JP2014180947A - 空気入りタイヤ - Google Patents

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Abstract

【課題】バルジデントの隠匿性、外観性を高めるとともに、タイヤマークの接着性の低下を抑える。
【解決手段】セレーション部は、第1円弧中心点P1を中心として、互いに同心に等ピッチで形成された複数の第1の円弧リッジからなる第1セレーションと、前記第1円弧中心点P1よりもタイヤ半径方向外側に位置する第2円弧中心点P2を中心として、互いに同心に等ピッチで形成された複数の第2の円弧リッジからなる第2セレーションとを含む。しかも前記第1セレーションと第2セレーションとが部分的に重なりかつ第1の円弧リッジと第2の円弧リッジとが互いに交差する重なり領域を有する。
【選択図】図2

Description

本発明は、サイドウォール部の外表面にセレーション部を設けた空気入りタイヤに関する。
空気入りタイヤのサイドウォール部の外表面には、カーカスプライのタイヤ周方向の重ね継ぎ等が原因して、半径方向(ラジアル方向)にのびる帯状の凹凸部(以下バルジデントと呼ぶ。)が発生するという問題がある。そこで、このようなバルジデントを目立ち難くするために、例えば図6に示されるように、小高さの凸条のリッジaを並列させたセレーション部bを、サイドウォール部の外表面に形成することが提案されている。
従来のセレーション部bでは、リッジaとして、例えばタイヤ半径方向にのびるラジアルリッジ(例えば特許文献1参照)、或いはタイヤ半径方向に対して一定角度で傾斜する傾斜リッジ(例えば特許文献2参照)が一般的に用いられるとともに、これらのリッジaを、タイヤ周方向にほぼ等間隔を隔てて均等に配列している。
しかしこのような従来のセレーション部では、模様が単調となる。そのため、特にサイドウォール部のゴム厚さが薄くバルジデントが大きいタイヤでは、前記バルジデントが模様の歪みとして容易に認識されてしまい、充分な隠匿効果を発揮できないという問題がある。なおリッジを不等間隔で配したり、又リッジを高くして陰影を強めることで隠匿効果を高める方法も提案される。しかしこの場合、デザイン性(見栄え)が悪くなって外観品質を損ねる傾向がある。しかもリッジを高くした場合、タイヤの軽点マークやピークマーク(ユニフォーミティの一次成分のピーク位置を示すマーク。)などのタイヤマークをセレーション上に貼り付ける際、接着が不十分となって剥がれやすくなる傾向がある。
特開2009−143488号公報 特開2003−182317号公報
そこで発明は、同心かつ等間隔を隔てて形成された複数の円弧リッジからなる2つのセレーションを、部分的に重ならせて配することを基本として、優れたデザイン性とタイヤマークの接着性とを確保しながら隠匿効果を高めうる空気入りタイヤを提供することを課題としている。
本発明のうち請求項1記載の発明は、サイドウォール部の外表面かつタイヤ最大幅位置よりもタイヤ半径方向外側の上サイド領域に、リッジからなるセレーション部を形成した空気入りタイヤであって、
前記セレーション部は、
第1円弧中心点O1を中心として、互いに同心に等ピッチで形成された複数の第1の円弧リッジからなる第1セレーションと、
前記第1円弧中心点O1よりもタイヤ半径方向外側に位置する第2円弧中心点O2を中心として、互いに同心に等ピッチで形成された複数の第2の円弧リッジからなる第2セレーションとを含み、
しかも前記第1セレーションと第2セレーションとが部分的に重なりかつ第1の円弧リッジと第2の円弧リッジとが互いに交差する重なり領域を有することを特徴としている。
また請求項2では、前記第1の円弧リッジと第2の円弧リッジとは、断面同形であって、かつ前記第1の円弧リッジ間の前記ピッチと、第2の円弧リッジ間の前記ピッチとは互いに等しいことを特徴としている。
また請求項3では、前記第1の円弧リッジのうちで半径方向最内側に配される最内の第1の円弧リッジの半径R1i、及び前記第2の円弧リッジのうちで半径方向最内側に配される最内の第2の円弧リッジの半径R2iは、0.5〜10.0mmの範囲、
前記第1、第2の円弧リッジの前記ピッチPは1.0〜2.0mmの範囲、
前記第1、第2の円弧リッジのリッジ巾Wは0.1〜0.6mmの範囲、
前記第1、第2の円弧リッジの高さHは0.2〜0.6mmの範囲、
かつ前記第1円弧中心点O1と第2円弧中心点O2との間の周方向距離Lは20〜60mmの範囲であることを特徴としている。
