JP2530391B2 - 立体的に遮蔽されたアミノヒドロカルビルシラン類および製造方法 - Google Patents

立体的に遮蔽されたアミノヒドロカルビルシラン類および製造方法

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    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C07ORGANIC CHEMISTRY
    • C07FACYCLIC, CARBOCYCLIC OR HETEROCYCLIC COMPOUNDS CONTAINING ELEMENTS OTHER THAN CARBON, HYDROGEN, HALOGEN, OXYGEN, NITROGEN, SULFUR, SELENIUM OR TELLURIUM
    • C07F7/00Compounds containing elements of Groups 4 or 14 of the Periodic System
    • C07F7/02Silicon compounds
    • C07F7/08Compounds having one or more C—Si linkages
    • C07F7/18Compounds having one or more C—Si linkages as well as one or more C—O—Si linkages
    • C07F7/1804Compounds having Si-O-C linkages

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の背景】
【0002】
【発明の分野】本発明は、立体的に遮蔽されたアミノヒ
ドロカルビル基を有する新規シラン類およびそれらの製
造方法に関するものである。本発明の立体的に遮蔽され
たアミノヒドロカルビルシラン類はガラス−プラスチッ
ク結合剤、結合助剤、フェノール系結合剤/基礎混合物
に対する合体用添加物、並びにビニルプラスチゾル、ポ
リウレタンエラストマー、およびエポキシとアクリルを
基にしたインキ用の接着促進剤としての一般的用途が見
いだされた。
【0003】
【先行技術】部分≡SiCH2CH2CH2N=を含有し
ている3−アミノプロピルシラン類は長年にわたる商業
用製品である。該物質の製造および該物質中のケイ素原
子または窒素原子上の置換基の変更に関する先行技術は
かなり広く存在しているが、ケイ素および窒素原子間の
結合変更に関しては比較的少ない先行技術しかなされて
いない。すなわち、例えば、ケイ素および窒素原子間の
結合に関する先行技術(米国特許番号3,657,303
および3,673,233)、2個の炭素結合に関する先
行技術(米国特許番号2,557,803)、4個の炭素
結合に関する先行技術(米国特許番号3,146,25
0)、並びに11個の炭素結合に関する先行技術(米国
特許番号3,810,843)がある。線状から分枝鎖状
または環式への炭素結合の変更に関してはそれより先行
技術は少ないが、部分≡SiCHMeCH2N=(ザ・
ジャーナル・オブ・ザ・オーガニック・ケミストリイ
(J. Org. Chem.)、35、3879(1970))、≡
SiCH2CHMeCH2N=(ザ・ジャーナル・オブ・
ザ・オーガニック・ケミストリイ(J. Org. Chem.)、
、3120(1971))、およびある種の環式結合
(米国特許番号2,762,823)に関する先行技術は
存在している。
【0004】シリル第三級アミン類上での2個および3
個の不飽和炭素結合の製造に関しては限定された量の研
究がなされている(J. Gen. Chem.(USSR)、40、59
5(1970)、41、1591(1971)、45
81(1975)、および51、311(198
1))。部分≡SiCH2CH=CHN=を有する他の
不飽和シリル第三級アミンはJ. Gen. Chem.(USSR)、
、2074(1976)中に開示されている。化合物
(MeO)3SiCH=CHCH2NHCH2CH2NH2
米国特許番号2,971,864(実施例3)中に開示さ
れている。上記の参考文献のいずれも立体的に遮蔽され
たアミノヒドロカルビルシラン類は開示していない。
【0005】
【発明の目的】本発明の一目的は、立体的に遮蔽された
