JP2017525699A5 - - Google Patents

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は、出現毎に、HおよびC〜Cアルキルから独立して選択され、基−N(R中の二つの隣接するRは、一緒になって、OもしくはNから選択される0個または1個の追加の環ヘテロ原子を含有する、4、5または6員の複素環式環を形成することができる。
一実施形態において、例えば、以下の項目が提供される。
(項目1)
式Iの化合物または薬学的に許容されるその塩

であって、式中、
は、NHおよびNから選択され、
平行している実線と併せた破線(−−−−)は、任意選択の二重結合を表し、
は、オキソまたはNH から選択され、ただし、R がオキソの場合、R がNHであり、平行している前記実線と併せた前記破線(−−−−)によって表される前記結合は単結合であることを条件とし、R がNH である場合、R はNであり、平行している前記実線と併せた前記破線(−−−−)によって表される前記結合は二重結合であることを条件とし、
は、H、F、CH F、CHF およびCF の群から選択され、
は、CN、無置換C 〜C アルキル、1、2または3個のハロゲンにより置換されているC 〜C アルキル、−S−CH および−O−CH から選択される1個の置換基により置換されているC 〜C アルキル、C 〜C アルケニル、C 〜C アルキニル、無置換C 〜C シクロアルキル、FおよびCH から選択される1、2または3個の置換基により置換されているC 〜C シクロアルキルの群から選択され、
4’ は、H、−C(=O)R 、−C(=O)OR および−C(=O)NR の群から選択され、
は、H、−C(=O)R 、−C(=O)OR および−C(=O)NR の群から選択されるか、
あるいは
c)R は、式:

の基であり、
式中、
Yはそれぞれ、O、S、NR、 N(O)(R)、N(OR)、 N(O)(OR)またはN−NR であり、
およびW は、一緒になった場合、−Y (C(R −であるか、
または、W もしくはW の一方は、R 4’ と一緒になって、−Y −であり、W もしくはW のもう一方は、式Iaであるか、
または、W およびW はそれぞれ、独立して、式Iaの基

であり、
式中、
はそれぞれ、独立して、O、S、NR、 N(O)(R)、N(OR)、 N(O)(OR)またはN−NR であり、
はそれぞれ、独立して、結合、O、CR 、−O−CR −、NR、 N(O)(R)、N(OR)、 N(O)(OR)、N−NR 、S、S−S、S(O)またはS(O) であり、
はそれぞれ、単結合であり、
M1は、0、1、2または3であり、
はそれぞれ、独立して、R または式

であり、
式中、
M2a、M2bおよびM2cはそれぞれ、独立して0または1であり、
M2dは、0、1、2、3、4、5、6、7、8、9、10、11または12であり、
はそれぞれ、独立して、H、F、Cl、Br、I、OH、R、−C(=Y )R、−C(=Y )OR、−C(=Y )N(R) 、−N(R) 、− N(R) 、−SR、−S(O)R、−S(O) R、−S(O)(OR)、−S(O) (OR)、−OC(=Y )R、−OC(=Y )OR、−OC(=Y )(N(R) )、−SC(=Y )R、−SC(=Y )OR、−SC(=Y )(N(R) )、−N(R)C(=Y )R、−N(R)C(=Y )OR、−N(R)C(=Y )N(R) 、−SO NR 、−CN、−N 、−NO 、−ORまたはW であるか、
あるいは、同一炭素原子上の二つのR が一緒になった場合、3、4、5、6または7個の炭素環原子を有する炭素環式環を形成するか、
あるいは、同一炭素原子上の二つのR が一緒になった場合、前記炭素原子と一緒になって、3、4、5、6または7個の環原子を有する複素環を形成し、ここで、1個の環原子はOまたはNから選択され、他の環原子はすべて炭素であり、
Rはそれぞれ、独立して、H、(C 〜C )アルキル、(C 〜C )置換アルキル、(C 〜C )アルケニル、(C 〜C )置換アルケニル、(C 〜C )アルキニル、(C 〜C )置換アルキニル、C 6〜 10 アリール、C 〜C 10 置換アリール、3〜10員の複素環、3〜10員の置換複素環、5〜12員のヘテロアリール、5〜12員の置換ヘテロアリール、アリールアルキル、置換アリールアルキル、ヘテロアリールアルキルまたは置換ヘテロアリールアルキルであり、
は、W またはW であり、
は、R、−C(Y )R 、−C(Y )W 、−SO または−SO であり、
は、フェニル、ナフチル、C 〜C 炭素環、または3〜10員の複素環から選択され、ここで、W は、0、1、2、3、4、5または6個のR 基により独立して置換されており、
およびR はそれぞれ、独立して、H、(C 〜C )アルキル、(C 〜C )アルケニル、(C 〜C )アルキニル、(C 〜C )カルボシクリルアルキル、C 〜C 10 アリール、C 〜C 10 置換アリール、5〜10員のヘテロアリール、5〜10員の置換ヘテロアリール、−C(=O)(C 〜C )アルキル、−S(O) (C 〜C )アルキルまたはアリール(C 〜C )アルキルであるか、
あるいは、R およびR は、それらの両方が結合している窒素と一緒になって、3〜7員の複素環を形成し、ここで、前記複素環の環炭素原子のいずれか一つが、−O−、−S−または−NR −により任意選択で置きかえられることができ、
またはR のそれぞれの(C 〜C )アルキル、(C 〜C )アルケニル、(C 〜C )アルキニルまたはアリール(C 〜C )アルキルはそれぞれ、ハロ、ヒドロキシ、CN、N 、N(R またはOR から選択される、1、2、3または4個の置換基により任意選択で独立して置換されており、前記(C 〜C )アルキルのそれぞれの非末端炭素原子のうちの1、2または3個が、−O−、−S−または−NR −により任意選択で置きかえられていてもよいか、あるいは
b)R は、

から選択される基であり、
式中、
は、フェニル、1−ナフチル、2−ナフチル、

から選択され、
は、HおよびCH から選択され、
10 は、HまたはC 〜C アルキルから選択され、
10’ は、HまたはC 〜C アルキルから選択されるか、
あるいはR 10 およびR 10 ’は、それらが結合している炭素原子と一緒になって、3、4、5または6員のスピロ環を形成し、ここで、前記スピロ環のすべての環原子は炭素であるか、
あるいはR 10 およびR 10 ’は、それらが結合している炭素原子と一緒になって、3、4、5または6員のスピロ環を形成し、ここで、前記スピロ環の環原子のうちの1個または2個は、O、SおよびNの群から選択され、前記スピロ環の他の環原子のすべてが炭素であり、
11 は、H、C 〜C アルキル、ベンジル、C 〜C シクロアルキル、−CH −C 〜C シクロアルキル、−CH CH −S−C(O)−C 〜C アルキル、

から選択され、
7’ は、C 〜C アルキル、−O−C 〜C アルキル、ベンジル、−O−ベンジル、−CH −C 〜C シクロアルキルおよびCF から選択されるか、あるいは
e)R およびR 4’ は組み合わさって、

から選択される構造を形成する、化合物または薬学的に許容されるその塩。
(項目2)
式(II)

の項目1に記載の化合物、または薬学的に許容されるその塩であって、式中、R 、R 、R 4’ およびR は、項目1において定義されているとおりである、化合物または薬学的に許容されるその塩。
(項目3)
式(III)

の項目1に記載の化合物、または薬学的に許容されるその塩であって、式中、R 、R 、R 4’ およびR は、項目1において定義されているとおりである、化合物または薬学的に許容されるその塩。
(項目4)
、R およびR が、項目1に記載されているとおりであり、R 4’ が水素である、項目1、2および3のいずれかに記載の化合物、または薬学的に許容されるその塩。
(項目5)
が、CN、無置換C 〜C アルキル、FおよびClから選択される1、2または3個のハロゲンにより置換されているC 〜C アルキル、−S−CH および−O−CH から選択される1個の置換基により置換されているC 〜C アルキル、C 〜C アルケニル、C 〜C アルキニル、無置換C 〜C シクロアルキル、FおよびCH から選択される1、2または3個の置換基により置換されているC 〜C シクロアルキルの群から選択される、項目1、2、3および4のいずれかに記載の化合物、または薬学的に許容されるその塩。
(項目6)
が水素である、項目1、2、3、4および5のいずれかに記載の化合物、または薬学的に許容されるその塩。
(項目7)
がFである、項目1、2、3、4および5のいずれかに記載の化合物、または薬学的に許容されるその塩。
(項目8)
およびR がそれぞれ水素である、項目1、2、3、4、5および6のいずれかに記載の化合物、または薬学的に許容されるその塩。
(項目9)
、R およびR 4’ がそれぞれ水素である、項目1、2、3、4、5、6および8のいずれかに記載の化合物、または薬学的に許容されるその塩。
(項目10)
がFであり、R が水素である、項目1、2、3、4、5および7のいずれかに記載の化合物、または薬学的に許容されるその塩。
(項目11)
がFであり、R およびR 4’ がそれぞれ水素である、項目1、2、3、4、5、7および10のいずれかに記載の化合物、または薬学的に許容されるその塩。
(項目12)
が、HおよびFの群から選択され、R が、CN、メチル、エチル、プロピル、ビニル、プロペニル、エチニル、CH F、CHF 、CH Cl、CH SMe、−CH OMeおよびシクロプロピルの群から選択される、項目1、2、3、4、5、6、7、8、9、10および11のいずれかに記載の化合物、または薬学的に許容されるその塩。
(項目13)
が、HおよびFの群から選択され、R が、CN、メチル、エチル、プロピル、ビニル、プロペニル、エチニル、CH F、CHF 、CH Cl、CH SMe、−CH OMeおよびシクロプロピルの群から選択され、R 4’ が水素である、項目1、2、3、4、5、6、7、8、9、10および11のいずれかに記載の化合物、または薬学的に許容されるその塩。
(項目14)
が、HおよびFの群から選択され、R が、CN、メチル、エチル、プロピル、ビニル、プロペニル、エチニル、CH F、CHF 、CH Cl、CH SMe、−CH OMeおよびシクロプロピルの群から選択され、R がHであり、R 4’ が水素である、項目1、2、3、4、5、6、7、8、9、10、11、12および13のいずれかに記載の化合物、または薬学的に許容されるその塩。
(項目15)
が、

から選択され、
式中、
n’は、1、2、3および4から選択され、
は、C 〜C アルキル、−O−C 〜C アルキル、ベンジル、−O−ベンジル、−CH −C 〜C シクロアルキル、−O−CH −C 〜C シクロアルキルおよびCF から選択され、
7’ は、C 〜C アルキル、−O−C 〜C アルキル、ベンジル、−O−ベンジル、−CH −C 〜C シクロアルキルおよびCF から選択され、
は、フェニル、1−ナフチル、2−ナフチル、

から選択され、
は、HおよびCH から選択され、
10 は、HまたはC 〜C アルキルから選択され、
11 は、H、C 〜C アルキル、ベンジル、C 〜C シクロアルキルおよび−CH −C 〜C シクロアルキルから選択される、
項目1、2、3、4、5、6および7のいずれかに記載の化合物、または薬学的に許容されるその塩。
(項目16)
が、


から選択され、
式中、
は、C 〜C アルキル、−O−C 〜C アルキル、ベンジルおよび−CH −C 〜C シクロアルキルから選択され、
7’ は、C 〜C アルキル、−O−C 〜C アルキル、ベンジル、−O−ベンジル、−CH −C 〜C シクロアルキルおよびCF から選択され、
10 は、HまたはC 〜C アルキルから選択され、
10’ は、HまたはC 〜C アルキルから選択されるか、
あるいはR 10 およびR 10’ は、それらが結合している炭素原子と一緒になって、3、4、5または6員のスピロ環を形成し、ここで、前記スピロ環のすべての環原子は炭素であるか、
あるいはR 10 およびR 10 ’は、それらが結合している炭素原子と一緒になって、3、4、5または6員のスピロ環を形成し、ここで、前記スピロ環の環原子のうちの1個または2個は、O、SおよびNの群から選択され、前記スピロ環の他の環原子のすべてが炭素であり、
11 は、C 〜C アルキル、ベンジル、C 〜C シクロアルキルおよび−CH −C 〜C シクロアルキルから選択される、
項目1、2、3、4、5、6、7および15のいずれかに記載の化合物、または薬学的に許容されるその塩。
(項目17)
が、HおよびFの群から選択され、
4’ が、水素であり、
が、CN、メチル、エチル、プロピル、ビニル、プロペニル、エチニル、CH F、CHF 、CH Cl、CH SMe、−CH OMeおよびシクロプロピルの群から選択され、
が、

の群から選択され、
式中、
は、C 〜C アルキル、−O−C 〜C アルキル、ベンジルおよび−CH −C 〜C シクロアルキルから選択され、
11 は、C 〜C アルキル、ベンジル、C 〜C シクロアルキルおよび−CH −C 〜C シクロアルキルから選択される、
項目1、2、3、4、5、6、7、15および16のいずれかに記載の化合物、または薬学的に許容されるその塩。
(項目18)
が、

から選択される、項目1、2、3、4、5、6、7、15、16および17のいずれかに記載の化合物、または薬学的に許容されるその塩。
(項目19)
が、

である、項目1、2、3、4、5、6、7、15、16、17、18および19のいずれかに記載の化合物、または薬学的に許容されるその塩。
(項目20)
が、

である、項目1、2、3、4、5、6、7、15、16、17、18および19のいずれかに記載の化合物、または薬学的に許容されるその塩。
(項目21)
が、

である、項目1、2、3、4、5、6、7、15、16、17、18および19のいずれかに記載の化合物、または薬学的に許容されるその塩。
(項目22)
およびR 4’ が組み合わさって構造

を形成し、
11 が、H、C 〜C アルキル、ベンジル、C 〜C シクロアルキル、−CH −C 〜C シクロアルキル、

から選択される、項目1、2、3、5、6、7および12のいずれかに記載の化合物、または薬学的に許容されるその塩。
(項目23)
およびR 4’ が組み合わさって構造

を形成し、
式中、R は、HおよびCH から選択され、R 10 は、HまたはC 〜C アルキルから選択され、R 10’ は、HまたはC 〜C アルキルから選択され、R 11 は、H、C 〜C アルキル、ベンジル、C 〜C シクロアルキルおよび−CH −C 〜C シクロアルキルから選択される、項目1、2、3、5、6、7および12のいずれかに記載の化合物、または薬学的に許容されるその塩。
(項目24)
が、

であり、
7’ が、C 〜C アルキル、−O−C 〜C アルキル、ベンジル、−O−ベンジル、−CH −C 〜C シクロアルキルおよびCF から選択される、
項目1、2、3、4、5、6、7、12、15および16のいずれかに記載の化合物、または薬学的に許容されるその塩。
(項目25)
7’ が、イソプロピルである、項目1、2、3、4、5、6、7、15、16および17のいずれかに記載の化合物、または薬学的に許容されるその塩。
(項目26)
が、

であり、
が、C 〜C アルキル、−O−C 〜C アルキル、ベンジル、−O−ベンジル、−CH −C 〜C シクロアルキル、−O−CH −C 〜C シクロアルキルおよびCF から選択される、
項目1、2、3、4、5、6、7、15、16および17のいずれかに記載の化合物、または薬学的に許容されるその塩。
(項目27)
が、t−ブチルである、項目1、2、3、4、5、6、7、15、16および17のいずれかに記載の化合物、または薬学的に許容されるその塩。
(項目28)

の群から選択される、項目1、2、3、4、5、6、7、8、9、10、11、12、13および14のいずれかに記載の化合物、
または薬学的に許容されるその塩。
(項目29)

の群から選択される、項目1、2、3、4、5、6、7、12、13、15、16、17、18および21のいずれかに記載の化合物、
または薬学的に許容されるその塩。
(項目30)


の、項目1、2、4、5、6、8、9、12、13および14のいずれかに記載の化合物、または薬学的に許容されるその塩。
(項目31)


の、項目1、2、4、5、6、7、12、13、15、16、17、18、19および29のいずれかに記載の化合物、
または薬学的に許容されるその塩。
(項目32)
ヒトにおけるPneumovirinaeウイルス感染を処置する方法であって、治療有効量の、項目1、2、3、4、5、6、7、8、9、10、11、12、13、14、15、16、17、18、19、20、21、22、23、24、25、26、27、28、29、30および31のいずれかに記載の化合物、または薬学的に許容されるその塩を前記ヒトに投与するステップを含む方法。
(項目33)
ヒトにおけるヒト呼吸器合胞体ウイルス感染を処置する方法であって、治療有効量の、項目1、2、3、4、5、6、7、8、9、10、11、12、13、14、15、16、17、18、19、20、21、22、23、24、25、26、27、28、29、30および31のいずれかに記載の化合物、または薬学的に許容されるその塩を前記ヒトに投与するステップを含む方法。
(項目34)
項目1、2、3、4、5、6、7、8、9、10、11、12、13、14、15、16、17、18、19、20、21、22、23、24、25、26、27、28、29、30および31のいずれかに記載の化合物または薬学的に許容されるその塩、ならびに薬学的に許容される担体または添加剤を含む医薬組成物。
(項目35)
項目1、2、3、4、5、6、7、8、9、10、11、12、13、14、15、16、17、18、19、20、21、22、23、24、25、26、27、28、29、30および31のいずれかに記載の化合物、または薬学的に許容されるその塩が使用されることを特徴とする、ヒトにおけるPneumovirinaeウイルス感染または呼吸器合胞体ウイルス感染の処置が意図されている医薬を製造する方法。
(項目36)
ヒトにおけるPneumovirinaeウイルス感染または呼吸器合胞体ウイルス感染の処置に使用するための、項目1、2、3、4、5、6、7、8、9、10、11、12、13、14、15、16、17、18、19、20、21、22、23、24、25、26、27、28、29、30および31のいずれかに記載の化合物、または薬学的に許容されるその塩。
(項目37)
ヒトにおいてPneumovirinaeウイルス感染または呼吸器合胞体ウイルス感染を処置するのに有用な医薬の調製における、項目1、2、3、4、5、6、7、8、9、10、11、12、13、14、15、16、17、18、19、20、21、22、23、24、25、26、27、28、29、30および31のいずれかに記載の化合物、または薬学的に許容されるその塩の使用。
(項目38)
本明細書において記載されている化合物。
(項目39)
ヒトにおけるヒト呼吸器合胞体ウイルス感染を処置する方法において使用するための、項目1、2、3、4、5、6、7、8、9、10、11、12、13、14、15、16、17、18、19、20、21、22、23、24、25、26、27、28、29、30および31のいずれかに記載の化合物、または薬学的に許容されるその塩、溶媒和物および/もしくはエステル、ならびに少なくとも1種の追加の活性治療剤。
(項目40)
ヒトにおけるヒト呼吸器合胞体ウイルス感染を処置する方法であって、式(I)の化合物、または薬学的に許容されるその塩、溶媒和物および/もしくはエステル、ならびに少なくとも1種の追加の活性治療剤を前記ヒトに投与するステップを含む方法において使用するための、項目1、2、3、4、5、6、7、8、9、10、11、12、13、14、15、16、17、18、19、20、21、22、23、24、25、26、27、28、29、30および31のいずれかに記載の化合物、または薬学的に許容されるその塩、溶媒和物および/もしくはエステル。
(項目41)
ヒトにおけるヒト呼吸器合胞体ウイルス感染を処置する方法において使用するための、式(II)、式(III)の化合物、もしくは本明細書における実施例の具体的な化合物のうちの一つ、または薬学的に許容されるその塩、溶媒和物および/もしくはエステル、
ならびに少なくとも1種の追加の活性治療剤。
(項目42)
ヒトにおけるヒト呼吸器合胞体ウイルス感染を処置する方法であって、式(II)、式(III)の化合物、もしくは本明細書における実施例の具体的な化合物のうちの一つ、または薬学的に許容されるその塩、溶媒和物および/もしくはエステル、ならびに少なくとも1種の追加の活性治療剤を前記ヒトに投与するステップを含む方法において使用するための、式(II)、式(III)の化合物、もしくは本明細書における実施例の具体的な化合物のうちの一つ、または薬学的に許容されるその塩、溶媒和物および/もしくはエステル。
(項目43)
ヒト呼吸器合胞体ウイルス感染の処置を必要とするヒトであって、細気管支炎にも罹っているヒトにおいて、ヒト呼吸器合胞体ウイルス感染を処置する方法において使用するための、式(I)、式(II)、式(III)の化合物、もしくは本明細書における実施例の具体的な化合物のうちの一つ、または薬学的に許容されるその塩、溶媒和物および/もしくはエステル。
(項目44)
ヒト呼吸器合胞体ウイルス感染の処置を必要とするヒトであって、肺炎にも罹っているヒトにおいて、ヒト呼吸器合胞体ウイルス感染を処置する方法において使用するための、式(I)、式(II)、式(III)の化合物、もしくは本明細書における実施例の具体的な化合物のうちの一つ、または薬学的に許容されるその塩、溶媒和物および/もしくはエステル。
(項目45)
ヒト呼吸器合胞体ウイルス感染を罹っているヒトにおける呼吸器の症状を改善する方法において使用するための、式(I)、式(II)、式(III)の化合物、もしくは本明細書における実施例の具体的な化合物のうちの一つ、または薬学的に許容されるその塩、溶媒和物および/もしくはエステル。
(項目46)
ヒトにおけるヒト呼吸器合胞体ウイルス感染またはヒトにおけるPneumovirinaeウイルス感染の処置における、同時、別々または逐次使用のための組合せ調製物としての、式(I)、式(II)、式(III)の化合物、もしくは本明細書における実施例の具体的な化合物のうちの一つ、または薬学的に許容されるその塩、溶媒和物および/もしくはエステル。

Claims (46)

  1. 式Iの化合物または薬学的に許容されるその塩
    であって、式中、
    は、NHおよびNから選択され、
    平行している実線と併せた破線(−−−−)は、任意選択の二重結合を表し、
    は、オキソまたはNHから選択され、ただし、Rがオキソの場合、RがNHであり、平行している前記実線と併せた前記破線(−−−−)によって表される前記結合は単結合であることを条件とし、RがNHである場合、RはNであり、平行している前記実線と併せた前記破線(−−−−)によって表される前記結合は二重結合であることを条件とし、
    は、H、F、CHF、CHFおよびCFの群から選択され、
    は、CN無置換C〜Cアルキル1、2または3個のハロゲンにより置換されているC〜Cアルキル−S−CHおよび−O−CHから選択される1個の置換基により置換されているC〜Cアルキル〜Cアルケニル〜Cアルキニル無置換C〜Cシクロアルキル;ならびにFおよびCHから選択される1、2または3個の置換基により置換されているC〜Cシクロアルキルの群から選択され、
    4’は、H、−C(=O)R、−C(=O)ORおよび−C(=O)NRの群から選択され、
    は、H、−C(=O)R、−C(=O)ORおよび−C(=O)NRの群から選択されるか、
    あるいは
    )Rは、式:
    の基であり、
    式中、
    Yはそれぞれ、O、S、NR、N(O)(R)、N(OR)、N(O)(OR)またはN−NRであり、
    およびWは、一緒になった場合、−Y(C(R−であるか、
    または、WもしくはWの一方は、R4’と一緒になって、−Y−であり、WもしくはWのもう一方は、式Iaであるか、
    または、WおよびWはそれぞれ、独立して、式Iaの基
    であり、
    式中、
    はそれぞれ、独立して、O、S、NR、N(O)(R)、N(OR)、N(O)(OR)またはN−NRであり、
    はそれぞれ、独立して、結合、O、CR、−O−CR−、NR、N(O)(R)、N(OR)、N(O)(OR)、N−NR、S、S−S、S(O)またはS(O)であり、
    はそれぞれ、単結合であり、
    M1は、0、1、2または3であり、
    はそれぞれ、独立して、Rまたは式
    であり、
    式中、
    M2a、M2bおよびM2cはそれぞれ、独立して0または1であり、
    M2dは、0、1、2、3、4、5、6、7、8、9、10、11または12であり、
    はそれぞれ、独立して、H、F、Cl、Br、I、OH、R、−C(=Y)R、−C(=Y)OR、−C(=Y)N(R)、−N(R)、−N(R)、−SR、−S(O)R、−S(O)R、−S(O)(OR)、−S(O)(OR)、−OC(=Y)R、−OC(=Y)OR、−OC(=Y)(N(R))、−SC(=Y)R、−SC(=Y)OR、−SC(=Y)(N(R))、−N(R)C(=Y)R、−N(R)C(=Y)OR、−N(R)C(=Y)N(R)、−SONR、−CN、−N、−NO、−ORまたはWであるか、
    あるいは、同一炭素原子上の二つのRが一緒になった場合、3、4、5、6または7個の炭素環原子を有する炭素環式環を形成するか、
    あるいは、同一炭素原子上の二つのRが一緒になった場合、前記炭素原子と一緒になって、3、4、5、6または7個の環原子を有する複素環を形成し、ここで、1個の環原子はOまたはNから選択され、他の環原子はすべて炭素であり、
    Rはそれぞれ、独立して、H、(C〜C)アルキル、(C〜C)置換アルキル、(C〜C)アルケニル、(C〜C)置換アルケニル、(C〜C)アルキニル、(C〜C)置換アルキニル、C6〜10アリール、C〜C10置換アリール、3〜10員の複素環、3〜10員の置換複素環、5〜12員のヘテロアリール、5〜12員の置換ヘテロアリール、アリールアルキル、置換アリールアルキル、ヘテロアリールアルキルまたは置換ヘテロアリールアルキルであり、
    は、WまたはWであり、
    は、R、−C(Y)R、−C(Y)W、−SOまたは−SOであり、
    は、フェニル、ナフチル、C〜C炭素環、または3〜10員の複素環から選択され、ここで、Wは、0、1、2、3、4、5または6個のR基により独立して置換されており、
    およびRはそれぞれ、独立して、H、(C〜C)アルキル、(C〜C)アルケニル、(C〜C)アルキニル、(C〜C)カルボシクリルアルキル、C〜C10アリール、C〜C10置換アリール、5〜10員のヘテロアリール、5〜10員の置換ヘテロアリール、−C(=O)(C〜C)アルキル、−S(O)(C〜C)アルキルまたはアリール(C〜C)アルキルであるか、
    あるいは、RおよびRは、それらの両方が結合している窒素と一緒になって、3〜7員の複素環を形成し、ここで、前記複素環の環炭素原子のいずれか一つが、−O−、−S−または−NR−により任意選択で置きかえられることができ、
    またはRのそれぞれの(C〜C)アルキル、(C〜C)アルケニル、(C〜C)アルキニルまたはアリール(C〜C)アルキルはそれぞれ、ハロ、ヒドロキシ、CN、N、N(RまたはORから選択される、1、2、3または4個の置換基により任意選択で独立して置換されており、前記(C〜C)アルキルのそれぞれの非末端炭素原子のうちの1、2または3個が、−O−、−S−または−NR−により任意選択で置きかえられていてもよいか、あるいは
    b)Rは、
    から選択される基であり、
    式中、
    は、フェニル、1−ナフチル、2−ナフチル、
    から選択され、
    は、HおよびCHから選択され、
    10は、Hおよび〜Cアルキルから選択され、
    10’は、Hおよび〜Cアルキルから選択されるか、
    あるいはR10およびR10’は、それらが結合している炭素原子と一緒になって、3、4、5または6員のスピロ環を形成し、ここで、前記スピロ環のすべての環原子は炭素であるか、
    あるいはR10およびR10’は、それらが結合している炭素原子と一緒になって、3、4、5または6員のスピロ環を形成し、ここで、前記スピロ環の環原子のうちの1個または2個は、O、SおよびNの群から選択され、前記スピロ環の他の環原子のすべてが炭素であり、
    11は、H、C〜Cアルキル、ベンジル、C〜Cシクロアルキル、−CH−C〜Cシクロアルキル、−CHCH−S−C(O)−C〜Cアルキル、
    から選択され、
    7’は、C〜Cアルキル、−O−C〜Cアルキル、ベンジル、−O−ベンジル、−CH−C〜CシクロアルキルおよびCFから選択されるか、あるいは
    )RおよびR4’は組み合わさって、
    から選択される構造を形成する、化合物または薬学的に許容されるその塩。
  2. 式(II)
    の請求項1に記載の化合物、または薬学的に許容されるその塩であって、式中、R、R、R4’およびRは、請求項1において定義されているとおりである、化合物または薬学的に許容されるその塩。
  3. 式(III)
    の請求項1に記載の化合物、または薬学的に許容されるその塩であって、式中、R、R、R4’およびRは、請求項1において定義されているとおりである、化合物または薬学的に許容されるその塩。
  4. 、RおよびRが、請求項1に記載されているとおりであり、R4’が水素である、請求項1、2および3のいずれかに記載の化合物、または薬学的に許容されるその塩。
  5. が、CN無置換C〜CアルキルFおよびClから選択される1、2または3個のハロゲンにより置換されているC〜Cアルキル−S−CHおよび−O−CHから選択される1個の置換基により置換されているC〜Cアルキル〜Cアルケニル〜Cアルキニル無置換C〜Cシクロアルキル;ならびにFおよびCHから選択される1、2または3個の置換基により置換されているC〜Cシクロアルキルの群から選択される、請求項1、2、3および4のいずれかに記載の化合物、または薬学的に許容されるその塩。
  6. が水素である、請求項1、2、3、4および5のいずれかに記載の化合物、または薬学的に許容されるその塩。
  7. がFである、請求項1、2、3、4および5のいずれかに記載の化合物、または薬学的に許容されるその塩。
  8. およびRがそれぞれ水素である、請求項1、2、3、4、5および6のいずれかに記載の化合物、または薬学的に許容されるその塩。
  9. 、RおよびR4’がそれぞれ水素である、請求項1、2、3、4、5、6および8のいずれかに記載の化合物、または薬学的に許容されるその塩。
  10. がFであり、Rが水素である、請求項1、2、3、4、5および7のいずれかに記載の化合物、または薬学的に許容されるその塩。
  11. がFであり、RおよびR4’がそれぞれ水素である、請求項1、2、3、4、5、7および10のいずれかに記載の化合物、または薬学的に許容されるその塩。
  12. が、HおよびFの群から選択され、Rが、CN、メチル、エチル、プロピル、ビニル、プロペニル、エチニル、CHF、CHF、CHCl、CHSMe、−CHOMeおよびシクロプロピルの群から選択される、請求項1、2、3、4および5のいずれかに記載の化合物、または薬学的に許容されるその塩。
  13. が、HおよびFの群から選択され、Rが、CN、メチル、エチル、プロピル、ビニル、プロペニル、エチニル、CHF、CHF、CHCl、CHSMe、−CHOMeおよびシクロプロピルの群から選択され、R4’が水素である、請求項1、2、3、4および5のいずれかに記載の化合物、または薬学的に許容されるその塩。
  14. が、HおよびFの群から選択され、Rが、CN、メチル、エチル、プロピル、ビニル、プロペニル、エチニル、CHF、CHF、CHCl、CHSMe、−CHOMeおよびシクロプロピルの群から選択され、RがHであり、R4’が水素である、請求項1、2、3、4、5、12および13のいずれかに記載の化合物、または薬学的に許容されるその塩。
  15. が、
    から選択され、
    式中、
    n’は、1、2、3および4から選択され、
    は、C〜Cアルキル、−O−C〜Cアルキル、ベンジル、−O−ベンジル、−CH−C〜Cシクロアルキル、−O−CH−C〜CシクロアルキルおよびCFから選択され、
    7’は、C〜Cアルキル、−O−C〜Cアルキル、ベンジル、−O−ベンジル、−CH−C〜CシクロアルキルおよびCFから選択され、
    は、フェニル、1−ナフチル、2−ナフチル、
    から選択され、
    は、HおよびCHから選択され、
    10は、Hおよび〜Cアルキルから選択され、
    11は、H、C〜Cアルキル、ベンジル、C〜Cシクロアルキルおよび−CH−C〜Cシクロアルキルから選択される、
    請求項1、2、3、4、5、6および7のいずれかに記載の化合物、または薬学的に許容されるその塩。
  16. が、
    から選択され、
    式中、
    は、C〜Cアルキル、−O−C〜Cアルキル、ベンジルおよび−CH−C〜Cシクロアルキルから選択され、
    7’は、C〜Cアルキル、−O−C〜Cアルキル、ベンジル、−O−ベンジル、−CH−C〜CシクロアルキルおよびCFから選択され、
    10は、Hおよび〜Cアルキルから選択され、
    10’は、Hおよび〜Cアルキルから選択されるか、
    あるいはR10およびR10’は、それらが結合している炭素原子と一緒になって、3、4、5または6員のスピロ環を形成し、ここで、前記スピロ環のすべての環原子は炭素であるか、
    あるいはR10およびR10’は、それらが結合している炭素原子と一緒になって、3、4、5または6員のスピロ環を形成し、ここで、前記スピロ環の環原子のうちの1個または2個は、O、SおよびNの群から選択され、前記スピロ環の他の環原子のすべてが炭素であり、
    11は、C〜Cアルキル、ベンジル、C〜Cシクロアルキルおよび−CH−C〜Cシクロアルキルから選択される、
    請求項1、2、3、4、5、6、7および15のいずれかに記載の化合物、または薬学的に許容されるその塩。
  17. が、HおよびFの群から選択され、
    4’が、水素であり、
    が、CN、メチル、エチル、プロピル、ビニル、プロペニル、エチニル、CHF、CHF、CHCl、CHSMe、−CHOMeおよびシクロプロピルの群から選択され、
    が、
    の群から選択され、
    式中、
    は、C〜Cアルキル、−O−C〜Cアルキル、ベンジルおよび−CH−C〜Cシクロアルキルから選択され、
    11は、C〜Cアルキル、ベンジル、C〜Cシクロアルキルおよび−CH−C〜Cシクロアルキルから選択される、
    請求項1、2、3、4、5、15および16のいずれかに記載の化合物、または薬学的に許容されるその塩。
  18. が、
    から選択される、請求項1、2、3、4、5、6、7、15、16および17のいずれかに記載の化合物、または薬学的に許容されるその塩。
  19. が、
    である、請求項1、2、3、4、5、6、7、15、16、17および8のいずれかに記載の化合物、または薬学的に許容されるその塩。
  20. が、
    である、請求項1、2、3、4、5、6、7、15、16、17および8のいずれかに記載の化合物、または薬学的に許容されるその塩。
  21. が、
    である、請求項1、2、3、4、5、6、7、15、16、17および8のいずれかに記載の化合物、または薬学的に許容されるその塩。
  22. およびR4’が組み合わさって構造
    を形成し、
    11が、H、C〜Cアルキル、ベンジル、C〜Cシクロアルキル、−CH−C〜Cシクロアルキル、
    から選択される、請求項1、2、3、5、6、7および12のいずれかに記載の化合物、または薬学的に許容されるその塩。
  23. およびR4’が組み合わさって構造
    を形成し、
    式中、Rは、HおよびCHから選択され、R10は、Hおよび〜Cアルキルから選択され、R10’は、Hおよび〜Cアルキルから選択され、R11は、H、C〜Cアルキル、ベンジル、C〜Cシクロアルキルおよび−CH−C〜Cシクロアルキルから選択される、請求項1、2、3、5、6、7および12のいずれかに記載の化合物、または薬学的に許容されるその塩。
  24. が、
    であり、
    7’が、C〜Cアルキル、−O−C〜Cアルキル、ベンジル、−O−ベンジル、−CH−C〜CシクロアルキルおよびCFから選択される、
    請求項1、2、3、4、5、6、7、12、15および16のいずれかに記載の化合物、または薬学的に許容されるその塩。
  25. 7’が、イソプロピルである、請求項1、2、3、4、5、6、7、15、16および17のいずれかに記載の化合物、または薬学的に許容されるその塩。
  26. が、
    であり、
    が、C〜Cアルキル、−O−C〜Cアルキル、ベンジル、−O−ベンジル、−CH−C〜Cシクロアルキル、−O−CH−C〜CシクロアルキルおよびCFから選択される、
    請求項1、2、3、4、5、6、7、15および6のいずれかに記載の化合物、または薬学的に許容されるその塩。
  27. が、t−ブチルである、請求項1、2、3、4、5、6、7、15、16および17のいずれかに記載の化合物、または薬学的に許容されるその塩。
  28. の群から選択される、請求項1、5、12、13および14のいずれかに記載の化合物、
    または薬学的に許容されるその塩。
  29. の群から選択される、請求項1、5、12、13、15、16、17、18および21のいずれかに記載の化合物、
    または薬学的に許容されるその塩。

  30. の、請求項1、2、4、5、6、8、9、12、13および14のいずれかに記載の化合物、または薬学的に許容されるその塩。

  31. の、請求項1、2、4、5、6、12、13、15、16、17、18および29のいずれかに記載の化合物、または薬学的に許容されるその塩。
  32. ヒトにおけるPneumovirinaeウイルス感染を処置するための組成物であって、請求項1、2、3、4、5、6、7、8、9、10、11、12、13、14、15、16、17、18、19、20、21、22、23、24、25、26、27、28、29、30および31のいずれかに記載の化合物、または薬学的に許容されるその塩を含組成物
  33. ヒトにおけるヒト呼吸器合胞体ウイルス感染を処置するための組成物であって、請求項1、2、3、4、5、6、7、8、9、10、11、12、13、14、15、16、17、18、19、20、21、22、23、24、25、26、27、28、29、30および31のいずれかに記載の化合物、または薬学的に許容されるその塩を含組成物
  34. 請求項1、2、3、4、5、6、7、8、9、10、11、12、13、14、15、16、17、18、19、20、21、22、23、24、25、26、27、28、29、30および31のいずれかに記載の化合物または薬学的に許容されるその塩、ならびに薬学的に許容される担体または添加剤を含む医薬組成物。
  35. 請求項1、2、3、4、5、6、7、8、9、10、11、12、13、14、15、16、17、18、19、20、21、22、23、24、25、26、27、28、29、30および31のいずれかに記載の化合物、または薬学的に許容されるその塩が使用されることを特徴とする、ヒトにおけるPneumovirinaeウイルス感染または呼吸器合胞体ウイルス感染の処置が意図されている医薬を製造する方法。
  36. ヒトにおけるPneumovirinaeウイルス感染または呼吸器合胞体ウイルス感染の処置に使用するための組成物であって、請求項1、2、3、4、5、6、7、8、9、10、11、12、13、14、15、16、17、18、19、20、21、22、23、24、25、26、27、28、29、30および31のいずれかに記載の化合物、または薬学的に許容されるその塩を含む組成物
  37. ヒトにおいてPneumovirinaeウイルス感染または呼吸器合胞体ウイルス感染を処置するのに有用な医薬の調製における、請求項1、2、3、4、5、6、7、8、9、10、11、12、13、14、15、16、17、18、19、20、21、22、23、24、25、26、27、28、29、30および31のいずれかに記載の化合物、または薬学的に許容されるその塩の使用。
  38. 本明細書において記載されている化合物。
  39. ヒトにおけるヒト呼吸器合胞体ウイルス感染を処置する方法において使用するための組合せ物であって、請求項1、2、3、4、5、6、7、8、9、10、11、12、13、14、15、16、17、18、19、20、21、22、23、24、25、26、27、28、29、30および31のいずれかに記載の化合物、または薬学的に許容されるその塩、溶媒和物および/もしくはエステル、ならびに少なくとも1種の追加の活性治療剤を含む組合せ物
  40. ヒトにおけるヒト呼吸器合胞体ウイルス感染を処置する方法であって、式(I)の化合物、または薬学的に許容されるその塩、溶媒和物および/もしくはエステル、ならびに少なくとも1種の追加の活性治療剤を前記ヒトに投与するステップを含む方法において使用するための組成物であって、請求項1、2、3、4、5、6、7、8、9、10、11、12、13、14、15、16、17、18、19、20、21、22、23、24、25、26、27、28、29、30および31のいずれかに記載の化合物、または薬学的に許容されるその塩、溶媒和物および/もしくはエステルを含む組成物
  41. ヒトにおけるヒト呼吸器合胞体ウイルス感染を処置する方法において使用するための組合せ物であって、式(II)、式(III)の化合物、もしくは本明細書における実施例の具体的な化合物のうちの一つ、または薬学的に許容されるその塩、溶媒和物および/もしくはエステル、ならびに少なくとも1種の追加の活性治療剤を含む組合せ物
  42. ヒトにおけるヒト呼吸器合胞体ウイルス感染を処置する方法であって、式(II)、式(III)の化合物、もしくは本明細書における実施例の具体的な化合物のうちの一つ、または薬学的に許容されるその塩、溶媒和物および/もしくはエステル、ならびに少なくとも1種の追加の活性治療剤を前記ヒトに投与するステップを含む方法において使用するための組成物であって、式(II)、式(III)の化合物、もしくは本明細書における実施例の具体的な化合物のうちの一つ、または薬学的に許容されるその塩、溶媒和物および/もしくはエステルを含む組成物
  43. ヒト呼吸器合胞体ウイルス感染の処置を必要とするヒトであって、細気管支炎にも罹っているヒトにおいて、ヒト呼吸器合胞体ウイルス感染を処置する方法において使用するための組成物であって、式(I)、式(II)、式(III)の化合物、もしくは本明細書における実施例の具体的な化合物のうちの一つ、または薬学的に許容されるその塩、溶媒和物および/もしくはエステルを含む組成物
  44. ヒト呼吸器合胞体ウイルス感染の処置を必要とするヒトであって、肺炎にも罹っているヒトにおいて、ヒト呼吸器合胞体ウイルス感染を処置する方法において使用するための組成物であって、式(I)、式(II)、式(III)の化合物、もしくは本明細書における実施例の具体的な化合物のうちの一つ、または薬学的に許容されるその塩、溶媒和物および/もしくはエステルを含む組成物
  45. ヒト呼吸器合胞体ウイルス感染を罹っているヒトにおける呼吸器の症状を改善する方法において使用するための組成物であって、式(I)、式(II)、式(III)の化合物、もしくは本明細書における実施例の具体的な化合物のうちの一つ、または薬学的に許容されるその塩、溶媒和物および/もしくはエステルを含む組成物
  46. ヒトにおけるヒト呼吸器合胞体ウイルス感染またはヒトにおけるPneumovirinaeウイルス感染の処置における、同時、別々または逐次使用のための組合せ調製物としての組成物であって、式(I)、式(II)、式(III)の化合物、もしくは本明細書における実施例の具体的な化合物のうちの一つ、または薬学的に許容されるその塩、溶媒和物および/もしくはエステルを含む組成物
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