JP2019502686A5 - - Google Patents

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[68].sGC刺激薬が、上記[56]に(又は本発明の他の態様により)図示される1つより選択される、上記[66]の(又は本発明の他の態様による)医薬組成物。
他の態様
[0422] 本開示に関連するすべての刊行物及び特許は、それぞれ個々の刊行物又は特許出願が具体的かつ個別的に参照により組み込まれると示されるのと同じ程度で、参照により本明細書に組み込まれる。参照により組み込まれる特許又は刊行物のいずれにもおける用語の意味が本開示において使用される用語の意味と抵触することがあれば、基準になると企図されるのは、本開示における用語の意味である。さらに、先述の考察は、本発明の例示態様についてのみ開示して記載するものである。当業者は、そのような考察より、そして付帯の図面と特許請求項より、以下の特許請求項において明確化されるような本発明の精神及び範囲より逸脱することなく、様々な変更、修飾、及び変形をそこになし得ることを容易に認識されよう。数多くの態様について記載してきた。しかしながら、本発明の精神及び範囲から逸脱することなく様々な変更態様を作製し得ることが理解されよう。
本明細書の記載は以下の発明の開示を包含する。
[1]消化管括約筋障害を治療することの必要な患者において該障害を治療する方法であって、sGC刺激薬又はその医薬的に許容される塩の治療有効量を前記患者へ投与することを含んでなる、前記方法。
[2]消化管括約筋障害が消化管括約筋のアカラシアである、[1]の方法。
[3]消化管括約筋障害が消化管の痙攣性括約筋障害又は括約筋痙攣である、[1]の方法。
[4]消化管括約筋障害が消化管の高血圧性括約筋障害である、[1]の方法。
[5]消化管括約筋が、下部食道括約筋(LES)、幽門括約筋(幽門)、回盲括約筋又は弁(ICV)、オッディー括約筋(SO、グリッソン括約筋とも呼ばれる)、及び内肛門括約筋(IAS)より選択される、[1]〜[4]のいずれか1項の方法。
[6]消化管括約筋のアカラシアが食道アカラシアである、[2]の方法。
[7]消化管括約筋のアカラシアが原発性アカラシアである、[2]の方法。
[8]消化管括約筋のアカラシアが続発性アカラシアである、[2]の方法。
[9]アカラシアが原発性食道アカラシアである、[6]の方法。
[10]アカラシアが続発性食道アカラシアである、[6]の方法。
[11]アカラシアがシャーガス病と関連した続発性アカラシアである、[8]又は[10]の方法。
[12]アカラシアが食道癌と関連した続発性食道アカラシアである、[10]の方法。
[13]消化管括約筋障害が、下部食道括約筋(LES)アカラシア、食道アカラシア、痙攣性LES、高血圧性LES(HTNLES)、幽門括約筋(幽門)アカラシア、幽門部痙攣(幽門痙攣)、高血圧性幽門(pylori)、回盲括約筋又は弁(ICV)アカラシア、高血圧性ICV、痙攣性ICV又はICV痙攣、オッディー括約筋機能障害(SOD)、オッディー括約筋アカラシア、痙攣性オッディー括約筋又はSOD痙攣、高血圧性オッディー括約筋、内肛門括約筋(IAS)アカラシア、高血圧性IAS、痙攣性IAS又はIAS痙攣より選択される、[1]の方法。
[14]消化管括約筋障害が、糖尿病、全身性硬化症、シャーガス病、神経変性又は神経疾患、脳、頭部、又は頸部の損傷又は外傷、又は腫瘍随伴症候群と関連した続発性消化管括約筋障害である、[1]〜[13]のいずれか1項の方法。
[15]前記sGC刺激薬又はその医薬的に許容される塩が単独療法として投与される、[1]〜[14]のいずれか1項の方法。
[16]前記sGC刺激薬又はその医薬的に許容される塩が1以上の追加治療薬剤の治療又は予防有効量と組み合わせて投与される、[1]〜[14]のいずれか1項の方法。
[17]追加の治療薬剤がカルシウムチャネルブロッカーである、[16]の方法。
[18]追加の治療薬剤がニフェジピンである、[17]の方法。
[19]ニフェジピンが舌下投与される、[18]の方法。
[20]追加の治療薬剤がボトックス(botox)注射剤である、[16]の方法。
[21]追加の治療薬剤がNO経路を上方制御することが知られた化合物である、[16]の方法。
[22]追加の治療薬剤が、一酸化窒素、NOドナー、sGC刺激薬、sGCアクチベーター、又はPDE5阻害剤より選択される、[21]の方法。
[23]追加の治療薬剤がNOドナーである、[22]の方法。
[24]NOドナーが、硝酸塩、亜硝酸塩、NONOエート、又はニトロソチオールより選択される、[23]の方法。
[25]sGC刺激薬である追加の治療薬剤がリオシグアト(riociguat)又はベリシグアト(vericiguat)より選択される、[22]の方法。
[26]sGCアクチベーターである追加の治療薬剤がアタシグアト(ataciguat)又はシナシグアト(cinaciguat)である、[22]の方法。
[27]その必要な患者が成人である、[1]〜[26]のいずれか1項の方法。
[28]その必要な患者が小児である、[1]〜[26]のいずれか1項の方法。
[29]sGC刺激薬が追加の治療薬剤での治療の開始に先立って、それと同時に、又はその後で投与される、[16]〜[28]のいずれか1項の方法。
[30]sGC刺激薬が、リオシグアト、ネリシグアト(neliciguat)、ベリシグアト、BAY−41−2272、BAY41−8543、又はエトリシグアト(etriciguat)より選択される、[1]〜[29]のいずれか1項の方法。
[31]sGC刺激薬が式IA:
Figure 2019502686
[式中:
Xは、N、CH、C(C1−4アルキル)、C(C1−4ハロアルキル)、CCl、及びCFより選択され;
環Bは、フェニル、又は1又は2個の環窒素原子を含有する6員ヘテロアリール環であるか又は、環Bは、チオフェンであり;
nは、0又は1〜3より選択される整数であり;
それぞれのJは、ハロゲン、−CN、C1−6脂肪族、−OR、又はC3−8脂環式環より独立して選択され;ここで前記C1−6脂肪族のそれぞれと前記C3−8脂環式基のそれぞれは、3例以下のハロゲンで置換されていてもよく;
それぞれのRは、水素、C1−6脂肪族、又はC3−8脂環式環より独立して選択され;ここでC1−6脂肪族である前記Rのそれぞれと、C3−8脂環式環である前記Rのそれぞれは、3例以下のハロゲンで置換されていてもよく;
は、水素、ハロゲン、メチル、メトキシ、トリフルオロメチル、トリフルオロメトキシ、又は−NRより選択され、ここでRとRは、水素、C1−6アルキル、又は3〜6員シクロアルキル環よりそれぞれ独立して選択され;
は、水素であるか又はハロゲン、−CN、−CF、メトキシ、トリフルオロメトキシ、ニトロ、アミノ、又はメチルより選択され;
とRは、それらが付く窒素原子と一緒に、4〜8員複素環式環又は5若しくは6員ヘテロアリール環を形成し;ここで前記4〜8員複素環式環又は前記5若しくは6員ヘテロアリール環は、RとRが付く窒素原子に加えて、N、O、又はSより独立して選択される3個以下の環ヘテロ原子を含有してもよくて、5例以下のRによって置換されていてもよい;又は
あるいは、RとRは、水素、C1−6アルキル、C3−8シクロアルキル環、4〜8員複素環式環、5若しくは6員ヘテロアリール、又はC1−6アルキル−Rよりそれぞれ独立して選択され;ここで前記4〜8員複素環式環のそれぞれと前記5若しくは6員ヘテロアリール環のそれぞれは、N、O、及びSより独立して選択される3個以下の環ヘテロ原子を含有し;そしてここで前記C1−6アルキルのそれぞれ、前記C3−8シクロアルキル環のそれぞれ、前記4〜8員複素環式環基のそれぞれ、前記5若しくは6員ヘテロアリールのそれぞれ、そしてそれぞれの前記C1−6アルキル−Rの前記C1−6アルキル部分のそれぞれは、5例以下のR5aで独立して置換されていてもよい;但し、RとRは、同時には水素でなく;そして但し、Xが、CH、C(C1−4アルキル)、C(C1−4ハロアルキル)、CCl、又はCFの1つであるとき、RとRのいずれも、ピリジン又はピリミジンではない;又は
あるいは、JとR又はRの1つは、O、N、及びSより選択される2個以下のヘテロ原子を含有して、3例以下のオキソ又は−(Y)−Rで置換されてもよい、5〜6員複素環式環を形成することができる;
ここでYは、非存在であるか又は6例以下のフルオロによって置換されてもよいC1−6アルキル鎖の形態の連結であり;
それぞれのRは、水素、フルオロ、−CN、−OR10、−SR10、−COR10、−OC(O)R10、−C(O)OR10、−C(O)N(R10、−C(O)N(R10)SO10、−N(R10)C(O)R10、−N(R10)C(O)OR10、−N(R10)C(O)N(R10、−N(R10、−SO10、−SON(R10、−SON(R10)COOR10、−SON(R10)C(O)R10、−N(R10)SO10、−(C=O)NHOR10、C3−6シクロアルキル環、4〜8員複素環式環、又は5〜6員ヘテロアリール環より独立して選択され;ここでそれぞれの前記4〜8員複素環式環とそれぞれの前記5〜6員複素芳香族環は、N、O、又はSより独立して選択される4個以下の環ヘテロ原子を含有し;そしてここでそれぞれの前記C3−6シクロアルキル環、それぞれの前記4〜8員複素環式環、及びそれぞれの前記5〜6員複素芳香族環は、3例以下のR11で置換されていてもよく;
それぞれのR11は、ハロゲン、C1−6アルキル、−CN、−OR12、−SR12、−COR12、−OC(O)R12、−C(O)OR12、−C(O)N(R12、−C(O)N(R12)SO12、−N(R12)C(O)R12、−N(R12)C(O)OR12、−N(R12)C(O)N(R12、−N(R12、−SO12、−SON(R12、−SON(R12)COOR12、−SON(R12)C(O)R12、−N(R12)SO12、及び−N=OR12より独立して選択され;ここで前記C1−6アルキルのそれぞれは、3例以下のフルオロ、−OH、−O(C1−4アルキル)、フェニル、又は−O(C1−4フルオロアルキル)によって独立して置換されていてもよく;
ここでそれぞれのR10は、水素、C1−6アルキル、フェニル、ベンジル、C3−8シクロアルキル環、4〜7員複素環式環、又は5若しくは6員ヘテロアリール環より独立して選択され、ここでそれぞれの5若しくは6員ヘテロアリール環とそれぞれの前記4〜7員複素環式環は、N、O、及びSより独立して選択される4個以下の環ヘテロ原子を含有し;そしてここで前記C1−6アルキルのそれぞれ、それぞれの前記フェニル、それぞれの前記ベンジル、それぞれの前記C3−8シクロアルキル基、それぞれの前記4〜7員複素環式環、及びそれぞれの5若しくは6員ヘテロアリール環は、3例以下のハロゲン、C1−4アルキル、C1−4(フルオロアルキル)、−OH、−NH、−NH(C1−4アルキル)、−N(C1−4アルキル)、−CN、−COOH、−COO(C1−4アルキル)、−O(C1−4アルキル)、−O(C1−4フルオロアルキル)、又はオキソで独立して置換されていてもよく;そして
ここでそれぞれのR12は、水素、C1−6アルキル、フェニル、ベンジル、C3−8シクロアルキル環、4〜7員複素環式環、又は5若しくは6員ヘテロアリール環より独立して選択され、ここでそれぞれの5若しくは6員ヘテロアリール環とそれぞれの前記4〜7員複素環式環は、N、O、及びSより独立して選択される4個以下の環ヘテロ原子を含有し;そしてここで前記C1−6アルキルのそれぞれ、それぞれの前記フェニル、それぞれの前記ベンジル、それぞれの前記C3−8シクロアルキル基、それぞれの前記4〜7員複素環式環、及びそれぞれの5若しくは6員ヘテロアリール環は、3例以下のハロゲン、C1−4アルキル、C1−4(フルオロアルキル)、−OH、−NH、−NH(C1−4アルキル)、−N(C1−4アルキル)、−CN、−COOH、−COO(C1−4アルキル)、−O(C1−4アルキル)、−O(C1−4フルオロアルキル)、又はオキソで独立して置換されていてもよく;
は、C3−8シクロアルキル環、4〜8員複素環式環、フェニル、又は5〜6員複素芳香族環より選択され;ここで前記4〜8員複素環式環のそれぞれと前記5〜6員複素芳香族環のそれぞれは、N、O、又はSより独立して選択される4個以下の環ヘテロ原子を含有し;そしてここで前記C3−8シクロアルキル環のそれぞれ、前記4〜8員複素環式環のそれぞれ、前記フェニルのそれぞれ、及び前記5〜6員複素芳香族環のそれぞれは、5例以下のR5cで置換されていてもよく;
それぞれのR5cは、ハロゲン、−CN、C1−6アルキル、−OR6b、−SR6b、−COR6b、−OC(O)R6b、−C(O)OR6b、−C(O)N(R6b、−C(O)N(R6b)SO6b、−N(R6b)C(O)R6b、−N(R6b)C(O)OR6b、−N(R6b)C(O)N(R6b、−N(R6b、−SO6b、−SON(R6b、−SON(R6b)COOR6b、−SON(R6b)C(O)R6b、−N(R6b)SO6b、−(C=O)NHOR6b、C3−8シクロアルキル環、4〜7員複素環式環、5若しくは6員ヘテロアリール環、フェニル、ベンジル、オキソ基、又は二環式基より独立して選択され;ここで前記5若しくは6員ヘテロアリール環のそれぞれと前記4〜7員複素環式環のそれぞれは、N、O、及びSより独立して選択される4個以下の環ヘテロ原子を含有し;そしてここで前記C1−6アルキルのそれぞれ、前記C3−8シクロアルキル環のそれぞれ、前記4〜7員複素環式環のそれぞれ、前記5若しくは6員ヘテロアリール環のそれぞれ、前記ベンジルのそれぞれ、及び前記フェニル基のそれぞれは、3例以下のハロゲン、C1−4アルキル、−OH、−NH、−NH(C1−4アルキル)、−N(C1−4アルキル)、−CN、−COOH、−COO(C1−4アルキル)、−O(C1−4アルキル)、−O(C1−4ハロアルキル)、又はオキソで独立して置換されていてもよく;ここで前記二環式基は、第一環と第二環を縮合又は架橋関係で含有し、前記第一環は、4〜7員複素環式環、5若しくは6員ヘテロアリール環、フェニル、又はベンジルであって、前記第二環は、フェニル環、又はN、O、又はSより選択される3個以下の環ヘテロ原子を含有する5若しくは6員ヘテロアリール環であり;そしてここで前記二環式基は、6例以下のハロゲン、C1−4アルキル、−OH、−NH、−NH(C1−4アルキル)、−N(C1−4アルキル)、−CN、−COOH、−COO(C1−4アルキル)、−O(C1−4アルキル)、−O(C1−4ハロアルキル)、又はオキソによって独立して置換されていてもよく;