アミノヒドロカルビルシラン類(特にアミノアルキルま
たはアミノアルケニルシラン類)を製造することであ
る。
【0006】本発明の別の目的は、ケイ素−結合された
水素基を有するシラン類とアセチレン系またはオレフィ
ン系不飽和を有する立体的に遮蔽されたアミン類との間
のヒドロシル化または連続的なヒドロシル化/水素化ま
たは水素化/ヒドロシル化反応により立体的に遮蔽され
たアミノヒドロカルビルシラン類を製造する方法を提供
することである。
【0007】本発明のさらに他の目的は、アミノプロピ
ルシラン類が有用であるがアミノプロピルシラン類とは
反応性および塩基性に関して異なるアミン基を与えると
いう利点を有する用途において有用である立体的に遮蔽
されたアミノヒドロカルビルシラン類(特にアミノアル
キルまたはアミノアルケニルシラン類)を提供すること
である。
【0008】
【発明の要旨】本発明は、式
【0009】
【化4】 [式中、Rは炭素数が2−12の線状もしくは分枝鎖状
の飽和または不飽和の2価炭化水素基であり、R′は炭
素数が1−8のアルキル基または炭素数が6−12のア
リール基であり、R″は水素、炭素数が1−8のアルキ
ル基、炭素数が6−12のアリール基、または−Si
X′(ここでX′は炭素数が1−3のアルキル基、好
適にはメチル基、である)であり、そしてXは炭素数が
1−8のアルキル基、炭素数が6−12のアリール基、
炭素数が1−8のアルコキシ基、炭素数が6−12のア
リールオキシ基またはハロゲン原子であり、そしてここ
で各X、X′、R′およびR″は同一であるかまたは異
なっている]で表わされることを特徴とする、立体的に
遮蔽されたアミノヒドロカルビルシラン類を提供するも
のである。2個のR′基は示されているいずれの化合物
中でも同一または異なっていてもよい。同様に、2個の
R″基も同一または異なっていてもよい。Xは、炭素数
が1−8のアルキル基、炭素数が6−12のアリール
基、炭素数が1−8のアルコキシ基、炭素数が6−12
のアリールオキシ基、またはハロゲン原子である。各X
は示されているいずれの化合物中でも同一または異なっ
ていてもよい。
【0010】本発明はまた、式
【0011】
【化5】X3SiH (II) を有するシランを式
【0012】
【化6】R″′CR′2NR″2 (III) を有する立体的に遮蔽された不飽和アミンと反応させる
ことからなる、立体的に遮蔽されたアミノヒドロカルビ
ルシラン類の製造方法も提供するものである。
【0013】式IIにおいて、Xは式I中で定義されてい
る如くである。式IIIにおいて、R′およびR″は式I
中で定義されている如くである。R″′は1価のアセチ
レン系(−C≡CR″)またはビニル系(−CH=CH
2)の基である。ヒドロシランおよびアミンを貴金属触
媒の存在下で高温において反応させる。
【0014】
【発明の詳細な記載】これらの新規なシラン類は、ケイ
素−結合された水素基を有するシラン類とアセチレン系
またはオレフィン系不飽和を含有している立体的に遮蔽
されたアミン類との下記の如きヒドロシル化反応によ
り、製造される:
【0015】
【化7】
【0016】R、R′、R″およびXは式I中で定義さ
れている如くである。末端アセチレン系炭素上のR″が
H(水素)である時には、立体的に遮蔽されたアミン反
応物を水素化還元してそれぞれのオレフィン系アミンに
することができる。
【0017】本発明のヒドロシル化反応はほとんど単一
異性体単位だけを生成しながら進行し、すなわち末端不
飽和の立体的に遮蔽されたアミンの末端炭素原子と結合
し始める。
【0018】アセチレン系の立体的に遮蔽されたアミン
類のヒドロシル化反応はアミン基がシリルで覆われてい
る時すなわちR″の1個が例えば−SiX′3(ここで
X′は炭素数が1−3のアルキル基、好適にはメチル
基、である)の如きシリル基である時には比較的高速で
進行する。そのようなシリル遮蔽基は、下記で示されて
いる如きメタノールを用いるシランの処理(水素化の前
または後)により容易に水素により置換させることがで
きる:
【0019】
【化8】(MeO)3SiCH2CH2CMe2NHSiMe3 + MeOH → (MeO)3
SiCH2CH2CMe2NH2 (MeO)3SiCH=CHCMe2NHSiMe3 + MeOH → (MeO)3SiCH=CHCM
e2NH2 アセチレン系およびオレフィン系の立体的に遮蔽された
アミン反応物には、式IIIにより表されている構造そし
