JP2020196340A - タイヤ - Google Patents

タイヤ Download PDF

Info

Publication number
JP2020196340A
JP2020196340A JP2019103678A JP2019103678A JP2020196340A JP 2020196340 A JP2020196340 A JP 2020196340A JP 2019103678 A JP2019103678 A JP 2019103678A JP 2019103678 A JP2019103678 A JP 2019103678A JP 2020196340 A JP2020196340 A JP 2020196340A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
radial direction
tire
ridge portion
tire radial
ridge
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2019103678A
Other languages
English (en)
Other versions
JP7129380B2 (ja
Inventor
史歩 鎌田
Shiho Kamata
史歩 鎌田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Bridgestone Corp
Original Assignee
Bridgestone Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Bridgestone Corp filed Critical Bridgestone Corp
Priority to JP2019103678A priority Critical patent/JP7129380B2/ja
Priority to CN202080038589.8A priority patent/CN113874227B/zh
Priority to EP20819082.7A priority patent/EP3978276A4/en
Priority to US17/598,017 priority patent/US20220169082A1/en
Priority to PCT/JP2020/019870 priority patent/WO2020246236A1/ja
Publication of JP2020196340A publication Critical patent/JP2020196340A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP7129380B2 publication Critical patent/JP7129380B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B60VEHICLES IN GENERAL
    • B60CVEHICLE TYRES; TYRE INFLATION; TYRE CHANGING; CONNECTING VALVES TO INFLATABLE ELASTIC BODIES IN GENERAL; DEVICES OR ARRANGEMENTS RELATED TO TYRES
    • B60C13/00Tyre sidewalls; Protecting, decorating, marking, or the like, thereof
    • B60C13/001Decorating, marking or the like

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Tires In General (AREA)

Abstract

【課題】サイドウォール部の外面に密領域および疎領域を精度よく形成する。【解決手段】サイドウォール部16の外面に、タイヤ径方向に延びる第1リッジ部11と、タイヤ径方向に延びるとともに、タイヤ径方向の中央部12bが、第1リッジ部におけるタイヤ径方向の中央部11bよりタイヤ径方向の内側に位置する第2リッジ部12と、がタイヤ周方向に交互に設けられ、第2リッジ部のタイヤ径方向の外端部が、第1リッジ部のタイヤ径方向の内端部よりタイヤ径方向の外側に位置し、サイドウォール部の外面のうち、第1リッジ部および第2リッジ部の少なくとも一方が設けられている装飾領域Xが、第1リッジ部と第2リッジ部とがタイヤ周方向で互いに対向している密領域Yと、第1リッジ部および第2リッジ部のうちのいずれか一方が、タイヤ周方向に他方を介在させずに互いに対向している疎領域Zと、を備えている。【選択図】図1