それぞれのR6bは、水素、C1−6アルキル、フェニル、ベンジル、C3−8シクロアルキル環、4〜7員複素環式環、又は5若しくは6員ヘテロアリール環より独立して選択され、ここでそれぞれの5若しくは6員ヘテロアリール環と前記4〜7員複素環式環のそれぞれは、N、O、及びSより独立して選択される4個以下の環ヘテロ原子を含有し;そしてここで前記C1−6アルキルのそれぞれ、それぞれの前記フェニル、それぞれの前記ベンジル、それぞれの前記C3−8シクロアルキル基、それぞれの前記4〜7員複素環式環、及びそれぞれの5若しくは6員ヘテロアリール環は、3例以下のハロゲン、C1−4アルキル、−OH、−NH、−NH(C1−4アルキル)、−N(C1−4アルキル)、−CN、−COOH、−COO(C1−4アルキル)、−O(C1−4アルキル)、−O(C1−4ハロアルキル)、又はオキソで独立して置換されていてもよい;又は
の同じ又は異なる環原子へ付く2例のR5cは、前記環原子(単数又は複数)と一緒に、C3−8シクロアルキル環、4〜6員複素環式環、フェニル、又は5若しくは6員ヘテロアリール環を形成し、2つの環がスピロ、縮合、又は架橋関係にある二環式系を生じてもよく、ここで前記4〜6員複素環又は前記5若しくは6員ヘテロアリール環は、N、O、又はSより独立して選択される3個以下のヘテロ原子を含有し;そしてここで前記C3−8シクロアルキル環、4〜6員複素環式環、フェニル、又は5若しくは6員ヘテロアリール環は、3例以下のC1−4アルキル、C1−4ハロアルキル、C1−4アルコキシ、C1−4ハロアルコキシ、オキソ、−C(O)O(C1−4アルキル)、−C(O)OH、−NR”(CO)CO(C1−4アルキル)、−OH、又はハロゲンによって独立して置換されていてもよく;ここでR”は、水素又はC1−2アルキルである;
それぞれのR5aは、ハロゲン、−CN、C1−6アルキル、−OR6a、−SR6a、−COR6a、−OC(O)R6a、−C(O)OR6a、−C(O)N(R6a、−C(O)N(R6a)SO6a、−N(R6a)C(O)R6a、−N(R6a)C(O)OR6a、−N(R6a)C(O)N(R6a、−N(R6a、−SO6a、−SON(R6a、−SON(R6a)COOR6a、−SON(R6a)C(O)R6a、−N(R6a)SO6a、−(C=O)NHOR6a、C3−8シクロアルキル環、4〜7員複素環式環、5若しくは6員ヘテロアリール環、フェニル、ベンジル、オキソ基、又は二環式基より独立して選択され;ここでそれぞれの5若しくは6員ヘテロアリール環と前記4〜7員複素環式環のそれぞれは、N、O、及びSより独立して選択される4個以下の環ヘテロ原子を含有し、ここで前記C1−6アルキル、C3−8シクロアルキル環、4〜7員複素環式環、5若しくは6員ヘテロアリール環、ベンジル、又はフェニル基のそれぞれは、3例以下のハロゲン、C1−4アルキル、C1−4ハロアルキル、−OH、−NH、−NH(C1−4アルキル)、−N(C1−4アルキル)、−CN、−COOH、−COO(C1−4アルキル)、−O(C1−4アルキル)、−O(C1−4ハロアルキル)、又はオキソで独立して置換されていてもよく;ここで前記二環式基は、環1と環2を縮合又は架橋関係で含有し、前記環1は、4〜7員複素環式環、5若しくは6員ヘテロアリール環、フェニル、又はベンジルであって、前記環2は、フェニル環、又はN、O、又はSより選択される3個以下の環ヘテロ原子を含有する5若しくは6員ヘテロアリール環であり;そしてここで前記二環式基は、6例以下のハロゲン、C1−4アルキル、−OH、−NH、−NH(C1−4アルキル)、−N(C1−4アルキル)、−CN、−COOH、−COO(C1−4アルキル)、−O(C1−4アルキル)、−O(C1−4ハロアルキル)、又はオキソによって独立して置換されていてもよく;
それぞれのR6aは、水素、C1−6アルキル、フェニル、ベンジル、C3−8シクロアルキル環、4〜7員複素環式環、又は5若しくは6員ヘテロアリール環より独立して選択され、ここで前記C1−6アルキルのそれぞれ、前記フェニルのそれぞれ、前記ベンジルのそれぞれ、前記C3−8シクロアルキル基のそれぞれ、前記4〜7員複素環式環のそれぞれ、及び前記5若しくは6員ヘテロアリール環のそれぞれは、3例以下のハロゲン、C1−4アルキル、−OH、−NH、−NH(C1−4アルキル)、−N(C1−4アルキル)、−CN、−COOH、−C(O)NH、−C(O)N(C1−6アルキル)、−C(O)NH(C1−6アルキル)、−C(O)N(C1−6ハロアルキル)、−C(O)NH(C1−6ハロアルキル)、C(O)N(C1−6アルキル)(C1−6ハロアルキル)、−COO(C1−6アルキル)、−COO(C1−6ハロアルキル)、−O(C1−4アルキル)、−O(C1−4ハロアルキル)、又はオキソで独立して置換されていてもよく、ここで前記5若しくは6員ヘテロアリール環又は4〜7員複素環式環のそれぞれは、N、O、及びSより独立して選択される4個以下の環ヘテロ原子を含有する;又は
又はRの1つが、5例以下のR5aで置換される、C3−8シクロアルキル環、4〜8員複素環式環、又は5若しくは6員ヘテロアリールである場合、前記R又はRの同じ又は異なる環原子へ付くR5aの例の2つは、前記原子(単数又は複数)と一緒に、C3−8シクロアルキル環、4〜6員複素環式環、フェニル、又は5若しくは6員複素環式環を形成し、2つの環がスピロ、縮合、又は架橋関係にある二環式系を生じてもよく、ここで前記4〜6員複素環又は前記5若しくは6員複素環式環は、N、O、又はSより独立して選択される2個以下の環ヘテロ原子を含有し;そしてここで前記C3−8シクロアルキル環、4〜6員複素環式環、フェニル、又は5若しくは6員複素環式環は、2例以下のC1−4アルキル、C1−4ハロアルキル、オキソ、−(CO)CO(C1−4アルキル)、−NR’(CO)CO(C1−4アルキル)、又はハロゲンによって置換されていてもよく;ここでR’は、水素又はC1−2アルキルである;
それぞれのRは、ハロゲン、−CN、C1−6アルキル、−OR、−SR、−COR、−OC(O)R、−C(O)OR、−C(O)N(R、−C(O)N(R)SO、−N(R)C(O)R、−N(R)C(O)OR、−N(R)C(O)N(R、−N(R、−SO、−SON(R、−SON(R)COOR、−SON(R)C(O)R、−N(R)SO、−(C=O)NHOR、C3−8シクロアルキル環、4〜7員複素環式環、5若しくは6員ヘテロアリール環、フェニル、ベンジル、オキソ基、又は二環式基より独立して選択され;ここで前記5若しくは6員ヘテロアリール環又は4〜7員複素環式環のそれぞれは、N、O、及びSより独立して選択される4個以下の環ヘテロ原子を含有し;そしてここで前記C1−6アルキルのそれぞれ、前記C3−8シクロアルキル環のそれぞれ、前記4〜7員複素環式環のそれぞれ、前記5若しくは6員ヘテロアリール環のそれぞれ、それぞれの前記ベンジル、又はそれぞれの前記フェニル基は、3例以下のハロゲン、C1−4アルキル、−OH、−NH、−NH(C1−4アルキル)、−N(C1−4アルキル)、−CN、−COOH、−COO(C1−4アルキル)、−O(C1−4アルキル)、−O(C1−4ハロアルキル)、又はオキソで独立して置換されていてもよく;ここで前記二環式基は、環1と環2を縮合又は架橋関係で含有し、前記環1は、4〜7員複素環式環、5若しくは6員ヘテロアリール環、フェニル、又はベンジルであって、前記環2は、フェニル環、又はN、O、又はSより選択される3個以下の環ヘテロ原子を含有する5若しくは6員ヘテロアリール環であり;そしてここで前記二環式基は、6例以下のハロゲン、C1−4アルキル、−OH、−NH、−NH(C1−4アルキル)、−N(C1−4アルキル)、−CN、−COOH、−COO(C1−4アルキル)、−O(C1−4アルキル)、−O(C1−4ハロアルキル)、又はオキソによって独立して置換されていてもよく;
それぞれのRは、水素、C1−6アルキル、フェニル、ベンジル、C3−8シクロアルキル環、4〜7員複素環式環、又は5若しくは6員ヘテロアリール環より独立して選択され;ここで前記5若しくは6員ヘテロアリール環のそれぞれと前記4〜7員複素環式環のそれぞれは、N、O、及びSより独立して選択される4個以下の環ヘテロ原子を含有し;そしてここで前記C1−6アルキルのそれぞれ、前記フェニルのそれぞれ、前記ベンジルのそれぞれ、前記C3−8シクロアルキル基のそれぞれ、前記4〜7員複素環式環のそれぞれ、及び前記5若しくは6員ヘテロアリール環のそれぞれは、3例以下のハロゲン、C1−4アルキル、−OH、−NH、−NH(C1−4アルキル)、−N(C1−4アルキル)、−CN、−COOH、−COO(C1−4アルキル)、−O(C1−4アルキル)、−O(C1−4ハロアルキル)、又はオキソで独立して置換されていてもよく;又は
該窒素原子へ付くRとRが、5例以下のRで置換される、4〜8員複素環式環又は5若しくは6員ヘテロアリール環を形成する場合、前記環の同じ又は異なる原子へ付くRの例の2つは、前記原子(単数又は複数)と一緒に、C3−8シクロアルキル環、4〜6員複素環式環、フェニル、又は5若しくは6員ヘテロアリール環を形成して二環式系を生じてもよく、ここで該二環式系の2つの環は、スピロ、縮合、又は架橋関係にあり、ここで前記4〜6員複素環又は前記5若しくは6員ヘテロアリール環は、N、O、又はSより独立して選択される3個以下の環ヘテロ原子を含有し;そしてここで前記C3−8シクロアルキル環、前記4〜6員複素環式環、前記フェニル、又は前記5若しくは6員ヘテロアリール環は、3例以下のC1−4アルキル、C1−4ハロアルキル、C1−4アルコキシ、C1−4ハロアルコキシ、オキソ、−C(O)O(C1−4アルキル)、−C(O)OH、−NR(CO)CO(C1−4アルキル)、−OH、又はハロゲンによって独立して置換されていてもよく;ここでRは、水素又はC1−2アルキルであり;
pは、0、1、又は2より選択される整数であり;
環Cは、N、O、又はSより選択される4個以下の環ヘテロ原子を含有する単環式5員ヘテロアリール環であり;ここで前記単環式5員ヘテロアリール環は、1,3,5−トリアジニル環ではなく;
それぞれのJは、ハロゲン、又は3例以下のC1−4アルコキシ、C1−4ハロアルコキシ、オキソ、−C(O)O(C1−4アルキル)、−C(O)OH、−NR(CO)CO(C1−4アルキル)、−OH、又はハロゲンによって独立して置換されてもよいC1−4脂肪族より独立して選択される]の1つ又はその医薬的に許容される塩である、[1]〜[29]のいずれか1項の方法。
[32]sGC刺激薬が、式IB:
Figure 2019502686
[式中、Jは、水素又はハロゲンより選択され;Jは、ハロゲンであり、そして
とRは、それらが付く窒素原子と一緒に、4〜8員複素環式環又は5員ヘテロアリール環を形成し;ここで前記4〜8員複素環式環又は前記5員ヘテロアリール環は、RとRが付く窒素原子に加えて、N、O、又はSより独立して選択される3個以下の環ヘテロ原子を含有してもよくて、5例以下のR5eによって置換されていてもよく;
それぞれのR5eは、ハロゲン、−CN、C1−6アルキル、−(C1−4アルキル)−R、C3−8シクロアルキル環、C1−4シアノアルキル、−OR、−SR、−OCOR、−COR、−C(O)OR、−C(O)N(R、−N(R)C(O)R、−N(R、−SO、−SOOH、−SONHOH、−SON(R)COR、−SON(R、−N(R)SO、ベンジル、フェニル、又はオキソ基より独立して選択され;ここでそれぞれの前記フェニル環とそれぞれの前記ベンジル基は、3例以下のハロゲン、−OH、−NH、−NH(C1−4アルキル)、−N(C1−4アルキル)、−CN、C1−4アルキル、C1−4ハロアルキル、−O(C1−4アルキル)、又は−O(C1−4ハロアルキル)で独立して置換されていてもよく;そしてここでそれぞれの前記C1−6アルキル、前記−(C1−4アルキル)−R部分(moiety)のそれぞれのC1−4アルキル部分(portion)、及びそれぞれの前記C3−8シクロアルキル環は、3例以下のハロゲンで独立して置換されていてもよく;ここで
それぞれのRは、水素、C1−6アルキル、C2−4アルケニル、フェニル、ベンジル、又はC3−8シクロアルキル環より独立して選択され;ここでそれぞれの前記C1−6アルキル、それぞれの前記C2−4アルケニル、それぞれの前記フェニル、それぞれの前記ベンジル、及びそれぞれの前記C3−8シクロアルキル基は、3例以下のハロゲンで独立して置換されていてもよく;
、R、及びRとRが付く窒素によって形成される前記環の同じ又は異なる原子へ付くR5eの例の2つは、前記原子(単数又は複数)と一緒に、C3−8シクロアルキル環、4〜6員複素環式環、フェニル、又は5若しくは6員ヘテロアリール環を形成して二環式系を生じてもよく、ここで該二環式系の2つの環は、スピロ、縮合、又は架橋関係にあり、ここで前記4〜6員複素環又は前記5若しくは6員ヘテロアリール環は、N、O、又はSより独立して選択される3個以下の環ヘテロ原子を含有し;そしてここで前記C3−8シクロアルキル環、4〜6員複素環式環、フェニル、又は5若しくは6員ヘテロアリール環は、3例以下のC1−4アルキル、C1−4ハロアルキル、C1−4アルコキシ、C1−4ハロアルコキシ、オキソ、−C(O)O(C1−4アルキル)、−C(O)OH、−C(O)NH、−NR(CO)O(C1−4アルキル)、−OH、又はハロゲンによって独立して置換されていてもよく;ここでRは、水素又はC1−2アルキルである;
あるいは、RとRは、水素、C1−6アルキル、C3−8シクロアルキル環、4〜10員複素環式環、5若しくは6員ヘテロアリール、フェニル、又はC1−6アルキル−Rよりそれぞれ独立して選択され;ここで前記4〜10員複素環式環のそれぞれと前記5若しくは6員ヘテロアリール環のそれぞれは、N、O、及びSより独立して選択される3個以下の環ヘテロ原子を含有し;そしてここで前記C1−6アルキルのそれぞれ、それぞれの前記C1−6アルキル−R部分の前記C1−6アルキル部分のそれぞれ、前記C3−8シクロアルキル環のそれぞれ、前記4〜10員複素環式環基のそれぞれ、前記5若しくは6員ヘテロアリールのそれぞれ、前記フェニルのそれぞれは、5例以下のR5fで独立して置換されていてもよく;但し、RとRのいずれも、ピリジン又はピリミジンではない;
は、C3−8シクロアルキル環、4〜8員複素環式環、フェニル、又は5〜6員ヘテロアリール環より選択され;ここで前記4〜8員複素環式環のそれぞれと前記5〜6員複素芳香族環のそれぞれは、N、O、又はSより独立して選択される1〜4個の環ヘテロ原子を含有し;そしてここで前記C3−8シクロアルキル環のそれぞれ、前記4〜8員複素環式環のそれぞれ、前記フェニルのそれぞれ、及び前記5〜6員ヘテロアリール環のそれぞれは、5例以下のR5gで置換されていてもよく;