てより特に
【0020】
【化9】
【0021】(ここで、R′は炭素数が1−4のアルキ
ル基であり、そしてR″は水素原子(好適)、アルキル
もしくはアリール基、またはシリル基(すなわち、−S
iX′3、ここで−SiMe3が好適である)により表さ
れている構造を有する化合物が包含される。
【0022】本発明で有用なアセチレン系不飽和の立体
的に遮蔽されたアミン類を、例えばリンドラーTM触媒の
如き還元用の特殊触媒を用いる水素化還元により、これ
も本発明で有用なオレフィン系不飽和の立体的に遮蔽さ
れたアミン類に転化させることができる。特殊触媒に
は、HC≡CCMe2NH2、CH2=CHCMe2
2、HC≡CCMe2NHSiMe3、CH2=CHCM
2NHSiMe3、φC≡CCMe2NH2、MeC≡C
CMe2NHSiMe3、HC≡CCMe2NHSiMe2
H、CH2=CHCMe2NHSiMe2H、HC≡CC
Me2NHMe、HC≡CCMe2N(SiMe3)2が包含
される。HC≡CCMe2NH2およびそれの誘導体類
(還元および/またはシリル化された)が反応性および
商業的な入手性の理由のために本発明の方法における好
適な反応物である。HC≡CCMe2NH2は商業的に入
手でき、そして還元されてCH2=CHCMe2NH2
なる。
【0023】本発明の方法で使用されるケイ素−結合さ
れた水素基を有するシラン類は当技術で公知であり、そ
して一般的にはヒドロシル化反応を受けることのできる
ものが包含される。これらのシラン類は式X3SiHを
有しており、ここでXは上記式I中で定義されている如
くである(但し条件として、そのようなハロシランは立
体的に遮蔽されたアミン基と非反応性でなければならな
い)。より特に、該シランには式RxSiY3-XH(ここ
でYはハロゲン、好適には塩素、である)を有するハロ
シラン類、式RxSi(OR)3-XH(ここでRは炭素数が
1−4のアルキル基、好適にはメチル基、または炭素数
が6−12のアリール基、好適にはフェニル、であり、
そしてXは0−3の範囲の整数である)を有するアルコ
キシシラン類が包含される。個々の例には、Cl3Si
H、MeSiHCl2、MeSiHCl、Me3SiH、
Et3SiH、EtSiHCl2、φSiHCl2、(Me
O)3SiH、(EtO)3SiH、Me(MeO)3SiH、
Me2Si(OMe)H、Me2Si(OEt)H、φSi
(OMe)2H、などが包含される。
【0024】本発明の方法の実施においては、上記の如
きアセチレン系またはオレフィン系の立体的に遮蔽され
たアミン類およびケイ素−結合された水素を有するシラ
ン類を、遮蔽されていない不飽和アミン類およびヒドロ
シラン類を一般的なヒドロシル化反応で反応させるのと
同じ方法で反応させることができる。本発明の方法にお
いては触媒として貴金属を使用することができる。すな
わち、好適には、例えば白金金属の種々の形状および誘
導体類を本発明において触媒として使用することができ
る。本発明の方法における触媒としての使用に最も好適
なものは、クロロ白金酸の溶液または誘導体類である。
これらの成分類の反応は下記の如くして示される:
【0025】
【化10】
【0026】本発明の実施においては、シランとアミン
の間の反応は、好適には約50℃−160℃の、そして
最も好適には約80℃−140℃の、高温において実施
される。さらに、該反応は大気圧において実施され、そ
の理由はそれより高圧でも明白な利点が生じないからで
ある。
【0027】アセチレン系の立体的に遮蔽されたアミン
類から誘導される生成物はほとんど単一異性体であり、
それとは対照的にアセチレン系第三級アミンに関する先
行技術ではケイ素部分がアセチレン基の末端炭素原子と
結合し始める。それ自体はオレフィン系不飽和であるこ
れらの生成物を、例えば
【0028】
【化11】
【0029】の如き簡単な水素化還元により飽和生成物
(そうでない場合にはオレフィン系の立体的に遮蔽され
たアミン類のヒドロシル化により直接得られる)に転化
させることができる。窒素上のシリル基はメタノールを
用いる簡単な処理により除去可能である。
【0030】不飽和対飽和生成物の選択は、生成物に関
して希望される塩基性に基づいてなされる。関連のある
立体的に遮蔽されたアミン類に関するキャンプベル(Cam
pbell)他、ザ・ジャーナル・オブ・ザ・オーガニック・
ケミストリイ(Journal of Organic Chemistry)、17
巻、1141(1962)によるデータを基にすると、
飽和生成物の方が約0.5pK単位ほど塩基性が大きい
と推定される。不飽和生成物中の残存二重結合が追加の
反応性位置を提供し、それは例えば遊離基の添加による
硬化または架橋結合において使用することができる。
【0031】本発明の方法は、装置寸法、反応時間、温
度、熱、圧力、または溶媒に関して狭く限定されるもの
ではない。
【0032】すなわち、本発明の立体的に遮蔽されたア
ミン基を有するシラン類は3−アミノプロピルシラン類
と同じ用途分野において有用である。しかしながら、本
発明の立体的に遮蔽されたアミン基を有するこれらのシ
ラン類は現在入手できる3−アミノプロピルシラン類と
比較して反応性および塩基性において異なっている。例
えば3−アミノプロピルシラン類の如き立体的に遮蔽さ
れたアミン基を有していないシラン類はアルデヒド類ま
たはケトン類と反応してイミン類を生成するが、本発明
のシラン類は反応せず従ってアセトン中溶液状で使用す
ることができる。さらに立体的に遮蔽されたアミン基を
有するシラン類を例えばガラス繊維強化複合体中の如き
4−アミノプロピルシラン類が使用されてきている用途
において使用する時には、例えば曲げ強度および耐摩耗
性の如き改良が見られる。
【0033】本発明の正確な範囲は特許請求の範囲中に
示されているが、下記の個々の実施例は本発明のある種
の面を説明しておりそして特にそれの評価方法を示して
いる。しかしながら、実施例は説明用にのみ示されてい
るものであり、本発明を特許請求の範囲以外に制限しよ
うとするものではない。全ての部数および百分率は断ら
ない限り重量によるものである。
【0034】
【実施例】全ての反応を種々の寸法を有する標準的な研
究室用ガラス容器中で加熱マントル、機械的または磁気
的スタラー、温度計、コンデンサー、および窒素雰囲気
の保持用備品を用いて実験した。温度は摂氏目盛りで記
録され、そして略字g.、mm.、ml.、min.、h
r.、lb.、およびpsiはそれぞれグラム、ミリメー
トル、ミリリットル、分、時、ポンドおよび平方インチ
当たりのポンドを表す。また、Meはメチルを表わし、
そしてφはフェニルを表す。
【0035】工程1− HC≡CCMe2NH2の乾燥 市販のHC CCMe2NH2は受け取り時には約10%
の水を含有している。水酸化ナトリウムペレットの添加
により水含有量を減少させた。ペレットがゆっくり溶解
して、水酸化ナトリウムの水溶液からなる密な下相が分
離した。下相を除去すると、<1%の水を含有している
HC CCMe2NH2が残り、それをそのまま使用する
こともでき、または伝統的な乾燥剤によりさらに乾燥す
ることもできる。このようにして163.9gの市販の
HC CCMe2NH2を31.1gのNaOHペレット
を用いて磁気的に撹拌しそして一夜放置しながら処理
し、その後、下相を除去すると、0.71%のH2Oを有
するアミンが得られた。
【0036】工程2− HC≡CCMe2NH2からCH
2=CHCMe2NH2への還元 標準的パル水素化装置の瓶中で、52.0gの工程1中
と同じ方法で乾燥されたHC CCMe2NH2を50.
0gのテトラヒドロフラン用溶媒および0.21gの触
媒(CaCO3上の5%Pd)と一緒にした。瓶を20
℃において59psiに加圧し、そして振りながら38
°に加熱した。圧力は3時間で13ポンドに下がり、シ
ステムを13ポンドに再加圧し、そして一夜放置した。
核磁気共鳴(NMR)による分析は、アセチレン系基が
ビニル系基に転化されたことすなわちCH2=CHCM
2NH2が得られたことを、示していた。
【0037】工程3− HC≡CCMe2NHSiMe3
の製造 5000mlフラスコ中で、250gの市販のHC C
CMe2NH2、581.8gのトリエチルアミン、およ
び1637.5gのテトラヒドロフラン溶媒を一緒にし
た。フラスコおよび内容物を17°に冷却し、そして6
25テトラヒドロフラン5gのトリメチルクロロシラン
の添加を窒素下で急速撹拌しながら開始した。添加は9
0分で完了し、その後、85分にわたり撹拌した。ガス
クロマトグラフィー(GC)による分析は少量のHC≡
CCMe2NH2の存在を示しており、それはさらに5
3.4gのトリメチルクロロシランの添加により生成物
に転化された。反応混合物を加圧濾過し、そして固体を
新しいテトラヒドロフランで研和しそして再び濾過し
た。有機溶液を一緒にしそして蒸留すると、希望する生
成物であるHC≡CCMe2NHSiMe3が大気圧にお
いて135°で沸騰する液体状で得られた。それの構造
はNMR分析により確認された。
【0038】工程4− CH2=CHCMe2NHSiM
3の製造 75.7gの工程2により製造されたCH2=CHCMe
2NH2を用いて工程3を実施した。希望する生成物であ
るCH2=CHCMe2NHSiMe3が140℃で沸騰
する液体状で得られた。それの構造はNMR分析により
証明された。
【0039】比較例A− HC≡CCMe2NH2と(M
eO)3SiHとの反応 250mlフラスコ中で、57.4gのトルエン溶媒、
40.0gの乾燥されたHC CCMe2NH2、および
(MeO)3SiHを一緒にした。加熱して還流させそし
て数滴のクロロ白金酸溶液(MeOCH2CH2OMe中
4重量%)を加えた。還流下での加熱を18時間続け、
そして反応混合物を蒸留すると、1.6gの60°/1
mmで沸騰する(MeO)3SiCH=CHCMe2NH2
が生成した。この実施例は、HC CCMe2NH2
(MeO)3SiHの反応が大気圧および低い還流温度
(91−3°)においては非常にゆっくりであることを
示している。生成物はNMR分析により同定された。
【0040】実施例1− HC≡CCMe2NHSiM
2と(MeO)3SiHとの反応 実施例Aの工程を25ml装置中で7.4gの(MeO)3
SiH、8.6gのHC≡CCMe2NHSiMe3(工
程3により製造された)、および2滴の白金触媒溶液を
用いて実施した。加熱すると、還流温度は連続的に2時
間にわたり143°に上昇した。真空蒸留すると、2.
8g(83.8%収率)の87°/2mmで沸騰する(M
eO)3SiCH=CHCMe2NHSiMe3が得られ、
それの構造はNMR分析により確認された。比較例Aと
対比させた時に、この実施例は大気圧還流条件下で(M
eO)3SiHはそれがシリル遮蔽されていないアミンで
あるHC CCMe2NH2と反応する時よりはるかに急
速にシリルで遮蔽されているアミンであるHC CCM
2NHSiMe3と反応したことを示している。
【0041】実施例2− (MeO)3SiCH=CHC
Me2NH2の製造 実施例1の生成物を等量のMeOHと共に室温において
撹拌した。遮蔽されていない生成物である(MeO)3
iCH=CHCMe2NH2が60°/0.8mmにおけ
る蒸留により定量的収率でトランス−末端異性体状で単
離され、それはNMRによると実施例Aの生成物と事実
上同一であった。
【0042】実施例3− (MeO)3SiCH=CHC
Me2NHSiMe3の還元 標準的パル水素化装置の瓶中で70.3gの実施例1用
に製造された生成物を20gの石油エーテルと一緒にし
た。触媒(0.7gの5%Pd/CaCO3、500pp
mに相当)を加え、そして系を水素を用いて75psi
に加圧し、その後、90分間にわたり振りながら50°
に加熱した。NMR分析は残存不飽和がないことを示し
ていた。80°/1mmにおける蒸留により、希望する
生成物である(MeO)3SiCH=CHCMe2NHSi
Me3を単離し、そしてそれの構造はNMR分析により
証明された。
【0043】実施例4− (MeO)3SiCH2CH2
Me2NH2の製造 実施例3の生成物を未蒸留のおよび蒸留された別個試料
として実施例2の如くMeOHで処理した。両者を蒸留
すると(MeO)3SiCH2CH2CMe2NH2が本質的
に定量的収率で60°/0.8mmにおいて得られ、そ
れの構造はNMR分析により確認された。
【0044】実施例5− (MeO)3SiHとCH2=C
HCMe2NHSiMe3との反応および(MeO)3Si
CH2CH2CMe2NH2の製造 実施例1の工程を繰り返したが、HC CCMe2NH
SiMe3の代わりにCH2=CHCMe2NHSiMe3
を使用した。79°/1.5mmにおける蒸留により生
成物である(MeO)3SiCH2CH2CMe2NHSiM
3が単離され、そしてそらは実施例3の生成物と同一
であった。この実施例の生成物を実施例4の生成物の如
く処理すると、実施例4のものと同一である生成物すな
わち(MeO)3SiCH2CH2CMe2NH2が得られ
た。この実施例は、生成物がヒドロシル化および還元反
応の順番によりまたは還元およびヒドロシル化反応の順
番により製造することができ、両者ともHC≡CCMe
2NH2を用いて開始されそして中間のシリル遮蔽段階を
含んでいることを示している。
【0045】実施例6− (MeO)3SiHとCH2=C
HCMe2NH2との反応 実施例Aの反応を繰り返したが、HC CCMe2NH2
の代わりにCH2=CHCMe2NH2を使用した。触媒
を78°において添加すると、2−3分以内に発熱して
125°になった。蒸留すると、希望する生成物が42
°/0.95mmにおいて得られ、それの構造はNMR
分析により確認された。この実施例は、CH2=CHC
Me2NH2のシリル遮蔽が良好な収率および高い反応速
度を得るために必要でないことを示している。
【0046】工程5− CH2=CHCMe2NH2の製
パルロッカー型反応器からの3リットルボンベ中で、工
程1に従い製造された生成物(375.6g)を300
gの石油エーテルと一緒にした。触媒(1.2gの5%
Pd/CaCO3、鉛毒処理、200ppmに相当)を
加え、そして系を水素を用いて1100psiに加圧し
た。反応容器を振った。反応温度は4分以内に212°
に上昇し、圧力は150psiに下がった。反応容器を
さらに3.5時間にわたり振った。生成物の構造はNM
R分析により確認された。
【0047】実施例7− (MeO)3SiCH2CH2
Me2NH2の製造 1000mlフラスコ中に、850.1gのH2C=CH
CMe2NH2/石油エーテル混合物(工程5に従い製造
された)を加えそして加熱して還流させた。49°にお
いて、1.8mlクロロ白金酸溶液(213ppmに相
当)を窒素下で急速撹拌しながら加えた。(MeO)3
iH(692g)を3.5時間にわたり加えると、還流
温度は連続的に58°に上昇した。ガスクロマトグラフ
ィー(GC)による分析は未反応のH2C=CHCMe2
NH2を示しており、未反応のH2C=CHCMe2NH2
を転化させるためにさらに41gの(MeO)3SiHお
よび.44mlの触媒を加えた。真空蒸留すると、67
°/1.5mmにおいて希望する生成物である(MeO)3
SiCH2CH2CMe2NH2が得られ、それの構造はN
MRにより確認された。
【0048】実施例8− ガラス繊維強化複合体中での
用途 実施例7の生成物を、同一条件下で、標準的なガラス繊
維強化エポキシ樹脂複合体調合物である工業的標準3−
アミノプロピルトリエトキシシラン(ユニオン・カーバ
イドA−1100)と比較した。
【0049】物理的試験は、実施例7の生成物を用いて
製造された複合体は97×103psiの乾燥曲げ強度
および90×103psiの湿潤曲げ強度(24時間沸
騰水)を有していたことを示している。A−1100に
関する典型値は86×103psiおよび86×103
siであり、そのことから前の実施例の生成物の方が良
好な性能であることが確認された。上記の複合体の製造
で使用されたシラン−処理されたガラス繊維を360°
捩り摩擦試験で比較した時には、A−1100で処理さ
れた繊維は0.5分間しか持続しなかったが、最後の実
施例の生成物で処理された繊維は1.5時間持続し、そ
のことは前の実施例の生成物は工業的標準に関して処理
されたガラス繊維より改良された摩擦抵抗性を与えるこ
とを示している。
【0050】本発明の主なる特徴および態様は以下のと
おりである。
【0051】1.式
【0052】
【化12】 [式中、Rは炭素数が2−12の線状もしくは分枝鎖状
の飽和または不飽和の2価炭化水素基であり、R′は炭
素数が1−8のアルキル基または炭素数が6−12のア
リール基であり、R″は水素、炭素数が1−8のアルキ
ル基、炭素数が6−12のアリール基、または−Si
X′(ここでX′は炭素数が1−3のアルキル基であ
る)であり、そしてXは炭素数が1−8のアルキル基、
炭素数が6−12のアリール基、炭素数が1−8のアル
コキシ基、炭素数が6−12のアリールオキシ基または
ハロゲン原子であり、そしてここで各X、X′、R′お
よびR″は同一であるかまたは異なっている]で表わさ
れることを特徴とする、立体的に遮蔽されたアミノヒド
ロカルビルシラン。
【0053】2.Rが炭素数が2−6の線状もしくは分
枝鎖状の炭化水素基である、上記1の立体的に遮蔽され
たアミノヒドロカルビルシラン。
【0054】3.Rが からなる群から選択される、上記2の立体的に遮蔽され
たアミノヒドロカルビルシラン。