Description

本発明は、タイヤに関する。
従来から、例えば下記特許文献1に示されるような、サイドウォール部の外面に、タイヤ径方向に延びるとともに、タイヤ周方向に間隔をあけて配置された複数の第1リッジ部と、タイヤ周方向で互いに隣り合う第1リッジ部同士の間に配置された複数の第2リッジ部と、が設けられ、第2リッジ部の長さが、第1リッジ部の長さより短く、第2リッジ部が、第1リッジ部に対して交差する方向に延びているタイヤが知られている。
このタイヤでは、サイドウォール部の外面のうち、第1リッジ部および第2リッジ部の少なくとも一方が設けられている装飾領域が、第1リッジ部および第2リッジ部の双方が位置している密領域と、第1リッジ部が、タイヤ周方向に第2リッジ部を介在させずに互いに対向している疎領域と、を有することによって、装飾効果を発揮している。
特開2004−338655号公報
しかしながら、前記従来のタイヤでは、第2リッジ部が、第1リッジ部に対して交差する方向に延びているので、タイヤの加硫成形金型のキャビティ内面に、第1リッジ部、および第2リッジ部を形成するための各溝を、相対位置を高精度にして設けることが困難で、サイドウォール部の外面に、密領域を精度よく形成することが困難であるという問題があった。
本発明は、前述した事情に鑑みてなされたものであって、サイドウォール部の外面に密領域および疎領域を精度よく形成することができるタイヤを提供することを目的とする。
上記の課題を解決するために、本発明は以下の手段を提案している。
本発明に係るタイヤは、サイドウォール部の外面に、タイヤ径方向に延びる第1リッジ部と、タイヤ径方向に延びるとともに、タイヤ径方向の中央部が、前記第1リッジ部におけるタイヤ径方向の中央部よりタイヤ径方向の内側に位置する第2リッジ部と、がタイヤ周方向に交互に設けられ、前記第2リッジ部のタイヤ径方向の外端部が、前記第1リッジ部のタイヤ径方向の内端部よりタイヤ径方向の外側に位置し、前記サイドウォール部の外面のうち、前記第1リッジ部および前記第2リッジ部の少なくとも一方が設けられている装飾領域が、前記第1リッジ部と前記第2リッジ部とがタイヤ周方向で互いに対向している密領域と、前記第1リッジ部および前記第2リッジ部のうちのいずれか一方が、タイヤ周方向に他方を介在させずに互いに対向している疎領域と、を備えている。
この発明では、第2リッジ部のタイヤ径方向の中央部が、第1リッジ部のタイヤ径方向の中央部よりタイヤ径方向の内側に位置し、かつ第2リッジ部のタイヤ径方向の外端部が、第1リッジ部のタイヤ径方向の内端部よりタイヤ径方向の外側に位置しているので、装飾領域に、密領域および疎領域の双方が備えられることとなり、装飾効果を発揮させることができる。
第1リッジ部および第2リッジ部の双方が、タイヤ径方向に延びているので、タイヤの加硫成形金型のキャビティ内面に、第1リッジ部、および第2リッジ部を形成するための各溝を、相対位置を高精度にして設けやすくなり、サイドウォール部の外面に密領域および疎領域を精度よく形成することができる。
ここで、前記第1リッジ部および前記第2リッジ部それぞれにおいて、少なくとも前記密領域に位置し、かつタイヤ周方向で隣り合う複数個所に、窪み部が各別に形成され、これらの窪み部の全体が、タイヤ幅方向から見て、文字、図形、および記号のうちの少なくとも1つを呈してもよい。
この場合、第1リッジ部および第2リッジ部それぞれにおいて、少なくとも密領域に位置し、かつタイヤ周方向で隣り合う複数個所に各別に形成された窪み部の全体が、タイヤ幅方向から見て、文字、図形、および記号のうちの少なくとも1つを呈するので、装飾領域に装飾効果を確実に発揮させることができる。
また、前記第1リッジ部のタイヤ径方向の外端部は、前記第2リッジ部のタイヤ径方向の外端部よりタイヤ径方向の外側に位置し、前記第2リッジ部のタイヤ径方向の内端部は、前記第1リッジ部のタイヤ径方向の内端部よりタイヤ径方向の内側に位置してもよい。
この場合、第1リッジ部のタイヤ径方向の外端部が、第2リッジ部のタイヤ径方向の外端部よりタイヤ径方向の外側に位置し、第2リッジ部のタイヤ径方向の内端部が、第1リッジ部のタイヤ径方向の内端部よりタイヤ径方向の内側に位置しているので、疎領域が、密領域をタイヤ径方向に挟む両側に配設されることとなり、装飾領域に装飾効果を確実に発揮させることができる。
また、前記密領域は、前記装飾領域におけるタイヤ径方向の中央部に位置してもよい。
この場合、密領域が、装飾領域におけるタイヤ径方向の中央部に位置しているので、装飾領域に装飾効果を確実に発揮させることができる。
この発明によれば、サイドウォール部の外面に密領域および疎領域を精度よく形成することができる。
本発明の第1実施形態に係るタイヤのサイドウォール部の外面をタイヤ幅方向から見た側面図である。 図1のII−II線矢視断面図である。 本発明の第2実施形態に係るタイヤのサイドウォール部の外面をタイヤ幅方向から見た側面図である。 本発明の第3実施形態に係るタイヤのサイドウォール部の外面をタイヤ幅方向から見た側面図である。
以下、図面を参照し、本発明の第1実施形態に係るタイヤ1を説明する。
タイヤ1は、図1に示されるように、タイヤ径方向の外端部に位置するトレッド部15と、トレッド部15におけるタイヤ幅方向の両端部からタイヤ径方向の内側に向けて延びる一対のサイドウォール部16と、サイドウォール部16におけるタイヤ径方向の内端部に接続されたビード部17と、を備える。ビード部17に、ビードコアが埋設されている。トレッド部15に、ベルトが埋設されている。トレッド部15、サイドウォール部16、およびビード部17に、カーカスプライが一体に埋設されている。カーカスプライは、ビードコア回りに折り返されている。