それぞれのR5fは、ハロゲン、−CN、C1−6アルキル、−(C1−4アルキル)−R6a、C7−12アラルキル、C3−8シクロアルキル環、C1−4シアノアルキル、−OR6a、−SR6a、−OCOR6a、−COR6a、−C(O)OR6a、−C(O)N(R6a、−N(R6a)C(O)R6a、−N(R6a、−SO6a、−SON(R6a、−N(R6a)SO6a、−SOOH、−SONHOH、−SON(R6a)COR6a、フェニル、又はオキソ基より独立して選択され;ここでそれぞれの前記フェニル基は、3例以下のハロゲン、−OH、−NH、−NH(C1−4アルキル)、−N(C1−4アルキル)、−NO、−CN、C1−4アルキル、C1−4ハロアルキル、−O(C1−4アルキル)、又は−O(C1−4ハロアルキル)で独立して置換されていてもよく;そしてここでそれぞれの前記C7−12アラルキル、それぞれの前記C1−6アルキル、それぞれの前記−(C1−4アルキル)−R6aのそれぞれの前記C1−4アルキル部分、及びそれぞれの前記C3−8シクロアルキル基は、3例以下のハロゲンで独立して置換されていてもよく;
それぞれのR6aは、水素、C1−6アルキル、C2−4アルケニル、フェニル、ベンジル、又はC3−8シクロアルキル環より独立して選択され;ここでそれぞれの前記C1−6アルキル、それぞれの前記C2−4アルケニル、それぞれの前記フェニル、それぞれの前記ベンジル、及びそれぞれの前記C3−8シクロアルキル基は、3例以下のハロゲンで独立して置換されていてもよく;
又はRの1つが、5例以下のR5fで置換される、C3−8シクロアルキル環、4〜8員複素環式環、又は5若しくは6員ヘテロアリールである場合、前記R又はRの同じ又は異なる環原子へ付くR5fの例の2つは、前記原子(単数又は複数)と一緒に、C3−8シクロアルキル環、4〜6員複素環式環、フェニル、又は5若しくは6員複素環式環を形成し、2つの環がスピロ、縮合、又は架橋関係にある二環式系を生じ、ここで前記4〜6員複素環又は前記5若しくは6員複素環式環は、N、O、又はSより独立して選択される2個以下の環ヘテロ原子を含有し;そしてここで前記C3−8シクロアルキル環、4〜6員複素環式環、フェニル、又は5若しくは6員複素環式環は、2例以下のC1−4アルキル、C1−4ハロアルキル、オキソ、−(CO)O(C1−4アルキル)、−NR’(CO)O(C1−4アルキル)、又はハロゲンによって置換されていてもよく;ここでR’は、水素又はC1−2アルキルであり;
それぞれのR5gは、ハロゲン、−CN、C1−6アルキル、−(C1−4アルキル)−R6b、ベンジル、C3−8シクロアルキル環、C1−4シアノアルキル、−OR6b、−SR6b、−OCOR6b、−COR6b、−C(O)OR6b、−C(O)N(R6b、−N(R6b)C(O)R6b、−N(R6b、−SO6b、−SON(R6b、−N(R6b)SO6b、−SOOH、−SONHOH、−SON(R6b)COR6b、フェニル、又はオキソ基より独立して選択され;ここでそれぞれの前記フェニルとそれぞれの前記ベンジル基は、3例以下のハロゲン、−OH、−NH、−NH(C1−4アルキル)、−N(C1−4アルキル)、−NO、−CN、C1−4アルキル、C1−4ハロアルキル、−O(C1−4アルキル)、又は−O(C1−4ハロアルキル)で独立して置換されていてもよく;そしてここでそれぞれの前記C1−6アルキル、それぞれの前記(C1−4アルキル)−R6b部分のC1−4アルキル部分、及びそれぞれの前記C3−8シクロアルキル基は、3例以下のハロゲンで独立して置換されていてもよく;
それぞれのR6bは、水素、C1−6アルキル、C2−4アルケニル、フェニル、ベンジル、又はC3−8シクロアルキル環より独立して選択され;ここでそれぞれの前記C1−6アルキル、それぞれの前記C2−4アルケニル、それぞれの前記フェニル、それぞれの前記ベンジル、及びそれぞれの前記C3−8シクロアルキル基は、3例以下のハロゲンで独立して置換されていてもよい;
あるいは、Rの同じ又は異なる環原子へ付く2例のR5gは、前記環原子(単数又は複数)と一緒に、C3−8シクロアルキル環、4〜6員複素環式環、フェニル、又は5若しくは6員ヘテロアリール環を形成し、2つの環がスピロ、縮合、又は架橋関係にある二環式系を生じ、ここで前記4〜6員複素環又は前記5若しくは6員ヘテロアリール環は、N、O、又はSより独立して選択される3個以下のヘテロ原子を含有し;そしてここで前記C3−8シクロアルキル環、4〜6員複素環式環、フェニル、又は5若しくは6員ヘテロアリール環は、3例以下のC1−4アルキル、C1−4ハロアルキル、C1−4アルコキシ、C1−4ハロアルコキシ、オキソ、−C(O)O(C1−4アルキル)、−C(O)OH、−C(O)NH、−NR”(CO)O(C1−4アルキル)、−OH、又はハロゲンによって独立して置換されていてもよく;そして
R”は、水素又はC1−2アルキルである]の1つ又はその医薬的に許容される塩である、[31]の方法。
[33]sGC刺激薬が式IC:
Figure 2019502686
[式中、Jは、ハロゲンであり;
は、水素又はC1−6アルキルであり;
は、3例以下のR5aによって独立して置換されてもよいC1−6アルキル基である]の1つ又はその医薬的に許容される塩である、[32]の方法。
[34]sGC刺激薬が下記:
Figure 2019502686
Figure 2019502686
に図示されるものの1つ又はその医薬的に許容される塩である、[33]の方法。
[35]sGC刺激薬が、表X、表XX、表XXX、表IV、表XIV、表IZA、表IZB、又は表IZCのいずれか1つに図示されるもの、又はその医薬的に許容される塩より選択される、[1]〜[29]のいずれか1項の方法。
[36]sGC刺激薬が式XZ:
Figure 2019502686
[式中、
Wは、
i)非存在であって、Jは、2つのJ基を担う炭素原子へ直接連結し;それぞれのJは、水素又はメチルより独立して選択され、nは1であって、Jは、2〜9例のフッ素によって置換されてもよいC2−7アルキル鎖であり;ここで、前記C2−7アルキル鎖の1つのCH−単位は、−O−又は−S−に置き換えられてもよい、又は
ii)フェニル、N、O、又はSより独立して選択される1又は2個の環ヘテロ原子を含有する5若しくは6員ヘテロアリール環、C3−7シクロアルキル環、及びO、N、又はSより独立して選択される3個以下のヘテロ原子を含有する4〜7員複素環式化合物より選択される、環Bのいずれかであり;
ここでWが環Bである場合:
それぞれのJは、水素であり;
nは、0であるか又は1、2、又は3より選択される整数であり;
それぞれのJは、ハロゲン、−CN、C1−6脂肪族、−OR、又はC3−8脂環式基より独立して選択され;ここでそれぞれの前記C1−6脂肪族とそれぞれの前記C3−8脂環式基は、3例以下のRで独立して置換されていてもよく;
それぞれのRは、水素、C1−6脂肪族、又はC3−8脂環式より独立して選択され;ここでC1−6脂肪族である前記Rのそれぞれと、C3−8脂環式環である前記Rのそれぞれは、3例以下のR3aで独立して置換されていてもよく;
それぞれのRは、ハロゲン、−CN、C1−4アルキル、C1−4ハロアルキル、−O(C1−4アルキル)、又は−O(C1−4ハロアルキル)より独立して選択され;
それぞれのR3aは、ハロゲン、−CN、C1−4アルキル、C1−4ハロアルキル、−O(C1−4アルキル)、又は−O(C1−4ハロアルキル)より独立して選択される;
環D中のZは、CH又はNより選択され;Zは、C又はNより選択され;ここでZがCHであれば、ZはCでなければならず;そしてZがNであれば、Zは、CでもNでもよい;
それぞれのJは、J、−CN、−NO、−OR、−SR、−C(O)R、−C(O)OR、−OC(O)R、−C(O)N(R、−N(R、−N(R)C(O)R、−N(R)C(O)OR、−N(R)C(O)N(R、−OC(O)N(R、−SO、−SON(R、−N(R)SO、−N(R)SONHR、−N(R)SONHC(O)OR、−N(R)SONHC(O)R、C1−6脂肪族、−(C1−6脂肪族)−R、C3−8脂環式環、6〜10員アリール環、4〜8員複素環式環、又は5〜10員ヘテロアリール環より独立して選択され;ここでそれぞれの前記4〜8員複素環式環とそれぞれの前記5〜10員ヘテロアリール環は、O、N、又はSより独立して選択される1〜3個のヘテロ原子を含有し;そしてここでそれぞれの前記C1−6脂肪族、−(C1−6脂肪族)−R部分のそれぞれの前記C1−6脂肪族部分、それぞれの前記C3−8脂環式環、それぞれの前記6〜10員アリール環、それぞれの前記4〜8員複素環式環、及びそれぞれの前記5〜10員ヘテロアリール環は、5例以下のR5dで独立して置換されていてもよい;
は、窒素上の孤立電子対、水素、ハロゲン、オキソ、メチル、ヒドロキシル、メトキシ、トリフルオロメチル、トリフルオロメトキシ、又は−NRより選択され;ここでRとRは、水素、C1−6アルキル、又は3〜6員シクロアルキル環よりそれぞれ独立して選択される;又はここでRとRは、それらがともに付く窒素原子と一緒に、4〜8員複素環式環、又はN、O、及びSより選択される2個以下の追加ヘテロ原子を含有してもよい5員ヘテロアリール環を形成し;ここで前記4〜8員複素環式環と5員ヘテロアリール環のそれぞれは、6例以下のフッ素によって独立して置換されていてもよい;
それぞれのRは、水素、C1−6脂肪族、−(C1−6脂肪族)−R、C3−8脂環式環、4〜10員複素環式環、フェニル、又は5〜6員ヘテロアリール環より独立して選択され;ここでそれぞれの前記4〜10員複素環式環とそれぞれの前記5〜6員ヘテロアリール環は、O、N、又はSより独立して選択される1〜3個のヘテロ原子を含有し;そしてここでそれぞれの前記C1−6脂肪族、−(C1−6脂肪族)−R部分のそれぞれの前記C1−6脂肪族部分、それぞれの前記C3−8脂環式環、それぞれの前記4〜10員複素環式環、それぞれの前記フェニル、及びそれぞれの前記5〜6員ヘテロアリール環は、5例以下のR5aで独立して置換されていてもよく;ここでどのRもC1−6脂肪族又は−(C1−6脂肪族)−R基の1つである場合、前記C1−6脂肪族鎖を形成する1又は2の−CH−単位は、−N(R)−、−CO−、又は−O−より独立して選択される基に置き換えられてもよい;
それぞれのRは、水素、C1−6脂肪族、−(C1−6脂肪族)−R、C3−8脂環式環、4〜8員複素環式環、フェニル、又は5〜6員ヘテロアリール環より独立して選択され;ここでそれぞれの前記4〜8員複素環式環とそれぞれの前記5若しくは6員ヘテロアリール環は、O、N、又はSより独立して選択される1〜3個のヘテロ原子を含有し;そしてここでそれぞれの前記C1−6脂肪族、−(C1−6脂肪族)−R部分のそれぞれの前記C1−6脂肪族部分、それぞれの前記C3−8脂環式環、それぞれの前記4〜8員複素環式環、それぞれの前記フェニル、及びそれぞれの前記5〜6員ヘテロアリール環は、5例以下のR5bによって独立して置換されていてもよく;ここでどのRも、C1−6脂肪族又は−(C1−6脂肪族)−R基の1つである場合、前記C1−6脂肪族鎖を形成する1又は2の−CH−単位は、−N(Rdd)−、−CO−、又は−O−より独立して選択される基に置き換えられてもよい;
それぞれのRddは、水素、C1−6脂肪族、−(C1−6脂肪族)−R、C3−8脂環式環、4〜8員複素環式環、フェニル、又は5〜6員ヘテロアリール環より独立して選択され;ここでそれぞれの前記4〜8員複素環式環とそれぞれの前記5若しくは6員ヘテロアリール環は、O、N、又はSより独立して選択される1〜3個のヘテロ原子を含有し;そしてここでそれぞれの前記C1−6脂肪族、−(C1−6脂肪族)−R部分のそれぞれの前記C1−6脂肪族部分、それぞれの前記C3−8脂環式環、それぞれの前記4〜8員複素環式環、それぞれの前記フェニル、及びそれぞれの前記5〜6員ヘテロアリール環は、5例以下のR5bによって独立して置換されていてもよい;
それぞれのRは、C1−3アルキル、C3−8脂環式環、4〜10員複素環式環、フェニル、又は5〜6員ヘテロアリール環より独立して選択され;ここでそれぞれの前記4〜10員複素環式環とそれぞれの前記5〜6員ヘテロアリール環は、O、N、又はSより独立して選択される1〜4個のヘテロ原子を含有し;そしてここでそれぞれの前記C3−8脂環式環、それぞれの前記4〜10員複素環式環、それぞれの前記フェニル、及びそれぞれの前記5〜6員ヘテロアリール環は、5例以下のR5cによって独立して置換されていてもよい;
が、−C(O)N(R、−N(R、−N(R)C(O)N(R、−OC(O)N(R、又は−SON(Rである場合、この2つのR基は、この2つのR基へ付く窒素原子と一緒に、4〜8員複素環式環又は5員ヘテロアリール環を形成し得て;ここでそれぞれの前記4〜8員複素環式環とそれぞれの前記5員ヘテロアリール環は、この2つのR基が付く窒素原子に加えて、N、O、又はSより独立して選択される3個以下の追加ヘテロ原子を含有してもよく;そしてここでそれぞれの前記4〜8員複素環式環とそれぞれの前記5員ヘテロアリール環は、5例以下のRによって独立して置換されていてもよい;
が−N(R)C(O)Rである場合、このR基は、R基へ付く炭素原子と、R基へ付く窒素原子と、そしてR基と一緒に、4〜8員複素環式環又は5員ヘテロアリール環を形成し得て;ここでそれぞれの前記4〜8員複素環式環とそれぞれの前記5員ヘテロアリール環は、このR基が付く窒素原子に加えて、N、O、又はSより独立して選択される2個以下の追加ヘテロ原子を含有してもよく;そしてここでそれぞれの前記4〜8員複素環式環とそれぞれの前記5員ヘテロアリール環は、5例以下のRによって独立して置換されていてもよい;
が−N(R)C(O)ORである場合、このR基は、R基へ付く酸素原子と、−N(R)C(O)OR基の−C(O)−部分の炭素原子と、R基へ付く窒素原子と、そして前記R基と一緒に、4〜8員複素環式環を形成し得て;ここで前記4〜8員複素環式環は、N、O、又はSより独立して選択される2個以下の追加ヘテロ原子を含有してもよくて、5例以下のRによって独立して置換されていてもよい;
が−N(R)C(O)N(Rである場合、窒素原子へ付くR基の1つは、前記窒素原子と、R基へ付くN原子と、そして前記R基と一緒に、4〜8員複素環式環を形成し得て;ここで前記4〜8員複素環式環は、N、O、又はSより独立して選択される2個以下の追加ヘテロ原子を含有してもよくて、5例以下のRによって独立して置換されていてもよい;
が−N(R)SOである場合、このR基は、R基へ付くイオウ原子と、R基へ付く窒素原子と、そして前記R基と一緒に結合して4〜8員複素環式環を形成し得て;ここで前記4〜8員複素環式環は、N、O、又はSより独立して選択される2個以下の追加ヘテロ原子を含有してもよくて、5例以下のRによって独立して置換されていてもよい;
それぞれのRは、ハロゲン、−CN、C1−6アルキル、−(C1−6アルキル)−R、−OR、−SR、−COR、−OC(O)R、−C(O)OR、−C(O)N(R、−C(O)N(R)SO、−N(R)C(O)R、−N(R)C(O)OR、−N(R)C(O)N(R、−N(R、−SO、−SOOH、−SONHOH、−SON(R、−SON(R)COOR、−SON(R)C(O)R、−N(R)SO、−(C=O)NHOR、C3−8シクロアルキル環、4〜7員複素環式環、5若しくは6員ヘテロアリール環、フェニル、ベンジル、オキソ基、又は二環式基より独立して選択され;ここで前記5若しくは6員ヘテロアリール環又は4〜7員複素環式環のそれぞれは、N、O、及びSより独立して選択される4個以下の環ヘテロ原子を含有し;そしてここで前記C1−6アルキル、−(C1−6アルキル)−R部分のC1−6アルキル部分、C3−8シクロアルキル環、4〜7員複素環式環、5若しくは6員ヘテロアリール環、ベンジル、又はフェニル基のそれぞれは、3例以下のハロゲン、C1−4アルキル、−OH、−NH、−NH(C1−4アルキル)、−N(C1−4アルキル)、−CN、−COOH、−CONH、−COO(C1−4アルキル)、−O(C1−4アルキル)、−O(C1−4ハロアルキル)、又はオキソで独立して置換されていてもよく;ここで前記二環式基は、環1と環2を縮合又は架橋関係で含有し、前記環1は、4〜7員複素環式環、5若しくは6員ヘテロアリール環、フェニル、又はベンジルであって、前記環2は、フェニル環、又はN、O、又はSより選択される3個以下の環ヘテロ原子を含有する5若しくは6員ヘテロアリール環であり;そしてここで前記二環式基は、6例以下のハロゲン、C1−4アルキル、−OH、−NH、−NH(C1−4アルキル)、−N(C1−4アルキル)、−CN、−COOH、−CONH、−COO(C1−4アルキル)、−O(C1−4アルキル)、−O(C1−4ハロアルキル)、又はオキソによって独立して置換されていてもよい;
の同じ又は異なる原子へ付く2例のRは、それらが付く前記原子(単数又は複数)と一緒に、C3−8シクロアルキル環、4〜6員複素環式環、フェニル、又は5若しくは6員ヘテロアリール環を形成して二環式系を生じてもよく、ここで該二環式系の2つの環は、スピロ、縮合、又は架橋関係にあり、ここで前記4〜6員複素環又は前記5若しくは6員ヘテロアリール環は、N、O、又はSより独立して選択される4個以下の環ヘテロ原子を含有し;そしてここで前記C3−8シクロアルキル環、4〜6員複素環式環、フェニル、又は5若しくは6員ヘテロアリール環は、3例以下のC1−4アルキル、C1−4ハロアルキル、C1−4アルコキシ、C1−4ハロアルコキシ、オキソ、−C(O)O(C1−4アルキル)、−C(O)OH、−NR(CO)O(C1−4アルキル)、−CONH、−OH、又はハロゲンによって独立して置換されていてもよく;ここでRは、水素又はC1−2アルキルである;
それぞれのR5aは、ハロゲン、−CN、C1−6アルキル、−(C1−6アルキル)R6a、−OR6a、−SR6a、−COR6a、−OC(O)R6a、−C(O)OR6a、−C(O)N(R6a、−C(O)N(R6a)SO6a、−N(R6a)C(O)R6a、−N(R6a)C(O)OR6a、−N(R6a)C(O)N(R6a、−N(R6a、−SO6a、−SOOH、−SONHOH、−SON(R6a、−SON(R6a)COOR6a、−SON(R6a)C(O)R6a、−N(R6a)SO6a、−(C=O)NHOR6a、C3−8シクロアルキル環、4〜7員複素環式環、5若しくは6員ヘテロアリール環、フェニル、ベンジル、オキソ基、又は二環式基より独立して選択され;ここでそれぞれの5若しくは6員ヘテロアリール環又は4〜7員複素環式環は、N、O、及びSより独立して選択される4個以下の環ヘテロ原子を含有し、ここで前記C1−6アルキル、−(C1−6アルキル)R6a部分のC1−6アルキル部分、C3−8シクロアルキル環、4〜7員複素環式環、5若しくは6員ヘテロアリール環、ベンジル、又はフェニル基のそれぞれは、3例以下のハロゲン、C1−4アルキル、C1−4ハロアルキル、−OH、−NH、−NH(C1−4アルキル)、−N(C1−4アルキル)、−CN、−COOH、−CONH、−COO(C1−4アルキル)、−O(C1−4アルキル)、−O(C1−4ハロアルキル)、又はオキソで独立して置換されていてもよく;ここで前記二環式基は、環1と環2を縮合又は架橋関係で含有し、前記環1は、4〜7員複素環式環、5若しくは6員ヘテロアリール環、フェニル、又はベンジルであって、前記環2は、フェニル環、又はN、O、又はSより選択される3個以下の環ヘテロ原子を含有する5若しくは6員ヘテロアリール環であり;そしてここで前記二環式基は、6例以下のハロゲン、C1−4アルキル、−OH、−NH、−NH(C1−4アルキル)、−N(C1−4アルキル)、−CN、−COOH、−CONH、−COO(C1−4アルキル)、−O(C1−4アルキル)、−O(C1−4ハロアルキル)、又はオキソによって独立して置換されていてもよい;
それぞれのR5bは、ハロゲン、−CN、C1−6アルキル、−(C1−6アルキル)R6a、−OR6a、−SR6a、−COR6a、−OC(O)R6a、−C(O)OR6a、−C(O)N(R6a、−C(O)N(R6a)SO6a、−N(R6a)C(O)R6a、−N(R6a)C(O)OR6a、−N(R6a)C(O)N(R6a、−N(R6a、−SO6a、−SOOH、−SONHOH、−SON(R6a、−SON(R6a)COOR6a、−SON(R6a)C(O)R6a、−N(R6a)SO6a、−(C=O)NHOR6a、C3−8シクロアルキル環、4〜7員複素環式環、5若しくは6員ヘテロアリール環、フェニル、ベンジル、オキソ基、又は二環式基より独立して選択され;ここでそれぞれの5若しくは6員ヘテロアリール環又は4〜7員複素環式環は、N、O、及びSより独立して選択される4個以下の環ヘテロ原子を含有し、ここで前記C1−6アルキル、−(C1−6アルキル)R6a部分のC1−6アルキル部分、C3−8シクロアルキル環、4〜7員複素環式環、5若しくは6員ヘテロアリール環、ベンジル、又はフェニル基のそれぞれは、3例以下のハロゲン、C1−4アルキル、C1−4ハロアルキル、−OH、−NH、−NH(C1−4アルキル)、−N(C1−4アルキル)、−CN、−COOH、−CONH、−COO(C1−4アルキル)、−O(C1−4アルキル)、−O(C1−4ハロアルキル)、又はオキソで独立して置換されていてもよく;ここで前記二環式基は、環1と環2を縮合又は架橋関係で含有し、前記環1は、4〜7員複素環式環、5若しくは6員ヘテロアリール環、フェニル、又はベンジルであって、前記環2は、フェニル環、又はN、O、又はSより選択される3個以下の環ヘテロ原子を含有する5若しくは6員ヘテロアリール環であり;そしてここで前記二環式基は、6例以下のハロゲン、C1−4アルキル、−OH、−NH、−NH(C1−4アルキル)、−N(C1−4アルキル)、−CN、−COOH、−CONH、−COO(C1−4アルキル)、−O(C1−4アルキル)、−O(C1−4ハロアルキル)、又はオキソによって独立して置換されていてもよい;
又はRの同じ又は異なる原子へ付く2例のR5a又は2例のR5bは、それぞれ、それらが付く前記原子(単数又は複数)と一緒に、C3−8シクロアルキル環、4〜6員複素環式環、フェニル、又は5若しくは6員ヘテロアリール環を形成して二環式系を生じてもよく、ここで該二環式系の2つの環は、互いに関してスピロ、縮合、又は架橋関係にあり;ここで前記4〜6員複素環又は前記5若しくは6員ヘテロアリール環は、N、O、又はSより独立して選択される4個以下の環ヘテロ原子を含有し;そしてここで前記C3−8シクロアルキル環、4〜6員複素環式環、フェニル、又は5若しくは6員ヘテロアリール環は、3例以下のC1−4アルキル、C1−4ハロアルキル、C1−4アルコキシ、C1−4ハロアルコキシ、オキソ、−C(O)O(C1−4アルキル)、−C(O)OH、−C(O)NH、−NR(CO)O(C1−4アルキル)、−OH、又はハロゲンによって独立して置換されていてもよく;ここでRは、水素又はC1−2アルキルである;
それぞれのR5cは、ハロゲン、−CN、C1−6アルキル、−(C1−6アルキル)−R6b、−OR6b、−SR6b、−COR6b、−OC(O)R6b、−C(O)OR6b、−C(O)N(R6b、−C(O)N(R6b)SO6b、−N(R6b)C(O)R6b、−N(R6b)C(O)OR6b、−N(R6b)C(O)N(R6b、−N(R6b、−SO6b、−SOOH、−SONHOH、−SON(R6b、−SON(R6b)COOR6b、−SON(R6b)C(O)R6b、−N(R6b)SO6b、−(C=O)NHOR6b、C3−8シクロアルキル環、4〜7員複素環式環、5若しくは6員ヘテロアリール環、フェニル、ベンジル、オキソ基、又は二環式基より独立して選択され;ここで前記5若しくは6員ヘテロアリール環のそれぞれと前記4〜7員複素環式環のそれぞれは、N、O、及びSより独立して選択される4個以下の環ヘテロ原子を含有し;そしてここで前記C1−6アルキル、前記−(C1−6アルキル)−R6b部分のC1−6アルキル部分のそれぞれ、前記C3−8シクロアルキル環のそれぞれ、前記4〜7員複素環式環のそれぞれ、前記5若しくは6員ヘテロアリール環のそれぞれ、前記ベンジルのそれぞれ、及び前記フェニル基のそれぞれは、3例以下のハロゲン、C1−4アルキル、−OH、−NH、−NH(C1−4アルキル)、−N(C1−4アルキル)、−CN、−COOH、−CONH、−COO(C1−4アルキル)、−O(C1−4アルキル)、−O(C1−4ハロアルキル)、又はオキソで独立して置換されていてもよく;ここで前記二環式基は、第一環と第二環を縮合又は架橋関係で含有し、前記第一環は、4〜7員複素環式環、5若しくは6員ヘテロアリール環、フェニル、又はベンジルであって、前記第二環は、フェニル環、又はN、O、又はSより選択される3個以下の環ヘテロ原子を含有する5若しくは6員ヘテロアリール環であり;そしてここで前記二環式基は、6例以下のハロゲン、C1−4アルキル、−OH、−NH、−NH(C1−4アルキル)、−N(C1−4アルキル)、−CN、−COOH、−CONH、−COO(C1−4アルキル)、−O(C1−4アルキル)、−O(C1−4ハロアルキル)、又はオキソによって独立して置換されていてもよい;
の同じ又は異なる原子へ付く2例のR5cは、それが付く前記原子(単数又は複数)と一緒に、C3−8シクロアルキル環、4〜6員複素環式環、フェニル、又は5若しくは6員ヘテロアリール環を形成して二環式系を生じてもよく、ここで該二環式系の2つの環は、互いに関してスピロ、縮合、又は架橋関係にあり;ここで前記4〜6員複素環又は前記5若しくは6員ヘテロアリール環は、N、O、又はSより独立して選択される4個以下の環ヘテロ原子を含有し;そしてここで前記C3−8シクロアルキル環、4〜6員複素環式環、フェニル、又は5若しくは6員ヘテロアリール環は、3例以下のC1−4アルキル、C1−4ハロアルキル、C1−4アルコキシ、C1−4ハロアルコキシ、オキソ、−C(O)O(C1−4アルキル)、−C(O)OH、−CONH、−NR(CO)O(C1−4アルキル)、−OH、又はハロゲンによって独立して置換されていてもよく;ここでRは、水素又はC1−2アルキルである;
それぞれのR5dは、ハロゲン、−CN、C1−6アルキル、−(C1−6アルキル)−R、−OR、−SR、−COR、−OC(O)R、−C(O)OR、−C(O)N(R、−N(R)C(O)R、−N(R)C(O)OR、−N(R)C(O)N(R、−N(R、−SO、−SOOH、−SONHOH、−SON(R)COR、−SON(R、−N(R)SO、C7−12アラルキル、C3−8シクロアルキル環、4〜7員複素環式環、5若しくは6員ヘテロアリール環、フェニル、又はオキソ基より独立して選択され;ここでそれぞれの5若しくは6員ヘテロアリール環又は4〜7員複素環式環は、N、O、及びSより独立して選択される4個以下の環ヘテロ原子を含有し、ここで前記C1−6アルキル、−(C1−6アルキル)−R部分のC1−6アルキル部分、C7−12アラルキル、C3−8シクロアルキル環、4〜7員複素環式環、5若しくは6員ヘテロアリール環、又はフェニル基のそれぞれは、3例以下のハロゲン、C1−4アルキル、C1−4(ハロアルキル)、−OH、−NH、−NH(C1−4アルキル)、−N(C1−4アルキル)、−CN、−COOH、−CONH、−COO(C1−4アルキル)、−O(C1−4アルキル)、−O(C1−4ハロアルキル)、又はオキソで独立して置換されていてもよい;
の同じ又は異なる原子へ付く2例のR5dは、それらが付くJの前記原子(単数又は複数)と一緒に、C3−8シクロアルキル環、4〜6員複素環式環、フェニル、又は5若しくは6員ヘテロアリール環を形成して二環式系を生じてもよく、ここで該二環式系の2つの環は、互いに関してスピロ、縮合、又は架橋関係にあり;ここで前記4〜6員複素環又は前記5若しくは6員ヘテロアリール環は、N、O、又はSより独立して選択される4個以下の環ヘテロ原子を含有し;そしてここで前記C3−8シクロアルキル環、4〜6員複素環式環、フェニル、又は5若しくは6員ヘテロアリール環は、3例以下のC1−4アルキル、C1−4ハロアルキル、C1−4アルコキシ、C1−4ハロアルコキシ、オキソ、−C(O)O(C1−4アルキル)、−C(O)OH、−NR(CO)O(C1−4アルキル)、−C(O)NH、−OH、又はハロゲンによって独立して置換されていてもよく;ここでRは、水素又はC1−2アルキルである;
それぞれのRは、水素、C1−6アルキル、フェニル、ベンジル、C3−8シクロアルキル環、4〜7員複素環式環、又は5若しくは6員ヘテロアリール環より独立して選択され、ここで前記C1−6アルキルのそれぞれ、前記フェニルのそれぞれ、前記ベンジルのそれぞれ、前記C3−8シクロアルキル基のそれぞれ、前記4〜7員複素環式環のそれぞれ、及び前記5若しくは6員ヘテロアリール環のそれぞれは、3例以下のハロゲン、C1−4アルキル、−OH、−NH、−NH(C1−4アルキル)、−N(C1−4アルキル)、−CN、−COOH、−C(O)NH、−COO(C1−4アルキル)、−O(C1−4アルキル)、−O(C1−4ハロアルキル)、又はオキソで独立して置換されていてもよく、ここで前記5若しくは6員ヘテロアリール環又は4〜7員複素環式環のそれぞれは、N、O、及びSより独立して選択される4個以下の環ヘテロ原子を含有する;
それぞれのR6aは、水素、C1−6アルキル、フェニル、ベンジル、C3−8シクロアルキル環、4〜7員複素環式環、又は5若しくは6員ヘテロアリール環より独立して選択され、ここで前記C1−6アルキルのそれぞれ、前記フェニルのそれぞれ、前記ベンジルのそれぞれ、前記C3−8シクロアルキル基のそれぞれ、前記4〜7員複素環式環のそれぞれ、及び前記5若しくは6員ヘテロアリール環のそれぞれは、3例以下のハロゲン、C1−4アルキル、−OH、−NH、−NH(C1−4アルキル)、−N(C1−4アルキル)、−CN、−COOH、−C(O)NH、−C(O)N(C1−6アルキル)、−C(O)NH(C1−6アルキル)、−C(O)N(C1−6ハロアルキル)、−C(O)NH(C1−6ハロアルキル)、C(O)N(C1−6アルキル)(C1−6ハロアルキル)、−COO(C1−6アルキル)、−COO(C1−6ハロアルキル)、−O(C1−4アルキル)、−O(C1−4ハロアルキル)、又はオキソで独立して置換されていてもよく、ここで前記5若しくは6員ヘテロアリール環又は4〜7員複素環式環のそれぞれは、N、O、及びSより独立して選択される4個以下の環ヘテロ原子を含有する;
それぞれのR6bは、水素、C1−6アルキル、フェニル、ベンジル、C3−8シクロアルキル環、4〜7員複素環式環、又は5若しくは6員ヘテロアリール環より独立して選択され、ここで前記C1−6アルキルのそれぞれ、前記フェニルのそれぞれ、前記ベンジルのそれぞれ、前記C3−8シクロアルキル基のそれぞれ、前記4〜7員複素環式環のそれぞれ、及び前記5若しくは6員ヘテロアリール環のそれぞれは、3例以下のハロゲン、C1−4アルキル、−OH、−NH、−NH(C1−4アルキル)、−N(C1−4アルキル)、−CN、−COOH、−C(O)NH、−COO(C1−4アルキル)、−O(C1−4アルキル)、−O(C1−4ハロアルキル)、又はオキソで独立して置換されていてもよく、ここで前記5若しくは6員ヘテロアリール環又は4〜7員複素環式環のそれぞれは、N、O、及びSより独立して選択される4個以下の環ヘテロ原子を含有する;
又はR5dの同じ窒素原子へ連結する2例のRは、R又はR5dの前記窒素原子と一緒に、それぞれ、5〜8員複素環式環又は5員ヘテロアリール環を形成し得て;ここでそれぞれの前記5〜8員複素環式環とそれぞれの前記5員ヘテロアリール環は、N、O、又はSより独立して選択される2個以下の追加ヘテロ原子を含有してもよく;
5a又はR5bの窒素原子へ連結する2例のR6aは、前記窒素と一緒に、5〜8員複素環式環又は5員ヘテロアリール環を形成し得て;ここでそれぞれの前記5〜8員複素環式環とそれぞれの前記5員ヘテロアリール環は、N、O、又はSより独立して選択される2個以下の追加ヘテロ原子を含有してもよく;
5cの窒素原子へ連結する2例のR6bは、前記窒素と一緒に、5〜8員複素環式環又は5員ヘテロアリール環を形成し得て;ここでそれぞれの前記5〜8員複素環式環とそれぞれの前記5員ヘテロアリール環は、N、O、又はSより独立して選択される2個以下の追加ヘテロ原子を含有してもよい;
Yは、非存在であるか又は6例以下のフルオロによって置換されてもよいC1−6アルキル鎖であり;そしてここで、C1−6アルキル鎖である前記Yにおいて、このアルキル鎖の3以下のメチレン単位は、−O−、−C(O)−、又は−N((Y)−R90)−より選択される基に置き換えることが可能であり、ここで
は、非存在であるか、又は6例以下のフルオロによって置換されてもよいC1−6アルキル鎖であり;そして:
が非存在である場合、それぞれのR90は、水素、−COR10、−C(O)OR10、−C(O)N(R10、−C(O)N(R10)SO10 −SO10、−SON(R10、−SON(R10)COOR10、−SON(R10)C(O)R10、−(C=O)NHOR10、C3−6シクロアルキル環、4〜8員複素環式環、フェニル環、又は5〜6員ヘテロアリール環より独立して選択され;ここでそれぞれの前記4〜8員複素環式環又は5〜6員ヘテロアリール環は、N、O、又はSより独立して選択される4個以下の環ヘテロ原子を含有し;そしてここで前記C3−6シクロアルキル環のそれぞれ、前記4〜8員複素環式環のそれぞれ、前記フェニルのそれぞれ、及び前記5〜6員ヘテロアリール環のそれぞれは、3例以下のR11で独立して置換されていてもよく;そして
が存在する場合、それぞれのR90は、水素、ハロゲン、−CN、−OR10、−COR10、−OC(O)R10、−C(O)OR10、−C(O)N(R10、−C(O)N(R10)SO10、−N(R10)C(O)R10、−N(R10)C(O)OR10、−N(R10)C(O)N(R10、−N(R10、−SO10、−SON(R10、−SON(R10)COOR10、−SON(R10)C(O)R10、−N(R10)SO10、−(C=O)NHOR10、C3−6シクロアルキル環、4〜8員複素環式環、フェニル環、又は5〜6員ヘテロアリール環より独立して選択され;ここでそれぞれの前記4〜8員複素環式環又は5〜6員ヘテロアリール環は、N、O、又はSより独立して選択される4個以下の環ヘテロ原子を含有し;そしてここで前記C3−6シクロアルキル環のそれぞれ、前記4〜8員複素環式環のそれぞれ、前記フェニルのそれぞれ、及び前記5〜6員ヘテロアリール環のそれぞれは、3例以下のR11で独立して置換されていてもよい;
それぞれのRは、水素、ハロゲン、C1−6アルキル、−CN、−OR10、−COR10、−OC(O)R10、−C(O)OR10、−C(O)N(R10、−C(O)N(R10)SO10、−N(R10)C(O)R10、−N(R10)C(O)OR10、−N(R10)C(O)N(R10、−N(R10、−SO10、−SON(R10、−SON(R10)COOR10、−SON(R10)C(O)R10、−N(R10)SO10、−(C=O)NHOR10、C3−6シクロアルキル環、4〜8員複素環式環、フェニル環、又は5〜6員ヘテロアリール環より独立して選択され;ここでそれぞれの前記4〜8員複素環式環又は5〜6員ヘテロアリール環は、N、O、又はSより独立して選択される4個以下の環ヘテロ原子を含有し;そしてここで前記C1−6アルキルのそれぞれ、前記C3−6シクロアルキル環のそれぞれ、前記4〜8員複素環式環のそれぞれ、前記フェニルのそれぞれ、及び前記5〜6員ヘテロアリール環のそれぞれは、3例以下のR11で独立して置換されていてもよく;
それぞれのR10は、水素、C1−6アルキル、−(C1−6アルキル)−R13、フェニル、ベンジル、C3−8シクロアルキル環、4〜7員複素環式環、又は5若しくは6員ヘテロアリール環より独立して選択され、ここでそれぞれの5若しくは6員ヘテロアリール環又は4〜7員複素環式環は、N、O、及びSより独立して選択される4個以下の環ヘテロ原子を含有し;そしてここで前記C1−6アルキルのそれぞれ、前記−(C1−6アルキル)−R13部分のC1−6アルキル部分、それぞれの前記フェニル、それぞれの前記ベンジル、それぞれの前記C3−8シクロアルキル基、それぞれの前記4〜7員複素環式環、及びそれぞれの5若しくは6員ヘテロアリール環は、3例以下のR11aで独立して置換されていてもよく;
それぞれのR13は、フェニル、ベンジル、C3−6シクロアルキル環、4〜7員複素環式環、又は5若しくは6員ヘテロアリール環より独立して選択され、ここでそれぞれの5若しくは6員ヘテロアリール環又は4〜7員複素環式環は、N、O、及びSより独立して選択される4個以下の環ヘテロ原子を含有し;そしてここでそれぞれの前記フェニル、前記ベンジルのそれぞれ、それぞれの前記C3−8シクロアルキル基、それぞれの前記4〜7員複素環式環、及びそれぞれの5若しくは6員ヘテロアリール環は、3例以下のR11bで独立して置換されていてもよく;
それぞれのR11は、ハロゲン、オキソ、C1−6アルキル、−CN、−OR12、−COR12、−C(O)OR12、−C(O)N(R12、−N(R12)C(O)R12、−N(R12)C(O)OR12、−N(R12)C(O)N(R12、−N(R12、−SO12、−SON(R12、又は−N(R12)SO12より独立して選択され;ここで前記C1−6アルキルのそれぞれは、6例以下のフルオロ及び/又は3例以下のR121によって独立して置換されていてもよく;
それぞれのR11aは、ハロゲン、オキソ、C1−6アルキル、−CN、−OR12、−COR12、−C(O)OR12、−C(O)N(R12、−N(R12)C(O)R12、−N(R12)C(O)OR12、−N(R12)C(O)N(R12、−N(R12、−SO12、−SON(R12、又は−N(R12)SO12より独立して選択され;ここで前記C1−6アルキルのそれぞれは、6例以下のフルオロ及び/又は3例以下のR121によって独立して置換されていてもよく;そして
それぞれのR11bは、ハロゲン、C1−6アルキル、オキソ、−CN、−OR12、−COR12、−C(O)OR12、−C(O)N(R12、−N(R12)C(O)R12、−N(R12)C(O)OR12、−N(R12)C(O)N(R12、−N(R12、−SO12、−SON(R12、又は−N(R12)SO12より独立して選択され;ここで前記C1−6アルキルのそれぞれは、6例以下のフルオロ及び/又は3例以下のR121によって独立して置換されていてもよい;
それぞれのR12は、水素、C1−6アルキル、フェニル、ベンジル、C3−8シクロアルキル環、4〜7員複素環式環、又は5若しくは6員ヘテロアリール環より選択され、ここでそれぞれの5若しくは6員ヘテロアリール環又は4〜7員複素環式環は、N、O、及びSより独立して選択される4個以下の環ヘテロ原子を含有し;そしてここで前記C1−6アルキルのそれぞれ、それぞれの前記フェニル、それぞれの前記ベンジル、それぞれの前記C3−8シクロアルキル基、それぞれの前記4〜7員複素環式環、及びそれぞれの5若しくは6員ヘテロアリール環は、3例以下のハロゲン、C1−4アルキル、C1−4(フルオロアルキル)、−OH、−NH、−NH(C1−4アルキル)、−N(C1−4アルキル)、−CN、−COOH、−CONH、−COO(C1−4アルキル)、−O(C1−4アルキル)、−O(C1−4フルオロアルキル)、又はオキソで独立して置換されていてもよく;
それぞれのR121は、水素、C1−6アルキル、フェニル、ベンジル、C3−8シクロアルキル環、4〜7員複素環式環、又は5若しくは6員ヘテロアリール環より選択され、ここでそれぞれの5若しくは6員ヘテロアリール環又は4〜7員複素環式環は、N、O、及びSより独立して選択される4個以下の環ヘテロ原子を含有し;そしてここで前記C1−6アルキルのそれぞれ、それぞれの前記フェニル、それぞれの前記ベンジル、それぞれの前記C3−8シクロアルキル基、それぞれの前記4〜7員複素環式環、及びそれぞれの5若しくは6員ヘテロアリール環は、3例以下のハロゲン、C1−4アルキル、C1−4(フルオロアルキル)、−OH、−NH、−NH(C1−4アルキル)、−N(C1−4アルキル)、−CN、−COOH、−CONH、−COO(C1−4アルキル)、−O(C1−4アルキル)、−O(C1−4フルオロアルキル)、又はオキソで独立して置換されていてもよく;そして
それぞれのJは、水素又はC1−6アルキルより独立して選択される]の化合物又はその医薬的に許容される塩である、[1]〜[29]のいずれか1項の方法。
[37]sGC刺激薬が式XY:
Figure 2019502686
[式中:
nは、0であるか又は1〜3より選択される整数であり;
それぞれのJは、ハロゲン、−CN、C1−6脂肪族、−OR、又はC3−8脂環式環より独立して選択され;ここで前記C1−6脂肪族のそれぞれと前記C3−8脂環式基のそれぞれは、3例以下のハロゲンで置換されていてもよく;
それぞれのRは、水素、C1−6脂肪族、又はC3−8脂環式環より独立して選択され;ここでC1−6脂肪族である前記Rのそれぞれと、C3−8脂環式環である前記Rのそれぞれは、3例以下のハロゲンで置換されていてもよく;
それぞれのJは、存在するならば、ハロゲンより独立して選択され;
は、水素又はC1−6アルキルであり;そして
は、C1−6アルキルである]の化合物又はその医薬的に許容される塩である、[1]〜[29]のいずれか1項の方法。
[38]sGC刺激薬が式IZ:
Figure 2019502686
[式中:
環Aと環Cは、該分子のコアを構成し;環Aと環Dは、ヘテロアリール環であり;環Cは、フェニルでもヘテロアリール環でもよく;これら環中の各結合は、前記環のそれぞれが芳香族特性を有するように、置換基に依存して単結合又は二重結合のいずれかであり; 環A上のZの1例はNであって、Zの他の例はCであり;
環C上のXのそれぞれの例は、C又はNより独立して選択され;ここで0、1又は2例のXは、同時にNであり得て;
oは、2、3、又は4より選択される整数であり;
それぞれのJは、水素、ハロゲン、−CN、C1−4脂肪族、C1−4ハロアルキル、又はC1−4アルコキシより独立して選択される、炭素原子上の置換基であり;
Wは:
i)非存在であって、Jは、該コアへ連結するメチレン基へ直接結合し;nは1であり;そしてJは、9例以下のフッ素によって置換されてもよいC1−7アルキル鎖である;又は
ii)フェニル、又はN、O、又はSより独立して選択される1又は2個の環ヘテロ原子を含有する5若しくは6員ヘテロアリール環より選択される環Bであり;ここでWが環Bである場合、nは、0であるか又は1、2、又は3より選択される整数である;
それぞれのJは、ハロゲン、−CN、C1−6脂肪族、−OR、又はC3−8脂環式環より独立して選択され;ここでそれぞれの前記C1−6脂肪族とそれぞれの前記C3−8脂環式環は、3例以下のRで独立して置換されていてもよく;
それぞれのRは、メチル、プロピル、ブチル、イソプロピル、イソブチル、又はC3−8脂環式環より独立して選択され;ここで前記Rのそれぞれは、3例以下のR3aで独立して置換されていてもよく;
それぞれのRとそれぞれのR3aは、それぞれの例において、ハロゲン、−CN、C1−4アルキル、C1−4ハロアルキル、−O(C1−4アルキル)、又は−O(C1−4ハロアルキル)より独立して選択され;
D1とJD4は、それらが付く窒素原子上の孤立電子対、又は水素より独立して選択され、ここでJD1とJD4は、ともに同時に水素でも、ともに同時に孤立電子対でもなく;
D3は、それが付く窒素原子上の孤立電子対、水素、又は−C(O)R、C1−6脂肪族、−(C1−6脂肪族)−R、C3−8脂環式環、フェニル環、4〜8員複素環式環、又は5若しくは6員ヘテロアリール環より選択される置換基のいずれかであり;ここで前記4〜8員複素環式環と前記5若しくは6員ヘテロアリール環は、O、N、又はSより独立して選択される1〜3個のヘテロ原子を含有し;そしてここで前記C1−6脂肪族、−(C1−6脂肪族)−R部分の前記C1−6脂肪族部分、前記C3−8脂環式環、前記4〜8員複素環式環、及び前記5若しくは6員ヘテロアリール環は、5例以下のRで独立して置換されていてもよく;そしてここで前記フェニル環は、5例以下のR5aで独立して置換されていてもよく;
D1とJD3は、ともに同時に水素ではあり得ず;
D2は、水素、又はハロゲン、−CN、−NO、−ORD1、−C(O)R、−C(O)N(R、−N(R、−N(R)C(O)R、−N(R)C(O)OR、−N(R)C(O)N(R、−OC(O)N(R、C1−6脂肪族、−(C1−6脂肪族)−R、C3−8脂環式環、フェニル環、4〜8員複素環式環、又は5若しくは6員ヘテロアリール環より選択される置換基であり;ここで前記4〜8員複素環式環と前記5若しくは6員ヘテロアリール環は、O、N、又はSより独立して選択される1〜3個のヘテロ原子を含有し;そしてここで前記C1−6脂肪族、−(C1−6脂肪族)−R部分の前記C1−6脂肪族部分、前記C3−8脂環式環、前記4〜8員複素環式環、及び前記5若しくは6員ヘテロアリール環は、5例以下のRで独立して置換されていてもよく;そしてここで前記フェニル環は、5例以下のR5aで独立して置換されていてもよい;
それぞれのRは、水素、C1−6脂肪族、−(C1−6脂肪族)−R、C3−8脂環式環、4〜8員複素環式環、フェニル、又は5〜6員ヘテロアリール環より独立して選択され;ここでそれぞれの前記4〜8員複素環式環とそれぞれの前記5〜6員ヘテロアリール環は、O、N、又はSより独立して選択される1〜3個のヘテロ原子を含有し;そしてここでそれぞれの前記C1−6脂肪族、−(C1−6脂肪族)−R部分のそれぞれの前記C1−6脂肪族部分、それぞれの前記C3−8脂環式環、それぞれの前記4〜8員複素環式環、及びそれぞれの前記5〜6員ヘテロアリール環は、5例以下のRで独立して置換されていてもよく;そしてここでそれぞれの前記フェニル環は、5例以下のR5aで独立して置換されていてもよく;
D1は、C1−6脂肪族、−(C1−6脂肪族)−R、C3−8脂環式環、4〜8員複素環式環、フェニル環、又は5〜6員ヘテロアリール環より選択され;ここで前記4〜8員複素環式環と前記5〜6員ヘテロアリール環は、O、N、又はSより独立して選択される1〜3個のヘテロ原子を含有し;そしてここで前記C1−6脂肪族、−(C1−6脂肪族)−R部分の前記C1−6脂肪族部分、前記C3−8脂環式環、前記4〜8員複素環式環、及び前記5〜6員ヘテロアリール環は、5例以下のRで独立して置換されていてもよく;ここで前記フェニル環は、5例以下のR5aで独立して置換されていてもよい;
それぞれのRは、C3−8脂環式環、4〜8員複素環式環、フェニル環、又は5〜6員ヘテロアリール環より独立して選択され;ここでそれぞれの前記4〜8員複素環式環とそれぞれの前記5〜6員ヘテロアリール環は、O、N、又はSより独立して選択される1〜3個のヘテロ原子を含有し;そしてここでそれぞれの前記C3−8脂環式環、それぞれの前記4〜8員複素環式環、及びそれぞれの前記5〜6員ヘテロアリール環は、5例以下のRによって独立して置換されていてもよく;そしてここでそれぞれの前記フェニルは、5例以下のR5aによって独立して置換されていてもよく;
それぞれのRは、ハロゲン、−CN、C1−6脂肪族、−(C1−6アルキル)−R、−OR、−COR、−C(O)N(R、−N(R)C(O)R −N(R)C(O)OR、−N(R)C(O)N(R、−N(R、C3−8シクロアルキル環、4〜8員複素環式環、5若しくは6員ヘテロアリール環、フェニル、ベンジル、又はオキソ基より独立して選択され;ここで2例のRがオキソと−OHであるか又はオキソとORであれば、それらは、同じ炭素原子上の置換基ではなく;ここで前記5若しくは6員ヘテロアリール環又は4〜8員複素環式環のそれぞれは、N、O、及びSより独立して選択される3個以下の環ヘテロ原子を含有し;そしてここで前記C1−6脂肪族のそれぞれ、−(C1−6アルキル)−R部分のそれぞれの前記C1−6アルキル部分、それぞれの前記C3−8シクロアルキル環、それぞれの前記5若しくは6員ヘテロアリール環、及びそれぞれの前記4〜8員複素環式環は、3例以下のハロゲン、C1−4アルキル、−OH、−NH、−NH(C1−4アルキル)、−N(C1−4アルキル)、−CN、−CONH、−O(C1−4アルキル)、−O(C1−4ハロアルキル)、又はオキソで独立して置換されていてもよく;ここでR上の置換基の2例がa)オキソと−OH、又はb)オキソと−O(C1−4アルキル)、又はc)オキソと−O(C1−4ハロアルキル)であれば、それらは、同じ炭素原子上の置換基ではなく;ここでそれぞれの前記ベンジル又はフェニルは、3例以下のハロゲン、C1−4アルキル、−NH、−NH(C1−4アルキル)、−N(C1−4アルキル)、−CN、−CONH、−O(C1−4アルキル)、−O(C1−4ハロアルキル)で独立して置換されていてもよい;
それぞれのR5aは、ハロゲン、−CN、C1−6脂肪族、−(C1−6アルキル)−R、−OR6a、−COR、−C(O)N(R、−N(R)C(O)R −N(R)C(O)OR、−N(R)C(O)N(R、−N(R、C3−8シクロアルキル環、4〜8員複素環式環、5若しくは6員ヘテロアリール環、フェニル、ベンジル、又はオキソ基より独立して選択され;ここで前記5若しくは6員ヘテロアリール環のそれぞれと前記4〜8員複素環式環のそれぞれは、N、O、及びSより独立して選択される3個以下の環ヘテロ原子を含有し;そしてここで前記C1−6脂肪族のそれぞれ、−(C1−6アルキル)−R部分の前記C1−6アルキル部分のそれぞれ、前記C3−8シクロアルキル環のそれぞれ、前記4〜8員複素環式環のそれぞれ、及び前記5若しくは6員ヘテロアリール環のそれぞれは、3例以下のハロゲン、C1−4アルキル、C1−4ハロアルキル、−OH、−NH、−NH(C1−4アルキル)、−N(C1−4アルキル)、−CN、−CONH、−O(C1−4アルキル)、−O(C1−4ハロアルキル)、又はオキソで独立して置換されていてもよく;ここでR5a上の置換基の2例が、a)オキソと−OH、又はb)オキソと−O(C1−4アルキル)、又はc)オキソと−O(C1−4ハロアルキル)であれば、それらは、同じ炭素原子上の置換基ではなく;そしてここで前記ベンジルのそれぞれと前記フェニルのそれぞれは、3例以下のハロゲン、C1−4アルキル、C1−4ハロアルキル、−NH、−NH(C1−4アルキル)、−N(C1−4アルキル)、−CN、−CONH、−O(C1−4アルキル)、又は−O(C1−4ハロアルキル)で独立して置換されていてもよい;
それぞれのRは、水素、C1−6脂肪族、フェニル、ベンジル、C3−8シクロアルキル環、4〜8員複素環式環、又は5若しくは6員ヘテロアリール環より独立して選択され;ここで前記5若しくは6員ヘテロアリール環又は4〜8員複素環式環のそれぞれは、N、O、及びSより独立して選択される3個以下の環ヘテロ原子を含有し;ここで前記C1−6脂肪族のそれぞれ、前記C3−8シクロアルキル環のそれぞれ、前記4〜8員複素環式環のそれぞれ、及び前記5若しくは6員ヘテロアリール環のそれぞれは、3例以下のハロゲン、C1−4アルキル、C1−4ハロアルキル、−OH、−NH、−NH(C1−4アルキル)、−N(C1−4アルキル)、−CN、−C(O)NH、−O(C1−4アルキル)、−O(C1−4ハロアルキル)、又はオキソで独立して置換されていてもよく;ここでR上の置換基の2例が、a)オキソと−OH、又はb)オキソと−O(C1−4アルキル)、又はc)オキソと−O(C1−4ハロアルキル)であれば、それらは、同じ炭素原子上の置換基ではなく;ここで前記フェニルのそれぞれと前記ベンジルのそれぞれは、3例以下のハロゲン、C1−4アルキル、C1−4ハロアルキル、−NH、−NH(C1−4アルキル)、−N(C1−4アルキル)、−CN、−C(O)NH、−O(C1−4アルキル)、−O(C1−4ハロアルキル)、又はオキソで独立して置換されていてもよく;
それぞれのR6aは、C1−6脂肪族、フェニル、ベンジル、C3−8シクロアルキル環、4〜8員複素環式環、又は5若しくは6員ヘテロアリール環より独立して選択され;ここで前記5若しくは6員ヘテロアリール環のそれぞれと前記4〜8員複素環式環のそれぞれは、N、O、及びSより独立して選択される3個以下の環ヘテロ原子を含有し;ここで前記C1−6脂肪族のそれぞれ、前記C3−8シクロアルキル環のそれぞれ、前記4〜8員複素環式環のそれぞれ、及び前記5若しくは6員ヘテロアリール環のそれぞれは、3例以下のハロゲン、C1−4アルキル、C1−4ハロアルキル、−OH、−NH、−NH(C1−4アルキル)、−N(C1−4アルキル)、−CN、−C(O)NH、−O(C1−4アルキル)、−O(C1−4ハロアルキル)、又はオキソで独立して置換されていてもよく;ここでR6aの2例が、a)オキソと−OH、又はb)オキソと−O(C1−4アルキル)、又はc)オキソと−O(C1−4ハロアルキル)であれば、それらは、同じ炭素原子上の置換基ではなく;ここで前記フェニルのそれぞれと前記ベンジルのそれぞれは、3例以下のハロゲン、C1−4アルキル、C1−4ハロアルキル、−NH、−NH(C1−4アルキル)、−N(C1−4アルキル)、−CN、−C(O)NH、−O(C1−4アルキル)、−O(C1−4ハロアルキル)、又はオキソで独立して置換されていてもよい;
あるいは、JD2とJD3は、それらが付く原子と一緒に、5若しくは6員ヘテロアリール環又は5〜8員複素環式環を形成し;ここで前記ヘテロアリール環又は複素環式環は、JD3が付くNを含めて、N、O、又はSより独立して選択される1〜3個のヘテロ原子を含有し;ここで前記複素環式環又はヘテロアリール環は、3例以下のJによって置換され得て;そして
は、ハロゲン、C1−4アルキル、C1−4ハロアルキル、又はオキソより選択される]の化合物又はその医薬的に許容される塩である、[1]〜[29]のいずれか1項の方法。
[39]消化管括約筋障害の治療の必要な患者でのその治療における使用のための、sGC刺激薬又はその医薬的に許容される塩を含んでなる医薬組成物。
[40]消化管括約筋障害の治療の必要な患者でのその治療における使用のための、sGC刺激薬又はその医薬的に許容される塩と1以上の追加治療薬剤を含んでなる医薬組成物。

Claims (27)

  1. 下部食道括約筋(LES)アカラシア、食道アカラシア、痙攣性LES、および高血圧性LES(HTNLES)から選択される疾患の治療において使用するための、sGC刺激薬又はその医薬的に許容される塩を含む医薬組成物。
  2. 疾患がLESアカラシアまたは食道アカラシアである、請求項1に記載の組成物。
  3. LESアカラシアまたは食道アカラシアが原発性LESアカラシアまたは原発性食道アカラシアである、請求項1または2に記載の組成物。
  4. LESアカラシアまたは食道アカラシアが続発性LESアカラシアまたは続発性食道アカラシアである、請求項1または2に記載の組成物。
  5. LESアカラシアまたは食道アカラシアがシャーガス病と関連した続発性アカラシアである、請求項4に記載の組成物。
  6. LESアカラシアまたは食道アカラシアが食道癌と関連した続発性食道アカラシアである、請求項4に記載の組成物。
  7. LESアカラシアまたは食道アカラシアが、糖尿病、全身性硬化症、シャーガス病、神経変性又は神経疾患、脳、頭部、又は頸部の損傷又は外傷、又は腫瘍随伴症候群と関連した続発性LESアカラシアまたは食道アカラシアがである、請求項1〜6のいずれか1項に記載の組成物。
  8. 前記sGC刺激薬又はその医薬的に許容される塩が単独療法として投与される、請求項1〜7のいずれか1項に記載の組成物。
  9. 前記sGC刺激薬又はその医薬的に許容される塩が1以上の追加治療薬剤の治療又は予防有効量と組み合わせて投与される、請求項1〜7のいずれか1項に記載の組成物。
  10. 追加の治療薬剤がカルシウムチャネルブロッカーである、請求項9に記載の組成物。
  11. 追加の治療薬剤がニフェジピンである、請求項9に記載の組成物。
  12. ニフェジピンが舌下投与される、請求項11に記載の組成物。
  13. 追加の治療薬剤がボトックス注射剤である、請求項9に記載の組成物。
  14. 追加の治療薬剤がNO経路を上方制御することが知られた化合物である、請求項9に記載の組成物。
  15. 追加の治療薬剤が、一酸化窒素、NOドナー、sGC刺激薬、sGCアクチベーター、又はPDE5阻害剤より選択される、請求項14に記載の組成物。
  16. 追加の治療薬剤がNOドナーである、請求項15に記載の組成物。
  17. NOドナーが、硝酸塩、亜硝酸塩、NONOエート、又はニトロソチオールより選択される、請求項16に記載の組成物。
  18. 疾患を患っている患者が成人である、請求項1〜17のいずれか1項に記載の組成物。
  19. 疾患を患っている患者が小児である、請求項1〜17のいずれか1項に記載の組成物。
  20. sGC刺激薬が、リオシグアト、ネリシグアト、ベリシグアト、BAY−41−2272、BAY41−8543、又はエトリシグアトより選択される、請求項1〜19のいずれか1項に記載の組成物。
  21. sGC刺激薬が式IA:
    Figure 2019502686
    [式中:
    Xは、N、CH、C(C1−4アルキル)、C(C1−4ハロアルキル)、CCl、及びCFより選択され;
    環Bは、フェニル、又は1又は2個の環窒素原子を含有する6員ヘテロアリール環であるか又は、環Bは、チオフェンであり;
    nは、0又は1〜3より選択される整数であり;
    それぞれのJは、ハロゲン、−CN、C1−6脂肪族、−OR、又はC3−8脂環式環より独立して選択され;ここで前記C1−6脂肪族のそれぞれと前記C3−8脂環式基のそれぞれは、3例以下のハロゲンで置換されていてもよく;
    それぞれのRは、水素、C1−6脂肪族、又はC3−8脂環式環より独立して選択され;ここでC1−6脂肪族である前記Rのそれぞれと、C3−8脂環式環である前記Rのそれぞれは、3例以下のハロゲンで置換されていてもよく;
    は、水素、ハロゲン、メチル、メトキシ、トリフルオロメチル、トリフルオロメトキシ、又は−NRより選択され、ここでRとRは、水素、C1−6アルキル、又は3〜6員シクロアルキル環よりそれぞれ独立して選択され;
    は、水素であるか又はハロゲン、−CN、−CF、メトキシ、トリフルオロメトキシ、ニトロ、アミノ、又はメチルより選択され;
    とRは、それらが付く窒素原子と一緒に、4〜8員複素環式環又は5若しくは6員ヘテロアリール環を形成し;ここで前記4〜8員複素環式環又は前記5若しくは6員ヘテロアリール環は、RとRが付く窒素原子に加えて、N、O、又はSより独立して選択される3個以下の環ヘテロ原子を含有してもよくて、5例以下のRによって置換されていてもよい;又は
    あるいは、RとRは、水素、C1−6アルキル、C3−8シクロアルキル環、4〜8員複素環式環、5若しくは6員ヘテロアリール、又はC1−6アルキル−Rよりそれぞれ独立して選択され;ここで前記4〜8員複素環式環のそれぞれと前記5若しくは6員ヘテロアリール環のそれぞれは、N、O、及びSより独立して選択される3個以下の環ヘテロ原子を含有し;そしてここで前記C1−6アルキルのそれぞれ、前記C3−8シクロアルキル環のそれぞれ、前記4〜8員複素環式環基のそれぞれ、前記5若しくは6員ヘテロアリールのそれぞれ、そしてそれぞれの前記C1−6アルキル−Rの前記C1−6アルキル部分のそれぞれは、5例以下のR5aで独立して置換されていてもよく;但し、RとRは、同時には水素でなく;そして但し、Xが、CH、C(C1−4アルキル)、C(C1−4ハロアルキル)、CCl、又はCFの1つであるとき、RとRのいずれも、ピリジン又はピリミジンではなく;又は
    あるいは、JとR又はRの1つは、O、N、及びSより選択される2個以下のヘテロ原子を含有して、3例以下のオキソ又は−(Y)−Rで置換されてもよい、5〜6員複素環式環を形成することができ;
    ここでYは、非存在であるか又は6例以下のフルオロによって置換されてもよいC1−6アルキル鎖の形態の連結であり;
    それぞれのRは、水素、フルオロ、−CN、−OR10、−SR10、−COR10、−OC(O)R10、−C(O)OR10、−C(O)N(R10、−C(O)N(R10)SO10、−N(R10)C(O)R10、−N(R10)C(O)OR10、−N(R10)C(O)N(R10、−N(R10、−SO10、−SON(R10、−SON(R10)COOR10、−SON(R10)C(O)R10、−N(R10)SO10、−(C=O)NHOR10、C3−6シクロアルキル環、4〜8員複素環式環、又は5〜6員ヘテロアリール環より独立して選択され;ここでそれぞれの前記4〜8員複素環式環とそれぞれの前記5〜6員複素芳香族環は、N、O、又はSより独立して選択される4個以下の環ヘテロ原子を含有し;そしてここでそれぞれの前記C3−6シクロアルキル環、それぞれの前記4〜8員複素環式環、及びそれぞれの前記5〜6員複素芳香族環は、3例以下のR11で置換されていてもよく;
    それぞれのR11は、ハロゲン、C1−6アルキル、−CN、−OR12、−SR12、−COR12、−OC(O)R12、−C(O)OR12、−C(O)N(R12、−C(O)N(R12)SO12、−N(R12)C(O)R12、−N(R12)C(O)OR12、−N(R12)C(O)N(R12、−N(R12、−SO12、−SON(R12、−SON(R12)COOR12、−SON(R12)C(O)R12、−N(R12)SO12、及び−N=OR12より独立して選択され;ここで前記C1−6アルキルのそれぞれは、3例以下のフルオロ、−OH、−O(C1−4アルキル)、フェニル、又は−O(C1−4フルオロアルキル)によって独立して置換されていてもよく;
    ここでそれぞれのR10は、水素、C1−6アルキル、フェニル、ベンジル、C3−8シクロアルキル環、4〜7員複素環式環、又は5若しくは6員ヘテロアリール環より独立して選択され、ここでそれぞれの5若しくは6員ヘテロアリール環とそれぞれの前記4〜7員複素環式環は、N、O、及びSより独立して選択される4個以下の環ヘテロ原子を含有し;そしてここで前記C1−6アルキルのそれぞれ、それぞれの前記フェニル、それぞれの前記ベンジル、それぞれの前記C3−8シクロアルキル基、それぞれの前記4〜7員複素環式環、及びそれぞれの5若しくは6員ヘテロアリール環は、3例以下のハロゲン、C1−4アルキル、C1−4(フルオロアルキル)、−OH、−NH、−NH(C1−4アルキル)、−N(C1−4アルキル)、−CN、−COOH、−COO(C1−4アルキル)、−O(C1−4アルキル)、−O(C1−4フルオロアルキル)、又はオキソで独立して置換されていてもよく;そして
    ここでそれぞれのR12は、水素、C1−6アルキル、フェニル、ベンジル、C3−8シクロアルキル環、4〜7員複素環式環、又は5若しくは6員ヘテロアリール環より独立して選択され、ここでそれぞれの5若しくは6員ヘテロアリール環とそれぞれの前記4〜7員複素環式環は、N、O、及びSより独立して選択される4個以下の環ヘテロ原子を含有し;そしてここで前記C1−6アルキルのそれぞれ、それぞれの前記フェニル、それぞれの前記ベンジル、それぞれの前記C3−8シクロアルキル基、それぞれの前記4〜7員複素環式環、及びそれぞれの5若しくは6員ヘテロアリール環は、3例以下のハロゲン、C1−4アルキル、C1−4(フルオロアルキル)、−OH、−NH、−NH(C1−4アルキル)、−N(C1−4アルキル)、−CN、−COOH、−COO(C1−4アルキル)、−O(C1−4アルキル)、−O(C1−4フルオロアルキル)、又はオキソで独立して置換されていてもよく;
    は、C3−8シクロアルキル環、4〜8員複素環式環、フェニル、又は5〜6員複素芳香族環より選択され;ここで前記4〜8員複素環式環のそれぞれと前記5〜6員複素芳香族環のそれぞれは、N、O、又はSより独立して選択される4個以下の環ヘテロ原子を含有し;そしてここで前記C3−8シクロアルキル環のそれぞれ、前記4〜8員複素環式環のそれぞれ、前記フェニルのそれぞれ、及び前記5〜6員複素芳香族環のそれぞれは、5例以下のR5cで置換されていてもよく;
    それぞれのR5cは、ハロゲン、−CN、C1−6アルキル、−OR6b、−SR6b、−COR6b、−OC(O)R6b、−C(O)OR6b、−C(O)N(R6b、−C(O)N(R6b)SO6b、−N(R6b)C(O)R6b、−N(R6b)C(O)OR6b、−N(R6b)C(O)N(R6b、−N(R6b、−SO6b、−SON(R6b、−SON(R6b)COOR6b、−SON(R6b)C(O)R6b、−N(R6b)SO6b、−(C=O)NHOR6b、C3−8シクロアルキル環、4〜7員複素環式環、5若しくは6員ヘテロアリール環、フェニル、ベンジル、オキソ基、又は二環式基より独立して選択され;ここで前記5若しくは6員ヘテロアリール環のそれぞれと前記4〜7員複素環式環のそれぞれは、N、O、及びSより独立して選択される4個以下の環ヘテロ原子を含有し;そしてここで前記C1−6アルキルのそれぞれ、前記C3−8シクロアルキル環のそれぞれ、前記4〜7員複素環式環のそれぞれ、前記5若しくは6員ヘテロアリール環のそれぞれ、前記ベンジルのそれぞれ、及び前記フェニル基のそれぞれは、3例以下のハロゲン、C1−4アルキル、−OH、−NH、−NH(C1−4アルキル)、−N(C1−4アルキル)、−CN、−COOH、−COO(C1−4アルキル)、−O(C1−4アルキル)、−O(C1−4ハロアルキル)、又はオキソで独立して置換されていてもよく;ここで前記二環式基は、第一環と第二環を縮合又は架橋関係で含有し、前記第一環は、4〜7員複素環式環、5若しくは6員ヘテロアリール環、フェニル、又はベンジルであって、前記第二環は、フェニル環、又はN、O、又はSより選択される3個以下の環ヘテロ原子を含有する5若しくは6員ヘテロアリール環であり;そしてここで前記二環式基は、6例以下のハロゲン、C1−4アルキル、−OH、−NH、−NH(C1−4アルキル)、−N(C1−4アルキル)、−CN、−COOH、−COO(C1−4アルキル)、−O(C1−4アルキル)、−O(C1−4ハロアルキル)、又はオキソによって独立して置換されていてもよく;
    それぞれのR6bは、水素、C1−6アルキル、フェニル、ベンジル、C3−8シクロアルキル環、4〜7員複素環式環、又は5若しくは6員ヘテロアリール環より独立して選択され、ここでそれぞれの5若しくは6員ヘテロアリール環と前記4〜7員複素環式環のそれぞれは、N、O、及びSより独立して選択される4個以下の環ヘテロ原子を含有し;そしてここで前記C1−6アルキルのそれぞれ、それぞれの前記フェニル、それぞれの前記ベンジル、それぞれの前記C3−8シクロアルキル基、それぞれの前記4〜7員複素環式環、及びそれぞれの5若しくは6員ヘテロアリール環は、3例以下のハロゲン、C1−4アルキル、−OH、−NH、−NH(C1−4アルキル)、−N(C1−4アルキル)、−CN、−COOH、−COO(C1−4アルキル)、−O(C1−4アルキル)、−O(C1−4ハロアルキル)、又はオキソで独立して置換されていてもよい;又は
    の同じ又は異なる環原子へ付く2例のR5cは、前記環原子(単数又は複数)と一緒に、C3−8シクロアルキル環、4〜6員複素環式環、フェニル、又は5若しくは6員ヘテロアリール環を形成し、2つの環がスピロ、縮合、又は架橋関係にある二環式系を生じてもよく、ここで前記4〜6員複素環又は前記5若しくは6員ヘテロアリール環は、N、O、又はSより独立して選択される3個以下のヘテロ原子を含有し;そしてここで前記C3−8シクロアルキル環、4〜6員複素環式環、フェニル、又は5若しくは6員ヘテロアリール環は、3例以下のC1−4アルキル、C1−4ハロアルキル、C1−4アルコキシ、C1−4ハロアルコキシ、オキソ、−C(O)O(C1−4アルキル)、−C(O)OH、−NR”(CO)CO(C1−4アルキル)、−OH、又はハロゲンによって独立して置換されていてもよく;ここでR”は、水素又はC1−2アルキルであり;
    それぞれのR5aは、ハロゲン、−CN、C1−6アルキル、−OR6a、−SR6a、−COR6a、−OC(O)R6a、−C(O)OR6a、−C(O)N(R6a、−C(O)N(R6a)SO6a、−N(R6a)C(O)R6a、−N(R6a)C(O)OR6a、−N(R6a)C(O)N(R6a、−N(R6a、−SO6a、−SON(R6a、−SON(R6a)COOR6a、−SON(R6a)C(O)R6a、−N(R6a)SO6a、−(C=O)NHOR6a、C3−8シクロアルキル環、4〜7員複素環式環、5若しくは6員ヘテロアリール環、フェニル、ベンジル、オキソ基、又は二環式基より独立して選択され;ここでそれぞれの5若しくは6員ヘテロアリール環と前記4〜7員複素環式環のそれぞれは、N、O、及びSより独立して選択される4個以下の環ヘテロ原子を含有し、ここで前記C1−6アルキル、C3−8シクロアルキル環、4〜7員複素環式環、5若しくは6員ヘテロアリール環、ベンジル、又はフェニル基のそれぞれは、3例以下のハロゲン、C1−4アルキル、C1−4ハロアルキル、−OH、−NH、−NH(C1−4アルキル)、−N(C1−4アルキル)、−CN、−COOH、−COO(C1−4アルキル)、−O(C1−4アルキル)、−O(C1−4ハロアルキル)、又はオキソで独立して置換されていてもよく;ここで前記二環式基は、環1と環2を縮合又は架橋関係で含有し、前記環1は、4〜7員複素環式環、5若しくは6員ヘテロアリール環、フェニル、又はベンジルであって、前記環2は、フェニル環、又はN、O、又はSより選択される3個以下の環ヘテロ原子を含有する5若しくは6員ヘテロアリール環であり;そしてここで前記二環式基は、6例以下のハロゲン、C1−4アルキル、−OH、−NH、−NH(C1−4アルキル)、−N(C1−4アルキル)、−CN、−COOH、−COO(C1−4アルキル)、−O(C1−4アルキル)、−O(C1−4ハロアルキル)、又はオキソによって独立して置換されていてもよく;
    それぞれのR6aは、水素、C1−6アルキル、フェニル、ベンジル、C3−8シクロアルキル環、4〜7員複素環式環、又は5若しくは6員ヘテロアリール環より独立して選択され、ここで前記C1−6アルキルのそれぞれ、前記フェニルのそれぞれ、前記ベンジルのそれぞれ、前記C3−8シクロアルキル基のそれぞれ、前記4〜7員複素環式環のそれぞれ、及び前記5若しくは6員ヘテロアリール環のそれぞれは、3例以下のハロゲン、C1−4アルキル、−OH、−NH、−NH(C1−4アルキル)、−N(C1−4アルキル)、−CN、−COOH、−C(O)NH、−C(O)N(C1−6アルキル)、−C(O)NH(C1−6アルキル)、−C(O)N(C1−6ハロアルキル)、−C(O)NH(C1−6ハロアルキル)、C(O)N(C1−6アルキル)(C1−6ハロアルキル)、−COO(C1−6アルキル)、−COO(C1−6ハロアルキル)、−O(C1−4アルキル)、−O(C1−4ハロアルキル)、又はオキソで独立して置換されていてもよく、ここで前記5若しくは6員ヘテロアリール環又は4〜7員複素環式環のそれぞれは、N、O、及びSより独立して選択される4個以下の環ヘテロ原子を含有する;又は
    又はRの1つが、5例以下のR5aで置換される、C3−8シクロアルキル環、4〜8員複素環式環、又は5若しくは6員ヘテロアリールである場合、前記R又はRの同じ又は異なる環原子へ付くR5aの例の2つは、前記原子(単数又は複数)と一緒に、C3−8シクロアルキル環、4〜6員複素環式環、フェニル、又は5若しくは6員複素環式環を形成し、2つの環がスピロ、縮合、又は架橋関係にある二環式系を生じてもよく、ここで前記4〜6員複素環又は前記5若しくは6員複素環式環は、N、O、又はSより独立して選択される2個以下の環ヘテロ原子を含有し;そしてここで前記C3−8シクロアルキル環、4〜6員複素環式環、フェニル、又は5若しくは6員複素環式環は、2例以下のC1−4アルキル、C1−4ハロアルキル、オキソ、−(CO)CO(C1−4アルキル)、−NR’(CO)CO(C1−4アルキル)、又はハロゲンによって置換されていてもよく;ここでR’は、水素又はC1−2アルキルである;
    それぞれのRは、ハロゲン、−CN、C1−6アルキル、−OR、−SR、−COR、−OC(O)R、−C(O)OR、−C(O)N(R、−C(O)N(R)SO、−N(R)C(O)R、−N(R)C(O)OR、−N(R)C(O)N(R、−N(R、−SO、−SON(R、−SON(R)COOR、−SON(R)C(O)R、−N(R)SO、−(C=O)NHOR、C3−8シクロアルキル環、4〜7員複素環式環、5若しくは6員ヘテロアリール環、フェニル、ベンジル、オキソ基、又は二環式基より独立して選択され;ここで前記5若しくは6員ヘテロアリール環又は4〜7員複素環式環のそれぞれは、N、O、及びSより独立して選択される4個以下の環ヘテロ原子を含有し;そしてここで前記C1−6アルキルのそれぞれ、前記C3−8シクロアルキル環のそれぞれ、前記4〜7員複素環式環のそれぞれ、前記5若しくは6員ヘテロアリール環のそれぞれ、それぞれの前記ベンジル、又はそれぞれの前記フェニル基は、3例以下のハロゲン、C1−4アルキル、−OH、−NH、−NH(C1−4アルキル)、−N(C1−4アルキル)、−CN、−COOH、−COO(C1−4アルキル)、−O(C1−4アルキル)、−O(C1−4ハロアルキル)、又はオキソで独立して置換されていてもよく;ここで前記二環式基は、環1と環2を縮合又は架橋関係で含有し、前記環1は、4〜7員複素環式環、5若しくは6員ヘテロアリール環、フェニル、又はベンジルであって、前記環2は、フェニル環、又はN、O、又はSより選択される3個以下の環ヘテロ原子を含有する5若しくは6員ヘテロアリール環であり;そしてここで前記二環式基は、6例以下のハロゲン、C1−4アルキル、−OH、−NH、−NH(C1−4アルキル)、−N(C1−4アルキル)、−CN、−COOH、−COO(C1−4アルキル)、−O(C1−4アルキル)、−O(C1−4ハロアルキル)、又はオキソによって独立して置換されていてもよく;
    それぞれのRは、水素、C1−6アルキル、フェニル、ベンジル、C3−8シクロアルキル環、4〜7員複素環式環、又は5若しくは6員ヘテロアリール環より独立して選択され;ここで前記5若しくは6員ヘテロアリール環のそれぞれと前記4〜7員複素環式環のそれぞれは、N、O、及びSより独立して選択される4個以下の環ヘテロ原子を含有し;そしてここで前記C1−6アルキルのそれぞれ、前記フェニルのそれぞれ、前記ベンジルのそれぞれ、前記C3−8シクロアルキル基のそれぞれ、前記4〜7員複素環式環のそれぞれ、及び前記5若しくは6員ヘテロアリール環のそれぞれは、3例以下のハロゲン、C1−4アルキル、−OH、−NH、−NH(C1−4アルキル)、−N(C1−4アルキル)、−CN、−COOH、−COO(C1−4アルキル)、−O(C1−4アルキル)、−O(C1−4ハロアルキル)、又はオキソで独立して置換されていてもよく;又は
    該窒素原子へ付くRとRが、5例以下のRで置換される、4〜8員複素環式環又は5若しくは6員ヘテロアリール環を形成する場合、前記環の同じ又は異なる原子へ付くRの例の2つは、前記原子(単数又は複数)と一緒に、C3−8シクロアルキル環、4〜6員複素環式環、フェニル、又は5若しくは6員ヘテロアリール環を形成して二環式系を生じてもよく、ここで該二環式系の2つの環は、スピロ、縮合、又は架橋関係にあり、ここで前記4〜6員複素環又は前記5若しくは6員ヘテロアリール環は、N、O、又はSより独立して選択される3個以下の環ヘテロ原子を含有し;そしてここで前記C3−8シクロアルキル環、前記4〜6員複素環式環、前記フェニル、又は前記5若しくは6員ヘテロアリール環は、3例以下のC1−4アルキル、C1−4ハロアルキル、C1−4アルコキシ、C1−4ハロアルコキシ、オキソ、−C(O)O(C1−4アルキル)、−C(O)OH、−NR(CO)CO(C1−4アルキル)、−OH、又はハロゲンによって独立して置換されていてもよく;ここでRは、水素又はC1−2アルキルであり;
    pは、0、1、又は2より選択される整数であり;
    環Cは、N、O、又はSより選択される4個以下の環ヘテロ原子を含有する単環式5員ヘテロアリール環であり;ここで前記単環式5員ヘテロアリール環は、1,3,5−トリアジニル環ではなく;
    それぞれのJは、ハロゲン、又は3例以下のC1−4アルコキシ、C1−4ハロアルコキシ、オキソ、−C(O)O(C1−4アルキル)、−C(O)OH、−NR(CO)CO(C1−4アルキル)、−OH、又はハロゲンによって独立して置換されてもよいC1−4脂肪族より独立して選択される]の1つ又はその医薬的に許容される塩である、請求項1〜19のいずれか1項に記載の組成物。
  22. sGC刺激薬が、式IB:
    Figure 2019502686
    [式中、Jは、水素又はハロゲンより選択され;Jは、ハロゲンであり、そして
    とRは、それらが付く窒素原子と一緒に、4〜8員複素環式環又は5員ヘテロアリール環を形成し;ここで前記4〜8員複素環式環又は前記5員ヘテロアリール環は、RとRが付く窒素原子に加えて、N、O、又はSより独立して選択される3個以下の環ヘテロ原子を含有してもよくて、5例以下のR5eによって置換されていてもよく;
    それぞれのR5eは、ハロゲン、−CN、C1−6アルキル、−(C1−4アルキル)−R、C3−8シクロアルキル環、C1−4シアノアルキル、−OR、−SR、−OCOR、−COR、−C(O)OR、−C(O)N(R、−N(R)C(O)R、−N(R、−SO、−SOOH、−SONHOH、−SON(R)COR、−SON(R、−N(R)SO、ベンジル、フェニル、又はオキソ基より独立して選択され;ここでそれぞれの前記フェニル環とそれぞれの前記ベンジル基は、3例以下のハロゲン、−OH、−NH、−NH(C1−4アルキル)、−N(C1−4アルキル)、−CN、C1−4アルキル、C1−4ハロアルキル、−O(C1−4アルキル)、又は−O(C1−4ハロアルキル)で独立して置換されていてもよく;そしてここでそれぞれの前記C1−6アルキル、前記−(C1−4アルキル)−R部分のそれぞれのC1−4アルキル部分、及びそれぞれの前記C3−8シクロアルキル環は、3例以下のハロゲンで独立して置換されていてもよく;ここで
    それぞれのRは、水素、C1−6アルキル、C2−4アルケニル、フェニル、ベンジル、又はC3−8シクロアルキル環より独立して選択され;ここでそれぞれの前記C1−6アルキル、それぞれの前記C2−4アルケニル、それぞれの前記フェニル、それぞれの前記ベンジル、及びそれぞれの前記C3−8シクロアルキル基は、3例以下のハロゲンで独立して置換されていてもよく;
    、R、及びRとRが付く窒素によって形成される前記環の同じ又は異なる原子へ付くR5eの例の2つは、前記原子(単数又は複数)と一緒に、C3−8シクロアルキル環、4〜6員複素環式環、フェニル、又は5若しくは6員ヘテロアリール環を形成して二環式系を生じてもよく、ここで該二環式系の2つの環は、スピロ、縮合、又は架橋関係にあり、ここで前記4〜6員複素環又は前記5若しくは6員ヘテロアリール環は、N、O、又はSより独立して選択される3個以下の環ヘテロ原子を含有し;そしてここで前記C3−8シクロアルキル環、4〜6員複素環式環、フェニル、又は5若しくは6員ヘテロアリール環は、3例以下のC1−4アルキル、C1−4ハロアルキル、C1−4アルコキシ、C1−4ハロアルコキシ、オキソ、−C(O)O(C1−4アルキル)、−C(O)OH、−C(O)NH、−NR(CO)O(C1−4アルキル)、−OH、又はハロゲンによって独立して置換されていてもよく;ここでRは、水素又はC1−2アルキルであり;
    あるいは、RとRは、水素、C1−6アルキル、C3−8シクロアルキル環、4〜10員複素環式環、5若しくは6員ヘテロアリール、フェニル、又はC1−6アルキル−Rよりそれぞれ独立して選択され;ここで前記4〜10員複素環式環のそれぞれと前記5若しくは6員ヘテロアリール環のそれぞれは、N、O、及びSより独立して選択される3個以下の環ヘテロ原子を含有し;そしてここで前記C1−6アルキルのそれぞれ、それぞれの前記C1−6アルキル−R部分の前記C1−6アルキル部分のそれぞれ、前記C3−8シクロアルキル環のそれぞれ、前記4〜10員複素環式環基のそれぞれ、前記5若しくは6員ヘテロアリールのそれぞれ、前記フェニルのそれぞれは、5例以下のR5fで独立して置換されていてもよく;但し、RとRのいずれも、ピリジン又はピリミジンではなく;
    は、C3−8シクロアルキル環、4〜8員複素環式環、フェニル、又は5〜6員ヘテロアリール環より選択され;ここで前記4〜8員複素環式環のそれぞれと前記5〜6員複素芳香族環のそれぞれは、N、O、又はSより独立して選択される1〜4個の環ヘテロ原子を含有し;そしてここで前記C3−8シクロアルキル環のそれぞれ、前記4〜8員複素環式環のそれぞれ、前記フェニルのそれぞれ、及び前記5〜6員ヘテロアリール環のそれぞれは、5例以下のR5gで置換されていてもよく;
    それぞれのR5fは、ハロゲン、−CN、C1−6アルキル、−(C1−4アルキル)−R6a、C7−12アラルキル、C3−8シクロアルキル環、C1−4シアノアルキル、−OR6a、−SR6a、−OCOR6a、−COR6a、−C(O)OR6a、−C(O)N(R6a、−N(R6a)C(O)R6a、−N(R6a、−SO6a、−SON(R6a、−N(R6a)SO6a、−SOOH、−SONHOH、−SON(R6a)COR6a、フェニル、又はオキソ基より独立して選択され;ここでそれぞれの前記フェニル基は、3例以下のハロゲン、−OH、−NH、−NH(C1−4アルキル)、−N(C1−4アルキル)、−NO、−CN、C1−4アルキル、C1−4ハロアルキル、−O(C1−4アルキル)、又は−O(C1−4ハロアルキル)で独立して置換されていてもよく;そしてここでそれぞれの前記C7−12アラルキル、それぞれの前記C1−6アルキル、それぞれの前記−(C1−4アルキル)−R6aのそれぞれの前記C1−4アルキル部分、及びそれぞれの前記C3−8シクロアルキル基は、3例以下のハロゲンで独立して置換されていてもよく;
    それぞれのR6aは、水素、C1−6アルキル、C2−4アルケニル、フェニル、ベンジル、又はC3−8シクロアルキル環より独立して選択され;ここでそれぞれの前記C1−6アルキル、それぞれの前記C2−4アルケニル、それぞれの前記フェニル、それぞれの前記ベンジル、及びそれぞれの前記C3−8シクロアルキル基は、3例以下のハロゲンで独立して置換されていてもよく;
    又はRの1つが、5例以下のR5fで置換される、C3−8シクロアルキル環、4〜8員複素環式環、又は5若しくは6員ヘテロアリールである場合、前記R又はRの同じ又は異なる環原子へ付くR5fの例の2つは、前記原子(単数又は複数)と一緒に、C3−8シクロアルキル環、4〜6員複素環式環、フェニル、又は5若しくは6員複素環式環を形成し、2つの環がスピロ、縮合、又は架橋関係にある二環式系を生じ、ここで前記4〜6員複素環又は前記5若しくは6員複素環式環は、N、O、又はSより独立して選択される2個以下の環ヘテロ原子を含有し;そしてここで前記C3−8シクロアルキル環、4〜6員複素環式環、フェニル、又は5若しくは6員複素環式環は、2例以下のC1−4アルキル、C1−4ハロアルキル、オキソ、−(CO)O(C1−4アルキル)、−NR’(CO)O(C1−4アルキル)、又はハロゲンによって置換されていてもよく;ここでR’は、水素又はC1−2アルキルであり;
    それぞれのR5gは、ハロゲン、−CN、C1−6アルキル、−(C1−4アルキル)−R6b、ベンジル、C3−8シクロアルキル環、C1−4シアノアルキル、−OR6b、−SR6b、−OCOR6b、−COR6b、−C(O)OR6b、−C(O)N(R6b、−N(R6b)C(O)R6b、−N(R6b、−SO6b、−SON(R6b、−N(R6b)SO6b、−SOOH、−SONHOH、−SON(R6b)COR6b、フェニル、又はオキソ基より独立して選択され;ここでそれぞれの前記フェニルとそれぞれの前記ベンジル基は、3例以下のハロゲン、−OH、−NH、−NH(C1−4アルキル)、−N(C1−4アルキル)、−NO、−CN、C1−4アルキル、C1−4ハロアルキル、−O(C1−4アルキル)、又は−O(C1−4ハロアルキル)で独立して置換されていてもよく;そしてここでそれぞれの前記C1−6アルキル、それぞれの前記(C1−4アルキル)−R6b部分のC1−4アルキル部分、及びそれぞれの前記C3−8シクロアルキル基は、3例以下のハロゲンで独立して置換されていてもよく;
    それぞれのR6bは、水素、C1−6アルキル、C2−4アルケニル、フェニル、ベンジル、又はC3−8シクロアルキル環より独立して選択され;ここでそれぞれの前記C1−6アルキル、それぞれの前記C2−4アルケニル、それぞれの前記フェニル、それぞれの前記ベンジル、及びそれぞれの前記C3−8シクロアルキル基は、3例以下のハロゲンで独立して置換されていてもよく;
    あるいは、Rの同じ又は異なる環原子へ付く2例のR5gは、前記環原子(単数又は複数)と一緒に、C3−8シクロアルキル環、4〜6員複素環式環、フェニル、又は5若しくは6員ヘテロアリール環を形成し、2つの環がスピロ、縮合、又は架橋関係にある二環式系を生じ、ここで前記4〜6員複素環又は前記5若しくは6員ヘテロアリール環は、N、O、又はSより独立して選択される3個以下のヘテロ原子を含有し;そしてここで前記C3−8シクロアルキル環、4〜6員複素環式環、フェニル、又は5若しくは6員ヘテロアリール環は、3例以下のC1−4アルキル、C1−4ハロアルキル、C1−4アルコキシ、C1−4ハロアルコキシ、オキソ、−C(O)O(C1−4アルキル)、−C(O)OH、−C(O)NH、−NR”(CO)O(C1−4アルキル)、−OH、又はハロゲンによって独立して置換されていてもよく;そして
    R”は、水素又はC1−2アルキルである]の1つ又はその医薬的に許容される塩である、請求項21に記載の組成物。
  23. sGC刺激薬が式IC:
    Figure 2019502686
    [式中、Jは、ハロゲンであり;
    は、水素又はC1−6アルキルであり;
    は、3例以下のR5aによって独立して置換されてもよいC1−6アルキル基である]の1つ又はその医薬的に許容される塩である、請求項22に記載の組成物。
  24. sGC刺激薬が下記:
    Figure 2019502686
    Figure 2019502686
    に図示されるものの1つ又はその医薬的に許容される塩である、請求項23に記載の組成物。
  25. sGC刺激薬が下記:
    Figure 2019502686
    又はその医薬的に許容される塩である、請求項24に記載の組成物。
  26. 消化管括約筋障害の治療の必要な患者でのその治療における使用のための、sGC刺激薬又はその医薬的に許容される塩を含んでなる医薬組成物。
  27. 消化管括約筋障害の治療の必要な患者でのその治療における使用のための、sGC刺激薬又はその医薬的に許容される塩と1以上の追加治療薬剤を含んでなる医薬組成物。
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