また請求項4では、前記第1円弧中心点O1は前記セレーション部の半径方向内縁近傍に位置し、かつ前記第2円弧中心点O2は前記セレーション部の半径方向外縁近傍に位置することを特徴としている。
本発明に係わるセレーション部は、互いに同心な第1の円弧リッジからなる第1セレーションと、互いに同心な第2の円弧リッジからなる第2セレーションとを含み、かつ第1、第2セレーションが部分的に重なる重なり領域を有している。
従って、前記重なり領域においては、第1の円弧リッジと第2の円弧リッジとが互いに交差する交差模様を形成する。他方、非重なり領域においては、第1セレーションのみからなる第1の円弧リッジの同心円模様と、第2セレーションのみからなる第2の円弧リッジの同心模様とを形成する。このように、セレーション模様に大きな変化を与えることができる。
しかも、前記交差模様では、図4に示すように、第1、第2の円弧リッジの交差部のうち鋭角側の交差部は、リッジの影によって暗く見える。又鈍角側の交差部および円弧リッジ間の間隔が広い部分における底面、並びに円弧リッジの先端部では、光が強く当たるため明るく見える。その結果、リッジの高さを低く保ちながらもセレーション模様に明度(明るさと暗さの度合い)の変化を大きく与えることができる。
そしてこのセレーション模様自体の変化と明度の変化との相乗作用により、優れたデザイン性を確保しながら隠匿効果を高めることができ、タイヤの外観品質を向上させうる。又、タイヤマークの接着性の低下を抑えることもできる。
本発明の空気入りタイヤの一実施例を示す側面図である。 セレーション部の一部を拡大して示す部分側面図である。 リッジの断面形状を示す断面図である。 (A)、(B)はセレーション部による効果を説明する側面図である。 (A)、(B)はセレーション部の他の実施例を示す側面図である。 従来タイヤのセレーション部を示す側面図である。
以下、本発明の実施の形態について、詳細に説明する。
図1に示すように、本実施形態の空気入りタイヤ1は、少なくとも一方のサイドウォール部2の外表面Sの上サイド領域SUに、セレーション部3を具える。前記上サイド領域SUは、前記サイドウォール部2の外表面Sのうちの、タイヤ最大幅位置Yよりもタイヤ半径方向外側の領域として定義される。
本例では、前記セレーション部3が、タイヤ周方向に一周する円環状をなす場合が示される。しかし、セレーション部3としては、図示されないが、タイヤ周方向両端が途切れる帯状であっても良く、又複数の帯状のセレーション部3を、タイヤ周方向に隔設することもできる。
前記セレーション部3は、第1セレーション4と第2セレーション5とを含み、かつ前記第1セレーション4と第2セレーション5とが部分的に重なる重なり領域6を有する。本例では、1つの第1セレーション4と1つの第2セレーション5とが対8をなし、このセレーション対8が、タイヤ周方向に順次隣り合って、セレーション部3が形成される。
図2に示すように、前記第1セレーション4は、第1円弧中心点O1を中心として、互いに同心にかつ等ピッチP1で形成された複数の第1の円弧リッジ11から形成される。又前記第2セレーション5は、前記第1円弧中心点O1よりもタイヤ半径方向外側に位置する第2円弧中心点O2を中心として、互いに同心にかつ等ピッチP2で形成された複数の第2の円弧リッジ12から形成される。
本例では、前記第1セレーション4の第1円弧中心点O1は、前記セレーション部3のタイヤ半径方向内縁3aの近傍に位置する。従って、前記第1セレーション4は、前記内縁3a上に弦を有する略半円形状に形成される。これに対して、前記第2セレーション5の第2円弧中心点O2は、前記セレーション部3のタイヤ半径方向外縁3bの近傍に位置する。従って、前記第2セレーション5は、前記外縁3b上に弦を有する略半円形状に形成される。なお前記近傍とは、それぞれ内縁3a、外縁3bからの距離が10mm以下の領域範囲を意味する。
又前記第1円弧中心点O1と第2円弧中心点O2とは、タイヤ周方向に離れているのが好ましく、その間のタイヤ周方向距離Lは、20〜60mmの範囲が好ましい。前記タイヤ周方向距離Lは、タイヤ中心から第1円弧中心点O1、第2円弧中心点O2に引いたタイヤ半径方向線i1、i2間のタイヤ最大幅位置Y上でのタイヤ周方向距離として定義される。この距離Lは、セレーション部3の前記タイヤ半径方向巾TWとの比L/TWに換算した場合28〜86%に相当する。