そして、本実施形態では、サイドウォール部16の外面に、第1リッジ部11および第2リッジ部12がタイヤ周方向に交互に設けられている。第1リッジ部11および第2リッジ部12は、タイヤ径方向に延びている。第1リッジ部11および第2リッジ部12は、複数ずつ設けられ、タイヤ幅方向から見て、タイヤ1の回転中心を中心に放射状に延びている。
第1リッジ部11および第2リッジ部12は、互いに同じ形状で、同じ大きさに形成されている。タイヤ周方向で互いに隣り合う第1リッジ部11同士のピッチ間隔は、タイヤ周方向で互いに隣り合う第2リッジ部12同士のピッチ間隔と同じになっている。
なお、第1リッジ部11および第2リッジ部12は、互いに異なる形状で、異なる大きさで形成されてもよく、互いに異なるピッチ間隔で設けられてもよい。
サイドウォール部16の外面において、第1リッジ部11および第2リッジ部12の少なくとも一方が設けられている装飾領域Xは、タイヤ幅方向から見て、タイヤ周方向に延びる湾曲した帯状を呈する。図示の例では、装飾領域Xは、全域にわたって窪んでおり、第1リッジ部11および第2リッジ部12は、装飾領域Xの底面16bに形成されている。第1リッジ部11および第2リッジ部12は、装飾領域Xにおける全域にわたって設けられている。図2に示されるように、第1リッジ部11および第2リッジ部12それぞれにおけるタイヤ幅方向の外端面11c、12cは、サイドウォール部16の外面のうち、装飾領域Xの外側に位置する平滑部分16aに対して、タイヤ幅方向の内側に位置している。
なお、装飾領域Xは、タイヤ幅方向に窪んでいなくてもよい。第1リッジ部11および第2リッジ部12それぞれにおけるタイヤ幅方向の外端面11c、12cは、サイドウォール部16の外面のうち、装飾領域Xの外側に位置する平滑部分16aに対して、タイヤ幅方向の同じ位置に位置してもよいし、タイヤ幅方向の外側に位置してもよい。
図1に示されるように、第2リッジ部12におけるタイヤ径方向の中央部12bは、第1リッジ部11におけるタイヤ径方向の中央部11bよりタイヤ径方向の内側に位置している。第2リッジ部12のタイヤ径方向の外端部は、第1リッジ部11のタイヤ径方向の内端部よりタイヤ径方向の外側に位置している。
これらの構成により、サイドウォール部16の外面における装飾領域Xが、第1リッジ部11と第2リッジ部12とがタイヤ周方向で互いに対向している密領域Yと、第1リッジ部11および第2リッジ部12のうちのいずれか一方が、タイヤ周方向に他方を介在させずに互いに対向している疎領域Zと、を備えている。
第1リッジ部11のタイヤ径方向の外端部は、第2リッジ部12のタイヤ径方向の外端部に対して、タイヤ径方向の外側、若しくは同じタイヤ径方向の位置に位置している。図示の例では、第1リッジ部11のタイヤ径方向の外端部は、第2リッジ部12のタイヤ径方向の外端部よりタイヤ径方向の外側に位置している。
第2リッジ部12のタイヤ径方向の内端部は、第1リッジ部11のタイヤ径方向の内端部に対して、タイヤ径方向の内側、若しくは同じタイヤ径方向の位置に位置している。図示の例では、第2リッジ部12のタイヤ径方向の内端部は、第1リッジ部11のタイヤ径方向の内端部よりタイヤ径方向の内側に位置している。
タイヤ周方向で互いに隣り合う第1リッジ部11のタイヤ径方向の外側部分同士が、タイヤ周方向に第2リッジ部12を介在させずに互いに対向し、タイヤ周方向で互いに隣り合う第2リッジ部12のタイヤ径方向の内側部分同士が、タイヤ周方向に第1リッジ部11を介在させずに互いに対向している。
これにより、疎領域Zは、密領域Yをタイヤ径方向に挟む両側に配設されている。密領域Yは、装飾領域Xにおけるタイヤ径方向の中央部に位置している。各疎領域Zのタイヤ径方向の大きさは、互いに同等になっている。密領域Yのタイヤ径方向の大きさは、各疎領域Zのタイヤ径方向の大きさより大きくなっている。
なお、各疎領域Zのタイヤ径方向の大きさを互いに異ならせてもよく、密領域Yのタイヤ径方向の大きさを、各疎領域Zのタイヤ径方向の大きさ以下としてもよい。
第1リッジ部11のタイヤ径方向の外端部は、装飾領域Xのタイヤ径方向の外端部に位置し、第2リッジ部12のタイヤ径方向の内端部は、装飾領域Xのタイヤ径方向の内端部に位置している。第1リッジ部11のタイヤ径方向の内端部は、装飾領域Xのタイヤ径方向の内端部よりタイヤ径方向の外側で、かつ装飾領域Xのタイヤ径方向の中央部よりタイヤ径方向の内側に位置している。第2リッジ部12のタイヤ径方向の外端部は、装飾領域Xのタイヤ径方向の外端部よりタイヤ径方向の内側で、かつ装飾領域Xのタイヤ径方向の中央部よりタイヤ径方向の外側に位置している。
第1リッジ部11におけるタイヤ径方向の中央部11bは、第2リッジ部12にタイヤ周方向で対向し、第2リッジ部12におけるタイヤ径方向の中央部12bは、第1リッジ部11にタイヤ周方向で対向している。すなわち、第1リッジ部11および第2リッジ部12それぞれにおけるタイヤ径方向の中央部11b、12bは、密領域Yに位置している。
なお、第1リッジ部11および第2リッジ部12それぞれにおけるタイヤ径方向の中央部11b、12bは、疎領域Zに位置してもよい。
第1リッジ部11および第2リッジ部12それぞれにおいて、少なくとも密領域Yに位置し、かつタイヤ周方向で隣り合う複数個所に、窪み部11a、12aが各別に形成され、これらの窪み部11a、12aの全体が、タイヤ幅方向から見て、文字、図形、および記号のうちの少なくとも1つを呈している。
窪み部11a、12aは、第1リッジ部11および第2リッジ部12それぞれにおいて、密領域Yに位置する部分に限った複数個所に各別に形成され、これらの窪み部11a、12aの全体が、タイヤ幅方向から見て、密領域Yにおけるタイヤ径方向の全域にわたって設けられるとともに、タイヤ周方向の一方側に向かうに従い、タイヤ径方向の外側に向けて延び、かつタイヤ径方向の外側に向けて突の円弧状に湾曲した帯状を呈している。この帯状を呈する複数の窪み部11a、12aは、密領域Yにおいて、互いに離れて位置する複数の領域に各別に設けられている。
なお、窪み部11a、12aは、密領域Yのうち、例えば、タイヤ径方向の外端部、タイヤ径方向の内端部、およびタイヤ径方向の中央部のうちの少なくとも1つに設けてもよい。窪み部11a、12aは、密領域Yおよび疎領域Zの双方に設けてもよい。複数の窪み部11a、12aの全体が、タイヤ幅方向から見て呈する形態は、帯状に限らず、例えば波形状にする等、適宜変更してもよい。
窪み部11a、12aは、第1リッジ部11および第2リッジ部12それぞれにおけるタイヤ幅方向の全域にわたって形成されている。すなわち、窪み部11a、12aの底面は、装飾領域Xの底面16bと面一となっている。なお、窪み部11a、12aは、第1リッジ部11および第2リッジ部12それぞれにおけるタイヤ幅方向の外側部分に限って形成されてもよい。
1つの第1リッジ部11に1つの窪み部11aが形成され、1つの第2リッジ部12に1つの窪み部12aが形成されている。なお、1つの第1リッジ部11に複数の窪み部11aを形成し、1つの第2リッジ部12に複数の窪み部12aを形成してもよい。
第1リッジ部11および第2リッジ部12はそれぞれ、図2に示されるように、タイヤ周方向に沿う縦断面視で、タイヤ幅方向の外側から内側に向かうに従い、タイヤ周方向の幅が広くなる台形状を呈している。密領域Yにおいて、タイヤ周方向で互いに隣り合う第1リッジ部11および第2リッジ部12は、タイヤ幅方向の全域にわたってタイヤ周方向に離間しており、装飾領域Xの底面16bを介してタイヤ周方向に交互に設けられている。
密領域Yにおいて、第1リッジ部11と第2リッジ部12との間に位置する、装飾領域Xの底面16bのタイヤ周方向の幅w1は、第1リッジ部11および第2リッジ部12それぞれにおけるタイヤ幅方向の外端面11c、12cのタイヤ周方向の幅w2より小さくなっている。
前記幅w1は、例えば0mm以上0.4mm以下となっている。前記幅w2は、例えば0mm以上0.7mm以下となっている。図示の例では、前記幅w1は約0.2mmとされ、前記幅w2は約0.38mmとなっている。
なお、装飾領域Xの底面16bのタイヤ周方向の幅w1を、第1リッジ部11および第2リッジ部12それぞれにおけるタイヤ幅方向の外端面11c、12cのタイヤ周方向の幅w2以上としてもよい。第1リッジ部11および第2リッジ部12それぞれにおけるタイヤ幅方向の外端部は、タイヤ幅方向の外側に向けて尖る角部であってもよく、また、密領域Yにおいて、タイヤ周方向で互いに隣り合う第1リッジ部11および第2リッジ部12は、装飾領域Xの底面16bを介さずタイヤ周方向に連ねられて配設されてもよい。つまり、前述の各幅w1、w2は0mmであってもよい。
密領域Yにおいて、タイヤ周方向で互いに隣り合う第1リッジ部11と第2リッジ部12とのタイヤ周方向に沿うピッチ間隔pは、タイヤ周方向で互いに隣り合う第1リッジ部11同士のピッチ間隔、およびタイヤ周方向で互いに隣り合う第2リッジ部12同士のピッチ間隔の半分となっている。密領域Yにおいて、タイヤ周方向で互いに隣り合う第1リッジ部11と第2リッジ部12とのタイヤ周方向に沿うピッチ間隔pは、例えば0.17mm以上1.79mm以下となっている。
第1リッジ部11および第2リッジ部12それぞれにおけるタイヤ幅方向の外端面11c、12cの幅w2は、第1リッジ部11および第2リッジ部12それぞれにおけるタイヤ幅方向の高さh以下となっている。高さhは、例えば0.15mm以上0.4mm以下となっている。図示の例では、高さhは、約0.3mmとなっている。なお、前記幅w2は、高さhより大きくてもよい。
密領域Yにおいて、タイヤ周方向で互いに隣り合う第1リッジ部11と第2リッジ部12とのタイヤ周方向に沿うピッチ間隔pは、第1リッジ部11および第2リッジ部12それぞれにおけるタイヤ幅方向の内端部におけるタイヤ周方向の幅w3の0.03倍以上18.07倍以下となっている。第1リッジ部11および第2リッジ部12それぞれにおけるタイヤ幅方向の内端部におけるタイヤ周方向の幅w3は、例えば0.23mm以上1.78mm以下となっている。
この幅w3は、第1リッジ部11および第2リッジ部12それぞれにおけるタイヤ幅方向の高さhの0.57倍以上8.90倍以下となっている。
以上説明したように、本実施形態に係るタイヤ1によれば、第2リッジ部12のタイヤ径方向の中央部12bが、第1リッジ部11のタイヤ径方向の中央部11bよりタイヤ径方向の内側に位置し、かつ第2リッジ部12のタイヤ径方向の外端部が、第1リッジ部11のタイヤ径方向の内端部よりタイヤ径方向の外側に位置しているので、装飾領域Xに、密領域Yおよび疎領域Zの双方が備えられることとなり、装飾効果を発揮させることができる。
