | 1941-08-08 | 1945-05-01 | Goodrich Co B F | Preparation of alpha-beta unsaturated nitriles |
WO2003018540A1 (en) * | 2001-08-22 | 2003-03-06 | E.I. Du Pont De Nemours And Company | Synthesis of unsaturated nitriles from lactones |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
CN111094237A (zh) | 2020-05-01 |
TW201920077A (zh) | 2019-06-01 |
JP2022130492A (ja) | 2022-09-06 |
JP7095911B2 (ja) | 2022-07-05 |
EP3679011A1 (en) | 2020-07-15 |
KR20200040894A (ko) | 2020-04-20 |
EP3679011A4 (en) | 2021-04-14 |
KR102529865B1 (ko) | 2023-05-09 |
WO2019051184A1 (en) | 2019-03-14 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP7095911B2 (ja) | アミド及びニトリル化合物並びにその生成及び使用方法 | |
US10899622B2 (en) | Biobased carbon fibers and carbon black and methods of making the same | |
JP7368010B2 (ja) | アミド化合物及びニトリル化合物を生成するための統合された方法及びシステム | |
JP5862479B2 (ja) | 四級アンモニウム塩、それから得られる酸化触媒、及び該触媒を用いるエポキシ誘導体の製造方法 | |
KR20160033099A (ko) | 고리형 카보네이트의 연속적 제조 방법 | |
US7842831B2 (en) | Method for the continuous production of silicon compounds bearing amino groups | |
JP5236731B2 (ja) | アミノオルガノシランの製造方法 | |
KR101163978B1 (ko) | 실릴알콕시메틸 할라이드의 제조방법 | |
EA036539B1 (ru) | Способ получения метакриловой кислоты или ее алкиловых сложных эфиров | |
JP2530391B2 (ja) | 立体的に遮蔽されたアミノヒドロカルビルシラン類および製造方法 | |
US3839387A (en) | Process for preparing n-trimethyl-silylacetamide | |
EP3019507B1 (en) | Continuous process for the preparation of thiocarboxylate silane | |
JP5319033B2 (ja) | シラオキサシクレンの製造 | |
JPH0753493A (ja) | 酸化又はアンモ酸化の供給原料としての粗アセトニトリルの安定化方法 | |
KR102464444B1 (ko) | 에틸렌성 불포화 카르복실산 에스테르의 제조 방법 및 이를 위한 촉매 | |
JPH045294A (ja) | ヘキサメチルシクロトリシラザンの製造方法 | |
JPWO2004083164A1 (ja) | ω−シアノアルデヒド化合物の製造法 | |
JP6855753B2 (ja) | 二環式アミンの製造方法 | |
JP2015137234A (ja) | カルボン酸無水物の製造方法 | |
JP4157241B2 (ja) | ジクロロアセトキシプロパン及びその誘導体の製造方法 | |
JP5663964B2 (ja) | N−ビニルアミドの製造方法およびそれに用いられるアパタイト | |
JP2003246789A (ja) | アルコキシシラン化合物の製造方法 | |
JPS5929049B2 (ja) | 1,1,1−トリメトキシエタンの製造方法 | |
JPS5865288A (ja) | 4−アルコキシ−1,3−ジオキサン−5−カルポニトリル類の製法 | |
JPH0662473B2 (ja) | アルコキシプロピルクロリドの製造法 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20200427 |
|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20200427 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20210302 |
|
A601 | Written request for extension of time |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A601 Effective date: 20210527 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20210709 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20211005 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20211214 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20220517 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20220616 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 7095911 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |