JP2016060346A - 空気入りタイヤ - Google Patents

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【課題】サイドウォール部の表面に現れる凹凸に対して、優れた目隠し効果を発揮しうる空気入りタイヤを提供する。
【解決手段】サイドウォール部2の表面2Sに、装飾模様3が形成された空気入りタイヤ1であって、サイドウォール部2の正面視において、装飾模様3は、タイヤ半径方向の成分を有する複数の線状模様8をタイヤ周方向に並べた第1単位模様6を含み、各線状模様8は、その長手方向と直交する向きの一方側へ局部的に突出する凸部9を有し、第1単位模様6は、凸部9が互いに隣接して並べられた立体的な視覚効果を有する立体模様10を含む。
【選択図】図3

Description

本発明は、サイドウォール部の表面に、装飾模様が形成された空気入りタイヤに関する。
一般に、空気入りタイヤのサイドウォール部は、小さい厚さのゴムで覆われている。このため、サイドウォール部の表面には、タイヤの内部構造材であるカーカスの継ぎ目や残留空気等により、バルジやデントと呼ばれる局部的な凹凸が現れやすい。
従来、このような凹凸を目立たなくさせるために、サイドウォール部の表面に、装飾模様が形成された空気入りタイヤが提案されている(例えば、下記特許文献1)。このような装飾模様は、例えば、「セレーション模様」とも呼ばれ、タイヤ半径方向成分を有する縦線状模様がタイヤ周方向に繰り返し配されて形成されている。
特開平07−164831号公報
しかしながら、従来の装飾模様は、単調な模様であり、凹凸を目立たなくさせる目隠し効果を充分に発揮することができないという問題があった。
本発明は、以上のような問題に鑑み案出なされたもので、サイドウォール部の表面に現れる凹凸に対して、優れた目隠し効果を発揮しうる空気入りタイヤを提供することを主たる目的としている。
本発明は、サイドウォール部の表面に、装飾模様が形成された空気入りタイヤであって、前記サイドウォール部の正面視において、前記装飾模様は、タイヤ半径方向の成分を有する複数の線状模様をタイヤ周方向に並べた第1単位模様を含み、前記各線状模様は、その長手方向と直交する向きの一方側へ局部的に突出する凸部を有し、前記第1単位模様は、前記凸部が互いに隣接して並べられた立体的な視覚効果を有する立体模様を含むことを特徴とする。
本発明に係る前記空気入りタイヤにおいて、前記各凸部のタイヤ半径方向の位置は、隣り合う線状模様で徐々に異なっているのが望ましい。
本発明に係る前記空気入りタイヤは、前記正面視において、前記線状模様が、第1の方向に傾斜しており、前記立体模様は、前記第1の方向とはタイヤ半径方向に対して反対の第2の方向に傾斜しているのが望ましい。
本発明に係る前記空気入りタイヤにおいて、前記線状模様は、タイヤ半径方向の両側の端側部分と、前記端側部分の間に連なり、かつ、タイヤ半径方向に対する傾斜角度が前記端側部分よりも大きい中央部分とを含み、前記凸部は、前記中央部分に形成されているのが望ましい。
本発明に係る前記空気入りタイヤにおいて、前記装飾模様は、前記第1単位模様をタイヤ周方向に複数個含んでいるのが望ましい。
本発明に係る前記空気入りタイヤにおいて、前記装飾模様は、前記線状模様と同様の形状を有するが前記凸部を有しない複数の線状模様をタイヤ周方向に並べた第2単位模様を含んでいるのが望ましい。
本発明の空気入りタイヤの装飾模様は、サイドウォール部の正面視において、タイヤ半径方向の成分を有する複数の線状模様をタイヤ周方向に並べた第1単位模様を含んでいる。このような第1単位模様は、線状模様のタイヤ周方向の配列によって、サイドウォール部の表面に現れる凹凸を目立たなくさせる目隠し効果を発揮する。
前記第1単位模様の各線状模様は、その長手方向と直交する向きの一方側へ局部的に突出する凸部を有している。そして、第1単位模様の中に、前記凸部が互いに隣接して並べられることで、立体的な視覚効果を有する立体模様が構成される。即ち、立体模様は、第1単位模様の中で、凸又は凹の形状で浮かび上がるような新たな模様を提供し、ひいては、サイドウォール部に生じた凹凸をより目立たなくさせる。
本実施形態の空気入りタイヤのサイドウォール部の部分拡大図である。 図1のA−A断面図である。 装飾模様の部分拡大図である。 第1単位模様の部分拡大図である。 (A)は、矩形状の凸部を示す線状模様の部分拡大図、(B)は、台形状の凸部を示す線状模様の部分拡大図、(C)は、円弧状の凸部を示す線状模様の部分拡大図である。 図4のB−B断面図である。 (A)は、他の態様の線状模様を示すサイドウォール部の部分拡大図、(B)は、他の態様の立体模様を示すサイドウォール部の部分拡大図である。 (A)は、比較例1のタイヤに設けられた装飾模様の正面図、(B)は、比較例2のタイヤに設けられた装飾模様の正面図である。