第1リッジ部11および第2リッジ部12の双方が、タイヤ径方向に延びているので、タイヤ1の加硫成形金型のキャビティ内面に、第1リッジ部11、および第2リッジ部12を形成するための各溝を、相対位置を高精度にして設けやすくなり、サイドウォール部16の外面に密領域Yおよび疎領域Zを精度よく形成することができる。
第1リッジ部11および第2リッジ部12それぞれにおいて、少なくとも密領域Yに位置し、かつタイヤ周方向で隣り合う複数個所に各別に形成された窪み部11a、12aの全体が、タイヤ幅方向から見て、文字、図形、および記号のうちの少なくとも1つを呈するので、装飾領域Xに装飾効果を確実に発揮させることができる。
第1リッジ部11のタイヤ径方向の外端部が、第2リッジ部12のタイヤ径方向の外端部よりタイヤ径方向の外側に位置し、第2リッジ部12のタイヤ径方向の内端部が、第1リッジ部11のタイヤ径方向の内端部よりタイヤ径方向の内側に位置しているので、疎領域Zが、密領域Yをタイヤ径方向に挟む両側に配設されることとなり、装飾領域Xに装飾効果を確実に発揮させることができる。
密領域Yが、装飾領域Xにおけるタイヤ径方向の中央部に位置しているので、装飾領域Xに装飾効果を確実に発揮させることができる。
次に、本発明の第2実施形態に係るタイヤ2を、図3を参照しながら説明する。
なお、この第2実施形態においては、第1実施形態における構成要素と同一の部分については同一の符号を付し、その説明を省略し、異なる点についてのみ説明する。
本実施形態では、図3に示されるように、第2リッジ部12のタイヤ径方向の長さが、第1リッジ部11のタイヤ径方向の長さより長く、第2リッジ部12が、装飾領域Xにおけるタイヤ径方向の全域にわたって設けられている。
これにより、第1リッジ部11および第2リッジ部12それぞれのタイヤ径方向の外端部におけるタイヤ径方向の位置が互いに同じになっていて、装飾領域Xのうち、タイヤ径方向の中央部およびタイヤ径方向の外端部を含む部分が密領域Yとされ、これよりタイヤ径方向の内側に位置し、装飾領域Xのタイヤ径方向の内端部を含む部分が疎領域Zとなっている。
本実施形態においても、前記実施形態と同様の作用効果を奏する。
次に、本発明の第3実施形態に係るタイヤ3を、図4を参照しながら説明する。
なお、この第3実施形態においては、第1実施形態における構成要素と同一の部分については同一の符号を付し、その説明を省略し、異なる点についてのみ説明する。
本実施形態では、図4に示されるように、第1リッジ部11のタイヤ径方向の長さが、第2リッジ部12のタイヤ径方向の長さより長く、第1リッジ部11が、装飾領域Xにおけるタイヤ径方向の全域にわたって設けられている。
これにより、第1リッジ部11および第2リッジ部12それぞれのタイヤ径方向の内端部におけるタイヤ径方向の位置が互いに同じになっていて、装飾領域Xのうち、タイヤ径方向の中央部およびタイヤ径方向の内端部を含む部分が密領域Yとされ、これよりタイヤ径方向の外側に位置し、装飾領域Xのタイヤ径方向の外端部を含む部分が疎領域Zとなっている。
本実施形態においても、前記実施形態と同様の作用効果を奏する。
なお、本発明の技術的範囲は前記実施の形態に限定されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲において種々の変更を加えることが可能である。
前記第1実施形態、および前記第3実施形態において、第2リッジ部12のタイヤ径方向の内端部を、第1リッジ部11のタイヤ径方向の内端部よりタイヤ径方向の外側に位置させ、タイヤ周方向で互いに隣り合う第1リッジ部11のタイヤ径方向の外側部分同士、並びに、タイヤ径方向の内側部分同士をそれぞれ、タイヤ周方向に第2リッジ部12を介在させずに互いに対向させてもよい。
この構成において、第2リッジ部12のタイヤ径方向の外端部を、第1リッジ部11のタイヤ径方向の中央部11bよりタイヤ径方向の内側に位置させてもよいし、タイヤ径方向の外側に位置させてもよい。つまり、第1リッジ部11のタイヤ径方向の中央部11bを、疎領域Zに位置させてもよいし、密領域Yに位置させてもよい。
前記第1実施形態、および前記第2実施形態において、第1リッジ部11のタイヤ径方向の外端部を、第2リッジ部12のタイヤ径方向の外端部よりタイヤ径方向の内側に位置させ、タイヤ周方向で互いに隣り合う第2リッジ部12のタイヤ径方向の外側部分同士、並びに、タイヤ径方向の内側部分同士をそれぞれ、タイヤ周方向に第1リッジ部11を介在させずに互いに対向させてもよい。
この構成において、第1リッジ部11のタイヤ径方向の内端部を、第2リッジ部12のタイヤ径方向の中央部12bよりタイヤ径方向の外側に位置させてもよいし、タイヤ径方向の内側に位置させてもよい。つまり、第2リッジ部12のタイヤ径方向の中央部12bを、疎領域Zに位置させてもよいし、密領域Yに位置させてもよい。
その他、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で、前記した実施の形態における構成要素を周知の構成要素に置き換えることは適宜可能であり、また、前記した変形例を適宜組み合わせてもよい。
1、2、3 タイヤ
11 第1リッジ部
11a、12a 窪み部
11b 第1リッジ部のタイヤ径方向の中央部
12 第2リッジ部
12b 第2リッジ部のタイヤ径方向の中央部
16 サイドウォール部
X 装飾領域
Y 密領域
Z 疎領域