このように、第1円弧中心点O1と第2円弧中心点O2とをタイヤ周方向に位置ずれさせることにより、第1セレーション4と第2セレーション5との重なり領域6を、タイヤ周方向に対して傾斜した木の葉形状に形成することができ、パターン模様に変化を与えることができる。なお前記距離Lが20mm(比L/TWでは28%)を下回ると、重なり領域6の傾きが小となり、逆に60mm(比L/TWでは86%)を越えると、重なり領域6が小さくなって、何れの場合もパターン模様の単調さを招く傾向となる。
図3に示すように、前記第1、第2の円弧リッジ11、12は、セレーション部3の底面3Sから小高さで突出する凸条体であって、本例では、断面同形、即ち、互いに同一の断面形状にて形成される。断面形状としては、従来的な種々のものが使用できるが、光の反射の観点から、頂角θが例えば70〜110度の断面三角形状、或いはその頂部Kを平面或いは円弧面で面取りした断面台形状のものが、好適に採用される。
又本例では、前記第1の円弧リッジ11、11間のピッチP1と、第2の円弧リッジ12、12間のピッチP2とは互いに等しく、そのピッチP1、P2(総称するときピッチPという。)とは1.0〜2.0mmの範囲が好ましい。又前記第1、第2の円弧リッジ11、12のリッジ巾Wは0.1〜0.6mmの範囲が好ましく、高さHは0.2〜0.6mmの範囲が好ましい。
又前記図2に示すように、第1の円弧リッジ11のうちで半径方向最内側に配される最内の第1の円弧リッジ11iの半径R1iは0.5〜10.0mmの範囲が好ましい。又第2の円弧リッジ12のうちで半径方向最内側に配される最内の第2の円弧リッジ12iの半径R2iは0.5〜10.0mmの範囲が好ましい。
又前記第1セレーション4においては、前記第1円弧中心点O1が、前記内縁3aのタイヤ半径方向内側に位置し、しかも前記第1円弧中心点O1と前記内縁3aとの間の距離をLaとしたとき、前記半径R1iと距離Laとの差(R1i−La)と、前記ピッチPとの比(R1i−La)/Pが1.0±0.5の範囲が好ましい。又前記第2セレーション5においては、前記第2円弧中心点O2が、前記外縁3bのタイヤ半径方向外側に位置し、しかも前記第2円弧中心点O2と前記外縁3bとの間の距離をLbとしたとき、前記半径R2iと距離Lbとの差(R2i−Lb)と、前記ピッチPとの比(R2i−Lb)/Pが1.0±0.5の範囲が好ましい。
このようなセレーション部3の前記重なり領域6においては、第1の円弧リッジ11と第2の円弧リッジ12とが互いに交差する交差模様を形成する。他方、非重なり領域においては、第1の円弧リッジ11のみからなる同心円模様と、第2の円弧リッジ12のみからなる同心模様とを形成する。そのため、ピッチを一定としながらも、セレーション模様に大きな変化を与えることができる。
しかも前記重なり領域6の交差模様では、図4に示すように、第1、第2の円弧リッジ11、12の交差部Jのうち鋭角側の交差部Jaは、円弧リッジ11、12の影によって暗く見える。又鈍角側の交差部Jbにおける底面3S、および円弧リッジ11、12間の間隔が広い部分Nにおける底面3S、並びに円弧リッジ11、12の先端部では、光が強く当たるため明るく見える。その結果、リッジの高さを低く保ちながらもセレーション模様に明度(明るさと暗さの度合い)の変化を大きく与えることができる。
そしてこのセレーション模様自体の変化と明度の変化との相乗作用により、優れたデザイン性を確保しながら隠匿効果を高めることができ、タイヤの外観品質を向上させうる。又、タイヤマークの接着性の低下も抑えることもできる。
なお最内の円弧リッジ11i、121iの前記半径R1i、R2iが0.5mmを下回ると、リッジが詰まりすぎて陰が多く陰影が付き難くなる。逆に10.0mmを越えると、最内の円弧リッジ11i、12iがタイヤ周方向に近くなってクラックの起点となる可能性が生じる。又円弧リッジ11、12のピッチPが1.0mmを下回ると、リッジが詰まりすぎて陰影が付き難くなり、逆に2.0mmを越えると、リッジ間が広がりすぎて陰影が付き難くなる。又円弧リッジ11、12のリッジ巾Wが0.1mmを下回る場合、加硫金型にリッジ形成用の溝を切削するのが難しくなる。逆に0.6mmを越える場合には、リッジ巾Wが広すぎて陰影が付き難くなる。又円弧リッジ11、12の高さHが0.2mmを下回る場合、陰影が付き難く、逆に0.6mmを越えるとタイヤマークの接着性の低下を招く。
なおセレーション部3内には、文字、数字、図形などからなる標章(図示しない。)を設けることができる。