以下、本発明の実施の一形態が、図面に基づき説明される。
図1には、本実施形態の空気入りタイヤ(以下、単に「タイヤ」と記載される場合がある)1のサイドウォール部2の部分正面図が示されている。図2には、タイヤ回転軸を含むタイヤ子午線断面であり、図1のA−A断面図が示されている。
図1及び図2に示されるように、タイヤ1は、例えば、カーカス5と、カーカス5のタイヤ軸方向外側に配されたサイドウォールゴム2Gとを具えている。サイドウォール部2の表面2Sは、サイドウォールゴム2Gにより形成されている。
タイヤ1のサイドウォール部2の表面2Sには、サイドウォール部2の表面2Sに生じるバルジやデント等の凹凸を目立たなくするための装飾模様3が形成されている。
本実施形態の装飾模様3は、タイヤ周方向に沿って帯状にのびている。前記「帯状」には、タイヤ周方向へ環状に連続するもの、及び、タイヤ周方向の一部をなす円弧状のものの双方が含まれる。本実施形態の装飾模様3は、タイヤ周方向に環状に連続している。
装飾模様3は、サイドウォールゴム2Gに、例えば、加硫成形又は切削加工等によって形成される模様である。本実施形態の装飾模様3は、耐久性及び生産性の観点から、タイヤ1を加硫するときに成形されている。
装飾模様3のタイヤ半径方向の内側、外側又は両側には、例えば、タイヤ周方向に沿ってのびるリブ4が形成されている。本実施形態のリブ4は、装飾模様3のタイヤ半径方向外側のリブ4Aと内側のリブ4Bとを含んでいる。各リブ4A、4Bは、タイヤ軸方向外側に突出している。このようなリブ4A、4Bは、装飾模様3のタイヤ半径方向の両側を起点としたクラック等の発生を抑制するのに役立つ。
図3には、図1の装飾模様3の部分拡大図が示されている。図3では、分かり易くするために、第1単位模様6に薄く着色が施されている。図3に示されるように、本実施形態の装飾模様3は、第1単位模様6を含んでいる。好ましい態様では、第1単位模様6が、タイヤ周方向に複数個連ねて配置されている。さらに、好ましい態様では、装飾模様3が第2単位模様7を含み、第1単位模様6と、第2単位模様7とが、タイヤ周方向に交互に配置されている。
図4には、図3の一つの第1単位模様6を取り出した部分拡大図が示されている。図4に示されるように、第1単位模様6は、タイヤ周方向に並べられた複数の線状模様8で構成されている。本実施形態の第1単位模様6は、12本の線状模様8を1セットとして構成されているが、この本数は、任意に定められる。各線状模様8は、図2に示したように、例えば、タイヤ軸方向外側に突出する隆起物で形成されており、これはリッジとも呼ばれる。この線状模様8は、例えば、タイヤ1を加硫成形する金型の溝によって成形される。
各線状模様8は、タイヤ半径方向の成分(長さ)を有している。タイヤ半径方向の成分を有するものであれば、線状模様8は、あらゆる態様のものが含まれその形状は特に限定されるものではない。本実施形態の線状模様8は、主として直線状要素を用いて構成されている。また、本実施形態の線状模様8は、図4において、第1の方向(右上がり)に傾斜しているが、タイヤ半径方向に沿ったものでも良い。
このような第1単位模様6は、比較的小さいピッチで並べられた複数の線状模様8により、サイドウォール部2の表面2Sを微細に凹凸化し、光の反射作用等により、サイドウォール部2に生じた物理的な凹凸を目立たなくする(目隠し効果)。本実施形態の第1単位模様6は、見るものに対して、各線状模様8の配列によって、全体として、第1の方向(右上がり)の傾斜の筋模様を印象付ける。
第1単位模様6に属する複数の線状模様8は、局部的に突出する凸部9を含んでいる。各凸部9は、各線状模様8の長手方向と直交する向きの一方側に突出している。本実施形態の凸部9は、各線状模様8の右側に突出している。ただし、凸部9は、線状模様8の左側に突出していても良い。また、凸部9の突出形状も特に限定されないが、好ましい態様では、V字状に形成される。凸部9の他の形状として、矩形状、台形状、円弧状(図5(A)〜図5(C)に示される)等が採用され得る。
第1単位模様6の線状模様8…の配列の中で、凸部9は、互いに隣接して並べられている。本実施形態では、各凸部9のタイヤ半径方向の位置は、隣り合う線状模様8…で徐々に異なっている。より具体的には、凸部9のタイヤ半径方向の位置は、タイヤ周方向を時計回りに見て、徐々に内方に変化している。このような凸部9の配列により、第1単位模様6は、立体的な視覚効果を有する立体模様10を含むことができる。即ち、第1単位模様6の中に、凸部9の頂点9aを連ねる線をあたかも稜線とし、かつ、第2の方向(右下がり)に傾斜する山又は谷のような立体感を有する模様を浮かび上がらせることができる。
上述のような立体模様10は、ユーザーに、サイドウォール部2の表面2Sがより複雑な凹凸形状を持つような印象を与える。従って、サイドウォール部2の表面2Sに形成されたバルジやデント等の凹凸が、さらに視認されにくくなり、優れた目隠し効果を発揮することができる。とりわけ、本実施形態のように、立体模様10は、第1の方向で傾斜する線状模様8とは反対の第2の方向に傾斜している場合、上記効果がより一層強められる。上述の作用をより効果的に発揮させるため、立体模様10は、例えば、タイヤ半径方向に対して、20〜40度の範囲の角度αで傾斜するのが望ましい。
さらに、本実施形態の第1単位模様6は、リッジからなる線状模様8で形成されているため、加硫成形時、サイドウォール部2の表面2Sと金型との間の空気がリッジ形成用の溝を介して効果的に排気される。従って、サイドウォール部2の表面2Sに現れる凹凸の発生自体が抑制され得る。
好ましい態様として、本実施形態の線状模様8は、タイヤ半径方向の両側の端側部分8a、8aと、端側部分8aの間に連なる中央部分8bとを含んでいる。中央部分8bのタイヤ半径方向に対する傾斜角度βは、例えば、端側部分8aのタイヤ半径方向に対する傾斜角度γよりも大きい。本実施形態では、凸部9は、線状模様8の最も視認性が高い中央部分8bに形成されている。
端側部分8aと中央部分8bとで光の反射方向を異ならせてより目隠し効果を高めるために、端側部分8aの傾斜角度γと中央部分8bの傾斜角度βとの差は、15度以上の範囲であるのが望ましい。同様の観点から、中央部分8bのタイヤ半径方向の長さL1は、線状模様8のタイヤ半径方向の長さLの33%〜50%の範囲が望ましい。より好ましい態様では、各端側部分8aのタイヤ半径方向の長さL2は、互いに同一に形成される。
図3に戻ると、本実施形態の第2単位模様7は、第1単位模様6と同様に、タイヤ周方向に並べられた複数の線状模様15を含んでいる。この線状模様15は、第1単位模様6の線状模様8と同様の形状を有するが、凸部9を有しない点で異なっている。第1単位模様6と第2単位模様7とがタイヤ周方向に交互に配列されていることにより、第1単位模様6と第2単位模様7との対比により、さらに、サイドウォール部2の模様形状を多様化乃至複雑化し、目隠し効果をより一層高めることができる。
上述の作用をより効果的に発揮させるため、第2単位模様7は、少なくとも3個の線状模様15で形成されるのが好ましい。一方、装飾模様3において、タイヤ周方向に隣り合う第1単位模様6の立体模様10の間の間隔が大きくなりすぎると、立体模様10による目隠し効果が充分に発揮されないおそれがある。このような観点から、一つの第2単位模様7に含まれる線状模様15の数は、一つの第1単位模様6に含まれる線状模様8の数よりも小さいことが好ましい。
図6には、各線状模様8、15の長手方向と直角な断面図が示されている。図6に示されるように、本実施形態の線状模様8、15は、上述のように、凸条のリッジとして形成されている。
線状模様8、15の高さhは、特に限定されないが、例えば、0.1〜1.0mmの範囲である。高さhが0.1mm未満の場合、サイドウォール部2の表面2Sにおいて、線状模様8、15の視認が困難となり、凹凸を目立たなくさせる目隠し効果が低下するおそれがある。逆に、高さhが1.0mmより大きい場合、線状模様8、15の耐久性が低下し、線状模様8、15を起点にクラックが生じるおそれがある。
線状模様8、15の長手方向と直角な幅Wも、特に限定されないが、例えば、0.4〜2.0mmの範囲であるのが望ましい。幅Wが0.4mm未満の場合、装飾模様3の形成が困難となり、生産性が低下するおそれがある。逆に、幅Wが2.0mmを超える場合、目隠し効果が低下するおそれがある。
隣り合う線状模様8、15の間隔Pも、特に限定されないが、例えば、0.4〜2.0mmの範囲であるのが望ましい。間隔Pが2.0mmより大きい場合、線状模様8、15と凹凸の輪郭とが重なり難く、前記凹凸を目立たなくさせる目隠し効果が十分に発揮されないおそれがある。逆に、間隔Pが0.4mm未満の場合、隣り合う線状模様8、15の間隔が小さく、装飾模様3において、隣り合う線状模様8、15が同一のものと視認され、異なる高さを有する凸条として視認されないおそれがある。