Claims (4)

  1. サイドウォール部の外面に、
    タイヤ径方向に延びる第1リッジ部と、
    タイヤ径方向に延びるとともに、タイヤ径方向の中央部が、前記第1リッジ部におけるタイヤ径方向の中央部よりタイヤ径方向の内側に位置する第2リッジ部と、がタイヤ周方向に交互に設けられ、
    前記第2リッジ部のタイヤ径方向の外端部が、前記第1リッジ部のタイヤ径方向の内端部よりタイヤ径方向の外側に位置し、
    前記サイドウォール部の外面のうち、前記第1リッジ部および前記第2リッジ部の少なくとも一方が設けられている装飾領域が、
    前記第1リッジ部と前記第2リッジ部とがタイヤ周方向で互いに対向している密領域と、
    前記第1リッジ部および前記第2リッジ部のうちのいずれか一方が、タイヤ周方向に他方を介在させずに互いに対向している疎領域と、を備えている、タイヤ。
  2. 前記第1リッジ部および前記第2リッジ部それぞれにおいて、少なくとも前記密領域に位置し、かつタイヤ周方向で隣り合う複数個所に、窪み部が各別に形成され、これらの窪み部の全体が、タイヤ幅方向から見て、文字、図形、および記号のうちの少なくとも1つを呈している、請求項1に記載のタイヤ。
  3. 前記第1リッジ部のタイヤ径方向の外端部は、前記第2リッジ部のタイヤ径方向の外端部よりタイヤ径方向の外側に位置し、
    前記第2リッジ部のタイヤ径方向の内端部は、前記第1リッジ部のタイヤ径方向の内端部よりタイヤ径方向の内側に位置している、請求項1または2に記載のタイヤ。
  4. 前記密領域は、前記装飾領域におけるタイヤ径方向の中央部に位置している、請求項3に記載のタイヤ。
JP2019103678A 2019-06-03 2019-06-03 タイヤ Active JP7129380B2 (ja)