本例では、隣り合うセレーション対8、8においては、一方のセレーション対8の第2セレーション5と、他方のセレーション対8の第1セレーション4とが外接する場合が示される。しかし図5(A)に示すように、隣り合うセレーション対8、8間に間隙Gを設けることもできる。又図5(B)に示すように、隣り合うセレーション対8、8間において、一方のセレーション対8の第2セレーション5と、他方のセレーション対8の第1セレーション4とが部分的に重なる重なり領域7を形成しても良い。しかし、第1セレーション4、4同士、及び第2セレーション5、5同士は、重なり領域を形成しない。
以上、本発明の特に好ましい実施形態について詳述したが、本発明は図示の実施形態に限定されることなく、種々の態様に変形して実施しうる。
サイドウォール部に、図1、2に示す形状のセレーション部を設けた空気入りタイヤ(195/65R15)を表1の仕様に基づき試作した。そして、各試供タイヤにおけるバルジデントの隠匿性、外観性、タイヤマークの接着性についてテストした。表1に記載以外は実質的に同仕様である。各リッジが断面三角形状である。又第1の円弧リッジと第2の円弧リッジとは、断面同形であり、又第1の円弧リッジのピッチと、第2の円弧リッジのピッチとは互いに等しい。比較例1として、図6に示す直線状のリッジからなるセレーション部を有するタイヤについても同様のテストを行い、比較した。
<隠匿性>
各試供タイヤに内圧230kPaを充填した状態にて、サイドウォール部の表面を、晴天の室外にて種々の方向から目視した。そして、サイドウォール部のバルジデントの発生状況を観察者の官能により、比較例1を100とした指数で評価した。数値が大きいほど、隠匿効果が高く良好である。
<外観性>
デザイン性を観察者の官能により、比較例1を100とした指数で評価した。数値が大きいほど、デザイン性が高く外観性に優れている。
<接着性>
市販のマーク打点装置を用い、打点ブロックの打点によってマーキングシールをタイヤに貼り付けた。その時のマーキングシールの接着状態を、観察者の官能により、比較例1を100とした指数で評価した。数値が大きいほど、接着性に優れている。
Figure 2014180947
Figure 2014180947
表の如く、実施例のタイヤは、バルジデントの隠匿性、外観性に優れるとともに、タイヤマークの接着性の低下を抑えうることが確認できる。
1 空気入りタイヤ
2 サイドウォール部
3 セレーション部
3a 内縁
3b 外縁
4 第1セレーション
5 第2セレーション
6 重なり領域
11 第1の円弧リッジ
12 第2の円弧リッジ
Y タイヤ最大幅位置
S 外表面
SU 上サイド領域

Claims (4)

  1. サイドウォール部の外表面かつタイヤ最大幅位置よりもタイヤ半径方向外側の上サイド領域に、リッジからなるセレーション部を形成した空気入りタイヤであって、
    前記セレーション部は、
    第1円弧中心点O1を中心として、互いに同心に等ピッチで形成された複数の第1の円弧リッジからなる第1セレーションと、
    前記第1円弧中心点O1よりもタイヤ半径方向外側に位置する第2円弧中心点O2を中心として、互いに同心に等ピッチで形成された複数の第2の円弧リッジからなる第2セレーションとを含み、
    しかも前記第1セレーションと第2セレーションとが部分的に重なりかつ第1の円弧リッジと第2の円弧リッジとが互いに交差する重なり領域を有することを特徴とする空気入りタイヤ。
  2. 前記第1の円弧リッジと第2の円弧リッジとは、断面同形であって、
    かつ前記第1の円弧リッジ間の前記ピッチと、第2の円弧リッジ間の前記ピッチとは互いに等しいことを特徴とする請求項1記載の空気入りタイヤ。
  3. 前記第1の円弧リッジのうちで半径方向最内側に配される最内の第1の円弧リッジの半径R1i、及び前記第2の円弧リッジのうちで半径方向最内側に配される最内の第2の円弧リッジの半径R2iは、0.5〜10.0mmの範囲、
    前記第1、第2の円弧リッジの前記ピッチPは1.0〜2.0mmの範囲、
    前記第1、第2の円弧リッジのリッジ巾Wは0.1〜0.6mmの範囲、
    前記第1、第2の円弧リッジの高さHは0.2〜0.6mmの範囲、
    かつ前記第1円弧中心点O1と第2円弧中心点O2との間の周方向距離Lは20〜60mmの範囲であることを特徴とする請求項2記載の空気入りタイヤ。
  4. 前記第1円弧中心点O1は前記セレーション部の半径方向内縁近傍に位置し、かつ前記第2円弧中心点O2は前記セレーション部の半径方向外縁近傍に位置することを特徴とする請求項1〜3の何れかに記載の空気入りタイヤ。
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