図7(A)には、他の態様の線状模様8を示すサイドウォール部2の部分拡大図が示されている。上述の実施形態の線状模様8は、主として直線状要素を用いて構成されているが、図7(A)に示されるように、線状模様8は、例えば、曲線状要素を用いて構成されても良い。この態様では、線状模様8の各端側部分8a、8aと中央部分8bとが滑らかな円弧状に連なっている。このような円弧状要素を用いて構成された線状模様8は、例えば、その輪郭がサイドウォール部2の表面2Sに生じた凹凸の輪郭と重なることで、目隠し効果をより一層高めることができる。
図7(B)には、他の態様の立体模様10を示すサイドウォール部2の部分拡大図が示されている。上述の実施形態の立体模様10は、直線状の山又は谷のような立体感を有する模様であるが、図7(B)に示されるように、立体模様10は、例えば、円弧状の山又は谷のような立体感を有する模様であっても良い。このような円弧状の立体模様10は、例えば、その輪郭がサイドウォール部2の表面2Sに生じた凹凸の輪郭とより重なり易くなることで、目隠し効果をより一層高めることができる。
以上、本発明の実施形態について詳述したが、本発明はこれらの実施形態に限定されることなく、種々の態様に変形して実施しうる。
表1の仕様に基づいて、装飾模様を有する空気入りタイヤが試作され、その性能がテストされた。各空気入りタイヤのサイドウォール部には、加硫成形時に、意図的に0.5mm程度の凹部及び凸部が形成された。
共通仕様は、下記の通りである。
タイヤサイズ:195/65R15
線状模様(凸条)の高さh:0.5mm
線状模様(凸条)の幅W:0.8mm
隣り合う線状模様(凸条)の間隔P:1.0mm
各テスト方法は下記の通りである。
<感性品質>
各テストタイヤのサイドウォール部に形成された装飾模様を肉眼で確認し、テスターの美的感覚により視覚的性能が5点法で評価された。評価は、点数が大きい程、視覚的性能に優れ、感性品質が優れることを示す。
<凹部目隠し性能>
各テストタイヤのサイドウォール部において、凹部を肉眼で確認し、凹部の識別性について、テスターの官能により5点法で評価された。評価は、点数が大きい程、凹部の識別が困難であり、目隠し性能に優れることを示す。
<凸部目隠し性能>
各テストタイヤのサイドウォール部において、凸部を肉眼で確認し、凸部の識別性について、テスターの官能により5点法で評価された。評価は、点数が大きい程、凸部の識別が困難であり、目隠し性能に優れることを示す。
Figure 2016060346
テストの結果、実施例のタイヤは、目隠し性能及び感性品質に優れることが確認できた。
1 空気入りタイヤ
2 サイドウォール部
2S 表面
3 装飾模様
6 第1単位模様
8 線状模様
9 凸部
10 立体模様

Claims (6)

  1. サイドウォール部の表面に、装飾模様が形成された空気入りタイヤであって、
    前記サイドウォール部の正面視において、
    前記装飾模様は、タイヤ半径方向の成分を有する複数の線状模様をタイヤ周方向に並べた第1単位模様を含み、
    前記各線状模様は、その長手方向と直交する向きの一方側へ局部的に突出する凸部を有し、
    前記第1単位模様は、前記凸部が互いに隣接して並べられた立体的な視覚効果を有する立体模様を含むことを特徴とする空気入りタイヤ。
  2. 前記各凸部のタイヤ半径方向の位置は、隣り合う線状模様で徐々に異なっている請求項1に記載の空気入りタイヤ。
  3. 前記正面視において、前記線状模様は、第1の方向に傾斜しており、
    前記立体模様は、前記第1の方向とはタイヤ半径方向に対して反対の第2の方向に傾斜している請求項1又は2記載の空気入りタイヤ。
  4. 前記線状模様は、タイヤ半径方向の両側の端側部分と、前記端側部分の間に連なり、かつ、タイヤ半径方向に対する傾斜角度が前記端側部分よりも大きい中央部分とを含み、
    前記凸部は、前記中央部分に形成されている請求項1乃至3のいずれかに記載の空気入りタイヤ。
  5. 前記装飾模様は、前記第1単位模様をタイヤ周方向に複数個含んでいる請求項1乃至4のいずれかに記載の空気入りタイヤ。
  6. 前記装飾模様は、前記線状模様と同様の形状を有するが前記凸部を有しない複数の線状模様をタイヤ周方向に並べた第2単位模様を含んでいる請求項1乃至5のいずれかに記載の空気入りタイヤ。
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