Priority Applications (5)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2019103678A JP7129380B2 (ja) 2019-06-03 2019-06-03 タイヤ
CN202080038589.8A CN113874227B (zh) 2019-06-03 2020-05-20 轮胎
EP20819082.7A EP3978276A4 (en) 2019-06-03 2020-05-20 PNEUMATIC
US17/598,017 US20220169082A1 (en) 2019-06-03 2020-05-20 Tire
PCT/JP2020/019870 WO2020246236A1 (ja) 2019-06-03 2020-05-20 タイヤ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2019103678A JP7129380B2 (ja) 2019-06-03 2019-06-03 タイヤ

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2020196340A true JP2020196340A (ja) 2020-12-10
JP7129380B2 JP7129380B2 (ja) 2022-09-01

Family

ID=73647620

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2019103678A Active JP7129380B2 (ja) 2019-06-03 2019-06-03 タイヤ

Country Status (5)

Country Link
US (1) US20220169082A1 (ja)
EP (1) EP3978276A4 (ja)
JP (1) JP7129380B2 (ja)
CN (1) CN113874227B (ja)
WO (1) WO2020246236A1 (ja)

Citations (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003146025A (ja) * 2001-11-08 2003-05-21 Sumitomo Rubber Ind Ltd タイヤ
JP2014061820A (ja) * 2012-09-21 2014-04-10 Sumitomo Rubber Ind Ltd 空気入りタイヤ
JP2014180947A (ja) * 2013-03-19 2014-09-29 Sumitomo Rubber Ind Ltd 空気入りタイヤ
JP2015033983A (ja) * 2013-08-09 2015-02-19 住友ゴム工業株式会社 空気入りタイヤ
JP2018002113A (ja) * 2016-07-08 2018-01-11 東洋ゴム工業株式会社 空気入りタイヤ
JP2018002112A (ja) * 2016-07-08 2018-01-11 東洋ゴム工業株式会社 空気入りタイヤ
JP2019081514A (ja) * 2017-10-31 2019-05-30 住友ゴム工業株式会社 重荷重用空気入りタイヤ

Family Cites Families (18)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH08282219A (ja) * 1995-04-11 1996-10-29 Bridgestone Corp 多数のリッジよりなる装飾体を備えた空気入りタイヤ
JP3566388B2 (ja) * 1995-04-11 2004-09-15 株式会社ブリヂストン 多数のリッジよりなる装飾体を備えた空気入りタイヤ
JPH0939518A (ja) * 1995-07-26 1997-02-10 Bridgestone Corp 多数のリッジよりなる装飾体を備えた空気入りタイヤ
US6053228A (en) * 1998-04-17 2000-04-25 Bridgestone/Firestone, Inc. High impact logo structure for the tire sidewall
JP4502437B2 (ja) * 2000-01-07 2010-07-14 株式会社ブリヂストン 空気入りタイヤ
JP3980946B2 (ja) * 2002-06-17 2007-09-26 住友ゴム工業株式会社 タイヤ
JP4229320B2 (ja) 2003-05-19 2009-02-25 東洋ゴム工業株式会社 空気入りタイヤ
JP5293690B2 (ja) * 2010-06-28 2013-09-18 横浜ゴム株式会社 空気入りタイヤ
JP4911332B2 (ja) * 2010-09-08 2012-04-04 横浜ゴム株式会社 空気入りタイヤ及びその加硫用金型
JP5588482B2 (ja) * 2012-08-10 2014-09-10 住友ゴム工業株式会社 空気入りタイヤ
AU355748S (en) * 2013-10-18 2014-05-28 Yokohama Rubber Co Ltd Tyre
JP6617560B2 (ja) * 2014-09-17 2019-12-11 横浜ゴム株式会社 空気入りタイヤ
JP6584334B2 (ja) * 2016-01-28 2019-10-02 株式会社ブリヂストン タイヤ
DE102016218486A1 (de) * 2016-09-27 2018-03-29 Continental Reifen Deutschland Gmbh Fahrzeugreifen
JP6880788B2 (ja) * 2017-02-01 2021-06-02 住友ゴム工業株式会社 空気入りタイヤ
JP6972966B2 (ja) * 2017-11-27 2021-11-24 住友ゴム工業株式会社 タイヤ
JP7007171B2 (ja) 2017-12-13 2022-02-10 株式会社大一商会 遊技機
WO2019124253A1 (ja) * 2017-12-20 2019-06-27 横浜ゴム株式会社 空気入りタイヤ

Patent Citations (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003146025A (ja) * 2001-11-08 2003-05-21 Sumitomo Rubber Ind Ltd タイヤ
JP2014061820A (ja) * 2012-09-21 2014-04-10 Sumitomo Rubber Ind Ltd 空気入りタイヤ
JP2014180947A (ja) * 2013-03-19 2014-09-29 Sumitomo Rubber Ind Ltd 空気入りタイヤ
JP2015033983A (ja) * 2013-08-09 2015-02-19 住友ゴム工業株式会社 空気入りタイヤ
JP2018002113A (ja) * 2016-07-08 2018-01-11 東洋ゴム工業株式会社 空気入りタイヤ
JP2018002112A (ja) * 2016-07-08 2018-01-11 東洋ゴム工業株式会社 空気入りタイヤ
JP2019081514A (ja) * 2017-10-31 2019-05-30 住友ゴム工業株式会社 重荷重用空気入りタイヤ

Also Published As

Publication number Publication date
EP3978276A1 (en) 2022-04-06
CN113874227A (zh) 2021-12-31
CN113874227B (zh) 2023-04-28
US20220169082A1 (en) 2022-06-02
EP3978276A4 (en) 2023-06-21
JP7129380B2 (ja) 2022-09-01
WO2020246236A1 (ja) 2020-12-10

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5750541B1 (ja) 空気入りタイヤ
US9162536B2 (en) Pneumatic tire
CN104411517B (zh) 车辆充气轮胎
JP6109670B2 (ja) 空気入りタイヤ
CN109720155B (zh) 充气轮胎
JP2008006805A (ja) タイヤ加硫用成形金型
JP2007210569A (ja) 空気入りタイヤ
CN209904458U (zh) 充气轮胎
JP4450793B2 (ja) タイヤ加硫金型および空気入りタイヤ
JP6449004B2 (ja) 空気入りタイヤ
WO2020246236A1 (ja) タイヤ
CN217495744U (zh) 充气轮胎
JP4471272B2 (ja) 空気入りタイヤ
JP6535330B2 (ja) 空気入りタイヤ
JP6937216B2 (ja) 空気入りタイヤ
WO2019102663A1 (ja) 重荷重用タイヤ
JP2021046132A (ja) 空気入りタイヤ
JP4949880B2 (ja) タイヤ加硫成形用金型
JP2019026142A (ja) 空気入りタイヤ
JP2019099077A (ja) 空気入りタイヤ
JP2015131515A (ja) 空気入りタイヤ
JP5580440B2 (ja) タイヤ
USD1021754S1 (en) Tire
JP7445450B2 (ja) タイヤ
JP5794249B2 (ja) 空気入りタイヤ及びタイヤ成形金型

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20211217

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20220802

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20220822

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 7129380

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150