【0055】4.Rが からなる群から選択される、上記2の立体的に遮蔽され
たアミノヒドロカルビルシラン。
【0056】5.R′基が同一である、上記3の立体的
に遮蔽されたアミノヒドロカルビルシラン。
【0057】6.R′基が同一である、上記4の立体的
に遮蔽されたアミノヒドロカルビルシラン。
【0058】7.2個のR′基がメチル基である、上記
4の立体的に遮蔽されたアミノヒドロカルビルシラン。
【0059】8.2個のR′基がメチル基である、上記
5の立体的に遮蔽されたアミノヒドロカルビルシラン。
【0060】9.1個のR′がメチル基でありそして他
のR′がエチル基である、上記2の立体的に遮蔽された
アミノヒドロカルビルシラン。
【0061】10.1個のR′がフェニル基でありそし
て他のR′がメチル基である、上記1の立体的に遮蔽さ
れたアミノヒドロカルビルシラン。
【0062】11.2個のR″基が水素である、上記3
の立体的に遮蔽されたアミノヒドロカルビルシラン。
【0063】12.2個のR″基が水素である、上記4
の立体的に遮蔽されたアミノヒドロカルビルシラン。
【0064】13.1個のR″が水素でありそして他の
R″が−SiX′3(ここでX′は炭素数が1−3のア
ルキル基である)である、上記3の立体的に遮蔽された
アミノヒドロカルビルシラン。
【0065】14.他のR″が−Si(CH3)3である、
上記13の立体的に遮蔽されたアミノヒドロカルビルシ
ラン。
【0066】15.1個のR″が水素でありそして他の
R″が−SiX′3(ここでX′は炭素数が1−3のア
ルキル基である)である、上記4の立体的に遮蔽された
アミノヒドロカルビルシラン。
【0067】16.他のR″が−Si(CH3)3である、
上記15の立体的に遮蔽されたアミノヒドロカルビルシ
ラン。
【0068】17.2個のR″基がメチル基である、上
記3の立体的に遮蔽されたアミノヒドロカルビルシラ
ン。
【0069】18.2個のR″基がメチル基である、上
記4の立体的に遮蔽されたアミノヒドロカルビルシラ
ン。
【0070】19.1個のR″が水素でありそして他の
R″がメチル基である、上記3の立体的に遮蔽されたア
ミノヒドロカルビルシラン。
【0071】20.1個のR″が水素でありそして他の
R″がメチル基である、上記4の立体的に遮蔽されたア
ミノヒドロカルビルシラン。
【0072】21.Xがメトキシである、上記1の立体
的に遮蔽されたアミノヒドロカルビルシラン。
【0073】22.構造が(CH3O)3SiCH2CH2
(CH3)2NHSi(CH3)3である、上記1の立体的に遮
蔽されたアミノヒドロカルビルシラン。
【0074】23.構造が(CH3)3SiCH2CH2
(CH3)2NH2である、上記1の立体的に遮蔽されたア
ミノヒドロカルビルシラン。
【0075】24.構造が(CH3O)3SiCH=CHC
(CH3)2NHSi(CH3)3である、上記1の立体的に遮
蔽されたアミノヒドロカルビルシラン。
【0076】25.構造が(CH3O)3SiCH=CHC
(CH3)2NH2である、上記1の立体的に遮蔽されたア
ミノヒドロカルビルシラン。
【0077】26.構造が(CH3O)2CH3SiCH2
2C(CH3)2NHSi(CH3)3である、上記1の立体
的に遮蔽されたアミノヒドロカルビルシラン。
【0078】27.構造が(CH3O)2CH3SiCH2
2C(CH3)2NH2である、上記1の立体的に遮蔽され
たアミノヒドロカルビルシラン。
【0079】28.構造が(CH3O)2CH3SiCH2
CHC(CH3)2NHSi(CH3)3である、上記1の立体
的に遮蔽されたアミノヒドロカルビルシラン。
【0080】29.構造が(CH3O)3CH3SiCH2
CHC(CH3)2NH2である、上記1の立体的に遮蔽さ
れたアミノヒドロカルビルシラン。
【0081】30.構造が(CH3O)(CH3)2SiCH2
CH2C(CH3)2NHSi(CH3)3である、上記1の立
体的に遮蔽されたアミノヒドロカルビルシラン。
【0082】31.構造が(CH3O)(CH3)2SiCH2
CH2C(CH3)2NH2である、上記1の立体的に遮蔽さ
れたアミノヒドロカルビルシラン。
【0083】32.構造が(CH3O)(CH3)2SiCH
=CHC(CH3)2NHSi(CH3)3である、上記1の立
体的に遮蔽されたアミノヒドロカルビルシラン。
【0084】33.構造が(CH3O)(CH3)2SiCH
=CHC(CH3)2NH2である、上記1の立体的に遮蔽
されたアミノヒドロカルビルシラン。
【0085】34.式
【0086】
【化13】X3SiH [式中、Xは炭素数が1−8のアルキル基、炭素数が6
−12のアリール基、炭素数が1−8のアルコキシ基、
炭素数が6−12のアリールオキシ基またはハロゲン原
子であり、但し条件としてハロシランは立体的に遮蔽さ
れたアミン基と非反応性であり、そして各Xは同一であ
るかまたは異なっている]を有するシランを、貴金属触
媒の存在下で高温において、式
【0087】
【化14】R″′CR′2NR″2 [式中、R′は炭素数が1−8のアルキル基または炭素
数が6−12のアリール基であり、R″は水素、炭素数
が1−8のアルキル基、炭素数が6−12のアリール
基、または−SiX′3(ここでX′は炭素数が1−3
のアルキル基である)であり、そしてR″′はアセチレ
ン系(−C≡CR″)またはビニル系(−CH=C
2)の基である]を有する立体的に遮蔽された不飽和
アミンと反応させることからなる、上記1の立体的に遮
蔽されたアミノヒドロカルビルシランの製造方法。
【0088】35.R″′が−C≡CHである、上記3
4の方法。
【0089】36.R″′が−C≡CCH3である、上
記34の方法。
【0090】37.R″′が−C≡Cφであり、ここで
φがフェニルである、上記34の方法。
【0091】38.R″′が−CH=CH2である、上
記34の方法。
【0092】39.触媒がクロロ白金酸六水塩の溶液で
ある、上記34の方法。
【0093】40.溶液が25−1重量部の1,2−ジ
メトキシエタンおよび2−プロパノール中に溶解されて
いる4重量%のクロロ白金酸六水塩である、上記39の
方法。
【0094】41.温度が約50℃−160℃の範囲で
ある、上記34の方法。
【0095】42.温度が約80℃−140℃の範囲で
ある、上記34の方法。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 C07F 7/18 C07F 7/18 W // C07B 61/00 300 C07B 61/00 300

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 式 【化1】 [式中、 Rは炭素数が2−12の線状もしくは分枝鎖状の飽和ま
    たは不飽和の2価炭化水素基であり、 R′は炭素数が1−8のアルキル基または炭素数が6−
    12のアリール基であり、 R″は水素、炭素数が1−8のアルキル基、炭素数が6
    −12のアリール基、または−SiX′(ここでX′
    は炭素数が1−3のアルキル基である)であり、そして Xは炭素数が1−8のアルキル基、炭素数が6−12の
    アリール基、炭素数が1−8のアルコキシ基、炭素数が
    6−12のアリールオキシ基またはハロゲン原子であ
    り、そして ここで各X、X′、R′およびR″は同一であるかまた
    は異なっている]で表わされることを特徴とする、立体
    的に遮蔽されたアミノヒドロカルビルシラン。
  2. 【請求項2】 式 【化2】X3SiH [式中、Xは炭素数が1−8のアルキル基、炭素数が6
    −12のアリール基、炭素数が1−8のアルコキシ基、
    炭素数が6−12のアリールオキシ基またはハロゲン原
    子であり、但し条件としてハロシランは立体的に遮蔽さ
    れたアミン基と非反応性であり、そして各Xは同一であ
    るかまたは異なっている]を有するシランを、貴金属触
    媒の存在下で高温において、式 【化3】R″′CR′2NR″2 [式中、R′は炭素数が1−8のアルキル基または炭素
    数が6−12のアリール基であり、R″は水素、炭素数
    が1−8のアルキル基、炭素数が6−12のアリール
    基、または−SiX′3(ここでX′は炭素数が1−3
    のアルキル基である)であり、そしてR″′はアセチレ
    ン系(−C≡CR″)またはビニル系(−CH=C
    2)の基である]を有する立体的に遮蔽された不飽和
    アミンと反応させることからなる、請求項1記載の立体
    的に遮蔽されたアミノヒドロカルビルシランの製造方
    法。
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